JP3429764B2 - 連接棒のないピストンを備える流体作動機械 - Google Patents

連接棒のないピストンを備える流体作動機械

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    • F02B2075/025Engines characterised by their cycles, e.g. six-stroke having less than six strokes per cycle two

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、作用時に、振動する連接棒のない駆動軸に
接続されているピストンによって流体を排出することが
でき、また吸入することもできるポンプ、コンプレッサ
ー又はエンジンに関する。その排出量は、必要に応じて
所定に変えられる。
従来、直線往復式エンジンの分野では、連接棒でクラ
ンクシャフトに接続されている往復ピストンを有するエ
ンジン、駆動軸に偏心ローターを設けたロータリーエン
ジン(ワンケルエンジン)、軸方向のピストン、すなわ
ち駆動軸と平行をなし、円形の傾斜面に沿って往復運動
して、軸方向に移動するピストンを有するエンジンがあ
るが、性能は高くない。
押圧式その他の流体ポンプ、エンジンまたはコンプレ
ッサーの分野では、各種構成のピストンが公知である。
ピストンには、例えば、直列式、軸方向に取り付けられ
たもの、往復運動をする筒または板を有するもの、径方
向に取り付けられたものなどがある。
しかし、連接棒の一端が、ピストンによって直線的に
駆動されている間、他端の傾斜が変わるので、前記のピ
ストンは、すべて連接棒により、また軸方向のピストン
の場合には、コノイド面を走行する時に、往復運動する
連接棒により、駆動軸に接続されている。
ロータリーエンジン(ワンケルエンジン)を除き、上
記各エンジンは、寸法が大きく、使用状態によっては効
率が悪い。
一方、ロータリーローブエンジン(ワンケルエンジ
ン)は、密閉部の摩耗が早いので寿命が短く、押圧力の
ロス、従って効率のロスが大きい。また特別の材質が要
求され、非常に高価になる。
各種形式形状のピストン式エンジンは、交互運動つま
り往復運動するパーツである、ピストン、連接棒、バル
ブ、作るのが難しいクランクシャフト等を備えているの
で、回転速度に限界がある。
ピストンによる軸方向の押圧力は、円筒壁の反作力を
受けて、連接棒に伝わる。この反作力による摩耗が激し
いので、高性能の潤滑油が必要である。
4ストロークエンジンでは、寸法とバルブの開閉が制
約され、燃焼室を理想的なものに設計することはできな
いので、効率は良くない。
圧縮性流体用ポンプやエンジンに関して云えば、直線
往復式エンジンにおいて連接棒により生じるのと同様の
欠点があり、連接棒により生じる機械的摩擦のために効
率が低く、また重くて大きく、コスト高となる。
流体静力学的伝達をする、非圧縮性流体用ポンプやエ
ンジン、その他の液体ポンプ用など、各種形式のものに
も、かなり不都合な問題がある。
例えば、円形のシリンダーを有するポンプやエンジン
は、性能はかなり良いが、寸法が大きく、製造費がかか
る。
軸方向のシリンダーを有するポンプやエンジンは、回
転軸に対して、傾斜したシリンダーを有するものと、回
転軸と平行なシリンダーをガイドする傾斜した板を備え
るシリンダーを有するものとの2つのカテゴリーに分け
られる。
前者は、遠心力によって、回転速度が制約され、後者
は、始動時における効率が極めて低い。また両者とも、
製造費が高くつくので、普及が限られている。
軸方向のシリンダーを有するポンプまたはエンジン
は、回転軸に対して、傾斜したシリンダーを有するもの
と、回転軸と平行なシリンダーをガイドする傾斜した板
を有するシリンダーを備えるものとの2つのカテゴリー
に分けられる。
前者は、遠心力によって、回転速度が制約され、後者
は、開始動時における効率が極めて低い。
両者とも、製造費が高くつくので、普及が限られてい
る。
ピストン機械に関する米国特許公開第86/00662号の明
細書によれば、シリンダーの組立体は、第1の回転軸ま
わりに等距離に設けられ、対応するピストンの組立体
