JPS597769Y2 - 弾性表面波装置 - Google Patents

弾性表面波装置

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JPS597769Y2
JPS597769Y2 JP1978105070U JP10507078U JPS597769Y2 JP S597769 Y2 JPS597769 Y2 JP S597769Y2 JP 1978105070 U JP1978105070 U JP 1978105070U JP 10507078 U JP10507078 U JP 10507078U JP S597769 Y2 JPS597769 Y2 JP S597769Y2
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JP
Japan
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surface acoustic
acoustic wave
absorbing material
wave device
propagation path
Prior art date
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Expired
Application number
JP1978105070U
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English (en)
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JPS5521690U (ja
Inventor
明司 宮下
操佑 田島
豊 山越
Original Assignee
東光株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は弾性表面波装置の構造に係るもので、特にその
パッケージの構造に関するものである。
弾性表面波装置のパッケージにおいて重要な点は、シー
ル、シールドが完全に行なわれることである。
シールを完全にし、弾性表面波の伝播路が経時変化によ
ってその特性が劣化することを防止しなければならない
また、シールドを完全に行なって、入出力電極間の電磁
波によって出力信号に現れる不要信号を除去しなければ
ならない。
現在用いられているパッケージのうち最も信頼性の高い
ものはTO罐タイプのものである。
これは、第1図のように、弾性表面波素子11を基台1
2に導電性接着剤13で固定し更に吸音材14を塗布し
全体を金属ケース15で覆って基台12と溶接している
このタイプのパッケージにおいては、シールも完全に行
なえ、また金属で覆うのでシールド効果もある。
しかし、このようなTO罐タイプのパッケージは、コス
トが高くなり、またリード端子と弾性表面波素子との接
続をワイヤボンデイングで行なうために、工数も増加し
てしまうため、低価格の弾性表面波装置を得ることが難
しい。
そこで、低価格の弾性表面波装置を得るために、樹脂モ
ールド等によるパッケージが考えられているが、シール
、シールドを完全にすることは難しく、十分満足できる
パッケージは得られていない。
本考案は、上記のような問題を解決することを目的とし
、シール、シールドが完全でかつ低価格の弾性表面波装
置を得ることを目的とする。
本考案による弾性表面波装置は、第2図のように、プリ
ント基板21上に配線パターンを施し、その表面に絶縁
性の吸音材を塗布してその吸音材22が枠形になるよう
に形戊する。
この枠形の吸音材は、弾性表面波素子の弾性表面波の伝
播路がその内側に収まるような寸法とする。
この枠形の吸音材の上に、弾性表面波素子23を弾性表
面波伝播路がプリント基板21に対向するように位置さ
せ、その上にシールド板24を置き全体をモールドして
完或する。
更に、第3図に従ってより詳細に説明する。
プリント配線板21は、配線パターン26とシールド電
極27をその表面に有し、リード端子の貫通孔28を設
ける。
シールド電極27は弾性表面波素子の入出力電極間に対
向する位置をできるだけ広く覆うようにする。
この導電パターンを形或した配線板上に、シリコンゴム
等を塗布して枠状の吸音材22を形戒する。
その厚さは50μ程度でできるだけ薄くする方が良い。
但し、弾性表面波の影響を及ぼさない程度の間隔を保持
できる厚みがなければならない。
この枠状の吸音材22は、弾性表面波素子の弾性表面波
伝播路を囲むように位置するように形或する。
この吸音材は間隔の保持とともに、不要な弾性表面波を
吸収し反射を防止する役割を果たす。
この吸音材22の上に弾性表面波素子を乗せ、弾性表面
波素子の電極のリード部分と、配線板21上の配線パタ
ーン26とを導電性接着剤または半田等で接続して導通
させる。
弾性表面波素子はその弾性表面波伝播路が枠形の吸音材
によって囲まれるので完全にシールされることになる。
弾性表面波素子はその弾性表面波伝播路上のみが完全に
シールされれば良いので、吸音材によって間隔を完全に
保持できるとともに、経時変化によって伝播路面に障害
が生じることも防止できる。
弾性表面波素子の入出力電極間の電磁波を遮断するため
には、弾性表面波伝播路を覆うシールド板をできるだけ
弾性表面波素子に近付けて設ける必要があるが、本考案
による弾性表面波装置においては、配線板のシールド電
極がその役割を果たす。
しかも、吸音材のシリコンゴム等の厚みは50μ程度で
あるので、従来のTO罐における数mmの間隔に比較し
てシールド効果は大幅に向上することになる。
例えば、カラーTV用フィルタとして用いる場合、隣接
音声信号搬送波の周波数におけるピークからの減衰量が
、従来の40 dBから60 dB程度にまで改善でき
た。
なお、リード端子との接続は、通常の半田等によって容
易に行なうことができるので、組立前にリード端子を配
線板に固定しておくと良い。
また、弾性表面波素子の裏面に乗せるシールド板も同様
に半田によって固定で゛きる。
上記のようにして組立てられた装置は、エポキシ等によ
ってモールドすればパッケージは完了する。
もちろん、ケースに収納するようにしても良い。
本考案によれば、シール及びシールドが完全な弾性表面
波装置が得られる。
しかも、弾性表面波の伝播路上の空隙を微小な寸法で維
持することができる。
従来のように、スペーサ等を用いることもなく、また、
プリント基板と素子自体によって空隙が形威されている
ので、モールドしても変形することは無い。
シールド効果も上記のように向上するだけでなく、プリ
ント基板自体にシールド電極を設けるので部品点数も少
なく接続も容易となる。
また、本考案による弾性表面波装置は、その構造が簡単
で部品点数も少なく、また組立てが簡単であるので、価
格も極めて低廉となる。
特に組立て時に、ワイヤボンデイングが不要になるので
、工数の低減だけでなく、信頼性も大幅に向上した装置
が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の弾性表面波装置の一部切欠正面図、第2
図は本考案の実施例のAは平面図、Bは一部断面正面図
、第3図はその要部の斜視図を示す。 21・・・・・・プリント配線板、22・・・・・・吸
音材、23・・・・・・弾性表面波素子、24・・・・
・・シールド板、25・・・・・・導電性接着剤(又は
半田)、26・・・・・・配線パターン、27・・・・
・・シールド電極、28・・・・・・リード端子貫通孔
、29・・・・・・空隙。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. シールド用の電極及び所定の配線パターンを施したプリ
    ント配線板上に、吸音材を枠形に塗布し、圧電材料に交
    叉櫛形電極を設けた弾性表面波素子の弾性表面波伝播路
    面が該プリント配線板に対向し、かつ弾性表面波伝播路
    が該枠形の吸音材に囲まれて位置する弾性表面波装置。
JP1978105070U 1978-07-31 1978-07-31 弾性表面波装置 Expired JPS597769Y2 (ja)

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JP1978105070U JPS597769Y2 (ja) 1978-07-31 1978-07-31 弾性表面波装置

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JP1978105070U JPS597769Y2 (ja) 1978-07-31 1978-07-31 弾性表面波装置

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JPS5521690U JPS5521690U (ja) 1980-02-12
JPS597769Y2 true JPS597769Y2 (ja) 1984-03-09

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ID=29046988

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JPH0380730U (ja) * 1989-12-11 1991-08-19

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS52136542A (en) * 1976-05-11 1977-11-15 Matsushita Electric Ind Co Ltd Elastic surface wave filter

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5378935U (ja) * 1976-12-01 1978-06-30

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JPS52136542A (en) * 1976-05-11 1977-11-15 Matsushita Electric Ind Co Ltd Elastic surface wave filter

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JPS5521690U (ja) 1980-02-12

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