JPS599054B2 - 電子複写装置 - Google Patents

電子複写装置

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JPS599054B2
JPS599054B2 JP50130732A JP13073275A JPS599054B2 JP S599054 B2 JPS599054 B2 JP S599054B2 JP 50130732 A JP50130732 A JP 50130732A JP 13073275 A JP13073275 A JP 13073275A JP S599054 B2 JPS599054 B2 JP S599054B2
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JP50130732A
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正太郎 稲垣
盾臣 河野
健司 柴崎
友司 村田
良裕 中村
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Minolta Co Ltd
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Publication of JPS599054B2 publication Critical patent/JPS599054B2/ja
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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/70Detecting malfunctions relating to paper handling, e.g. jams
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/22Apparatus for electrographic processes using a charge pattern involving the combination of more than one step according to groups G03G13/02 - G03G13/20
    • G03G15/28Apparatus for electrographic processes using a charge pattern involving the combination of more than one step according to groups G03G13/02 - G03G13/20 in which projection is obtained by line scanning
    • G03G15/30Apparatus for electrographic processes using a charge pattern involving the combination of more than one step according to groups G03G13/02 - G03G13/20 in which projection is obtained by line scanning in which projection is formed on a drum

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  • Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)
  • Sheets, Magazines, And Separation Thereof (AREA)
  • Paper Feeding For Electrophotography (AREA)
  • Manual Feeding Of Sheets (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は電子複写装置に関し、さらに詳しくは、複写機
の複写動作に伴つて複写紙を機内に送り込む自動給紙機
構と、手差し挿入された複写紙を機内に送り込む手差し
給紙機構とを有する電子複写装置に関する。
電子複写装置においては、複写動作の開始に伴つて、複
写紙収納部から複写紙を機内へ送り込む自動給紙機構を
備えたものが一般的である。
これに対し、簡易な両面複写や特殊な用紙への複写等の
ために、手差しによつて複写紙を機内へ送り込んで複写
動作を実行することのできる、いわゆる手差給紙機構を
備えた複写装置も実用上の価値は大きい。そして、実用
的には、自動と手差しの両給紙機構を備え、必要に応じ
てそれらを切換えて使用できるようにした複写装置が使
い易く、利点が多い。
然るに、主として自動給紙機構に対応して効率良く複写
動作を実行するように構成されかつ制御される複写装置
に対して、複写紙の挿入のタイミングや速度等の点にお
いて不確定な要素を含む手差給紙機構を付加することは
、機構や制御がきわめて複雑になり、コスト高ともなる
ため、特に、複雑な機構や制御を要する転写型の複写装
置にあつては、自動、手差しの両給紙機構を備えたもの
は少く、一般に広く使用されるには至つていない。本発
明はこのような点に鑑みてなされたもので、自動給紙機
