JPS632034B2 - - Google Patents

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JPS632034B2
JPS632034B2 JP57030482A JP3048282A JPS632034B2 JP S632034 B2 JPS632034 B2 JP S632034B2 JP 57030482 A JP57030482 A JP 57030482A JP 3048282 A JP3048282 A JP 3048282A JP S632034 B2 JPS632034 B2 JP S632034B2
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JP
Japan
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connecting rod
pump
hole
crankshaft
plunger
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JP57030482A
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JPS57206783A (en
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Pareja Ramon
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Lear Siegler Inc
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Publication date
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Publication of JPS632034B2 publication Critical patent/JPS632034B2/ja
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04BPOSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS
    • F04B9/00Piston machines or pumps characterised by the driving or driven means to or from their working members
    • F04B9/02Piston machines or pumps characterised by the driving or driven means to or from their working members the means being mechanical
    • F04B9/04Piston machines or pumps characterised by the driving or driven means to or from their working members the means being mechanical the means being cams, eccentrics or pin-and-slot mechanisms
    • F04B9/045Piston machines or pumps characterised by the driving or driven means to or from their working members the means being mechanical the means being cams, eccentrics or pin-and-slot mechanisms the means being eccentrics
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01BMACHINES OR ENGINES, IN GENERAL OR OF POSITIVE-DISPLACEMENT TYPE, e.g. STEAM ENGINES
    • F01B19/00Positive-displacement machines or engines of flexible-wall type
    • F01B19/02Positive-displacement machines or engines of flexible-wall type with plate-like flexible members
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04BPOSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS
    • F04B43/00Machines, pumps, or pumping installations having flexible working members
    • F04B43/02Machines, pumps, or pumping installations having flexible working members having plate-like flexible members, e.g. diaphragms
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F05INDEXING SCHEMES RELATING TO ENGINES OR PUMPS IN VARIOUS SUBCLASSES OF CLASSES F01-F04
