JPS6319600Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6319600Y2 JPS6319600Y2 JP9377084U JP9377084U JPS6319600Y2 JP S6319600 Y2 JPS6319600 Y2 JP S6319600Y2 JP 9377084 U JP9377084 U JP 9377084U JP 9377084 U JP9377084 U JP 9377084U JP S6319600 Y2 JPS6319600 Y2 JP S6319600Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- impeller
- balance hole
- liner ring
- boss
- inclined surface
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000002002 slurry Substances 0.000 description 12
- 239000007788 liquid Substances 0.000 description 4
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 4
- 238000009825 accumulation Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 239000002245 particle Substances 0.000 description 1
- 238000005086 pumping Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Control Of Non-Positive-Displacement Pumps (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は、羽根車にライナーリングが設けられ
ていて、そのライナーリングと羽根車のボスとに
より形成される凹部にバランスホールが明けられ
た立軸ポンプの羽根車の改良に関する。
ていて、そのライナーリングと羽根車のボスとに
より形成される凹部にバランスホールが明けられ
た立軸ポンプの羽根車の改良に関する。
第1図イ,ロにこの種の羽根車の一例を示し、
全体を1′で示す羽根車にはライナーリング2が
設けられており、このライナーリング2と羽根車
のボス3とにより形成される環状凹部4には図示
の例では90度の間隔をへだてて4個のバランスホ
ール5が明けられている。
全体を1′で示す羽根車にはライナーリング2が
設けられており、このライナーリング2と羽根車
のボス3とにより形成される環状凹部4には図示
の例では90度の間隔をへだてて4個のバランスホ
ール5が明けられている。
ところで、従来のこの種の羽根車においては、
環状凹部4はその内径側および外径側が共に同一
中心の円でライナーリング2の内周壁2aとボス
3の外周壁3aとで側壁が形成されている。
環状凹部4はその内径側および外径側が共に同一
中心の円でライナーリング2の内周壁2aとボス
3の外周壁3aとで側壁が形成されている。
このような羽根車1を備えたポンプをスラリー
分の多い液で使用すると、ポンプの停止時に揚液
中のスラリーが環状凹部4のバランスホール5か
ら遠い部分に、第1図イ,ロに点線で示すように
堆積し、バランスホール5から排出しきれない欠
点があつた。そして堆積したスラリーは固化成長
してこの部分に溜ることになり、揚液上種々の不
都合を生じることとなる。
分の多い液で使用すると、ポンプの停止時に揚液
中のスラリーが環状凹部4のバランスホール5か
ら遠い部分に、第1図イ,ロに点線で示すように
堆積し、バランスホール5から排出しきれない欠
点があつた。そして堆積したスラリーは固化成長
してこの部分に溜ることになり、揚液上種々の不
都合を生じることとなる。
本考案は、ライナーリングおよびバランスホー
ルを形成した従来の羽根車の前記欠点を解決し、
ポンプ停止時に揚液中のスラリーが堆積しづら
く、かつポンプ運転中のスラリーの排出がスムー
ズになされる立軸ポンプの羽根車を提供すること
を目的としてなされたものである。
ルを形成した従来の羽根車の前記欠点を解決し、
ポンプ停止時に揚液中のスラリーが堆積しづら
く、かつポンプ運転中のスラリーの排出がスムー
ズになされる立軸ポンプの羽根車を提供すること
を目的としてなされたものである。
このため本考案によれば、羽根車にライナーリ
ングが設けられていてそのライナーリングと羽根
車のボスとにより形成するる環状凹部にバランス
ホールが明けられた立軸ポンプの羽根車におい
て、前記ライナーリングの内周壁にライナーリン
グに向つて高くなる傾斜面が設けられており、そ
の傾斜面の内側縁と前記ボスの外周壁との隔たり
はバランスホールに向つて漸増し、バランスホー
ルの部分が最大とされている立軸ポンプの羽根車
が提供される。
ングが設けられていてそのライナーリングと羽根
車のボスとにより形成するる環状凹部にバランス
ホールが明けられた立軸ポンプの羽根車におい
て、前記ライナーリングの内周壁にライナーリン
グに向つて高くなる傾斜面が設けられており、そ
の傾斜面の内側縁と前記ボスの外周壁との隔たり
はバランスホールに向つて漸増し、バランスホー
ルの部分が最大とされている立軸ポンプの羽根車
が提供される。
ライナーリングの内周壁、したがつてバランス
ホールが形成された環状凹部にこのような傾斜面
を設けることにより、揚液中のスラリーがポンプ
停止時には傾斜面の作用によりバランスホールか
ら流出し易くなり、またポンプ運転時には遠心力
によりバランスホールに引き寄せられて排出ガス
ムーズになされる。
ホールが形成された環状凹部にこのような傾斜面
を設けることにより、揚液中のスラリーがポンプ
停止時には傾斜面の作用によりバランスホールか
ら流出し易くなり、またポンプ運転時には遠心力
によりバランスホールに引き寄せられて排出ガス
ムーズになされる。
以下、図面を参照して本考案の実施例につき説
明する。
明する。
第2図イ,ロにおいて全体を1で示す羽根車に
は第1図イ,ロに示すものと同様にライナーリン
グ2が設けてられており、このライナーリング2
と羽根車のボス3とにより形成される環状凹部4
には図示の例では90度の間隔をへだてて4個のバ
ランスホール5が明けられている。バランスホー