構による複写動作の制御を効率良く利用して、手差し挿
入される複写紙に対しても確実な同期関係が得られ、か
つ自動と手差しの給紙態様の切換えが容易な電子複写装
置を提供することを目的とするものである。以下、本発
明の実施例を図面に従つて説明する。
第1図は本発明を適用した転写型複写装置の構成の一例
を示す断面図である。複写装置1の略中央部には感光体
ドラム2がドラムシヤフト3に固定され矢印a方向に回
転可能に支持されており、この感光体ドラム2の外周に
はベルト状の感光体4が巻回されている。
ドラムシャフト3は、第2図に示すように感光体ドラム
2から適宜突出しており、この突出部3aにはドラム駆
動ギヤ5、ドラムカム6が離間して固設され、メインモ
ータ(図示せず。
)の駆動により適宜伝動手段を介してギア7によりドラ
ム駆動ギヤ5が回転し、感光体ドラム2、ドラムシヤフ
ト3とドラムカム6が一体的に回転する。そしてドラム
カム6の回転により、ドラムカム6の外周の適宜位置に
設けたスイツチSDl,SD2,SD3,SD4,SD
5を作動する。またドラムシャフト3にはドラム駆動ギ
ア5とドラムカム6との間で、かつドラムシヤフト3に
対して回転自在に制御カム駆動ギア8が嵌入されており
、さらにこの制御カム駆動ギア8には制御カム9が摩擦
係合している。制御カム駆動ギア8は前記ドラムシヤフ
ト3とは無関係な別の駆動伝達機構(図示せず。)を介
してギア10によつて回転駆動され、制御カム9を回転
し、制御カム9の外周の適宜位置に設けたスィツチSC
l,SC2を作動する。制御カム9のドラムカム6と対
面する面の外周部には、分離爪用レバー9a、支軸11
を介してスイツチ作動板9bおよびラツチ用作動ピン9
cが固設されている。
また第3図に示すように制御カム9の分離爪用レバー9
aとドラムシャフト3を挟んで対向する制御カム駆動ギ
ア8側の面には、ピン12aを介して大略への字状に形
成された制御カム規制レバー12が回転自在に支持され
ている。制御カム規制レバーは一端12bに設けたスプ
リング13により常時反時計方向に付勢されている。こ
の3fj12bは、通常は、制御カム1駆動ギア8の外
周近傍に設けたソレノイド14の作動軸に固設された係
止レバー15のドラムシヤフト3の軸方向に折曲した係
止片15aに係合して、制御カム駆動ギア8に一体的に
設けたラツチギア16と、制御カム規制レバー12の先
端ラツチ部12cとは非係合状態となつているため、当
初制御カム9は回転しない。そして、ソレノイド14が
励磁され係止レバー15が矢印K方向に移動されると、
係止片15aと制御カム規制レバー12の一端12bと
の係止が解かれ、制御カム規制レバー12が反時計方向
に回動し、先端ラツチ部12cがラツチギア16に係合
して、制御カム9に1駆動ギア8の回転を確実に伝える
ようになつている。制御カム規制レバー12の上部には
現像器作動スィツチSKlを駆動するための作動レバー
17、および作動レバー17を所定位置に保持するため
の保持レバー18が、それぞれ一端側に設けたピン17
a,18aを介して適宜フレーム(図示せず。)に揺動
可能に支持されている。作動レバー17および保持レバ
ー18はそれぞれスプリング(図示せず。)により矢印
RおよびS方向に付勢されており、作動レバー17は一
点鎖線の位置に、また保持レバー18は実線の位置にあ
る。そして、制御カム9が回転し、スイツチ作動板9b
が作動レバー17に当接すると、作動レバー17は時計
方向に回転して、作動レバー17のドラムシャフト3の
軸方向に平行に折曲した係止片17bが、保持レバー1
8の中央部に設けた段部18bに入り込み、作動レバー
17を実線の位置に保持してラツチスイツチSKlをオ
ンの状態で保持する。一方ドラムカム6の制御カム9側
の適宜位置に設けたピン6・aがドラムカム6の回転に
より保持レバー18の他端に当接して保持レバー18が
時計方向に回転させられ一点鎖線で示す位置に移動する
と、作動レバー17はスプリングの付勢力により原位置
に復帰してラツチスイツチSKlをオフとする。再び第
1図において、上記感光体ドラム2の上方には、安定板
の中心にワイヤ電極70aを設けた帯電用チャージャ7
0゛が設けられており、マイナス電荷を感光体4上に加
える。一方感光体ドラム2の回転速度と同一速度で原稿
台19は矢印b方向に走査駆動されるとともに、冷却フ
アン20により冷却されている露光ランプ21の光が原
稿台19を下から照射している。露光ランプ21の光C
は原稿台19に設けたガラス面22を介してガラス面2
2に載置された原稿23に照射され、この反射光は適宜
位置に設けたミラー24、ミラーレンズ25、ミラー2
6,27で順に反射されて感光体ドラム2の感光体4に
像を結ぶ。なおミラーレンズ25の倍率は1とされてお
り、原稿23の読取りと同一の大きさの像が感光体4に
撮像される。感光体ドラム2はミラー27からの光が強
い位置すなわち原稿23の濃度の低いところに相当する
部分ではマイナス電荷がなくなり、光が弱い位置すなわ
ち原稿23の濃度の高いところに相当する部分のみマイ
ナス電荷が残り、静電潜像を形成する。感光体ドラム2
の図上左方に設けられたトナー補給用ローラ(図示しな
い。
)、現像剤拡散用ローラ28a、現像剤攪拌ローラ28
bを備えた現像機28のトナータンク29に格納されて
いるトナーは、鉄粉などの強磁性よりなるキャリヤーと
の摩擦によつてプラスに帯電される。このプラスに帯電