    • F05CINDEXING SCHEME RELATING TO MATERIALS, MATERIAL PROPERTIES OR MATERIAL CHARACTERISTICS FOR MACHINES, ENGINES OR PUMPS OTHER THAN NON-POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES OR ENGINES
    • F05C2203/00Non-metallic inorganic materials
    • F05C2203/08Ceramics; Oxides
    • F05C2203/0865Oxide ceramics
    • F05C2203/0882Carbon, e.g. graphite
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T29/00Metal working
    • Y10T29/49Method of mechanical manufacture
    • Y10T29/49229Prime mover or fluid pump making
    • Y10T29/49236Fluid pump or compressor making
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T74/00Machine element or mechanism
    • Y10T74/18Mechanical movements
    • Y10T74/18056Rotary to or from reciprocating or oscillating
    • Y10T74/18208Crank, pitman, and slide

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Reciprocating Pumps (AREA)
  • Details Of Reciprocating Pumps (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野] 本発明は一般的に比較的高い圧力で流体を搬送
するポンプ装置に関する。 [従来技術及びその問題点1] 在来の流体搬送技術においては、ポンプはピス
トン乃至プランジヤ組立体を有し、該組立体をピ
ストン棒の端部に装着し、さらにこのピストン棒
をクロスヘツドに連結するように設計するのが普
通であつた。この時はクロスヘツドは連接棒を介
してクランク軸に機械的に連結される。前記連接
棒は、普通その一端においてスリーブ軸受乃至ブ
ツシユを介してクロスヘツドのクロスヘツドピン
に連結されている。連接棒の他端(大端)は、一
般に半円形のヨーク部を有し、このヨーク部にク
ランク軸上の円形突出部を受容するようになつて
おり、かつ第2の半円形キヤツプを前記ヨーク部
に対して定位置にボルト止めして連接棒をクラン
ク軸に強固に装着する必要があつた。さらに、通
常連接棒及び該連接棒と共働するクランク面の嵌
合部間にバビツトメタルの裏張りしてなるシエル
型軸受を用いている。連接棒とクロスヘツドとの
組合せ体はクランク軸の回転運動をピストン乃至
プランジヤの往復運動に変換する。この従来のポ
ンプの構造はクロスヘツド、連接棒大端のキヤツ
プ及びこれらの結合乃至締着部品等の部品を要
し、各部品が十分な機械的強度を有するようにす
るためには部品点数の増大に起因してポンプの全
長が大きくなり易かつた。 なお在来においては圧力および流量の点におい
て所要の性能目的に合致する各ポンプを特別に設
計するのが通常であつた。これは必然的に製造業
者が量産効果を享受し得ないという問題もあつ
た。 [従来技術及びその問題点2] 尚、第9図に示す如くクロスヘツド、連接棒大
端のキヤツプ等を用いない比較的簡単な構造のポ
ンプ300も知られている。米国特許第3367277
号に開示のこのポンプ300は、シリンダ孔30
1に往復動可能に配設された円筒状ピストン部材
302と、円筒状ボルト303によつてねじ部3
04でピストン部材302に固定された円柱状の
ピストン305と、突出部306に形成された円
柱状孔307内にピストンピン305を受容する
と共に孔307の軸線方向(第9図において紙面
に垂直な方向)に関する該突出部306の中間部
を切り欠いてなる2対の突起部308によつてピ
ストンピン305を孔307内で回転可能に保持
するように構成された連接棒309と、連接棒3
09のベアリング孔310内に偏心用ベアリング
部材311を介して偏心状態で装着されたクラン
ク軸312とを有している。 しかしながら、このポンプ300では、円柱状
のピストンピン305が連接棒309の突出部3
06の円柱状孔307において2対の突起308
によつて支持されている故、組み立て、保守乃至
部品交換のための分解等の際、ボルト303を抜
いた後、円柱状のピン305を該円柱状ピン30
5の軸線方向(第9図において紙面に垂直な方
向)に移動させて孔307から取り外さなければ
ならず(取り付けの場合も同様)、着脱が面倒で
あるのみならず、ピン305の軸線方向に充分な
着脱スペースを設けておく必要がある。しかも、
第9図のポンプ300の場合、ピストンロツド3
02がピストンピン305と共に孔307の中心
軸線まわりで回動され得るように突出部306が
孔307の中心軸線の伸長方向に関して両端に位
置する突起部308の間で切り欠かれている故、
連接棒309とピストンロツド302との間で伝
達されるべき力を切り欠き部の両側の突起部30
8で受ける必要があるために、突起部308が摩
耗を受け易いのみならず、伝達可能な力が小さい
範囲に制限される虞れがあり、ポンプ300の流
量、出力(圧力)に関する性能が高められ難い虞
