JPS597921A - プラスチツクス製光分岐・光結合器の製造方法 - Google Patents

プラスチツクス製光分岐・光結合器の製造方法

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JPS597921A
JPS597921A JP57116143A JP11614382A JPS597921A JP S597921 A JPS597921 A JP S597921A JP 57116143 A JP57116143 A JP 57116143A JP 11614382 A JP11614382 A JP 11614382A JP S597921 A JPS597921 A JP S597921A
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JP
Japan
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optical
plastic
core
plastic optical
manufacturing
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Application number
JP57116143A
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English (en)
Inventor
Sakae Tamura
栄 田村
Akira Yoshizumi
善積 章
Tatsumi Goto
後藤 達美
Toshiharu Hayashi
俊治 林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
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Publication date
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    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B6/00Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
    • G02B6/24Coupling light guides
    • G02B6/26Optical coupling means
    • G02B6/28Optical coupling means having data bus means, i.e. plural waveguides interconnected and providing an inherently bidirectional system by mixing and splitting signals
    • G02B6/2804Optical coupling means having data bus means, i.e. plural waveguides interconnected and providing an inherently bidirectional system by mixing and splitting signals forming multipart couplers without wavelength selective elements, e.g. "T" couplers, star couplers
    • G02B6/2808Optical coupling means having data bus means, i.e. plural waveguides interconnected and providing an inherently bidirectional system by mixing and splitting signals forming multipart couplers without wavelength selective elements, e.g. "T" couplers, star couplers using a mixing element which evenly distributes an input signal over a number of outputs

