JPS597654B2 - ガラス繊維紡糸用ブッシングに使用する熱電対の測定目盛を維持する装置 - Google Patents
ガラス繊維紡糸用ブッシングに使用する熱電対の測定目盛を維持する装置Info
- Publication number
- JPS597654B2 JPS597654B2 JP53133260A JP13326078A JPS597654B2 JP S597654 B2 JPS597654 B2 JP S597654B2 JP 53133260 A JP53133260 A JP 53133260A JP 13326078 A JP13326078 A JP 13326078A JP S597654 B2 JPS597654 B2 JP S597654B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bushing
- thermocouple
- lead
- platinum
- temperature
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01K—MEASURING TEMPERATURE; MEASURING QUANTITY OF HEAT; THERMALLY-SENSITIVE ELEMENTS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- G01K7/00—Measuring temperature based on the use of electric or magnetic elements directly sensitive to heat ; Power supply therefor, e.g. using thermoelectric elements
- G01K7/02—Measuring temperature based on the use of electric or magnetic elements directly sensitive to heat ; Power supply therefor, e.g. using thermoelectric elements using thermoelectric elements, e.g. thermocouples
- G01K7/04—Measuring temperature based on the use of electric or magnetic elements directly sensitive to heat ; Power supply therefor, e.g. using thermoelectric elements using thermoelectric elements, e.g. thermocouples the object to be measured not forming one of the thermoelectric materials
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01K—MEASURING TEMPERATURE; MEASURING QUANTITY OF HEAT; THERMALLY-SENSITIVE ELEMENTS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- G01K1/00—Details of thermometers not specially adapted for particular types of thermometer
- G01K1/14—Supports; Fastening devices; Arrangements for mounting thermometers in particular locations
- G01K1/143—Supports; Fastening devices; Arrangements for mounting thermometers in particular locations for measuring surface temperatures
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Measuring Temperature Or Quantity Of Heat (AREA)
- Spinning Methods And Devices For Manufacturing Artificial Fibers (AREA)
- Investigating Or Analyzing Materials Using Thermal Means (AREA)
- Control Of Temperature (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、ガラス繊維の紡糸に使用する白金、ロジウム
製ブッシングと共に用いる改良された熱電対接手に関し
、特に、該ブッシングの全耐用期間を通じてその測定目
盛を正しく維持する熱電対接手に向けられる。
製ブッシングと共に用いる改良された熱電対接手に関し
、特に、該ブッシングの全耐用期間を通じてその測定目
盛を正しく維持する熱電対接手に向けられる。
従来技術では、ガラス繊維の紡糸に使用するブッシング
の温度を監視するために一般に熱電対が使用されている
。
の温度を監視するために一般に熱電対が使用されている
。
これ等のブッシングは、制御装置に接続され、該制御装
置は、ブッシングを抵抗加熱する電流を供給する電力変
圧器に接続される。理想的には、熱電対の出力は、ブッ
シングの温度を一定に維持する如く制御装置で使用され
る。実際上、従来技術の熱電対制御回路は、実際にブッ