れがある。 加えて、前記円柱状ピン305の存在下でピス
トン302の実行長をできるだけ短くするために
は、シリンダ・ブロツクに凹部を形成する必要が
ある等の不便な点も有る。 [解決されるべき問題点] 本発明は前記諸点に鑑みなされたものであり、
その目的とするところは、組み立て及び分解が容
易であるのみならず、全体のサイズの割には流量
乃至出力(圧力)に関する性能が高くされ得るポ
ンプを提供することにある。 [問題を解決するための手段] この目的は、本発明によれば、 イ シリンダ孔中に往復動可能に配設されたプラ
ンジヤ装置と、 ロ 前記孔に直交する軸線のまわりで回転可能に
配設されており、且つ前記軸線に対して偏心す
るように偏いされた円形断面のクランク部を少
なくとも一つ有するクランク軸と、 ハ クランク軸の所の第1端部とクランク軸から
離れた第2端部との間で半径方向に伸長してお
り、前記半径方向と直交しクランク軸の前記ク
ランク部と係合する弧状表面を前記第1端部に
有しており、所定の半径の孔が該所定半径より
も短いある距離だけ前記第2端部よりも内側に
中心が位置するように形成され、これにより前
記軸線に平行に伸長する180度よりも大きい弧
状凹部が形成されている連接棒装置と、 ニ 前記所定半径の実質的に2倍の外径を有して
おり、連接棒の前記孔に対して横方向に挿入さ
れた後該孔内で回転せしめられることにより該
孔に対する横方向移動が阻止されるように、平
坦化された側表面を有するピストンピン装置
と、 ホ 前記プランジヤ装置を前記平坦化表面に装着
するための装着装置と を有するポンプによつて達成される。 [作用効果] 本発明のポンプでは、特に、連接棒装置のクラ
ンク軸から離れた第2端部側に、所定の半径の孔
が該所定半径よりも短いある距離だけ該第2端部
よりも内側に中心が位置するように形成され、こ
れにより前記軸線に平行に伸長する180度よりも
大きい弧状凹部が形成されており、且つピストン
ピン装置が、前記所定半径の実質的に2倍の外径
を有しており、連接棒装置の前記孔に対して横方
向に挿入された後該孔内で回転せしめられること
により該孔に対する横方向移動が阻止されるよう
に、平坦化された側面を有している故に、ピスト
ンピン装置の連接棒装置に対する着脱が容易に行
われ得、装着装置を介してプランジヤ装置の着脱
を行う前又はあとピストンピン装置の着脱を行う
ことによつてポンプの組み立て、並びに特に掃除
及び修理等のための分解が容易に行われ得る。
尚、装着装置によるプランジヤ装置によるピスト
ンピン装置への装着を、ピストンピン装置の平坦
化面に対して行なうようにしているために、仮り
にピストンピン装置がその回転軸線のまわりで若
干回動して角度位置がズレていても、プランジヤ
装置をピストンピン装置に対して押し付けること
により、ピストンピン装置の平坦化面がプランジ
ヤ装置の端部に対面せしめられるようにピストン
ピン装置が所定角度位置に回動され得る故、組立
が容易に行なわれ得る。また、発明のポンプで
は、前記構成に加えて、プランジヤ装置が装着装
置によつてピストンピン装置の前記平坦化側面に
装着されている故、連接棒の第2端部は、第9図
に関連して示した突起部38と異なりピストンピ
ン装置の軸線方向の中間部で切り欠かれることな
く該軸線方向に一様に伸長し得、前記突起部38
よりもはるかに強固にピストンピンを支持し得耐
摩耗性も向上され得る。従つて、連接棒装置から
プランジヤ装置にピストンピンを介して比較的大
きい力が伝達され得、ポンプのサイズが増加され
なくてもポンプの流量乃至出力(圧力)に関する
性能が高められ得る。 [実施例] 図面に基づく後述の説明からより明らかになる
が、本発明の好ましい実施例の流体搬送ポンプは
構造が簡単であり、したがつて従来技術において
普通使用されていたプランジヤ装置とクランク軸
との結合に係る部品の数を少なくすることがで
き、かつ製造時における組立てが簡単であると共
に、全体の寸法を小さくすることができ、しかも
これによつて耐用寿命および修繕の中間期間にお
ける信頼性を犠牲にするおそれが少ない。さらに
本発明による好ましい一実施例のポンプは、製造
業者がポンプの製作およびサービスのために前以
つて製作しかつ保有せねばならぬ部品の数を増加
させることなく、容量の異なる種々の用途に適合
させることができ、かつ複数のシリンダを並列に
または半径方向に配置することが可能となる。 本発明の好ましい一実施例のポンプでは、連接
棒およびピストンピン装置としての遊動ピストン
ピンの組合せ体は、独立の締着部材(キヤツプ)
およびこれに対するボルトを備えた連接棒を必要
とせず、クロスヘツドおよび該クロスヘツドとプ
ランジヤ装置としてのピストン乃至プランジヤ部
材とを連結する時に普通使用されたようなピスト
ン棒を要しない。 本発明による好ましい一実施例の多シリンダ並
列ポンプはクランク室組立体を有し、該組立体の
中にクランク軸が配設され、該クランク軸が典型
的には複数の円柱状突出部を備え(各シリンダに
1個ずつ)、この突出部はクランク軸の中心軸線
に対して偏心的に形成されている。前記各突出部
上における偏心の方向は使用すべきピストンの数
によつて決まる。たとえば3ピストン型のものに
おいては、突出部の偏心方向は普通に行われるよ
うに120度隔置されている。本発明による好まし
い一実施例のポンプでは、連接棒はクロスヘツド
を用いる在来の構造とは著しく異つている。すな
わち例えばクロスヘツドを用いる在来の構造にお
いては細長い平らな軸が使用され、連接棒の一端
はクロスヘツドピンを受入れるための円柱状孔を
有し、かつその他端はクランク軸を受入れるため
の、全体が円形のヨークを備えているが、本発明
による好ましい一実施例のポンプで用いられる各
連接棒は厚さの一定な板よりなり、該板は180度
以上の円弧にわたつて円形を呈し、かつ内方に傾
斜して平らな端縁面を形成している。前記板の厚
