JPS597644B2 - Y型ゼオライトの製造方法 - Google Patents

Y型ゼオライトの製造方法

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JPS597644B2
JPS597644B2 JP2339479A JP2339479A JPS597644B2 JP S597644 B2 JPS597644 B2 JP S597644B2 JP 2339479 A JP2339479 A JP 2339479A JP 2339479 A JP2339479 A JP 2339479A JP S597644 B2 JPS597644 B2 JP S597644B2
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type zeolite
alkali
slurry
gel
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勲 宮之原
真一 橋本
弘 宮崎
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Toyo Soda Manufacturing Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は触媒あるいは吸着剤として有用なY型ゼオライ
トの製造法に関するものである。
さらに詳し《は、ケイ酸アルカリ水溶液をシリ力源とし
て用いたSi02/Al20a比の高いY型ゼオライト
の製造法に関する。
フオージャサイト型結晶構造を持つY型ゼオライトは一
般に酸化物モル組成で ?して表わされる。
(ここでMはアルカリ金属・・・・・・以下同じ・・・
・・・、Wは3〜7、2は0〜9の範囲の任意の数値で
ある。
)これは一般には、アルミナ源として例えばアルミン酸
ソーダ、活性アルミナ、ガンマアルミナ、シリヵ源とし
てケイ酸、ケイ酸ソーダ、シリカゲル、ホワイトカーボ
ン更にアルカリ源及び水とで反応させ、結晶化して得て
いる。
Y型ゼオライトは石油のクラッキング、p−キシレンの
分離など各種触媒ないしは吸着剤として広く使用されて
いる。
一般にこれを触媒あるいは吸着剤として使用する際耐熱
性および耐酸性が要求されるが、Y型ゼオライトの耐熱
耐酸性はそのSi02/Al203比と密接な関係があ
り、この比が高い程優れている。
Si02/Al20a比=3〜4のY型ゼオライトは耐
熱耐酸性に乏しく実際には前記比が4以上のY型ゼオラ
イトが工業的に使用されている。
好まし《は、S i02 / Al 2 03比=5前
後あるいはそれ以上のY型ゼオライトが望ましいが、一
般にSiO/Al203比=5以上のY型ゼオライトを
工業的に再現性良く合成することは困難と言われている
特公昭36−1639号公報によれば特?シリカ源とし
てケイ酸ソーダを用いる場合、合成したY型ゼオライト
のSiO2/A1。
03比は4以上のものは得られ難くその為、工業的に有
用なSiO2/A1。
03比4以上のY型ゼオライトを合成するためには、通
常シリカ源としてシリカゾルやホワイトカーボンのよう
な高価な固体シリカを用いることが開示されている。
安価なケイ酸アルカリ水溶液をシリカ源としてSiO2
/Al203比4以上のY型ゼオライトを合成できるな
らば経済的であり工業的にも非常に有利である。
本発明者らはこの点に着目し、鋭意研究を行った結果、
シリカ源にケイ酸アルカリ水溶液を用いても、これとア
ルミナ源、アルカリ及び水などのゼオライト合成原料を
用いてある特殊条件下で生成させたゲルを使用すること
によりSiO2/A103比4以上のさらにはSiO2
/A103比5以上のY型ゼオライトも安定に再現性良
く製造することができることを見出し、本発明を完成し
たものである。
本発明は先ずケイ酸アルカリ水溶液とアルミン酸アルカ
リ水溶液の混合液中に通常のセオライトの生成に用いら
れるアルカリよりも過剰のアルカリを存在させ、該混合
