JPS598205B2 - 貫通口を有する成形体の製造装置 - Google Patents

貫通口を有する成形体の製造装置

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Publication number
JPS598205B2
JPS598205B2 JP9615277A JP9615277A JPS598205B2 JP S598205 B2 JPS598205 B2 JP S598205B2 JP 9615277 A JP9615277 A JP 9615277A JP 9615277 A JP9615277 A JP 9615277A JP S598205 B2 JPS598205 B2 JP S598205B2
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JP
Japan
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molded body
formwork
rigid member
flexible member
hole
Prior art date
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Expired
Application number
JP9615277A
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English (en)
Other versions
JPS5430252A (en
Inventor
英治 駒田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
National Institute of Advanced Industrial Science and Technology AIST
Original Assignee
Agency of Industrial Science and Technology
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Publication date
Application filed by Agency of Industrial Science and Technology filed Critical Agency of Industrial Science and Technology
Priority to JP9615277A priority Critical patent/JPS598205B2/ja
Publication of JPS5430252A publication Critical patent/JPS5430252A/ja
Publication of JPS598205B2 publication Critical patent/JPS598205B2/ja
Expired legal-status Critical Current

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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は貫通口を有する成形体の製造装置に関する。
合成樹脂成形体、その軽量成形体、FRP成形体、石膏
成形体、コンクリート成型体等において貫通口を有し、
その貫通口内面が平滑な成形体が望まれることが多い。
例えば、組立て玩具、箱詰め用の緩衝材、口の字形建材
部材等の製造においては、貫通口内壁面は平滑で、抜き
テーパー等のない製品が望まれている。しかるに、従来
は、合成樹脂製の小物では、わずかの抜きテーパーを作
ることを余儀なくされておわ、FRP、石膏、コンクリ
ート等による比較的大物では定盤上にノックピン、ボル
ト等を用い個々に取わつけまた取りはずし可能の内型枠
を設置することが一般的で、その作業性(再現性、作業
時間等)において問題があシ、改善が望まれて来た。
本発明者は、この点につき種々検討した結果、貫通口内
側面を形成する内型枠は成形体接触面に可撓性枠部材を
設け、これを成形体から剥皮するごとく取わはずせばよ
いこと、この可撓性部材は更に剛性部材で、抜きテーパ
ー付きの嵌合方式で保形すればよいこと、当該可撓性部
材は、当該剛性部材を引き抜くとき、両部材の間に存す
る連結部材で一部分ずつ剥離して行けばよいことの結論
を得、本発明を完成するに到つた。
即ち、本発明は、定盤上に外型枠と内型枠とが設置され
てなク、当該内型枠は成形体貫通口内側面に接する可撓
性部材Aと、更にその内方側に接する、前記部材Aを定
位置に定める剛性部材Bと、両部材A、Bを連結する部
材Cと、前記部材Bを定盤上で上下運動させる駆動装置
とからなわ且つ前記部材AとBとは、部材Aが容易に抜
き取れる程度の抜き勾配を持ち、当該外型枠は分割され
て成形体から離れるようにしたことを特徴とする貫通口
を有する成形体の製造装置にある。
ここで定盤は、成形のための架台であわ、望ましくは前
記剛性部材の位置を決めるノックピン等があればよい。
一方、可撓性部材は、貫通口内側面に当接する連続体で
あることが好ましく、また、当該部材は一枚の板状体で
もよいが内充填材のはいつた中空体の方がテーパーを作
ク易い。当該部材の材質は、成形体からの滑らかな剥離
が必要なため、常温硬化型ウレタン、ゴム、薄物バネ鋼
等の他、外側を高分子繊維などを積層強化して伸縮防止
(可撓性は維持)を計つた物等が好ましい。次に前記剛
性部材の材質は剛性があれば何でもよいが、前記可撓性
部材との間のテーパーは5〜100で充分である。これ
ら両部材間の連結部材は前記剛性部材を取り除いた場合
、連動して前記可撓性部材が、一部分ずつ成形体から剥
離されて行くようにするため、その数が多すぎると剥離
がほとんど同時に全面的に起如好ましくなく、通常数個
が望ましい。本法より長方形の成形の場合は可撓性部材
は剥離時に鼓型となる。当該連結部材は、次の成形工程
に移る場合は前記剛性部材中に収納される。前記外型枠
は必要な場所で分割し、外側にはずされ、当該外型枠は
定盤に蝶番で固着されていると便利である。次に本発明
に係る装置及びその操作法の一例を図をもつて説明する
