JPS598466Y2 - 可動コイル型円弧モ−タ - Google Patents

可動コイル型円弧モ−タ

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Publication number
JPS598466Y2
JPS598466Y2 JP11148478U JP11148478U JPS598466Y2 JP S598466 Y2 JPS598466 Y2 JP S598466Y2 JP 11148478 U JP11148478 U JP 11148478U JP 11148478 U JP11148478 U JP 11148478U JP S598466 Y2 JPS598466 Y2 JP S598466Y2
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JP
Japan
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arc
moving coil
movable
mirror
coil type
Prior art date
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Expired
Application number
JP11148478U
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English (en)
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JPS5529929U (ja
Inventor
順一 渡辺
Original Assignee
株式会社リコー
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は可動コイル型円弧モータに係り、特に複写機、
ファクシミリ装置等の原稿露光走査用揺動ミラーの駆動
に好適な可動コイル型円弧モータのリード線取付け構造
に関する。
例えば、複写機等で原稿を読み取る場合、原稿を一定速
度で露光走査する必要があるが、現在市販されているこ
の種の装置は、原稿照明用光源を原稿面に沿って一定速
度で移動させて露光走査を行うものが大部分である。
このため装置が大型になり、しかも原稿照明用光源が往
復運動を行うため騒音振動を発生する等、種々の欠点が
あった。
そこで最近では、光源を固定し回転軸に固定されたミラ
ーを揺動させて原稿の露光走査を行うことが試みられて
いるが、ミラーを所定変位角度で揺動するに好適な駆動
装置が存在せず、満足すべきミラー揺動装置が実現され
なかった。
即ち、回転軸に固定されたミラーを所定角度範囲内で揺
動させ、光源からの光をこのミラーで反射させて原稿面
に照射し、その照射光を一定速度で移動させ露光走査を
行う為には、ミラーの回転角度を所定の値に正確に制御
しなければならない このときのミラーの回転角度範囲は、例えば%程度であ
り、しかもその角度範囲内を高速、例えば1往復1秒程
度の速度で所定の角度変位パターンで揺動させる必要が
ある。
従って、このミラーを駆動する駆動手段として市販され
ている回転型サーボモータを使用した場合、たとえギヤ
を介してミラーを回動させるように構或したとしても、
モータの極数に制限がある等構造上の制約から角度変位
を高精度で、所定値に変化させることは困難であり、到
底満足し得るミラー揺動駆動装置は得られなかった。
このため、予め所定のパターンに形或されたカムを一定
速度で回転させ、このカムに連動する案内棒を介してミ
ラーを揺動させることも試みられているが、カムを用い
た場合、摩耗、機械的摩擦による騒音或は長期使用によ
るガタ等、ミラー揺動駆動装置にとって好ましくない種
々の問題が発生する。
上記の点に鑑み、出願人は先にそのミラーを揺動させる
好適な可動コイル型円弧モータを開発した。
この出願人の開発した可動コ不ル型円弧モータについて
、第1図及び第2図を参照して今少し詳細に説明する。
第1図において1はミラーで、その両端部は支軸2に固
定されている。
この支軸2は図示せぬ軸受けに回動自在に支承されてい
る。
尚3は角度検出器、6は固定側板を示す。
4は出願人が先に提案したミラー1を揺動するため円弧
状に構或された可動コイル型円弧モータで、円弧状に形
或された固定子41,可動子42から構或される。
5は樹脂等の軽量材で形威されたアームで、その一端は
支軸2に嵌合固定され、他端は可動子42に嵌合固定さ
れている。
それらの詳細は第2図に示す通りである。
即ち、第2図はその断面図[を示したもので、可動コイ
ル型円弧モータ4の固定子41は、円弧状外側ヨーク部
41 a、円弧状内側柱状ヨーク部4l b及びそれら
のヨーク部を繋ぐ端部ヨーク部41 Cから或るヨーク
と円弧状外側ヨーク部41 aの内周面に固定されたマ
グネッ} 41 dとがら構或されている。
一方可動子42は、円弧状中空ボビン42aとそのボビ
ン42 a上に巻回された可動コイル42 bとで構戊
されている。
このように構或された可動コイル型円弧モータ4を、そ
の円弧中心位置がミラー1の回動中心位置に一致するよ
うに配置し、第3図に示すように時間tに対応して取る
べき角度位θの目標値パターン信号を与え、角度検出器
3から得られるミラーの回転角と時々刻々比較し、その
偏差に基づいて可動コイル42 bに流す電流値を制御
すればミラーを高精度に回動制御することができる。
出願人が先に提案した可動コイル型円弧モータは以上の
ように構或されており、負荷としては、上述したように
、例えば原稿露光走査用揺動ミラー等、回動軸を備え、
その回動軸を挾い角度範囲に互って所定の速度で高精度
に揺動制御する必要のあるものの駆動に好適である。
ところで、上述した可動コイル型円弧モータでは、可動
子ボビン42 a上に巻回した可動コイル42 bに駆
動電流を提給するために、可動コイル両端から導線を引
き出し、そのリード線を直接、モータの近くに配置され
ている固定された駆動電流供給端子に接続していた。
このため、可動子42と固定端子間に配線されたリード
線が負荷となって、可動子駆動特性に影響を及ぼす欠点
が生じた。
しかもそのリード線は可動子の往復動に応じて絶えず繰
り返し変形が加えられる結果、曲げ疲労による断線が生
じる欠点があった。
本考案は上記の点に鑑みなされたものであって、可動コ
イルに給電するための導線に加えられる変形を最小にす
ることにより、その導線の断線を防止し、可動子駆動特
性に及ぼす影響を除去した可動コイル型円弧モータを提
供することを目的とする。
この目的を達或するために、本考案は、可動コイル型円
弧モータの可動子に接続された揺動アームの揺動中心近
傍に端子を設け、可動子ボビン上に巻回された可動コイ
ル両端から引き出されたリード線を、上記端子に接続す
るようにしたことを特徴とする。
以下、本考案の一実施例を第4図を参照して説明する。
第4図は本考案による可動コイル型円弧モータの可動部
分のみの構或を示したもので、それ以外のモータの構或
、即ち、固定子等の構或は前述第1図及び第2図に図示
説明したものと同一であるため、説明は省略する。
図中、第1図及び第2図と同一符号は同一又は均等部分
を示す。
第1図及び第2図に示した可動部分の構戊と異なる点は
、揺動アーム部材5の揺動中心近傍、即ち、支軸2に嵌
合固定されているボス部5a近傍に端子板7を設け、そ
の端子板上に可動コイル42bに駆動電流を給電するた
めの駆動電流供給端子7a,7bを設けた点、及び、可
動コイル42 bの両端から導線8a,8bを引き出し
、その導線8a,sbをアーム部材5に沿って配線し、
端子7a,7bに接続した点である。
可動部分を上記のように構或することにより、アーム部
材5が揺動する際、そのボス部5a近傍に配設された端
子7a,7bは殆んど変位せず、従って、この端子7a
,7bに、給電線を接続し、図示せぬ駆動電流供.給装
置から駆動電流を供給すれば、その給電線には殆んど変
形が加えられず、可動部分に及ぼす影響がなくなり、ま
た、曲げ疲労による断線の心配もなくなる。
尚、駆動電流供給端子7a,7bは第5図に示すように
、ボス部5aの端部に端子板7を設け、その上に取り付
けても良く、アーム部材5の揺動中心近傍ならば、その
取り付け位置は任意に選択し得る。
また、円弧モータの断面形状は角形に限らず円形、楕円
形等、任意の形状にすることができる。
以上の記載の通り、本考案によれば、可動コイル型円弧
モータの可動子に接続された揺動アームの揺動中心近傍
に駆動電流供給端子を設け、可動子ボビン上に巻回され
た可動コイル両端から引き出された導線を、上記端子に
接続するようにしたので、可動コイルに駆動電流を供給
するための導線の断線が防止され、その導線による可動
子駆動特性に及ぼす影響を除去することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は出願人が先に提案した可動コイル型円弧モータ
の構或を示す斜視図、第2図はその断面図、第3図はそ
の円弧モータを駆動するときの目標値パターン図、第4
図は本考案による可動コイル型円弧モータの可動部分の
構或図、第5図は本考案による他の例を示す可動コイル
型円弧モータの可動部分の構或図である。 1・・・・・・ミラー 2・・・・・・ミラー支軸、4
・・・・・・可動コイル型円弧モータ、41・・・・・
・固定子、42・・・・・・可動子、41 a〜41
C・・・・・・ヨーク、41 a・・・・・・マグネッ
ト、42a・・・・・・ボビン、42b・・・・・・コ
イル、5・・・・・・アーム、5a・・・・・・ボス部
、7・・・・・・端子板、7a,7b・・・・・・端子

