JPS5989158A - 印刷機の脱臭装置付き乾燥炉 - Google Patents

印刷機の脱臭装置付き乾燥炉

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JPS5989158A
JPS5989158A JP57198902A JP19890282A JPS5989158A JP S5989158 A JPS5989158 A JP S5989158A JP 57198902 A JP57198902 A JP 57198902A JP 19890282 A JP19890282 A JP 19890282A JP S5989158 A JPS5989158 A JP S5989158A
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JP
Japan
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air
hot air
temperature
amount
drying oven
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Application number
JP57198902A
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English (en)
Inventor
Shinichi Maruyama
信一 丸山
Kiyoshi Sunakawa
砂川 清
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NETSU KOGYO KK
Shibaura Machine Co Ltd
Original Assignee
Toshiba Machine Co Ltd
NETSU KOGYO KK
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Publication date
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Publication of JPS5989158A publication Critical patent/JPS5989158A/ja
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41FPRINTING MACHINES OR PRESSES
    • B41F23/00Devices for treating the surfaces of sheets, webs, or other articles in connection with printing
    • B41F23/04Devices for treating the surfaces of sheets, webs, or other articles in connection with printing by heat drying, by cooling, by applying powders
    • B41F23/0403Drying webs
    • B41F23/0423Drying webs by convection
    • B41F23/0426Drying webs by convection using heated air

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Supply, Installation And Extraction Of Printed Sheets Or Plates (AREA)
  • Exhaust Gas Treatment By Means Of Catalyst (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 インキを乾燥させる熱風式乾燥炉であって、脱臭X装竺
し一体に有するものに関する。
出願人等は[特願昭57−058309、発明の名称、
印刷機の脱臭装置付き乾燥炉・以後先願発明と略称する
。」をもって同じ目的の乾燥炉について開示した。本願
発明は先願発明のより一層の改善を計ったものである。
先願発明についてその大要を述べる。第1図において、
熱風循環送風機(11により熱風ノズル(20に送りこ
まれた乾燥歪熱風(1→は帯状印刷物(21)を乾燥さ
