JPS597413Y2 - 吸込みノズル - Google Patents
吸込みノズルInfo
- Publication number
- JPS597413Y2 JPS597413Y2 JP34478U JP34478U JPS597413Y2 JP S597413 Y2 JPS597413 Y2 JP S597413Y2 JP 34478 U JP34478 U JP 34478U JP 34478 U JP34478 U JP 34478U JP S597413 Y2 JPS597413 Y2 JP S597413Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- suction
- curtain
- inner cylinder
- nozzle
- jet
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Description
【考案の詳細な説明】
本考案は吸込みノズルに係り、特に、吸引ポンプ等の吸
込み口に使用するのに好適な吸込みノズルに関する。
込み口に使用するのに好適な吸込みノズルに関する。
従来、吸引ポンプ等により水底のごみ、ヘドロ、土砂等
を吸引するためには、ポンプに接続した吸込みノズルを
水底に充分接近させなければならなかった。
を吸引するためには、ポンプに接続した吸込みノズルを
水底に充分接近させなければならなかった。
このため、凹凸の激しい水底の場合、ノズルを水底に充
分接近させることができず、充分な吸引排出機能を発揮
し得ないという欠点があった。
分接近させることができず、充分な吸引排出機能を発揮
し得ないという欠点があった。
本考案は、前述した従来のものにおける欠点を除去し、
吸込み高さを高くしても充分吸引し得るようにした吸引
ノズルを提供することを目的としてなされたもので、吸
込み内筒および外簡により形或されるカーテンジェット
ノズルがら流体をカーテン状に噴射するとともに、この
ジェットカーテンを部分的に厚く、かつ旋回速度を与え
るようにし、吸引および旋回の負圧により被吸込み物を
ノズルの直下まで誘引した上で、攪拌して浮き上らせ吸
引するようにしたもので゛ある。
吸込み高さを高くしても充分吸引し得るようにした吸引
ノズルを提供することを目的としてなされたもので、吸
込み内筒および外簡により形或されるカーテンジェット
ノズルがら流体をカーテン状に噴射するとともに、この
ジェットカーテンを部分的に厚く、かつ旋回速度を与え
るようにし、吸引および旋回の負圧により被吸込み物を
ノズルの直下まで誘引した上で、攪拌して浮き上らせ吸
引するようにしたもので゛ある。
以下、本考案を図面に示す実施例により説明する。
第1図および第2図は本考案の第1実施例を示すもので
あり、吸込みノズル1は吸込み内筒2を有し、この内筒
2の吸込み側端部近傍は拡開している。
あり、吸込みノズル1は吸込み内筒2を有し、この内筒
2の吸込み側端部近傍は拡開している。
そして、この内筒2は図示しない吸引ポンプ等に接続さ
れており、その吸込み側の開口端3から被吸込み物4を
吸込めるようになっている。
れており、その吸込み側の開口端3から被吸込み物4を
吸込めるようになっている。
前記内筒2の吸込み側端部近傍の外周には、外筒5が内
筒2と一定の間隙6をもって配設されている。
筒2と一定の間隙6をもって配設されている。
そして、この間隙6はパイプ7を介し図示しない加圧ポ
ンプと接続されており、この間隙6には空気、水等の流
体が供給され、この流体は内筒2および外筒5の吸込み
側開口端の間から噴射されるようになっている。
ンプと接続されており、この間隙6には空気、水等の流
体が供給され、この流体は内筒2および外筒5の吸込み
側開口端の間から噴射されるようになっている。
ここで、間隙、すなわち通路6は吸込側開口端において
絞られ、カーテンジェットノズル8が形或されている。
絞られ、カーテンジェットノズル8が形或されている。
したがって、前記通路6を通ってきた流体は、このカー
テンジェットノズル8からカーテン状に前記内筒2の吸
込み側開口端3を覆うように噴射されるようになってい
る。
テンジェットノズル8からカーテン状に前記内筒2の吸
込み側開口端3を覆うように噴射されるようになってい
る。
なお、第1図中符号9はこのジェットカーテンを示して
いる。
いる。
また、前記通路6内には内筒2の軸線方向に延在する複
数の整流板10.10・・・・・・が配設されており、
この通路6を通過する流体を整流するようになっている
。
数の整流板10.10・・・・・・が配設されており、
この通路6を通過する流体を整流するようになっている
。
前記内筒2の拡開部11には、第2図に詳示するように
、内側に突出する複数の長溝12,12・・・・・・が
内筒2の法線方向に対し30゜程度の鋭角をなすように
