JPS5981299A - 多数乗客用シ−トユニツト - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は乗物のシート（座席）、特に飛行機用の多数乗
客用シートに関する。このようなシートは、必然的に、
９Ｇまたはそれ以上の加速度荷重条件の下で数名の乗客
及び荷物の重量を支えることができねばならない。典型
的には、このようなシートは、前及び後部の側面に置か
れた管状金属の“ストレッチャー（担架）”部材から成
るフレームを含む。ストレッチャ一部材は一般に鍛造さ
れたアルミニウムの機体中心線部材（以下中心部材と称
する）によって結合されている。前及び後部の脚はその
上端においてストレッチャ一部材に、下端において飛行
機の床の一対の細溝のある（７） 軌条に取り付けられている。背もたれ、肘掛、棚テーブ
ル及びシートベルト固定具は通禽中心部材に取り付けら
れている。シートのクッションは、ナイロンウェンビン
グまたはパンチメタルのダイヤフラムパネルによってス
トレッチャ一部材間に支えられており、そして、典型的
には、安楽のための連続気泡フオームと浮揚のための独
立気泡フオームから成る複合構造となっている。一定レ
ベルの安定及び浮揚支持のためのクッションの厚さ及び
重さは独立気泡フオームの比較的薄い上部、下部及び周
辺層の間に連続気泡フオームをサンドインチするか、あ
るいは中心部分全体に連続気泡フオームのみを、そして
外縁部に独立気泡フオームを設けることによって最小限
にすることができる。材料の改良は上記シートのある成
分の重さを著しく減少することを可能にしたけれども、
シート重量の実質的減少、従って燃料消費を減少するた
めに、更に改良が望ましいように思われる。列車及びバ
スのごとき乗物のシートの分野においては、米国特許第
４．０８Ｂ、３６７号に示された（８） ごときプラスチック成形シートが用いられて来た。

しかしながら、これらのシートは、乗客がシートベルト
によって拘束されないので、飛行機のシートに比較して
殆ど力を持つ必要がなく、急停車中の加速された重さが
そのシートに移されることがない。米国特許３．４６８
．５８２号は、金属被覆したハネカムパネルを取り入れ
ているが、このパネルを支えるためのがっちりと組合わ
せた後部の脚と中心支持部材及び背もたれ、肘掛及びシ
ートベルト固定具を支えるための長い金属リブを必要と
する比較的重いシート構造を開示している。

本発明の目的は、従来のシートユニットよりも実質的に
軽量の飛行機用の多数乗客用のシートユニットを提供す
ることである。更に、本発明の目的は、比較的簡単な構
造で従来のユニットよりもはるかに部品の数が少なく、
かくして部品の在庫及び補修のコストを逓減するごとき
シートユニットを提供することである。なお、本発明の
目的は、シートの列の間の間隔が、実際上乗客の身体に
よって要求されるスペースによってのみ定める（９） ことができるごとき特別にコンパクトなシートを提供す
ることである。さらに、周知の従来技術のユニットより
も大きいシート下の垂直位置のクリアランスを有するシ
ートを提供することである。