は、第2の回転軸まわりに等距離に設けられている。
各ピストンは、ピストンから横方向に移動できるリン
グを備え、このリングは、対応するシリンダーから、お
おむね真っ直ぐに動くことができるようになっている。
ピストン自身は、湾曲した径路を移動する。
第2の回転軸は、球形リングと前記第1の回転軸を有
する円形面との交点を通っている。
この機械で、往復運動をする多数のパーツは不要にな
っているが、作動時、リングに周期的なショックを与え
るため、多くの問題を有している。
もし振動が発生したり、また遠心力や、リングをシリ
ンダーの面に押圧する力による摩擦が生じたりすれば、
高性能は得られない。
主に内燃機関として使用されるピストン式パワーユニ
ットに関する米国特許公開第3,910,239号の明細書によ
れば、中心まわりに湾曲した単一シリンダー、シリンダ
ーの対向端に吸入口と排出口、シリンダー内で圧縮と動
力行程で離合する1対の対向する可動ピストンを備えて
おり、前記ピストンは、大半の動力行程中、出入口をカ
バーし、ピストンがそれぞれ動力行程の終点に近づくに
つれて、出入口を引き続いて開く。
1対のクランクシャフトは、互いにかみ合うギアを備
え、また1対の連接棒は、クランクシャフトをピストン
に接続している。
このピストンエンジンでは、ピストンはシリンダー面
を押圧し、かつ遠心力により、ピストンをシリンダーに
側方向に押しつけるので、摩擦は大きくなる。従って、
高性能は得られず、上記明細書に明記されているよう
に、非対称形出入口を有するエンジンについてのみ有効
である。
同一発明者による改良米国特許第3,338,137号の発明
は、構造的な複雑さを解決することのみを目的としてい
る。
従来の往復運動式エンジンの手段を改良して、あらゆ
る状態における効率を向上させ、軽量化、小型化し、製
造コストを下げることは有意義である。
上に述べたところにより明らかなように、往復運動式
エンジンにおいて、もし往復運動するすべてのパーツを
なくすことができれば、従来の技術上の問題点は解決さ
れ、性能は良くなり、かつ同時に、寸法と重量を小さく
することができる。
本発明は、次のようにして、上記の技術的問題を解決
するものである。
駆動軸に固着されているか、又は固着されていない、
連結棒のないピストンが、ライナーブロック内で往復運
動をし(ライナー内の可動ピストンを含む)、機械加工
してあるか、又は非加工の非直線型ライナーが、駆動軸
の中心軸と一致するか、又は交差する中心軸まわりに回
転するライナーブロックの中にあり、ピストンは、ライ
ナーの回転軸と一致するか、又はそれを通る傾斜軸まわ
りに、ライナーと共に回転し、往復運動をする要素を備
えていない流体作動機械において、前記ライナーは、ア
ーチ形に湾曲しており、その凹面は、前記中心の方を向
いており、湾曲の中心は回転軸上にあり、それは、駆動
軸の中心軸と同じ湾曲の中心と一致するか、又は通過し
ており、ピストンは、ライナーと同期して、但しライナ
ーの回転軸と一致するか、又は同じ湾曲の中心を通過す
る傾斜軸まわりに、回転するようになっている。
前記ライナーは、アーチ形に湾曲しており、その湾曲
の中心は回転軸上にあり、それは、駆動軸の中心軸と同
じ湾曲の中心と一致するか、又は通過しており、ピスト
ンは、ライナーと同期して、但しライナーの回転軸と一
致するか、又は同じ湾曲の中心を通過する傾斜軸まわり
に、回転するようになっているのがよい。
ライナーブロックの回転軸とピストンの回転軸との間
の傾斜角度を変えることによって、排気量を変化させう
るようになっているのがよい。
ピストンが、連接棒を介在させることなく、駆動軸又
は回転板式ピストン支持板に固着されているか、又は往
復運動しうるように接続されているのがよい。
ピストンの球形頭部が、各ライナーの軸に対して径方
向に壁体と接触するように、ピストン頭部に、球形の密
着面を有するシールリングを設けてあるのがよい。
ピストンは、ライナーと同様に湾曲しており、かつ球
形の密着面を有するシールリングを備えているのがよ
い。
ライナーへの少なくとも1つの吸引口、少なくとも1
つの排出口,及びハウジングに対して回転するか、又は
回転しない少なくとも1つの燃焼室を備えているライナ
