JPH0232865B2 - - Google Patents

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JPH0232865B2
JPH0232865B2 JP59277740A JP27774084A JPH0232865B2 JP H0232865 B2 JPH0232865 B2 JP H0232865B2 JP 59277740 A JP59277740 A JP 59277740A JP 27774084 A JP27774084 A JP 27774084A JP H0232865 B2 JPH0232865 B2 JP H0232865B2
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JP
Japan
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suction
pump
electric motor
shaft
motor
Prior art date
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JP59277740A
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JPS61157243A (ja
Inventor
Minoru Iwata
Nobuyuki Kuji
Masakazu Yamamoto
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Ebara Corp
Original Assignee
Ebara Corp
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 「産業上の利用分野」 この発明は水中電動機の外周に間隔をおいて吸
込ケーシングを配した水中ポンプに用いられる吸
込ケーシング付の水中電動機に関する。
「従来の技術」 第3図は従来例の吸込ケーシングを備えた水中
電動機にポンプを連結した縦断面図である。水中
電動機aの上部にステーbと中継板cを介してポ
ンプdが固定されている。吸込ケーシング21の
下部の多数の孔から吸込まれた液体は電動機フレ
ーム1と吸込ケーシング21間の輪状空間の吸込
通路44をとおつて上昇し、電動機a上部と中継
板c間の吸込ケーシング21の上部円筒部21a
で囲まれた電動機軸6とポンプ軸36を連結する
軸継手eのある吸込通路46に流れ、ポンプdの
吸込カバーfをとおり、ポンプdに吸込まれる。
第4図は他の従来例である。吸込ケーシング2
1の下部から吸込まれた液体は吸込通路44を上
昇し、吸込ケーシング21に固定された吸込カバ
ー24手前から始まる吸込通路46に入り、ポン
プdに吸込まれる。
このような第3図、第4図に示されるような吸
込ケーシングを備える水中電動機では電動機から
上方の吸込通路46は吸込ケーシング21の大き
さの直径の上部円筒部21aと中継板c(第3図)
もしくは第4図に示す吸込ケーシング21の上部
の内フランジ21bで画される円筒のおわんを伏
せた形となつており、この円筒部の中心側の電動
機の上部ブラケツト4の上部は複雑に凹凸があ
る。この凹凸は上部ブラケツト4に軸受、軸封装
置を備えるための観点からのみ定められている。
第4図の従来例では吸込カバー24中も円筒形で
ある。
第3図、第4図においてイ−イで示す線より上
の部分はポンプdとなつており、流れを考慮して
形が決められている。
「発明が解決しようとする問題点」 従来例では吸入流は電動機a下部から始まつて
おり、電動機上部又は電動機とポンプを連結する
ケーシング部材の形状は流れ学上全く考慮されて
おらず、渦を発生する等流体損失が大きくなつて
いる。又上部ブラケツト4の電動機軸6の出口の
軸封装置の外側部分gが大きな死水域となつてい
るために軸封装置外側に取扱液中の異物が集まり
堆積し易く、軸封装置に悪影響を及ぼしている。
このため電動機外周と、間隔をおいて吐出ケー
シングを配した水中電動機では電動機軸の出力側
が挿通する側のブラケツトを流水を滑かにするよ
うに滑かな形状にしている。然し、吐出ケーシン
グをポンプに締結しており、吐出ケーシングは円
