JPS597589Y2 - プランジヤ−ポンプ - Google Patents

プランジヤ−ポンプ

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Publication number
JPS597589Y2
JPS597589Y2 JP1407381U JP1407381U JPS597589Y2 JP S597589 Y2 JPS597589 Y2 JP S597589Y2 JP 1407381 U JP1407381 U JP 1407381U JP 1407381 U JP1407381 U JP 1407381U JP S597589 Y2 JPS597589 Y2 JP S597589Y2
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JP
Japan
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plunger
plunger head
mounting rod
concave surface
pump
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Expired
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JP1407381U
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English (en)
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JPS57126578U (ja
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清純 浦
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  • Details Of Reciprocating Pumps (AREA)
  • Pistons, Piston Rings, And Cylinders (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、主に果樹への消毒薬液の散布等に使用するプ
ランジャーポンプの改良に関し、保守管理の簡便化と製
造コストの低減とを目的とするものである。
一般にこの種のプランジャーポンプは、高圧で薬液等を
圧送するため、プランジャーの摺接部分の摩耗が著しい
が、従来のポンプではプランジャーが一体物であること
に起因して下記の2種の欠点がある。
即ち、その■として、摩耗したプランジャーを新規なも
のと交換する場合、プランジャーを被包するケーシンジ
、シリンダ及びクランクケースをそれぞれ分解する必要
があり極めて面倒である。
■とじて、プランジャーの摺接部分だけでなくコネクテ
イングロツドとの連結部分を含む全体を耐摩耗性の優れ
た高価な金属で或形することとなり、コストアップの要
因となっている。
そこで、プランジャーを、摺接部と連結部との2部分に
分割して上記両部分を螺子により連結する構戊とし、摺
接部のみを高価な金属で形或してコストダウンを図ると
共に、摺接部の交換時にはケーシングを取外すのみで其
れを為し得ることの出来るプランジャーポンプが案出さ
れている。
しかし、ポンプ駆動時の振動等に依って螺子が緩んで摺
動部と連結部ががたつくと言った実用上の重大な問題点
を解消するに至らず、プランジャーポンプとしては致命
的な欠陥をもつものである。
本考案は斯る従来の欠点を悉く解消したものであり、次
に本考案のプランジャーポンプを其の1実施例を示した
図面と共に詳細に説明する。
本考案の構或の要旨は、第4図に示すような、基端部1
にコネクテイングロツド2に対する連結用7L3が且つ
先端部に一端開口とした筒形のプランジャーヘッド4の
内径と略同一の外径を有する連結部5を夫々形設し連結
部5に径方向の割り6を削設すると共に割り6の近傍位
置に屈撓用の環状溝7を形設して或る取付杆8と、第5
図に示すような、筒部適所の内壁の周面にテーパー形状
の係止凹面9を形設すると共に該係止凹面9に壁部径方
向に貫通する一対の透孔10を対設して或るステンレス
製プランジャーヘッド4とを具備すると共に、この取付
杆8とプランジャーヘッド4とを、第2図及び第3図に
示すように、取付杆8の連結部5にプランジャーヘッド
4を被冠した後にテーパーピン11を透孔10を通じて
割り6部分へ叩打して楔着する事によって、割り6の両
側部分を押し拡げて係止凹面9に圧接係合し、因って連
結して戊るプランジャー12を具有する事にある。
尚、第1図のプランジャー12以外の構成について説明
すると、図中13はプランジャー12のシリンダーであ
って、其の基端にはクランクケース14が、また先端に
はケーシング15が夫々連設してあり、該ケーシング1
5には、前記プランジャー12のプランジャーヘッド4
の先端部が臨出するポンプ室16、2個の弁室17,1
8、液体の吸入口19及び吐出口20が夫々形威されて
いる。
又、21はシリンダー13の上面に開設した窓孔で、こ
れから前記プランジャー12のテーパーピン11による
連結個所が露出するようになっており、又、この窓21
には蓋23が開閉自在に設けてある。
24はシリンダー13の下面部に前記窓孔21と対向す
るよう開設した透孔で、シリンダー13への混入異物が
これから排出できるようになっている。
25.26はシリンダー13の環状凹部内に嵌大したプ
ランジャーヘッド4の外周のシール、27は前記シール
25.26の固定用の押え環、28は吸入側の逆止弁、
29は吐出側の逆止弁で、それぞれ弁ばね30,31の
付勢力で液体の流通を遮断するようになっている。
32及び33は前記弁28 .29を受け止めるテーパ
ー状の外周面を有する弁座体で、シリンダー13のテー
パー状円形孔に密嵌されている。