ーブロックと、配分板とが近接しているのがよい。
配分板が、掃気面の端部と一致する中間位置に閉鎖領
域を有し、4ストロークサイクルで容積ゼロを達成でき
るようになっているのがよい。
単一の補助冷却及び潤滑回路を有するのがよい。
ライナーブロックが、冷却及び潤滑回路用ポンプの可
動部として作用するようになっているのがよい。
回転板式ピストン支持板又はライナーブロックのいず
れかが、駆動軸にキー溝で取り付けられているか、又は
固着されているのがよい。
回転板式ピストン支持板又はライナーブロックのいず
れかは、駆動軸にキー溝で取り付けられるか、又は固着
されている。
ピストンは、胴部に固着されている頭部を有し、胴部
は、傾斜し得るか、傾斜しているか、又は傾斜していな
い回転板式ピストン支持板に固着されている。
往復運動するピストンの頭部は、胴部との接触面、及
び球形で同心の接続ボルトの頭部との接触面を有してい
る。
配分キャップに当接しているピストンとライナーとの
間の傾斜を変えることにより、排気量を変えることがで
きる。配分キャップの背面は、円筒面であり、ライナー
ブロックとピストンの回転軸間の同じ交差点を通過する
回転軸を有している。
本発明によるあらゆる形式の流体作動機械の利点は、
連接棒、および伝統的なピストンやバルブのような交互
に往復運動するパーツがないことに要約される。
従来は、パーツ間の隙間をなくすことはできなかった
ので、往復運動時、ノイズは避けがたかったが、本発明
では、上記のように、ノイズを発生する押圧要素がない
ため、ノイズは、大幅に減少する。
液体の推力は、常に湾曲ライナーの接線に沿って働
き、ライナーは、固定時でも往復運動時でも、常に湾曲
ピストンの中心と一致しているので、ピストンのシリン
ダー壁における径方向の負荷はなくなる。
従って、摩耗がかなり減り、特に、始動時における効
率が上がる。
製造するべきパーツが少ないから、加工費も大幅に減
る。軸方向、径方向の寸法が相当に小となり、かつ高出
力、高能率が得られる。
特に内燃機関では、遠心力や弾性変形の問題が除か
れ、回転速度を上げられる。
また、ハウジングの内部パーツと、回転するライナー
ブロックの両方から、ピストンの冷却が容易に行なわれ
るので、流体冷却用ポンプとして、有効に作動する。
バルブのチョークもなくなる。潤滑機能を有する冷却
液を利用できるので、潤滑と冷却回路を分離しなくても
よい。
また、特に流体作動機械、例えばポンプ、エンジンま
たはコンプレッサーにとっては、ピストンの軸方向の押
圧力は容易に受けられるので、摩擦は減り、効率を上げ
ることができる。
ピストン支持板とライナーブロックとの間の連接部
は、必要なくなる。しかし、それは、筒ポンプまたはエ
ンジンでは必要である。
ピストン支持板に接続されている球形頭部を有するピ
ストンは、回転軸と傾斜部(ピストンかライナーブロッ
ク)との間が、小角度または中角度のときに適当であ
る。遠心力がかかる部品がないので、高速を得られる。
往復運動する頭部を有するピストンは、広い角度で使
えるので、寸法を小さくしても、大きな排気量が得られ
る。
ライナーに沿ったどの点でも、曲面の接線により、従
って、流体の押圧力により、自動的に求心する頭部は、
ライナーの壁に、径方向の負荷を与えないので、摩損は
減り、効率は高まる。
最後に、このポンプは、分離したり遠心力が働く結合
部(特に連接棒)がないので、開回路でも閉回路でも、
関係なく同じ回転速度で働く。
閉回路の給水は、伝統的ないわゆるチャージポンプを
使用しないで、直接に得られる。
異なる水力学的回路用ポンプを組み合わせて、1つの
軸上にいくつかのポンプを設けることは容易であり、寸
法も小さくできる。これらのポンプは、高価な機械的結
合体を用いず、回路の特別な要求に合わせて寸法を決
め、かつ調整することができる。
本発明のいくつかの実施例を、添付の5つの図面に示
す。
図1は、本発明による4つのピストンと、4ストロー
クサイクルを有する内燃機関の断面図である。
図2は、回転するライナーブロックと対向する配分板
の側面図である。
図3は、2ストロークエンジンのイグニッション装置
の部分断面図である。
図4、図5は、それぞれ、湾曲ピストンを、90度角度