シング温度を一定に維持しないことが判明した。該回路
は、ブッシングが時を経るに従いむしろ次第にブッシン
グ温度を上昇させる。これは、紡糸されるガラス繊維の
物理的特性(即ち、繊維の太さ)を変化させる望ましく
ない作用を有する。これは、又ブッシングの生産量にも
影響を及ぼす。上述の問題を矯正するため、従来技術の
熱電対の目盛較正をすることは可能であるが、これは、
熱電対出力の変化が次第に連続的に生じる性質のもので
あるため、実際問題として非常に困難なことがわかる。
本発明は、従来技術に生じる目盛較正の問題が熱電対の
異なる材料間の界面の原子移動のために生ずるとの発見
に基づく。
置は、ブッシングを抵抗加熱する電流を供給する電力変
圧器に接続される。理想的には、熱電対の出力は、ブッ
シングの温度を一定に維持する如く制御装置で使用され
る。実際上、従来技術の熱電対制御回路は、実際にブッ
シング温度を一定に維持しないことが判明した。該回路
は、ブッシングが時を経るに従いむしろ次第にブッシン
グ温度を上昇させる。これは、紡糸されるガラス繊維の
物理的特性(即ち、繊維の太さ)を変化させる望ましく
ない作用を有する。これは、又ブッシングの生産量にも
影響を及ぼす。上述の問題を矯正するため、従来技術の
熱電対の目盛較正をすることは可能であるが、これは、
熱電対出力の変化が次第に連続的に生じる性質のもので
あるため、実際問題として非常に困難なことがわかる。
本発明は、従来技術に生じる目盛較正の問題が熱電対の
異なる材料間の界面の原子移動のために生ずるとの発見
に基づく。
原子移動は、熱電対の1つのリードが、純白金または高
白金合金であり、熱電対の他のリードが、白金・ロジウ
ム合金(例えば、87%白金と、13%ロジウム)であ
り、ブツシングが比較的大きなシンク(Sink; 空
孔の吸込源)の白金・ロジウム合金(例えば、80%白
金と、20%ロジウム)であることによつて説明される
。使用の際、ロジウムは、ブツシングから熱電対の白金
リードへ原子移動し、従つて、熱電対の継目がブツシン
グから離れて低温度領域へ移動する。低温度領域への継
目の移動は、熱電対の出力を低下し、従つて、ブツシン
グ温度の測定値から外れた読みを生じる。熱電対の継目
の原子移動が継目を低温度領域へ移動する如く作用する
理由は、通常の熱電対接手がブツシングに対してほ〜直
角に熱電対のリードを延ばすためである。
白金合金であり、熱電対の他のリードが、白金・ロジウ
ム合金(例えば、87%白金と、13%ロジウム)であ
り、ブツシングが比較的大きなシンク(Sink; 空
孔の吸込源)の白金・ロジウム合金(例えば、80%白
金と、20%ロジウム)であることによつて説明される
。使用の際、ロジウムは、ブツシングから熱電対の白金
リードへ原子移動し、従つて、熱電対の継目がブツシン
グから離れて低温度領域へ移動する。低温度領域への継
目の移動は、熱電対の出力を低下し、従つて、ブツシン
グ温度の測定値から外れた読みを生じる。熱電対の継目
の原子移動が継目を低温度領域へ移動する如く作用する
理由は、通常の熱電対接手がブツシングに対してほ〜直
角に熱電対のリードを延ばすためである。
従つて、継目の移動は、必ずブツシングから離れて低温
度領域へ向う。本発明の熱電対接手は、ブツシングから
直接熱電対のリードをブツシングに非常に近接してある
長さにわたり延長し、従つて、その長さにわたるリード
の温度がブツシングの温度にほg等しくなることにより
、従来技術の較正問題を排除する。この結果、原子移動
が生じても、継目は、臭のブツシング温度が検出される
領域内に維持される。本発明の主な目的は、ガラス繊維
などを紡糸するために使用する合金ブツシング用の熱電
対接手において、熱電対の測定目盛が、ブツシングの耐
用期間中ほg一定に維持される熱電対接手を提供するこ
とである。本発明の他の一層一般的な目的は、合金ブツ
シングの温度制御回路に使用する熱電対接手において、
該回路が、ブツシングの耐用期間中一定のブツシング温
度を維持する熱電対接手を提供することである。
度領域へ向う。本発明の熱電対接手は、ブツシングから
直接熱電対のリードをブツシングに非常に近接してある
長さにわたり延長し、従つて、その長さにわたるリード
の温度がブツシングの温度にほg等しくなることにより
、従来技術の較正問題を排除する。この結果、原子移動
が生じても、継目は、臭のブツシング温度が検出される
領域内に維持される。本発明の主な目的は、ガラス繊維
などを紡糸するために使用する合金ブツシング用の熱電
対接手において、熱電対の測定目盛が、ブツシングの耐
用期間中ほg一定に維持される熱電対接手を提供するこ
とである。本発明の他の一層一般的な目的は、合金ブツ
シングの温度制御回路に使用する熱電対接手において、
該回路が、ブツシングの耐用期間中一定のブツシング温
度を維持する熱電対接手を提供することである。
本発明の更に他の目的は、監視すべき合金部材に直接結
合され、時の経過に従つて較正を必要としない熱電対接
手を提供することである。
合され、時の経過に従つて較正を必要としない熱電対接
手を提供することである。
本発明の他の目的は、ガラス繊維の製造作業において品
質管理上の点検の所要頻度を低減する熱電対制御装置を
提供することである。
質管理上の点検の所要頻度を低減する熱電対制御装置を
提供することである。
本発明のこれ等の目的と、その他の目的とは、添附図面
を参照する下記の説明によつて明瞭になるであろう。
を参照する下記の説明によつて明瞭になるであろう。
第1図は、直接溶融フオアハースの下に位置するブツシ
ングに組込まれた本発明の改良された熱電対接手を示す
。
ングに組込まれた本発明の改良された熱電対接手を示す
。
図示のフオアハースとブツシングとは、米国特許第39
88135号に開示されている型式のものである。図示