上記及びその他の目的は、特に根本的に異なった型の構
造を特徴とする本発明のシートフレーム及び関連要素に
よって達成される。このシートフレームは、一定の厚さ
とＳ−形断面を有する補強されたハネカム複合体から形
成された横に長い一体のパネルを含む。この補強は、好
ましくは、パネルの重さ及びコストを出来るだけ低くお
さえることができるために、特に要求される場合の強さ
及び／または剛さを与えるため外側のパネル表面に計画
的に置かれる熱硬化性樹脂を含浸したグラファイトのフ
ァイバークロスのごとき進歩した材料の比較的小さいパ
ッドまたはストリップでもって達成される。同じ進歩し
た材料はまた、好ましくは、パネルエツジを？ｉｌｉ強
するためチャンネル形の形態で使用され、パネルに取り
付けられる要素のための取り付は表面を提供する。この
Ｓ−形（１０） 複合体パネルは、従来技術の中心ストレッチャ一部材及
びこれに結合する中心部材のすべての作用を行う。また
、従来技術のシートに用いられた個々のシートの底及び
下部背もたれの支えパネルまたはダイヤフラム部材に代
わるものである。Ｓ−形パネルは、好ましくは、柔軟な
アルミニウムの芯を有するハネカムパネルを熱硬化性樹
脂を含浸した繊維質物質の上下の連続サンドイッチする
ことによって作られる。このハネカムパネルは、好まし
くは、予め押しつぶして、乗客の臀部を受けるようにそ
の部分の厚さを減し、シートの列間の距離を最小限にす
ることができる。グラファイトファイバーを含むものの
ごとき、進歩した複合体の樹脂含浸布補強物質の小さい
巻き布が、後部の脚、シートベルト固定具及び背もたれ
及び肘掛のための、さらに強さ及び剛さが望ましい取り
付は場所のごとき部分において、繊維質物質の連続層の
上に被覆される。次に、複合体全体は積層され、熱及び
圧の下で所望の最終形状に形成される。パネルの形成は
、例えば、オートクレーブ、または真空袋成形装置のい
づれかにおいて成形面に対して為すことができる。硬化
完了の後、エツジの過剰材料はトリミングして除き、進
歩した複合体材料のＵ−形チヤンネルをカバーする個々
に形成されたエツジがパネルにエポキシ樹脂接着される
。

このエツジチャンネルは、上方に延長している後部フラ
ンジ及び下方に延長している前部フランジによって与え
られている以上にパネルの強度を増大する。また、外側
アーム、外側シート、ベルト固定具、エンドキャンプ、
エンドプレース及びフライトアソテンダント　トーステ
ソプに対する取り付は表面を与える。

複合体パネルの上及び下表面の相対する部分に積層され
た補強材料の層は、好ましくは、パネルが一端固定の態
様で適用された変化する荷重の量を広い範囲の可能な脚
位置のためその末端に適用できるように、各種飛行機の
脚位置及び脚のスペース要求に合うに充分な側巾である
。パネルが脚の取り付けが準備された時、孔位置桁受け
がパネルの上に置かれて適正な孔が形成される。パネル
の前部は不完全着陸態勢において下方向の圧縮荷重を受
けるので、複合体パネルの上表面と前脚の上端から外方
に延長しているフランジ部分の下表面との間に複数個の
ファスナーを単に設けることによって前脚の取り付けが
可能である。後脚は衝撃において緊張態様にあり、複合
体パネルは孔をドリルした所は弱くなっているので追加
の補強なしには、保持ファスナーのヘッドがパネルから
引き出される傾向がある。これを防ぐため、複合体パネ
ルのトップに小さい金属板が取り付けられている。この
板は後脚の一つに対しすべてのファスナーのシャンクを
収容するように穴をあけられ、荷重を拡散するためのワ
ッシャーとして役立っている。同様の金属板がパネルの
下に取り付けられてシートベルトの固定具リングのため
ファスナーをバックアップしている。背もたれ、棚テー
ブル及びアームを支えるため、Ｕ−形チヤンネル部分を
含む金属ブラケットが、垂直に延長している繊維質補強
材料が複合体パネルに結合されている部分において、パ
ネルの上方後部エツジの両側をま（１３） たぐように、取り付けられている。複合体パネルのたわ
みに抵抗するため、基礎パネルが成形され、サイズにト
リミングされた後、そのエツジのすべてが、好ましくは
、エポキシ接着剤で、樹脂含浸繊維質補強材料のチャン
ネル形セクションを結合される。これらのセクションは
エツジをシールし、一端面定式でシートの末端に乗客を
支える程充分に強くなければならない所のパネルを強固
にする。