せて乾燥炉(1)へ戻り使用済み熱風(3) 、 <3
Yに分かれる。
使用済み熱風(3)は熱風発生室(l切において処理済
み熱風(5→と混合して前記熱風循環送風機(Inによ
り循環されるようになっている。
一方使用済み熱風(3Yはフィルタ(4)を通過し排煙
フード00よりの吸込み空気(31)および第2分岐部
←ηより臭気集合室6つへ戻る処理済み高温熱風−と混
合して脱臭室(9)に送られ、予熱バーナ(10で必要
量加熱され触媒層(1l)を通過することにより酸化さ
れ、処理済み高温熱風とθ枠となり、第1分岐部(5→
においてダン・・パθ→により分岐し、一部は排気とな
って機外に放出される。
他の部分は循環高温熱風0→となり第2分岐部←ηにお
いてコントロールモータ(5時に駆動されるダンパ←呻
によって、一部は前記処理済み高温熱風←0となり、残
部は最初に述べた処理済み高温熱風(54)となって熱
風発生室(1リに戻るようになっている0コントロール
関係について説明すれば、熱風発生室(1f)での混合
空気は熱風循環送風機(11にて熱風ノズル(20に送
られるが送風機出口での温度検出器TCの4l号により
コントロールモータG→にてダンパ(51の開度を加減
することにより熱風発生室(+−6に入る処理済み高温
熱風(54)の量を制御して乾燥用熱風(11の適温を
保持する。
さらに、帯状印刷物(21)のインキの盛り量が多量で
あった場合等には、処理済み高温熱風(I坤の温度TB
が高温になり、従って臭気送風機(5)によって脱臭室
(9)に送り込まれる温度が設定した予熱温度より高く
なる場合は、臭気送風機出口側に設けである臭気温度検
出器(61)によって得られた温度が設定温度TSとの
比較により第1分岐部のダンノくθ→を制御し、臭気集
合室0啼へ行く処理済み高温温風←0の量を少なくし、
同時に、予熱バーナOQの燃焼を制御し、燃料供給を断
って自燃とする。
これらの構成によれば先願発明は 1)脱臭装置で発生する熱量を乾燥用の熱源とすること
ができるので、在来の熱風式乾燥炉プラス脱臭装置の必
要熱量の合計よりは勿論、熱風式乾燥炉単体に必要な燃
焼量よりはるかに下回る燃焼量をもって運転することが
でき、省エネルギを達成できる。
2)使用済み熱風中の溶剤蒸気濃度が高い場合は自燃脱
臭ができる。
3)以」二により従来の乾燥炉よりも燃焼量が少なくな
り省エネルギ効果が大。
4)操作する者は条件を考慮してダンパを開閉する要は
ない。
などの効果を期待したものでちった。
それにも拘らず次の問題点を残していた。すなわち、イ
ンキ盛り量が多く、脱臭室において溶剤の触媒酸化によ
り得られる熱量の多い場合においては、その熱量の助け
によってバーナの燃焼量を極めて低く抑さえることがで
きるが、インキ着り量の少ない印刷物の乾燥に際しては
脱臭室において溶剤蒸気より回収し得る熱量はあまり期
待できず、しかも脱臭のためには必要予熱温度を維持す
るための予熱バーナの燃焼量は逆に増大し、あらゆる印
刷条件での省エネルギという面では不充分であった。
脱臭室で清浄化された処理済み高温熱風はある割合で大
気に放出されるが、このうちから燃焼用空気の加熱のた
め熱交換器により一部熱量を回収するものの排気温度は
なお高温であり、排気によって持ち去られる熱量は相当
に大きかったからである。
それにも拘らず次のような問題点を残していた。
排気による放出熱量を下げるには、排気量を少・ 々く
することと排気温度を下げることにある。排気量はこの
システム内に取9人れられる。
a)燃焼用空気の量 b)排煙フードから吸込まれる量 C)乾燥炉の出入口から吸込量れる量 の和になっている。
このうち、a)燃焼用空気はバーナの燃焼に必要な空気
で適量が必要であり、b)排煙フードから吸込まれる量
は、乾燥炉を出た帯状印刷物はなお高温であるため溶剤
を僅かながら蒸発しており室内を汚さないために適量は
必要である。
そして、C)乾燥炉の出入口から吸込まれる量は0であ
ることが望ましいが、実情は入口から吸って出口から吹
出したシ、中央部から吸って端部から吐出すことが多く
、室内に吐出された炉内ガスは溶剤蒸気を含むため白煙
となり室内を汚すので、局部的な吹出しを止めるには相
当量の吸込量を見込まなければならなかった。
その上熱風温度を種々に変えた場合使用済み熱風の温度
も変り、臭気送風機の標準状態に換算した実質移送量が
変ってくる。そのため熱風温度が高い場合は臭気送風機
の移送量が少なくなり、従って排気量も少なく出入口よ
シの吹出しが発生ずるので臭気送風機の風量に余裕を持
たせて大きくとり、熱風温度が低い場合は排気量は多く
