JPS5978671A - ポリフエノ−ル類除去法 - Google Patents

ポリフエノ−ル類除去法

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Publication number
JPS5978671A
JPS5978671A JP57188005A JP18800582A JPS5978671A JP S5978671 A JPS5978671 A JP S5978671A JP 57188005 A JP57188005 A JP 57188005A JP 18800582 A JP18800582 A JP 18800582A JP S5978671 A JPS5978671 A JP S5978671A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
polyphenols
seed milk
sunflower
sunflower seeds
seeds
Prior art date
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Pending
Application number
JP57188005A
Other languages
English (en)
Inventor
Koichi Fujisawa
幸一 藤沢
Akiko Kitajima
章子 北島
Takeo Suzukamo
鈴鴨 剛夫
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo Chemical Co Ltd
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Publication date
Application filed by Sumitomo Chemical Co Ltd filed Critical Sumitomo Chemical Co Ltd
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Priority to AU13520/83A priority patent/AU556802B2/en
Priority to ES521608A priority patent/ES521608A0/es
Priority to HU831355A priority patent/HU185825B/hu
Priority to DE8383302257T priority patent/DE3364661D1/de
Priority to EP83302257A priority patent/EP0092443B1/en
Publication of JPS5978671A publication Critical patent/JPS5978671A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、ひまわり種子構成成分中よりポリフェノール
類を除去する方法に関する。
さらに詳しくは、ひまわり種子構成成分中2Lリポリフ
エノール類を除去するに際してあらかじめひまわり種子
を水の存在下で微粒化して種子乳を得、該種子乳よりポ
リフェノール類を分離除去することを特徴とするひまイ
)り種子からのポリフェノール類除去法で芹)る。
ひまわり種子は、世界第2位の油糧種子であり、197
8/79農業年度における世界での生産量は、約i、a
oo万トン(油脂、第88巻54頁)とぎわれでいる。
しかし、現状ではひまわり種子は、その構成成分中のオ
・fルのみが食品として消費され、そ11以りIの蛋白
質や糖青は飼料としてしか利用されていない。
一方では、世界的に蛋白質の不足がどわれでいて、未利
用蛋白質資源や利用度の低い蛋白質の有効利用が必要と
されている。
その様な状況の中にあってひまわり種子やそれから得ら
れる蛋白質は非単に重要な資源であるが、前述した様に
ひまわり種子を利用した食品やひまわり種子より抽出し
た蛋白質の利用はあまり見られないのが現状である。こ
のことの原因の一つは、ひまわり種子中にはポリフェノ
ール類、特にクロロゲン酸やコー ヒー酸カ含有されて
いるために、加熱条件やアルカリ条件において緑色や褐
色に着色することにJろ。この様な着色は、食品として
の価値を低丁させるだけでなく、蛋白質、がポリフェノ
ール類と反応するtこめに蛋白質を不溶化して蛋白質の
利用上の制約にもなる。
この様な好ましくない性質を有するポリフェノール類、
特にクロロゲン酸を除去する方法として従来用いられて
いる方法は、たとえば特開昭51−108100号公報
に開示されているように有機溶媒による抽出法でJ)る
特開昭51−108100号公報に開示されている方法
は、ひまわり種子を粉末化し、ノルマル−ヘキサンによ
り脱脂したのち乾燥して得られる粉末を、たとえばl)
 Hを蛋白質の等電点にな昏ったノルマルブチルアルコ
