JPS5989743A - 高強度高導電性電線用銅合金 - Google Patents
高強度高導電性電線用銅合金Info
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- JPS5989743A JPS5989743A JP19805082A JP19805082A JPS5989743A JP S5989743 A JPS5989743 A JP S5989743A JP 19805082 A JP19805082 A JP 19805082A JP 19805082 A JP19805082 A JP 19805082A JP S5989743 A JPS5989743 A JP S5989743A
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- electric conductivity
- copper alloy
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は高強度、高導電性を有し、かつ半田付は性及び
耐疲労特性の優れた銅合金に関するものである。
耐疲労特性の優れた銅合金に関するものである。
一般に鉄道用メッセンジ１１−ワイヤー、航空機用電線
、自動車用電線、その他電気、電子機器用電線には、高
強度、高１？Ｉｊ性、高半田付は性及び高疲労特性が要
求され、従来はＣ１１−１，Ｏｗｔ％（以下ｗｔ％を単
に％と略記）Ｃｄ合金が用いられていたが、この合金は
人体に有害なＣｄを含むため、良好な特性を有するも国
内での製造は中止されている。
、自動車用電線、その他電気、電子機器用電線には、高
強度、高１？Ｉｊ性、高半田付は性及び高疲労特性が要
求され、従来はＣ１１−１，Ｏｗｔ％（以下ｗｔ％を単
に％と略記）Ｃｄ合金が用いられていたが、この合金は
人体に有害なＣｄを含むため、良好な特性を有するも国
内での製造は中止されている。
最近Ｑｕ−１，０％Ｃｄ合金に代わるものとして、Ｃｕ
〜０，５％Ｚｒ−０，７％Ｃｒ合金が用いられているが
、この合金は酵素との親和力の大きいｚｒを含むところ
から、製造時に大気中で溶解するとＺｒが酸化し、健全
な鋳塊を得ることが難しい。またこの合金は熱処理合金
であるため製造工程が複雑となり、コスト高となる欠点
があった。更にこの合金は半田付は性に劣るものであっ
た。
〜０，５％Ｚｒ−０，７％Ｃｒ合金が用いられているが
、この合金は酵素との親和力の大きいｚｒを含むところ
から、製造時に大気中で溶解するとＺｒが酸化し、健全
な鋳塊を得ることが難しい。またこの合金は熱処理合金
であるため製造工程が複雑となり、コスト高となる欠点
があった。更にこの合金は半田付は性に劣るものであっ
た。
このため鉄道用メツセンジャーワイヤー、航空機用電線
、自動車用電線、その他電気、電子機器用電線として、
Ｃｕ−１，０％ｃｄ合金やＣｕ−０，５％Ｚ ｒ−０，
７％Ｃｒ合金と同等の特性を有し、かつ製造コストの安
い合金が要求されている。
、自動車用電線、その他電気、電子機器用電線として、
Ｃｕ−１，０％ｃｄ合金やＣｕ−０，５％Ｚ ｒ−０，
７％Ｃｒ合金と同等の特性を有し、かつ製造コストの安
い合金が要求されている。
本発明はこれに鑑み種々研究の結果、高強度。
高導電性を有し、かつ半田付は性及び耐疲労特性が優れ
、しかも熱処理等の特別な処理を必要とせず、安価に製
造することができる高強度、高導電性銅合金を開発した
もので、ＳｎＯ，０５〜１．０％。
、しかも熱処理等の特別な処理を必要とせず、安価に製
造することができる高強度、高導電性銅合金を開発した
もので、ＳｎＯ，０５〜１．０％。
Ｃｒ０．０３〜０．２％、 Ｐ Ｏ，２％以下を含み、
残部Ｃｕからなることを特徴とするものである。
残部Ｃｕからなることを特徴とするものである。
即ち本発明は、Ｃｕにｓｎ 、ｃｒ及びＰを添加して、
これ等３元素を共存させることにより、Ｃ１ｌ特有の高
導電性及び半田付は性を劣化させることなく、強度及び
耐疲労性を向上せしめたものである。またＣｕ−Ｃｒ合
金は熱処理合金として知られており、所望の特性を得る
ためには焼入れ。
これ等３元素を共存させることにより、Ｃ１ｌ特有の高
導電性及び半田付は性を劣化させることなく、強度及び
耐疲労性を向上せしめたものである。またＣｕ−Ｃｒ合
金は熱処理合金として知られており、所望の特性を得る
ためには焼入れ。
時効処理が行なわれるが、本発明合金は、ｓｎ。
Ｏｒ及びＰを共存させることにより加工硬化【こより所
望の強度が得られるものである。
望の強度が得られるものである。
しかして本発明合金の成分組成を上記の如く限定したの
は次の理由によるものである。
は次の理由によるものである。
ＣｕにＳｎ、Ｃｒ及びＰを添加してこれ等３元素を共存
さゼることによりＣＬＩ特有の高導電性及び半田付は性
を劣化させることなく、強度及び耐疲労性を向上し得る
も、ＳＯ含有値が０．０５％未満でも、Ｃ「含有量が０
．０３％未満でも強度及び耐疲労性の向上効果が少’Ｊ
＜、またＳｎ含有ωが１．０％を越えても、Ｃｒ含有
量が０．２％を越えても、Ｐ含有量が０．２％を越えて
も強度は向上し得るも、耐疲労性の向上効果は飽和し、
かつ合金の導電率及び半田付は性を著しく低下さ−ける
ためである。
さゼることによりＣＬＩ特有の高導電性及び半田付は性