さ方向に板を貫通する円形孔が形成され、この孔
はクランク軸上の円柱状突出部を軸支するための
シエル形軸受を囲繞するようになつている。連接
棒の平らな端縁には別の円柱状孔が形成され、こ
の孔も板の厚さ方向に板を貫通している。この孔
の中心は、前記板の端縁面の内方で該孔の半径よ
り小さな距離だけ離れたところに位置しており、
したがつて連接棒の端部に弧状凹部を形成するよ
うになつている。この弧状凹部形成孔中にはほぼ
円柱状であるがその周面の一部に平坦化部が形成
されたピストンピンが配設されている。この場
合、平坦化部を有するピストンピンを円形連接棒
の弧状凹部中に挿入してから旋回せしめ、その平
らな面が連接棒板の端縁の面と整合するようなす
ことができる。このような配置状態が得られれ
ば、ピストンピンは、前記凹所内に保たれたま
ま、該凹部内において該ピストンピン乃至該凹部
の中心軸線のまわりで両方向に回動され得る。こ
の遊動ピストンピンにはその平坦面に垂直に別の
孔が形成されており、この孔にはボルトと螺合さ
れるねじが形成されている。プランジヤ装置とし
てのピストンの棒状部は単に管状スリーブからな
り、該スリーブはシリンダヘツドの案内孔の中に
おいて往復動し得るように支持されている。プラ
ンジヤ装置としてのピストンの棒状部の端部には
ピストン本体が配置されており、前記ボルトがピ
ストンの本体部および棒状部を貫通して遊動ピス
トンピン内のねじ孔に螺着されることにより、こ
れら部材は該ボルトによつて定位置に相互に固定
されている。 シリンダヘツドには内側でシリンダ孔を構成す
るアダプタ・スリーブを受入れるような寸法の案
内孔が形成されており、内径の異なるアダプタ・
スリーブを用いることにより種々の寸法のピスト
ンを使用し得るようになつている。これは、クラ
ンク室、シリンダヘツド、クランク軸、主な軸
受、連接棒、ピストンの棒状部、案内、密封部
材、弁等が同一のポンプ構造をそのまま使用し
て、流量および圧力に関するポンプの性能を変え
るための便利な手段となる。 本発明による好ましい一実施例の多シリンダラ
ジアルポンプはクランク室組立体を有し、該組立
体の中には、クランク軸の軸線に対して偏心的に
形成された円柱状突出部を複数備えたクランク軸
が配置されている。これらの突出部は複数の連接
棒と連続的に係合し、夫々対応するプランジヤ装
置としてのピストンに半径方向往復運動を行わせ
るようになつている。各連接棒は、第1端部に弧
状凹面を有しており、これによつて前記クランク
軸の偏心突出部の周囲の一部と係合するようにな
つている。各連接棒は、また、孔の中心がこの孔
の半径より小さな距離だけ連接棒の第2端部から
内方に位置しており弧状凹部をなすようになつた
円柱状孔を有している。この凹部は前述の如くシ
リンダ孔に嵌挿されたピストンに装着されたピス
トンピンを受入れるようになつている。連接棒は
その第1端部の軸線方向延長部分内に形成された
溝と係合するリングによつて、クランク軸と接触
した状態に保持され、これら組立体全体は潤滑剤
浴の中を通つて運動する。 本発明のこの実施例は実際のポンプ作用が、ピ
ストンに連結されシリンダ内に位置するダイヤフ
ラムにより行われるようなつたポンプに対して特
に有用である。 本発明の好ましい一実施例では多シリンダピス
トンポンプの構造が改良される。 また、本発明の好ましい一実施例では、所定の
容量を有する多シリンダピストンポンプが同じ容
量を有する在来の装置より全体的に寸法の小さな
ものとなる。 また、本発明の好ましい一実施例では、多シリ
ンダ流体搬送ポンプが、改良された連接棒と、プ
ランジヤ装置としてのピストンをこの連接棒に連
結するための装置とを有し、それによつて最初の
組立てと、後日のポンプ修繕とを容易に行い得
る。 また、本発明の好ましい一実施例では、多シリ
ンダポンプがピストンの棒状部をクランク軸に連
結するための改良装置を有し、この場合使用され
る部品の数が在来のものに比して著しく少なく、
かつポンプの寸法も著しく小さくされ得る。 また、本発明の好ましい一実施例の、多シリン
ダポンプでは、プランジヤおよびシリンダヘツド
内のプランジヤ案内用組立体を取換えるだけでポ
ンプの容量乃至性能が変更され得る。 本発明の前記および他の目的および利点は、添
付図面によつて次に説明する実施例により明らか
となる。 図において多シリンダポンプはその全体が10
によつて表わされている。図示の特定実施例にお
いてはポンプ10は3個のシリンダを有している
が、本発明の原理はシリンダの数がこれよりも多
いまたは少ない形態に対しても使用し得ることが
わかる。第1図および2図には金属鋳物によつて
形成し得るクランク室ハウジング12が示されて
いる。クランク室の相対する側面を通して軸線方
向に整合する孔14,16が形成され、これら孔
の中にはクランク軸18が回転自在に軸持されて
いる。特にクランク室12の前方孔14の中には
軸受保持スリーブ20が配置され、該スリーブは
前方主針軸受組立体22および軸密封部材24を
保持するようになつている。クランク室12から
該クランク室および軸受保持スリーブ20の間の
継ぎ手を通つて流れる油はO形リング26によつ
て阻止され、このO形リングはそのために設けら
れた切欠きの中に配置されている。軸受保持スリ
ーブ20は主軸受22および軸密封部材24と共
に止め輪28によつて定位置に保持されている。 クランク軸18の後端30は端部閉鎖型軸受3
2の後方針によつて支持され、この軸受はプレス
ばめによつて孔16内に保持されている。したが
つてクランク軸18は中心線36によつて画定さ
れた中心軸線のまわりを自由に回転することがで
きる。 クランク軸18の上には複数の円柱状突出部3
8,40,42が設けられ、該突出部の中心はク
ランク軸18の中心線から偏心している。典型的
な配置においては偏心方向はクランク軸に関して