筒形であるため、流水は充分滑かにならず、又、
吐出ケーシングをモータ枠に固定する必要があ
り、電動機及び吐出ケーシングの着脱が容易でな
いという問題点がある。
この発明は水中電動機外周に吸込ケーシングを
有する水中電動機における上記従来例の欠点をな
くして連続した流れが得られることにより、取扱
液体の流体損失を少くし、流れを滑らかにして吸
込通路壁に液体中の異物が堆積しない吸込通路を
備え、且つ、電動機、ポンプ、吸込ケーシングと
の着脱の容易な水中電動機を提供することを目的
とする。
〔発明の構成〕
「問題点を解決するための手段」 この発明は電動機外周に間隔をおいて吸込ケー
シングを配し上部にポンプを連結する水中電動機
において、電動機軸を密封挿通し、電動機軸を支
持する内部材と、内部材と間隔をおいて外部材を
配列して内外部材間を内外部材と一体の整流板で
結び、内部材と外部材間の下部入口から上部出口
迄を滑かな吸込通路とし、前記外部材の上端にポ
ンプ取付部をそして外部材下部に吸込ケーシング
取付部を備えた上部ブラケツトを有することを特
徴とする水中電動機である。
「作用」 上部ブラケツト中の吸込通路では死水域は生ぜ
ず、次第に流速が増大する渦流の少ない流体損失
の少ない流れが生ずる。従つて取扱液体は上部ブ
ラケツト中の吸込通路を一様に流れて液体中の異
物が上部ブラケツト軸封部の外側に堆積しない。
「実施例」 以下、図面に従つてこの発明の実施例について
説明する。第1図は縦断面図である。
電動機フレーム1には上下端に外フランジが設
けられ、上端に上部ブラケツト2が密封輪3を介
して嵌入され、ボルト4により固定され、下端に
下部ブラケツト5が密封輪10を介して嵌入し、
不図示のボルトにより固定されている。電動機軸
6は上下部ブラケツト2,5に夫々嵌入固定され
たラジアルメタル7,8に滑入してラジアル荷重
を支持され、下部ブラケツト5に支持される浮動
式のスラスト軸受9に電動機軸6下端が係合して
下向きの推力を担持され、電動機軸6に固定され
たスラストカラー11に摺擦する上部ブラケツト
2に固定されたスラストメタル12により上向き
の推力を担持されている。
上下部ラジアルメタル7,8間で電動機軸6に
はロータ13が嵌入固定され、ロータ13と空〓
をおいてステータ14が電動機フレーム1に嵌入
固定されている。下部ブラケツト5には円周上に
複数個のフレーム1内に連通する凹部15が設け
られ、凹部15にはダイヤフラム16が嵌入して
ダイヤフラム16のフランジに孔17のあいた押
え板18が当接して該ダイヤフラム16の周縁を
不図示のボルトにより押え板18と共に下部ブラ
ケツト5に共締め固定してある。19は押え板1
8とダイヤフラム16の底との間に挿入された圧
縮ばねである。
上下部ブラケツト2,5には下部に内外を通ず
る多数の孔を設けた円筒形板金製の吸込ケーシン
グ21が嵌入し、ボルト22,23により固定さ
れている。
上部ブラケツト2にはポンプと電動機を連結す
る吸込カバー24が嵌入し、ボルト25により固
定されている。吸込カバー24にはポンプケーシ
ング26が嵌入し、ボルト27により固定されて
いる。
上部ブラケツト2に嵌入しボルト28により固
定された軸封ケース29中においてメカニカルシ
ール31、その外部側で軸封ケース29に嵌入し
電動機軸6と摺擦するオイルシール32、及び電
動機軸6に嵌入固定され、リツプ部が軸封ケース
29の上部先端円筒形部の外周に接近するサンド
スリンガ33により軸封されて電動機軸6は上部
へ突出している。
電動機軸6の軸端にはポンプと軸継手34の中
心段孔の一つの孔がキー35を介して嵌入固定さ
れ、該軸継手34の中心の段孔の他の孔には次段
ポンプ(不図示)に回転力を伝達する機能を兼ね
るポンプ軸36がキー37を介して嵌入固定され
ており、ポンプ軸36にはポンプケーシング26
と吸込カバー24に囲まれたポンプ室38中に収
容される羽根車39がキー41を介して嵌入固定
されている。ポンプケーシング26の流路42は
一段目ポンプの吐出通路が二段目のポンプの吸込
通路となるように上に行くに従つて中心側へ寄る
ようになつている。羽根車39の吸込側外周は吸
込カバー24に嵌入固定されたライナリング43
と〓間少く嵌合して水封されている。
吸込ケーシング21と電動機フレーム1間に出