パネルの末端の補強チャンネルはさらに後方へのたわみ
に対してシートを強固にし、また、パネルの上方に延長
している後方部分にパネルの水平部分を結合している短
い金属の引っ張り棒に対する取り付は表面を提供し、た
わみに対する抑制を提供する。このパネルは中心の柔軟
なハネカムパネルの相対する側に熱硬化性樹脂含浸繊維
質物質の表面層を有するごとく記載された。パネルの表
面には、グラスファイバークロス及びグラファイトファ
イバークロスのごとき各種の繊維材料が用いられるけれ
ども、その他の材料も適当に用いられる。グラファイト
ファイバークロスは、ゲラスフ（１４） アイバークロスよりもはるかに高価であるけれども、比
較的薄いそして軽量パネルにおいて要求された強さ及び
剛さを達するのに優れた結果を与える。繊維がパネルの
前部エツジに対し４５°及び１３５°で配列された繊維
質材料の層とＯｏ及び９０°の繊維質材料の層の２つの
層が良好な剛さを与えるように見える。しかしながら、
ハネカムのパネルの芯と内部繊維質層との間の結合を改
良するためには、これら両材料の間にフィル状のエポキ
シ樹脂のシートを入れることが有用であることがわかっ
た。好ましくは薄織りの繊維を含む樹脂のシートは、樹
脂リンチの強い結合がパネルの表面と芯との間に存在す
るように、積層処理中融解し、あるいは軟化する。この
結合は、樹脂がハネカムの芯のセルの側壁の１部分と接
触するので、強化される。本発明においては、パネルの
より大きい厚さはより軽量においてより大きい剛さを与
えるので、僅かに厚い壁を有する０、５００“の芯に比
較してアルミニウムの極めて薄いセル壁を有する０、　
６２５　”の厚さのハネカムの芯を用いる。

パネル表面がグラスファイバーで作られている場合、パ
ネルはグラファイトファイバーのよりも重く、剛さも大
きくない。従って、前部シートの脚を取り付けるごとき
場所では、グラファイトファイバークロスの長いストリ
ップのごとき追加の補強を要する。現在の材料コスト及
び突出した燃料コストでは、表面にグラファイトファイ
バーの使用は、コストとしてより効果的であるように見
える。この改良されたシートユニットは、主として、極
めて高密度のチューリストクラスのシート構造において
乗客を適度の安楽な位置におくことのできる軽量なノン
ーリクライニイグシートとして開示された。しかしなが
ら、この概念は、より高級の安楽さを要求される他のク
ラスのシートにも適合される多くの利点を有する。著し
い実質的重量節減のほかに、このユニットの主な利点は
、上方後部ストレッチャ一部材を有する従来のシートよ
りも列間のスペースを約１．５＃シート少なくすること
ができることである。また、１２．３７５“のシート下
のスペースは約１〜１．５“高い。ピンチ接近の利点は
、グラファイトエポキシ積層体の背面をそれが極めて薄
くあるばかりではなく、２つの方向に漸進的に曲がって
それが必要とする場所で正確に乗客の背及び腰の部分に
支えを与えるように成形することによって得られる。背
もたれの形状を乗客の形状に合うように成形することに
よって、０．７５“のごとき一定の厚さを有する比較的
薄い層のフオームで適度の柔軟さと安楽さを与えること
が可能である。さらに、乗客はその胴の部分がシートに
圧を加えている所以外ではクッションを必要としないの
で、ある部分においてはクッションを減少しあるいは無
くすることが可能である。例えば、腰の部分がしっかり
と支えられるように座っている場合、臀の部分には支え
が必要でなく、事実、成形された折りたたみシートの多
くは、背もたれの一部分が省かれこの部分が背もたれの
後方に延長されている。開示したシートユニットにおい
ては、ハネカムの芯が臀部受は部分。

においで予め押しつぶされた後パネルが積層される。さ
らに、背もたれの詰物は、乗客がその臀部（１７） の最後部が背もたれクッションの前表面の後方に可成り
間隔があるように、腰部骨の下の部分において少なくな
っており、詰物の布の層及び押しつぶされたパネルの厚
さによって、シートにおける乗客の膝から離されている
。

第１図は本発明の組立ての特徴を示すため一部切断した
３人掛けのシートユニット１０の斜視図である。Ｓ−形
複合フレームパネル１２が中心のシート位置の底及び側
の部分の周りに補強部分１４を有することが示されてい
る。これらの部分はトップ及び底表面にも同様に置かれ
、カンチレバーエンドシート（端の一方だけが支えられ
たシート）、背もたれ、肘掛及びシートベルト固定具に
よってパネルにかかる荷重を処理する。パネルの下方前
部のエツジには補強チャンネル１６が結合されている。