なるのが実情であり不具合の第1点であったO第2に、
乾燥炉出入口からある程度冷気を吸込ませざるを得ない
ということは、乾燥炉内には溶剤蒸気が存在しているた
め、冷気が流入すると溶剤蒸気は冷却されて液化し、出
入口付近の壁面にタールと在り付着する問題である。
第3に、この冷気は出入口に近い熱風ノズルを冷却し、
ノズル内の熱風に含壕れる溶剤蒸気を液化する。この液
滴は後流の熱風により加熱されて再蒸発しようとするが
、この際熱量が不充分であると[すす4となる。この「
すす]はノズル吹出し口をふさぎ、熱風の流れを乱して
帯状印刷物をバタつかせ、ノズルに接触して印刷物を損
傷する問題がある。
第4に、最近多色印刷が増加し、印刷速度が上昇すると
共に乾燥炉内での溶剤蒸発量が増加し、その結果脱臭装
置の触媒層通過に際し反応温度が高騰し触媒層の寿命低
下や付属機器の損傷のお・それが多ぐなって来た。この
場合、反応温度を制限温度におさえるためには処理すべ
き使用済み熱風に外気を混合すれば可能であるが、予熱
のための熱量が増加し熱量の無駄が生じる問題がある。
第5に、脱臭室に送り込1れる使用済み熱風の温度が高
くなり、燃焼用空気と混合しても予熱温度より高くなる
場合は、当然バーナの燃焼を止めて自燃、の状態にさせ
るが、予定の予熱温度より高くなることは反応温度も引
上げることになるのでそのため前記の処理の度合が更に
増加するという問題もあった。
本発明の目的は上記した先願発明における欠点をなくし
、 1)燃料ガスの消費を最も少ないものにする。
2)脱臭装置において熱量損失を伴なわず反応温度・予
熱温度の上昇を制限する0 3)乾燥炉出入口のタール付着を抑制する。
4)乾燥炉出入口に近いノズルにおける「すす」発生を
抑制する。
ことの可能な操作性のよいランニングコストの低い脱臭
装置付き乾燥炉を提供するにある。
要するに本発明は、乾燥用熱風に必要な処理済み高温熱
風の量を常に必要最少量にとどめ、その量が変化しても
排気量は定量を保つように臭気送風機の送風量を必要処
理済み高温熱風量の増減と関連させて等しく増減させ、
バーナ燃焼用空気として排煙フードからの吸込み空気を
用いることで排気量を最少にするとともに、排気を数段
の熱交換器を通過させて排気の温度を低め省エネルギに
徹底したものである。
本発明を実施例に基き図面に従って説明する。
第2図において下半分は乾燥炉(1)で上半分は脱臭装
置(2)より成っている。乾燥炉(1)より戻る使用済
み熱風の一部(3)はフィルタ(4)を通過して風量可
変の臭気送風機(5)により熱交換器(6)及び臭気ダ
クト0→を経て脱臭室(9)に送りこまれる。
脱臭室(9)には予熱バーナ(10が設けてあり、使用
済み熱風を好ましい温度に高めるための温度調節計((
→、予熱温度検出器θつ、バーナのための燃料調節弁(
40を自動的に加減するコントロールモータ(40を有
する。
脱臭室(9)の中央に使用済み熱風中の溶剤や悪臭物質
を酸化分解するための触媒層01)があり、触媒層(I
+)の手前には触媒層(1])の被毒を防止するための
触媒毒吸着層である前処理剤(+櫓を設けである。
脱臭室に隣接する分岐部には触媒層(I+)を通過した
処理済みの高温熱風θ撞を一連の熱交換器(6)、 (
7)。
(8)を通過する排気0→と乾燥用熱風混合室(1−’
lへ送る高温循環熱風(ロ)とに分けるダンパ(1→が
ある。ダンパ(1→はコントロールモータ0→によって
制御されるようになっている。
一方、乾燥用熱風混合室(1f)に接続して、上記高温
循環熱風(1→と乾燥炉(1)から戻る使用済み熱風<
3Yとの混合により得られた乾燥熱風01を熱風ノズル
(20へ給送するための熱風循環送風機(11がある。
熱風循環送風機(11の吐出側には熱風温度検出器(3
つが設けられている。
丑だ、排気01の通路には一連の熱交換器(6) + 
(7)l ’(8)に接続して排気室Hがあり、熱交換
器(6) 、 (7) 。
(8)を通過した排気(11の一部を大気へ放出する排
気ダクトe啼が接続している。
排気室0′4より分岐して下方に向うダクト0→は送風
機θ場を介設(7て、その先端は乾燥炉(1)の入口及
び出1コの上部、下部に到って吹出口G!4)、H’と
して開口してエヤカーテンを形成し、吹出口(24)、
G!→′の近傍には圧力室H,El’を設けである。
排気室(2→の一方から熱交換器(7)を経由して臭気
ダクト0すに到るバイパスダク)(2カが設けてあり、
この途中に設けられる風量可変のバイパス送風機Q→に
よって排気01の一部を逆行して脱臭室(9)へ送るこ
