JPS5986829A - 高周波加熱装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、高周波加熱装置における冷却構造の改善に関
するものである。

従来例の構成とその問題点 従来の高周波加熱装置は第２図、第３図に示すもので一
本体１内に設けられた加熱室７があり一加熱室内に高周
波を供給する高周波発生器１１゜高周波発生装置を冷却
し、加熱室Ｙ内に空気を供給するファンモーター７と一
加熱室内に空気を導くエアーガイド１２．加熱室７の両
側壁に開いた通気孔１５．排気側に設けられた排気ガイ
ド１３゜冷却用の空気を本体背面より取込むために開け
られた吸気孔１４．排気用開口部９という構成となって
いた。

従来の構成においては、吸気孔１４より本体１内に流入
した空気は、高周波発生装置を冷却し−その一部の高周
波発生器１１を冷却したものは。

エアーガイド１２に導ひかれ通気孔１５を通って加熱室
７内に入り、排気ガイド１３のある側の通気孔１５より
加熱室外へ出ていき一排気用開ロ部９′ｆ：通って本体
外部へ排気されていた。

このため排気用開口部９より排気された熱風が再度吸気
口１４より入り込み、冷却効率を劣えさせていた。寸だ
使用者などの不注意による過熱によって一被加熱物の燃
焼による加熱室７内の火災等が起ることも考えられた○ 発明の目的 本発明は上記従来の欠点を解消するもので、被加熱物加
熱中において、使用者などの不注意による異常過熱によ
って、被加熱物の燃焼による調理庫内の火災等から使用
者の安全を確保することを目的とする。

発明の構成 上記目的を達するため、本発明の高周波加熱装置は、本
体内に設けられた加熱室内へ高周波を供給する高周波発
生装置と、この高周波発生装置を冷却し、かつ冷却した
空気を加熱室内へ供給する送風装置と、前記加熱室の両
側壁に設けられた通気孔とからなり、前記加熱室内へ供
給された空気が通気孔を経て、本体外へ排出する排気用
開口部としてルーバーを本体外部側へ凸として本体背面
に設け、ルーバーの開口方向を加熱室側と逆方向に向け
る構成であり、冷却や加熱室内を経てきた空気を本体外
へスムーズに排出し、排気された熱気を吸気孔から吸わ
せないというもので、使用者の不注意−等においても調
理庫内で燃焼を起させにぐいという効果を有するもので
ある。

実施例の説明 以下、本発明の一実施例について図面に基づいて説明す
る。

第１図において、１は高周波加熱装置の本体でこの本体
１内に加熱室（図示せず）が設けられている。２は加熱
室の開口部に開閉自在に設けられた扉、３は本体１の前
面に設けられた操作パネルで、この操作パネル３には調
理時間を設定するタイマ一つ丑み４．調理開始釦５．高
周波発生装置を動作時に点燈する表示ランプ６が設けら
れている。

第４図は第２図のＡ−Ａ’の断面に対応した本発明の一
実施例で、７は本体内に設けられた加熱室。

１ｏは高周波発生器１１と高圧トランス等を冷却するた
めのファンモーター、１４は本体背面板８に設けた吸気
孔、１５は加熱室７の両側壁に設けられた通気孔であり
、１２が加熱室内に空気を導くためのエアーガイド、１
３は加熱室Ｙ内で燃焼が起きた場合、火災を本体外へ出
さないための排気ガイド、９が本発明の排気用開口部で
ある。

以下上記構成における作用について説明する。

本体１内に設けられた加熱室７内に被加熱物を収めて扉
２を閉じ、次に調理時間をタイマーっまみ４で設定し、
調理開始釦５を押すと高周波発生装置が動作して、高周
波発生器１１より加熱室７内に高周波が供給され、被加
熱物が加熱される。

この際調理開始釦６を押すと高周波発生器１１等を冷却
するファンモーターが動作し、６の表示ランプも点燈す
る。本体背面板８に開いた吸気孔１４より本体内に入っ
た空気はファンモーター１０によシ、高周波発生器１１
および高周波発生装置を冷却し、この一部はエアーガイ
ド１２に導びかれて、１５の通気孔を経て、加熱室７内
へ入る。加熱室７内に入った空気が加熱室７の外へ排気
されるのは、排気ガイド１３のある側の通気孔１６で、
最後にこの空気は排気用開口部９を通って本体外へ排気
される。

このような本実施例によれば、排気風は本体背面板の影
響をほとんど受けなくなるために、排気抵抗が下がる。

そのため、吸気孔からの流入する空気が増加し、冷却効
率が高くなる。

また従来では排気された熱風を吸気孔より再び吸い込ん
でいたため冷却効率が低下していたが。

本発明によれば、吸気孔への排気風の回り込みがなくな
り、冷却効率をより高めるという効果を有する。

発明の効果 以上のように本発明によれば、次の効果を得ることがで
きる。

（１）排気風の本体背面板による影響する面積が激減す
るために排気抵抗が小さくなる。

（２）排気抵抗が小さくなることにより、吸気される空
気量が増大しく従来吸気抵抗より排気抵抗が大きいため
）、冷却効率が向上する。

（３）排気される熱風には被加熱物から発生する蒸気を
含んでいるために、本体背面部にこの蒸気が付着し一空
気中の浮遊塵が本体背面全体に付着していたが、本発明
では付着部が少なくなシー掃除がよシ簡単となった。

（４）従来のものでは上記の蒸気を含んだ熱風を再び吸
気孔より吸っていたために冷却効率を劣えさせていたが
、本発明により、冷却効率が更に向上した。

（６）従来は上記理由で蒸気を含む熱風を吸気していた
が、本発明の構成により、蒸気を含む熱風を吸わないの
で、電気部品や本体シャーシ類の防錆効果、絶縁性能を
向上させ、寿命も延びることとなる。

【図面の簡単な説明】

第１図は高周波加熱装置の斜視図、第２図は従来の高周
波加熱装置の背面からの斜視図、第３図は第２図Ａ−Ａ
’部の従来断面図、第４図は第３図に対応する本発明の
一実施例を示す断面図である。 １・・・・・・本体、２・・・・・・扉−３・・・・・
・操作パネル、４・・・・・・タイマ一つまみ、６・・
・・・・調理開始釦、６・・・・・・表示ランプ、７・
・・・・・加熱室、８・・・・・・本体背面板、９・・
・・・・排気用開口部−１０・・・・・・ファンモータ
ー。 １１・・・・・・高周波発生器−１２・・・・・・エア
ーガイド、１３・・・・・・排気ガイド、１４・・・・
・・吸気孔−１６・・・・・・代理人の氏名　弁理士　
中　尾　敏　男　はが１名第　１　図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 高周波加熱装置の本体内に設けられた加熱室内へ高周波
   を供給する高周波発生装置と、この高周波発生装置を冷
   却し、かつ冷却した空気を加熱室内へ供給する送風装置
   と、前記加熱室の両側壁に設けられた通気孔とからなり
   、前記加熱室内へ供給された空気が通気孔を経て、本体
   外へ排出する排気用開口部としてルーバーを本体外部側
   へ凸として本体背面に設は−ルーバーの開口方向を加熱
   室側と逆方向に向けた高周波加熱装置。