シートが使用される飛行機の床のシート保持トランクの
位置に依って、前脚２０を保持する前部ボルト１８は横
に変化する位置においてパネルにドリルした孔の中に位
置するこことができる。この孔は、適当な型板を用いて
形成さく１８） れる。複数個の後部ボルト２４は、荷重をパネルに拡散
する表面に置かれたワッシャープレート２６を通ってい
るように示されている。これらのボルトは、第３図に示
されるごとく、後部の脚２８を取り付けているブラケッ
ト２５を保持する。はぼ同様のワッシャープレート３ｏ
が第３図に示すごとくパネル１２の下側に結合されて、
シートベルト固定具リング３２を支え、パネルに加えら
れる上方向の荷重をパネル１２の大部分に亘って拡散さ
せる。すべての補強のように、好ましくは、ルのトップ
に剛さを与え、そしてまたパネルに加えられる荷重をブ
ラケット部材３６によって拡散する助けをする。ブラケ
ット３６は旋回性中心アーム３８及びその管状フレーム
の下端部分４２をブラケットに取り付けている背もたれ
４０を支える。後方へのそれに対するパネル１２の安定
性は末端に取り付けられた対角線プレース４４によって
増強される。ブラケット３６と全く同様の一対のブラケ
ット（図示されていない）がパネルの補強した上方エツ
ジ部分３４に取り付けられて固定された外側アーム４６
を与えている。上記のパネル及び背もたれ構造は、シー
トの底のクッション４８及び背もたれのクッションに完
全な支えを与える。背もたれクッションは背もたれを垂
れ下がり通常の態様で取り付けられているドレスカバー
５２によってシートに保持されている。

第２図において、ハネカムの芯の複合体パネル１２が成
形され、サイズトリミングされた後そして、そのチャン
ネル形のエツジ部分１６．３４及び５７が取り付けられ
た後の状態で示されている。くぼみ部分５４は各シート
位置に対応する部分においてパネルの後部に形成される
。これらの部分は柔軟な芯ハネカム基層パネル５５を押
しつぶすことによって形成され、その後その上及び下の
皮状表面５６．５６′に結合または積層される。

表面補強部分１４は皮状表面５６の上に若干厚さを有す
るごとく示され、また別に織られているごとく示されて
いるけれども、これは単に図面上で明確にするために過
ぎない。複合体パネル１２の実際の製造においては、底
の層１４を型の中に入れる。次に、グラファイトファイ
バーのそれのごとき樹脂含浸プレプレグの２層から成る
下皮５６′を各層の織りの方向が他の層のに対し約４５
°で′あるように型の中に置く。この置き方は仕上げ製
品において最大の剛さを与える。次に、薄い織物の補強
フィラメントを含むエポキシ樹脂の薄いフィルム状の層
を皮５６′を形成する層の上に置く。

この点において柔軟性の芯のハネカムフィラメント５５
は型の中に置かれ、その柔軟性のため重力によって型の
形状に極めてよく一致する。次に、エポキシ樹脂のフィ
ルム状の追加層を芯５５の上に置き、上皮５６を形成す
るように直角にその織物で配列された２つの追加のプレ
プレグ層で被覆する。次に、進歩した複合体繊維質物質
の上部補強層１４をその所望の位置に置き、複合体全体
を熱及び圧の下で形成して仕上げパネル１２を製造する
。パネルの成形中、芯部材５５に一番近いフィルムシー
ト中の樹脂はハネカムのセルの中空床（２１） 端に僅かに流れ込んで、ハネカムと皮層との間を結合の
強さを増大し、またパネルの剛さを増大する。成形操作
中、種々の層及び表面補強層１４における樹脂は流れ、
表面補強層１４を殆ど区別できない状態で皮層中に混合
を起こさせる。パネル１２のサイズのトリミングに続い
て、別々に形成されたエツジチャンネル１６．３４及び
末端チャンネル５７がエポキシセメントのごとき結合剤
によってパネルに取り付けられる。末端チャンネル５７
は好ましくは５７′及び５７“のごとき突出したパッド
部分で形成されて、シートベルト固定具及びフライトア
ソテンダント　ドーステップ要素５８のごときパネル付
属物要素に対し補強を与える。第１．２及び３図に見ら
れるごとく、パネル１２はＳ−形をなし上方に延長して
いる後部部分５９、下方に延長している前部部分６０及
び中間の水平部分６１を有する。上方及び下方に延長し
ているフランジ部分５９．６０は、第１図に示された一
端固定様式で用いられる場合パネルの耐たわみ性を著し
く増大する。前記のごとく、皮層（２２） ５６．５６′に使用される特別の繊維質材料は、材料の
コスト及び要求されるパネルの強さ及び剛さの程度に依
って変えることができる。比較的安いグラスファイバー
材料を使用する場合は、パネルは重く、そして通常補強
材料の追加の部分及び／またはより厚いハネカム芯を利
用することが必要になる。皮膜にエポキシ被覆したグラ
ファイトファイバーのごとき進歩した複合体材料を用い
ることによって、パネルの重さを下げることができる。