とができるようにしである。
バーナQ0の燃焼用の空気はブロワG!→により送られ
新鮮空気を熱交換器(8)で予熱してバーすαQに送っ
ている。本図では省エネルギ的見地がら排煙フードOI
よりの吸込空気(39を燃焼用として利用している。
排煙フード00よりブロワ0!)へ到るダクlは途中で
熱交換器(8)を通るものと通らないものとの2経路に
分けてあり、その分岐部にダンパ(31を設はコントロ
ールモータ04)により開度を制御されている。
触媒層0])通過後の熱風温度を検知する温度検出器0
→によって検出される反応温度を、制限温度以下に保持
するため、熱交換器(7)で処理された排気0啼の一部
をバイパス送風機Q樟で給送するため温度調節計(1′
4でバイパス送風機(2時の回転数を制御するようにな
っている。
本発明における装置の作用について説明する。
熱風式乾燥炉においては帯状印刷物の厚み、印刷速度、
インキの盛り量等の条件に従って180°Cから300
℃位までの適温の乾燥用熱風を使用している。本発明の
乾燥炉では熱風温度を適切な温度とするために従来の熱
風式乾燥炉と同様に図示してない温度調節計によって設
定することができる。たソし乾燥用熱風混合室(1f)
においては在来のもののようなバーナを有せず、ダンパ
(1→の調節により高温循環熱風(1→と乾燥炉(1)
より戻る使用済み熱風(3)との混合比を調節によって
設定温度に達せしめる。すなわち温度調節計は温度検出
器Of)により検出される熱風温度が設定値に一致する
ようダ・ンパ(14)のためのコントロールモータ01
に信号を与えて制御するのである。
また別の使用済み熱風(3)′は臭気送風機(5)によ
り熱交換器(6)を経由して昇温され、脱臭室(9)へ
送られるが、脱臭室(9)は最も高温となる部分であっ
て、この部分から外壁(31を通って大量の熱量が外部
へ放出されるのを防ぐため脱臭室(9)は装置の保温壁
OIには直接接触しないよう浮かしてあり、前記使用済
み熱風(3)′は保温壁(31と脱臭室(9)との間を
通って臭気送風機(5)によって吸込まれ、脱臭室(9
)からの放出熱量を同時に吸収し保温壁01を通過して
放熱することを防いでいる。
臭気送風機(5)はインバータ制御の交流電動機もしく
は他の無段階変速手段を有する原動機によって駆動され
てその風量は可変である。そしてその風量は高温循環熱
風(11の量qと開口(24)、(g4)’より吹き出
されるエアカーテンの量rと乾燥炉(1)の出入口より
吸込腫れる空気の量Sとの合計に等しいように制御され
る。r及びSをはソ定量とすれば臭気送風機(5)の風
量は高温環熱風01の量qの増減量に等しく増減するこ
とが要求される。このことは高温循環熱風(l→の風量
を検出し、その量に従って臭気送風機(5)の原動機を
増減することによって得られる。
脱臭室(9)に送られた使用済み熱風(3Yはバーナ(
10によって触媒酸化に適温となるまで加熱される。
すなわち温度調節計0乃に適切な予熱温度、例えば35
0℃を設定することにより温度検出器θつによって検知
される予熱温度が設定値と等しくなるまでバーナ0Qの
燃料調節弁(角の開度を加減するようコントロールモー
タ(II)に指示を与えて制御が行なわれる。
使用済み熱風(3)′は触媒層(1υを通過して酸化反
応が行なわれ、含まれる溶剤蒸気を分解すると共に悪臭
物質が無臭化され、高温の処理済み熱風(11となる。
触媒層通過に際しての昇温の度合は使用済み熱風中に含
まれる溶剤蒸気の量によって決まり、550℃以上にな
ることもあり得る。温度調節計θ′4とバイパス送風機
G2時とは反応温度の上昇を制限するためのもので、バ
イパス送風機01は臭気送風機(5)と同様風量が可変
である。それで例えば制限温度を500℃として温度調
節計θ埠に設定すると、温度検出器0→にて検出する反
応温度が制限温度500℃を超えようとするときはその
温度が設定値を保つよう信号をバイパス送風機01の可
変速原動機に与えて運転を行なわせて回転数を制御し処
理された逆行する排気の風量を加減する。反応によって
発生する熱量は同一であっても触媒層0υを通過する風
量は臭気送風機(5)のみの場合より多いために上昇温
度が低くなり、引続き制限温度に保つことができる。
臭気ダクト0→を経て脱臭室(9)へ戻る使用済み熱風
は反応温度が高いときは熱交換器(6)を通過すること
により相当昇温し、脱臭室(9)における設定予熱温度
より高くなることがある。燃焼用空気と混合後の温度が
設定予熱温度を上回るときは温度調節側(4つの作用に