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明が極する技術分野〕 本発明はプラスチックス製の光分岐器および光結合器の
製造方法に関するものである。
〔発明の技術的背景とその問題点〕
光分岐器とは、一本の光フアイバ中を伝搬する信号光を
複数本の光フアイバ中に分岐導入する装置であり、光結
合器とは、複数本の光フアイバ中を伝搬している信号光
をこれによりも少ない本数もしくは、一本の元ファイバ
中に集める装置である。
従来光伝送損失の少ないプラスチックス製光ファイバが
製品化され、電力用機器率産業機器からオフィス用嘘器
、家庭用機器などにいたる広範な分野への使用が検討さ
れている。
プラスチックス製の光ファイバは光通信システム等で財
に実用化されているガラス製光ファイバと比較して、嚇
位長さ当りの価格が安いこと、取り扱いが容易であるこ
となどが特長とされて1おり、低価格で光回路応用シス
テムを実現できる可能性をもっている。
光回路応用システムの製作には、電気回路を使用したシ
ステムの製作と同様に、一つの信号線路を多数の信号線
路と結合させ、48号を分配したり、多数の信号線路を
一本の信号線路と結合させ、合成信号を得たりする必要
かぁ−)で、このため、プラスチックス製光ファイバの
使用に適した低価格で取扱いが谷易な光分岐器および光
結合器の提供が求められている。
このような光分岐器・光結合器の製造方法として、従来
は、光ミキシング・ロッドをあらかじめ製作し、この光
ミキシング働ロッドの両端にプラスチックス製光ファイ
バを接着固定する方法がとられていたが、ファイバと光
ミキシング・ロッドの結合(i失が大きく、シかも損失
値が一定でないこと、また、製造方法が複雑であるため
、製品が鳥価格であるなどの欠点があった。
すなわち、第1図で示したように、従来はプラス千ノク
ス精密成型方法で製作したプラスチックス製光ミキシン
グ・ロッド5の一端にプラスチックス吸光)゛Yイバl
を接着用足すれば、光フアイバ1中の信号光はほとんど
全て、光ミキシング・ロッド5中に伝搬し、光ミキシン
グ・ロッド5のコアとクラッドの境界で反射が繰り返え
され、光ミキシングロッドの他端の端面から出射される
信l光は一様化され、端面における信号光のエネルギも
均一であり、この端面に、コア断面積が等しいプラスチ
ックス製光ファイバ3.4を接着固定十れi、rt’ 
、光ファイバ3.4中には光フアイバ1中を伝搬してき
た信号光が分配されるが、この光の・(i射端における
光ミキシング・ロッド5と光ファイバ3,4の接合状態
を断面路図的に示した第2Iメjから明らかなように、
光ファイバのコア部分と+*−1L、でいない部分(第
2図中斜線を施した部分)をil(+赤した信号光は、
光ファイバ3.4のいずれにも導入されず外部へ漏洩す
る。
同様に、プラスチックス製光ファイバ1のコアFlIX
分の端面と光ミキシング・ロットのコア部分の端面が重
なりあっていない場合にも信号光は有効に光ミキシング
−ロッド5に導入されない。
以上で述べたように、従来の製造方法によるプラスチッ
クス製光分岐器の損失は光ミキシング・ロッドの端面と
光ファイバの端面の境界部分で起る光の漏洩によるもの
であり、これは光分岐器の構造的結合損失ということが
できる。
さらに、前記した従来技術で得られる光分岐器の別の損
失要因を列挙すれば、第2図からも推察されるように、
次の四項目に分類することができる。
(1)元ファイバと光ミキシング・ロッドの接合部にお
けるX方向への相対的位置ずれによる結合損失(X方向
位置ずれ損失) (2)光ファイバと光ミキシング・ロッドの接合部にお
けるY方向への相対的位置ずれによる結合損失(Y方向
位置ずれ損失) 13)入・出力光ファイバのコア径不一致による結合損
失(コア径不一致損失) (4)光7フイバと光ミキシング・ロッドの接合部にお
ける角度ずれによる結合損失(角度ずれ損失)第2図で