かくして飛行機用にグラファイトファイバーシートを作
ることは、コスト的に極めて効果的である。

第３図はパネル部材１２とその下の脚構造との間の関係
を示す。対角線の圧縮プレース６４が前部脚２０の下端
を後部脚２８の子端をつなぎ、引張りチャンネル部材６
６が各々の脚の下端をつないでいる。前部トラックフイ
ソチング６８は前部脚２０に取り付けられ、後部トラッ
クフィソチング７０は後部脚２８に取り付けられている
。これらの各フイッチングは一対の平行線７２によって
示された細い床トランクに取り付けられ、ている。

後部フィノチング７０は、手動で操作されるカムレバー
７６によって床トラックにおける保持スロットの中に入
れたり出したり動かすことのできるシェアピン７４を含
む。フイソチングの後部スタンド７８は、好ましくはね
じが切られていて、その上方のねじを切ったシャンク末
端を回転することによって床トラックにがたなし係合に
しっがり締めはめすることができる。この締めはめに対
するアクセスは後部脚における長いアクセスホール８１
によって得られる。

第４図に見られるごとく、前部脚２ｏは箱形のシート全
屈構造で成形されている。側荷重に抵抗する力を増大す
るために、その底部よりもトップが広く形成されている
。外方に延長しているフランジ８４が脚のトップに溶接
されており、パネル１２の前方エツジ部分に複数個のフ
ァスナ一部材１８によって固定される。後部脚２８が第
５図に示されており、シートの下の脚の遊び空間を不必
要に侵すことのないように比較的狭い巾を有するように
なっていることがわかる。後部脚はポルト８５によって
ブラケット２５に取り付けられ、ブラケット２５はポル
］・２４とワッシャープレート２６によってパネル１２
の下側に支えられる。

ボルト組立８５はまた対角線プレース部材６４を支える
。ブラケット２５の側のガセット部分２５′はその剛さ
を増大する。

第６図はパネル１２の後部フランジ部分５９の上部エツ
ジに取り付けられるのに適するブラケット部材３６の拡
大図でしる。このブラケットはエツジ補強３４の上に横
たわりボルト組立８８によってパネルを通して取り付け
られているＵ−形本体部分８７を含む。延長しているフ
ランジ部分８９は短いフランジ部分９０と協力して背も
たれ１０の管状の下端部分４２を収容する。第３の外側
フランジ部材９１は、隣接する背もたれの１方の側を支
える隣接するブラケット３６（図示されていない）上に
鏡面対象関係に置かれた同様のフランジと協力する。ボ
ルト組立９２は、肘掛が垂直の貯蔵位置から回転できる
ように、フランジ９１（２５） 及び肘掛３８を通っている。取り付はピン９３は管状の
背もたれ末端部分４２の下端を支え、背もたれの一定限
度の回転がスロット９４及び引張りボルト組立９５によ
って可能である。ここに示されている背もたれ４０ばリ
クライニイグ型ではないけれども、通常の背もたれより
もある程度後方に傾くように位置することが好ましい。

スロット９４の目的は、約３５ポンドの荷重が上端にか
かった時背もたれを前方に押し戻すことができることで
ある。この特徴は、シートの乗客が直ちに背もたれと共
に頭を前方に動かすことができ、かくして衝撃の“Ｇ”
の力を減少するために、着陸状態において助けとなる。

