JPS599043B2 - 光情報記録装置 - Google Patents

光情報記録装置

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JPS599043B2
JPS599043B2 JP50016613A JP1661375A JPS599043B2 JP S599043 B2 JPS599043 B2 JP S599043B2 JP 50016613 A JP50016613 A JP 50016613A JP 1661375 A JP1661375 A JP 1661375A JP S599043 B2 JPS599043 B2 JP S599043B2
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slit
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light
light beam
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康志 佐藤
克己 正木
和博 平山
洋一 平林
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、光情報記録装置に係り、詳しくは、光ビーム
を移動する記録媒体上に走査して記録する光情報記録装
置に関する。
更に詳細に言えば、光ビーム記録を行なう媒体、(例え
ば、感光性媒体、感熱性媒体等)がドラム状を呈してい
る場合、或いは、レーザー記録を行う媒体(例えば感光
紙)が、ドラムにより紙送りされる場合上記ドラムに帯
状のスリットを設け、スリット透過光をピームデイテク
ターで検出することにより、又は、上記ドラムに帯状の
反射板を設けその反射光をビームディテクタ−で検出す
ることにより、ビーム位置の検出を行なうものである。
ビーム検出装置は、レーザー等の光情報記録装置に於い
て、記録媒体上に所望の光情報を与える際、走査(掃引
)されるレーザービームの位置を検出し、変調器への入
力信号のスタートタイミングを決定するために不可欠の
ものである。
従来の装置では、入射スリットと応答時間の短かい光電
変換素子からなるビーム検出装置を、記録媒体の横に置
きビーム位置の検出を行つていた。
この装置は、走査(掃引)を行うための装置、例えば、
多面体回転鏡の各反射面の分割精度の誤差及び回転ムラ
による水平方向の信号の同期のずれを大巾に低減でき、
質の良い画像を得られると共に、多面体回転鏡及び駆動
モーターに要求される精度の許容範囲が大きくなり、よ
り安価に、走査(掃引)を行うための装置を製作できる
という意味において優れている。しかし、上記の従来の
装置は、重大な欠陥を有す。
第1にビーム検出器によりビーム位置を決定するために
は、必然的に光ビームをビーム検出装置に入力させなけ
ればならず、その際、ビーム検出装置支持台、光電変換
素子、光電変換素子へ光ビームを導くためにミラーを配
設しいる場合にはそのミラー、スリット等ビーム検出装
置の種々の部分から発せられ避けることのできないフレ
アが記録媒体への光情報記録に対し大きな雑音となる。
第2の問題は、記録媒体をレーザー走査と共に移動させ
ることが必要な場合、例えば、感光ドラム上に記録する
場合に生じる。ドラムは回転する際回転軸に平行な方向
のブレと回転ムラを生じる。従来のビーム検出装置は、
回転ムラに対しては本来そのムラを除去するための装置
ではないが、軸方向のブレに対しても何ら手だてがなく
、補正する手段を持たない。このため、ドラムの軸方向
のブレを極力小さくするよう、ドラム回転機構に高価な
機械的手段を設けなければならなかつた。本発明は前記
欠点を克服した光情報記録装置を提供することを目的と
する。本発明の好適実施例では、ビーム検出装置の一部
をドラムに取りつけることにより、ビーム検出装置から
生じるフレアを最小限にくいとめることができるように
なつた。又、ドラム回転時に生じる軸方向のブレに対し
て完全に補正されるものとなつている。本発明の好適な
実施例では、従来の欠点を克服したばかりでなく次のよ
うな新たな長所を有するものである。
即ちドラム状につけられた帯状スリツトを断続させるこ
