JPS597776Y2 - アンテナ端子板装置 - Google Patents

アンテナ端子板装置

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Publication number
JPS597776Y2
JPS597776Y2 JP1977129765U JP12976577U JPS597776Y2 JP S597776 Y2 JPS597776 Y2 JP S597776Y2 JP 1977129765 U JP1977129765 U JP 1977129765U JP 12976577 U JP12976577 U JP 12976577U JP S597776 Y2 JPS597776 Y2 JP S597776Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
antenna
coil
terminal board
antenna terminal
terminal
Prior art date
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Expired
Application number
JP1977129765U
Other languages
English (en)
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JPS5456511U (ja
Inventor
豊司 松田
賢次 鈴木
Original Assignee
株式会社東芝
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Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社東芝 filed Critical 株式会社東芝
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Publication of JPS5456511U publication Critical patent/JPS5456511U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、カラーテレビジョン受像機等のUHFチュ
ーナ装置に用いられるアンテナ端子板装置に関する。
カラーテレビジョン受像機のUHFチューナ装?におい
て、アンテナ出力を導入するアンテナコイルは、第1図
に示すようにアンテナ端子を接続しやすいようにその端
子部12,122が箱状シャーシ11の側板11に貫通
して固定される。
この場合アンテナコイル12は、同調インダクタ14に
電磁結合するのであるが、コイルの位置は初期設定位置
に正確に保持されることが好ましい。
このアンテナコイル14の位置ずれが生じたり、また振
れが生じると、インダクタとの結合による同調帯域のず
れとか変動を生じることになる。
上記のようなアンテナコイルのずれとか振れを防止する
手段は種々考えられるが、アンテナ端子板装置に関して
は、さらに電気用品規格、UL規格等の性能及び安全規
格等が要求される。
アンテナコイルはとくに外部にアンテナを通じて導出さ
れるため落雷に対する安全性も要求されている。
本考案は上記の事情に対処すべくなされたもので、アン
テナコイルの初期設定位置の保持、振れ防止等を得るの
は勿論のこと、衝撃電圧に対しても高耐久性を得、かつ
衝撃電圧があっても前記アンテナコイルと後段のインダ
クタとの電磁結合を安定して維持し回路試験を正確に行
なえるアンテナ端子板装置を提供することを目的とする
以下本考案の一実施例を図面を参照して詳細に説明する
まず本考案アンテナ端子板装置の考えられた経過を説明
するに、この装置は、アンテナコイルの配設位置を安定
に維持し得るように考えられ、コイル部にコイルキャッ
プを被せるようになされたものである。
しかしながら、コイル部を密閉してしまうと、衝撃電圧
印加時にスパーク等を生じたときコイル部が破壊したり
位置の狂いを生じるため、これを防止するようにコイル
キャップ形状を工夫したものである。
第2図において15は、箱状シャーシでありこの箱状シ
ャーシ15の側壁15には開口が設けられている。
この開口には合或樹脂によりモールド戊?されたアンテ
ナ端子板16が貫通して装着される。
前記端子板16は、前記側壁15、の外側に配置された
端子ピン取付台16に端子ピン17. 18が平行に固
定され、また側壁15の内側に配置されたコイル受台1
6。
にはアンテナコイル20が取付けられる。
そしてアンテナコイル20の両端子は、端子板16、の
孔を介して前記ピン17, 18にそれぞれ接続されて
いる。
またピン17には、コイル側に配設された絶縁抵抗21
の一方の端子も接続されており、この抵抗21の他方の
端子は組立後、前記シャーシ15に接続される。
前記アンテナコイル20のコイル部201に対しては、
適当な間隔をおいて棒状インダクタ22が配置されてお
り、該コイルに電磁結合する。
ところで、前記アンテナコイル20に対しては、第3図
に示すような絶縁性キャップ25が被せられる。
この絶縁性キャップ25は矩形状開口を有したコイル収
納袋部Aと、このコイル収納袋部Aの底板26側に形或
された抵抗収納袋部Bとが絶縁性合或樹脂によって一体
に或形されている。
前記コイル収納袋部Aは前記矩形状開口を奥部に向って
適当な寸法11延長したのち、底板26に対して奥部に
向って傾斜していく壁27を形或されている。
そして、この壁27に本考案の特徴とする開孔28が形
威されている。
また、前記抵抗収納袋部Bは、前記コイル収納袋部Aの
位置を前記シャーシ15の底15から適当な間隔1(第
4図参照)離間せしめかつ安定に支持するもので、間隔
設定壁29と安定壁30をL字状に新曲した形で形或さ
れ、安定壁30を前記底板26に対して平行に形或して
いる。
また前記抵抗収納袋Bにも開孔33が形或されている。
前記安定壁30及び傾斜壁27の開口縁部には、適当な
位置に前記端子板16と係合する係止爪31, 32が
形或されている。
したがってこの絶縁性キャップ25を端子板16に取付