対称に配置され、3個のシリンダを有するポンプ
構造の場合は前記方向はそれぞれ相互に120度偏
倚している。第2図においては最前方突出部38
および最後方突出部42はスラスト軸受組立体4
4,46と共働し、該軸受組立体はクランク軸1
8がクランク室内において軸線方向に変位するの
を阻止するようになつている。 前記各突出部38―42は48によつて示され
るような連接棒部材により囲繞されている。第1
図に示される如く連接棒48は単一部材よりな
り、180度より大なる所定の円弧にわたつてその
側面が全体的に円形の輪郭を有し、さらに前記円
弧から接線方向に延びるまつすぐな縁を有し、前
縁50で終わつている。第2図に示される如く各
連接棒48は一定の厚さを有し、かつその外方湾
曲周囲を画定する弧と同心をなす中央孔52が形
成され、前記孔はこれが囲繞する突出部38―4
2の直径より大なる所定の直径を有している。連
接棒48がその相手の突出部38―42に対し
て、比較的摩擦を伴うことなく回転し得るように
なすために、孔52の中にシエル形ころ軸受組立
体54が配置され、この組立体は連接棒の孔52
の中にプレスばめされるようになつている。 なお前記連接棒48の厚さを通して第2の小さ
な孔56(第1図)が形成され、この孔の中心は
前記孔52の中心と平らな縁50の中心とを結ぶ
線の上に位置し、かつ連接棒の前縁50から内方
に、この孔の半径より小さな距離だけ偏倚してい
る。したがつてこの孔56は連接棒の前縁面内に
180度より大なる弓形凹所弧状凹部を形成してい
る。この凹所には遊動ピストンピン部材58がは
め込まれ、該ピストンピンの外径は孔56の直径
よりわずかに小さく、隙間ばめされるようになつ
ており、かつ平らな面60を有している。前述の
如く平らな面を有しているために、この平らな部
分を連接棒の正面50に対して全体が直角となる
ように整合せしめ、ピストンピン58を凹所56
の中に挿入し、次に該ピストンピンを回転せし
め、その平らな面60が連接棒の前縁50と平行
になるようにすることにより、ピストンピン58
を孔56の中に挿入することができる。孔56が
前記の如き寸法を有しているために、連接棒48
の1部分がピストンピンの中心を越えて延び、平
らな面平坦化面60が連接棒の前縁50に対して
平行な状態に止る限り、ピストンピンが前記凹所
から抜け出るのを阻止するようになつている。 普通クランク室12はその内部空間62内に適
当な潤滑剤を収容するように構成され、かつ取外
し自在の蓋板64が66によつて示される如くボ
ルト止めされ、近接開口をおおうようになつてい
る。注油プラグ68は蓋板64を通して形成され
た孔の中にねじ込むように配置され、かつO形リ
ング70が油の漏出を阻止するようにはめ込まれ
ている。ポンプの縦方向中心線に近接してドレン
プラグ72が設けられ、ポンプを垂直位置に置い
た時に、前記プラグ72によつて密封された孔を
通してクランク室62から潤滑剤を排出し得るよ
うになつている。さらに別のドレンプラグ(図示
せず)を受入れるためのドレンプラグ孔74が設
けられ、第1図に示される如くポンプを水平に置
いた時に前記プラグによつて潤滑剤を排出し得る
ようになつている。 多シリンダポンプ10はさらにシリンダブロツ
ク76および弁カバー78を有し、該弁カバーは
細長いボルト80によつてクランク室ハウジング
12上の定位置に保持されるように配置され、前
記ボルトは図示の如く弁カバー78およびシリン
ダブロツク76を通して形成された孔を通つて延
びている。前記弁カバー78を通してねじ付き吸
込み口82およびねじ付き吐出し口84が形成さ
れ、それぞれポンプによつて送給すべき低圧流体
の供給源および利用装置を連結し得るようになつ
ている。 第1図および2図の断面図に示される如く、各
シリンダに対しクランク室ハウジング12の平ら
な前面を通して孔86および端ぐり孔88が形成
されている。各端ぐり孔88の中にはサンドイツ
チ状に組合わされた第1および第2グラフアイト
案内リング90,92と、やわらかな可撓性カツ
プ密封部材94とがはめ込まれるようになつてい
る。 クランク室12に衝当するシリンダブロツク7
6の端部には複数の平行孔96が形成され、この
孔は肩98まで延び、円筒形アダプタスリーブ1
00を受入れるようになつている。O形リング1
02が環状溝の中に配置され、アダプタスリーブ
100と、シリンダヘツド内に形成された孔96
の側壁との間を密封するようになつている。前記
スリーブ100の端部は前記案内リング90―9
2およびカツプ密封部材94をクランク室ハウジ
ング12の端部に形成された端ぐり孔の中に保持
するようになつていることに注意すべきである。 使用される各プランジヤ装置としてのピストン
組立体は管状押し棒104よりなり、該押し棒は
クランク室ハウジング内の孔86を通して、シリ
ンダブロツク76内の孔96の中に挿入し得るよ
うになつている。案内リング90,92およびカ
ツプ密封部材94は押し棒104の往復運動を可
能にする。カツプ密封部材94はクランク室62
から出た油が、ポンプによつて供給すべき流体
を、またはその逆に汚染するのを阻止するように
配置されている。クランク室12に近接するスリ
ーブ100の面には大気に開口する溝孔105が
形成され、この溝孔は潤滑剤またはポンプによつ
て供給しつつある流体がその何れかの漏洩によつ
て汚染されるのを阻止するようになつている。 各押し棒104の端部にはプランジヤヘツド部
材106が衝当している。装着装置としてのねじ
付きボルト108はプランジヤヘツド部材106
および押し棒104を通つて、ピストンピン58
内に形成されたねじ孔110の中に延び、このね
じ孔110の軸線は平らな面60に対して直角を
なしている。なお潤滑剤の汚染を阻止するために
前記ボルト108はプランジヤヘツド部材106
の頂部に形成された浅い端ぐり孔113の中に銅