されたトナーは磁石を内蔵する弱磁性体のスリーブ30
の回転にともなつて、該スリーブ30を介して感光体ド
ラム2の感光体4の表面のマイナスに帯電された部分に
付着して静電潜像を可視化する。一方、図上左方に設け
られた芯筒31に複写用のシート32がロール状に巻回
されて保持されており、先端32aは一対の給紙ローラ
33a,33bに嵌入され、給紙ローラ33a,33b
が回転駆動されると、シート32の先端は感光体ドラム
2の周速度と同一速度で矢印e方向に搬送される。
シート32の搬送路に沿つて搬送用ガイド板34が設け
られており、この搬送用ガイド板34と上記給紙ローラ
33a,33bとの間にはカツタ一35a,35bが配
置されている。また搬送用ガイド板34に沿つて、搬送
ローラ36a,36b,36cを三角形状に配置し、シ
ート32はこの搬送ローラ36a,36b,36cに適
宜張力を加えて巻回されたベルト37と搬送用ガイド板
34との間に挟まれて矢印e方向に搬送される。このシ
ート32の搬送路上で、かつ搬送用ローラ36a,36
bの間には、適宜間隔を置いて先端検出スイツチSPl
、および後端検出スィツチSP2が設けられている。ロ
ール状に巻回されたシート32の上部には、第4図に詳
細に示すように、手差給紙機構が設けられている。
この手差給紙機構は、上記搬送用ガイド板34が延在す
る手差給紙口38に手差カバー39が回動自在に装着さ
れ、手差カバー39は通常は実線の位置にあり、手差給
紙口38を閉じており、手差し送りをなす場合は手差カ
バー39を矢印T方向に回動し、破線の位置に倒すと、
適宜位置に設けた手差しカバースイツチSU5a,SU
5b,SU5c,SU5dが作動するとともに、手差給
紙口38が開かれ、手差しカバー39の上面が手差しガ
イド面となる。搬送用ガイド板34による搬送路上でか
つ、手差給紙口38の近傍には一対のローラ40a,4
0bが設けられ、手差給紙口38に差込まれたシートを
搬送用ガイド板34に沿つて矢印f方向に搬送する。ロ
ーラ40a,40bの両側にはシートの通過によつて作
動する手差検出スイツチSP3および一時停止スイツチ
SP4a,SP4bがそれぞれ設けられている。第1図
において、感光体ドラム2の下方に軸方向に設けられた
転写チャージャ41は、上記帯電用チヤージ18と同様
な構造を有しており、ワイヤ電極41aにはマイナスの
高電圧が印加されている。
このワイヤ電極41aのマイナス高電圧によつて、感光
体ドラム2に付着されたトナーが感光体ドラム2の転写
部に搬送されてきたシート上に転写される。このトナー
が付着されたシートは、感光体ドラム2の外周近傍に設
けた分離爪42が破線で示す位置に回動して感光体ドラ
ム2から剥離され、上記ベルト37と同一方向に搬送ロ
ーラ43a,43bによつて移動する搬送ベルト43上
に載置される。搬送ベルト43の表面上には一様に吸気
用の孔(図示しない。)が設けられており、フアンモー
タM4の吸引力が搬送ベルト43の孔を介してシートに
作用し、シートを搬送ベルト43表面に吸着しながら搬
送する。また搬送ベルト43近傍の適宜位置には、剥離
後のシートの存在を検出するシート分離スイツチSP5
が設けられている。定着用ローラ44a,44bは、上
記搬送ベルト43の図上右側に設けられており、それぞ
れ金属芯を有し、表面はシリコーンゴム層で形成され、
表面温度が内部に設けたヒータHl,H2によって所定
温度に保たれるようになつている。
そして、トナーを転写されたシートが定着用ローラ44
a,44bを通過すると、熱によりトナーがシートに融
着する。このトナーが融着されたシートは排出ローラ4
5a,45bにより装置1外部に排出されるとともに、
排出検出スイツチSP6によつて検出される。一方、感
光体ドラム2の帯電電荷を除去する第1イレーサランプ
46は分離爪42の上側に設けられ、この第1イレーサ
ランプ46の上部には、除電用チヤージャ47が、また
、その上部にはクリーナ48が、さらにクリーナ48と
帯電用チヤージヤ70との間にはクリーナブラシ50に
より摩擦帯電された電荷を除去する第2イレーサランプ
49が設けられている。
除電用チャージヤ47のワイヤ電極47aには第1イレ
ーサ46によつて除去できなかつたマイナス電荷を除去
しトナーと感光体4の電気的な吸着をなくするために交
流電圧が印加されている。
クリーナ48は矢印g方向に高速回転するブラシ50と
、トナーの粒子径よりも小さい孔を無数に有するフイル
タ51a、空気を矢印h方向に吸引するクリーナモータ
M5とからなるフィルタ装置51とから構成されている
。第5図は第1図に示した複写装置1の各ローラ等の駆
動系を示す。
主駆動モータM1でギア52を回転して、給紙クラツチ
CLlの軸に固定されたギア53、スキャンクラッチC
L2の軸に固定されたギア54、リターンクラツチCL
3の軸に固定されたギア55、感光体ドラム2のドラム
シヤフト3に固定されたギア5、搬送用ローラ36cの
軸に固定されたギア56、搬送ローラ43bの軸に固定
されたギア57を夫々回転する。ギア53の回転は、給
紙クラツチCLlが通電されているときは、給紙ローラ
33bの軸に固定されているギア58に、定着用ローラ
44bの軸に固定されたギア59を介して伝えられるが
、手差しによる給紙操作のときは、ローラ40bの軸に
固定されたギア60に回転力がギア59を介して伝えら
れる。また、スキャンクラツチCL2に通電されている
