JPH0324010Y2 - - Google Patents

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JPH0324010Y2
JPH0324010Y2 JP5164186U JP5164186U JPH0324010Y2 JP H0324010 Y2 JPH0324010 Y2 JP H0324010Y2 JP 5164186 U JP5164186 U JP 5164186U JP 5164186 U JP5164186 U JP 5164186U JP H0324010 Y2 JPH0324010 Y2 JP H0324010Y2
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JP
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hatch
tank
urine
plate
sludge
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、尿散布機についての改良に関する。
尿散布機Aは、通常、第1図に示している如
く、前端部(同図において左端部)に設けた連結
ヒツチ10を、トラクタの機体後部に設けた連結
ヒツチに連結してトラクタにより牽引せしめるこ
とで走行する被牽引式の車体1に、円筒状のタン
ク胴体20の軸方向の両端を鏡板21,22で密
閉して形成した円筒形状のタンク2を、それの軸
方向が該車体1の前後方向に沿う姿勢として支架
し、そのタンク2の前端側の上面に、トラクタの
PTO軸と伝導して駆動されるよう車体1の前端
部に装架した真空ポンプPの吸気口を、ホース3
0,31および尿分離器32を介して接続連通
し、タンク2の後面側の鏡板22には、上下の中
間部位に、開閉操作し得る弁40を具備する吸込
口4を設け、また、下部には、ハツチ胴体50を
該鏡板22より小径に形成したハツチ5を装設
し、そのハツチ5の開閉蓋51の下部に、開閉操
作し得る弁60を具備する散布管6を接続して構
成してあつて、真空ポンプPを作動させてタンク
2内を排気しながら、吸込口4に接続した吸引管
を尿溜めに挿入することで、タンク2内に尿を汲
み取り、そのタンク2内の尿を、真空ポンプPの
吸気口と排気口とを切換えて、その真空ポンプP
の作動により前記ホース30,31および尿分離
器32を介しタンク2内に送気し加圧していくこ
とで、散布管6の先端の噴口61から噴出せし
め、反射板62に衝突させて散布していくように
用いられる。
ところで、このようになつている尿散布機Aに
は、尿の散布作業を終えた後に、タンク2の内部
の底に、尿と一緒にタンク2内に吸引された土砂
やヘドロが堆積して残るので、ハツチ5の開閉蓋
51を開放して作業員が内部から土砂やヘドロの
堆積物を取り除く作業を行なうが、この作業がす
こぶる面倒な問題があり、また、前記土砂やヘド
ロ類が尿と一緒に圃場に散布されて、圃場の耕土
を劣化させる問題がある。
本考案は、これらの問題を解消せしめるために
なされたものであつて、尿散布作業後にタンク内
に残溜する土砂・ヘドロ類の堆積物を清掃除去す
る作業が容易に行なえるようにするとともに、圃
場の耕土を劣化させる土砂やヘドロの散布を効果
的に抑止し得る新たな手段を提供することを目的
とする。
しかして、本考案は、上述の問題を解消すべく
種々の検討を重ねて得られた知見に基づいて完成
したものである。即ち、散布作業後にタンク2内
に土砂やヘドロ類が多量に残溜するようになる現
象について検討したところ、従前手段において
は、タンク2の後面側の鏡板22の下部に装設す
るハツチ5のハツチ胴体50が、前記鏡板22よ
り!?かに小径に形成されて、第2図及び第3図に
示している如く、球面状をなす鏡板22の下部に
接続されることから、そのハツチ5のハツチ胴体
50の下面をタンク2のタンク胴体20の下面に
揃えて鏡板22に接続してあつても、この鏡板2
2の下周縁側が、該鏡板22とハツチ胴体50と
の接続部の下周縁側の外周を巻くようにそれの下