液を熟成し、Y型ゼオライトの合成に適したゲルを生成
させることを基本とする。
この方法によって生成したゲルを用いて結晶化させるこ
とにより、SiO2/Al203比の高いY型ゼオライ
トを合成することが可能となる。
前記ゲルを母液より分離した後、ケイ酸アルカリ水溶液
あるいはケイ酸アルカリとアルカリの混合液中にこれを
入れ、均一な混合液(スラリー)とし、前記混合液を8
0゜C〜110℃の温度範囲に保ち、結晶化させY型ゼ
オライトを合成する。
本発明をさらに詳しく説明する。
本発明は2工程からなり、第1工程としてケイ酸アルカ
リ水溶液とアルミン酸アルカリ水溶液の混合液中に・M
20/Al203モル比が5以上、望まし《は7以上に
なるようにアルカリを存在させる。
本発明で用いるアルカリは、リチウム、カリウム、ナト
リウムなどの1価金属のアルカリで、通常苛性ソーダが
用いられる。
又、ケイ酸アルカリ、アルミン酸アルカリに於けるアル
カリは、前述の1価アルカリ金属で、通常ナトリウムで
ある。
アルカリはあらかじめケイ酸アルカリ水溶液あるいはア
ルミン酸アルカリ水溶液に混合して用いてもよい。
またカレソトやケイ砂あるいは水酸化アルミニウムなど
を溶解してケイ酸アルカリ水溶液やアルミン酸アルカリ
水溶液を得る時は、これらの溶解にアルカリを過剰に用
いてM20/Al203モル比を5以上として用いるこ
ともできる。
該混合液中のSi02/A1203モル比は2以上、望
まし《は3〜7が良い。
7以上では経済的ではない。
該混合液は、25〜80℃の温度範囲で10分以上、望
ましくは40〜70℃で20分以上、特に望ましくは5
0〜70゜Cで30分以上熟成を行う。
この熟成は目的とするY型ゼオライトの合成に適したゲ
ルを調製する上で重要であり、この様にすることによっ
て不純物の少ない、あるいは実質的に不純物の存在しな
いS i02/Al203比の高いY型ゼオライトを再
現性良く合成することを可能にする。
前記熟成の温度を80℃より高くすると不純物の生成が
起り易くなり、しかもY型ゼオライトの結晶化度は著し
く低下し、実用に適したY型ゼオライトは生成しない。
熟成温度が低い程熟成時間を長くする必要があるが、熟
成温度を25℃より低くすると熟成時間を非常に長《す
る必要があり、Y型ゼオライトが生成しないこともある
熟成時間が不足するとY型ゼオライトの結晶化度ととも
に不純物の生成量についても一定せず従ってゼオライト
合成の再現性が乏しくなる。
また時には結晶が生成しないこともあり好まし《ない。
本発明に於ては、前記熟成は温度を変え企次にわたり行
うこともできる。
この場合1次熟成は、前記混合液を60℃以下で1分以
上、望まし《は50℃以下で10分以上、特に望ましく
は40℃以下で15分以上行う。
次いで加熱あるいは温水添加により混合液を昇温し、2
次熟成を行う。
2次熟成は80℃以下で10分以上、望ましくは30〜
70℃で15分以上、特に望ましくは35〜70℃で2
0分以上行う。
いずれにしても1次熟成の温度は2次熟成の温度より低
い方が好ましい。
1次熟成を行うことにより2次熟成での望ましい温度範
囲が拡大され、また後述する本発明の第2工程における
結晶化に要する時間が短縮される効果がある。
熟成を行った後、該混合液から沢過あるいは遠心分離に
より、ゲルを分離する。
該ゲルはアルカリなど原料の一部が付着しているので必
要に応じ水洗を行い、付着物を除くことが好ましい。
ゲルを分離した母液にはケイ酸アルカリ、アルカリおよ
び少量のアルミン酸アルカリが含まれており、これらを
回収再利用することもできる。
この場合該母液に新たに濃ケイ酸アルカリ水溶液を加え
て濃度調整を行い、第1工程に戻し再利用するのが有利
である。
濃ケイ酸アルカリ水溶液は後述する第2工程で生ずるY
型セオライトの分離液を濃縮して用いることもできる。
本発明はシリカ源としてケイ酸アルカリ水溶液を用いて
いるため第1工程でゲル分離の際生ずる母液ならびに後
述する第2工程でY型ゼオライト分離の際生ずる母液を
