JPS5992469A - 磁気テ−プ装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は前面に関口部を有するテープカセットより磁気
テープを引出し、テープカセットの外部に設装置した磁
気ヘッドに磁気テープを所定角添接して走行させ、信号
の記録／再生を行なうＶＴＲ等の磁気テープ装置に関す
るものである。

従来例の構成とその問題点 一般に、カセット式ビデオテープレコーダのような磁気
テープ装置では、磁気テープを前記テープカセットの開
口部から引出し得る第１位置と前記磁気テープをテープ
カセットの外部に引き出して前記磁気ヘッドに添接させ
得る第２位置との間を往復移動する磁気テープ引出し手
段を有し、特に前記第２位置においては磁気テープと磁
気ヘッド間で正確な信号の記録再生を行なうために磁気
テープの磁気ヘッドに対する巻回角を正確に決定する第
２位置の停止位置精度を高めると共に安定して固定する
１こめに前記第２位置にストッパを配置し、前記磁気テ
ープ引出し手段を弾性部材等で抑圧固定することが行な
われているが、ｎ記第１位置における磁気テープ引出し
手段の位置決定については、磁気テープ引出し手段の構
成部品の機械的精度を向上させる方法や磁気テープ引出
し段にデテント手段を設ける方法を採用している１が一
般的であった。しかしこれらの方法は前記（成部品のば
らつきゃ磁気テープ引出し手段の駆１部のバックラッシ
ュにより前記第１位置におけ；位置が安定しにくいとい
った問題があった。そＣため、テープカセットを装置に
装着するとき磁気テープ引出し手段がテープカセットの
開口部に眉らかに入らず、テープカセットの開口部を形
成する壁部に当接してテープカセットや磁気テープ弓出
し手段に損傷を与えたり、或いは磁気テープＣζ接触し
て磁気テープに損傷を与える等の重大な４故が発生しや
すかった。

発明の目的 本発明は上記従来の欠点を解消するもので、磁気テープ
引出し手段の前記第１位置における位置精度を向上させ
、又テープカセットや′ＪＲ気テープ引出し手段、磁気
テープに損傷を与えないようにスルコトを目的とする。

発明の構成 ト　　　　上記目的を達成するため１本発明の磁気テー
プＤ　　装置′は、磁気テープを巻回したリールハブを
内蔵陶　　し、前面部に開口部を有するテープカセット
を用功　　　い、コノカセットより前記磁気テープを引
き出し５　　　テープカセット外部に設置する磁気ヘッ
ドｌζ添接）　　　して走行させ信号を記録／再生する
ように構成し。

九　　　前記テープカセット内の磁気テープを前記開口
部腎　　　より引き出し得る第１位置と前記磁気テープ
をチーフカセットの外部に引き出して前記磁気ヘッド１
　　　に添接させ得る第２位置との間を往復移動する磁
気テープ引出し手段と、この磁気テープ引出し手段を前
記第１位置にて弾性部材で抑圧固定する抑圧固定手段を
具備したものである。

実施例の説明 以下１本発明の実施例について１図面に基づいて説明す
る。先ず第１実施例について第１図〜第１０図に基づき
説明する０第１図と第８因は本実施例の上面図を示す。