を劣化させることなく、強度及び耐疲労性を向上し得る
も、ＳＯ含有値が０．０５％未満でも、Ｃ「含有量が０
．０３％未満でも強度及び耐疲労性の向上効果が少’Ｊ
＜、またＳｎ含有ωが１．０％を越えても、Ｃｒ含有
量が０．２％を越えても、Ｐ含有量が０．２％を越えて
も強度は向上し得るも、耐疲労性の向上効果は飽和し、
かつ合金の導電率及び半田付は性を著しく低下さ−ける
ためである。
特にＰが多くなると導電率の低下が著しく、その含有量
が０．２％以下であれば効果が認められも、望ましくは
０．０１〜０．１％の範囲が良い。
が０．２％以下であれば効果が認められも、望ましくは
０．０１〜０．１％の範囲が良い。
本発明合金は上記の如く特別の熱処理を必要とせず、例
えば鋳塊を熱間圧延により荒引線とし、これに中間焼鈍
（温度４００〜１００℃、保持時間０．５〜５時間）と
冷間伸線を繰返して所望のサイズに仕上げ、加工硬化に
より所望の強度を得ることができるものである。
えば鋳塊を熱間圧延により荒引線とし、これに中間焼鈍
（温度４００〜１００℃、保持時間０．５〜５時間）と
冷間伸線を繰返して所望のサイズに仕上げ、加工硬化に
より所望の強度を得ることができるものである。
次に本発明合金を実施例について詳細に説明する。
黒鉛ルツボを使用してＣｕを溶解し、その場面を木炭で
覆い、Ｐ、Ｓｎ 、Ｃｒを順次添加した後、金型に鋳造
して第１表に示す成分組成のｒ１２５ｍｍ。
覆い、Ｐ、Ｓｎ 、Ｃｒを順次添加した後、金型に鋳造
して第１表に示す成分組成のｒ１２５ｍｍ。
厚さ２”ｍｍ＋長さ３００＃の鋳塊を得た。この鋳塊を
一面あたり２．５ａ面削した後、溝ロールを用いて熱間
圧延し、直径８＃Ｉ１１の荒引線とし、これに中間焼鈍
（温度５００℃、保持時間１時間）と冷間伸線を繰返し
加えて直線０，８．の線材とした。尚このときの最終加
工率を６０％とした。
一面あたり２．５ａ面削した後、溝ロールを用いて熱間
圧延し、直径８＃Ｉ１１の荒引線とし、これに中間焼鈍
（温度５００℃、保持時間１時間）と冷間伸線を繰返し
加えて直線０，８．の線材とした。尚このときの最終加
工率を６０％とした。
これ等線材について引張強さ、導電率、半Ｆｎ付第１表
及び第２表から明らかなように、本発明合金Ｎ０９１〜
Ｎ ｏ、５は引張強さ、導電率、半田イ」け性及び疲労
特性が良好で、従来合金であるＣ（１−Ｃｄ合金（Ｎ
Ｏ，１３）と比較し、性能は幾分劣るも公害の恐れがな
く、従来合金であるＣ ｕ−Ｚ ｒ−Ｃｒ合金（Ｎｏ、
１２）と比較し、引張強さ、導電率、疲労特性はほぼ同
等で、半田付１ノ性ははるかに優れており、しかも特別
の熱処理を必要としないため、安価に提供することがで
きるものであり、従来合金Ｎ Ｏ，１２，Ｎ Ｏ，１３
に充分代替できることが判る。
及び第２表から明らかなように、本発明合金Ｎ０９１〜
Ｎ ｏ、５は引張強さ、導電率、半田イ」け性及び疲労
特性が良好で、従来合金であるＣ（１−Ｃｄ合金（Ｎ
Ｏ，１３）と比較し、性能は幾分劣るも公害の恐れがな
く、従来合金であるＣ ｕ−Ｚ ｒ−Ｃｒ合金（Ｎｏ、
１２）と比較し、引張強さ、導電率、疲労特性はほぼ同
等で、半田付１ノ性ははるかに優れており、しかも特別
の熱処理を必要としないため、安価に提供することがで
きるものであり、従来合金Ｎ Ｏ，１２，Ｎ Ｏ，１３
に充分代替できることが判る。
これに対し、本発明合金の組成範囲より外れる比較合金
は引張強さ、導電率、半［１ｉ＝Ｊけ性及び疲労特性の
内、何れか一つ以上の特性が劣化していることが判る。
は引張強さ、導電率、半［１ｉ＝Ｊけ性及び疲労特性の
内、何れか一つ以上の特性が劣化していることが判る。
叩ちＳｎ含有準の少ない比較合金Ｎ Ｏ，６，Ｃｒ含有
量の少ない比較合金Ｎ０．８及びＰを含まない比較合金
Ｎｏ、１１では、引張強さと疲労特性が劣り、Ｓ ＋１
含有かの多い比較合金Ｎｏ、７゜Ｃｒ含有量の多い比較
合金ＮＯ１９及びＰ含有量の多い比較合金Ｎｏ、１０で
は導電率及び半田付は性が劣っている。
量の少ない比較合金Ｎ０．８及びＰを含まない比較合金
Ｎｏ、１１では、引張強さと疲労特性が劣り、Ｓ ＋１
含有かの多い比較合金Ｎｏ、７゜Ｃｒ含有量の多い比較
合金ＮＯ１９及びＰ含有量の多い比較合金Ｎｏ、１０で
は導電率及び半田付は性が劣っている。
このように本発明によれば、特別の熱処理を必要とせず
、引張強さ、Ｓ電率、半ＩＩ （ｄけ性及び疲労特性が
バランスよく優れたもので、従来のＣＬＩ−Ｚ ｒ−Ｏ
ｒ金合金充分代替できるものであり、鉄道用メツレンジ
ャーワイヤー、航空機用電線、自動車用電線、その他電
気、電子機器用電線として代替し得る顕著な効果を奏す
るものである。
、引張強さ、Ｓ電率、半ＩＩ （ｄけ性及び疲労特性が
バランスよく優れたもので、従来のＣＬＩ−Ｚ ｒ−Ｏ
ｒ金合金充分代替できるものであり、鉄道用メツレンジ
ャーワイヤー、航空機用電線、自動車用電線、その他電
気、電子機器用電線として代替し得る顕著な効果を奏す
るものである。
手続祖１正書防式）
％式％
１、事件の表示
昭和５７年特泊願第１９８０５０号
３、補正をする者
名 称 （５２９）古河電気工業株式会社〒１０
１ 英ビル３階 ５、補正命令の日刊 １
１ 英ビル３階 ５、補正命令の日刊 １
Claims (1)
- Ｓ ｎ Ｏ，０５〜１．Ｏｗｔ％、 Ｃｒ Ｏ，０３〜
０．２ ｗｔ％、ＰＯ，２ｗｔ％以下を含み、残部ＣＩ