回収再利用することができるので極めて有オ1な方法で
ある。
次いで第2工程として、第1工程で得たゲルとケイ酸ア
ルカリ水溶液とを混合し、更に必要があればアルカリを
加えて酸化物モル比が次の範囲になるように混合し、均
一な混合液(スラリー)とする。
該混合液(スラリー)はO〜80℃の範囲でO〜100
時間熟成し、次いで80〜110℃の範囲に加温し、結
晶化させる。
結晶化に要する時間は結晶化条件やゲル調製条件によっ
て異なるが、通常8時間から150時間であり、SiO
2/Al203比が高いY型ゼオライトを得るには、長
い結晶化時間が必要となる。
該スラリーのM20/Si02モル比が小さい程またS
iO2/Al203モル比が大きい程生成したY型ゼオ
ライトのS i02 /Al203比は高くなる。
本発明に於いて混合熟成、昇温等の操作は攪拌しながら
行ってもよいが、結晶化開始時は攪拌は行わないか、あ
るいはゆるやかな攪拌がよい。
結晶化が終了したY型ゼオライトは分離し、十分に洗浄
した後、乾燥し製品とする。
?に実施例により本発明を説明する。
実施例 1 容量0. 5 ,gのガラス容器に市販のアルミン酸ソ
ーダ水溶液および蒸留水を加え、Al203:10,2
wt% Na20 : 1 0.8wt%のアルミン酸
ソーダ水溶液200グを調製し、25℃に保持した。
容量2f?のガラス容器に市販のケイ酸ソーダ水溶液を
入れ、さらに苛性ソーダ水溶液を加えてSin2:6w
t%、Na 2 0 : 9. 3 w t%のケイ酸
ソーダ水溶液100(Hi’を調製し、攪拌しながら2
5℃に保持した。
この中に前記アルミン酸ソーダ水溶液200Pを投入し
、25℃で0.5時間1次熟成を行った。
次いでこの混合液を60℃まで昇温し2次熟成を1時間
行った。
該混合液のSi02/A1203モル比は5、Na20
/AI203モル比は9であった。
生成したゲルは真空沢過により分離した後、水洗し、過
剰の苛性ソーダなどゲルの付着物を除去し、ゲルケーキ
を得た。
該ゲルケーキの一部181P(Na20:3、3wt%
、AI 2 03 : 5. 6 wt%、Sin2:
9.9wt%、H2 0 :8 1. 2 wt%)
をケイ酸ソーダ水溶液2 0 8 ( S102 ’.
2 8.6 wt%、Na20:9.3wt%)およ
び苛性ソーダ水溶液521( Na20 : 5、lw
t%)の入った容量1lのガラス容器に入れ十分に攪拌
し、均一なスラリーとした。
該スラリーの酸化物モル比はNa20/SiO2= 0
. 3 5、Si02/Al203=1 3、H20/
Na20=40であった。
該反応液スラリーの入ったガラス容器を密閉し、25℃
で16時間熟成し、次いで95゜Cのオイルバスに入れ
72時間保持し結晶化を終了した。
生成したゼオライトはX線回折の結果、SiO/Al0
3=5.4、結晶化度107%のY型ゼオライトであっ
た。
ただしSi02/Al203比はX線回折による格子定
数の測定により求めた。
結晶化度は下記に示す結晶面 についてX線回折図より強度の総計I1を求め、ユニオ
ンカーバイド社製Y型ゼオライト(SK−40)の強度
の総計■2を結晶化度100%としその相対値で示した
?施例 2 市販のアルミン酸ソーダ水溶液および蒸留水を用い、A
I。
03: 10.2wt%、Na20 : 1 0. 8
wt%のアルミン酸ソーダ水溶液200グを調製し、さ
らに市販のケイ酸ソーダ水溶液と苛性ソーダ水溶液を用
い、SiO2:6wt%、Na20:10.6wt%の
ケイ酸ソーダ水溶液100M’を調製し各々25゜Cに
保持した。
これらを用い、実施例1と同じように熟成を行い、゛ゲ
ルケーキを得た。
該ゲルケーキの一部176f(Na20:3、5wt%
、Al203: 5.8wt%、SiO2:10wt%
、H20:80.7wt%)をケイ酸ソーダ水溶液21
OS’(Sin2: 28.6wt%、Na20:9
. 3 wt%)および苛性ソーダ水溶液45グ( N
a 2 0 :3. 3 w t%)の入った容量0.