のフオアハースの下側は、白金箔ライニング14で内張
りされた流路12の貫通する耐火材料の積層で構成され
る流れプロツク10を備えている。16で示すブツシン
グ組立体は、プロツク10の下側に並置されてプロツク
の下に着脱可能に支持される。
88135号に開示されている型式のものである。図示
のフオアハースの下側は、白金箔ライニング14で内張
りされた流路12の貫通する耐火材料の積層で構成され
る流れプロツク10を備えている。16で示すブツシン
グ組立体は、プロツク10の下側に並置されてプロツク
の下に着脱可能に支持される。
組立体16の支持は、流路12に対し整合した位置に組
立体を維持する如く組立体の下面の横向端縁に係合する
アングル部材18で構成される枠組で行われる。図示の
実施例では、ブツシング組立体16は、内部にチヤンバ
22の形成されたプロツク20を備え、チヤンバ22は
、プロツク20の土下面を通して開口する。
立体を維持する如く組立体の下面の横向端縁に係合する
アングル部材18で構成される枠組で行われる。図示の
実施例では、ブツシング組立体16は、内部にチヤンバ
22の形成されたプロツク20を備え、チヤンバ22は
、プロツク20の土下面を通して開口する。
チヤンバ22は、ブツシング組立体が所定の位置にある
ときに流路12に整合する。プロツク20は、耐火材料
から作られ、チャンバないし流路22の内部は、80%
白金と20%ロジウムとを有する合金のライニング24
で内張りされる。オリフイスプレート26は、流路22
の底に拡がり、ライニング24に一体に結合される。オ
リフイスプレート26は、ライニング24の如く、80
%白金と20%ロジウムとを有する合金で作られる。ブ
ツシング組立体16の詳細な構造と、作用の態様とは、
上述の米国特許第3988135号に示されている。電
極端子28,30は、オリフイスプレート26の抵抗加
熱を行うためにオリフイスプレート26の対向側に結合
される。
ときに流路12に整合する。プロツク20は、耐火材料
から作られ、チャンバないし流路22の内部は、80%
白金と20%ロジウムとを有する合金のライニング24
で内張りされる。オリフイスプレート26は、流路22
の底に拡がり、ライニング24に一体に結合される。オ
リフイスプレート26は、ライニング24の如く、80
%白金と20%ロジウムとを有する合金で作られる。ブ
ツシング組立体16の詳細な構造と、作用の態様とは、
上述の米国特許第3988135号に示されている。電
極端子28,30は、オリフイスプレート26の抵抗加
熱を行うためにオリフイスプレート26の対向側に結合
される。
これ等の端子は、夫夫リード34,36で電力変圧器3
2に接続される。電力は、電源33で変圧器32に供給
される。変圧器32は、制御装置37で制御される。こ
の制御装置と、変圧器と、電極回路とは、通常のもので
あり、オリフイスプレート26を抵抗加熱してその温度
をほ〜一定に維持する如く設けられる。リード38は、
制御装置を変圧器に接続する。本発明がその対象とする
熱電対接手は、ブツシング(即ち、組立体16の白金、
ロジウム要素)に結合され、オリフイスプレートに隣接
するブツシングの温度を検出して制御装置37に制御信
号を送る。図示の実施例では、該接手ぱ、オリフイスプ
レート26の長さのほK中心に位置する個所でオリフイ
スプレート26に密接するライニング24を貫通して形
成された接近する孔40,42と、孔40を貫通する8
7%白金と13%ロジウムとから成る白金・ロジウム合
金のリード44と、孔42を貫通する純白金のリード4
6と、リード44,46間の溶接継目48と、リード4
4,46を夫々ライニング24に結合する溶接部44a
,46aと、オリフイスプレート26とライニング24
の外面とに非常に近接してある長さにわたりリード44
,46から直接延び従つてその部分の温度が継目48の
温度にほ〜等しい延長部分44b,46bとを備えてい
る。この新規な接手は、第3A図および第3B図に詳細
に示されている。
2に接続される。電力は、電源33で変圧器32に供給
される。変圧器32は、制御装置37で制御される。こ
の制御装置と、変圧器と、電極回路とは、通常のもので
あり、オリフイスプレート26を抵抗加熱してその温度
をほ〜一定に維持する如く設けられる。リード38は、
制御装置を変圧器に接続する。本発明がその対象とする
熱電対接手は、ブツシング(即ち、組立体16の白金、
ロジウム要素)に結合され、オリフイスプレートに隣接
するブツシングの温度を検出して制御装置37に制御信
号を送る。図示の実施例では、該接手ぱ、オリフイスプ
レート26の長さのほK中心に位置する個所でオリフイ
スプレート26に密接するライニング24を貫通して形
成された接近する孔40,42と、孔40を貫通する8
7%白金と13%ロジウムとから成る白金・ロジウム合
金のリード44と、孔42を貫通する純白金のリード4
6と、リード44,46間の溶接継目48と、リード4
4,46を夫々ライニング24に結合する溶接部44a
,46aと、オリフイスプレート26とライニング24
の外面とに非常に近接してある長さにわたりリード44
,46から直接延び従つてその部分の温度が継目48の
温度にほ〜等しい延長部分44b,46bとを備えてい
る。この新規な接手は、第3A図および第3B図に詳細
に示されている。
これ等の図では、継目48における内部ブツシング温度
は、T1で示され、延長部分44b,46bの温度は、
T2で示される。第3A図は、新しい状態の際の接手を
示し、熱電対の異なる金属間の界面は、継目48にある
。第3B図は、老化状態での接手を示し、熱電対の異な
る金属間の界面は、温度T2の所に位置する如く部分4
6bへ原子移動している。第3B図に示す原子移動は、
ブツシングにより与えられる白金・ロジウム合金のシン
