JPS598401Y2 - ガス絶縁開閉装置 - Google Patents

ガス絶縁開閉装置

Info

Publication number
JPS598401Y2
JPS598401Y2 JP9013182U JP9013182U JPS598401Y2 JP S598401 Y2 JPS598401 Y2 JP S598401Y2 JP 9013182 U JP9013182 U JP 9013182U JP 9013182 U JP9013182 U JP 9013182U JP S598401 Y2 JPS598401 Y2 JP S598401Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bus bar
gas
container
main
bus
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP9013182U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS589020U (ja
Inventor
和明 大石
清蔵 中野
Original Assignee
株式会社日立製作所
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社日立製作所 filed Critical 株式会社日立製作所
Priority to JP9013182U priority Critical patent/JPS598401Y2/ja
Publication of JPS589020U publication Critical patent/JPS589020U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS598401Y2 publication Critical patent/JPS598401Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Gas-Insulated Switchgears (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案はガス絶縁開閉装置、特に水平配置したガスしゃ
断器を有するガス絶縁開閉装置に関する。
一般に、変電所等を小形コンパクトにするためSF6ガ
スを用いたガス絶縁開閉装置が多数採用されている。
近年、このガス絶縁開閉装置は地震による破損を防止す
るため耐震性が強く要望されており、一面ではこうした
要求に応じてガスしゃ断器を水平に配置することが行な
われている。
ガス絶縁開閉装置は立体的な配置構或によって据付面積
を縮小することができるが、この利点は、例えば・50
0 kV級のガスしゃ断器の軸長が10m以上にもなる
ことを考えると、もはや望ましいものとは言えなくなっ
てしまう。
第1図は、複母線ICB方式の従来形ガス絶縁開閉装置
を示し、ガスしゃ断器を水平に配置した例である。
甲乙の両主母線IU,2Uを地上に配置し、その上方に
断路器3U,4Uを配し、水平な補助母線17.18を
介してガスしゃ断器5Uに接続されている。
この構造で断路器3U,4Uと主母線IU,2U間の絶
縁スペーサ6は、ガス区画を形戊するストップスペーサ
で、主母線と断路器とのガス区画を分離するために設け
られている。
ところで、断路器3Uのスペーサ6で事故が発生した場
合、先ず甲母線1Uを停止して断路器3Uを開き、断路
器4Uを投入して乙母線2Uから電力を供給する。
一方、断路器4Uのスペーサ6で事故が発生した場合、
先ず乙母線2Uを停止して断路器4Uを開き、断路器3
Uを投入して甲母線から電力を供給する。
このような構戒にあっては、両主母線を同一水平面に設
け、補助母線17. 18をこれより上方の他の水平面
に設け、両者をほぼ垂直な断路器3U,4Uによって接
続しているため、補助母線17, 18およびガスしゃ
断器5Uは高い位置で支持しなければならず耐震性を低
下させてしまう。
本考案の目的は、断路器の高さを抑えて耐震性を向上し
たガス絶縁開閉装置を提出するにある。
本考案の1つの特徴は主母線の一部を断路器のガス区画
として兼用した点にある。
つまり、従来は主母線の上方にほぼ垂直な断路器を接続
し、この両者を絶縁スペーサーによって全くガス的に分
離しているため、断路部構或に必要な高さ分だけ補助母
線が高くなる。
これに対し本考案の実施例では従来の断路器容器の真下
に位置する主母線の容器空間も含めて断路部空間を形威
している。
このため、最良の実施例では母線導体に断路部の固定子
を直結することができ、断路器としての高さを抑えるこ
とができる。
上、述の構或は断路器だけに注目するなら、同一の垂直
面で約Z形にした断路器に類似している。
つまり、2つの水平面に設けた2つの水平容器と、この
容器間を垂直な容器で連結し、絶縁スペーサを水平容器
に設けたものと似ている。
しがし、本考案においては水平容器に相当する補助母線
と主母線は、2つの水平面にあり、かつその軸方向がほ
ぼ直交する関係に配置されている点で大きく異なる。
つまり、断路器単体としても構或を何等模擬せず、ガス
絶縁開閉装置としての構或を生かすことができる。
本考案のもう1つの特徴は断路部の固定子の支持であり
、この点については以下の説明で明らがにする。
第2図に示すように、主母線IU,2Uの上方に断路器
3U,4Uを接続して据付面に支持したほぼ垂直な構造
体を構或し、一方ガスしゃ断器5Uはほぼ水平に配置し
、これら3者間を水平な分岐母線17.18によって接
続している点は第1図と同じで゛ある。
ただし、断路器3U,4Uの構或が異なり、この差によ
って補助母線17,18およびガスしゃ断部5Uは、5
00kV級で従来より約1m低く配置することができる
この実施例における特徴は、両主母線1U,2Uと断路
器3U,4U間に絶縁スペーサが無く、両者の容器に形
或されたフランジによる接続部7が、断路器3U,4U
の断路部の極間、すなわち、開離状態にある断路部の可
動子および固定千間に位置させている。
この固定子8は母線導体9に固定しているので軸長は短
かく、付設面からの高さを抑えることができる。
この断路器について第3図を用いて詳細に説明する。
甲母線1Uは、断路器3Uとの接続部において断路器3
Uの垂直容器13内と甲母線1Uの水平容器12内を共
通のガス空間としている。
このため両容器間の接続部7には、従来のように絶縁ス
ペーサは無い。
一方、水平容器12の軸方向両側にはそれぞれ絶縁スペ
ーサ10,11が設けられて、甲母線1Uの他の部分か
らガス的に分離されている。
つまり、甲母線1Uは直線的な構或であるが、ガス区分
としては断路器を途中に直列に接続して構或されている
母線導体9は両絶縁スペーサ10, 11によって支持