とにより、ビーム位置検出と同時にドラムの回転角度位
置検出することも可能である。この方法により、ドラム
回転時に生じる回転ムラに対し、変調器への入力信号を
随時補正することが可能となるものである。以下、本発
明に係るビーム検出装置の実施態様を図面を参照して詳
述する。
本発明の第1の実施態様を第1図及び第2図を参照して
説明する。
可動記録媒体、例えば、図示の如き回転可能な感光ドラ
ム8の外周面において、感光作用に影響を及ぼさぬ端部
付近に狭小間隔の開口からなるスリツト61を設けてあ
る。
この感光ドラム8は中空支持円筒外表面に感光体を貼着
せしめたもので第2図に示す如くこのドラムは略その中
央部で、回転支軸8aに軸度8′bを介して枢支され外
部駆動手段8cからの回転駆動によりスムーズな回転が
達成される様設定されている。スリツトに対面〜する位
置関係を保つて反射鏡62がその鏡面を支軸に対して所
定角度傾斜して、該ドラム円筒内部に支持台62aにて
支持されている。この反射鏡の出射側に相当する位置に
光検知機能を有する公知のビームデイテクタ63が配設
されている。12は感光ドラム面を走査する光情報記録
用光ビームであり、64は該ビームの走査向方の一例を
示すものである。
尚、スリツトの片側エツジ61aを形成する円筒8aは
回転ドラム8に対し静止状態にあるよう図示されている
が、これをドラム8と一体的に回転させても良い。
走査されたビーム12は、ドラム面上に帯状に設置され
た前記スリツト61の場所に来ると、該スリツトを通過
してドラム内部に導びかれ、反射鏡62により反射され
た後、ビームデイテクタ一63に入力され電気信号に変
換される。
このことにより、走査されたビームがドラム上のスリツ
ト位置に来た瞬間を正確に知ることが出来る。
反射鏡62は、光学的配置を簡単にするために置かれた
ものであり、ビームデイテクタ一63の位置を工夫する
ことにより取りはずし可能である。又、スリツト61の
形状特にその幅によりビーム位置検出の精度が決定され
るため、その形状は充分考慮されねばならない。例えば
、第2図に示す如く断面が刃形の如き形状のスリツト6
1を配設することが望ましい。尚、スリツトとして第1
図の如く、両側エツジを持つスリツトではなく片側のみ
エツジを持つものであつてもさしつかえない。このスリ
ツトは、必ずしも空間的なスリツトである必要はなく、
光学的濃淡を設け淡部で光透過を許容し得る如き光学的
スリツトであれば充分である。尚、スリツトはドラム面
上連続している必要はなく、ビーム位置検出が必要であ
る部分のみドラム面上にスリツトを形成させれば良いの
で、スリツトの片側エツジ61aを形成する円筒8dを
ドラム8と一体的に回転させる構造が可能である。尚、
第1図及び以下の図面に於いて、矢印64は走査ビーム
の走査方向を示すものであり、この場合スリツト61は
ドラムの左端付近におかれ、ドラム中心部へのレーザー
記録に備えて、ビーム位置検出が行なわれるようになつ
ていることを示している。
しかしながらスリツト61の位置は、ドラム上の任意の
位置に選択することができる。第3図は第2の実施態様
を示すもので、ドラムへの入射ビーム検出と同時に、ド
ラムの回転位置をも検出可能に、上記第1の態様におけ
るスリツトを変形したものである。即ちスリツト6Vは
、連結した帯状の開口ではなく、61′aの如く不連続
部を形成しておく。すると、ビームデイテクタ一63は
この不連続部分におけるビーム遮断を検出することにな
るから、ドラムの回転位置を上記不連続部分に対応させ
て検知できる。従つて、ビームデイテクタ一63の出力
信号は2種類の信号即ち、走査ビームがスリツト位置に
到来した時を検知してビーム検出を行う信号と、その時
のドラムの回転位置を示す信号とを出力でき、これらを
電気的処理により弁別すれば容易に、光情報のドラム面
への書出しのタイミングと、その時のドラム面の位置と
を知ることができるのである。この様に、ドラムと一体
的に回動するスリツト6Vに両機能をもたせることがで
きたが、次に上記両機能を有するスリツトを分離した例
について第4図を参照して述べる。第4図は、ビーム位
置検出を目的としたビーム位置検出用スリツト61と、
ドラム位置検出を目的としたドラム位置検出用スリツト