クから白金リード46へのロジウムの原子移動の結果で
ある。
は、T1で示され、延長部分44b,46bの温度は、
T2で示される。第3A図は、新しい状態の際の接手を
示し、熱電対の異なる金属間の界面は、継目48にある
。第3B図は、老化状態での接手を示し、熱電対の異な
る金属間の界面は、温度T2の所に位置する如く部分4
6bへ原子移動している。第3B図に示す原子移動は、
ブツシングにより与えられる白金・ロジウム合金のシン
クから白金リード46へのロジウムの原子移動の結果で
ある。
この原子移動の結果として、熱電対で温度を検出される
個所は、リード46に沿つて移動する。これは、温度が
熱電対の異なる金属の界面で検出されるために生じる。
しかしながら、温度T,,T2は、本発明では殆んど等
しいので、位置のこの変化は、誤つた読取りを生じない
。本発明の一実施例では、オリフイスプレートは、約2
54mm(10インチ)の長さであり、部分44b,4
6bは、この長さの約半分(即ち、約127m1L〔5
インチ〕)にわたつて延びる。
個所は、リード46に沿つて移動する。これは、温度が
熱電対の異なる金属の界面で検出されるために生じる。
しかしながら、温度T,,T2は、本発明では殆んど等
しいので、位置のこの変化は、誤つた読取りを生じない
。本発明の一実施例では、オリフイスプレートは、約2
54mm(10インチ)の長さであり、部分44b,4
6bは、この長さの約半分(即ち、約127m1L〔5
インチ〕)にわたつて延びる。
部分44b,46bとライニング24の外部との間の間
隔は、約3.2mm(%インチ)である。ブツシングの
組立ての際、この間隔は、リード部分にガラス玉のスペ
ーサを設けることで維持されてもよい。このリード部分
は、プロツク20の耐火材料中に鋳込まれ、オリフイス
プレート26よりも約6,4mm(皆インチ)上に位置
する。リード部分44b,46bは、接続リード50,
52で制御装置37に夫々接続される。第2A図、第2
B図は、通常の従米技術の熱電対接手を示す。
隔は、約3.2mm(%インチ)である。ブツシングの
組立ての際、この間隔は、リード部分にガラス玉のスペ
ーサを設けることで維持されてもよい。このリード部分
は、プロツク20の耐火材料中に鋳込まれ、オリフイス
プレート26よりも約6,4mm(皆インチ)上に位置
する。リード部分44b,46bは、接続リード50,
52で制御装置37に夫々接続される。第2A図、第2
B図は、通常の従米技術の熱電対接手を示す。
図示してはいないが、この接手は、ブツシングの温度を
制御する目的で第1図のものと同様な制御装置を変圧器
との回路に接続されるものである。これ等の図における
ブツシングのライニング壁は、符号54で示され、一対
の熱電対リード56,58を貫通させるものとして図示
されている。本発明の上述の実施例の如く、壁54は、
80%白金と20%ロジウムから成る合金で構成されて
もよく、リード56は、87%白金と、13%ロジウム
から成る合金でもよく、リード58は、純白金でもよい
。リード58,56は、ブツシング内で溶接継目60で
結合されると共に、溶接部56a,58aで夫々ライニ
ング54の内面に溶接される。本発明の接手とは異なり
、第2A図および第2B図に示す従米技術の配置におけ
る熱電対のリードの延長部分は、ブツシングのライニン
グからほK直角に延びている。
制御する目的で第1図のものと同様な制御装置を変圧器
との回路に接続されるものである。これ等の図における
ブツシングのライニング壁は、符号54で示され、一対
の熱電対リード56,58を貫通させるものとして図示
されている。本発明の上述の実施例の如く、壁54は、
80%白金と20%ロジウムから成る合金で構成されて
もよく、リード56は、87%白金と、13%ロジウム
から成る合金でもよく、リード58は、純白金でもよい
。リード58,56は、ブツシング内で溶接継目60で
結合されると共に、溶接部56a,58aで夫々ライニ
ング54の内面に溶接される。本発明の接手とは異なり
、第2A図および第2B図に示す従米技術の配置におけ
る熱電対のリードの延長部分は、ブツシングのライニン
グからほK直角に延びている。
これ等の延長部は56b,58bで示される。第2B図
は、ブツシングの老化の結果として、ブツシングからの
ロジウムがリード56bへ原子移動したときに生じる状
態を示す。この図に示す如く、原子移動は、温度T1の
継目60の個所から温度T2のライニング壁54より離
れた位置へ生じている。リード56bがブツシングから
ほ〜直角に延びているため、温度T2は、温度T1より
もかなり低く、その結果、熱電対の出力は、ブツシング
の温度を正確にぱ反映しない。第2A図および第2B図
に示す従来技術の配置での経験により、R型熱電対では
、熱電対による温度の読みが、1日当り約0.42℃(
0.75′F)衰える(即ち、低下する)ことが判明し
た。
は、ブツシングの老化の結果として、ブツシングからの
ロジウムがリード56bへ原子移動したときに生じる状
態を示す。この図に示す如く、原子移動は、温度T1の
継目60の個所から温度T2のライニング壁54より離
れた位置へ生じている。リード56bがブツシングから
ほ〜直角に延びているため、温度T2は、温度T1より
もかなり低く、その結果、熱電対の出力は、ブツシング
の温度を正確にぱ反映しない。第2A図および第2B図
に示す従来技術の配置での経験により、R型熱電対では
、熱電対による温度の読みが、1日当り約0.42℃(
0.75′F)衰える(即ち、低下する)ことが判明し
た。
これは、熱電対の出力の減少のためである。熱電対の出
力は、使用される熱電対の型式に従つて変化する。下記
は、1260℃(2300′F)での代表的な出力の読
みである。こXで関連する型式のブツシングの耐用期間
は、約9ケ月である。