図中、基板（２３の上面に植立せる軸（４）、　（６）
に各々回転自在に遊嵌された巻取リール台ＯＱおよび供
給リール台（財）は、カセット叫を装合し、前記両す−
ル台部、（２）に設けた爪（８）により一体的に回転し
得る。第２図はリール台駆動系の断面図を示すが、巻取
リール台ＱＱ　、供給リール台（ロ）はそれぞれリール
歯車■、（転）を有し、これらリール歯車部、（Ｌ４！
Ｊは基板（２）上に植立せる軸曽、−に回転自在に遊嵌
せる巻取リールアイドラギヤユニット知、供給リールア
イドラギヤユニット髄とそれゼれ噛合し回転駆動される
。巻取り一ルアイドラギャユニット（イ）および供給リ
ールアイドラギヤユニット關は第２図に示すようにそれ
ぞれ巻取リールアイドラギヤ（５４ａ　）と供給リール
アイドラギヤ（６４ａ）の回転がフェルト１５Ｇ、−等
の轄擦部材を用いたクラッチ手段を介してリール歯車Ｈ
，（イ）に噛合する巻取リールアイドラギヤ（５４ｂ）
と、供給リールアイドラギヤ（６４ｂ）に伝達される構
造となっている。一方、基板（２）に固定された軸受部
材間に軸支されたキャプスタン（７旧よ、その一部に回
転ローラ部（７４１を有し、この回転ローラ部（７荀に
所定の圧着力を付与されて圧着しているメインアイドラ
（至）に′その回転を伝達する。メインアイドラｆｆｌ
は一体に構成されたプーリ部間と基板（２）に植立され
た軸−に回転自在に遊嵌した中継ローラ曽との間にベル
ト（財）を張架されており、その回転を中継ローラーに
伝達する。前記軸（イ）には一端に回転自在なアイドラ
ギヤ国を軸支した回動アーム（へ）が遊嵌されると共に
外周に多極着磁されたマグネット（ト）が前記軸（イ）
とほぼ同心となるように一体に載置されティる。さらに
前記中継ローラ国の内周にはマグネット翰と所定のクリ
アランスをあけて対向すべく磁気的にヒステリシス特性
を持つ磁性材料（社）が固定され、前記マグネット硼と
の間に所定の吸引力を発生し、中継ローラ田の回転方向
と同一方向の回転力を回動アーム倒に付与する。さらに
前記アイドラギヤ田は常時中継ローラ國に設けた歯車部
（財）と噛合するよう構成されると共に装置の動作態様
に応じて中継ローラーの回転によって前記巻取リールア
イドラギヤ（５４ａ）或いは供給リールアイドラギヤ（
６４ａ）の何れかに噛合して、キャプスタンＵ２の回転
をその回転方向に応じ前記巻取リール台ＧＯ又は供給リ
ール台曹へ選択的に伝達する構成になっている。基板（
２）糞植立した軸Ｑ１９には回動自在にピンチローラレ
バーに）が遊嵌してあり、このピンチローラレバー四の
一端に植立された軸（財）ニ１．ｔ　ヒ：／チローラ（
１９２）が回転自在に支承されている。基板（２）に植
立した軸に）には回動自在でかつ長手方向に摺動自在な
ごとく長穴（ハ）を設けた圧着レバーに）が遊嵌されそ
の一端に植立したピン■には回動自在に連結アーム（７
）が遊嵌されると共にこの連結アームに）の他端は前記
ピンチローラレバー四の他端に植立されたピン（至）に
回動自在に遊嵌されている。また圧着レバー■の他端に
はばねかけ部（６）が形成されており、引張りばね■が
前記軸（ホ）とばねかけ部（６）の間に張架され、圧着
レバー（２）を第１図上方向に付勢し、長穴（ハ）の端
部と軸（ホ）が当接した状態になっている。即ちピンチ
ローラレバーａと連結アーム■と圧着レバーに）でいわ
ゆるトグル機構を構成していることになる。また、圧着
レバーに）の他端にはピンに）が基板（２）に設けた穴
（図示せず）を通し装置の裏面方向に伸び後述するメ・
インロッド（財）に設けた曲げ部Ｃ！υに当接するよう
構成されＣいる。かて、第１図でメインロッド（７）が
左方向に第８図に示す位置まで移動すると。

曲げ部（ロ）がピンに）に当接しているので圧着レバー
（イ）は時計方向に回動され、ピンチローラレバー（イ
）は反時計方向にピンチローラ（１９２）がキャプスタ
ン（７２に当接するまで回動する。ピンチローラレバー
（イ）はその後は回動されないが、圧着レバー（イ）は
時計方向の回動を続けるので引張りばね■の付勢カニ抗
して圧着レバー（２）は長穴（ハ）に案内さレテ第８図
下方向に移動し、同時にピンチロー５　（１９２）は所
定の圧着力でキャプスタンｇ匂に圧着されることになる
。再生態様では第８図に示すように供給リールハブσΩ
上に巻回された磁気テープ（１８０）は。