34は吐出口20に連通接続した空気タンク、35は一
端に受動用プーリー(図示せず)が固着された駆動軸、
36は前記駆動軸に歯車37 .38を介して連動連結
したクランクシャフト、39はクランクシャフト36の
歯車37の面部に一体に突設した偏心輪、40はコネク
テイングロツド2と一体となり偏心輪39に連動するリ
ングであり、連結ピン41をプランジャー12の連結用
孔2に挿通することにより取付杆8の基端部11に枢着
されている。
上記の構或に於いて、モータ等の駆動源に依って駆動軸
35が回転すると、これと連動してクランクシャヘト3
6が回転し、且つプランジャー12が往復動する。
この往復動に依って両方の弁28 .29が交互に開閉
し、以って、ポンプ室16内で薬液等の吸引と押出しが
繰り返されて吐出口20に液体が圧送され噴出される。
尚、液体の吐出量には脈動があるが、実際には1個の吐
出口20に図示の如き構威のポンプを2連並設している
こと、2連のポンプの位相が互いに180゜ずれている
こと、及び吐出口20に空気タンク34を連通接続して
いること等に依って、脈動が緩和されており、吐出量は
一定している。
そして、長期使用等によってプランジャー12のプラン
ジャーヘッド4が摩耗してポンプの効率が低下した場合
には、次の手順でプランジャーヘッド4を取替える。
まず、ケーシング15をシリンダー13から取り外し、
透孔24がらポンチ等の工具を挿入してテーパーピン1
1に当てかい且つ叩打し、テーパーピン11を割り6部
分から抜脱すると、取付杆8の割り6の両側部分が其の
弾力に依って撓み状態から若干復元するから、プランジ
ャーヘッド4を筒軸方向に引張ることによって取付杆8
から抜脱することができ、このように摩耗したプランジ
ャーヘッド4を取り外して新しいものを逆の手順で取付
杆8の所定個所に嵌め込み、テーパーピン11を圧大し
て固定する。
尚、前記実施例では、テーパーピン11に依ってプラン
ジャーヘッド4と取付杆8とを固定するようにしたが、
割り6の対向側面に螺溝を螺刻すると共にテーパー螺子
を螺溝に螺合させて圧入するようにすれば、プランジャ
ーヘッド4と取付杆8の固定が一層強固になる。
叙上の如く本考案のプランジャーポンプに依ると、プラ
ンジャーを取付杆とプランジャーヘッドとの2部分に分
割すると共に、取付杆とプランジャーヘッドを、フ゜ラ
ンジャーヘッドの内面のテーパー形状の係止凹面に取付
杆を圧縮係止することにより、強固に固定できると共に
、プランジャーヘッドを、其のシリンダーとクランクケ
ースとを分解することなく新規なものと交換することが
でき、面倒な手間がかからないと共に長期間の駆動によ
ってもプランジャーヘッドががたつくことがなく、ポン
プ効率を常に高水準に維持できる。
しかも、プランジャーの各部分のうち、摩耗の著しいプ
ランジャーヘッドが取付杆と別体に構或されているから
、プランジャーヘッドのみを耐摩耗性の優れた高価な金
属で或形して取付部は安価な材料で或形することができ
、ポンプ全体のコストの低減を図り得る。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案のプランジャーポンプの1実施例を示し、
第1図は切断正面図、第2図は第1図の要部の一部切断
平面図、第3図は第2図のA−A’線断面図、第4図及
び第5図は夫々プランジャーの取付杆及びプランジャー
ヘッドの平面図及び切断正面図である。 2・・・・・・コネクテイングロッド、4・・・・・・
プランジャーヘッド、6・・・・・・割り、8・・・・
・・取付杆、9・・・・・・係止凹面、10・・・・・
・透孔、11・・曲テーパーピン、12・曲・プランジ
ャー

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 基端部がコネクテイングロツドと連結され且つ先端部が
    一端開口とした筒形のプランジャーヘッドの内径に一致
    する連結部とし該部分径方向に割りを設けた取付杆と、
    筒部内壁にテーパー形状の係止凹面を形戊すると共に該
    係止凹面の壁部径方向に透孔を貫設したプランジャーヘ
    ッドとから或り、取付杆の連結部にプランジャーヘッド
    を被冠して、透孔から割り部分へテーパーピン又はテー
    パー螺子が楔着されたプランジャー構造を具備したプラ
    ンジャーポンプ。
JP1407381U 1981-02-02 1981-02-02 プランジヤ−ポンプ Expired JPS597589Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1407381U JPS597589Y2 (ja) 1981-02-02 1981-02-02 プランジヤ−ポンプ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1407381U JPS597589Y2 (ja) 1981-02-02 1981-02-02 プランジヤ−ポンプ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57126578U JPS57126578U (ja) 1982-08-06
JPS597589Y2 true JPS597589Y2 (ja) 1984-03-08

Family

ID=29812137

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1407381U Expired JPS597589Y2 (ja) 1981-02-02 1981-02-02 プランジヤ−ポンプ

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JPS57126578U (ja) 1982-08-06

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