力は、使用される熱電対の型式に従つて変化する。下記
は、1260℃(2300′F)での代表的な出力の読
みである。こXで関連する型式のブツシングの耐用期間
は、約9ケ月である。
熱電対の異なる金属間の界面の原子移動は、この期間に
わたり6.4乃至12.7mm(%乃至%インチ)であ
ると見積られる。従つて、約127mm(5インチ)の
長さの延長部分44b,46bにより、本発明の接手は
、ブツシングの通常の耐用期間中一定の測定目盛を提供
する。本発明の好適実施例を図示説明したが、本発明を
この実施例に限定しようとするものでないことを理解す
べきである。例えば、本発明は、型式RltSlまたは
Bの熱電対に使用されてもよく、ブツシングの白金・ロ
ジウム合金は、この実施例と異なつてもよい(例えば、
ブツシングは、90%白金と10%ロジウムとの合金で
もよい)ことが予期される。
わたり6.4乃至12.7mm(%乃至%インチ)であ
ると見積られる。従つて、約127mm(5インチ)の
長さの延長部分44b,46bにより、本発明の接手は
、ブツシングの通常の耐用期間中一定の測定目盛を提供
する。本発明の好適実施例を図示説明したが、本発明を
この実施例に限定しようとするものでないことを理解す
べきである。例えば、本発明は、型式RltSlまたは
Bの熱電対に使用されてもよく、ブツシングの白金・ロ
ジウム合金は、この実施例と異なつてもよい(例えば、
ブツシングは、90%白金と10%ロジウムとの合金で
もよい)ことが予期される。
また、本発明は、熱電対がブツシングに結合され、熱電
対の少くとも1つのリードがブツシングの材料と合金を
作る特性を有し、これにより、熱電対のリード間の界面
が原子移動する任意の金属ブツシングと熱電対との組合
わせに適用し得ることが予想される。
対の少くとも1つのリードがブツシングの材料と合金を
作る特性を有し、これにより、熱電対のリード間の界面
が原子移動する任意の金属ブツシングと熱電対との組合
わせに適用し得ることが予想される。
第1図は本発明の熱電対接手を使用するブツシングを一
部断面し、て示す斜視図とブツシングを抵抗加熱する制
御回路の概要図であり、第2A図は代表的な従来技術の
熱電対接手の新しいときの断面図、第2B図は、第2A
図のものと同様な接手の老化後の断面図、第3A図は本
発明の熱電対接手の新しいときの断面図、第3B図は同
上の接手の老化後の断面図を示す。 20・・・・・・プロツク、24・・・・・・ライニン
グ、26・・・・・・オリフイスプレート、40,42
・・・・・・孔、44,46・・・・・・リード、44
a,46a・・・・・・溶接部、44b,46b・・・
・・・リードの延長部分、48・・・・・・溶接継目。
部断面し、て示す斜視図とブツシングを抵抗加熱する制
御回路の概要図であり、第2A図は代表的な従来技術の
熱電対接手の新しいときの断面図、第2B図は、第2A
図のものと同様な接手の老化後の断面図、第3A図は本
発明の熱電対接手の新しいときの断面図、第3B図は同
上の接手の老化後の断面図を示す。 20・・・・・・プロツク、24・・・・・・ライニン
グ、26・・・・・・オリフイスプレート、40,42
・・・・・・孔、44,46・・・・・・リード、44
a,46a・・・・・・溶接部、44b,46b・・・
・・・リードの延長部分、48・・・・・・溶接継目。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 ガラス繊維紡糸用金属ブッシングと組合され該ブッ
シングの温度を検出する熱電対接手にして、前記熱電対
接手が互いに異種の金属から成り前記ブッシングに結合
される第1および第2のリードを有し、少なくとも前記
第1リードが前記ブッシングを構成する合金の成分の一
つが原子移動を起すような特性の金属から成りかくして
前記両リード間の界面が前記第1リードに沿つて原子移
動を起すようなものにおいて、前記ブッシングから直接
延びるリードの延長部分のうち少なくとも前記第1リー
ドの延長部分はある長さにわたり前記ブッシングに非常
に近接して配置され、かくして前記第1リードの温度は
前記長さにわたり前記ブッシングの温度にほぼ等しくな
されることを特徴とする熱電対接手。 2 前記ブッシングが白金・ロジウム合金製であり、前
記第2リードが前記第1リードより高いロジウム成分を
有する特許請求の範囲第1項記載の熱電対接手。 3 前記第1リードが白金から成り、前記第2リードが
白金・ロジウム合金から成る特許請求の範囲第2項記載
の熱電対接手。 4 前記ブッシングが80%白金と20%ロジウムとか
ら成る合金であり、前記第2リードが87%白金と13
%ロジウムとから成る合金である特許請求の範囲第3項
記載の熱電対接手。 5 前記両リードの延長部分が共に前記ブッシングに近
接配置されている特許請求の範囲第1項より第4項のい
ずれかに記載の熱電対接手。
Applications Claiming Priority (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US84889077A | 1977-11-07 | 1977-11-07 | |
US000000848890 | 1977-11-07 | ||
US05/915,280 US4167403A (en) | 1977-11-07 | 1978-06-13 | Apparatus and method for maintaining calibration of a thermocouple used in a bushing for the drawing of glass fiber |
US000000915280 | 1978-06-13 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5488314A JPS5488314A (en) | 1979-07-13 |