ール92部とP H2,80の希塩酸とからなる抽出溶
媒で8回抽出を繰り返すというものである。
本方法は、クロロゲン酸の抽出効果とも1つ点では優れ
たものであるが抽出溶媒として有機溶媒を使用する為に
、その残存毒性の問題や有り溶媒による蛋白質の笈性の
問題に関してカシならずしも満足できる方法でないだ(
)でなく、抽出を効果的に行なう為には、抽出を8回、
10回と繰り返さねばならず工業的に本方法を実施−し
る為には、抽出槽を8個、10個と設置する必要がある
などの点で満足しうる方法でJ)ると番、iパいがたい
本発明は、上記の現状に鑑み、鋭意研究の結果、ひまわ
り種子を水の存在下で微粒化して種子乳を得、該種子乳
より、ポリフェノ−Jl/ 類を除去すれば、容易にか
つ効果的にポリーフェノール類が除去できること、した
がつで加熱条件トあるいはアルカリ条件下における着色
がCまと/12どあるいはまっンこくみられないことを
見い出し本発明に到達した。
本発明fこよれば、ポリフェノール類を容易Iこかつ効
果的に除去しうる方法を提供′する。
次に本発明の詳細な説明する。本発明の特色は、ポリフ
ェノール類を除去するに際してその処理対象がひまイ)
り種子を磨砕等の手段により水の存在下で微粒化して得
た種子乳であることで、I)る、種子乳の状態を明確に
定義することは、困!IC十あり推測の域を出ないが、
種子乳の状態にす颯ことにより押子構成成分中の高分子
性化合物iま、エマルジョン・サスペンションまたはコ
ロイド状態となり水性媒体中に安定に存在するだiフで
なく、ポリフェノール類を水性媒体中に効果的に抽出し
、ポリフェノール類の除去を可能かつ容易にしているも
のと思イ)れる。種子乳の製造方法は、水の存在下でひ
まわり種子を微粒化すると言う以外特膠こ限定されるも
のではなくいかなる方法でももちいることが出来る。
ひまわり種子乳の製造法としては、本発明考らによる特
願昭57−66490号に開示されている方法が使用で
きるが、たとえばひまわり種子を水の存在下で微粒化し
たのち得られたスラリーのPHを6.5以上7.2以下
に調整するとともに65 ’<E以上沸点以下の温度で
攪拌上加熱処理し!このち、再度微粒化リル即してひま
わり種子乳を得る方法は、より−・同好ましいう、また
本発明1こおいては、不溶性固型分の除去はかならずし
も必要ではないが、長時間の連続運転などに際しては、
前記操作中いずれかの段階で、不溶性向8型分を除去し
lコ力が、ボリフ、。
ノール類の除去を効率」、く安定lこ行なうためには、
好ましい。
上記の方法で種子乳の状態をつ<11?ごすことが出来
るが、本発明膠こおいては、ポリフェノール類の除去を
円滑に行なう1.めに、種子1重量部に対して用いる最
但1限必り4〜′水の具は、不溶性固型分の除去を行な
う鳩舎に行1.c 4−)ない局舎で異なるが、すくな
くとも8 MM部部上上用ることが好ましい。
ポリフェノール類を除去・する手段と1.7て本発明で
は分子ふるい膜を利用することが出来ろ。
分子ふるい膜としでは、材?ツや形状等特Sこ限定する
ものではなく、−セルロース膜や異方性構造を有する限
外濾過膜、デスク゛状平膜やホロファイバー(中空繊維
)などをその利用方法との組合せで任意に選択して用い
ることが出来る。また分子ふるい膜の利用法としても、
透析法・濃縮法・ダイヤフィルトレージョンなどを任意
に用いることが出来る。
また本発明では、ポリフェノール類を除去する手段とし
ては種々のタイプの吸着樹脂を用し)ることが出来る。
その様な樹脂としてはたとえばポリスチレン系の吸着樹
脂特に無官能基型の868(住友化学工業物、スチレン
系吸着樹脂)などが効果的に使用できる。
吸着樹脂の使用方法としては、特に限定するものではな
くバッチ方式でもよいし、吸着樹脂をカラムにつめて連
続方式で、種子乳を流通させてもよい。
つぎに本発明を以下の試験例および実施例にて具体的に
説明する。
試験例1 ひまわり蛋白分離品(蛋白含量90.1%)6f1ひま
わり月イル6f、蒸留水1889、大豆レシチン0.5
f、シューガー1ステア1ノ0.5fおよびクロロゲン
酸o、syからなる混合物を充分に乳化し、ひまわり種
子乳のモデル物質(クロロン酸濃度の計算値0.16%
;高速液体クロマトグラフィーによる分析値0.16%
)を作製した。該モデル物質80.5Fをビス々ングカ
ンパ= −(v; sking Company)社f
JJo)透析膜(型86/82)を用いて、透析膜1液
としてa5t、trの蒸留水の存在下、無攪拌にて透析
を行なった。高速液体クロマトグラフィーSこよるモデ
ル種子乳中のクロロゲン酸濃度の透析時間依存性を図−
1に示す。70時間後のクロロゲン酸濃度は、0.01
2%であった。クロロゲン酸除去率は、98%でア、フ
た、 試験例2 0.1%のクロロゲン酸を含有するクロロゲンそれぞれ
5gずつ添加し室温にて1時間攪拌した。処理後のクロ
ロゲン酸濃度とクロロゲン酸除去率を表−1に示す。
比較例 脱ハルしたひまわり種子401を120℃にて加圧上浸