前のシートの非常に軽い乗客の背に非常に重い乗客を押
し付ける可能性を防ぐことができる。しかしながら、必
要ならば、スロット９４は背もたれの動きを全く水平の
位置にするのに充分な長さに作ることができる。このよ
うな位置においては、シートは、飛行機から出し入れの
移動をする時より容易に取り扱うことができる。さらに
、水平背もたれは乗客が腹ばいに（２６） なり、衝撃の場合にはより速やかに非常口に達すること
ができる。

第７図は、３０“の間隔に置かれ、後部シートが高さ７
５“、重さ２１２ボンドの人によって占められている２
つのシートユニットの関係を示す。図かられかるように
、このような大きい人でさえも、縦に並んだ時、棚テー
ブルからクリアランスがある。さらに、このシートは充
分な縦方向のクリアランスを有し、前の席の背もたれに
接するにはさらに１“あるいはもっと接近するように動
かすことができる。背もたれ４ｏは平均の乗客の身体に
合うように特別の形状に成形されているので、背もたれ
のフオームパッドが安金枕パッド１００が置かれている
点までその全長に対して僅か約０．７５０″の一定の厚
さを有する場合でも良好な安楽を与えることが可能であ
る。１０２はシート構造の“シート基準点”を示す。シ
ート基準点は、通常、背もたれクッションの前部とシー
トの底部クッションのトップとの間のシートの中心線上
に取った交点として定義される。図面がられかるごとく
、本発明のシートに対する理論的シート基準点は実際上
はシートの後にある。第７図における前部シートに対す
る点１０２はパッド９９の底クッション４８中への下向
きの突出の後にスペースをとっているように見える。し
かしながら、シートの中心線上のパッド９９は、第１３
図に見られるごとく、背もたれフレーム１０６の厚さだ
け後になっている。シート基準点の有利な位置は背もた
れのユニークな曲率によって並びにシートの臀部骨にお
ける背もたれのパッド９９の省略及びパネルの背部にお
けるくぼみ部分５４を置くことによって、シートを従来
のシートよりももっと接近して置くことが可能である。

第８〜１３図は、乗客に優れた支えを与え、薄いパッド
９９で従来のシートの著しく厚いパッドの安楽さを与え
ることのできる背もたれ４０の特別の輪郭線構造を説明
する。この背もたれは、好ましくは取り外し可能な芯の
回りに成形した樹脂含浸したグラファイトで形成したｉ
ｉ！！Ｕ−形の中空管状のフレーム部分１０６を含む。

管状フレームの下端４２における孔１０８はピン９３及
びボルト組立９５（第６図）によってブラケット３６に
取り付けられるのに適合している。薄い前部パネル１１
２もまた、好ましくは、グラファイトファイバーから形
成され、第１０〜１３図の示された断面を有するように
二重の曲がった形状に形成される。背もたれのトップに
おける比較的平らな表面は乗客の肩甲骨部分に良好な支
え、一方フレーム１０６の後部表面を含む仮想の平面ま
で延長している底部における大きな湾曲は乗客の腰や腎
臓を支え、それによって、乗客が出来るだけシートの後
に深く位置することができるように乗客の臀の後方まで
パッドをなくすことができる。背もたれの上の部分の剛
さは、好ましくは複合体材料から作られた上部のバック
パネル１１８によって与えられる。バックパネル１１８
とフロントパネル１１２は、好ましくは、マンチメタル
ダイで行われる圧縮成形操作において管状フレームに結
合される。後部パネル１１８の下端上の前方に延長して
いるフロントフランジ部分１２０はフロント（２９） パネル１．１２の後部表面に結合され、さらにバック部
材の安定性を増大する。

