JPS598226B2 - 中心管を備える曲管形ハニカム構造体及びその構造体の押出成形装置 - Google Patents

中心管を備える曲管形ハニカム構造体及びその構造体の押出成形装置

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JPS598226B2
JPS598226B2 JP51098927A JP9892776A JPS598226B2 JP S598226 B2 JPS598226 B2 JP S598226B2 JP 51098927 A JP51098927 A JP 51098927A JP 9892776 A JP9892776 A JP 9892776A JP S598226 B2 JPS598226 B2 JP S598226B2
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JP
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passage
tube
extrusion
honeycomb structure
outer shell
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JP51098927A
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JPS5324374A (en
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晃 森川
義則 成田
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Niterra Co Ltd
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NGK Spark Plug Co Ltd
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Publication date
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  • Extrusion Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Rigid Pipes And Flexible Pipes (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明の第1の発明は、坏土、合成樹脂等の可塑性成形
材料からなる曲管形の外殼管と中心管との間にハニカム
構造部を一体的に形成し、そのハニカム構造部によつて
外殼管と中心管とを連結してしつかり支持すると共に、
外殼管、ハニカム構造部、中心管の夫々の壁厚を夫々均
一にしたことを要旨とする曲管形ハニカム構造体に係る
ものであつて、不完全燃焼ガスの完全燃焼装置、熱交換
装置などの直線状管形ハニカム構造体に接続する曲り部
分などに使用するに適する構造体を提供することを目的
とするものである。
また本発明の第2の発明は前記第1の発明の曲管形ハニ
カム構造体の押出成形に適応した押出機の押出成形装置
に係るものであつて、外殼管、ハニカム構造部、中心管
の夫々の壁厚を均一としかつ自動的に曲げて押出す押出
成形装置を提供することを目的とするものである。
第1〜4図は前記第2の発明の押出成形装置の第1実施
例を示し、図中1は一定厚さに形成した円板形基板で、
その前面に周縁2を残して切頭円錐形をなす突出面3を
設け、その突出面3の前面中心に円錐形孔4を穿ち、該
孔4の後端に基板1の背部までを貫く小径孔5を達成す
る。
また、突出面3には縦方向及び横方向において一定ずつ
の間隔を有する多数の縦溝6と多数の横溝□を一定の巾
で切込んで交叉したハニカム形通路8を形成し、基板1
の背面からはその通路8の各交叉中心9を中孔とする同
じ内径の多数の独立した円形押出通路孔10を平行に穿
つ。該押出通路孔10は小径孔5と重複する部分には形
成せず、またそれら各押出通路孔10は突出面3の正面
から見た一側3aから他側3bに至るに従つて背方から
の穿孔の深さを漸減し、それによりハニカム形通路8の
実質的な長さに一側3aが最も短かく、他側3bが最も
長い傾斜状の偏差を設ける。11は基板1の背面におい
てその周縁部に接合したリング板であつて、これに基板
1の背部から少し離した十字形のリブ12を設け、その
交点に前記した小径孔5に合致させた小径透孔13を形