よりバーナの燃料供給はOとなりいわゆる自燃状態にな
り得るが、バーナを焚かなくても触媒層通過前の温度が
設定予熱温度より高くなるときは設定予熱温度を保つよ
うに次の制御を行なう。
温度調節計(3呻は温度検出器θつによって触媒層通過
前の温度を指示しているが、これが設定予熱温度を超え
るときはダンパ0場のためのコントロールモータ04)
に信号を与えて燃焼用空気のうち熱交換器(8)を通過
しない分が増加するよう開度を加減せしめる。
そうするとブロワGl!→によってバーナOQに送り込
まれる燃焼用空気の温度は低下し、使用済み熱風と混合
しても設定予熱温度に保つことができる。
排気室Hより分岐しエアカーテン送風機(i場によって
乾燥炉(1)の出入口に導かれた排気はなお200°C
内外の温度を保っており、高温のエアカーテンとして放
出され、乾燥炉内の空気と炉外の空気とを遮断している
従来この部分には熱風ノズル(20より分岐した乾燥用
熱風をエアナイフとして帯状印刷物に吹付けることによ
り炉内空気の吹出しを防ごうとしていたが、機能上不具
合であったことは前述の通りである。
このエアカーテンの周囲は圧力室@I H’を形成し、
大気圧より僅か静圧が高くなるようにしである。
乾燥炉(1)内は僅かのマイナス圧となるようにしてあ
り、圧力室HG!1’内の空気の大部分は乾燥炉(1)
内に流れる。圧力室←001′内がプラス圧であるため
圧力室内の空気の一部が炉外に流れることはあっても炉
外の空気を乾燥炉(1)内に吸込むことを防止できる。
臭気送風機(5)の風量を増加して乾燥炉(1)内のマ
イナス圧の程度を高めれば圧力室C2時(ハ)′内も僅
か々マイナス圧となり炉外の空気を吸込むことになるが
、その計は極めて僅少に抑さえることができる。
本発明は以上のような構成と機能を有するので、触媒層
を通過する風量を個々の印刷条件に合わせて各ケース毎
の最低量に抑さえることができ排気の量は使用する燃焼
用空気の量と許した乾燥炉出入口よりの吸込量との和と
なり最低量に抑さえることができる。しかも触媒層を通
過した処理済み高温の排気は、戻り空気である使用済み
熱風との熱交換、燃焼用空気との熱交換によって排熱を
回収するので比較的低い温度(200℃前後)となり、
排気によって持去られる熱量は極めて少ないものとなる
インキ盛り量が大で印刷速度が高くなって使用済み熱風
中の溶剤蒸気量が増加することにより触媒層が異常に高
温になろうとするとき、および戻り空気である使用済み
熱風の温度が高くなってバーナを燃焼させなくても触媒
層前の温度が異常に高くなるときは外気を吸入すること
なくそれぞれの制限装置が作動して熱量の損失なしに触
媒層やその下流の機器の損傷や低寿命化を防ぐことがで
きる。
この結果、本発明による乾燥炉の燃料消費量は通常の4
色刷りの場合に同等の乾燥能力を有する脱臭装置を有し
ない熱風式乾燥炉の20%程度で済み、インキ盛り量の
大きい場合は燃料消費量Oすなわち自燃状態に容易にな
り得る省エネルギ性の最も高い乾燥炉となる。
また乾燥炉出入口に設けた熱風エアカーテンにより、炉
外空気の流入を極少に抑さえることができるので、出入
口近傍でのタール汚染もなく、また出入口に近い熱風ノ
ズルも冷やされることが無いため熱風中の溶剤蒸気が液
滴となって再蒸発の際に「ずす」となることを防ぎノズ
ル詰まり、帯状印刷物のばたつき・こすれを防ぐことが
できる。
たとえ乾燥炉出入口から炉外に洩れた空気が若干あった
としても、溶剤蒸気を含んでいないためにタール化して
印刷室内を汚す心配はない。
本発明は以」二のように最も省エネルギを達成し、しか
も室内、大気に対する汚染を発生させない乾燥炉を提供
するもので極めて価値のある発明である0
【図面の簡単な説明】
第1図は先願発明である特願昭57−058309の実
施例の説明図、第2図は本願発明の詳細な説明図である
。 (1)・乾燥炉、(2)・・脱臭装置、(3) + (
3)’・・・使用済み熱風、(4)・ フィルタ、(5
)・臭気送風機、(6) + (7) +(8)・・熱
交換器、(9)・・・脱臭室、OQ  バーナ、θ0・
・・触媒層、(1坤・前処理剤、0椴・・・処理済み高
温熱風、(14・・・ダンパ、0啼・・・排気、Q→・
・・高温循環熱風、(功・・乾燥用熱風混合室、0時・
・・乾燥用熱風、(II  熱風循環送風機、(20熱
風ノズル、Gl!I)・・・帯状印刷物、Q′4・排気
室、0場  排気ダクト、(g4) 、 (24)’・
・・エアカーテン吹出口、H,H’・・・圧力室、H・
・・臭気ダクト、Qカ・・バイパスダクト、(財)・バ