65を一つのドラムが共有している場合の説明図である
第1図及び第3図と同様な位置関係に配設されたビーム
位置検出用反射ミラー66、ビーム位置検出用ビームデ
イテクタ一67、並びにドラム位置検出用反射ミラー6
8、ドラム位置検出用ビームデイテクタ一69が構成要
素として含まれる。他の原理的な事項は前記例と場合と
同じである。当然のことながら両スリツトの位置はドラ
ム面上に設け得る。以上はスリツトが感光ドラムに配設
された例を示したが、スリツトは必ずしもドラム面上に
ある必要はない。
回転するドラムに固定されていれば充分である。例えば
、第5図の如くスリツトをドラムの側面に取り付けた小
径円筒に配設したビーム検出装置であつても前述した目
的を充分発揮させることができる。第5図において、1
2は走査光ビーム、8はドラム、64は、該ドラムの側
端に固定の小径円筒150に設けられたビーム位置検出
用スリツト、66は該小径円筒形に斜設されたビーム位
置検出用反射ミラー、67はビーム位置検出用ビームデ
イテクタ一 64は走査ビームの走査方向を示すもので
ある。
走査ビームの方向、スリツトのドラム取付け面は任意で
ある。′ 中空状小径円筒150に上述のスリツト64及びその内
方に反射鏡66を斜設する関係は、第1図に示した構成
と同様であり、唯、径がドラム径でなく、それよりも小
径の円筒に設けた点が異なるのみである。
更に他の実施態様として、ドラム面上又はドラム側端面
にスリツトを設け、その透過光によりビーム位置検出又
はドラム位置検出を行なう代りにドラム面上又はドラム
側端部に帯状の反射板を取り付け、その反射光をビーム
デイテクタ一により検出することにより、ビーム位置検
出又はドラム位置検出と同時にビーム位置検出を行なう
ことが可能なる実施態様を第7図を参照して説明する。
第6図は、上記反射板72をドラムに取り付けた時の説
明図である。同図において、8は感光ドラム、12は走
査ビーム、64は走査ビームの走査方向、63は上記反
射鏡に入射したビームの反射鏡を検出可能なるビームデ
イテクタ一、72は感光ドラム面にドラムと一体の配設
された反射板を示す。反射板の取り付け位置がドラムに
固定されていれば任意であること、ビーム位置検出及び
ドラム位置検出を同時に行うことができることは前述の
スリツトをドラム面上、又はドラム側面に取り付けた場
合と同様である。以上、具体的構造について詳述してき
たが、ビーム位置を検出するために、ドラムに固定され
たスリツト又は反射板と、スリツト又は反射板によつて
得られる光を検出する、静止状態で固定されているデイ
テクタ一との組み合せにより、走査ビーム位置を検出す
るという上記の構造に限定されることなく、例えば、デ
イテクタ一をドラムに直接帯状に取り付け、走査ビーム
位置を検出するという構造であつてもさしつかえない。
第7図は、この内ビームディテクタ一である光検出器6
7′(例えばフオトダイオード等)を回転ドラムと一体
の円筒に設けた態様を示すものである。
図において、8は前述した如き回転可能なる感光ドラム
、150は、該ドラム左側端に同心円状に取り付けられ
た中空状小円筒で、回転支軸は図を明瞭にするため省略
されている。
104は、該円筒150の全周にあたり列状に配設され
た導電性薄膜又は板であつて、これらに摺接関係に電力
供給用ブラシ105が配設されている。
これらブランは電源109に接続されている。67′は
、上記円筒150の周面に、所定間隙にて間欠的に配設
されたフオトダイオード等のビームデイテクタ一でその
入力端子は上記の給電用導電性薄膜104に接続され、
他方その出力端子は給電用と同様にして設けられた出力
用導電性薄膜107に接続され、該薄膜107はこれに
摺接したブラシ108を経て後述する様な出力信号処理
電気回路に接続されている。
走査光ビーム12が複数個のビームデイテクタ一6Tの
内の一個に入射すると、その出力が出力用薄膜107、
ブラシ108を経て取り出される。
これによつて、走査光ビームの現在位置の信号を検出す
ることができる。次に、本発明に基く具体例装置として
電子計算機等からの図形、文字情報を普通紙上に高速、
且つ高品質のハードコピーとして記録するレーザー記録
装置等の光情報記録装置の場合にて詳細に説明する。