成する。
14は円錐形孔4の内周との間に環形の押出通路18を
生じさせるようにして該円錐形孔4に嵌める円錐形コア
一であつてその後端に削径軸15を設け、該軸15の後
端部に少し縮径された雄ねじ16を形成し、削径軸15
を前記した小径孔5に密嵌状に通し、雄ねじ16は十字
形リブ12の小径透孔13に通して後端部に締付ナツト
17を螺合する。
19は基板1の前面の周縁2に打込んだ位置決めピンで
ある。
前記した押出口金aは第3図に示した押出機の押出通路
管21の前端面にリング11を当て、そのパイプ21に
ねじ付ける止輪22の内面で基板1の周縁2を押して固
定するものであつて、止輪22は突出面3と同じ突出度
とし、これに該突出面3の円錐周面に対し一定の間隔を
保持して対応するテーパー形案内面23を設け、その案
内面と前記円錐周面との間にテーパー形をなす環状押出
通路24を構成する。
前記したハニカム形通路8は断面方向において一部を環
状の押出通路18と環状押出通路24とに連通し、かつ
環状押出通路24とハニカム形通路8と押出通路18の
各背部を円錐形押出通路孔10を介して押出通路管21
の内空に連通する。
前記実施例装置において可塑性成形材料を押出通路管2
1を一定圧力の下に押送すると、これが各円形押出通路
孔10に背部から入り、その一部が円錐形コア14の周
りの環形の押出通路18を通つて第9図の中心管104
を成形し、他の一部は止輪の内周のテーパー形案内面と
突出面3の外周との間の環状押出通路24を通つて外殼
管102を形成し、他の一部が夫々背方からの深さを異
にした円形押出孔10からハニカム形通路8に入つてハ
ニカム構造部103を形成する。而してハニカム形通路
8は突出面3の前面において可塑性押出材料の押出方向
,と直角な面で揃つているが、それらの実施的な長さに
既述の偏差が設けられ、その長さの差に比例して押出材
料の通過抵抗を変化させて長さが短かい部分の押出材料
の通過速度を大とし、長さの長い部分の押出速度を小と
するため、そのハニカム形通路8で形成されるハニカム
構造部103の突出面3の前面からの押出しの早さに偏
差を生じて第9図の如き彎曲を生じ、ハニカム構造部1
03に連結した一体状で押出される外殼管102及び中
心管104も彎曲を同じにするため中心管を備える曲管
形ハニカム構造体101を自動的に製造することができ
る。前記した曲管形ハニカム構造体は、押出速度を変化
することによつて彎曲曲率の調整が可能になる。
前記ハニカム構造体は大略180がの彎曲の長さで押出
される毎に突出面3の前面で切断して連続押出しを可能
にする。第9図に示した曲管形ハニカム構造体は、外殼
管102、中心管104を三角形〜六角形等の任意の角
形に形成することができる。
また、ハニカム構造部103の断面形状も三角形〜六角
形等に形成することができる。これらの押出形状は環形
の押出通路18、環状押出通路及びハニカム形通路の断
面形状を変更することによつて実現可能である。以上の
如く押出成形される中心管を備える曲管形ハニカム構造
体は押出材料の可塑性により各部に内部応力は殆どなく
、また、外殼管102、中心管104及びハニカム構造
部103の各壁厚は環状押出通路24、環形の押出通路
18及びハニカム通路8の出口形状により決定されるか
ら該各壁に彎曲があつても、それらの壁厚は長さ方向で
夫々一定になる。
第5〜8図は本発明の押出成形装置の第2実施例を示し
、本例の場合は基板51の突出面53の正面を一側53
aから他側53bに向つて多く突出する傾斜面とし、円
錐形コア64の正面もその傾斜面に合致する傾斜面とす
ると共に縦溝56と横溝57を交叉したハニカム形通路
58の背部を一定に揃え、かつ円形押出通路孔60の基
板51の背部からの深さも一定とし、前記ハニカム形通
路58の長さの偏差を突出面53の正面の傾斜形によつ
て構成すると共に、止輪72の正面を突出面53の傾斜
形に合致させて斜めに削りそれによつて環形の押出通路
68、ハニカム形通路58、環状押出通路74の各々前
端出口を成形材料の押出方向に対して傾斜した構成とし
ているものであつて、第8図は前記に例示した押出口金
1と押出通路管21に止輪72によつて取付けて構成し
た押出成形装置を示す。
本実施例に於いてハニカム形通路58が断面方向におい
て一部を環形の押出通路68ど環状押出通路74に連通
しかつ環状押出通路74をハニカム形通路58と環形の
押出通路68の各背部を円形押出通路孔60を介して押
出通路管21の内空に連通するものであつてハニカム通
路68に第1実施例に準じた押出材料の通過抵抗の変化