形威されている。
、内側に突出する複数の長溝12,12・・・・・・が
内筒2の法線方向に対し30゜程度の鋭角をなすように
形威されている。
したがって、この長溝12の位置する部分の前記カーテ
ンジェットノズル8は幅広くなり、これにより形或され
るジェットカーテン9も部分的に厚く補強され、しかも
このジェットカーテン9の厚い部分には旋回速度が与え
られることになる。
ンジェットノズル8は幅広くなり、これにより形或され
るジェットカーテン9も部分的に厚く補強され、しかも
このジェットカーテン9の厚い部分には旋回速度が与え
られることになる。
つぎに、前述した実施例の作用を説明する。
図示しない吸引ポンプ等を始動すると、内筒2の開口端
3から水とともに水底の土砂といった被吸込み物4が吸
込まれる。
3から水とともに水底の土砂といった被吸込み物4が吸
込まれる。
一方、図示しない加圧ポンプも吸引ポンプとともに始動
されているので、ジェットカーテン9がカーテンジェッ
トノズノレ8から噴射される。
されているので、ジェットカーテン9がカーテンジェッ
トノズノレ8から噴射される。
このとき、内筒2の吸込み側端部近傍は拡開しているの
で、ジェットカーテン9も徐々に拡開されスカート状に
なる。
で、ジェットカーテン9も徐々に拡開されスカート状に
なる。
そして、内筒2内の吸込み通路には吸引負圧が働くので
、ジェットカーテン9は、該カーテン8の内外の圧力差
により、第1図に示すように、内側に曲げられる。
、ジェットカーテン9は、該カーテン8の内外の圧力差
により、第1図に示すように、内側に曲げられる。
よって、ジェットカーテン9の外部の水はこのカーテン
9の下部より周囲の被吸込み物4とともに力−テン9内
に流入するので、被吸込み物4は容易に吸込まれる。
9の下部より周囲の被吸込み物4とともに力−テン9内
に流入するので、被吸込み物4は容易に吸込まれる。
なお、前記ジェットカーテン9は部分的に厚く補強され
ており、前述した内側への曲りはかなりの長さの直線部
を介して生じるので、吸込み高さHを高くすることがで
きる。
ており、前述した内側への曲りはかなりの長さの直線部
を介して生じるので、吸込み高さHを高くすることがで
きる。
ところで、前記ジェットカーテン9の厚く補強された部
分には旋回速度が与えられているのでジェットカーテン
9の旋回渦が形戊され、この旋回渦の中心部たる内筒2
の直下位置は前記吸引負圧にこの旋回の負圧が加わった
状態になり、周囲の被吸込み物4は急速に中心部に誘引
される。
分には旋回速度が与えられているのでジェットカーテン
9の旋回渦が形戊され、この旋回渦の中心部たる内筒2
の直下位置は前記吸引負圧にこの旋回の負圧が加わった
状態になり、周囲の被吸込み物4は急速に中心部に誘引
される。
そして、この旋回渦により攪拌されて浮き上がり、さら
に容易に吸込まれる。
に容易に吸込まれる。
一方、前記ジェットカーテン9には、その旋回により遠
心力が働き、このカーテン9は、該カーテン9の内外の
圧力差に抗して外側に拡がろうとするので、これによっ
ても吸込み高さHは高くなる。
心力が働き、このカーテン9は、該カーテン9の内外の
圧力差に抗して外側に拡がろうとするので、これによっ
ても吸込み高さHは高くなる。
第3図および第4図は本考案の第2実施例を示すもので
あるが、前述した第■実施例と異なるところは、前記長
溝12に代えて、この長溝12と同位置に角筒状のバイ
パスノズル13.13・・・・・・を設けたもので゛あ
る。
あるが、前述した第■実施例と異なるところは、前記長
溝12に代えて、この長溝12と同位置に角筒状のバイ
パスノズル13.13・・・・・・を設けたもので゛あ
る。
このバイパスノズル13は、内筒2の拡開部11に取付
けられており、通路6を通る流体の一部を噴出するよう
になっている。
けられており、通路6を通る流体の一部を噴出するよう
になっている。
このような構戒によっても、ジェットカーテン9を補強
するとともに、ジェットカーテン9に旋回速度を与える
ことになるので、前述した実施例と同様の作用をなすこ
とができる。
するとともに、ジェットカーテン9に旋回速度を与える
ことになるので、前述した実施例と同様の作用をなすこ
とができる。
なお、他の構戊は第1実施例と同様なので、図面中に同
一の符号を付し、説明は省略した。
一の符号を付し、説明は省略した。
前述した両実施例においては、長溝12、バイパスノズ
ル13をそれぞれ内筒2の法線方向に対し傾斜させてジ
ェットカーテン9に旋回渦を形或させるようにしている
が、これらの長溝12、バイパスノズル13を法線方向
に向けて単なる補強とし、ジェットカーテン9の旋回渦
の形戊は、整流板10を偏向させて行なってもよい。
ル13をそれぞれ内筒2の法線方向に対し傾斜させてジ
ェットカーテン9に旋回渦を形或させるようにしている