けると、第4図に示すように、コイル収納袋部Aには、
コイル部20.が収納され、抵抗収納部Bには、絶縁抵
抗21が収納される。
本考案のアンテナ端子板装置は上記の如く構或される。
ここで、装置に対しては、第2図に示すX, Yなどの
部分に対して規定の空間距離が必要であり、絶縁性キャ
ップ25に対しては、規定の厚さtと難燃性が要求され
る。
また、ピン17.18とシャーシ15間で絶縁耐圧試験
と絶縁抵抗試験が要求される。
これは、電気用品規格、UL規格などで定められる。
さらにチューナ単体性能の1つとして疑似落雷試験があ
る。
これは、非充電部ピン18あるいは17と充電部シャー
シ15との間に衝撃波電圧を印加し、入力部及び半導体
の破壊を確めるための試験である。
衝撃波電圧は標準衝撃電圧波形IX40(μs〕が加え
られる。
また波高値は各種電気機器によリ一定ではないが、上記
試験要求は耐波高値を高くすることである。
上記の要求に応じ、疑似落雷試験を行う場合ある波高値
までは絶縁抵抗を通じて接地されるが、それ以上になる
とピン、絶縁抵抗に印加された電荷は、絶縁抵抗を流れ
る前に空間距離の最も短いところで絶縁破壊を起しスパ
ーク・オーバする。
ここで仮に絶縁性キャップの形状が端子板とともにコイ
ル部を密閉してしまうような形状であったとすると、ス
パーク・オーバを起したときに絶縁性キャップ内の空気
が急激に熱せられて膨張し、絶縁性キャップを破壊して
しまう。
絶縁性キャップを破壊すると、電気用品規格、UL規格
等は満たせなくなるし、また破壊と同時にUHF高周波
増幅トランジスタも破壊することがある。
さらに破壊と同時に、インダクタも曲り電気的性能が悪
化することになる。
上記のような不具合を本考案は解消し得るもので、コイ
ル部20、を密閉するのではなく、絶縁性キャップ25
に開孔28, 33を設け内部の空気膨張があってもこ
れに影響されなくしたものである。
つまり、疑似落雷試験を行って波高値を高めたときに生
じるスパーク・オーバによる熱エネルギが開孔28,
33を通じて逃れるように図ったものである。
コイル部を密閉する絶縁性キャップを用いて試験を行っ
たところ、破壊が波高値約9KVであったものが、本考
案のように開孔28, 30を設けた絶縁性キャップ2
5であると波高値15KV程度まで待つことが確められ
た。
更に、上記のキャップ25は、背面の間隔設定壁29を
介してアンテナコイル20と俸状インダクタ22が電磁
結合するように構或され、開孔28, 33は側壁に形
或されている。
従ってキャップ25内にスパークが生じるようなことが
あっても、電磁結合は安定して維持され後段の回路素子
の状況試験を正確に行うことができた。
上記したように本考案の装置は、まず、アンテナコイル
の空間位置を安定に保持してインダクタとの距離も正確
に維持できることは勿論のこと、疑似落雷試験に対する
性能を大幅に向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のアンテナ端子板装置を示す斜視図、第2
図は本考案のアンテナ端子板装置を説明するのに示した
アンテナコイル部周辺の平面図、第3図は、本考案の要
部を示す斜視図、第4図は本考案の一実施例を示す側断
面図である。 15・・・シャーシ、16・・・アンテナ端子板、17
. 18・・・端子ピン、20・・・アンテナコイル、
25・・・絶縁性キャップ、28, 33・・・開孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 端子ピンを有するアンテナ端子板と、この端子板に装着
    され前記端子ピンに端部が接続されるアンテナコイルと
    、このアンテナコイルを覆い前記アンテナ端子板に前面
    開口部を向けて装着され背面部には前記アンテナコイル
    に所定間隔をもって電磁結合させるため板状インダクタ
    を位置決めする位置決め用の間隔設定壁を形威した絶縁
    性のキャップと、このキャップが前記アンテナ端子板に
    装着された状態でこのキャップの前記アンテナ端子板と
    接する前記開口部に連接して形或した開孔とを具備した
    ことを特徴とするアンテナ端子板装置。
JP1977129765U 1977-09-27 1977-09-27 アンテナ端子板装置 Expired JPS597776Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1977129765U JPS597776Y2 (ja) 1977-09-27 1977-09-27 アンテナ端子板装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1977129765U JPS597776Y2 (ja) 1977-09-27 1977-09-27 アンテナ端子板装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5456511U JPS5456511U (ja) 1979-04-19
JPS597776Y2 true JPS597776Y2 (ja) 1984-03-09

Family

ID=29094737

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1977129765U Expired JPS597776Y2 (ja) 1977-09-27 1977-09-27 アンテナ端子板装置

Country Status (1)

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JP (1) JPS597776Y2 (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5417299Y2 (ja) * 1973-09-19 1979-07-04

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5456511U (ja) 1979-04-19

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