カセット（７）の前面よりガイドポスト（ホ）、叫およ
び鋤、＠を植立したテープ引出し部材（１８２）、（１
８８）を後述するように、それぞれガイド溝（ロ）、０
３で案内して固定部材（１８４）、　（１８５）まで移
動することにより引き出されており、回転磁気ヘッド（
１８６）　トノオーディオ信号記録／再生用の固定ヘッ
ド（１８８）却よび基板（２）に丙寅したテープガイド
（１９０）に添接する。さらにキャプスタン（２）は第
８図で時計方向に回転をしているので２メインアイドラ
（７Ｑは第８図で反時計方向に回転し、ベルト（財）、
中継ローラーも＠８図で反時計方向に回転する。従って
回動アーム（へ）は軸ｅｏを中心に第８図で反時計方向
の回動力を付与され、第８図で時計方向に回動している
アイドラギヤーは巻取リールアイドラギヤ（５４ａ）に
噛合するので前記したクラッチ手段を介して巻取リール
台Ｑ１は時計方向に回転し、前記ピンチローラ（１９２
）とキャプスタン轢の協働で定速送りされた磁気テープ
（１８０）をたるむことなく巻取リールハブ（財）に巻
回していく。−力筒４図に示す基板（２）の裏面にはモ
ータ（図示せず）によって駆動される駆動両車（１６０
）が設けられ基板（２）に植立されたＭ　（ｘ８４）に
回転自在に支承され外周に歯車部（１４Ｂ）を有する回
転体（１４２）と噛合している。

更にこの回転体（１４２）は同様に外周に歯車部（１７
０）を有するカム（１６２）とも噛合している。このカ
ム（１６２）は基板（２）に植立した軸（１６４）に支
承され。

第１θ図に示す如＜８６０°以上にわたる溝（１６６）
を有する確動カムになっており、そのリフト曲線は第１
０図に示す如くリフト量が変化する区間でのみ後述する
カムフォロア（１４６）が移動するようにしである。更
に基板（２）の裏側には巻取リール台００の回動軸（４
）および巻取リールアイドラギヤユニット（ハ）の回転
軸（４）が表面より伸びると共にガイド軸（１８２）。

前記カム（１６２）の回動軸（１６４）が植立されてお
り。

前記カム（１６２）の溝（１６６）に係合するカムフォ
ロア（１４６）を有するメインロッドに）が、このメイ
ンロッド（財）に設けたガイド溝（至）、（ロ）、（至
）、θｐに沿って往復移動自在に遊嵌しである。前記カ
ム（１６２）は溝（１６６）の設けてない端面に一部の
歯を取除いた部分歯車（財）を有し、溝（１６６）とは
一定の角度関係となるよう構成されている。そして第４
図に示す停止態様からカム（１６２）が第４図時計方向
に一定角度回転をするとギヤ部を有する第１扇形歯車に
）に噛合し、テープ引出し部材（１８２）、（１８８）
を移動せしめる構成となっている。ここで、第４図から
第９図を参照して前記テープ引出し部材（１８２）、（
１８Ｂ）が停止態様である第１図或いは第４図の位置か
ら再生態様を示す第３図の固定部材（１８４）、（１８
５）にガイドポスト（ハ）、（ハ）が当接圧着する位１
ｄまで移動する動作について詳細に説明する。第４図お
よび第５図は停止態様における位１Ｎ関係を示す。部分
歯車θ罎と噛合可能な第１扇形歯車に）は基板（２）に
植立された軸（５υに回動自在に遊嵌さｎると共にギヤ
部を有する第２扇形歯車働と一体に成形されている。（
２）は＠１扇形歯車（１−’９および第２扇形歯車（埒
と一体に成形されたアームで先端には抑圧ピン關が植立
されている。いηはギヤ部を有する第８扇形歯車で、基
板（２］に植立された軸−に回動自在に遊嵌さ第１ると
共に前記第２扇形歯車ぐ１と噛合している。（財）は後
述するカム面１（至）を有する穴Ｉｌｌを明けたアーム
で、この穴（６υには前記押圧ピン關が前記カム面一に
当接可能なごとく入り込んでいる。