ときは、ギア54の回転は、原稿台19のラツク(図示
しない。)に伝えられ、原稿台19は第1図において矢
印b方向に移動し、リターンクラツチCL3が通電され
ると、ギア55の回転が原稿台19のラツクに伝えられ
、原稿台19は上記とは逆方向に移動する。搬送用ロー
ラ43bに固定されたギア57からは排出用ローラ45
bの軸に固定からたギア60にチエンが装架され、回転
が伝達される。
ドラムシヤフト3を駆動するギア5の回転はギア10に
伝達され、制御カム駆動ギア8を感光体ドラム2の回転
周期よりもわずかに短い回転周期で回転する。
現像モータM2の回転軸に固定されたギア62の回転は
、スリーブ30の軸に固定されたギア63及びトナー補
給用ローラ(図示せず。
)、現像剤拡散用ローラ28a、現像剤攪拌用羽根28
bを回転するためのギア64に伝達され、回転駆動され
る。冷却モータM3の軸は冷却フアン20に直接固定さ
れ回転,駆動されており、またクリーナモータM3に設
けたギア64の回転がベルト65を介してブラシ50に
設けたギア66に伝達される。
第6図は上記構成の複写装置の各機構部を制御する制御
回路を示すもので、制御回路は、電源回路80と、定着
ローラ44a,44bを加熱するヒータHl,H2を所
定温度に制御する温度調節回路81と、停電し、電源復
旧後の複写動作を円滑に行うための停電保護回路82と
、複写時にのみ電源供給制御するオートシヤツト回路8
3と、手差し給紙による複写を行うための手差し駆動回
路84および複写工程中の紙づまりを検出するジャム検
出回路85とからなつている。
次に上記構成よりなる複写装置の動作について説明する
まず、原稿台19のガラス面22上に所望の大きさの原
稿23が載置され電源スィツチSUl,SUl′がオン
(第7図イ)とされると図中下段の回路にトランス88
を介して通電され、リレーR8が作動し、接点8a1,
8a2が閉となつて自己保持し、全回路に電源が供給さ
れる。
これにより温度調節回路81の制御回路86からは、上
ヒータH1に加熱電圧(第7図ソ,ケ)が直接加えられ
るとともに、下ヒータH2の加熱電圧の位相制御を行う
ためのトラィアツク87に点弧パルスが加えられ、ヒー
タHl,H2が所定温度まで加熱される。一方、トラン
ス88の2次巻線側の低電圧が全波整流器89、平滑コ
ンデンサ90、をそれぞれ介して電源表示パイロツトラ
ンプ91および待機表示パイロツトランプ92が点灯す
る。そして、ヒータH1の温度があらかじめ設定された
温度になつたとき、リレーR1が作動し常閉接点1bが
開き待機表示パイロツトランプ92が消灯するとともに
、常開接点1aが閉じる。上記の状態で、複写装置1の
適宜位置に設けたマルチダイヤル(図示せず。)を操作
して、2枚連続複写を行う場合、ダイヤルがゞ2″を表
示するようにセツトする(第7図ル)。これにより、マ
ルチダイヤルスイッチSU2が接点bから接点aに切換
るとともに、スイツチSU2″が閉じ、抵抗93を介し
て充電されていたコンデンサ94は抵抗95を介して充
電されつづける。この場合、原稿台19は定位置にあり
、原稿台定位置検出スイツチSEl,SE「,SEl″
,SEドは図示の状態にあり、また制御カム9も停止位
置にあり、スィツチSClが図示の状態で、スイツチS
E『,SEl7,SClが閉となつている。
ここで、プリントスイツチSU3,SU3′がオンされ
ると(第7図口)、スィツチSU3の閉によつて電源が
抵抗93、スィツチSU3を介してトランジスタ96の
ベースに印加され、トランジスタ96をオンしてリレー
R3が励磁され、常開接点3a1が閉じられリレーR3
を自己保持(第7図ツ)する。
リレーR3の励磁により、常開接点3a2が閉じられ、
後段の回路に電源を供給する。また常開接点3a3,3
a4が閉じ、王駆動モータM1、冷却モータM3、イレ
ーサランプ47,50、除電用チヤージャ1駆動トラン
ス97およびサクシヨンモータM4、クリーナモータM
5が作動する(第7図ム)するとともに、クラツチ機構
等を駆動するための全波整流器98に電源が供給される
。スイツチSU3lの閉により、リレーR2が励磁され
常開接点2a1が閉じ、リレーR2が自己保持(第7図
ネ)される。主駆動モータM1の作動により、感光体ド
ラム2およびドラムカム6が回転し始め、ドラムカム6
によりまず第1ドラム信号スィツチSDlが閉(第7図
ハ)となる。この第1ドラム信号スイツチSDlの閉に
よつて、キープリレーR4のセツトコイルR4Sには、
リレーR5の常閉接点5b1、第2ドラム信号スイツチ
SD2、すでに閉となつているリレーR2の接点2a1
をそれぞれ介して電源が供給され励磁されて、キープリ
レーR4がセツトされ(第7図ナ)、この常開接点4a
1を閉じる。この常開接点4a1が閉じることにより、
クラツチCLlは手差しカバースイッチSU5bランダ
ムカツトスイツチSE2をそれぞれ介して通電され、給
紙ローラ33a,33bが回転駆動(第7図夕,ノ)し
、芯筒31に巻回されたシート32の先端32aは、搬
送用ガイド板34に沿つて矢印e方向に移送され、先端
検出スィツチSPl,SP2を順次オン(第7図へ,卜
)とする。これにより帯電用チャージャ70の高圧電源
HTlは通電され(第7図コ)、帯電用チャージャ70
のワイヤ電極70aに生じるマイナス電荷を感光体ドラ
ム2の感光体4に一様に加えるとともに、リレーR5が
励磁(第7図ラ)され、接点5T1,5T2が切換る。