示しだ従来のプラスチックス製光分岐器を改良する目的
で第3図で示した断面形状の光ミキシング−ロッド5′
を用いたプラスチックス製光分岐器が検討されてきだが
、この場合においても第2図の形状の光分岐器と同様に
、構造的結合損失と前記(1)〜(4)に列挙した組み
たて精度による損失が同程度に生じることが、以上の説
明から理解されるであろう。
例えば、現在市販されているプラスチックス製光ファイ
バ5K−40(三愛レイヨン株式会社製)は、光ファイ
バの外径が約C,981111±60.amとされてお
り、クラッド層の厚みdが約10.umとするとコア部
分の直径12は約0.96 arm±60μmであり、
プラスチックスの精密成型によってあらかじめ光ミキシ
ング・ロッド部分を精密に製作し、この光ミキシング・
ロッドの端面に前記プラスチックス製光ファイバを固着
して得た光分岐器の結合損失は、表1に示した如く光ミ
キシング・ロッドの断面形状が第2図の場合と第3図の
場合も同程度であると表1で光ミキシング拳ロッドのコ
ア部分の厚み12と幅l】は、用いるプラスチックス製
光ファイバのコア径によって決定され、第2図の断面形
状を有する光ミキシング・ロッ)” (D 場合s 1
12 = 0.88” + ll= 1.91an、第
3図の場合/2=0.93ii、 1.=1.97朋で
あるが、工業的に光ミキシング・ロッドを製作する場合
には、それぞれ±20μm乃至30μm程度の誤差が生
じるし、光ミキシング・ロッドの両端面にプラスチック
ス製光ファイバを接着固定する工程においても、表1の
()内で示した範囲内での光ファ椅バとミキシング・ロ
ッドの相対的位置ずれが生じ、このために結合損失が増
大し、結合損失のバラツキが生じることは前記したとお
りである。
以下余白 〔発明の目的〕 本発明の目的は、上記した問題点を解消し、結合損失の
少ないプラスチックス製光分岐器および結合器の製造方
法を提供することにある。
〔発明の概要〕
本発明のプラスチックス製光分岐・光結合器の製造方法
は、先ず、プラスチックス製光ファイバの′@所定の部
分に、レーザ光線などの熱線を照射することによって、
クラッド層の一部とコアの一部を溶融除去した部分を作
り、このように加工した複数本のプラスチックス製光フ
ァイバを第9図に示すように、躊融除去した部分同士を
対面させ、このとき生じるコア間の隙間Aに、コア材料
と同等の光屈折率および光透過率を有する物質を充填し
光のミキシング部分を形成する工程とこの光ミキシング
部分にクラッド被膜を被着させる工程からなるものであ
る。
以下、本発明内容の理解を容易にするために、図面を用
いて更に、詳細に説明する。
第6図は本発明の光分岐・光結合器製造方法によって由
られる光分岐・光結合器の一例を示す斜視図であり、所
謂ピッグ・チェイル型と呼ばれる光分岐・光結合器であ
る。
この形状の光分岐・光結合器は、光信号入力用プラスチ
ックス製光ファイバ6と7Qいずれか一方にのみ、光信
号を入力子れば、光ミキシング部分Bを通過した光信号
は、光ミキシング部分のコア材料とクラッド被膜境界で
多数回の反射を繰り返しながら、光信号出力用プラスチ
ックス製光ファイバ6.7のZ′方向へ進行するため、
光きキシング部分Bの長さがある一定の長さ以上あれば
6.7のいずれかに入射した信号光のエネルギは6.7
のZ′方向に均等に配分され、光分岐機能を発揮する。
また、6と7に別々の情報を有する光1己号を同時に入
射させれば、光ファイバの2′方向には光ファイバの2
方向に入射させた別々の光信号が重畳され、光結合機能
を発揮するものである。
rii!記(7た機、能を有する光回路部品の本発明に
よる製造では、先ず、2本のプラスチックス製光ファイ
バを第4図で示すように、ファイバの側面同士を密接さ
せる工程をとることが好−チしい。
この時、密接した2本の光ファイバの断面は第5図(d
)で示す形状になり、この2本の光ファイバが接する部
位での共通接線方向、第5図(d)中X方向から光ファ
イバのコア径より小なる径を有するレーザ光線を照射す
れば、プラスチックス製光ファイバを構成するプラスチ
ックス製コアとプラスチックス製クラッドは部分的に融
解するので容易に除去され、レーザ光線を照射した光フ