（１５４）は第１８形歯車６つに植立されたピンで、引
張りばね（１５２）が基板（２）との間に張架され、第
４図および第５図の停止態様においては一体に成形され
た第１扇形歯車に）と第２扇形歯車（へ）に第４図時計
・方向の回動力を付与している。（（ト）は第８扇形歯
車のηとアーム鏝と一体的に軸輪を中心に回動可能なギ
ヤ部を有する第４扇形歯車で、基板（２）に植立した軸
（財）を中心に回転可能なギヤであるところの第１０−
デイング歯車−に噛合している。り１）は第１０−ディ
ング歯車−と一体に軸重を中心ニ回転可能なギヤである
ところの第２０−デイング歯車で、基板（２）に植立さ
れた軸（２）に回転可能に遊嵌されたギヤであるところ
の第８０−デイング歯車ｆ７５）と噛合し同期回転する
。（２）は左側ローディング第１アームで、前記軸釣に
回動自在に遊嵌されると共に、第５肉、第９図に示すよ
うにこの左側ローディング第１アーム−に設けたばねか
け□□□と第２０−デイング歯車（７１１に植立したピ
ン−との間に引張りばね６１１を張架させ、前記左側ロ
ーディング第１アーム（２）に設けたストッパーと前記
ピン（ト）を当接させることにより左側ローディング第
１アームｈと第２０−デイング歯車（２）とを一体化し
共に回転するよう構成しである。左側ローディング第１
アームＱηの一端にはピン−により左側ローディン’！
第２７−ム啼が回動自在に結合されると共に左側ローデ
ィング第２アーム啼の他端には穴・Ｊがあけられ、前記
テープ引出し部１（１８２）に植立したピン（９３）と
保合関係にある。ａｌｌｉｌは右側ローディング第１ア
ームであるが、前記第８０−デイング歯車四とは前記し
た左側ローディング第１アーム（２）と第２０−デイン
グ歯車」間と同様の構成となっており、他端も同様にピ
ン匈により右側ローディ”／’ｌ”第２７−ムーが回動
自在に結合されており。

この右側ローディング第２アーム淵の他端に明けられた
穴（１０１）は削工記テープ引出し部材Ｃｌ８Ｂ）に植
立されたピン（１０８）と係合関係にある。このとき前
記したように引張りばね（１５２）の付勢力により第２
扇形歯車θのは第５図時計方向の回動力を与えられてい
るので、この第２扇形歯車ｃ侍と噛合している第３扇形
歯車炉ηおよびこのｆｊ！Ｊ８の閲形歯車■と一体的な
第４扇形歯車−は第５図時計方向の回動力を受ける。そ
して第４扇形歯車■と噛合している。第１０−デイング
歯車四と第２０−デイング歯車ヴ旧よ第５図時計方向の
回動力を受け。

第２”ｏ−ティング歯車ｆｆ１ｌと噛合している第８０
−デイング歯車四は第５図反時計方向の回動力を受ける
。従って前記第２０−ディング歯車（７υと一体的に回
動し得る左側ローディング第１アーム笥と左側ローディ
ング第２アームけηも第５図時計方向の回動力を受ける
のでピン陣が左側ローディング第２アーム（財）に明け
た穴ａｌｌと係合関係にあるテープ引出し部材（１８２
）は第５図時計方向に付勢され、ガイド溝Ｑυの端部に
設けた固定壁（１１５ａ）に前記ピンｆ９３１が押圧さ
れることになる。しかもテープ引出し部材（１８２）に
はガイド溝０ηの溝幅と略同径のガイドボス（１１７ａ
）、（１１９ａ）があって、これらがガイド溝０）に嵌
り合うようになっているので、テープ引出し部材（１８
２）は停止態様において、ピン曽と固定壁（１１５ａ）
により第５図時計方向の位置規制がなされると同時に、
ピン陣を中心とする回転動作も規制されることになる。

また同様に前記第８０−デイング歯車（至）と一体重に
回動し得る右側ローディング第１アーム（至）と右側ロ
ーディング第２アーム□□□は第５図反時計方向の回動
力を受けるのでピン（１０８）が右側ローディング第２
アーム−に明けた穴（１０１）と係合関係にあるテープ
引出し部材（１８８）は第４図矢印Ｂ方向に付勢され、
ガイド溝（至）の端部に設けた固定壁（１１５ｂ）に前
記ピン４１０８）が押圧されること′になる。またテー
プ引出し部材（１８Ｂ）にはガイド溝に）の溝幅と略同
径のガイドボス（１１７ｂ）、（１１９ｂ）があって、
これらがガイド溝（至）に嵌り合うようになっているの
で、テープ引出し部材（１８８）も停止態様において、
ピン（１０８）と固定壁（１１５ｂ）により第４図矢印
Ｂ方向の位置規制がなされると同時に、ピン（ＩＬＩ）
を中心とする回動動作も規制されることになる。従って
第１図に示すように停止態様においては、テープ引出し
部材（１８２）、　（１８８）に植立さｎたテープガイ
ドポストに）、に）と（イ）、＠はカセット（１）の開
口壁部（１２０）と磁気テープ（１８０）と所定の間隔
をあけて固定されていることになる。さてカム（１６２
）が第５図の位置から時語方向に回転し始めると、第１
０図に示すカム線図で回転角が４０°で部分歯車（財）
と第１扇形歯車（ト）は噛合を開始し第１扇形歯車に）
、第２扇形滑車に）は引張りばね（１５２）の付勢力に
抗して反時計方向に回転し始める。さらに第３扇形歯車
Ｇηと第１扇形歯車（（至）は時計方向に回転するので
第１０−デイング歯車突、第２０−デイング歯車（２）
。