が、これらの長溝12、バイパスノズル13を法線方向
に向けて単なる補強とし、ジェットカーテン9の旋回渦
の形戊は、整流板10を偏向させて行なってもよい。
また、前述した実施例においては、水底の土砂等の吸引
について説明したが、本考案は、大気中において、ごみ
の収集、敷物倉庫の穀粒の収集にも適用し得るものであ
る。
について説明したが、本考案は、大気中において、ごみ
の収集、敷物倉庫の穀粒の収集にも適用し得るものであ
る。
本考案に係る吸込みノズルは、前述したように、ノズル
の外周にジェットカーテンを形成して、力−テン内外の
圧力差を利用して被吸込み物を吸引するとともに、この
ジェットカーテンを部分的厚く補強して吸込み高さを高
めているし、さらにはジェットカーテンを旋回して、こ
の旋回渦によりノズル直下に誘引した被吸込み物を、攪
拌し、浮き上がらせてより確実に吸引するようにしたの
で、吸込み高さを高くしても充分吸込むことができ、特
に、凹凸の激しい水底での吸引作業に好適である。
の外周にジェットカーテンを形成して、力−テン内外の
圧力差を利用して被吸込み物を吸引するとともに、この
ジェットカーテンを部分的厚く補強して吸込み高さを高
めているし、さらにはジェットカーテンを旋回して、こ
の旋回渦によりノズル直下に誘引した被吸込み物を、攪
拌し、浮き上がらせてより確実に吸引するようにしたの
で、吸込み高さを高くしても充分吸込むことができ、特
に、凹凸の激しい水底での吸引作業に好適である。
第1図は本考案に係る吸込みノズルの第1実施例を示す
一部縦断側面図、第2図は第1図のIIII線による矢
視図、第3図は本考案に係る吸込みノズルの第2実施例
を示す一部縦断側面図、第4図は第3図のIV−IV線
による矢視図である。 1・・・・・・吸込みノズル、2・・・・・・吸込み内
筒、4・・・・・・被吸込み物、5・・・・・・外筒、
6・・・・・・間隙(通路)、8・・・・・・カーテン
ジェットノズノレ、9・・・・・・ジェットカーテン、
12・・・・・・長溝、13・・・・・・バイパスノズ
ル。
一部縦断側面図、第2図は第1図のIIII線による矢
視図、第3図は本考案に係る吸込みノズルの第2実施例
を示す一部縦断側面図、第4図は第3図のIV−IV線
による矢視図である。 1・・・・・・吸込みノズル、2・・・・・・吸込み内
筒、4・・・・・・被吸込み物、5・・・・・・外筒、
6・・・・・・間隙(通路)、8・・・・・・カーテン
ジェットノズノレ、9・・・・・・ジェットカーテン、
12・・・・・・長溝、13・・・・・・バイパスノズ
ル。
Claims (1)
- 吸込み内筒と、この内簡の少なくとも吸込み側端部近傍
に配設された外筒と、この内筒と外筒とで形威され下方
が開放した間隙と、この間隙に傾斜して形威された溝と
、を有し、この間隙がら流体をカーテン状に噴射するカ
ーテンジェットノズルを形或し、このカーテンジェット
ノズルを、前記溝により円周方向において部分的に厚い
ジェットカーテンを形或すると共にこの厚いカーテンの
部分に旋回速度を与えるように構成したことを特徴とす
る吸込みノズル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34478U JPS597413Y2 (ja) | 1978-01-06 | 1978-01-06 | 吸込みノズル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34478U JPS597413Y2 (ja) | 1978-01-06 | 1978-01-06 | 吸込みノズル |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS54105136U JPS54105136U (ja) | 1979-07-24 |
JPS597413Y2 true JPS597413Y2 (ja) | 1984-03-07 |
Family
ID=28801522
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP34478U Expired JPS597413Y2 (ja) | 1978-01-06 | 1978-01-06 | 吸込みノズル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS597413Y2 (ja) |
-
1978
- 1978-01-06 JP JP34478U patent/JPS597413Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS54105136U (ja) | 1979-07-24 |
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