方に位置するようになつて、タンク2内の底に沈
降する土砂・ヘドロがタンク胴体20からハツチ
胴体50内に流入するのを阻げる堰となり、この
堰が、第2図および第4図にて斜線で塗つた部分
に土砂・ヘドロを集積させて、堆積物を多くする
とともに、ハツチ5を開放して土砂・ヘドロを掻
き出すときに障害となつていることが判つた。こ
のことから、第5図に示している如く、タンク胴
体20の下面側の鏡板22を前方に越した部位
に、ハツチ5′をそれのハツチ胴体50′が土砂溜
めとなるように垂設し、そのハツチ5′の開閉蓋
51′を、垂下するハツチ胴体50′の底板となる
ようにそのハツチ胴体50の底面に設けておい
て、鏡板22の下端部に散布管6を接続するよう
にしたところ、タンク2内の底に沈降してくる土
砂・ヘドロ類が、後方に向けて幾分下降傾斜させ
て車体1に支架してあるタンク胴体20の床面に
従い後面側の鏡板22に向け流動していくとき、
鏡板22の手前でハツチ5のハツチ胴体50内に
流れ込み、このハツチ胴体50′を土砂溜めとし
てそこに集積するようになつて、散布管6を接続
せしめた鏡板22側に流動していく土砂・ヘドロ
が著しく少なくなり、散布管6から尿と一緒に散
布される土砂やヘドロ類の量を少なく抑え得るよ
うになり、しかも、散布作業後にタンク2内を清
掃するときに、ハツチ5′の開閉蓋51′を開放す
ることでハツチ胴体50′内に集積せしめた土
砂・ヘドロ類が自動的に排出されるようになるこ
とから、タンク2内の土砂・ヘドロ類の排除を容
易にし得るという結果を得たことによるものであ
る。
そしてこのことから、本考案においては前記目
的を達成するための手段として、車体に、円筒状
のタンク胴体の軸方向の両端を鏡板で密閉した円
筒形状のタンクを、軸線方向が該車体の前後方向
に沿う姿勢として支架し、それの後面側の鏡板の
下部に散布管を接続し、タンク胴体の下面で前記
後面側の鏡板に寄る後端側の部位に、ハツチをそ
れのハツチ胴体が土砂溜めとなるように垂設し、
該ハツチの開閉蓋をハツチ胴体の底板となるよう
そのハツチ胴体の底面に設けてなる尿散布機を提
起するものである。なお、本考案手段においた、
タンク内の清掃用に設けるハツチは、タンクの下
面に垂設するハツチの他に、後面側の鏡板の下部
にも装設する場合がある。
次に実施例を図面に従い詳述する。なお図面符
号は同効の構成部材については従来手段と同一の
符号を用いるものとする。
第7図は本考案を実施せる尿散布機Aの側面図
で、同図において、1は前端に連結ヒツチ10を
具備せしめた被牽引式の車体、2は車体1上に装
架した円筒状のタンク胴体20と前後の鏡板2
1,22とよりなるタンク、Pは駆動軸をトラク
タのPTO軸と伝導さすよう車体1の前端に支架
せる真空ポンプ、30および31は真空ポンプP
の吸気口とタンク2の前端部の上面とを連通する
ホース、32はホース30とホース31との中間
に設けた尿逆流防止用の尿分離器、4は開閉操作
し得る弁40を具備する吸込口、5はタンク2の
後面側の鏡板22の下部にハツチ胴体50を接続
して装設したハツチ、6はハツチ5の開閉蓋51
の下部に接続して設けた散布管、60は該散布管
6を開閉する弁、61は散布管6の噴口、62は
反射板、23は泥土状の尿をタンク2内に投入す
る際に開閉するようタンク2の上面に設けたハツ
チ5′はタンク胴体20の下面の後端側に垂設せ
るハツチを示す。
しかして、タンク2のタンク胴体20の下面に
垂設せるハツチ5′は、それのハツチ胴体50′
を、幾分大径に形成するとともに軸線方向が上下
方向となる姿勢として、タンク胴体20の下面の
後端側で後面側の鏡板22より少し前方に寄る部
位に垂下接続することで、前記第5図にあるよ
う、ハツチ胴体50′が土砂溜めになるように装
設してあり、また、該ハツチ5′の開閉蓋51′
は、土砂溜めとなるハツチ胴体50′の底板とな
るようにそのハツチ胴体50′の下方に開放する
底面に装設してある。
以上説明したように本考案による尿散布機は、
車体に、円筒状のタンク胴体の軸方向の両端を鏡
板で密閉した円筒形状のタンクを、軸線方向が該