を変えて見た側面図である。
図6は、回転し、傾斜自在なライナーブロックを有す
る双方向排出可能な流体用ポンプ、エンジンまたはコン
プレッサーの縦断面図である。
図7は、傾斜板及び回転するライナーのブロックへ流
体を配分する板を、供給側から見た部分図である。
図8は、振動する頭部を有するピストンの断面図であ
る。
図9は、図6と同様、流体用ポンプまたはエンジンの
縦断面図であるが、ライナーブロックの代わりに、傾斜
自在なピストン支持板を備えている。
図10と図11は、それぞれ図4、図5と同様の側面図で
あるが、ピストン用であって、内熱機関用ではない。
図12は、球形ピストンの側面図である。
図13は、図6および図9と同様の液体用ポンプまたは
エンジンの縦断面図であるが、液体が逆流しないように
なっている。
図14は、図13と同様の液体用ポンプまたはエンジンの
縦断面図であるが、可変排気手段を備えている。
図1に示すように、駆動軸1は、エンジンのハウジン
グ2内のベアリング16部で回転する。駆動軸1の両端3
は、ピストンピン4によって、湾曲ピストン5と連結さ
れている。ピストン5は、前記両端3で駆動されて、回
転するライナーブロック7内に形成された湾曲ライナー
6内で移動する。
配分板8は、リング9上で回転し、排出管10と吸入管
11を備えている。
シリンダーヘッド12は、耐摩耗リング14と、配分板8
の厚さ内に形成された燃焼室15を介して、最大圧縮位置
でピストンと対向するイグニッションプラグ13を備えて
いる。
配分板8と、ライナーブロック7との間の隙間をなく
し、シールするためのバネ17は、駆動軸1の求心ブロッ
クの球形結合部18を押圧している。
スリーブ20のガイドベアリング19と配分板8は、ライ
ナーブロック7と共に回転する同軸駆動軸21、及び減速
ギア22,23,24を介して制御される。配分板8及び排出入
管10,11の冷却管26がある。またライナーブロック7に
管状の孔27を設けてある。
各湾曲ライナー6に設けた径方向の孔28は、ピストン
ピン4を組み立てるためのものである。ピストン5のシ
ールリング29の両端は、ピストンピン4により、各ピン
ボス30に接続されている。
図2に示すように、配分板8には、吸入口31,32、及
び対応する排出口33,34がある。また、図3に示すよう
に、2ストロークエンジンの固定配分板36には燃焼室35
がある。
本発明の第2実施例では、図6に示すように、流体用
ポンプ、エンジンまたは流体作動式コンプレッサーの駆
動軸37に、キー溝38によって、回転板式ピストン支持板
39が取り付けられている。
回転板式ピストン支持板39に螺合されているピストン
胴部40の中心には、軸方向の流体圧を補償する孔41があ
り、かつ球形膨出部を有する頭部42を備え、球形膨出部
の外周には、シールリング43を設けてある。
駆動軸37により、ボールジョイント46を介して、ライ
ナーブロック45は回転し、そのライナー44の中で、ピス
トンは駆動される。
補償バネ47は、前記ボールジョイント46に作用し、軸
方向の流体圧補償凹孔49が対面している耐摩耗ライニン
グ48に対してスライドする回転板式ピストン支持板39を
押圧している。
ライナー44から配分キャップ51へ流体を通す孔50は、
ライナーブロック45の側にスロット52と孔53を備えてお
り、それらは、液送管54,55に通じている。
ハウジング58と連結されている平行な面で駆動される
振動用配分キャップ51の中心に、スロット56がある。
ピストンの球形頭部59は、球形頭部のネジ60と、ピス
トン胴部40とピストン頭部59との間の対応する球形面61
を介して、ピストン胴部40上で振動することができる。
本発明の第3実施例では、共通部品についての説明は
繰り返さないが、図9に示すように、ピストン62は、ブ
ロック63内の湾曲ライナー44内で動くことができ、ブロ
ック63には、流体の供給路を有するカバー65と面してい
る供給孔がある。
回転板式ピストン支持板66は、ボールジョイント46で
駆動され、かつ対応する傾斜自在配分キャップ67と面し
ている。平行面68は、ハウジング58内のブロック69を押
圧している。
図10は、湾曲ライナー44の中心軸70、シールリング43