接点5T1の切換りにより原稿台ロツクソレノイドSL
l、制御カムロツクソレノイド14、スキャンクラツチ
CL2がそれぞれ通電(第7図オ,ク)されるとともに
、接点5t2の切換りにより、露光ランプ21が点灯1
駆動され(第7図マ)、下ヒータH2の加熱が停止する
(第7図フ)。スキヤンクラツチCL2の通電により、
原稿台19は、矢印b方向に移動し、原稿台定位置スィ
ツチSElが切換り(第7図ワ)、原稿台ロツクソレノ
イドSLl、制御カムロツクソレノイド14への通電が
停止するとともに、スイツチSEl′,SEl7が開き
、プリントスイツチSU3lがオンされても作動中のシ
ーケンスには無関係となる。
原稿台19が矢印b方向に進行し、原稿23の長さに応
じた位置に達すると、ランダムカットスィツチSE2が
オンされ、図示の状態と逆に切換り、カツタソレノィド
SL2を励磁(第7図ヰ)してカツタ35a,35bを
駆動(第7図力)し、シート32を原稿23に対応した
長さに切断する。また同時に、カツターオンスイツチS
Slがオン(第7図ヨ)してキープリレーR4のりセツ
トコイルR4−Rに通電して常開接点4a1を閉から再
び開とし、カツタソレノイドSL2の通電を停止して給
紙、切断工程が完了する。切断されたシート32の後端
がまず先端検出スイツチSPlを通過するとSPlは閉
じた状態から開かれ、高圧電源HTlへの通電を停止し
、帯電用チャージャ70から感光体ドラム2へのマイナ
ス電荷の供給を停止する。
さらにシート32が矢印b方向に進行して、後端が後端
検出スイツチSP2を通過すると、後端検出スイッチS
P2も閉じた状態から開かれ、リレーR5が消磁され、
接点5T1、接点5T2が図示の状態に復帰する。これ
によりスキヤンクラツチCL2の通電は停止すると同時
に、原稿台定位置検出スィツチSElは図示とは逆の接
点に切換つているため、リターンクラツチCL3へ通電
され(第7図ヤ)、原稿台19が矢印b方向とは逆方向
に移送される。また接点5t2の切換りにより、露光ラ
ンプ21が消灯し、下ヒータH2が加熱される。一方、
原稿台19の矢印b方向の進行に同期してドラムシャフ
ト3が回転駆動され、これにともなつて、感光体ドラム
2およびドラムカム6が矢印a方向に回転するとともに
、ドラムカム6の回転周期よりも僅かに短い周期で、制
御カムロツクソレノィド14が励磁された時点で制御カ
ム9が制御カム駆動用ギア8を介して矢印a方向に回転
駆動されカム定位置スイツチSClをオン(第7図リ)
する。
そして所定位置に照射されている露光ランプ21の光が
、原稿台19の矢印b方向への進行により、ガラス面2
2を介して原稿23に順次照射され、この反射光はミラ
ー24、ミラーレンズ25、ミラー26,27をそれぞ
れ介して、感光体ドラム2の感光体4に順次投射される
。これにより、感光体4は原稿23の濃度の低いところ
ではマイナス電荷が除去され、また、濃度の高いところ
ではマイナス電荷が残り、原稿23の内容に応じた静電
潜像を形成しながら回転する。感光体4の回転とともに
、制御カム9も独立して矢印a方向に回転駆動され、制
御カム9のスイッチ作動板9bが作動レバーに当接し、
作動レバー17はスプリング(図示せず。)の付勢力に
抗して反時計方向に回転して、保持レバー18の段部1
8bに人込み、実線の位置に保持され現像スイツチSK
lをオン状態とする。現像スイツチSKlがオン(第7
図レ)とされると、現像モータM2が駆動(第7図ウ)
され、スリーブ30、トナー補給用ローラ(図示せず。
)、現像剤拡散用ローラ28a、現像剤攪拌用羽根28
bを回転する。これにより、トナータンク29に格納さ
れているトナーはキャリヤーによつてプラスに帯電され
、スリーブ30を介して感光体4を表面のマイナスに帯
電された部分に順次付着して静電潜像を可視化する。そ
して、複写チャージヤ41の位置に、トナーの付着によ
つて可視化された像が対向し、かつシート32が搬送用
ガイド板34に沿つて搬送されてくると、制御カム9に
よつて転写スイツチSC2が閉じられ(第7図ヌ)て転
写チヤージヤ41がオン(第7図工)され、感光体4上
のトナーがシート32に転写される。
転写スイツチSC2が閉じられると、リレーR6が励磁
され接点6a1を閉じるとともに、接点6a2を閉じリ
レーR6の自己保持をする。この間に、ドラムカム6の
回転でドラムカム6のピン6aが保持レバー18の他端
に当接し、作動レバー17が一点鎖線で示す原位置に復
帰してラツチスイツチSKlをオフとして、現像モータ
M2を停止し現像動作を終了する。
この直後に、すなわちシート32へのトナーの付着終了
後に、ドラムカム6により転写オフスイツチSD3がオ
ンとされ、スイツチSD3が開かれ、転写テャージャ4
1の駆動が停止する。そして、シート32は分離爪42
により感光体ドラム2から剥離され、搬送ベルト43表
面に吸着されながら搬送され、シート分離検出スイツチ
SP5がオンとされ、接点が開かれる。
このため、この直後にドラムカム6により分離不良検出
スイツチSD4がオンされ接点が閉じられても、キープ
リレーR7は通電されず、セツトされない。シート32
がさらに搬送され、定着用ローラ44a,44bにより
シート32にトナーが融着され、排出ローラ45a,4
5bによつて装置1外部に排出されて排出検出スィツチ
SP6をオン(第7図チ)する。これにより、排出検出
スィツチSP6の接点はaからbに切換り、コンデンサ