5lのガラス容器に入れ、十分に攪拌し、均一なスラI
J一とした。
該スラリーの酸化物モル比は、Na20/SiO2=0
.34、Si02/Al203=1 3、Na20=4
0であった。
該スラリーからは実施例1と同じように操作し、Y型ゼ
オライトを得た。
ただし結晶化に要した時間は96時間であった。
このものはX線回折の結果、SiO2/A103比一5
,6、結晶化度105%であった。
実施例 3 2次熟成を35℃で2時間行ったほかは実施例1と同じ
ようにしてゲルケーキを得た。
該ゲルケーキの一部1 8 3S’ (Na20 :
3.3wt%、AI 。
03: 5.6wt%、Sin2: 9.6wt%、H
2 0 :8 1. 5 NV t%)をケイ酸ソーダ
水溶液1 6 9 ? ( S102 :28.6wt
%、Na20:9.3wt%)および苛性ソーダ水溶液
16?( Na 2 0 : 8. 8 w t%)の
入った容量0.5lのガラス容器に入れ十分に攪拌し、
均一なスラリーとした。
該スラリーの酸化物モル比は、Na20/Si02=0
.34、SiO/Al203=11、H20/Na20
=40であった。
該スラリーからは、実施例1と同じようにしてY型ゼオ
ライトを得た。
このものはX線回折の結果、Si02/A1203=5
.3、結晶化度104%であった。
実施例 4 2次熟成を80℃で60分行ったほかは実施例1と同じ
ようにしてゲルケーキを得た。
該ケルケーキの一部1 8 0? (Na20 : 3
.5wt%、A 1 2 03 :5. 7 w t%
、Sin2:9.5wt%、H20 : 8 1. 3
wt%)をケイ酸ソーダ水溶液1 7 2 ? (
S102 :2 8.6 wt%、Na20:9.3w
t%)および苛性ソーダ水溶液441(Na20 :
6.9wt%)の入った0.5lの容量のガラス容器に
入れ十分に攪拌し、均一なスラリーとした。
該スラリーの酸化物モル比はNa20/Si02=0.
37、Si02/AI203=1 1 、H20/Na
20=40であった。
該スラリーからは実施例1と同じようにしてY型ゼオラ
イトを得た。
ただし結晶化に要した時間は、30時間であった。
このものはX線回折の結果Si02/Al 203=4
.7、結晶化度91%であった。
比較例 1 2次熟成を90゜Cで1時間行ったほかは実施例1と同
じようにしてゲルケーキを得た。
該ゲルケーキの一部180P(Na20: 3.4wt
%、AI。
03:5.7wt%、Sin2: 9.5wt%、H2
0 : 8 1. 4 w t%)、とケイ酸ソーダ
水溶液172?(Sin2: 28.6wt%、Na2
0:9.3wt%)および苛性ソーダ水溶液44グ(N
a20 : 6.9wt%)を容量0.5lのガラス容
器に入れ十分に攪拌し、均一なスラリーとした。
該スラリーの酸化物モル比は実施例4と同じくNa20
/sio2=o.37、Si02/Al203=11、
H20/Na20=40であった。
該スラリーは実施例1と同じ操作を行い結晶を生成させ
た。
生成物はX線回折の結果フイリプサイトとY型ゼオライ
トの混合物であり、Y型ゼオライトの結晶化度は47%
であった。
実施例 5 熟成を40℃で1時間1回行ったほかは、実施例1と同
じようにしてゲルケーキを得た。
該ゲルケーキの一部1 87 f(Na20 : 3.
3wt%、Al203: 5.5wt%、Si02:9
.5wt%、H20 : 81.7wt%)をケイ酸ソ
ーダ水溶液1 7 0 f ( S 102 :2 8
.6 wt%、Na20:9. 3 wt%)および苛
性ソーダ水溶液40fI(Na20: 8.5wt%)
の入った容量0.5lのガラス容器に入れ十分に攪拌し
均一なスラリーとした。
該スラリーの酸化物モル比は、Na20/Si02一0
.37、SiO2/A1。
03−11、H20/Na20−40であった。
該スラリーからは実施例1と同じようにしてY型ゼオラ
イトを得た。
ただし結晶化に要した時間は48時間であった。
このものはX線回折の結果、SiO2/Al203−4
.9、結晶化度104%であった。
実施例 6 熟成を25゜Cで4時間1回行ったほかは実施例1と同
じようにしてゲルケーキを得た。
該ゲルケーキの一部1 7 4? (Na20 : 3
.7wt%、Al 203: 5.9wt%、Si02
:9.4wt%、H2 0 : 8 1. O Wt%
)をケイ酸ソーダ水溶液1 3 3 ?( S 102
:2 8.6 Wt%、Na20:9.3wt%)お
よび苛性ソーダ水溶液67( Na2 0 :1 5.