の台座71,及びピストン胴部40の中心軸72を示す。
図13に示すように、回転板式ピストン支持板73は、キ
ー溝38によって駆動軸37に取り付けられており、ピスト
ン支持板73に接続され、互いに向かい合っている2本の
ピストン40を支持している。ピストン40内に軸方向の孔
74があり、対応するライナー室に接続されている。
供給路のないライナーブロック75は、ライナーブロッ
ク45のように、しかしディーゼルサイクルで回転する。
シリンダーヘッド12に固着されている配分板8を有する
2ストロークエンジンの場合、特別室15または35を介し
て燃焼を始める。
同軸駆動軸21を、減速ギア22,23,24と共に駆動する
と、スリーブ20を介して、配分板8はコントロールさ
れ、回転は半減する。
ピストン5が、湾曲ライナー6内を往復運動する間、
回転軸間の高角度による通路の僅かな差異は、回転の中
間位置である45度、135度、225度、315度で、ピストン
が径方向に僅かにスライドすることと、ハブ30のピン4
で僅かに振動することによって補償される。
冷却液は、パイプ25を介して、ラジエータから吸引さ
れ、中空軸21を経て、ライナーブロック7へ導かれる。
ライナー間にある径方向の導管(図示せず)によっ
て、孔27から冷却液が出る。それは、ライナーブロック
7の回転により遠心分離され、ハウジング2の内部量を
満たして、それを暖め、そこからチューブ(図示せず)
を経てラジエータへ行く。
スリーブ20と同軸の駆動軸21との間の壁により、冷却
液は、配分板8の中央部を冷却し、導管により排出入管
をも冷却する。
第2実施例における液体用ポンプ、エンジンまたはコ
ンプレッサーの作用は、次のとおりである。
液送管54,55を流れ、スロット52、孔53及び孔50を通
過した圧力下の液体は、ライナー44へ入る。
ピストン頭部42の表面上の作用は、シールリング43の
位置に応じて配分される。すなわち、ピストン胴部40へ
軸方向に正しく配分され、ピストンからライナーへ伝え
られる径方向の成分はない。
駆動軸37が始動すると、キー溝38によって、回転板式
ピストン支持板39へ回転が伝わる。孔41によって、ライ
ナー44と同じ圧力に保たれる凹孔49は、回転板式ピスト
ン支持板39とピストン上の軸方向の液圧をバランスさせ
る。
ベルビルワッシャー47は、ライナーブロック45、配分
キャップ51、及びハウジング58との間の隙間をなくす。
予荷重は、大気圧で液体が吸引される間に生じる力より
かなり大きい。
円筒面57で滑らせて、配分キャップ51の傾斜角度を変
えることにより、排気量を変えて、用途を広めることが
できる。
ピストンとライナーは、回転軸間で広い角度を有して
いるので、往復運動するピストンの頭部59の中心はピス
トンの外となり、かつ液体の中にあるため、常にバラン
スが保たれる。
これに反して、通常のピストンでは、液体と接触する
面から相当離れたところにピストンピンがある。
第3実施例における液体用ポンプ、エンジンまたはコ
ンプレッサーの作用は、次のとおりである。駆動軸37の
基本的位置は逆である。すなわち、2つのものを駆動す
るのは、ライナーブロック63である。この配置によっ
て、ピストン頭部62に径方向の分力が生じ、急速にライ
ナーを消耗させる。
頭部62を有するピストンは、たとえそれを作るのが難
しくても、中心軸間の高角度の傾斜に、より適応するよ
うになる。また、これを実現する排気量の変化は、この
場合、配分キャップ67の傾斜度による。
図13および図14は、液体用ポンプ、エンジンまたはコ
ンプレッサーの異なる分野での2つの使用法を示す。
第1は、一連の排気量の変化を得られるピストンと、
他の一連の固定ピストンを有する逆流しないポンプまた
はエンジンである。
第2は、一連の排気量を変えられるピストンを備え、
液送管54,55の隣に矢印で示すように逆流も可能であ
る。
配分キャップ51、76は、公知の外部制御手段を介して
傾斜させられる。
両者とも、駆動軸37に取り付けられた回転板式ピスト
ン支持板73が、向かい合うライナー44間の軸方向の押圧
力のバランスをとる。
ピストン内に軸方向の孔74があるので、液の通過によ
る影響は小さい。