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 負荷揺動軸を中心として円弧状に配設される円弧状外側
    ヨーク部、円弧状内側柱状ヨーク部及びそれらのヨーク
    部を繋ぐ端部ヨーク部とから戊るヨークと上記円弧状外
    側ヨーク部内面に固定されたマグネットとを備えた固定
    子と、上記円弧状中空ボビン及び該ボビン上に巻回され
    た可動コイルとを備えた可動子と、一端が上記ボビン上
    に接綬され、他端が上記負荷揺動軸に接続された揺動ア
    ームと、該揺動アームの揺動中心近傍に配設され、上記
    可動コイル両端から引き出された導線か接続される端子
    とから戒る可動コイル型円弧モータ。
JP11148478U 1978-08-16 1978-08-16 可動コイル型円弧モ−タ Expired JPS598466Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11148478U JPS598466Y2 (ja) 1978-08-16 1978-08-16 可動コイル型円弧モ−タ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11148478U JPS598466Y2 (ja) 1978-08-16 1978-08-16 可動コイル型円弧モ−タ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5529929U JPS5529929U (ja) 1980-02-27
JPS598466Y2 true JPS598466Y2 (ja) 1984-03-15

Family

ID=29059379

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11148478U Expired JPS598466Y2 (ja) 1978-08-16 1978-08-16 可動コイル型円弧モ−タ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63316609A (ja) * 1987-06-18 1988-12-23 Toshiba Corp 静止形回路しや断器

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Publication number Publication date
JPS5529929U (ja) 1980-02-27

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