第8図は、本実施例の基本的な構成を模式的に示した図
である。
レーザ発振器1より発振されたレーザビームは、反射鏡
2を介して変調器3の入口開口に導かれる。
反射鏡2は、装置のスペースを小さくすべく光路を屈曲
させるために挿入されるもので、必要なければ、除去さ
れるものである。変調器3には、公知の音響光学効果を
利用した音響光学変調素子又は、電気光学効果を利用し
た電気光学素子が用いられる。
変調器3において、レーザビームは、変調器3への入力
信号に従つて、強弱の変調を受ける。
また、レーザ発振器が、半導体レーザの場合、あるいは
、ガスレーザ等においても電流変調が可能な型あるいは
、変調素子を発振光路中に組み込んだ型の内部変調型の
レーザを使用するにあたつては、変調器3は省略され直
接ビームエキスパンダー4に導かれる。変調器3からの
レーザビームはビームエキスパンダーにより平行光のま
まビーム径が拡大される。
さらに、ビーム径が拡大されたレーザビームは鏡面を1
個ないし複数個有する多面体回転鏡5に入射される。多
面体回転鏡5は高精度の軸受(例えば、空気軸受)に支
えられた軸に取り付けられ、定速回転(例えば、ヒステ
リシスシンクロナスモzータ、DCサーボモータ)のモ
ータ6により駆動される多面体回転鏡5により、水平に
掃引されるレーザビーム12はf−θ特性を有する結像
レンズ7により、感光ドラム8上にスポツトとして結像
される。
一般の結像レンズでは、光線の入射角θの時、像面上で
の結像する位置rについて、(f:結像レンズの焦点距
離)なる関係があり、本実施例のように、一定回転の多
面体回転鏡5により、反射されるレーザビーム12は結
像レンズモの刀角が、時間と共に一次関数的に変化する
。従つて、像面たる感光ドラム8上での結像されたスポ
ツト位置の移動速度は、非直線的に変化し一定ではない
。即ち、入射角が大きくなる点で移動速度が増加する。
従つて、一定時間間隔で、レーザビームを0Nにして、
スポツト列を感光ドラム8上に描くと、それらの間隔は
両端が、中央部に比較して広くなる。この現象を避ける
ため、結像レンズ7は、なる特性を有するべく設計され
る。
この様な結像レンズ7をf−θレンズと称する。
さらに、平行光を結像レンズでスポツト状に結像させる
場合、そのスポツト最小径Dminは、但しf:結像レ
ンズの焦点距離λ:用いられる光の波長 A:結像レンズの入射開口 で与えられ、f、λが一定の場合Aを大きくすればより
小さいスポツト径Dminが祠られる。
先に述べたビームエキスパンダー4は、この効果を与え
るために用いられる。従つて、必要なDminがレーザ
発振器のビーム径によつて得られる場合にはビームエキ
スパンダー4は省略される。ビーム検出装置は、ドラム
面上にある帯状の入射スリツト61と、応答時間の速い
光電変換素子63(例えばPINダイオード)、反射鏡
62から成る。
ビーム検出装置は、掃引されるレーザビーム12の位置
を検出し、この検出信号をもつて、感光ドラム上に所望
の光情報を与えるための変調器3への入力信号のスター
トのタイミングを形定する。なお、本応用例においては
ドラムに帯状スリツトを設けているためパルス状のビー
ム検出信号を得ることができるが、もし、片側エツジの
みをもつスリツトを使用するならば、レベルとしてのビ
ーム検出信号となる。これにより、多面体回転鏡5の各
反射面の分割精度の誤差及び、回転ムラによる、水平方
向の信号の同期ずれを、大幅に軽減でき、質の良い画像
が得られると共に、多面体回転鏡5及び駆動モーター6
に要求される精度の許容範囲が大きくなり、より安価に
製作できるものである。又、ドラム回転時におけるドラ
ムの軸方向ズレによる水平方向の信号の同期ずれも大き
く低下させることができる。上記の如く、偏向変調され
たレーザビーム12は感光ドラム8に照射され、従来周
知の電子写真処理プロセスにより顕像化された後普通紙
に転写、定着されハードコピーとして出力される。
本実施例に適用される電子写真プロセスとして例えば、
本出願人の特公昭42−23910号公報に記載された
プロセス又は特公昭42一19748号公報に記載され
たプロセス等その他がある。
勿論、本実施例は電子写真一般に応用できる。