左側ローディング第１アーム笥は反時計方向に回転し、
第１０−デイング歯車ｆｆ５は時計方向に回転するので
、右側ローディング第１アーム−は時計方向に回転し、
結果的にテープ引出し部材（１８２）、（１８８）はガ
イド溝０υ、（ト）に沿って移〜１１を開始する。

第６図はカム（１６２）は１０５°回転した状態を示す
。

このときはぎ１分歯車−から第１０−ディング歯車−１
第２０−デイング歯車（７１１、第３０−デイング歯車
（ハ）までの動きがすべて歯車列によってなされている
。続いてカム（１６２）が１６００まで回転した状態を
第７図に示す。このとき第２扇形歯車四と第８扇形歯車
（財）は噛合関係を離脱し、抑圧ピン州がアーム（財）
に設けたカム面一に当接を開始している。

またこのとき引張りばね（１５２）の一端を懸架してい
るピン（１５４）は死点を通過しており、引張りばね（
１５２）は伺勢力によって第１扇形歯車四とアーム（イ
）にピン（１５４）の死点通過前とは逆に第７図反時計
方向に回動力を与えることになり１部分歯車（ト）は＠
ｌ扇形歯車（ト）をより少ないトルクで回転律動できる
ことになる。またこの状態では左側ローディング第１ア
ーム（７ηと右側のローディング第１アーム！００は前
記テープ引出し部材（１８２）、（１８８）をガイドポ
スト＠、＠がそれぞれ固定部材（１８４）。

（１８５）に当接する位置まで移動せしめている。さら
にカム（１６２）が第７図の状態から第７図時計方向に
回転を続けると、第１扇形歯車叩は第７図で反時計方向
に回転し、アーム−は第２扇形歯車θＣと笛８扇形歯車
４５７）の噛合関係が離脱されているので抑圧ピンノ３
］によりカム面（Ｇ３）を押圧し時計方向に回転を続け
る。ｔＪｉＪ記したごとくテープガイドポスト＠、（ハ
）が固定部材（１８４）、（１８５）に当接しているの
で左側ローディング箇１アーム勾、右側ローディング（
ト）は第７図の状態以上には回動できず、その結果、−
第１０−デイング歯車−と第３０−デイング（ハ）は引
張りばね例、（１０９）の付勢力に抗してそれぞれ反時
計方向と時計方向の回転を続ける。

そしてカム（１６２）が回転角１８０°まで回転すると
部分餉車廖）と第１扇形歯車θつの吻合関係は離脱され
ると共に抑圧ピンの３）はカム面一の第７図水平部分に
位置するように構成されている。第８扇形歯車−の欠歯
部（１１１）は第２扇形歯車（へ）と第８扇形歯車／　
Ｆｒｎの噛合関係を離脱し、抑圧ピンｉａ＋とカム面一
が当接関係に移るときの歯の干渉をＶ、ｉぐために設け
たものである。カム（１６２）が回転角２０５°まで回
転し再生態・様となった状態を第８図に示す。前記した
ように第７図の状態から左側ローディング第１アームい
、右側ローディング第１アーム硼が回動し得ない状態で
第１０−デイング歯車−と第３０−デイング歯車（至）
がそれぞれ反時別方向と時語方向に回動したのでピン（
へ）とストッパ■間にはＩＪＩＩの隙間が生じ、同様に
右側ローディング第１アーム（至）に設けであるストッ
パーと第８０−デイング歯車ｆｆｉに植立したピン間に
もΔｅ′の隙間が生じている。結局、この隙間Δｇおよ
びΔｅ′は引張りばねｉ８υ％（１０９）の伸びに他な
らないが、この伸びに相当する力で前記ガイドポストＱ
％＠が固定部材（１８４）、（１８５）に押圧され磁気
テープ（１８０）が安定した状態で回転磁気ヘッド（１
８６）に添接されることになる。−万、前記引張りばね
ｆｌｌｌ’、　（１０９）による抑圧力は反力として第
１０−デイング歯車−１第８０−デイング歯車（至）を
それぞれ時計方向と反時刷方向に回転させようとするこ
とは自明であり。