漬吸水処理を行なった後、水切りして400fの水の存
在下磨砕処理を行なった。
得られたスラリーを70°Cで1時間加熱処理を行なう
とともに苛性ソーダにてP Hを7に調整した。該加熱
処理後の液を200メツシユのふるいにかけ得られた液
を高圧ホモジナイザーにて均質化しひまわり種子乳を得
た。こうして得られた種子乳を、100℃にて1分間加
熱処理を行なった(以下加熱テスト)ところ、種子乳は
黄緑色に着色した。またこれとは別に、得られた種子乳
5 vtlに28%アンモニア水溶液1 mlを添加し
たところ(以下アルカリテスト)種子乳は、黄色に着色
した。
実施例1 比較例と同様の方法で得らイ1.た概子乳10w1を、
i、ooo鰐lの蒸留水を透析外液として室温にて70
時間透析を行なった。
得られた透析後の種子乳を加熱テストしでも着色はまっ
たく観察できなかった。またアルカリテストを行なった
が着色はまったく見られず添加前の種子乳の色と同様で
7>一つな。
実施例2 種子乳が40tnl、透析外液が4 (111rttで
ある以外実施例1と同様の方法で透析を行なった。
得ちれた透析処理後の種子乳を実施例1と同様の方法で
加熱テストしでも着色はまった<7タら社なかった。ま
た実施例1と同様の方法でアルカリテストを行なっても
、ごくうすく黄白色に着色しtこ程度であった。
実施例8 樹脂15.Ofを添加しで、室温下1時間攪拌を行なっ
た。得られた処理後の種子乳を加熱テス1− L、でも
着色は観察できなか・った。まjこアルカリテストを行
なってもほとんど着色は、みられなかった。
実施例4 1秒 用いた種子乳が117.FM、デュオライト5−862
樹脂が20.Ofである以外実施例8と同様の方法で処
理を行なった。得られた処理後の種子乳を加熱テストを
しでも着色はまったくみられず、またアルカリテストを
行なっても、はとんど着色はみられなかった。
表−■
【図面の簡単な説明】
図1は試験例1のひまわり種子乳モデル物質を透析しf
コ際の残存クロロゲン酸の時間的変化を図示にしたもの
である。 縦軸は残存クロロシ゛−・酸1度G)、横軸は透析時間
(時間)を示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)  ひまわり種子よりポリフェノール類を除去す
    るに際して、あらかじめひまわり種子を水の存在下で微
    粒化して種子乳を得、該種子乳よりポリフェノール類を
    除去することを特徴とするひまわり種子からポリフェノ
    ール類を除去する方法。 1項記載の方法。 記載の方法。
JP57188005A 1982-04-20 1982-10-25 ポリフエノ−ル類除去法 Pending JPS5978671A (ja)

Priority Applications (6)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP57188005A JPS5978671A (ja) 1982-10-25 1982-10-25 ポリフエノ−ル類除去法
AU13520/83A AU556802B2 (en) 1982-04-20 1983-04-14 Vegetable seed milk
ES521608A ES521608A0 (es) 1982-04-20 1983-04-19 Un metodo para producir composiciones de leche de semillas vegetales.
HU831355A HU185825B (en) 1982-04-20 1983-04-19 Process for producing milk-like compositions containing extract of corns of sunflowers
DE8383302257T DE3364661D1 (en) 1982-04-20 1983-04-20 Sunflower seed milk
EP83302257A EP0092443B1 (en) 1982-04-20 1983-04-20 Sunflower seed milk

Applications Claiming Priority (1)

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JP57188005A JPS5978671A (ja) 1982-10-25 1982-10-25 ポリフエノ−ル類除去法

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JPS5978671A true JPS5978671A (ja) 1984-05-07

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ID=16215971

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