94に充電されていた電荷はジヤム検出スイツチSD5
、抵抗98を介して放電される。シート32が排出検出
スイツチSP6を通過し終えると、スィツチSP6は再
びオフとなり接点がbからaに切換り、なおこの場合マ
ルチダイヤルスイッチSU2は接点aに切換つているた
め、コンデンサ94には抵抗95を介して充電される。
このようにして、第1枚目のシート32への複写動作が
終了する。一方、上記第1枚目の複写動作中において、
原稿台19が矢印b方向とは逆に移送され、元の位置に
復帰すると、マルチダイヤルが1つカウントダウンし、
マルチスタートスイツチSE3を閉じる(第7図ヲ)。
この場合、マルチダイヤルの表示のゞ2Iとゞ1″の間
に設けたマルチダイヤルスイツチSU2,SU2′を上
述した状態、すなわち閉じた状態に保持する機能(図示
せず。)により、上記第1枚目の複写動作と同様にリレ
ーR2が励磁され、リレーR5の接点5b1.給紙オン
スイツチSS2、第2ドラム信号スィツチSD2が全て
閉じているので、リレーR2は接点2a1によつて自己
保持される。そして、第1枚目の複写終了後に再び原稿
台19が矢印b方向に移送され、上記と同様な動作によ
り、第2枚目の複写が行なわれ、原稿台19が再び矢印
b方向と逆方向に移送されると、マルチダイヤルがカウ
ントダウンし表示がゞ1″となり、マルチダイヤルスイ
ツチSU2′は開かれる。
これにより原稿台19の復帰により、マルチスタートス
イツチSE3が閉じてもリレーR2は消磁される。また
、マルチダイヤルのカウントダウンと同時に、マルチダ
ィヤルスイツチSU2の接点がaからbに切換り、なお
、リレーR2の接点2t1もb側に閉じており、コンデ
ンサ94の端子電圧はトランジスタ96のベース・エミ
ツタ電圧となる。ここで、第2枚目の複写が終了して、
シートノ32が装置1から排出され、排出検出スイツチ
SP6をオンとすると接点がaからbに切換り、コンデ
ンサ94の電荷が抵抗98を介して放電され、よつてコ
ンデンサ94の端子電圧は、ゼロボルトとなり、シート
32が通過し終るとスイツチSP6が再びbからaに切
換つても、トランジスタ96のベース電圧は瞬間的にゼ
ロボルトとなる。
これにより、トランジスタ96はオフ状態となり、リレ
ーR3の通電がとまり、接点3a1が開かれてリレーR
3の自己保持が解かれる。したがつて、リレーR3の接
点3a3,3a4が開かれ、メインモータM1、イレー
サランプ47,50、除電トランス97への通電が停止
されるとともに、クリーナモータM5、サクシヨンモー
タM4へは、抵抗99を介して電源が供給され、効率が
下げられた状態で駆動される。また、リレーR3の消磁
により、接点3a2,3a4が開かれると、複写動作の
為の各制御回路への通電も自動的に停止され次の複写動
作迄待機する。したがつて、装置1の非作動時における
無駄な電力供給は最小限に維持されている。なお、装置
1の電源を完全にしや断する場合は、主電源オフスイツ
チSU4を開くことにより、リレーR8の接点が開かれ
自己保持を解除して電源の供給が停止される。次に手差
シートによる複写動作について説明する。
いま、手差シートAを装置1に差入れるために、手差カ
バー39を手前に引き倒すと、手差カバースィツチSU
5aの接点が閉じるとともに、各SU5b,SU5c,
SU5dの接点がaからbに切換る。
この場合、まだ原稿台19は定位置にあるため、原稿台
定位置検出スイツチSElの接点は図示の状態にあり、
また一時停止スイツチSP4aの接点は閉じている。し
たがつて、手差カバースイツチSU5aの接点の閉によ
り、給紙クラツチCLlが通電される。一方、手差シー
トAを手差給紙口38に差し込むと、手差検出スイツチ
SP3の接点が手差シートAの通過によつて閉じ、トラ
ンジスタ96がオンし、リレーR3が励磁されて接点3
a1が閉じリレーR3が自己保持されるとともに、接点
3a3,3a4が閉じて、後段の各制御回路に電源が供
給される。
これにより、王駆動モータM1が駆動され、給紙クラツ
チCLlを介して、給紙ローラ40a,40bを回転し
、手差シートAが装置1内に引込まれる。そして、この
手差シートAはまず一時停止スイツチSP4a,SP4
bをオンとし、SP4aの接点が開き、給紙クラツチC
Llへの通電は停止され、手差シートAは所定位置に停
止すると同時に、スイツチSP4bの接点がaからbに
切換りリレーR2を励磁すると同時に接点2a1によつ
て自己保持して、第1ドラム信号スイツチSDlがオン
されるまで、すなわち感光体ドラム2が所定位置に回転
してくるまで待機する。そして、感光体ドラム2の回転
によつてドラムカム6が回転し、第1ドラム信号スィツ
チSDlがオンとされ、接点が閉じると、キープリレー
R4のセツトコイルR4−Sに通電され、接点4a1が
閉じ、再び給紙クラツチCLlが通電される。
これにより手差シートAは搬送用ガイド板34に沿つて
搬送され、先端が先端検出スイツチSPl、後端検出ス
ィツチSP2を通過して、各スイツチSPl,SP2を
それぞれオンとし、リレーR5を励磁し接点5T1を切
換えて、原稿台19および制御カム9を移動する。原稿
台19の移動時にランダムカツトスイツチSE2が切換
つても、手差カバースィツチSU5bの接点はb側に切
換つているため、給紙タラツチCLlは通電され続け、
一方カツタソレノイドSL2には通電されない。手差シ