従って第４扇形歯車■およびアーム−は反時計方向の回
動力を受けることになり、この回動力は抑圧ピン−に対
してこの抑圧ビン州がカム面一の第８図水平部分に位置
しているので第４図時計方向に印加されることになる。

ところがこの矢印Ａ方向は押圧ピン關と軸（９）を結ぶ
方向と一致する構成となっているため、この回動力はア
ーム■および第１扇形歯車−を回動させるに有効な力と
はなり得す、　Ｆ３ｔｔ記抑圧力の反力の存在にもかか
わらず第１扇形歯車に）は第８図の状態を保持でき、従
ってカム（１６２）・は第１扇形歯車−との噛合−係を
離脱したまま前記反力の影響を受けることなく時計方向
の回転を続けることが可能となる。次にカム（１６２）
の回転によるメインロッド−の移動と前記チー、プ引出
し部材の移動の関係を説明する。第４図に示す停止態様
からカム（１６２）が時計方向に回転角６０°回転する
と溝（１６６）に従動してメインロッド（財）は１．５
ｍｍ第４図右方向へ移動し曲げ部？旧よ圧着レバー（２
）のピン＠情を押圧するのでピンチローラ（１９２）は
キャプスタン四に近づく。カム（１６２）が回転を続け
て、回転角１８０°まで回転するとさらに２．５ｍｍ程
度メインロッドーは移動し、ピンチローラ（１９２）は
キャプスタン（７２１に当接するが圧着力を発生するに
は至らない。そしてカム（１６２）が回転角１８０°か
ら一２００°まで回転すると、さらにメインロッド（財
）は第４図右方向へ約４２ｍｍ移動しピンチローラ（１
９２）はキャプスタン（２）に引張りばね（ロ）により
所定の圧着力で圧着する。即ち第１０図に示したカムリ
フト曲線でも明らかであるが、ピンチローラ（１９２）
がキャプスタン（７）に圧着するためにカム（１６２）
に回転力を必要とする回転角度範囲とガイドポストの、
（イ）を固定部材（１８４）％（１８５）に圧着するた
めにカム（１６２）に回転力を必要とする回転角度範囲
が重なっていないということである。

次に動作について説明する。第１［９に示した停止態様
から再生釦（区１示せず）を押圧するとモータ（図示せ
ず）が回転し、駆動歯車（１６０）　、回転体（１４２
）をそれぞれ第４図時計方向と反時計方向に回転させカ
ム（１６２）が第４図右方向に回転を開始する。カム（
１６２）が回転角４０°回転すると部分歯車（財）と第
１扇形歯車に）が噛合を開始し引張りばね（１５２）に
よりガイド溝０υ、（至）の固定壁（１１５ａ）（１１
５ｂ）に圧着されていたテープ引出し部材（１８２）。

（１８８）をほぼ定速で移動させカセット（４）の外部
へ磁気テープ（１８０）を引出し始める。同時にメイン
ロッドＧｌ→も溝（１６６）に従動して第４図右方向へ
移動を始めピンチローラ（１９２）がキャプスタン（７
２方向に近づき始める。カム（１６２）は回転を続は回
転角１６０°まで回転すると第２扇形歯車に）と第８扇
形歯車伸ηの噛合関係は離脱され、押圧ピン關がカム面
一との当接関係に入りガイドポスト（ハ）、＠が固定部
材（１８４）、　（１８５）に当接され、さらにカム（
１６２）が回転角１８０°まで回転を続けると抑圧ピン
−がカム面一を摺動移動することにより前記ガイドポス
ト（社）、（ハ）を固定部材（１８４）、　（１８５）
に圧着することになる。このとき引張りはね（１５２）
による付勢力は第１扇形歯車に）とアーム■を＠７図反
時計方向。

に回動力を与えることになるので、一般に大きな負荷を
必要とする前記ガイドポスト■、翰の固定部材（１８４
）、（１８５）への圧着動作時の負荷を減じ。

モータ電流を大幅に減少させることになる。またこのと
き、カム面一の抑圧ビン關に対する圧力内示できるだけ
小さくすれば、さらに少ない力でガイドポストの、＠を
固定部材（１８４）、　（１８５）に圧着できることは
明らかである。このとき、カム（１６２）が回転角１８
０°まで回転しているので第１θ図に示すようにメイン
ロッドに）は第４図右方向へ約４ｍｍ移動しており、ピ
ンチローラ（１９２）がキャプスタンｆｆ２に当接を開
始する。さらにカム（１６２）が回転角２００°まで回
転を続けることでメインロッドに）は第４図右方向へ６
ｍｍ移動し、ピンチローラ（１９２）のキャプスタン（
２）に対する所定の圧着を完了する。