ァイバの断面は第5図(e)で示したように第51凶(
d)よりも大なる隙間Aが形成される。
用いるレーザ光線は、プラスチックス製光ファイバのコ
ア材料8およびクラッド材料9を融解できるものであれ
ば本発明の実施例特 の制限はなく、炭酸ガス・レーザ
、・−酸化炭素ガス・レーザ、YAGレーf’ 、 希
カスイオン・レーザ、エキシマ等のいずれのレーザ装置
も使用可能である。
本発明を実施するにあたっては、1アクリル系樹脂をコ
ア羽村としたプラスチックス製光ファイバがレーザ光線
による加熱で任意のコア部分をモノマ分解することが可
能である点において適しているが、他のプラスチックス
系樹脂、例えばポリスチレンをコア材料として用いたプ
ラスチックス製光ファイバを用いても、レーザ光線の照
射により第5図(b)の形状に光ファイバのコアとクラ
ッドの一部を除去することが可能である。
次に、レーザ光線の照射でコア材料とクラッド材料のそ
れぞれ一部才、策5図(b)のように溶融除去して生じ
た隙間Aにコア材料と屈折率および光rη通過失が略々
等しい物質を第5図(f)に断面略図で示したように充
填することにより、光ミキシング部分を形成する。
この充填物質は、用いたプラスチックス製光ファイバの
コア材料を揮発性の有機浴剤に溶解した浴液もしくは水
・エマルジョンとして隙間Aに充填し、この後有機溶剤
もしくは水を蒸発させてもよいが、コア材料の製造に用
いたと同じモノマ化合物を充填した後1重合固化させる
方法が好機しい。
例えば、ポリメチル、メタアクリレート#−I脂をコア
材料として用いたプラスチックス製光ファイバを本発明
の実施において用いる場合には、メチル・メタアクリレ
ート・モノマを充填して重合固化させることがもっとも
好機しく、重合固化錬の光屈折率がポリメチルメタアク
リレートのそれとほぼ等しいモノマ化合物も本発明の実
施に用いることが可能である。
すなわち、ポリ串メチル働メタアクリレートの屈折率n
l)は1489とされており、n−プロピル・メタアク
リレート3,3.5− )リメチルシクロヘキシル、メ
タアクリレート、エチル・メタアクリレート、2−ニト
ロ−2−メチル・プロピル・メタアクリレート、トリエ
チルカルビニル書メタアクリレ−)、1.1−ジエチル
グロビル・メタアクリレートなど重合固化物の屈折率が
ポリ・メチルメタアクリレートの屈折率よりも横かに低
い化合物および2−デシル−1,3,ブタジェン、ビニ
ルアルコール、エチル・グリコレート、メタアクリレー
ト3−メチルシクロヘキシルメタアクリレート、シクロ
へキシル−α−エトキシアクリレート、−1−メチルシ
クロヘキシル。メタアクリレートなど重合固化物の屈折
率がポリメチル・メタアクリレートの屈折率よりも僅か
に高い化合物を用いることも可能である。
峙に、プラスチックスを紡糸して光ファイバを製造した
場合、コア材料は一般的に密度が上昇し、屈折率が僅か
に高くなる傾向かをンって、ポリメチルメタアクリレー
トをコア材料としたプラスチックス製光ファイバを本発
明の実施に用いる場合においては、前記した重合固化物
の屈折率がポリメチルメタアクリレートの屈折率よりも
僅かに高いモノマ化合物を用いる方が好結果を与える場
合があり、重合固化懐の屈折率がコア部分の屈折率と等
しくなるように、前記各化合物を混合して重合させ、重
合固化物が共重合体となるように、もしくはブレンド・
ポリマとなるように、前記モノマ化付物を配合してもよ
い。
上記したモノマ化合物の重合固化方法は、特に、限定さ
れないが例えば、光1゛合触媒や熱重合触媒をあらかじ
めモノマ化合物に添加し光の照射もしくは加熱により、
重合固化する方法が好ましい。
昔だ、これらの物質をレーザ光線の照射でコアとクラッ
ドの除去によって生じた隙間に充填する際に、モノマ状
態で充填後固化させてもよいしあらかじめ、重合反応を
開始させ、粘稠化した状態で充填し、更に重合反応を進
めて固化させてもよい。
前記したビニル系モノマの熱重合開始触媒としては、ア
セチル・シクロへキシルスルホニル・パーオキサイド、
イソ−ブチルパーオキサイド、ジーイソプロピルパーオ
キルジカルポネート、ジーノルマループロピルパーオキ
シジカルボネート、ジー2−エトキシエチルパーオキシ