来る吸込通路44は大略吸込ケーシング21の内
径と電動機フレーム1の外径により定まる中空円
筒形状である。一方吸込カバー24の上端の羽根
車39直前の吸込通路45は大略羽根車39の吸
込口側端外径と軸継手34の外径により定まる中
空円筒形状である。吸込通路44の上方では吸込
まれた液体はほぼ軸方向に流れ、吸込通路45に
おいてもほぼ軸方向に流れる。この吸込通路4
4,45間の吸込通路46は流れ学上死水領域を
作らず、渦を発生させない形状としてある。
吸込通路44上部から45までに到る吸込通路
の形状は理論的に決定する方法はないが可及的に
流路の長さを短くして流路内の摩擦損失を少なく
することと、通路の断面積を次第に変化させると
共にその方向をゆるやかに変化させることにより
渦流を生ぜしめないことである。
次にかゝる吸込通路44から45までの流路壁
を構成する部材の各部形状についてのべる。上部
ブラケツト2は電動機の上部軸受を支持してある
上部ブラケツト内部材47の下部が電動機フレー
ム1の上部フランジの外径と同径となつており、
つづいて円錐形部48につづく。この円錐形部4
8に対向する上方に上部ブラケツト外部材49に
は円錐形導入部51が設けてあり、吸込通路44
の上部に流れて来た液体の方向を中心側へ向ける
ようになつている。上部ブラケツト内部材47は
円錐形部48につづいて円筒部52が上方にの
び、円筒部52につづけて円弧状に上部ブラケツ
ト内部材47の角を大きく丸めた丸面状部53と
して丸面状部53に軸封ケース29の外面を断面
で見て丸面状部53と逆方向の曲率でサンドスリ
ンガ33外径になるべく滑らかに接続する曲線を
母線とする回転曲面の軸封ケース面54としてあ
る。尚、サンドスリンガ33外周形状も含めて軸
継手34までを結ぶ一曲線を母線としてサンドス
リンガ33の外周を三次元の曲面としてもよい。
上部ブラケツト外部材49は円錐形導入部51に
つづいて上部ブラケツト内部材47の円錐形部4
8、円筒部52、丸面状部53に対して流路直角
断面積が次第に縮小するように中心に対して凹な
曲線を母線とする回転曲面の上部ブラケツト外部
材内壁面55としてある。
上部ブラケツト2の内外部材47,49間には
整流と内外部材を連結する機能を有する整流板5
6が設けてある。整流板の内の一つにはケーブル
導入トンネル57が一体に設けられる。第2図は
第1図のA−A断面図でケーブル導入トンネル5
7の部分は整流板56と併せて流れの抵抗を少く
した形状をしている。
吸込カバー24の内周は下方から上方に向つて
次第に小径となり、中心に対して凸な吸込カバー
流路壁58が設けられ、流路壁58は下端が外部
材内壁面55となめらかに連続し、上端は羽根車
39の吸込口部とほぼ同直径の円筒状である。こ
の吸込カバー流路壁58の形状は軸封ケース面5
4、軸継手34、サンドスリンガ33等の外面と
対向して流路断面が次第に縮小する形状である。
流路壁58には整流板59が設けてある。
このような形状であるから上部ブラケツト2の
吸込通路46の入口部から吸込カバー24上部と
軸継手34間でできる吸込通路45までは次第に
流路断面が減少して凹凸が少ない。
電動機が附勢されて羽根車39が回転すると吸
込ケーシング21の下部の多数の吸込孔から、吸
込ケーシング21中に入つた液体は吸込通路44
を上昇する。上昇すると電動機フレーム1の上部
フランジの部分で流路断面積は減少するがこゝで
は通常流速は速くないので殆んど流れの損失はな
い。尚、電動機フレーム1の上部フランジが影響
を与えるような流速のときはフレーム1の上下部
フランジ間を板金製円筒で蔽つて同径としてもよ
い。
上部ブラケツト2の吸込通路46の入口に達す
ると液体の流れは軸心側を向き、軸心からの吸込
通路までの距離が近くなるので流路断面積は次第
に減少して流速は増大するが吸込通路46,45
が滑らかにつながつており方向がゆるやかに変化
しているので流れは急変化せず流体摩擦損失が少
ない。
〔発明の効果〕
この発明は電動機外周に間隔をおいて吸込ケー
シングを配し上部にポンプを連結する水中電動機
において、電動機軸を密封挿通し、電動機軸を支
持する内部材と、内部材と間隔をおいて外部材を
配列して内外部材間を内外部材と一体の整流板で
結び、内部材と外部材間の下部入口から上部出口
迄を滑かな吸込通路とし、前記外部材の上端にポ