この圧着動作時においては、カム（１６２）の部分歯車
錦と第１扇形歯車−との噛合胸係は離脱されているので
、前記ガイドポスト叫、鋤の固定部材（１８４）、（１
８５）に対する圧着の反力を受けることなくカム（’１
６２）が回転していることは明白である。

カム（１６２）がさらに回転角２０５°まで回転すると
第１θ図カムリフト曲線は水平部分に入りスイッチ（硼
示せず）が動作しモータを停止してカム（１６２）の回
転を停止する。−万、このときキャプスタンヴ４は［＝
８図時計方向に回転し、メインアイドラ（７６１は第８
図で反時刷方向に回転させられる。従ってベルト図、中
継ローラ的１回動アーム−も第８図で反時計方向に回動
し、第３図時計方向に回転しているアイドラギヤ■は巻
取リールアイドラギヤ（５４ａ）と噛合し前記したクラ
ッチ手段を介して巻取’）　−ル台αＯは第３図で時計
方向に回転することニナリ、前記ピンチローラ（１９２
）とキャフスタン四の協働で定速送りされた磁気テープ
（１８０）をたるむことなく巻取リールハブα◆に巻回
し再生態様となる。次に停止釦（図示せず）を押圧した
場合はモータが逆転し、駆動歯車Ｃ１６０ハ回転体（１
４２）をそれぞれ第４図反時計方向と時計方向に回転さ
セ力゛ム（１６２）が第４図反時計方向に回転を始めて
ピンチローラ（１９２）とキャプスタン（２）を離間し
。

テープ引出し部材（１８２人（１８８）をカセット（１
）方向に移動させる。また、キャプスタンヴオは第８図
反時計方向に回転し、アイドラギヤ（ト）は供給リール
アイドラギヤ（６４ａ　）と噛合し、供給リール台饅を
第８図で反時計方向に回転させ、引出されていた磁気テ
ープをたるみなく供給リールハブａＱに巻回する。その
後、カム（１６２）が回転角Ｃまで回転するとスイッチ
が動作し、モータの回転を停止させてカム（１６２）を
停止させ、さらにキャプスクン四の回転も停止して第１
図に示す停止態様となる。

次に第１１図から第１８図に示す第２実施例について説
明する。第２実施例は第１実施例とは本発明の主要な要
件である磁気テープ引出し手段の停止態様対応位置にお
ける抑圧固定手段が異なるのみであるので、この押圧固
定手段の構成と動作についてのみ説明する。第１２図、
第１８図に示すように力Ａ　（１６２）の部分歯車鋳を
設けた面ｆとはガイド用突起壁＠ηが一体に設けられ、
同時に第１扇形歯車卿の一面にもガイド壁（１０５）、
　（１０−７）が一体に設けられている。そして第１２
図に示す停止態様においては前記第１扇形歯車に）のガ
イド壁（１０５）と（１０７）との間隙に前記カム（１
６２）のガイド用突起壁＠力が入りこむことにより第１
扇形歯車−の停止態様における位置が所定位置になるよ
うな構成になっている。また第１１図、第１２図に示す
ように、左側ローディング＠２アーム酷および右側ロー
ディング第２アームｉにはそれぞれピン（１２１ａ）、
　（１２１ｂ）が植立されると共にピン（１２１ａ）、
　（１２１ｂ）　ニはソレソれ板ばね（１２８ａ）、　
（１２１ｂ）が取り付けられている。

また左側ローディング第２アーム楠と右側ローディング
第２アームｉの端部にはそｎぞれ長穴ｏｂと（１０１’
）が明けられており、テープ引出し部材（１ｇ２）（１
ｇ＋）に植立されたピン（晒、（１０８）とそれぞれ係
合関係にある。そして前記長穴−と（１０１’）を貫通
したピン鏝、（１０ｇ）は停止態様において前記板ばね
（１２８ａ）、　（１２８ｂ）に当接し、さらに押圧さ
れている。即ち前記カム（１６２）のガイド用突起壁ぐ
っと第１扇形歯車（ハ）のガイド壁（１０５）、（１０
７）の協働により第１扇形歯車−が停止態様において第
１１図、第１２図で示すように所定位置に位置決めされ
たとき。