ートAがさらに移送され、手差シートAの後端が一時停
止スイツチSP4a,SP4bを通過し終ると、各スィ
ツチSP4a,SP4bがともにオフとなり、スイッチ
SP4bの接点がb側に切換り、キープリレーR4のり
セツトコイルR4−Rに通電され、接点4a1は開かれ
る。
この時、原稿台19は移動を開始し、それに伴つて原稿
台定位置スイツチSElが図示とは逆に切換るため、給
紙クラツチCLlへの通電が停止される。そして、以下
、上記ロール紙による場合と同様な動作により、手差シ
ートAに原稿に対応した内容が複写され装置1外へ取り
出される。一方、複写動作中に、まず給紙部での紙づま
りが生じた場合は、シートの先端が先端検出スィツチS
Plを通過し、リレーR6が励磁する直前に、ドラムカ
ム6の回転で、第2ドラム信号スイッチSD2がオンさ
れる。
このとき、すでに給紙タラツチCLlが作動して給紙オ
ンスイツチSS2が開かれておれば、スイッチSS2、
およびスイツチSD2はともに、リレーR2への通電は
停止し、リレーR2は消磁されるとともに、キープリレ
ーR4のりセツトコイルR4−Rが通電され、接点4a
1が開かれて給紙クラツチCLlへの通電が停止して、
給紙動作は停止する。つぎに、シート分離部で分離不良
により、紙づまりが生じた場合は、ドラムカム6の回転
で分離不良検出スイッチSD4がオンされ接点が閉じて
も、分離検出スイツチSP5にはシートが通過しないた
め、オンされず接点は開かれない。
よつて、キープリレーR7はすでに閉じられている接点
6a1を通してセツトコイルR7−Sに通電され、接点
7T1はaからbに切換リジャム検出パイロツトランプ
100を点灯するとともにリレー8への通電を停止して
、接点8a1,8a2を開くため、装置1への電源の供
給が全てしや断され、装置1の動作は停止する。そして
、紙づまりの原因となつたシートを取り出した後に、ジ
ヤムリセツトスイツチSU6を閉じると、キープリレー
R7のりセツトコイルR7−Rに通電され、接点7T1
を再びa側に切換え、リレーR8に通電して接点8a1
,8a2を閉じ、各後段の制御回路に通電して元の状態
に復帰する。さらに定着部でのシートの搬送不良で紙づ
まりが生じた場合は、分離検出スイツチSP6はシート
が通過しないため、接点はb側に閉じた状態で、そして
、ドラムカム6の回転でジヤム検出スイツチSD5がオ
ンされると、接点が切換り、コンデンサ94の電荷が接
点6a1を介してキープリレーR7のセツトコイルR7
−Sに加えられる。
これにより、上記の場合と同様にリレーR8の接点8a
1,8a2がそれぞれ開かれて、装置1への電源の供給
を停止する。ジヤムリセツトスイツチSU6の動作につ
いては上記と同様である〇最後に、複写動作中に停電等
の事故により、装置1への電源が切れた場合について説
明する。まず、転写チャージヤ41の駆動の前後におい
て電源が切れて、復旧した後に電源スイツチSUl,S
UVをオンすると、再びトランス88および全波整流器
89に通電されるとともに、温度調節回路81にも通電
され、リレーR1が励磁され、接点1bが開き、接点1
aが閉じ、リレーR1を自己保持するとともにリレーR
8が励磁され、接点8a1,8a2を閉じて電源回路を
自己保持する。このとき、リレーR3は消磁された状態
のままであるので、電源しや断前の状態で停止したまま
に保たれる。そして、プリントスイツチSU3を閉じる
とトランジスタ96がオンして、リレーR3が励磁され
、接点3a1を閉じリレーR3を自己保持するとともに
、接点3a2を閉じ後段の各回路に通電し、また接点3
a3,3a4が閉じることによつて各モータMl,M2
・・・・・・・・・M5およびその後段の回路に通電す
る。これにより、中断された複写動作が引き続いて行な
われ、複写紙は装置1外へ排出される。つぎに、転写チ
ヤージャ41の駆動時に電源が切れた場合、電源スィツ
チSUl,SUVをオンした後にプリントスイツチSU
3を閉じると、上記と同様な動作が行なわれる。
ところが、この場合、転写オンスイツチSC2の接点は
すでにパルス的な信号によつて閉じた後は開かれている
ため、一度リレーR6が電源が切れ消磁されてしまうと
、転写トランスすなわち転写チャージャ41への通電は
停止される。したがつて、プリントスイツチSU3によ
つてリレーR3が励磁され接点3a3が閉じて、サクシ
ヨンモータM4に通電されるが、サクシヨンフアンの吸
引力の立上りがおそくてもシートは感光体ドラム2には
静電吸着していないので、感光体ドラム2からは容易に
分離・搬送されて装置1外部に排出される。第7図は装
置1の停電保護回路の変形例を示すもので、いま転写チ
ャージャ41の駆動時において電源復旧後にプリントス
イツチSU3をオンし接点を閉じると、トランジスタ9
6がオンしてリレーR4が励磁され、接点4a4を閉じ
後段の回路に通電するとともに接点4a3を閉じリレー
R4の自己保持をして、停電前の状態に復帰する。
ところが転写オンスイツチSC2はパルス的に閉じた後
はすでに開となつているので、サイリスタSはオクのま
まですなわち停電のあつたことを記憶して転写トランス
すなわち転写チャージャ41を駆動しない。したがつて
、上記と同様にシートは感光体ドラム2から容易に分離
、搬送されて紙づまり等を生じることなく装置1外に排
出することができる。以上説明したように本発明は、複
写機の複写動作に伴つて複写紙を機内に送り込む自動給
紙機構と、手差し挿入された複写紙を機内に送り込む手