ジカルボネート、ジーメトキシイソプロピルパーオキシ
ジカルボネート、ジー3−メチル−3−メトキシプチル
バーオキシジカルボネート、ターシャリブチルパーオキ
シネオデカネート、2.4−ジクロロベンシイルパーオ
キャイド、ターシャリ−ブチルパーオキシビバレート、
などの比較的低温度でビニル・モノマの重合を開始させ
る有機過酸化物が用いられ、−マだ、ベンゾイルパーオ
キサイド、ジ−クミルパーオキサイド、クメンヒドロパ
ーオキサイドなど高温度で車台速度が速くなるような有
機過酸化物を用いることも可能である。
−fた、アゾビスインブチルニトリルやテトラメチルチ
ウラムジスルフィドも熱重合触媒として、前記ビニル・
モノマに添加してもよいし、硬化した重合物中に500
 nm乃至13(lonmの波長の光を吸収する基を残
さない物質であれば、金属アルキルやレドックス系の重
合触媒を用いて前記したビニルモノマ類を重合硬化させ
てもよい。
丑だ、ビニル・モノマの光重合触媒、例えば、l−)、
ニル1,2.プロパンジオン−2−(0−エトキシカル
ボニル)オキシムを用いた場合にプラスチックス製光分
岐・光結合器を製造することができる。
このような光重合触媒としてはジーペンジスペノン、1
−ヒドロキシシクロへキシルフェニルケトン、ベンジル
ジメタルケタール、ペンジイン、ジベレジイルペ/ツイ
ンエチルエーテル、ベンゾインインブチルエーテル等の
ケトン類、ベンゾイン化合物を用いることが可能であり
、ビニルモノマの重合物に可視光領域に吸収をもつ基を
残さない化合物で熱重合や光重合を促進する助触媒を添
加17て用いれば更に有効であることは容易に推察され
る。
このようにして得られた光ミキシング部分Bにクラッド
層被膜を被着形成することにより、本発明の光分岐・光
結合器を得ることができる。
塗布するクラッド層材料は、プラスチックス製光ファイ
バに用いられているクラッド材料と同一であることが好
ましいが、コア材料の屈折率よりも低い屈折率を有する
物質で、かつ、コア材料にソルベント・クラックを生じ
させない溶媒に可溶の材料であれば特別の制限はない。
また、クラッド層は、コア層を保挿する目的とコア層か
らの光の漏洩を防止する目的とによって設けられるもの
であり、スパッタ蒸着プラズマ重合など他の手段によっ
てコア層より低屈折率の被111ijをコア材料に被着
しても、本発明の目的は遅らせられることはいう−まで
もない。
このようなりラッド材料としてはポリ弗化ビニリデン、
ポリトリフロロクロロエチレンおよび2−トリフロロエ
トキシエチルアクリレート重合体、2.2.2−ト!j
フロロー1−メチルエチル・メタアクリレート重合体、
トリフロロインプロピル−メタアクリレート重合体2−
(1,1,2,2,−テトラフロロエトキシ)エチルア
クリレート重合体、トリフロロエチルアクリレート重合
体h  2i+3+4.4.4−ヘキサフロロブチルア
クリレート重合イヘ2−(ヘプタフロロブトキシ)エチ
ルアクリレートx合体、ペンタフロログロビルアクリレ
ート共重合体、オクタフロロペンチルアクリレート重合
体、ペンタフロロブチルアクリレート重合体等数多くの
弗素化したアクリル系樹脂やトリフロロビニルアセテ−
) −M 合体、ペンタフロロビニルプロピオネート重
合体等も使用可能である。
また、現在市販されているプラスチックスのうちでもっ
とも屈折率が低い四弗化エチレン−六弗化フロピレンを
スパッタ法によって光ミキシング部分に被着させてもよ
いし、テトラフロロエチレンをプラズマ重合法を用いて
、光ミキシング部分に膜形成させてもよい。
本発明の実施例に用いられるレーザ光線の断面形状は、
真円状または長楕円状であっても、本発明の目的は、は
ぼ達成されるが、第7図および第8図で示した形状のレ
ーザ光線g蔽マスク12゜13をレーザ光路において、
第10図で示l−だような形状に、プラスチックス製光
ファイバのコアとクラッドを除去したAの部分を形成し
た後、この部分にコア材料を充填した方が、結合損失を
少なくする上で好ましい。すなわち、第10図で示した
Aのi−1’ 、 It−P 、111 =liビ、 
IV−IV’ ?’よび■−V′での断面は、コア材料
少充填し、クラッド材料を塗布した状態で、第11図に