第1図は定盤10に外型枠12が締めつけ腕13で固定
されておシ、可撓性部材2はノツクピン8にて位置決め
をされた剛性部材1で内側から形が決められている袋状
体4及び内部充填材3からなり、連結部材5により剛性
部材と連結されてなう剛性部材には、石膏などの成形体
用材料9が打設されて固化した時点で持ち上げるための
昇降装置(一部のみ表示)6がとりつけられている装置
および成形体の縦断面図である。な卦11は定盤10上
に敷かれ、成形体の離型を容易にするためのシートを示
す、第2図は第1図の平面図である。第3図は成形体9
が固化後、剛性部材1を持ち上げ可撓性部材2の支えを
なくし、連結具5にて成形体9から可撓性部材2を引き
離そうとしている状態を表わす、符号は第1図と一致す
る。第4図は剛性部材を更に持ち上げた場合の図で可撓
性部材もともに成形体9から一部分ずつ引きはなされ外
型枠も外方向に分割されて開き、成形体9が下面以外は
完全に脱型された状態を示す。
本装置によれば成形体は重量体であつても軽量体であつ
ても何ら制限はなく、また水中脱型(成形体の完全硬化
前に水中で、ひずみなく脱型する方法)も空中脱型も可
能である。成形体取除き後は連結具5とノツブがあるた
め剛性部材、可撓性材料ともに、剛性部材を下降させる
ことによりもとの位置に帰り、外型枠をもとの位置に返
せば、次の成形工程に移り得る。即ち本発明に係る装置
は第1〜第4図に示した構造に限定されるものではない
カヌ小物にも大型物にも、また重量体にも軽量体にも用
い得、また脱型を水中でも空気中でもなし得る、広く使
用し得る装置である。
且つ、貫通口を有する成形体の内面に可撓性部材を当て
て成形し得、脱型時にはその可撓性を利用しえて内側面
が滑らかに成形しうるところに特徴がある。
【図面の簡単な説明】
第1図、内外型枠をとりつけ成形体を成型しつつある場
合の縦断面図を表し、第2図はその平面図を、第3図は
剛性部材を引き抜き上げつつある場合の縦断面図を、第
4図は完全に抜き上げたときの縦面図を表わす。 主な記号の説明、1・・・・・・剛性部材、2・・・・
・・可撓性部材、5・・・・・・連結部材、6・・・・
・・剛性部材1を引き上げる装置の一部、9・・・・・
・成形体、10・・・・・・定盤(架台、ベツド)、1
2・・・・・・外型枠。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 定盤上に内型枠とそれを囲う外型枠とが設置されて
    なり、当該内型枠と外型枠との間隙に成形体用材料が注
    入され、その硬化後に上記両型枠が取り除かれる構造を
    持つ、貫通口を有する成形体の製造装置であり、当該内
    型枠は可撓性部材Aを外周囲に配した剛性部材Bと両部
    材A、Bの連結部材Cと剛性部材Bを定盤上で上下運動
    させる駆動装置とからなり、可撓性部材Aの外周面は貫
    通口内面形状に合う形状を有し、内周面は上方に拡大し
    ている抜き勾配を持つ、可撓性を有する材料からなり、
    剛性部材Bの外周面は少数個の連結部材Cを収納する凹
    部を除き上記可撓性部材A内周面形状に合致して抜き勾
    配を持ち、連結部材Cは剛性部材Bの外周面の凹部内面
    とこれと相対面する可撓性部材A内面との間に位置して
    凹部内に収納されており、当該外型枠は所望の数に分割
    されてなり成形体外方に離脱し得るようにしたことを特
    徴とする貫通口を有する成形体の製造装置。
JP9615277A 1977-08-12 1977-08-12 貫通口を有する成形体の製造装置 Expired JPS598205B2 (ja)

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JP9615277A JPS598205B2 (ja) 1977-08-12 1977-08-12 貫通口を有する成形体の製造装置

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JP9615277A JPS598205B2 (ja) 1977-08-12 1977-08-12 貫通口を有する成形体の製造装置

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Publication Number Publication Date
JPS5430252A JPS5430252A (en) 1979-03-06
JPS598205B2 true JPS598205B2 (ja) 1984-02-23

Family

ID=14157391

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JP9615277A Expired JPS598205B2 (ja) 1977-08-12 1977-08-12 貫通口を有する成形体の製造装置

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Families Citing this family (4)

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JPH0847912A (ja) * 1994-08-08 1996-02-20 Morinagagumi:Kk 型枠装置
JP5044300B2 (ja) * 2007-06-22 2012-10-10 株式会社安部日鋼工業 コンクリート製部材成形用の内枠
BR112012010609A2 (pt) * 2009-11-04 2016-03-22 Butong Ab chapa fundida e método de produção da mesma
CN111037719B (zh) * 2020-01-17 2021-11-16 中交上海航道局有限公司 一种便于脱模的鱼巢排模具及其使用方法

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JPS5430252A (en) 1979-03-06

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