JPS6329903Y2 - - Google Patents

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JPS6329903Y2
JPS6329903Y2 JP13283881U JP13283881U JPS6329903Y2 JP S6329903 Y2 JPS6329903 Y2 JP S6329903Y2 JP 13283881 U JP13283881 U JP 13283881U JP 13283881 U JP13283881 U JP 13283881U JP S6329903 Y2 JPS6329903 Y2 JP S6329903Y2
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JP
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pump
suction
stirring blade
sand
inverted umbrella
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JP13283881U
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  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は砂泥底に載置して用いられ、砂泥を
出来る限り吸込まないようにして液体だけを送る
ことを目的とする水中サンドポンプの撹拌羽根及
び隔壁に関するものである。
水中サンドポンプは砂地、砂泥地の底に沈め水
底に置かれた形で使用される。処が水中サンドポ
ンプの重量と水中サンドポンプが支持されている
砂泥層の部分を水中サンドポンプが砂泥を吸込む
ため水中サンドポンプは砂泥中へ沈降して地耐力
と水中サンドポンプの重量が釣合う所で移動しな
くなる。その際に吸込口回りが砂で蔽われて吸込
通路の送液通過面積を減少させてしまう。この状
態でポンプは液体と共に砂泥を吸込む。従つて吸
込口よりポンプ外部側の吸込通路の送液通過断面
積の減少、吸込抵抗の増大及び砂泥を吸込むため
等によりポンプ効率が低下する。
このためポンプ軸端に固定された吸込口を挿通
して下方に延出した軸を備える撹拌羽根を設け、
吸込口の下方を吸込口と撹拌羽根を隔てる隔壁で
蔽つて撹拌羽根と隔壁で砂泥の吸込みを防止する
と共に吸込通路の断面の確保を計ることが行われ
る。処が従来の隔壁は撹拌羽根のわずかに直上に
平板状のポンプ吸込カバーとの間をおいて平板状
の隔壁を配しており、隔壁とポンプ吸込カバーの
外周間を開放して周囲から吸込むようにしている
ものが多い。この従来例を運転すると隔壁と吸込
カバー間に砂泥を持込み、砂泥を吸込んでポンプ
性能をかなり低下させてしまう。
この考案は水中サンドポンプにおいてポンプが
砂泥を吸込むことの少い撹拌羽根と隔壁の最適な
形状と配置を求めることを目的とするものであ
る。
以下この考案の実施例について説明する。第1
図はこの考案の水中サンドポンプの側面図であ
る。この考案の水中サンドポンプは通常の水中サ
ンドポンプと同様上部に電動機1、下部にポンプ
部2を備え、電動機1は電動機フレーム3に上部
カバー4が固定され、上部カバー4より水中ケー
ブル5が密封されて電動機1に導かれている。
第2図は第1図のポンプ部の拡大縦断面図であ
る。
電動機フレーム3には密封輪6、パツキン7を
介してケーシングカバー8が嵌入し、ボルト9が
電動機フレーム3のボルト孔を挿通してケーシン
グカバー8にねじ込まれ固定されており、ケーシ
ングカバー8にはポンプケーシング11が嵌入し
ケーシングカバー8のボルト孔を挿通してポンプ
ケーシング11にボルト12がねじ込まれてい
る。
電動機1と共軸のポンプ軸13は電動機フレー
ム3とケーシングカバー8間に装着されたメカニ
カルシールのような軸封装置14により軸封され
てポンプ室15に突出し、ポンプ軸13にはキー
16を介して羽根車17が嵌入しており、羽根車
17はケーシングカバー8に嵌入するライナリン
グ18と〓間少く嵌入する円環状水封部19が一
体に形成せられ、ライナリング18の内周に嵌入
するオイルシール21のリツプが羽根車17のボ
ス外周に接している。
ポンプ軸13端のねじ部22には撹拌羽根23
の軸部23aの端部めねじがねじ込まれており、
羽根車17がポンプ軸13の軸方向に移動しない
ように締結されると共に撹拌羽根23も固定され
る。
ポンプケーシング11はポンプ室15に通ずる
ように吐出口24があり、ポンプ軸13の延長上
に吸込口25があるように吸込カバー26が密封
輪27を介して嵌入しており吸込カバー26と逆
傘型の隔壁28を共締めするように隔壁28と吸
込カバー26間に複数のデイスタンスピース29
を入れて、隔壁28、吸込カバー26の円周上に