それぞれ示した形状になるため、コア材料とクラッド材
料の境界がなだらかに変化し、形成した光ミキシング部
分への光の入射およびこの光ミキシング部分から光ファ
イバへの光の出射に際して、光信号の外部への漏洩を防
ぐことができる。
第10図で示した形状にプラスチックス光ファー(バの
コア材料とクラッド材料を除去する方法としては、第7
図で示した形状のレーザ光線遮蔽マスクを第12図で示
したようにレーザ光線路りにしいて、レーザ光線とプラ
スチックス光ファイバを相対的に移動させるか、第8図
で示した形状のレーザ光線遮蔽マスク13のP ] +
 P 2を密接させた2本のプラスチックス製光ファイ
バの境界線と一致させた状態で、レーザ光線を照射しな
がら、レーザ光線とプラスチックス製光ファイバを相対
的に移動させる方法がとられる。レーザ光線遮蔽マスク
を通過する前のレーザ光線は第7図および第8図中の点
線で示した形状が好ましいが、特に限定されるものでは
ない。すなわち、第7図で、P+ lP21P31P4
で囲まれる部分の全域をレーザ光線が通過すればよいも
ので、レーザ光線を得る装置の光エネルギ出力が弱い場
合には、レーザ光線径を絞り、単位面積当りの光エネル
ギ密度を高めP + + p13+ P2 + P 4
而内を掃引してもよいし、レーザ装置の出力が高すき′
る場合には、レーザ丸線径を拡大することにより、レー
ザ光線の単位面積当9の光エネルギを弱めるべきであり
、第8図の形状のレーザ光線遮蔽マスクを用いる場合に
おいても同様、レーザ光線の断面形状は任意に選ぶこと
が可能である。
以上の説明で明らかなように、レーザ光線遮蔽マスクは
第9図で示しだような長楕円状であってもよい。
また、プラスチックス製光ファイバを円弧状に曲げ、こ
の凸部同士を密接させて、この部分に本発明の製造方法
を用いて、光ミ干シング部分を形成すれば、光ミキシン
グ部分の長さを短かくすることが可能であり、高性能で
小型の光分岐・光結合器を得ることができる。
光ミキシ/グ部分の長さを短縮化する目的のためには、
第5図(b)で示したように光ファイバのコアとクラッ
ドを除去した状態でY方向とY′方向から力を加え(F
’ 、 F’ )第17図で示した形状を有するEの部
分にコア材料を充填する方法を採用することが可能であ
り、本発明の二次的効果としてあげられる。
〔本発明の実剰例〕
実施例 プラスチックス製光フアイバ固定AI0.11を用い−
C1三菱レイヨン株式会社製のプラスチック製光ファイ
バ(商品名スーパエスカ5K−40)Q2本東ねて、エ
ポキシ樹脂系接着剤(セメダイン株式会社製EP−33
0)で第4図に示したように固定した。元ファイバ固定
具は第16図で示したように、2分割した部品で構成さ
れ、2本のプラスチックス製光ファイバは密接する。
プラスチックス製光フアイバ固定具10.11の中間部
に保持されたプラスチックス表光ファイ府の#IT面ば
車5図(d)のようになっており、次に第51:’l 
(d)中X方向から炭酸ガスレーザ光線を照射して第5
図(e)に示したように、プラスチックス製光ファイバ
のコア部分の一部とクラッド被膜の一部を浴融除去した
。このときのレーザ光線は、真円状であり、ビーム径は
約1」φレーザ光線の出力は、レーザ加工速度10f1
り叛の場合約10Wであった。
次に、重合禁止剤を除去し、重合開始剤とし、て、イソ
ーブチルeパーオキザイドを02重@−バーセント添加
したメチル・メタアクリレートモノマを第5図(b)で
図示したコア同士の隙間Aに0.1 m lだ(ハ)マ
イクロシリンジを用いて滴下し、50″Cで加熱硬化さ
せた。
加熱硬化させた後の光フアイバ固定部品10゜11間の
断面は第5図(f)で示したように、蚕の面の断面と類
似した形状を有していた。
以上の工程が終了した後ポリ弗化ビニリチン粉末をN−
N’−ジメチルホルムアミドに10重量バーセントm解
した浴液を塗布し、第6図(b)に示したような形状に
クラッド被膜を被着形成した。
以上の工程で製作した光分岐器の入射用光フアイバ端子
6の2方向に発光ダイオード(中心波長660nm)の
光を入射させ、出射用光フアイバ端子6.7のZ′方向
の出射光量を測定して、結合損失を求めた結果、 0.