JPS597654B2 true JPS597654B2 (ja) | 1984-02-20 |
Family
ID=27126807
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP53133260A Expired JPS597654B2 (ja) | 1977-11-07 | 1978-10-31 | ガラス繊維紡糸用ブッシングに使用する熱電対の測定目盛を維持する装置 |
Country Status (18)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4167403A (ja) |
JP (1) | JPS597654B2 (ja) |
AU (1) | AU504491B2 (ja) |
BR (1) | BR7807285A (ja) |
CA (1) | CA1100780A (ja) |
CS (1) | CS214782B2 (ja) |
DE (1) | DE2847199A1 (ja) |
DK (1) | DK494678A (ja) |
ES (1) | ES474813A1 (ja) |
FR (1) | FR2408223A1 (ja) |
GB (1) | GB2007910B (ja) |
IT (1) | IT7869536A0 (ja) |
MX (1) | MX145832A (ja) |
NL (1) | NL7810973A (ja) |
NZ (1) | NZ188839A (ja) |
PT (1) | PT68746A (ja) |
SE (1) | SE7811450L (ja) |
TR (1) | TR20986A (ja) |
Families Citing this family (18)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4285712A (en) * | 1979-10-22 | 1981-08-25 | Owens-Corning Fiberglass Corporation | Apparatus and method for the production of glass fibers |
US4256477A (en) * | 1979-12-14 | 1981-03-17 | Owens-Corning Fiberglas Corporation | Class fiber forming |
AU7036681A (en) * | 1981-02-26 | 1982-09-14 | Owens-Corning Fiberglas Corporation | Apparatus and method for the production of glass fibers |
US4392879A (en) * | 1981-09-23 | 1983-07-12 | Owens-Corning Fiberglas Corporation | Method of forming glass fibers while monitoring a process condition in a spinner |
US4488891A (en) * | 1983-04-11 | 1984-12-18 | Owens-Corning Fiberglas Corporation | Method for forming glass fibers |
US4594087A (en) * | 1985-04-01 | 1986-06-10 | Ppg Industries, Inc. | Three-terminal controller for fiber glass bushing |
US4657572A (en) * | 1986-03-14 | 1987-04-14 | Owens-Corning Fiberglas Corporation | Bushing balance controller and method for using same |
US4717411A (en) * | 1986-05-06 | 1988-01-05 | Manville Corporation | Drain bushing |
US4704150A (en) * | 1986-12-05 | 1987-11-03 | Ppg Industries, Inc. | Glass fiber forming bushing assembly |
US5181779A (en) * | 1989-11-22 | 1993-01-26 | Nippon Steel Corporation | Thermocouple temperature sensor and a method of measuring the temperature of molten iron |
US5071459A (en) * | 1990-05-30 | 1991-12-10 | Ppg Industries, Inc. | Bushing balance controller for multiple segment bushings |
US5051121A (en) * | 1990-05-30 | 1991-09-24 | Ppg Industries, Inc. | Segmented bushing temperature controller and method for using same |
WO1998018734A1 (en) * | 1996-10-25 | 1998-05-07 | Owens Corning | Continous in-line system for producing high-temperature glass fiber materials |