配された複数のボルト孔とデイスタンスピース2
9のボルト孔を挿通してスタンド30がポンプケ
ーシング11にねじ込まれている。スタンド30
端には丸縁取りした平円板状の水中サンドポンプ
全体を支持するベースである隔壁31が当接し、
平板の隔壁31のボルト孔を挿通してボルト32
がスタンド30にねじ込まれている。
隔壁28と31の外周間は外部に対して開放さ
れている。
撹拌羽根23の側面図は第3図、第3図の底面
図は第4図、撹拌羽根23の斜視図は第5図に示
される。撹拌羽根23は円筒形のボス23−1の
先端に羽根板表23−2をボス23−1の中心を
わたる直径が棟となる屋根のように両側に斜設し
て設け、この屋根にまたがる形で翼断面角形の羽
根翼23−3をボス23−1外周に向つて後退す
るように設けてある。
撹拌羽根23はボス23−1の外周部分が逆傘
型の隔壁28の中心穴28aとは〓間少く対向す
るように挿通している。そして撹拌羽根23の周
囲で逆傘型の隔壁28の下面に沿つて放射状の水
流の生ずるように羽根翼23−3の外周を逆傘型
の隔壁28の中心穴のすぐ下側に配して撹拌羽根
23を逆傘型の隔壁28の軸方向に対して位置さ
せてあり、且つ、撹拌羽根23の下方で水平方向
に撹拌羽根23を中心に求心吸込流が生じるよう
に撹拌羽根23の下方に間隔をおいて隔壁31を
配してある。
逆傘型の隔壁28外周と吸込カバー26の軸方
向の間隔は隔壁28の中心穴28aと撹拌羽根2
3のボス23−1との〓間にポンプ吸込口25の
吸込力が可及的に及ばず且つ、吸込カバー26と
逆傘型の隔壁28外周との間の吸込流が砂泥を流
動させて逆傘型の隔壁28上にできるだけ砂泥が
堆積しないように選ばれる。
以上でのべたように撹拌羽根23、逆傘型の隔
壁28、吸込口25、吸込カバー26、ポンプベ
ースとなる隔壁31の関係位置を定める。これら
はポンプの吸込性能により変化するものであり、
ポンプ及びポンプの使用条件により定められるも
のである。
尚、下部の隔壁31は附すことが望ましいが砂
泥底が比較的硬い地盤上に浅く砂泥が堆積してい
るような場合は、単なる脚、又は脚先端に地耐力
によりポンプが支持され得るだけの脚片を設ける
ようにしてもよい。
電動機部1が附勢されるとポンプ軸13は回転
し、キー16を介して羽根車17は回転し、同時
に撹拌羽根23が回転する。
第6図はこの実施例における水流の状態を示す
図であり、第7図は第6図の隔壁28に沿う流れ
の平面図である。第6図に示すように撹拌羽根2
3により矢線イのように隔壁31の上面に沿つて
撹拌羽根23を中心として水平方向に求心吸込流
が生じ撹拌羽根23に吸込まれて矢線ロのように
渦巻状に外方へ隔壁28の下面に沿つて流れる。
撹拌羽根23の中心附近は吸込吐出とも早い速
度で砂泥を含む液体は流れ、既にのべたように逆
傘型の隔壁28、撹拌羽根23、吸込口25、吸
込カバー26の関係を撹拌羽根23と逆傘型の隔
壁28の中心孔28aとの径方向〓間を小さく
し、吸込口25の吸込流の影響が該〓間に及ばな
いように逆傘型の隔壁28と吸込カバー26の軸
方向の間隔を定めてあるから、撹拌羽根23と逆
傘型の隔壁28の中心孔28aとの〓間をとおり
吸込口25に向つて直接流れる量が少ない。
矢線ロは中心より遠のく程速度のおそい流れで
あるから、液体中の砂は沈降する。特に液体中の
重いもの程中心部から遠くへ流されてから沈降す
る。矢線ロの水流の流れが遅くなつた位置で羽根
車17の吸込力により矢線ハのように吸込カバー
26と隔壁28間の外周から水溜中の砂泥を含む
ことの少い液体が流れ、吸込カバー26と逆傘型
の隔壁28の外周との間から主たる吸込流の矢線
ニと共に吸込カバー26と隔壁28間を軸部23
a中心に向つて流れ、吸込口25より吸込まれ、
ポンプ室15より羽根車17により昇圧増速され
て渦巻室をとおり吐出口24に液体は流れる。第
6図、第7図は実験による流れであつて砂泥を最
もよく分離した別の流れを形成してポンプは砂泥
の少ない液体のみ吸込むことが判明している。
以上のとおり、この考案の水中サンドポンプ
は、撹拌羽根は円筒形のボスに放射状に外周に向
つて後退する羽根翼を備え、中心に撹拌羽根のボ
スが隙間少く挿通する中心穴を設けた逆傘型の隔
壁を、該中心穴と撹拌羽根のボスとの隙間にポン
プ吸込口の吸込力が可及的に及ばず、且つ吸込カ
バーと逆傘型の隔壁外周との間の吸込流が砂泥を
流動させるように吸込カバーと間隔をおいて配し
てポンプケーシング側に固定し、撹拌羽根の周囲
で逆傘型の隔壁の下面に沿つて放射状の水流の生
ずるように羽根翼の外周を逆傘型の隔壁の中心穴
のすぐ下側に配して撹拌羽根を逆傘型の隔壁の軸
方向に対して位置させ、且つ撹拌羽根の下方で水
平方向に撹拌羽根を中心に求心吸込流が生じるよ
うに撹拌羽根の下方に間隔をおいてポンプを支持
するベースを配したから、運転時、砂泥を吸込む
ことが少くポンプ効率がよい。他の条件にして等
しければポンプ内部の摩耗は砂泥量に比例するか