のガスケツト111を圧縮している。グラフアイ
ト案内リング112はプランジヤヘツド106に
よつて、押し棒104の前端に形成された環状凹
所内の定位置に締着され、かつアダプタスリーブ
100の内径と共働し、円滑な往復運動を行わせ
るようになつている。ポンプによつて送給せんと
する流体がプランジヤヘツド106およびシリン
ダアダプタ100の間からしみ出るのを阻止する
ために、プランジヤヘツド106内に形成された
環状凹所内にカツプ密封部材114が設けられて
いる。圧縮サイクルが行われる時にカツプ密封部
材114が押し出されるのを阻止するために支持
リング116が設けられている。密封リングおよ
びエキスパンダO形リングの組合せ118の形を
なした別の密封部材を設けることができる。 なおシリンダブロツク76の中には複数の室1
20が形成され、多シリンダポンプ構造に使用さ
れる各シリンダに対してこのような室が一つずつ
設けられている。さらに本装置内の各シリンダに
対して吸込み口ポペツト弁122および吐出し口
ポペツト弁124が設けられている。吸込み口ポ
ペツト弁122はシリンダブロツク76の端面に
形成された孔の中に配置され、室120と対応す
る吸込み口82および吐出し口84との間を通る
流体に対して選択的に開放されまたは閉鎖される
ようになつている。前記弁122,124の外側
と、シリンダブロツク76の端面に形成された孔
の内面との間の漏洩を阻止するためにO形リング
126が設けられている。 吸込み弁122および吐出し弁124に対して
使用されるポペツト弁の型は本発明の譲渡人に譲
渡されたParejaの特許第4032263号に記載されて
いる。したがつてこれら弁の構造に関する情報は
前記特許から得られるからこれに関する説明は省
略する。 ピストンの吸込み行程が行われる時には、ポン
プによつて送給すべき流体は吸込みポペツト弁1
22を通つて室120に吸込まれる。圧縮行程に
おいては吸込み弁が閉じ、したがつて吸込み口が
ふさがれかつ室120内の流体に圧力が加えら
れ、それによつて吐出しポペツト弁が開かれ、流
体はこの吐出し弁および吐出し口84と連通する
管路128を通つて排出される。第1図に示され
た別のO形リング130,132は弁カバー78
とシリンダブロツク76の端部との組合せ面の間
から流体が漏出するのを阻止するためのものであ
る。 ポンプは送給すべき流体の供給源を吸込み口8
2に連結し、かつ吐出し管を吐出し口84に連結
することによつて作動される。ポンプのクランク
軸18を動力源(図示せず)によつて駆動すれ
ば、偏心突出部38,40,42が回転し、かつ
その連接棒48および関連遊動ピストンピン58
を作動し、プランジヤ棒104、プランジヤヘツ
ド106およびその関連案内112と密封部材1
14とよりなるプランジヤ組立体に直線往復運動
を与える。吸込み行程が行われる時にポペツト弁
122が開けば、低圧の流体が当該シリンダに対
する室120に流入し、かつクランク軸がさらに
回転すれば押し棒組立体が反対方向に移動し、ポ
ペツト弁124内のばねによつて加えられる力に
打勝つような比較的高い圧力を流体に加え、した
がつてこの弁が開き、高圧の流体が管路128を
通つて吐出し口84から排出されるようになる。
クランク軸がその偏心突出部と共に回転すればす
べてのシリンダに今述べたような同じ作用が生じ
る。 本発明によつて得られる主なる利点は、連結棒
装置としての連結棒48及びこれに関連するピス
トンピン装置としての遊動ピストンピン58の構
造に起因する機械構造複雑性の減少である。これ
によつて組立体の動作が簡単になるばかりでな
く、在来のものに比してポンプの全長を相当減ら
すことができる。 組立てを行う時にはクランク室ハウジング12
の蓋64を取外し、該ハウジングの内部を露出す
る。後方主針軸受32をクランク室ハウジングの
孔16にはめ込み、かつ1組の連接棒48を、そ
の中にシエル型ころ軸受54をプレスばめし、か
つ遊動ピストンピン58を弓形凹所56の中に挿
入することによつて準備を行う。次にクランク室
ハウジングの前方孔14を通してクランク軸18
を挿入し、かつその後端部30を端部キヤツプ軸
受32の方に動かす時に、1組の連接棒組立体4
8―54を、クランク軸18上に形成された突出
部38,40,42の上に滑り込ませる。次にス
ラスト軸受46を通してクランク軸の端部30を
挿入し、かつ後方針軸受32内に軸持されるよう
にする。 次に軸受保持組立体20を、その中に軸密封部
材24を挿入し、続いて主針軸受22に通すこと
によつて準備する。O形リング26を軸受保持部
材20のまわりにはめ込み、続いて前方スラスト
軸受44を軸18の端部の上に滑り込ませ、軸受
保持組立体を軸の上にはめ込みかつ最終的には止
め輪28によつて定位置に保持されるようにす
る。 次にグラフアイト案内リング90、カツプ密封
部材94および別のグラフアイト案内リング92
よりなる押し棒密封組立体をクランク室ハウジン
グ12の前端に形成された端ぐり孔88内に挿入
する。 これに続いてシリンダブロツク76を、プラン
ジヤ孔96の中に所要寸法のアダプタスリーブ1
00およびその関連O形リング102を挿入する
ことによつて準備する。以上の作業が終了した
後、先ずガスケツト111およびその関連プラン
ジヤヘツド部材106を通してボルト108を挿
入することによつてプランジヤ組立体を形成す
る。カツプ密封部材114および関連するリング
116をプランジヤヘツド部材106上の定位置
にはめ込み、かつグラフアイト案内リング112
および密封部材118をプランジヤヘツド部材の
上に滑り込ませる。次にプランジヤ棒104をボ
ルト108上に位置決めし、かつ部材90,9
4,92を通してこの組立体を案内し、プランジ
ヤ棒104の端部が遊動ピストンピン58の面に
形成された平坦部分に衝当するようにされる。続
いてボルトを締付け、それによつてプランジヤヘ