又、紙送りスプロケツト駆動方式により行なわれる記録
装置においても紙送りのガイドとして用いられるドラム
に上記方式を適用することができる。又、本態様におい
て適用された感光体とレーザ発振器は次の如きものであ
つた。組合せA (イ)レーザ発振器 He−Neガスレーザ 波長632.8mμ(ロ)感光
体銅により活性化された硫化カドミウム907は10y
の塩化ビニルを加え、さらに小量のシンナ一を加え混合
して得た感光物質を厚さ約100μのアルミ箔上に約7
0μの厚さにスプレー法により塗布する。
次にこの光導電性被膜面に厚さ約25μのマイラ一のフ
イルムを接着剤にて密着層合して感光板を得、さらに前
記感光体をアルミを材料とするドラムに巻きつけたもの
。この感光体の場合前記第1の帯電極性は正となる。組
合せB (イ)レーザ発振器 He−Cdレーザ 波長441.6mμ (ロ)感光体 アルミニウム基体上に厚さ約1μのTe層を真空蒸着し
、さらにTel5%含有のSeの層を約90μの厚さに
真空蒸着し、その表面に透明絶縁性樹脂を約30μの厚
さに塗布し、硬化させたものこの感光体の場合 前記第1の帯電極性は負となる。
さらに、現在発表されているまたは将来発表されるであ
ろう種々のレーザ光源も、前記第1および第2の潜像形
成プロセスに適用し得る。
夫々のレーザの波長に感光体の分光感度特性がマツチし
たものを組合せて用いるように工夫することが大切であ
る。レーザとして Arガスレーザ Kr〃 Ar+Kr〃 (可視)半導体レーザ 色素レーザ 赤外レーザ光の非線形結晶による YAGレーザ 倍波長変換 等が 半導体 〃 利用できる。
次に、コンピユータからの図形・文字情報を受け取り、
本実施例に示した装置にて、所望のハードコピーを作製
するまでの動作を、第9図を参照しながら説明する。
コンピユータからの情報は直接あるいは、磁気テープ、
磁気デイスク等の記憶媒体を介して、本装置のインター
フエース回路22に定められたフオーマツトで入力され
る。コンピユータからの種々の命令は、インストラクシ
ヨン実行回路24で解読されかつ実行される。データは
データメモリー23に一定の量ずつ貯えられる。データ
の形式は、文字情報の場合には、2進コードで与えられ
、図形情報の場合には、図形を構成する画素単位のデー
タである場合、又は、図形を構成する線のデータ(いわ
ゆるベクトルデータ)である場合がある。これらのモー
ドは、データに先立つて指定され、インストラクシヨン
実行回路24は、前記指定モードに従つて、データを処
理する様にデータメモリー23、ラインデ一タジエネレ
ータ26を制御する。ラインデータジェネレータ26で
は1スキヤンライン分の最終データを発生させる。すな
わち、データが文字コードで与えられた時ぱ、キャラク
タジェネレータ25から文字パターンを読み出し、1行
文の文字パターンを並べてバツフアするか、或いは一行
分の文字コードをバッフアし逐次キャラクタジェネレー
タ25より文字パターンを読み出して1スキヤンライン
分のレーザ光を変調するためのデータを順次作成する。
データが図形情報である場合にも、データをスキヤンラ
インデータに変換して順次1ラインスキヤン分のレーザ
光を変調するためのデータを作り出す。1スキヤンライ
ン分のデータは、1スキヤンライン分の画素数に等しい
数のビツト数を持つシフトレジスタ等からなるラインバ
ツフア1およびラインバツフア2に、バツフアスイツチ
制御回路の制御により交互に入力される。
さらに、ラインバツフア1およびラインバツフア2のデ
ータは、ビーム検出器63(第6図)からのビーム検出
信号をトリガ信号として、1スキヤンライン分1ビツト
ずつ順次読み出され、変調器制御回路に加えられる。
1つの反射面が、感光ドラム上を回転方向に垂直な線に
沿つて走査する間に、ラインバツフアに貯えられた1ス
キヤンライン分のデータが変調器に加えられ、1スキャ
ンラインの明暗のパターンが感光ドラム8に与えられる
ラインバツフア1,2からは、バツフアスイツチ制御回
路の制御により交互に読み出される。これらの時間的関
係を第10図に示す。即ちラインバツフアの片方から読
み出している時、他方のラインバツフアへ書き込んでい
る。この方式により、多面体回転鏡が感光ドラム上を掃
引するのに一つの反射面と次に続く反射面への間隔が非