液体用ポンプまたはコンプレッサーとしての作用は、
配分キャップ51、76のあらゆる角度で満足させられる
が、エンジンとして作用する時は、排気量をゼロにセッ
トするのは不可能であるので、角度をあまり小さくして
はいけない。
図13、図14の2本のピストン間の液の動きをなくす
と、効率が下がるので、図13の装置の排気量を完全にゼ
ロにセットしてはならない。
配分キャップ76の傾斜は、図13と反対としてはならな
い。
図14の装置の排気量を、配分キャップ76,51を逆にし
て変えてはならない。配分キャップ76,51は、排気量が
ゼロの時平行になる。
液体をそれぞれ両方向に流れるようにするためには、
配分キャップ76,51を、図14に示すように、またはその
反対のように傾斜させればよい。
実際の製品で、寸法や作動要領の詳細が、上記と異な
っていても、技術思想的に同じであれば、本発明の特許
に含まれる。
本発明によると、図6および図9に示す液体用ポン
プ、エンジンまたはコンプレッサーの、排気量は一定と
なる。また、一定のディストリビュータをハウジングに
挿入することにより、洞49か孔64を介して、ポンプとエ
ンジンを対にすることができ、コンパクトな流体力学的
駆動装置が得られる。
この実施例によると、寸法や重量を小さくすることが
でき、高速回転を得ることができる。
最後に、ピストンをハウジングに固着し、駆動軸に接
続された軸方向または径方向のカムによって、ライナー
ブロックを往復運動しうるように設けると、カム以外に
可動部のない液体用ポンプ、エンジンまたはコンプレッ
サーを得るとができ。
これは、液体用ポンプまたはエンジンの場合、きわめ
て好都合である。
本発明におけるピストン5,42,59,または62と、回転す
るライナーブロック7と、類似の、排気量を変えうる液
体用ポンプ、エンジンまたはコンプレッサーにより、排
気量を減らし、現在使われている混合割合を調整するた
めの複雑な手段を使わずに、ガソリンと空気の混合を容
易にし、低コストで、効率の高い吸熱エンジンを得るこ
とができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭51−10205(JP,A) 特開 昭55−14994(JP,A) 仏国特許出願公開1408719(FR,A 1) 米国特許3648567(US,A) 国際公開86/000662(WO,A1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F04B 13/04 F04B 1/20 F04B 27/06 F04B 29/00

Claims (13)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ハウジング(2,58)と、 回転軸を有する駆動軸(1,37)と、 駆動軸の両端(3)とピストン胴部(40)を介して、
    駆動軸(1,37)に固着され且つ駆動軸(1,37)に概ね平
    行な複数のピストン(5,42,59,62)と、 前記ハウジング(2,58)内で、前記駆動軸(1,37)の
    回転軸を横断するライナーブロック(7,45,63,75)の回
    転軸の周りで回転する複数のライナー(6,44)を具備し
    たライナーブロック(7,45,63,75)とを備えていて、 前記ピストン(5,42,59,62)が、ライナー(6,44)の
    回転軸と一致するか又は中心軸を同じとする傾斜軸上で
    ライナー(6,44)と共に回転している流体作動機械であ
    って、 (イ)ライナー(6,44)が、アーチ形に湾曲していて、
    その湾曲面が、前記中心軸の方を向いており、湾曲の中
    心が回転軸上にあること、 (ロ)ライナー(6,44)が、駆動軸(1、37)の中心軸
    と同じく湾曲の中心と一致するか、又は通過しているこ
    と、 (ハ)ピストンが、ライナー(6,44)の回転軸と一致す
    るか、又は同じ湾曲の中心を通過する傾斜軸のまわり
    に、ライナー(6,44)と同期して回転することを特徴と
    する流体作動機械。
  2. 【請求項2】ライナーブロック(7、45、63、75)の回