第１扇形歯車に）と連動した左側ローディング第２アー
ム關と右側ローディング第２アームｉは前記板ばネ（１
２８ａ）、　（１２８ｂ）　ト長穴（９］１、（１０１
’）（７）第１１図矢ＥＩＩＡ方向側の端部と矢印Ｂ方
向側の端部とによって挾まれていたピン（喝と（１０８
）が固定ｔｐＤｘ５ａ）（１１９ｂ）へ当接してからも
、それぞｆＬ＠ｌ１図矢印Ａ方矢印Ｂ方向に長穴面と（
１０ｘ’）ｓｔ沿って板ばね（１２８ａ）、（１２８ｂ
）を変形させながら移動することにより、この板ばね（
１２８ａ）、　（ｉ２８ｂ）の変形にょる反々でビン鏝
とＣｌ０８）は固定壁（１１５ａ入（１１９ｂ）へ押圧
され、従って磁気テープ引出し部材（１８２）、（１８
Ｂ）は第１１図に示した位置で精度良く位置決めされる
こ乏なる。なおピンｅｉ、（１０ｇ）を中心にした磁気
テープ引出し部材（１８２）、　（１８８）の回動規制
は第１の実施例と同様に磁気テープ引出し部材（１８２
）。

（１８Ｂ）に設けたガイドボス（１１７ａ）、（１１９
ａ）と（１１７ｂ）。

（ｚ１９ｂ）がそれぞれガイド溝０やとＱに嵌り合って
ぃることで行なっている。

発明の効果 以上述べたように１本発明によれば、磁気テープ引出し
手段をテープカセットから磁気テープを引き出し可能な
テープカセットの開口部に対応する位置で弾性部材によ
りガイド溝の端部固定壁に抑圧固定し、精度良く位置を
決定する構成としたので、テープカセットを磁気テープ
装置本体に装着する場合に、磁気テープ引出し手段のガ
イドポストがテープカセットの壁部に当接して、テープ
カセットやガイドポストに損傷を与えたり、磁気テープ
に接触して磁気テープに損傷を与えるという重大な事故
の発生を防ぎ、また振動によって磁気テープ引出し部材
の位置が変化することもなくなる一万、テープカセット
が小型化し前面開口部が小型化しても磁気テープ引出し
手段のガイドポストを開口部に対し確実に位置決めする
ことが可能となり、さらにはテープカセットを装置に装
着する際のカセットホルダーに対する精度にも余裕が生
じる等その実用上の効果は極めて大なるものがある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の第１実施例の停止態様での要部表面図
、第２図はリール駆動系の概略断面図。 第３図は再生聾様における要部表面図、＠４図は停止態
様における要部裏面図、第５図、第６図。 第７図および第８図はテープ引き出し部材の駆動部の動
作説明図、第９図は駆動部の概略断面図。 第１０図はカムのリフト曲線図、第１１図〜第１８図は
本発明の第２実施例を示し、第１１図は停止態様におけ
る要部裏面図、第１２図は磁気テープ引出し部材の押圧
固定手段の説明図、第１３図は磁気テープ引出し部材の
駆動部の概略断面図である。 （１）・・・カセット、（財）・・・部分歯車、１５・
・・第１扇形歯車、に）・・・メインロッド、＠・・・
第２扇形歯車、關・・・押圧ピン、−・・・カム面、−
・・・第４扇形歯車、四・・・第１０−デイング歯車、
σト・・第８０−デイング歯車、　（１２８ａ）、　（
１２８ｂ）　−板ばね、　（１６２）−・・カム。 （１６６）・・・溝、　（１８２）、（１８８）・・・
テープ引出し部材。 （１８４）、　（１８５）・・・固定部材第５図 Ｌ２ 第を図 第７図 第１図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、磁気テープを巻回したリールハブを内蔵し、前面部
   に開口部を有するテープカセットを用い。 このカセットより前記磁気テープを引き出しテープカセ
   ット外部に設置する磁気ヘッドに添接して走行させ信号
   を記録／再生するように構成し、σσ記テープカセット
   内の磁気テープを前記開口部より引き出し得る第１位置
   と前記磁気テープをテープカセットの外部に引き出して
   前記磁気ヘッドに添接させ得る第２位置との間を往復移
   動する磁気テープ引出し手段と、この磁気テープ引出し
   手段を前記第１位置にて弾性部材で抑圧固定する抑圧固
   定手段を具備した磁気テープ装置。