O vi t%)の入った容量0.5Jのガラス容器
に入れ十分に攪拌し、均一なスラリーとした。
該スラリーの酸化物モル比は、Na20/Si02=0
.35、SiO2/A1。
03−9、H20/Na20−40であった。
該スラリーからは実施例1と同じようにしてY型ゼオラ
イトを得た。
ただし結晶化に璧した時間は72時間であった。
このものはX線回折図の結果SiO2/Al203=4
.8、結晶化度103%であった。
比較例 2 熟成温度を20゜Cで5時間1回行ったほかは、実施例
1と同じようにしてゲルケーキを得た。
該ゲルケーキノ一部1 7 7 f(Na20 : 3
.7wt%、Al 2 0 s ”. 5. 8 NV
t%、Sin2:9.3wt%、H20 : 8 1
. 2 wt%)をケイ酸ソーダ水溶液132P(Si
n2: 28.6wt%、Na20:9.3wt%)お
よび苛性ソーダ水溶液3グ( Na20 : 2.4
wt%)の入った容量0,5lのガラス容器に入れ十分
に攪拌し、均一なスラリーとした。
該スラリーの酸化物モル比は実施例6と同じく、Na2
0/Si02=0.3 5、Si02/Al203−9
、H20/Na20−40であった。
該スラリーを実施例1と同じようにして操作したがY型
ゼオライトの生成は認められなかった。
実施例 7 熟成を60゜Cで10分1回行ったほかは実施例1と同
じようにしてゲルケーキを得た。
該ゲルケーキノ一部1 8 9f (Na20 : 3
.4wt%、Al203: 5.4wt%、Sin2:
9.4wt%、H20 : 81.8wt%)をケイ酸
ソーダ水容液1 6 9 ? ( S102 : 2
8.6wt%、Na20:9.3wt%)および苛性ソ
ーダ水溶液371(Na20 : 8.5wt%)の入
った容量0. 5 Aのガラス容器に入れ十分に攪拌し
均一なスラリーとした。
該スラリーの酸化物モル比は、Na20/SiO2一O
. 3 7、S i 02 / Al 2 03 =
1 1、H20/Na20−40であった。
該スラリーからは実施例1と同じようにしてY型ゼオラ
イトを得た。
ただし結晶化に要した時間は48時間であった。
このものはX線回折の結果S i 02/ Al 2
03 = 4.7、結晶化度95%であった。
比較例 3 実施例1に於て熟成の工程を省略したほかは実施例1と
同じようにしてゲルケーキを得た。
該ゲルケーキの一部1 7 9 ? ( Na2 0
:3. 5wt%、AI 2 0s : 5. 7 W
t%、Sin2: 1 0.1wt%、H20 :8
0. 7 Wt%)をケイ酸ソーダ水溶液1 6 8
? ( S 102 : 2 8.6 wt%、Na2
0:9.3wt%)および苛性ソーダ水溶液481(
Na 2 0 :7. 1 wt%)の入った容量0.