    転軸とピストン(5、42、59、62)の回転軸との間の傾
    斜角度を変えることによって、排気量を変化しうるよう
    になっていることを特徴とする請求項1記載の流体作動
    機械。
  3. 【請求項3】ピストン(5、62)が、連接棒を介在させ
    ることなく、駆動軸(1、37)又は回転板式ピストン支
    持板(39、66、73)に固着されているか、又は往復運動
    しうるように接続されていることを特徴とする請求項1
    又は2記載の流体作動機械。
  4. 【請求項4】ピストン(5,42,59,62)が、シールリング
    (29、43)を具備した球形頭部(42、59)を備えてい
    て、且つピストン頭部に配置されて球形の密着面を有し
    ていて、球形の密着面が各ライナー(6、44)の軸に対
    して径方向に壁体と接触するようになっていることを特
    徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の流体作動機
    械。
  5. 【請求項5】ピストン(5、26)が、ライナー(6、4
    4)と同様に湾曲しており、かつ球形の密着面を有する
    シールリング(29、43)を備えていることを特徴とする
    請求項1〜3のいずれかに記載の流体作動機械。
  6. 【請求項6】ライナー(6、44)へ連結される少なくと
    も1つの吸引口(31、32)と、少なくとも1つの排出口
    (33、34)と、ハウジング(2)に対して回転するか、
    又は回転しない少なくとも1つの燃焼室(15)とを備え
    ている配分板(8)を、ライナーブロック(7)に隣接
    して備えていることを特徴とする請求項1〜5のいずれ
    かに記載の燃焼室を備える流体作動機械。
  7. 【請求項7】配分板(8)が回転して、掃気工程の末端
    位置で、4ストロークサイクルの完全閉鎖領域を形成す
    ることを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の流
    体作動機械。
  8. 【請求項8】単一の補助冷却及び潤滑回路を有すること
    を特徴とする請求項6又は7に記載の流体作動機械。
  9. 【請求項9】ライナーブロック(7,45、63、75)が、冷
    却及び潤滑回路用ポンプの可動部として作用するように
    なっていることを特徴とする請求項6〜8のいずれかに
    記載の流体作動機械。
  10. 【請求項10】回転板式ピストン支持板(39、66、73)
    又はライナーブロック(45、63、75)のいずれかが、駆
    動軸(37)にキー溝で取り付けられているか、又は固着
    されていることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに
    記載の流体作動機械。
  11. 【請求項11】ピストン(5,42,59,62)が、胴部(40)
    に固着されている頭部を有し、胴部(40)が、回転板式
    ピストン支持板(39、66、73)に固着されていることを
    特徴とする請求項1〜5又は10のいずれかに記載の流体
    作動機械。
  12. 【請求項12】往復運動するピストン(5,42,59,62)の
    頭部(59)が、胴部(40)との接触面(61)、及び球形
    で同心の接続ボトルの頭部(60)との接触面を有してい
    ることを特徴とする請求項1〜11のいずれかに記載の流
    体作動機械。
  13. 【請求項13】配分キャップ(51、67、76)に当接して
    いるピストン(5,42,59,62)とライナー(6,44)間の傾
    斜を変えることにより、排気量を変化させることがで
    き、配分キャップの背面が、円筒面で、ライナーブロッ
    ク(45、63)とピストン(5,42,59,62)の回転軸間の同
    じ交点を通過する回転軸を有していることを特徴とする
    請求項1〜12のいずれかに記載の流体作動機械。
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