Ｊからなる高強度高導電性銅合金。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19805082A JPS5989743A (ja) | 1982-11-11 | 1982-11-11 | 高強度高導電性電線用銅合金 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19805082A JPS5989743A (ja) | 1982-11-11 | 1982-11-11 | 高強度高導電性電線用銅合金 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5989743A true JPS5989743A (ja) | 1984-05-24 |
| JPH0416534B2 JPH0416534B2 (ja) | 1992-03-24 |
Family
ID=16384693
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19805082A Granted JPS5989743A (ja) | 1982-11-11 | 1982-11-11 | 高強度高導電性電線用銅合金 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5989743A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS60174841A (ja) * | 1984-02-21 | 1985-09-09 | Furukawa Electric Co Ltd:The | 電子電気機器用リン青銅 |
| JPH01312047A (ja) * | 1988-06-13 | 1989-12-15 | Yazaki Corp | 高力高導電性銅合金の製造方法 |
| DE19539174C1 (de) * | 1995-10-20 | 1997-02-27 | Siemens Ag | Oberleitungsfahrdraht einer elektrischen Hochgeschwindigkeitsbahnstrecke und Verfahren zu dessen Herstellung |
| WO2015159671A1 (ja) * | 2014-04-14 | 2015-10-22 | 株式会社オートネットワーク技術研究所 | 銅合金素線、銅合金撚線および自動車用電線 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5479120A (en) * | 1977-12-07 | 1979-06-23 | Sumitomo Electric Ind Ltd | Copper alloy for trolley wire |
-
1982
- 1982-11-11 JP JP19805082A patent/JPS5989743A/ja active Granted
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5479120A (en) * | 1977-12-07 | 1979-06-23 | Sumitomo Electric Ind Ltd | Copper alloy for trolley wire |
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS60174841A (ja) * | 1984-02-21 | 1985-09-09 | Furukawa Electric Co Ltd:The | 電子電気機器用リン青銅 |
| JPH0352524B2 (ja) * | 1984-02-21 | 1991-08-12 | Furukawa Electric Co Ltd | |
| JPH01312047A (ja) * | 1988-06-13 | 1989-12-15 | Yazaki Corp | 高力高導電性銅合金の製造方法 |
| JPH0527697B2 (ja) * | 1988-06-13 | 1993-04-22 | Yazaki Corp | |
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| JP2015203136A (ja) * | 2014-04-14 | 2015-11-16 | 株式会社オートネットワーク技術研究所 | 銅合金素線、銅合金撚線および自動車用電線 |
| US10074452B2 (en) | 2014-04-14 | 2018-09-11 | Autonetworks Technologies, Ltd. | Copper alloy element wire, copper alloy stranded wire, and automotive electric wire |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0416534B2 (ja) | 1992-03-24 |
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