背もたれ４０の特定の二重の曲がった形状は第８図及び
第７図の左の部分に示された側面で管状フレーム１０６
を形成することによって部分製造される。フレームのト
ップ部分を底部分の後部に段をつけることによって、乗
客のひざに追加のクリアランスが与えられる。第１０〜
１３図に示されるごとくパネル１１２を曲げることによ
って、ピン９３の末端に取り付けられる棚テーブルのア
ーム９８′に対しその底部においてパネル１１２の後方
でスペースが利用できる。次に、フロントパネル１１２
は、棚テーブル９８が納められている部分において曲が
っていないので、棚テーブル９８はバックパネル１１８
の下の中心部分に納めることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、改良された多数乗客用シートユニットの一部
分切除した斜視図である。 第２図は、補強した複合体フレームパネルの（３０） 斜視図である。 第３図は、複合体フレームパネルと脚及び使用中これを
支える他のフレーム構造との間の協力を説明する側止面
図である。 第４図は、前部脚の前正面図である。 第５図は、後部脚の後止面図である。 第６図は、第１図におけるパネル、背もたれ及びアーム
間のブラケット関係を示す拡大図である。 第７図は、３０“間隔で配列された１対のシートの側面
説明図で、後部シートの背もたれがその中心を通る断面
で示されている。 第８及び９図は、進歩した複合体材料から一体的に形成
された薄い軽量の背もたれ部材のフロント及びバックサ
イドを説明する斜視図である。 第１０〜１３図は、第８図の１０−１０゜１ｉ１１１２
−１２及び１３−１３の線で取った断面図である。 （３１） 図面の浄書（内容に変更なし） ５Ｆ 手続補正書（自発） 昭和５８年１１月１４日 特許庁長官　若　杉　和　夫　殿 １、事件の表示 昭和５８年特許願第１７４４３９号 ２、発明の名称 多数乗客用シートユニット ３、補正をする者 事件との関係　　　特許出願人 住所　アメリカ合衆国イリノイ州　デス　プレインズテ
ン　ニーオービー　プラザーアルゴンクインエンド　マ
ウント　ブロスペクト　ロード（番地なし）名称　ニー
オービ〜　インコーホレイテッド４、代理人 住所　■１０４東京都中央区銀座８丁目１５番１０号銀
座ダイヤハイツ４１０号 図面、委任状および優先権証明書及びこれらの＃７文６
、　補正の内容 別紙のとおり