8dB以下であった。
なお、本発明において表1に従って算出した総合損失は
0.7dBである。
笑施壬タリー 2 実7ij 9’l  1と同様にして、クラッド被mの
一部とコアの一部を除去して生じたコア同士の隙間に、
光重合触媒として1−フェニル−1,2プロパンジオン
−2−(0−エトキシカルボニル)オキシムを3市f%
添加したエチル・メタアクリレートを1円下充填]〜、
紫外線の照射により重合固化させた。
次に、この重合固化部位に、ポリ2,2.2−  トリ
フロロ−α−クロロアクリレートを5重量バーセント俗
解したメチルセロソルブ溶液を塗布して、クラッド様嘆
を設けた。この光分岐器の結合損失を、実施例−1と同
様にして測定した結果1.2dBであった。
:*−%iVIリ −3 第5 (凶(a)のように、2本のプラスチックス製光
ファイバを固定した後、厚さが5 mruの鉄板に対角
線の一つが08・nm、他の対角線が5 Innの菱形
の穴を設は黒色クロームメッキを施こしたマスクを介し
て、炭酸ガスレーザ光線を相対的に移動させながら照射
することによりプラスチックス製光ファイバのコアの一
部とクラッドの一部を除去した以外Q11、実施例−1
の方法と同様の方法で、光分岐器を製作1−だ。実施例
−1と同一の方法で、この光分岐器の結合損失を測定し
たところ、結合損失は0.6dB以下であった。
実施例−4 重合禁止剤をあらかじめ除去したメチル・メタアクリレ
ート100重量%に対して02重婿チの過酸化ベンゾイ
ルを添加し、85’Dに保ちながら攪拌し重合を予備的
に行ない、粘度が500センチボイズ程度に上昇したと
ころで加熱を止め、1合反応を一時中止しこの液体を実
施例−3と同様の方法で2本のプラスチックス製光ファ
イバのコア間に充填した後、東に70゛Cに加温し、書
び重合反応を進めて固化させた。
この方法で得た光分岐器の結合fil失は(1,7dB
以下であった。
〔発明の効果〕
」ソ上、実施例で示したとおり、Wlに示した従米力法
と比べ本発明の光分岐器製造方法によれば憧めて簡便々
方法で結合損失の少ない光分岐・光結合器を借ることが
できる。
−また、元ファイバのコアおよびクラッドの一部を除去
するためのレーザ光線照射は出力がIOW程度の場合に
は5秒以下の短時間であって、短時間内で光分岐・光結
合器を得ることができるので1戊価格化がoJ能である
本発明の他の効果としては、例えば第6図で示した光分
岐・光結合器を第13図で示し、たように配置し、丹び
本発明の方法を用いれば元ミキシング部分の一端に4本
両端で8本の光フアイバ端子がついた光分岐・光結合器
が得られるなどの利点もある。捷た第14南で示したよ
うな、両端に3本の光ファイバを有する光分岐・光結合
器や第15図で断面略図的に示した光分岐・光結合器も
侍られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、従来のプラスチックス製光分岐・光結合器の
斜視図、第2図は、第1図で示した光分岐・光結合器の
光ミキシング部分の端面と光ファイバの接合部を示す概
略図、第3図け、改良された従来の光分岐・光結合器の
元ミキシング部分端面と、光ファイバの接合部を示す析
略図、第4図は、本発明の実施工程において、ファイバ
を束ねた状態を示す斜視図@5図(a) 、 (b) 
、 (c)は、本発明の実施工程を示す略図、第5図(
d) 、 (e) 、(f)は本発明の実施工程を示す
光ミキシング部分断面略図、(a) 第6図は本発明の製造方法を用いて得られる光分Δ 岐・光結合器の一例を示す斜視図、第6図(b)は、纂
6図(a)で示した光分岐・光結合器の光ミキシング部
分の断面略図、第7図、第8図、鞄9図は、本発明の実
施に用いるレーザ光線遮蔽用マスクの一例を示す平面図
、第10図は、本発明のプラスチックス製光分岐・光結
合醤製造工程において、マスクを用いてファイバのコア
およびクラッドの一部を除去した状態の正面図、第11
図は本発明の実施によって得られる光分岐・光結合器の
第10図に示した箇所における光ミ大シング部分の断面
略図、第12図は、本発明で行なわれるプラスチックス
製光ファイバへのレーザ光線照射方法を示す斜視図およ
び側面図、第13図、第14図は、本発明の実施例によ