常に短い時に、もれなくデータを変調器に加えることが
できる。1スキャンラインを走査する間に、感光ドラム
は定速回転を続け、適当なスキャンライン間隔分だけ移
動する。
次に文字・図形を拡大して出力する方法について詳述す
る。
上述の如く各走査ごとにラインバツフア1,2を交互に
切換えてデータを読み出す代りに、拡大する場合には拡
大率に応じて各ラインバツフアに付き走査を繰返して読
み出す。
これにより一定走査速度、一定ドラム回転において、出
力図形、文字等を走査と直交方向に整数倍拡大すること
ができる。次に各ラインバツJャA内の1走査分のデータ
中、目的とする画像信号のみを任意拡大比率(縦横拡大
比率は同じであつても異つていてもよい)に対応したビ
ツトレートで読み出す。
これにより一定走査速度においてラインバツフア内の図
形・文字等のデータの任意部分を走査方向に任意拡大す
ることができる。以上により同一のデータを使用して、
図形・文字等を縦横両方向に独立に拡大、或いは変形し
て出力することができる。
第12図に原出力文字と拡大変形出力文字の一例を示す
第11図に拡大・変形時におけるラインバツフア1,2
の交互読み出し書込みの時間関係を示す。
さらに、プリンタ制御回路33は、インストラクシヨン
実行回路24からのスタート命令を受けると、プリンタ
動作を開始させると共に、プリンタレデイの信号をイン
ストラクシヨン実行回路24に返す。変調器3に信号が
加えられ、感光ドラムへ1頁の最初のデータが書き込ま
れると、この書き込まれたデータが、転写位置に於いて
、丁度ページの頭の部分に転写されるべく、タイミング
を取つて、記録紙11が給紙機構により送り出される。
かくして、コンピユータ21からの文字・図形情報は、
普通紙上に鮮明なハードコピーとして出力される。
以上、本発明に係るビーム検出装置及びその発展的応用
例を詳述したが、以下その効果を示す。
本発明に係るビーム検出装置は、従来の装置と同様の長
所を供えていることは言うまでもない。即ち、本発明の
装置を用いれば、走査を行うための装置、例えば、多面
体回転鏡の各反射面の分割精度の誤差及び回転ムラによ
る水平方向の信号の同期のずれを大巾に軽減でき、質の
よい画像が得られると共に多面体回転鏡、及び駆動モー
ターに要求される精度の許容範囲が大きくなり、より安
価に走査を行うための装置を製作できる。第2の効果は
、従来の装置で問題となつた光ビームによるフレアを大
幅に低減できたということである。
それは本装置においてフレアの要因となるものは、ドラ
ム面上のスリツトだけであることによる。第3の効果は
、ドラムの回転に際して生じるドラムの軸方向ブレを完
全に補正できるということにある。
これは、ビーム検出装置がドラムに取り付けられている
ことにより、ビーム位置検出が常にドラムの軸方向の相
対的位置を検出することになつていることによる。この
ためドラムの回転に際して生じるドラムの軸方向ブレに
起因する。水平方向の信号の同期のずれを大幅に低減で
き、質の良い画像が得られると共にドラム駆動モーター
ドラム軸受等に要求される軸方向ブレの精度の許容範囲
が大きくなり、より安価にドラム回転機構を製作できる
という利点を有する。第4の効果は、本装置がドラム位
置検出装置として応用できることである。
(ビーム位置検出と同時にドラム位置も検出できるとい
う意味である。当然本装置をドラム位置検出を目的とす
る時のみにおいても使用できる。)この第4の効果は第
3図に良く具現されている。即ち、ドラム面上に情報を
光ビームで記録する際、その書き出し位置を常にドラム
面上に一定位置にしたいとする。その際第3図に示すよ
うにスリツト61を連続した帯状のものではなく、不連
続部分を設けておく。ビームデイテクタ一63はスリツ
トの不連続部分を検出し、電気的な処理を加えることに
より、情報のドラム面上への書き出し位置を容易に知る
ことが出来る。このようにドラムの回転に際して生じる
ドラムの回転ムラに対しても、ドラムの位置を正確に知
ることが出来、正確な要求通りの画像を得ることができ
る。又、ドラム駆動モーター、ドラム軸受等に要求され
るドラム回転の精度の許容範囲が大きくなり、より安価
にドラム回転機構を製作できることになる。本発明に係