車体の前後方向に沿う姿勢として支架し、それの
後面側の鏡板の下部に散布管を接続し、タンク胴
体の下面で前記後面側の鏡板に寄る後端側の部位
に、ハツチをそれのハツチ胴体が土砂溜めとなる
ように垂設し、該ハツチの開閉蓋をハツチ胴体の
底板となるようそのハツチ胴体の底面に設けて構
成してあるのだから、タンク内に汲み込んだ尿を
散布している作業中に、タンク内に尿と共に汲み
込まれた土砂やヘドロ類が沈降してきて、タンク
胴体の底に沿い後方に流動してきたとき、後面側
の鏡板の手前でタンク胴の下面に垂設してあるハ
ツチのハツチ胴体内に流れ込み、ここに集積して
いくようになるので、散布管内に流れて尿と一緒
に散布される土砂・ヘドロ類を少なくし、しか
も、散布作業後にこのタンク胴体の下面に垂設し
たハツチを開くことで集積していた土砂・ヘドロ
類が自動的に排出されるようになつて、散布作業
後に行なうタンク内からの堆積物の清掃除去の作
業を著しく容易にする。
【図面の簡単な説明】
第1図は従前の尿散布機の側面図、第2図およ
び第3図ならびに第4図は同上の要部の構成の説
明図で第2図は一部破断した側面、第3図は後
面、第4図は一部破断した平面を示す。第5図お
よび第6図は本考案の構成の説明図で、第5図は
一部破断した側面、第6図は後面を示す。第7図
は本考案を実施せる尿散布機の側面図である。 A……尿散布機、1……車体、10……連結ヒ
ツチ、2……タンク、20……タンク胴体、20
a……開口の口縁、21,22……鏡板、23…
…ハツチ、30,31……ホース、32……尿分
離器、4……吸込口、40……弁、5,5′……
ハツチ、50,50′……ハツチ胴体、51,5
1′……開閉蓋、52……半円筒体、52a……
開口縁、6……散布管、60……弁、61……噴
口、62……反射板、P……真空ポンプ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 車体に、円筒状のタンク胴体の軸方向の両端を
    鏡板で密閉した円筒形状のタンクを、軸線方向が
    該車体の前後方向に沿う姿勢として支架し、それ
    の後面側の鏡板の下部に散布管を接続し、タンク
    胴体の下面で前記後面側の鏡板に寄る後端側の部
    位に、ハツチをそれのハツチ胴体が土砂溜めとな
    るように垂設し、該ハツチの開閉蓋をハツチ胴体
    の底板となるようそのハツチ胴体の底面に設けて
    なる尿散布機。
JP5164186U 1986-04-07 1986-04-07 Expired JPH0324010Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5164186U JPH0324010Y2 (ja) 1986-04-07 1986-04-07

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5164186U JPH0324010Y2 (ja) 1986-04-07 1986-04-07

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Publication Number Publication Date
JPS62162915U JPS62162915U (ja) 1987-10-16
JPH0324010Y2 true JPH0324010Y2 (ja) 1991-05-24

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JP5164186U Expired JPH0324010Y2 (ja) 1986-04-07 1986-04-07

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JP5089040B2 (ja) * 2005-12-06 2012-12-05 有限会社東田鉄工 タンクローリー

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