ル5間のライナーリング2の内周壁2aにはライ
ナーリング2に向つて高くなる傾斜面6が設けら
れており、この傾斜面6の内側縁6aとボス3の
外周壁3aとの隔りはバランスホール5に向つて
漸増し、バランスホール5の所で最大で、中間点
が最小となつている。傾斜面6は図示の例ではバ
ランスホール5が90度の間隔をへだてて4個明け
られているので、バランスホール5間の4か所に
形成されている。
は第1図イ,ロに示すものと同様にライナーリン
グ2が設けてられており、このライナーリング2
と羽根車のボス3とにより形成される環状凹部4
には図示の例では90度の間隔をへだてて4個のバ
ランスホール5が明けられている。バランスホー
ル5間のライナーリング2の内周壁2aにはライ
ナーリング2に向つて高くなる傾斜面6が設けら
れており、この傾斜面6の内側縁6aとボス3の
外周壁3aとの隔りはバランスホール5に向つて
漸増し、バランスホール5の所で最大で、中間点
が最小となつている。傾斜面6は図示の例ではバ
ランスホール5が90度の間隔をへだてて4個明け
られているので、バランスホール5間の4か所に
形成されている。
ライナーリング2の内周壁2a、したがつてバ
ランスホール5が形成された環状凹部4にこのよ
うな傾斜面6を設けることにより、揚液中のスラ
リーがポンプ停止時には傾斜面6の作用によりバ
ランスホール5から流出し易くなり、またポンプ
運転時には遠心力によりバランスホール5に引き
寄せられて排出がスムーズになされる。
ランスホール5が形成された環状凹部4にこのよ
うな傾斜面6を設けることにより、揚液中のスラ
リーがポンプ停止時には傾斜面6の作用によりバ
ランスホール5から流出し易くなり、またポンプ
運転時には遠心力によりバランスホール5に引き
寄せられて排出がスムーズになされる。
以上説明したように本考案は、ライナーリング
の内周壁、したがつてバランスホールが形成され
た環状凹部に前記構成の傾斜面が設けられている
ので、揚液中のスラリーはポンプ停止時には傾斜
面の作用によりバランスホールからよく流出して
スラリーが堆積しずらくなり、したがつてスラリ
ーが固化成長してこの部分に溜ることを防止し、
またポンプ運転時にはスラリーは遠心力によりバ
ランスホールに引き寄せられてスムーズに排出さ
れ、この部分の摩耗をすくなくすることができ
る。
の内周壁、したがつてバランスホールが形成され
た環状凹部に前記構成の傾斜面が設けられている
ので、揚液中のスラリーはポンプ停止時には傾斜
面の作用によりバランスホールからよく流出して
スラリーが堆積しずらくなり、したがつてスラリ
ーが固化成長してこの部分に溜ることを防止し、
またポンプ運転時にはスラリーは遠心力によりバ
ランスホールに引き寄せられてスムーズに排出さ
れ、この部分の摩耗をすくなくすることができ
る。
第1図イ,ロはライナーリングおよびバランス
ホールが形成された従来の立軸ポンプの羽根車を
示し、イは平面図、ロはイのA−O−B線断面
図、第2図イ,ロはライナーリングおよびバラン
スホールが形成された本考案の実施例に係る立軸
ポンプの羽根車を示し、イは平面図、ロはイにA
−O−B線断面図である。 1……羽根車、2……ライナーリング、3……
ボス、4……環状凹部、5……バランスホール、
6……傾斜面。
ホールが形成された従来の立軸ポンプの羽根車を
示し、イは平面図、ロはイのA−O−B線断面
図、第2図イ,ロはライナーリングおよびバラン
スホールが形成された本考案の実施例に係る立軸
ポンプの羽根車を示し、イは平面図、ロはイにA
−O−B線断面図である。 1……羽根車、2……ライナーリング、3……
ボス、4……環状凹部、5……バランスホール、
6……傾斜面。
Claims (1)
- 羽根車にライナーリングが設けられていてその
ライナーリングと羽根車のボスとにより形成され
る環状凹部にバランスホールが明けられた立軸ポ
ンプの羽根車において、前記ライナーリングの内
周壁にライナーリングに向つて高くなる傾斜面が
設けられており、その傾斜面の内側縁と前記ボス
の外周壁との隔たりはバランスホールに向つて漸
増し、バランスホールの部分が最大とされている
ことを特徴とする立軸ポンプの羽根車。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9377084U JPS619592U (ja) | 1984-06-25 | 1984-06-25 | 立軸ポンプの羽根車 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9377084U JPS619592U (ja) | 1984-06-25 | 1984-06-25 | 立軸ポンプの羽根車 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS619592U JPS619592U (ja) | 1986-01-21 |
JPS6319600Y2 true JPS6319600Y2 (ja) | 1988-06-01 |
Family
ID=30651744
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9377084U Granted JPS619592U (ja) | 1984-06-25 | 1984-06-25 | 立軸ポンプの羽根車 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS619592U (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63124393U (ja) * | 1987-02-06 | 1988-08-12 | ||
JPS63181289U (ja) * | 1987-05-18 | 1988-11-22 | ||
JPH0159087U (ja) * | 1987-10-09 | 1989-04-13 | ||
JP4602040B2 (ja) * | 2004-09-27 | 2010-12-22 | 新明和工業株式会社 | 液体ポンプ用羽根車 |
-
1984
- 1984-06-25 JP JP9377084U patent/JPS619592U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS619592U (ja) | 1986-01-21 |
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