5lのガラス容器に入れ十分に攪拌し、均一なスラリー
とした。
該スラリーの酸化物モル比は実施例7と同じNa20/
Sin2=0.3 7、Si02/Al203=11、
H20/Na20= 40であった。
以後該スラリーは実施例1と同じように操作し生成物を
得た。
上記と同じ工程により更に2種(合計3種類)の生成物
を得た。
これらのXi回折の結果、前記3種の生成物の内の1つ
はSi02/Al203=4、7、結晶化度93%のY
型ゼオライトであったが、残りの2つの内の1つはY型
ゼオライトが全く生成していす、又他の1つの生成物に
はY型ゼオライトが少量認められた程度であった。
実施例 8 市販のアルミン酸ソーダ水溶液および苛性ソーダ水溶液
を用い、Al2 o3: 12. 4 W t%、Na
20:6wt%のアルミン酸ソーダ水溶液840グを調
製し、さらに市販のケイ酸ソーダ水溶液を用い、Si0
2 : 10wt%、Na 2 0 :3. 2 5
w t%のケイ酸ソーダ水溶液360グを調製し、それ
ぞれ?5℃に保持した。
容量2lのガラス容器に上記ケイ酸ソーダ水溶液を入れ
攪拌しながら、この中にアルミン酸ソーダ水溶液840
1を加え、実施例1と同じように熟成しゲルケーキを得
た。
ただし、該ゲルを含む混合液中ではSiO/Al203
モル比=3、Na 2 o/ AI 2 03モル比−
5であった。
該ゲルケーキの一部1 8 5P ( Na20 :
3.4wt%、Al 203: 5.5wt%、Sin
: 8.9wt%、H2 0 : 8 2. 2 wt
%)をケイ酸ソーダ水溶液1 7 0 ? ( 810
2 : 2 8.6 wt%、Na20:9.3wt%
)および苛性ソーダ水溶液37グ( Na 2 0 ”
. 8. 1 wt%)の入った容量0.5lのガラス
容器に入れ十分に攪拌し、均一なスラリーとした。
該スラリーの酸化物モル比は、Na 2 0/ S i
02=0.37、Si02/Al203=1 1、H2
0/Na20=40であった。
該スラリーを実施例1と同じように操作しY型ゼオライ
トを得た。
ただし、結晶化に要した時間は30時間であった。
このものはX線回折の結果Si02/Al203=4.
6、結晶化度94%であった。
比較例 4 市販のアルミン酸ソーダ水溶液および苛性ソーダ水溶液
を用い、A12 03 : 2. 4 wt%、Na
2 0 :3wt%のアルミン酸ソーダ水溶液8401
を調製し、さらに市販のケイ酸ソーダ水溶液を用い、S
i02: 1 0wt%、Na 2 0 :3. 2
5 w t%のケイ酸ソーダ水溶液3601を調裂し、
それぞれ15゜Cに保持した。
これらを用い実施例6と同じようにしてゲルケーキを得
た。
ただし該ゲルを含む混合液中ではS i 02/ A1
2 03モル比=3、Na20/AI203モル比−3
であった。
該ゲルケーキの一部1 8 3 ? (Na20 :
3.4wt%、AI 2 03 : 5. 6 wt%
、Si02:8.9wt%、H2 0 ’. 8 2.
1 wt%)をケイ酸ソーダ水溶液1 7 5 ?
( S i02 :2 8. 6 wt%、Na20:
9.3wt%)および苛性ソーダ水溶液381(Na2
0: 7.5wt%)の入った容量0.5Jのガラス容
器に入れ十分に攪拌し、均一なスラリーとした。
該スラリーの酸化物モル比は実施例6と同じNa2 0
/ S i02= 0. 3 7、Si02/AI20
g=11、H20/Na20−40であった。
該スラリーは実施例1と同じように操作したがY型ゼオ
ライトは生成しなかった。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 シリカ源としてケイ酸アルカリ水溶液を用いるY型
    ゼオライト製造法において、ケイ酸アルカリ水溶液とア
    ルミン酸アルカリ水溶液を混合し、混合後の液中組成で
    M20/Al203(Mはアルカリ金属を示す)(モル
    比)が5以上となる量のアルカリの存在下で、又、Si
    O2/Al203(モル比)を3〜7としてゲルを析出
    させる際、混合液を50℃をこえ80℃の温度範囲で少
    なくとも10分間加熱してゲルを析出させ、析出したゲ
    ルを母液から分離する第一工程、ケイ酸アルカリ水溶液
    又は、ケイ酸アルカリとアルカリの混合物と第一工程で
    得たゲルとを混合し、系の酸化物組成のモル比をM2
    0/ S i02= 0. 2 5〜0,5、SiO2
    /Al203=6〜20、H20/M20=20〜80
    として該混合物を80゜c〜110゜Cの温度に維持し
    結晶化させる第二工程とからなるY型セオライトの製造
    方法。
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