を生じ、突出面53の前面からの押出しの早さに偏差を
生じて第9図の中心管を備える曲管形ハニカム構造体1
01を自動的に製造することができる。
本発明の第1の発明の中心管を備える曲管形ハニカム構
造体101は、可塑性成形材料からなる曲管形の外殼管
102とその外殼管とほぼ同心をなす中心管104との
間に通隙方向を彎曲するハニカム構造部103を一体に
構成した構成になり、ハニカム構造部103に外殼管1
02と中心管とを連通して支持したものであるから、曲
管形状を強力に保持し得る。又、外殼管102、ハニカ
ム形構造部103、中心管104の彎曲部の夫々の壁厚
を全長にわたつて均一に形成して各断面部の機械的強度
を等しくしており、特に中心管104の一体形成によつ
てハニカム構造部に通す流体に対して中心管104に同
方向若しくは向流方向に別個の流体を通すことができる
から、熱交換機能、保温機能等の新たな機能を与えるこ
とができて管形ハニカム構造体の新たな用途を開拓でき
る等の利益をもつ。また、第2の発明はコアの特設によ
り中心管押出通路たる環形の押出通路21,71を形成
し基板突出面と止輪の内面との対応により外殼管の押出
通路たる環状押出通路24,74を形成し、さらにそれ
ら両通路に対して断面方向で一部を連通するハニカム形
通路8,58を、ハニカム構造部の押出抵抗変化及び押
出速度に偏差を与える構成に形成することによつて、第
1の発明の曲管形ハ[ャJム構造体の押出自動成形を容易
にできる利益をもつ。
【図面の簡単な説明】
第1〜第4図は本発明の押出成形装置の第一実施例を示
し、第1図はハニカム形通路8と、円形押出通路孔10
の形成を省略した基板1と突出面3及びコア−14の分
離断面図、第2図は押出口金a切断側面図、第3図は同
正面図であつて右半部に背面図を現わす。 第4図は押出成形装置の一部切欠側面図である。第5〜
8図は第2実施例を示し、第5図は基板と突出面及びコ
ア一の分離断面図、第6図は押出口金a′の切断側面図
、第7図は同正面図であつて右半部に背面図を現わす。
第8図は押出成形装置の一部切欠側面図である。第9図
は本発明の中心管を備える曲管形ハニカム構造体の斜視
図である。1,51・・・・・・基板、3,3a,3b
,53,53a,53b・・・・・・突出面、6,56
・・・・・・縦溝、7,57・・・・・・横溝、8,5
8・・・・・・ハニカム形通路、10,60・・・・・
・円形押出通路溝、14,64・・・・・・円錐形コア
一、18,68・・・・・・環形押出通路、21・・・
・・・押出通路管、22,72・・・・・・止輪、24
,74・・・・・・環状押出通路、101・・・・・・
曲管形ハニカム構造体、102・・・・・・外殼管、1
03・・・・・・ハニカム構造部、104・・・・・・
中心管。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 可塑性成形材料からなる曲管形の外殼管と、その外
    殼管とほぼ同心をなす中心管との間に通隙方向を彎曲す
    るハニカム構造部を一体的に成形し、ハニカム構造部に
    外殼管と中心管とを連結して支持すると共に、外殼管、
    ハニカム構造部、中心管の彎曲壁部の夫々の壁厚を全長
    にわたつて均一に形成したことを特徴とする中心管を備
    える曲管形ハニカム構造体。 2 押出機の押出通路管に当てる基板と、その基板を前
    記押出通路管に固定する止輪とからなり、前記基板には
    前面の突出面の中心部にコアーを嵌めて取付け、そのコ
    アーの外周に環状の中心管押出通路を設け、該通路外周
    にハニカム形通路を形成し、前記突出面の外周と止輪の
    内周との間に環形をなす外殼管押出通路を構成し、ハニ
    カム形通路は突出面の前面から背方への実質上の長さに
    、突出面の一側で最も短かく、他側では最も長い傾斜状
    の偏差を与えて成形材料の通過抵抗を変化させ、そのハ
    ニカム形通路は断面方向で各一部を中心管押出通路と外
    殼管押出通路とに連通し、さらに中心管押出通路とハニ
    カム形通路と外殼管押出通路の各背方を前記押出通路管
    に連通させたことを特徴とする曲管形ハニカム構造体の
    押出成形装置。
JP51098927A 1976-08-19 1976-08-19 中心管を備える曲管形ハニカム構造体及びその構造体の押出成形装置 Expired JPS598226B2 (ja)

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