JPS5980848A - 二重屋根 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は１日照による建築物の室内温度上昇の防止を
実現できる二重屋根の構造に関する。

建築物の室内は日射熱によって温度が上昇し、特に夏期
においては太陽の高度が高いので、屋根面からの日射熱
が激烈であシ、このため室内温度の上昇がはなはだしく
、居住性の悪化を生じたり、または貯蔵品の品質を低下
させるなどの悪影響を及はすことになる。したがって、
これ等の悪影響を避けるために、前記屋根面からの日射
熱を遮断して室内温度の低減を行なうことが要望されて
いる。従来から実施されている室温低減の方法には、小
屋裏換気による方法、床下から小屋裏１で通じる空気通
路を外壁に配設Ｕ７て小屋裏から抜気させる方法などが
あるが、ともに屋根面からの輻射熱の侵入のために小屋
裏内の温度カニそれ程低下せず、特に後者方法は開口部
、すなわち窓が大きくなると空気通路が減って室温低減
効果が少なくなり、それ程の大きな室温の低下は期待で
きないとされている。

この発明は、このような現状からなされたものであり、
屋根面を二重に集設して空気の流通を容易ならしめると
ともに、輻射熱反射物の装着によって日射熱の小屋裏へ
の侵入を防止した二重屋根を提供することによって従来
構造の欠点を排除することを目的としている。

つぎに、この発明の実施例を図面によって説明すれば、
建築物の小屋裏１０において、カラーベスト、瓦等およ
び防水紙を載設してあ゛る屋根材１の内側に合板材から
なる上部野地板５を配設し、該野地板の下方に棟方向に
適切な間隔１例えば６０〜６０傭、を置いて、屋根の流
れ方向に沿って複数本のたる木６を配置し、さらに該た
る木の下側に銀紙、アルミフィルム等の輻射熱反射物４
を介在させて合板材からなる下部野地板２を配設し、前
記反射物および上部野地板間に各たる不問の空間により
上昇空気通路６を形成させるとともに、前記たる木の上
端部の棟部分を棟方向に連通ずる空気庁通路７に構成さ
せ、さらに前記小屋裏の最上部には防水上有効な、かつ
外界に通気自在な空気抜き装置８を棟１１の全部あるい
は部分的に集設させる。なお外側真髄し１２および内側
鼻隠し１６間には前記上昇空気通路６に連通ずる空気層
１４を形成させるものとする。なおさらに、１５地板５
．２で構成された二重屋根内の上昇空気通路６の空気は
日射熱によって熱せられ、特に夏期に激しく加熱されて
屋根の勾配により上流気流９となり、ついには棟１１の
上部の９便抜き装置８から外界に抜は出し、また下部野
地板２の上面に張設［７である輻射熱反射物４によって
棟射熱が小屋裏１０に侵入すること妨げるので、建築物
室内温度を格段に低減させられ、さらに横方向に配設し
た空気流通路７の存在によって前記空気抜き装置が部分
化でき°τ設備費を縮減できるものであり０なお、冬期
においては太陽一度が低いので、壁、窓等からの日射熱
の収得が大きくなるが、棟部換り、装置および軒先の空
気流通孔を塞閉することにより、二重屋根部分が保温層
となって断熱効果を向上させられるから一１暖房装蓋と
し２ての転用も可能である。

【図面の簡単な説明】

図面は、この発明の実施例に係る小屋裏の要部の縦断正
面図である０ １・・・屋根材、　２・・・下部野地板、　６・・・た
る木、４・・・輻射反射物、　５・・・上部野地板、　
６・・・上昇空気通路、　７・・・空気流通路、　８・
・・空気抜き装置、　　１０・・・小屋裏、　　１１・
・・棟、　　１２・・・外側真髄し、　　１６・・・内
側鼻隠し、　　１４・・・空気層、１５・・・もや、　
　１６・・・もや受。 代理人　弁理士　木　村　三　朗

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 建築物のｌＪ＼屋裏屋根屋根いて、上および下部野地板
   間に屋根の流れ方向に沿って複数本のたる木を間−隔を
   あけて挿設して該たる水量の空間を上昇空気通路に構成
   させるとともに、前記下部野地板上面に輻射熱反射物を
   張設し、さらに前記たる木の上端部の棟部分を棟方向に
   連通した空気流通路に形５２　ｔ、、該空気流通路に前
   記上昇空気通路をそれぞれ連通させたことを特徴とする
   二重屋根。