ンプ取付部をそして外部材下部に吸込ケーシング
取付部を備えた上部ブラケツトを有することを特
徴とする水中電動機としたから、容易に滑かな吸
込通路が形成でき水中モータポンプの全効率を
0.5〜1%引き上げることができた。又、吸込ケ
ーシングを円筒形の簡易な形状とすることができ
る。上部ブラケツトが内部材と外部材を有する一
体構造のため連結部が強固であり、組立簡単であ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の実施例の縦断面図、第2図
は第1図のA−A断面図、第3図、第4図は夫々
従来例の縦断面図である。 1……電動機フレーム、2……上部ブラケツ
ト、3……密封輪、4……ボルト、5……下部ブ
ラケツト、6……電動機軸、7,8……ラジアル
メタル、9……スラスト軸受、10……密封輪、
11……スラストカラー、12……スラストメタ
ル、13……ロータ、14……ステータ、15…
…凹部、16……ダイヤフラム、17……孔、1
8……押え板、19……圧縮ばね、21……吸込
ケーシング、22,23……ボルト、24……吸
込カバー、25……ボルト、26……ポンプケー
シング、27,28……ボルト、29……軸封ケ
ース、31……メカニカルシール、32……オイ
ルシール、33……サンドスリンガ、34……軸
継手、35……キー、36……ポンプ軸、37…
…キー、38……ポンプ室、39……羽根車、4
1……キー、42……流路、43……ライナリン
グ、44,45,46……吸込通路、47……上
部ブラケツト内部材、48……円錐形部、49…
…上部ブラケツト外部材、51……円錐形導入
部、52……円筒部、53……丸面状部、54…
…軸封ケース面、55……内壁面、56……整流
板、57……ケーブル導入トンネル、58……流
路壁、59……整流板。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 電動機外周に間隔をおいて吸込ケーシングを
    配し上部にポンプを連結する水中電動機におい
    て、電動機軸を密封挿通し、電動機軸を支持する
    内部材と、内部材と間隔をおいて外部材を配列し
    て内外部材間を内外部材と一体の整流板で結び、
    内部材と外部材間の下部入口から上部出口迄を滑
    かな吸込通路とし、前記外部材の上端にポンプ取
    付部をそして外部材下部に吸込ケーシング取付部
    を備えた上部ブラケツトを有することを特徴とす
    る水中電動機。
JP27774084A 1984-12-28 1984-12-28 水中電動機 Granted JPS61157243A (ja)

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JP27774084A JPS61157243A (ja) 1984-12-28 1984-12-28 水中電動機

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JP27774084A JPS61157243A (ja) 1984-12-28 1984-12-28 水中電動機

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JPS61157243A JPS61157243A (ja) 1986-07-16
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JP27774084A Granted JPS61157243A (ja) 1984-12-28 1984-12-28 水中電動機

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0750854Y2 (ja) * 1990-07-13 1995-11-15 株式会社荏原製作所 深井戸ポンプ用キヤンド形水中モータのポンプ取付部の構造

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JPS61157243A (ja) 1986-07-16

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