JPS598415Y2 - 高圧ケ−ブルの端末構成 - Google Patents
高圧ケ−ブルの端末構成Info
- Publication number
- JPS598415Y2 JPS598415Y2 JP15403974U JP15403974U JPS598415Y2 JP S598415 Y2 JPS598415 Y2 JP S598415Y2 JP 15403974 U JP15403974 U JP 15403974U JP 15403974 U JP15403974 U JP 15403974U JP S598415 Y2 JPS598415 Y2 JP S598415Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cable
- voltage cable
- insulating tube
- high voltage
- terminal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)
- Cable Accessories (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は高圧ケーブルとくにX線機器用として適する高
圧ケーブルの端末構戒の新規提案に係り、全体として防
電撃型に構或されていることと、使用中に絶縁劣化する
原因をきわめて、その対策を十分ならしめたことを特徴
とする。
圧ケーブルの端末構戒の新規提案に係り、全体として防
電撃型に構或されていることと、使用中に絶縁劣化する
原因をきわめて、その対策を十分ならしめたことを特徴
とする。
図において1は高圧・絶縁ケーブル端、2は高圧絶縁体
、3はケーブル線心、4は心導体で雄端子5を接続する
。
、3はケーブル線心、4は心導体で雄端子5を接続する
。
6は2乃至5 (1部)を包囲するエポキシ絶縁筒で先
細りに若干のテーパーがついており、これは鍔形固定金
具7によって吊時状に保持されており、金具7はケーブ
ル遮蔽層8がほどこされている部分に嵌合されていて、
加熱収縮チューブ9のごときものでケーブル保護被覆1
0とともに固着されている。
細りに若干のテーパーがついており、これは鍔形固定金
具7によって吊時状に保持されており、金具7はケーブ
ル遮蔽層8がほどこされている部分に嵌合されていて、
加熱収縮チューブ9のごときものでケーブル保護被覆1
0とともに固着されている。
11は筒6の包囲空間に充填した注型エポキシ樹脂で、
以上は本案の端末構或のヘッド側を威している。
以上は本案の端末構或のヘッド側を威している。
13は絶縁筒6を嵌合受容するヘッド差込筒で環状螺締
具14を介してX線機体15に定着され、夫れ自身の底
部に雌端子16を具備して雄端子5に対するコンセント
を威している。
具14を介してX線機体15に定着され、夫れ自身の底
部に雌端子16を具備して雄端子5に対するコンセント
を威している。
12は袋ナットで、6と13および5と16との嵌今後
これを螺締具14にかけて両者を一体に螺合締結するも
のである。
これを螺締具14にかけて両者を一体に螺合締結するも
のである。
以上の構戊はX線機械のような高圧・給電操作上きわめ
て合理的なものであるが、安全性低下の可能性は如上の
ケーブルヘッド側にあり、とくに肝心とされる注型エポ
キシ11の充填個所にあることが解明されるにいたった
。
て合理的なものであるが、安全性低下の可能性は如上の
ケーブルヘッド側にあり、とくに肝心とされる注型エポ
キシ11の充填個所にあることが解明されるにいたった
。
それは、低温時に絶縁筒6および注型エポキシ11に歪
が現われ、機械的衝撃で割れを生じやすいということと
、ヒートサイクルに最も割れ易いという事実である。
が現われ、機械的衝撃で割れを生じやすいということと
、ヒートサイクルに最も割れ易いという事実である。
本考案はこのことの対策を与えることにより高圧ケーブ
ルの端末構或の完ぺきを計ったもので、注型エポキシ樹
脂11の線膨脹係数をケーブル絶縁2およびエポキシ絶
縁筒6のもつ線膨脹係数の中間値に選ぶことがその最も
良好な対策であるとして或果を上げ得たものである。
ルの端末構或の完ぺきを計ったもので、注型エポキシ樹
脂11の線膨脹係数をケーブル絶縁2およびエポキシ絶
縁筒6のもつ線膨脹係数の中間値に選ぶことがその最も
良好な対策であるとして或果を上げ得たものである。
一例としては、ケーブル絶縁2をエチレンプロピレンと