るビーム検出装置をドラム位置検出装置として応用する
場合には、上記例の如く、ドラム面上の情報書き出し位
置信号をビームデイテクタ一により得るという例に限定
されず、ドラム回転位置を知ることにより潜像のタイミ
ング、紙送りのタイミング等の種々の情報を得ることが
可能である。
このようにスリツト61にビーム位置検出の役目とドラ
ム位置検出の役目を同時に持たせることができる。更に
応用態様によればコンピユータ等からの文字・図形情報
が、従来の装置ではとうてい得られなかつた高速度、高
分解能(品質)で得ることができる。即ち、本発明に於
いてはフレアの要因となるものはドラム面のスリツトだ
けであるため、従来の装置で問題となつたフレァを大幅
に低減できる。そのため、バツクグラウンドのない鮮明
な画像を得ることができる。又、ビームの位置を常にド
ラムの軸方向の相対的位置として検出しているため、ド
ラム回転に際して生じるドラム軸方向ブレに起因する水
平方向の信号のズレを大幅に低減させることができ分解
能が高く、質の良い画像を得ることができる。以上、本
発明を各実施態様について詳しく説明したが、これらの
実施態様に拘束されることなく、特許請求の範囲内にお
いて種々の変形を含むものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るビーム検出装置の一実施態様の斜
視図、第2図にその断面図、第3図〜第7図は本発明に
係るビーム検出装置の他の実施態様の斜視図、第8図は
本発明に係る装置をレーザ記録装置に応用した場合の該
レーザ記録装置の斜視図、第9図は第8図に示した装置
の動作を制御するプロツク線図、第10図はビーム検出
信号により動作が制御されるラインバツフア等の信号波
形図、第11図は、文字サイズ変換時の第10図に示し
たと同様の信号波形図、第12図は、第8図に示した装
置における文字サイズ変換の状態を示す説明図である。 61,6V,65・・・・・・スリツト、62,66,
68・・・・・・反射鏡、63,67,67′,69・
・・・・・ビームデイテクタ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 記録媒体を有する回転ドラムに光ビームを走査して
    情報を記録する光情報記録装置において、上記記録媒体
    と所定距離関係を保つて上記回転ドラムと一体的に設け
    られ、ドラムとともに回転する光透過スリット形成部又
    は帯状光反射部と、上記光透過スリット形成部を通過し
    た光ビーム又は帯状光反射部を反射した光ビームを検出
    する手段と、上記光ビーム検出手段の光ビーム検出信号
    に応答して光ビームの情報信号による変調を開始する手
    段と、を有することを特徴とする光情報記録装置。
JP50016613A 1975-02-08 1975-02-08 光情報記録装置 Expired JPS599043B2 (ja)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5689759A (en) * 1979-12-21 1981-07-21 Canon Inc Light beam recording device
JPS56104573A (en) * 1980-01-24 1981-08-20 Canon Inc Picture recording device
JPS5750182A (en) * 1980-09-10 1982-03-24 Matsushita Electric Ind Co Ltd Driving circuit for picture conversion and recording device
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US4541712A (en) * 1981-12-21 1985-09-17 Tre Semiconductor Equipment Corporation Laser pattern generating system

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