US5879427A (en) * | 1997-10-16 | 1999-03-09 | Ppg Industries, Inc. | Bushing assemblies for fiber forming |
US5948135A (en) * | 1998-05-12 | 1999-09-07 | Ppg Industries Ohio, Inc. | Bushing insulation and frame arrangement for making fiber glass |
US6070437A (en) * | 1998-11-12 | 2000-06-06 | Owens Corning Fiberglas Technology, Inc. | Tip-plate thermocouple |
DE10203418C1 (de) * | 2002-01-28 | 2003-02-27 | Heraeus Gmbh W C | Düsenwanne zum Ziehen von Glasfasern und Verwendung der Düsenwanne |
US8806900B2 (en) * | 2005-04-04 | 2014-08-19 | Reforcetech As | Ceramic bushing/s consisting local heating/s integrated in apparatus for manufacturing mineral/basalt fibers |
Family Cites Families (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
NL256457A (ja) * | 1957-12-30 | |||
US3162038A (en) * | 1960-06-30 | 1964-12-22 | Owens Corning Fiberglass Corp | Viscometer |
FR1308099A (fr) * | 1960-12-08 | 1962-11-03 | Pittsburgh Plate Glass Co | Récipient de fusion ou auge destinée à la production de fibres thermoplastiques |
US3269816A (en) * | 1961-11-24 | 1966-08-30 | Pittsburgh Plate Glass Co | Method for producing glass fibers |
FR1346495A (fr) * | 1961-11-24 | 1963-12-20 | Pittsburgh Plate Glass Co | Procédé et appareil perfectionnés pour former des fibres de verre |
US3246124A (en) * | 1962-07-02 | 1966-04-12 | Owens Corning Fiberglass Corp | Voltage magnitude and temperature control in a heated device |
US3554816A (en) * | 1967-08-23 | 1971-01-12 | North American Rockwell | High temperature thermocouple containing conductors compositionally dissimilar |
US3451859A (en) * | 1967-08-31 | 1969-06-24 | Engelhard Ind Inc | Noble metal thermocouple having base metal compensating leads |
US3715441A (en) * | 1971-07-26 | 1973-02-06 | H Collins | Induction furnace with thermocouple assembly |
US3737982A (en) * | 1971-11-15 | 1973-06-12 | Method of and apparatus for measuring the temperature of a movable elongated conductor | |
DE2420650A1 (de) * | 1974-01-14 | 1975-07-24 | Edward Thomas Strickland | Verfahren und vorrichtung zur herstellung von glasfaserfaeden |
US4023411A (en) * | 1975-11-05 | 1977-05-17 | Hans Escher | Temperature measuring device |
-
1978
- 1978-06-13 US US05/915,280 patent/US4167403A/en not_active Expired - Lifetime
- 1978-10-26 GB GB7841979A patent/GB2007910B/en not_active Expired
- 1978-10-30 DE DE19782847199 patent/DE2847199A1/de not_active Ceased
- 1978-10-31 JP JP53133260A patent/JPS597654B2/ja not_active Expired
- 1978-10-31 CA CA315,473A patent/CA1100780A/en not_active Expired