され、柱状支持絶縁物14によって補強されており、こ
の柱状支持絶縁物14の近傍の母線導体9へ断路部の固
定子8が固定されている。
電流容量によっては、第4図に示したように中空とした
母線導体9a内に固定子8としてのチューリップ形接触
子を設けても良い。
固定子8から所定距離隔てて集電子15が設けられ、こ
の集電子15は第2図に示す絶縁スペーサ16によって
支持固定されている。
この集電子15と常時電気的に接続された可動子19は
絶縁棒を介して操作器によって操作され、固定子8から
開離する。
開離状態にある固定子8と可動子19間の対向間に、容
器12, 13間の接続部7が位置している。
更に柱状支持絶縁物14について、その支持部に注目す
ることができる。
同部の主母線の容器12は、垂直容器13のほぼ真下に
凹部12 aを形或するよう分岐部を有しており、この
凹部12 a内に柱状支持絶縁物14が設けられている
従って、断路部の開閉によって種々の異物が落下しても
、この凹部内に蓄積され他部に悪影響を与えない。
絶縁物14自身も軸長を大きくとれる。
また固定子8を介して伝えられる衝撃に対し、絶縁物1
4は十分な強度を示し、それ故耐震的にも優れる。
これら利点を考慮するにあたっては、各機器の信頼性を
加味しなければならない。
つまり、従来の水平絶縁スペーサを除くことによる最大
の問題は、静止部である主母線1の信頼性が、可動部で
ある断路器3の信頼性を加えた信頼性で評価されること
である。
しかしながら、本実施例においては断路部から出る有害
な因子は、凹部12 a内に至り、現実的に絶縁物14
は全く悪影響を受けない。
従って、主母線1の信頼性は、水平絶縁スペーサがある
ときと変わらない。
固定子8の支持は、他の種々の方法で行なうことができ
るが、これらはいずれも水平絶縁スペーサを除くことに
よって断路部の影響を受け、結果的に信頼性を低下させ
てしまう。
第4図に示す実施例によれば、特に容器12における垂
直容器13との接続のための分岐管を形或するため、角
20が固定千8近くに存在し、断路部の極間耐圧に与え
る影響が増大するが、固定千8を中空母線導体9内に配
置したため、この影響はなくなる。
尚、本実施例では母線IU,2Uを配置した水平面より
上方の水平面に設けられて母線の軸線に対してその軸線
をほぼ直交させたガスしゃ断器5Uは、分岐母線17,
18と一直線になるように配置したが、分岐母線より
下方の水平面にガスしゃ断器5Uを配置することができ
る。
また当然の事として、容器12.13間の接続部7を溶
接部にしたり、容器12. 13を一体に製作しても良
い。
また主母線は3相一括形であっても良いし、絶縁スペー
サ10. 11を1つとして区分すべき機器からガス的
に分離すれば良い。
更に、図示の回路構戒に限らず、また単母線方式にも適
用できる。
特に図示の2重母線方式では、少なくともガスしゃ断器
5U側の断路器3Uについて本考案を適用し、断路器4
Uについては絶縁スペーサ6を有し、可動子が分岐母線
18の軸方向に動作する水平型としても良い。
以上の実施例において甲乙母線等の主母線と断路器間の
絶縁スペーサで事故が起った場合は、断路器の事故とし
て当該フイーダの運転を停止しなければならないと共に
、主母線の運転も停止しなければならないので、第3図
のように主母線の途中に断路器の一部を直線的に構或す
るのは全く問題ない。
以上説明したように本考案は、第1の水平面に直線的に
構威した主母線の水平容器の上方に、ほぼ垂直に開閉動
作する断路器の垂直容器を接続し、垂直容器内と、主母
線の軸方向に所定長を有して絶縁スペーサで区分された
主母線の水平容器内とを連通して形或したものであるか
ら、断路部形或のための高さを抑え、また断路器に接続
される補助母線の高さを抑えることができる。
しかも、従来の水平な絶縁スペーサを除くことによる機
械強度の低下および耐震性の低下は、工夫された柱状絶
縁物の配置によって補われ、しかも異物等に対する特性
の低下を防止することができる。
このため、主母線の信頼性は、断路部との一体構戊によ
っても低下しない。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のガス絶縁開閉装置の正面図、第2図は本
考案の一実施例によるガス絶縁開閉装置の正面図、第3
図は第2図の要部拡大断面側面図、第4図は本考案の他
の実施例によるガス絶縁開閉装置の要部拡大断面図であ
る。 1U・・・甲母線、3U・・・断路器、5U・・・しゃ
断器、7・・・接続部、8・・・固定子、9・・・母線
導体、10.11・・・絶縁スペーサ、12, 13・
・・容器、17, 18・・・補助母線。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 第1の水平面へ直線的に構戊した主母線と、上記水
    平面より上方の第2の水平面に位置されて上記主母線の
    軸線とほぼ直角な軸線をもつ補助母線と、この補助母線
    の一端へ接続したガスしゃ断器と、上記補助母線の他端
    と上記主母線間を接続する断路器を有するものにおいて
    、上記主母線の容器の途中に絶縁スペーサによって区分
    されたガス空間を形威し、このガス空間に対応した上記
    容器の上方に上記ガス空間と連通した垂直容器を設けて
    1つのガス空間を形威し、こめガス空間内にほぼ垂直に
    動作すると共に上記補助母線の導体へ常時電気的に接続
    した,可動子と、上記主母線の母線導体へ取り付けた固
    定子とを有して上記断路器を構或し、上記容器は上記垂
    直容器との反対側下方に凹部を有し、上記固定子近傍の
    上記母線導体を上記凹部内に設けた柱状支持絶縁物で涸
    定したことを特徴とするガス絶縁開閉装置。 2 上記実用新案登録請求の範囲第1項記載のものにお
    いて、上記母線導体を中空とし、その内部に上記固定子
    を配置したガス絶縁開閉装置。
JP9013182U 1982-06-18 1982-06-18 ガス絶縁開閉装置 Expired JPS598401Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9013182U JPS598401Y2 (ja) 1982-06-18 1982-06-18 ガス絶縁開閉装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9013182U JPS598401Y2 (ja) 1982-06-18 1982-06-18 ガス絶縁開閉装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS589020U JPS589020U (ja) 1983-01-20
JPS598401Y2 true JPS598401Y2 (ja) 1984-03-15