差給紙機構とを有する電子複写装置において、手差し挿
人口をカバーする第1の位置と、手差し挿人口を開放す
る第2の位置との間を揺動可能であつて、該第2の位置
で手差し挿入される複写紙をガイドするように構成され
た手差カバーと、該手差カバーが上記第2の位置にある
ことを検出して自動給紙を不作動すると共に、制御を手
差し複写可能状態に切換えるための手差カバー検知スイ
ツチと、複写機の感光体面上への像形成動作と一定の関
係を伴なつて所定のタイミング信号を発生するタイミン
グ信号発生手段と、手差し挿入された複写紙を機内へ送
り込むための給紙ローラと、該給紙ローラの直前に位置
し、手差し挿入される複写紙先端を検出し、これに伴つ
て該給紙ローラの駆動を含む複写機の動作を開始させる
ための手差検出スイツチと、上記給紙ローラの後方に位
置し、給紙ローラによつて搬送される複写紙先端を検出
し、これに伴つて給紙ローラを停止させるための停止ス
イツチと、上記制御が手差し複写可能状態であつて、か
つ複写紙が上記停止スイツチによつて検出されて停止し
ているときに上記タイミング信号が発生すると、これに
伴つて上記給紙ローラを再び駆動するように機能する制
御手段とを備えた電子複写装置であるから、たとえば上
記タイミング信号を自動給紙機構における用紙の搬送に
関係する信号として、制御のための構成を複雑にするこ
となく手差し給紙による複写を達成でき、手差カバーの
開状態で手差用紙のガイドとなると共にその開状態を検
知して自動的に制御が手差し複写状態に切換る構成と相
俟つて、実用上きわめて使い易く、利点の多いものであ
る。
(1)手差し給紙は手差しガイドを開いたときに可能と
なり、この動作によつて制御の態様が自動から手差しに
切換る。
(4)手差給紙ローラは、手差しによつて用紙が挿入さ
れて始めて駆動され、効果的である。
(自)手差し挿入であるにもかかわらず、用紙が一旦停
止され、次の1駆動が感光体上への像形成動作と一定の
関係を持つたタイミング信号の出力によつて行われるの
で、感光体の停止位置等に係りなく、手差し用紙の搬送
と作像動作との同期が正確に行なえる。
(VO用紙の手差し挿入がスイッチによつて検出されて
始めて複写動作がスタートするので誤動作や、自動給紙
との切換ミス等の事故が生じない。
といつた種々の利点を有し、実用上きわめて有用なもの
である。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例の構成を示す概略断面図、
第2図はこの発明の制御に用いられるカムとスイツチの
関係を説明するための拡大側部断面図、第3図は第2図
の正面図、第4図は第1図に示した実施例の手差給紙機
構の拡大側部断面図、第5図は第1図に示した複写装置
の各装置の駆動系を示す概略構成図、第6図は第1図に
示した実施例の複写装置を制御するための制御回路図、
第7図は第6図に示した制御回路の動作説明図、第8図
は第6図に示した制御回路図における停電保護回路の変
形例を示す回路図である。 1・・・・・・複写装置、2・・・・・・感光体ドラム
、6・・・・・・ドラムカム、9・・・・・・制御カム
、18・・・・・・帯電用チャージャ、28・・・・・
・現像機、39・・・・・・手差カバー40a,40b
・・・・・・給紙ローラ、SU5a−d・・・...手
差カバースィッチ、SP3・・・・・・手差検出スイッ
チ、SP4a,b・・・・・・一時停止スイツチ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 複写機の複写動作に伴つて複写紙を機内に送り込む
    自動給紙機構と、手差し挿入された複写紙を機内に送り
    込む手差給紙機構とを有する電子複写装置において、手
    差し挿入口をカバーする第1の位置と、手差し挿入口を
    開放する第2の位置との間を揺動可能であつて、該第2
    の位置で手差し挿入される複写紙をガイドするように構
    成された手差カバーと、該手差カバーが上記第2の位置
    にあることを検出して、自動給紙機構を不作動とすると
    共に制御を手出し複写可能状態に切換えるための手差カ
    バー検知スイッチと、複写機の感光体面上への像形成動
    作と一定の関係をもつて所定のタイミング信号を発生す
    るタイミング信号発生手段と、手差し挿入された複写紙
    を機内へ送り込むための給紙ローラと、該給紙ローラの
    直前に位置し、手差し挿入される複写紙先端を検出し、
    これに伴つて該給紙ローラの駆動を含む複写機の動作を
    開始させるための手差検出スイッチと、上記給紙ローラ
    の後方に位置し、給紙ローラによつて搬送される複写紙
    先端を検出し、これに伴つて給紙ローラを停止させるた
    めの停止スイッチと、上記制御が手差し複写可能状態で
    あつて、かつ複写紙が上記停止スイッチによつて検出さ
    れて停止しているときに上記タイミング信号が発生する
    と、これに伴つて上記給紙ローラを再び駆動するように
    機能する制御手段とを備えたことを特徴とする電子複写
    装置。
JP50130732A 1975-10-29 1975-10-29 電子複写装置 Expired JPS599054B2 (ja)

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