- 1978-11-03 CS CS787196A patent/CS214782B2/cs unknown
- 1978-11-03 NL NL7810973A patent/NL7810973A/xx not_active Application Discontinuation
- 1978-11-04 ES ES474813A patent/ES474813A1/es not_active Expired
- 1978-11-06 IT IT7869536A patent/IT7869536A0/it unknown
- 1978-11-06 FR FR7831320A patent/FR2408223A1/fr active Granted
- 1978-11-06 AU AU41359/78A patent/AU504491B2/en not_active Expired
- 1978-11-06 MX MX175486A patent/MX145832A/es unknown
- 1978-11-06 PT PT68746A patent/PT68746A/pt unknown
- 1978-11-06 DK DK494678A patent/DK494678A/da not_active Application Discontinuation
- 1978-11-06 NZ NZ188839A patent/NZ188839A/xx unknown
- 1978-11-06 TR TR20986A patent/TR20986A/xx unknown
- 1978-11-06 BR BR7807285A patent/BR7807285A/pt unknown
- 1978-11-06 SE SE7811450A patent/SE7811450L/xx unknown
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
GB2007910A (en) | 1979-05-23 |
JPS5488314A (en) | 1979-07-13 |
SE7811450L (sv) | 1979-05-08 |
FR2408223B1 (ja) | 1983-09-09 |
TR20986A (tr) | 1983-03-25 |
ES474813A1 (es) | 1979-11-01 |
IT7869536A0 (it) | 1978-11-06 |
US4167403A (en) | 1979-09-11 |
DE2847199A1 (de) | 1979-05-10 |
NZ188839A (en) | 1982-02-23 |
FR2408223A1 (fr) | 1979-06-01 |
NL7810973A (nl) | 1979-05-09 |
CA1100780A (en) | 1981-05-12 |
DK494678A (da) | 1979-05-08 |
GB2007910B (en) | 1982-03-31 |
BR7807285A (pt) | 1979-05-15 |
AU504491B2 (en) | 1979-10-18 |
MX145832A (es) | 1982-04-05 |
PT68746A (en) | 1978-12-01 |
CS214782B2 (en) | 1982-05-28 |
AU4135978A (en) | 1979-05-17 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPS597654B2 (ja) | ガラス繊維紡糸用ブッシングに使用する熱電対の測定目盛を維持する装置 | |
US4155731A (en) | Fiber forming bushing construction | |
JPH01145537A (ja) | 温度測定用熱電対 | |
JP2000211939A (ja) | 光ファイバプリフォ―ム加熱およびファイバ線引きのためのプログラム可能論理制御装置を特徴とする光ファイバ線引き炉 | |
KR810000976B1 (ko) | 글라스파이버 인출 부싱에 사용되는 열전대의 보정 유지 장치 | |
JP3120226B2 (ja) | 示差走査熱量計 | |
JPS5932907B2 (ja) | 温度ヒュ−ズを兼備した熱電対 | |
JPH0643252B2 (ja) | 繊維形成用ブッシング | |
JPH0369629B2 (ja) | ||
JPS6115380A (ja) | 熱電対 | |
JP2762952B2 (ja) | 示差型熱分析装置 | |
JPH0767631B2 (ja) | レーザー溶接装置 | |
JP3716249B2 (ja) | 加熱装置とその製造方法 | |
JPH0427174B2 (ja) | ||
JPH0443849B2 (ja) | ||
JP2528124Y2 (ja) | 電気半田ごて | |
JPH0217329Y2 (ja) | ||
JP2633168B2 (ja) | 流体加熱ヒーター | |
JPH04106942A (ja) | 半導体装置の製造方法 | |
JPS6313462Y2 (ja) | ||
JPH0483350A (ja) | 加熱チップ装置および加熱チップの温度制御方法 | |
JPH05172766A (ja) | 加熱炉 | |
JPH0124259B2 (ja) | ||
SU1109283A2 (ru) | Способ контрол процесса осадки контактной стыковой сварки непрерывным оплавлением | |
JPH0781944A (ja) | 溶融ガラスの温度制御装置 |