イパス送風機、H・・・燃焼空気用ブロワ、(3す・・
排煙フード、(31)・・・吸込み空気、0埠 ダクト
、0■・・・ダンパ、(34LH・コントロールモータ
、H,H・・・温度検出器、0ト・・保温壁、OI・・
温度調節計、(11・・燃料調節弁、(41)・・コン
トロールモータ、θ埠 温度調節計、θ3)・・送風機
、04)・ダクト、(”e・・・温度検出器、(1・〜
←枠・・・欠番、←4)・・・処理済み高温春風、←場
・臭気集合室、(5→・・・第1分岐部、←乃・・第2
分岐部、0ト・・コントロールモータ、6つ・・・ダン
パ、←0)・処理済み高温熱風、(6I)・・・温度検
出器、に)・欠番、O場・・燃焼空気ダクト、(64)
・・・ダンパ。 特許出願人  熱工業株式会社 f  (1目 葎 z ■ 手続補正書(自発) 昭和57年12月4日   1 特許庁長官 若杉和夫殿       22 発明の名
称  印刷機の脱臭装置付き乾燥炉ほか1名 4、代理人 6、 補正により増加する発明の数 パ・・・) 8 補正の内容 別紙記載の通り 別     紙 明細書第7頁第15行を削除する。 明細書第11頁第13行中1熱風の一部(3)」を[熱
風の一部(3′l Jと補正する。 明細書第12頁第12行末尾の1熱風(A)」を1熱風
(3)」と補正する。 明細書第12頁最後行中「タフl’ (251Jを1ダ
クト(ハ)」と補正する。 明細書第16頁第6行中[温度調節計C37)Jを1名
度調節計01」と補正する。 以上

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)触媒式脱臭装置を一体に有し、脱臭室を出た処理済
    み高温熱風と乾燥炉より戻る使用済み熱風とを混合する
    ことにより乾燥用の熱風とする帯状印刷物用の乾燥炉に
    おいて、乾燥炉内から使用済み熱風の一部を脱臭室へ送
    り込む風量可変の臭気送風機を設けるとともに、脱臭室
    出口側ダクトに分岐部を設けて一部を大気に放出し残部
    を乾燥炉へ送るようにし、この分岐部に自動制御される
    ダンパを設けてダンパの開度を加減することにより熱風
    混合室における前記処理済み高温熱風と乾燥炉から戻る
    使用済み熱風の混合比を変えて乾燥用熱風を所望の設定
    値に維持すると共に熱風混合室に流入する処理済み高温
    熱風の量に連動して臭気送風機の風量を自動的に増減せ
    しめることを特徴とする印刷機の脱臭装置付き乾燥炉。 2、特許請求の範囲1)の発明において、臭気送風機に
    より脱臭室へ送り込まれる使用済み熱風と分岐部より大
    気へ放出される高温排気との間に□:熱交換器を設けて
    使用済み熱風を予熱することを特徴とする印刷機の脱臭
    装置付き乾燥炉。 3)特許請求の範囲1)の発明において、処理済みの排
    気ダクトと臭気送風機によって脱臭室へ使用済み熱風を
    送るダクトとの間にバイパスダクト及びバイパス送風機
    を設け、脱臭装置における触媒層通過による反応温度が
    制限温度を超えようとするときはバイパス送風機を運転
    して脱臭室へ送る風量を自動的に増大させ、触媒層を通
    過する風量を増大させることによって反応温度の上昇を
    抑えることを特徴とする印刷機の脱臭装置付き乾燥炉。 4)特許請求の範囲2)の発明において、処理済み排気
    のダクトの更に下流に今一つの熱交換器を設けて燃焼用
    の空気を予熱すると共に燃焼用空気のダクトには熱交換
    器を通過しないバイパスを設け、バイパス入口側分岐部
    に自動制御されるダンパを設け、脱臭室に送り込まれる
    使用済み熱風の温度が高く、ノく−ナの燃焼を停止して
    も触媒層通過前の温度が設定予熱温度より高くなる場合
    は、燃焼用空気のノ(イノ(ス通過分を多くして触媒層
    通過前の温度を設定予熱温度に保たしめるよう燃焼空気
    の温度を自動的に加減し得ることを特徴とする印刷機の
    脱臭装置付き乾燥炉。 5)特許請求の範囲4)の発明において、燃焼用空気源
    として排煙フードよりの吸込み空気を使用することを特
    徴とする印刷機の脱臭装置付き乾燥炉。 6)特許請求の範囲1)の発明において、処理済みの排
    気の一部を乾燥炉の出入口に導いてエアカーテンとして
    使用することを特徴とする印刷機の脱臭装置付き乾燥炉
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