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、横に延長している平坦な中間部分と該中間部分から
   それぞれ下方及び上方に延長している垂直に延長した前
   部及び後部部分を有する一体的複合体パネルフレーム部
   材、互いに間隔をおいた位置において該パネルフレーム
   部材に取り付けられた一対の前部脚及び一対の後部脚、
   該パネルフレーム部材の少なくとも平坦な中間部分の上
   に横たわるように置かれたシートクッション手段、該パ
   ネルの繊維質材料で補強した部分に取り付けられたブラ
   ケット手段及び該ブラケット手段によって支えられた複
   数個の背もたれ及び肘掛から成り、該複合体パネルフレ
   ーム部材は樹脂含浸繊維質物質の上部及び下部の連続し
   た皮状表面を結合したハネカムの芯を有し、該連続皮状
   表面は樹脂含浸した繊維質補強物質を結合しその間隔を
   おいた部分において該皮状表面の部分の上に横たわる追
   加（１） の層を有して、シートユニットの他の要素が取り付けら
   れるべき場所においてパネルの耐たわみ性を増強しパネ
   ルを補強し、該パネルフレーム部材は該間隔をおいた場
   所の間に単一の中心線上にある構造フレーム要素から成
   る多数乗客用シートユニット。 ２、該パネルフレーム部材は該間隔をおいた場所の間に
   単一の横構造フレーム要素から成る第１項の多数乗客用
   シートユニット。 ３、樹脂含浸した繊維質補強物質の該追加層における樹
   脂はそれが横たわる連続皮状表面における樹脂に一体的
   に融着されている第２項の多数乗客用シートユニット。 ４、該複合体パネルフレーム部材の後部部分はその後部
   皮状表面の方に押しつぶされたハネカムの芯を有して乗
   客の各々の臀の部分に対応する間隔をおいた場所におい
   てその前方の皮状表面に複数個の凹んだ部分を形成し、
   それによって該後部パネルフレーム部分の前方表面の平
   面の後の各乗客に対し追加のシートスペースを与える第
   １項（２） の多数乗客用シートユニット。 ５．　該背もたれの各々の前方表面及び該パネルフレー
   ム部材の後部部分の少なくとも上の部分の上にフオーム
   パッドが横たわっている第４項の多数乗客用シートユニ
   ット。 ６、　該フオームパッドは、該凹み部分が垂直の範囲の
   実質的部分に亘って該フオームパッドによって、あるい
   は該シートクッション手段によってカバーされないよう
   にその下部末端は該シートクッション手段から離れてい
   る第５項の多数乗客用シートユニット。 ７、　該背もたれの各々は該ブラケット手段にその自由
   末端が取り付けられた管状逆Ｕ−形フレームと一体とな
   っているパネル部分から成り、該背もたれの該パネル部
   分は該逆Ｕ−形フレームの前方表面にその外側エツジ上
   で一体的に結合された樹脂含浸した繊維質物質の薄いシ
   ートから成り、該パネル部分は、その底部エツジから上
   方向に該背もたれを通って取られた一連の水平断面に見
   えるごとく次第にカーブし、該パネル部分は該背も（３
   ） たれの底部近くの該逆Ｕ−形フレームの後部表面をつな
   ぐ仮想の平面と少なくともほぼ同じ高さでそして該背も
   たれのトップ近（の該逆Ｕ−形の前部表面をつなぐ仮想
   の平面と少なくとも同じ高さの垂直の中心線を有する第
   １項の多数乗客用シートユニット。 ８、　該背もたれのパネル部分はその上部の安全柱部分
   を除いてその全垂直範囲に亘ってその前部表面に均一の
   厚さのフオームパッドが取り付けられている第７項の多
   数乗客用シートユニット。 ９、　該フオームパッドは約０．７５“の厚さを有する
   第８項の多数乗客用シートユニット。 １０、　　該逆Ｕ−形のフレームは、その底部近く及び
   そのトップ近くでは垂直に延長しているが、中間部分で
   は後方に曲がっていて、フレームの上部部分が後方に段
   がついているが底部部分に平行になっている側面エツジ
   部分を有し、該段のついた上部部分はシートユニットの
   後方の乗客のひざの位置の上にあるように置かれている
   第７項の多数乗客用シートユニット。 （４） １１、　　該前部脚の少なくとも１つ及び該後部脚の少
   なくとも１つは、すべての一端シート位置または該一端
   シート位置の横範囲の少なくとも大部分が一端固定様式
   で支えられるごとき距離だけパッドフレーム部材から間
   隔をおいた場所において該パネルフレーム部材に取り付
   けられている第２項の多数乗客用シートユニット。 １２、　　該背もたれを支えるためのブラケット手段は
   該背もたれ上に引張りファスナーによって係１合された
   カーブしたスロット部分を含み、該カーブしたスロット
   は、実質的荷重が後部側の上部にかかった時、該背もた
   れを前方に動かすことができる第１項の多数乗客用シー
   トユニット。 １３、　　該シートの脚は該パネルフレーム部材の末端
   からの種々の位置において該パネルフレーム部材に取り
   付けることができシートユニットが使用される床トラン
   クの種々の横位置に順応する第１１項の多数乗客用シー
   トユニット。 １４、該前部脚は、該パネルフレーム部材のトップを係
   合する複数個のファスナーによって該パ（５） ネルフレーム部材に取り付けられたそのトップに外方に
   延びた孔あきのフランジ部分を有する第１項の多数乗客
   用シートユニット。 １５、該後部脚は複数個のファスナーによって該パネル
   フレーム部材に取り付けられた孔あきフランジのブラケ
   ットにピボットをつけられ、該ファスナーはパネルフレ
   ーム部材のトップ例のヘッドの下に置かれた補強板を有
   する第１４項の多数乗客用シートユニット。 １６、　　逆Ｕ−形シートベルト固定具は一対のねじを
   切ったナンドによって各シート位置に隣接した該パネル
   フレーム部材に取り付けられているが、このナンドとパ
   ネルフレーム部材の下部皮状部分との間に補強板を有す
   る第１項の多数乗客用シートユニット。 １７、該補強材料追加層は、該シートユニットの中心シ
   ート部分の周りの部分においてパネルフレーム部材のエ
   ツジのすべての上に横たわる複数個のチャンネル形の要
   素及びパネルフレーム部材の中間及び後部の少なくとも
   部分の上に横たわる（６） 平坦な布の層を含む第１項の多数乗客用シートユニット
   。 １８、パネルフレーム部材の後部部分の上部及び背もた
   れのパネル部分の下部は平均サイズの乗客の腰の部分を
   支えるようにシートのクッション手段の上方に充分な距
   離で置かれている第７項の多数乗客用シートユニット。