したとき(α勺7xlO’)、絶縁筒6としてα勾4X
10−5の組或材料を選び、中間に注型するエポキシ充
填剤の量または種類を選んでα勾5〜6X10−5のも
のとしてエポキシ注型一体化したものは極めて低温また
ヒートサイクルに対して割れにくいものとなることが判
った。
したとき(α勺7xlO’)、絶縁筒6としてα勾4X
10−5の組或材料を選び、中間に注型するエポキシ充
填剤の量または種類を選んでα勾5〜6X10−5のも
のとしてエポキシ注型一体化したものは極めて低温また
ヒートサイクルに対して割れにくいものとなることが判
った。
本考案は以上のごとくであるから、とくにX線機械給電
用高圧ケーブルの端末構或として、さらに類似用途のも
のとして実益著しく大なるものである。
用高圧ケーブルの端末構或として、さらに類似用途のも
のとして実益著しく大なるものである。
なお、以上においては注型樹脂としてエポキシ樹脂を上
げたが、必ずしもエポキシに限るものではなく、他のた
とえば無溶剤ゴム(フイラ一入り)、珪素ゴム、ポリウ
レタン、ポリエステル等が考えられる。
げたが、必ずしもエポキシに限るものではなく、他のた
とえば無溶剤ゴム(フイラ一入り)、珪素ゴム、ポリウ
レタン、ポリエステル等が考えられる。
また、絶縁筒6もエポキシのほかポリエステル、アクリ
ルその他が考えられるもので、夫らはすべて本考案の範
噴に入ることもちろんである。
ルその他が考えられるもので、夫らはすべて本考案の範
噴に入ることもちろんである。
図は本考案の端末構或の一実施例を示す縦断面図で、第
1図はケーブルのヘッド側、第2図は機械の受容側を示
す。 符号の説明、1:絶縁ケーブル端、2:高圧絶縁体、5
:雄端子、6:絶縁筒、11:注型樹脂、13:ヘッド
差込筒、15:機体、16:雌端子。
1図はケーブルのヘッド側、第2図は機械の受容側を示
す。 符号の説明、1:絶縁ケーブル端、2:高圧絶縁体、5
:雄端子、6:絶縁筒、11:注型樹脂、13:ヘッド
差込筒、15:機体、16:雌端子。
Claims (1)
- 高圧ケーブル絶縁端とその露出心線とそれに接続された
雄端子の一部を包囲するように絶縁筒を配し、該絶縁筒
を、ケーブル遮蔽層に電接し且つそこでケーブル絶縁端
に定着された鍔形固定金具により保持せしめ、上記絶縁
筒がケーブル、その心線および雄端子の一部を包囲する
空間に注型樹脂を充填してなるヘッドと上記雄端子に対
する雌端子を底部に具備し機体側に属するヘッド差込筒
部とよりなり、前記注型樹脂の線膨脹係数をケーブル絶
縁および前記絶縁筒の組或材質のもつ線膨脹係数の中間
値に選んだことを特徴とする高圧ケーブルの端末構或。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15403974U JPS598415Y2 (ja) | 1974-12-18 | 1974-12-18 | 高圧ケ−ブルの端末構成 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15403974U JPS598415Y2 (ja) | 1974-12-18 | 1974-12-18 | 高圧ケ−ブルの端末構成 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5178391U JPS5178391U (ja) | 1976-06-21 |
JPS598415Y2 true JPS598415Y2 (ja) | 1984-03-15 |
Family
ID=28445430
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15403974U Expired JPS598415Y2 (ja) | 1974-12-18 | 1974-12-18 | 高圧ケ−ブルの端末構成 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS598415Y2 (ja) |
-
1974
- 1974-12-18 JP JP15403974U patent/JPS598415Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5178391U (ja) | 1976-06-21 |
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