ツド106、プランジヤ棒104および遊動ピス
トンピン58が相互に保持されるようにする。 以上に続いて一体吸込み弁122および吐出し
弁124をシリンダブロツクの端部に形成された
孔の中に配置し、種々の密封部材130,132
を、弁カバー78内に形成された凹所内に位置決
めし、かつ前記弁カバーをシリンダブロツク76
の相手面に対して並置し、細長いボルト80を該
弁カバー78、シリンダブロツクおよびクランク
室ハウジング12内に形成されたねじ孔に通すこ
とによつて定位置に保持される。 先ず第1に連接棒48は一体部材であり、該連
接棒をクランク軸に固定する時に在来使用されて
きた普通の半円形ヨークおよび締着組立体を必要
としないことがわかる。さらにこの連接棒はクロ
スヘツドに延びる普通の細長いリンク腕と、在来
の組立体に使用されていた普通のブロンズ合金ブ
ツシユおよびクロスヘツドピンとを有していな
い。事実、クロスヘツド自体は省略され、前記部
品集合体の代りに、平坦面の形成された簡単な円
筒形のピン(遊動ピストンピン58)が使用され
ている。 したがつて本発明は問題となる部品の製造全体
を簡単にするばかりでなく、製造時における組立
作業をも簡単にする。 本発明による多シリンダポンプの製造をさらに
容易にするために、厚さの異なるアダプタスリー
ブ100を使用することにより、かつ使用される
アダプタスリーブ100の内径に対応する寸法範
囲内にあるプランジヤヘツド部材106を形成す
るだけでポンプの容量を変え得るように設計され
ている。 次に掲げる表は出力の異なるモータにより毎
分1750回転の一定速度でポンプを駆動する時に、
直径の異なるポンプピストンを使用することによ
り流量および流体吐出し口圧力の変る状態を示し
たものである。このような値を得るためにはクラ
ンク軸18の軸線に対する突出部38―42の偏
心率が10.5ミリメートル(0.414インチ)なるピ
ストン行程を与えるものと仮定されている。これ
らの数字は1例として示したもので制限的意味を
有するものではなく、普通の技術範囲において行
われるように部品の寸法をわずか変えることによ
り、ポンプが表に示した数値とは異なる運転助変
数を有するようになることを表わしている。
【表】
【表】 第6図および第7図はシリンダがクランク軸の
軸線のまわりに半径方向に配置され、かつダイヤ
フラムがピストンと関連するようになつた本発明
の実施例を示す。クランク室200は軸線204
のまわりに120度の角度で隔置された3個のシリ
ンダライナ202を受入れるように配置されてい
る。締着部材208によつてクランク室200に
装着されたシリンダヘツド206はポンプダイヤ
フラム210をライナ202の端部に対して締着
している。ピストン212はライナ202内にお
いて運動し、かつピストンリング214を有して
いる。 クランク軸216はクランク室200の一端2
20に設けられた第1軸受218内において軸線
204のまわりを回転し、かつ第2軸受222は
止め輪225によつて端板224内に装着され、
該端板224は締着部材226によりクランク室
200の他端に固定されている。クランク軸21
6上に偏心的に位置するクランク部分228は軸
線204と平行なその軸線230を横切つて円形
断面を有している。クランク軸216は駆動スプ
ライン231を備えている。 3個の連接棒232は内端および外端の間を半
径方向に延びている。各連接棒はその内端に、偏
心部228と係合するようになつた弓形凹面23
4を有し、かつ軸線方向に隔置された溝236を
有する軸線方向伸長部としての延長部分229を
備え、保持装置としての締着リング238を受入
れるようになつており、この締着リングはすべて
の連接棒を囲繞すると共に、その弓形面弧状面を
偏心部228と係合させるようになつている。小
さな肩240が常態では溝236内におけるリン
グ238の軸線方向運動を阻止している。 連接棒232はその半径方向外端に、軸線20
4と平行な孔241を有し、その孔の中心は連接
棒の外端から内方に、該孔の半径より小さい距離
だけ隔置され、前記孔が連接棒の端部に軸線20
4と平行に延びる180度より大なる弓形凹所を画
定するようになつている。 ピストンピン242は各孔241内に担持され
ている。このピストンピンはその端部に突起24
4を有し、孔241内におけるピンの軸線方向摺
動を阻止するようになつており、かつ平らな側面
246を有し、それによつてピストンピンを孔2
41内に横方向に挿入し得るようになつている。
挿入されたピストンピンはその軸線のまわりにお
いて定位置に回転せしめられ、前記孔241の形
によつてこの位置に保持されるようになつてい
る。各平坦面にはタツプ孔が形成され、装着装置
としての締着部材248を受入れるようになつて
おり、該締着部材は座金250、ダイヤフラム2
10およびピストン212を通り、これら部材を
相互に、かつピストンピン242に対して装着す
るようになつている。 クランク軸216、連接棒232およびピスト
ンピン242はクランク室200内の油浴の中を
移動する。油注入口252および油排出プラグ2
54が設けられ、かつ油密封部材を備えたまたは
油密封部材として働く軸受218,222が配置
されている。 ポンプによつて送給すべき流体は吸込み口25
6において、マニホルド262の入口管路260
からポペツト吸込み逆止弁を通して各シリンダヘ
ツドに導入され、前記マニホルドは3個のシリン
ダのすべてに対する共通の入口連結部材264を
有している。同様に流体はシリンダ吐出し口26
6から同様なポペツト吐出し逆止弁を通してマニ
ホルド262の出口管路268内に排出され、前
記マニホルドは3個のシリンダのすべてに対する
共通の出口連結部材270を有している。出口管
路はタツプ孔272を有し、脈動減衰装置(図示