って得られる光分岐・光結合器の他の例を示す斜視図お
よび光ミキシング部分の断面略図、第15図は、本発明
の応用によ−)で得られる光分岐・光結合器の光ミキシ
ング部分断面略1ン1、第16図は、本発明に用いられ
るフ。 ラスチックス吸光ファイノ(同定具、第17図は、本発
明の製造方法を用いた光ミキシング部分長〃;短かい光
分岐・光結合器の製造工程を示す図である。 ■、2,3,4,6,7,22.23・・・プラスチッ
クス製光ファイバ、10.11・・・光コアイノ< 固
定A、12.13.14・・・レーザ光線遮蔽マスク。 代理人 弁理士 則 近 憲 佑 (ほか1名) 第1図 第2図 第4図 第5図 第6図 AJ 第8図 第10図 第1I図 (U)    、ムJ    tc)    (d) 
   +e)第14図 (b)

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)プラスチックス製光ファイバの所定の部分にレー
    ザ光線を照射して、クラッド層の一部とコアの一部が溶
    融除去された部分を形成する工程とこのように加工した
    複数本のプラスチックス製光ファイバの溶融除去部分同
    士を対面させて生じるコア間の隙間にコア材料と同等の
    光屈折率および光透過率を有する物質を充填し光のミキ
    シング部°分を得る工程と、この光ミキシング部分にク
    ラッド被膜を被着させる工程を有することを特徴とする
    プラスチックス製光分岐嘉・光結合器の製造方法。
  2. (2)2本のプラスチックス製光ファイバの側面同士を
    密接させた状態で、2本のプラスチックス製光ファイバ
    の境界線部分にレーザ光線を照射し、クラッド層の一部
    とコアの一部を溶融除去させることを特徴とする特許請
    求の範囲第1項記載のプラスチックス製光分岐l・光結
    合器の製造方法。
  3. (3)コア材料がアクリル系樹脂で構成されているプラ
    スチックス製光ファイバを使用したことを特徴とする特
    許請求の範囲第1項又は第2項記載のプラスチックス製
    光分岐#・光結合器の製造方法。
  4. (4)レーザ光線の照射によりクラッド層の一部とコア
    の一部が除去された部分を有するプラスチックス製光フ
    ァイバの該除去部分同士を対面させて生じるコア間の隙
    間に熱1合触媒もしくは光重合触媒を添加したビニル系
    モノマもしくはビニル系ボモポリマを充填し重合固化さ
    せ、光ミキシング部分を形成することを特徴とする特許
    請求の範囲第1項ないし第3項のいずれかに記載のプラ
    スチックス製光分岐ず・光結合器の製造方法。
  5. (5)束ねた光ファイバの境界部分をファイバの長さ惺
    方向に浴ってクサビ型にコア材料とクラッド材料を除去
    することを特徴とする特許請求の範囲第1項ないし第4
    項のいずれかに記載のプラスチックス製光分岐・光結合
    器の製造方法。
  6. (6)レーザ光線遮蔽用マスクを用い、コア材料とクラ
    ッド層を除去することを特徴とする特許請求の節囲第5
    項記載のプラスチックス、吸光分岐・光結合器の製造方
    法。
JP57116143A 1982-07-06 1982-07-06 プラスチツクス製光分岐・光結合器の製造方法 Pending JPS597921A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0726839B2 (ja) * 1983-06-09 1995-03-29 ベーハーエス―デーアール.イーエヌゲー.ヘフラーマシーネンバウ ゲーエムベーハー 歯車の歯形測定装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0726839B2 (ja) * 1983-06-09 1995-03-29 ベーハーエス―デーアール.イーエヌゲー.ヘフラーマシーネンバウ ゲーエムベーハー 歯車の歯形測定装置

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