らポンプの耐久性を確保する。撹拌羽根と逆傘型
の隔壁、ポンプを支持するベースは撹拌羽根を分
解しなくとも逆傘型の隔壁、ポンプを支持するベ
ースは分解でき、逆傘型の隔壁、ポンプを支持す
るベースを分解しなくとも撹拌羽根の分解ができ
砂泥により摩耗し易い部品交換が容易である。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の実施例の側面図、第2図は
第1図の下部の拡大縦断面図、第3図は撹拌羽根
の側面図、第4図は第3図の底面図、第5図は撹
拌羽根の斜視図、第6図はこの考案の作用を示す
縦断面図、第7図は第6図の平面図である。 1……電動機、2……ポンプ部、3……電動機
フレーム、4……上部カバー、5……水中ケーブ
ル、6……密封輪、7……パツキン、8……ケー
シングカバー、11……ポンプケーシング、9,
12……ボルト、13……ポンプ軸、14……軸
封装置、15……ポンプ室、16……キー、17
……羽根車、18……ライナリング、19……水
封部、21……オイルシール、22……ねじ部、
23……撹拌羽根、23a……軸部、23−1…
…ボス、23−2……羽根板表、23−3……羽
根翼、24……吐出口、25……吸込口、26…
…吸込カバー、27……密封輪、28,31……
隔壁、29……デイスタンスピース、30……ス
タンド、32……ボルト。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 吸込口と吐出口を備えたポンプ室を構成するポ
    ンプケーシング中に羽根車を備え、ポンプ軸延長
    上のポンプケーシングの吸込カバーに吸込口を配
    し、ポンプ軸端に固定して吸込口を挿通して先端
    に羽根翼を有する撹拌羽根をポンプ軸延長位置に
    備えポンプは撹拌羽根が砂泥底よりも間隔をおく
    ように支持されたものにおいて、撹拌羽根は円筒
    形のボスに放射状に外周に向つて後退する羽根翼
    を備え、中心に撹拌羽根のボスが〓間少く挿通す
    る中心穴を設けた逆傘型の隔壁を、該中心穴と撹
    拌羽根のボスとの〓間にポンプ吸込口の吸込力が
    可及的に及ばず、且つ吸込カバーと逆傘型の隔壁
    外周との間の吸込流が砂泥を流動させるように吸
    込カバーと間隔をおいて配してポンプケーシング
    側に固定し、撹拌羽根の周囲で逆傘型の隔壁の下
    面に沿つて放射状の水流の生ずるように羽根翼の
    外周を逆傘型の隔壁の中心穴のすぐ下側に配して
    撹拌羽根を逆傘型の隔壁の軸方向に対して位置さ
    せ、且つ撹拌羽根の下方で水平方向に撹拌羽根を
    中心に求心吸込流が生じるように撹拌羽根の下方
    に間隔をおいてポンプを支持するベースを配した
    水中サンドポンプ。
JP13283881U 1981-09-07 1981-09-07 水中サンドポンプ Granted JPS5837990U (ja)

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JP13283881U JPS5837990U (ja) 1981-09-07 1981-09-07 水中サンドポンプ

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JP13283881U JPS5837990U (ja) 1981-09-07 1981-09-07 水中サンドポンプ

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Publication Number Publication Date
JPS5837990U JPS5837990U (ja) 1983-03-11
JPS6329903Y2 true JPS6329903Y2 (ja) 1988-08-10

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ID=29926340

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JP13283881U Granted JPS5837990U (ja) 1981-09-07 1981-09-07 水中サンドポンプ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS6039800U (ja) * 1983-08-26 1985-03-19 日立造船株式会社 水中ポンプのサクションクリ−ナ

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JPS5837990U (ja) 1983-03-11

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