せず)を受入れるようになつている。 このラジアルポンプの組立てはクランク室にシ
リンダライナ202を挿入することによつて開始
される。次に第5図に示される如く、連接棒23
2の中にピストンピン246を横方向に挿入し、
装着位置に回転せしめ、かつシリンダライナの中
に、リング238が肩240の上を通過しかつす
べての連接棒の溝236の中に受入れられるよう
になるまで通す。続いてクランク軸216を、そ
の内端が軸受218の中に触座しかつそのクラン
ク部分が連接棒232の弓形端部234と係合す
るようになるまでクランク室の開放端を通して挿
入する。この時軸受222を有する端板224を
取付ける。次にピストン212をその平坦面がピ
ストンと係合するように各シリンダの中に挿入
し、締着部材248を座金250およびダイヤフ
ラム211に通し、これらがそれぞれピストンピ
ン246に取付けられるようにする。続いてシリ
ンダヘツド206を装架してダイヤフラムのリム
が装着されるようにし、かつマニホルド262を
シリンダヘツドに装着する。油を注入すれば、ポ
ンプは導管264,270に流体を通すように連
結され、かつスプライン231によつて適当なモ
ータに駆動的に連結し得るように準備される。 クランク部分228の偏心率はもちろんダイヤ
フラムによつて得られる半径方向運動の大きさに
適合するようにされる。クランク軸216が回転
すれば、クランク部分228は連接棒232を半
径方向に動かし、この運動は、連接棒内において
所要の回転を行い得るピストンピンによつてピス
トンおよびダイヤフラムに伝達される。前述の如
くこの構造の利点は、必要が生じた時にダイヤフ
ラム、ピストン、ピストンリングまたはピストン
ピンを、クランク室の内部に出入することなくシ
リンダのシリンダヘツドを除去するだけで保守ま
たは交換し得ることである。 以上本発明の実施例を詳述したが本発明はこの
実施例によつて制限されるものではなく、特許請
求の範囲内において種々の変型を行うことができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による多シリンダポンプの断面
で示した側面図;第2図は第1図に示された実施
例の一部を断面で示した頂面図;第3図はポンプ
の左方端面図;第4図は右方端面図;第5図は説
明図;第6図は本発明によるポンプの第2実施例
の軸線方向断面図;第7図は第6図に示されたポ
ンプを左方から見た端面図で、ある部品が切除さ
れまたは断面で示されている。第8図はポンプの
端面図で、吸込み口および吐出し口マニホルドを
示す。第9図は従来のポンプの断面説明図であ
る。 図において12はクランク室ハウジング、18
はクランク軸、38,40,42は突出部、48
は連接棒部材、52は中央孔、56は第2孔、5
8はピストンピン、60は平らな面、76はシリ
ンダブロツク、82は吸込み口、84は吐出し
口、100はアダプタスリーブ、106はプラン
ジヤヘツド、109はボルト、120は室、12
2,124はポペツト弁である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 イ シリンダ孔中に往復動可能に配設された
    プランジヤ装置と、 ロ 前記孔に直行する軸線のまわりで回転可能に
    配設されており、且つ前記軸線に対して偏心す
    るように偏倚された円形断面のクランク部を少
    なくとも一つ有するクランク軸と、 ハ クランク軸の所の第1端部とクランク軸から
    離れた第2端部との間で半径方向に伸長してお
    り、前記半径方向と直行しクランク軸の前記ク
    ランク部と係合する弧状表面を前記第1端部に
    有しており、所定の半径の孔が該所定半径より
    も短いある距離だけ前記第2端部よりも内側に
    中心が位置するように形成され、これにより前
    記軸線に平行に伸長する180度よりも大きい弧
    状凹部が形成されている連接棒装置と、 ニ 前記所定半径の実質的に2倍の外径を有して
    おり、連接棒の前記孔に対して横方向に挿入さ
    れた後該孔内で回転せしめられることにより該
    孔に対する横方向移動が阻止されるように、平
    坦化された側表面を有するピストンピン装置
    と、 ホ 前記プランジヤ装置を前記平坦化表面に装着
    するための装着装置と を有するポンプ。 2 連接棒装置の前記弧状表面が保持装置によつ
    て前記クランク部に係合せしめられている特許請
    求の範囲第1項に記載のポンプ。 3 複数のプランジヤ装置と、同様に複数の連接
    棒装置と、該複数の連接棒装置の弧状表面を前記
    クランク部と係合状態に保つ保持装置とを有する
    特許請求の範囲第1項に記載のポンプ。 4 前記連接棒装置が軸線方向に突出した伸長部
    を有しており、前記保持装置が前記軸線よりも外
    側で該伸長部の表面に係合している特許請求の範
    囲第3項に記載のポンプ。 5 前記伸長部が軸線方向に沿つて両方向に突出
    している特許請求の範囲第4項に記載のポンプ。 6 前記保持装置が前記クランク部を囲しようし
    且つ内方において前記伸長部と係合するリングを
    有している特許請求の範囲第4項に記載のポン
    プ。 7 前記伸長部が前記リングの該伸長部に対する
    軸線方向移動を防ぐ装置を有している特許請求の
    範囲第6項に記載のポンプ。 8 前記連接棒装置が単一片で形成されている特
    許請求の範囲第1項から第7項のいずれか1つの
    項に記載のポンプ。
JP57030482A 1981-06-12 1982-02-26 Conveying pump for fluid Granted JPS57206783A (en)

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