Family

ID=29885252

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9013182U Expired JPS598401Y2 (ja) 1982-06-18 1982-06-18 ガス絶縁開閉装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS598401Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS589020U (ja) 1983-01-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
TWI390813B (zh) Vacuum insulated switchgear
JPH01185107A (ja) ガス絶縁開閉装置
JPS598401Y2 (ja) ガス絶縁開閉装置
JP2002078125A (ja) ガス絶縁開閉装置
JPS5915445B2 (ja) ガス絶縁開閉装置
KR830002148B1 (ko) 가스절연 개폐장치
JP2672666B2 (ja) ガス絶縁開閉装置
JP5547694B2 (ja) ガス絶縁開閉装置
JPH09289712A (ja) ガス絶縁開閉装置
JPH11355924A (ja) ガス絶縁開閉装置
JPH02266806A (ja) ガス絶縁開閉装置
JP3246759B2 (ja) ガス絶縁開閉装置
JPS5836103A (ja) ガス絶縁開閉装置
JP2000134732A (ja) ガス絶縁開閉装置
JPS6133328B2 (ja)
JPS58222706A (ja) ガス絶縁開閉装置
JPS6338925B2 (ja)
JPH0320962B2 (ja)
JPH0210722Y2 (ja)
JPS6213377Y2 (ja)
JPH0458704A (ja) ガス絶縁開閉装置
JP2003111222A (ja) ガス絶縁開閉装置
JPH0223049Y2 (ja)
JPH0632734Y2 (ja) ガス絶縁開閉装置
JPS6025120A (ja) ガス絶縁開閉装置