JPS5973881A - 高周波加熱装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 この発明は加熱室内に載置された被調理食品がヒータま
たは高周波によって加熱調理される高周波加熱装置の改
良に関する。

〔発明の技術的背景〕

第１図乃至第３図は従来の高周波加熱装置、例えばオー
ブンレンジを示すもので、１は外箱である。この外箱１
の前面には扉２が設けられているとともに１このＪ％２
の右側には表示板や各種の操作釦等が配設された操作部
３が設けられている。また、外箱１の内部には扉２によ
って開閉される加熱室４が設けられている。この加熱室
４の内部には上部ヒータ５および下部ヒータ６の各発熱
部５ａ、６ａがそれぞね配設されている。これらの上部
、下部ヒータ５，６はそれぞれ前記発熱部５１１．６ａ
と接続端部５ｂ。

６ｂとから形成されている。そして、上部ヒータ５の接
続端部５ｂは加熱室４の背板７に設けられた取付孔を介
して加熱室４の後方に導出され、リード線等に接続され
た状態で固定されている。さらに、下部ヒータ６の接続
端部６ｂは加熱室４の背板７に設けられた取付孔を介し
て加熱室４の後方に導出され、背板７の外面に取付けら
れたヒータ取付具８に着脱自在に接続されている。また
、外箱１の内部には加熱室４の右側で、かつ操作部３の
内側に電気部品の収納室９が設けられている。この収納
室９の内部にはマグネトロン（高周波発振器）１０が配
設されている。このマグネトロン１０から出力された高
周波は導波管１１を介して導かれ、加熱室４の天井板１
２に設けられた励振口から加熱室４の内部に導入される
ようになっている。さらに１収納室９の内部にはマグネ
トロン１０とともに高圧トランス１３．コンデンサ１４
．整流器１５等の高周波発振用の高圧電気部品やこれら
の高圧電気部品を冷却する冷却用のファン１６および高
圧電気部品、ファン１６．ヒータ５゜６等の動作を制御
するリレー等の制御用電気部品１７やンリント基板１８
笠の各種の電気部品がそれぞれ装着されている。また、
加熱室４の右側板１９の外側には右側板１９に対し適宜
間隔を存して遮熱板２０が配設されており、この遮熱板
２０によって加熱室４側の熱が収納室９側に直接輻射さ
れることが防止されるようになっている。

一方、外箱１の後板２１には冷却ファン１６と対向する
部位に複数の吸入孔２２・・・が形成されているととも
に、外箱１の底板２３および側板２４にも多数の通風孔
２５・・・が形成されている。そして、冷却ファン１６
の駆動によシ、冷却ファン１６の後方に位置する後板２
１の吸入孔２２・・・および底板２３．側板２４の吸収
側の通風孔２５ａ・・・を介して外気が収納室９内に吸
入されたのち、冷却ファン１６の前方に配置されている
マグネトロン１０や高圧トランス１３等の各電気部品に
吹き付けられ、これらが冷却されるようになっている。

また、マグネトロン１０に吹き付けられた冷却風の一部
はダクト２６を介して加熱室４内に導かれ、加熱室４内
の換気用に利用されるようになっておシ、残りは外箱１
の底板２３および側板２４の排気側の通風孔２５ｂ・・
・から外部に排出されるようになっている。

〔背景技術の問題点〕

高周波による加熱調理時に冷却ファン１６が駆動された
場合に、冷却ファン１６から送シ出される冷却風は収納
室９内に広く分散されるようになっていたので、マグネ
トロン１ｏや高圧トランス１３等の各電気部品の冷却効
率が悪い問題があった。さらに、冷却ファン１６から前
方に送シ出された冷却風は操作部３の内面に当ったのち
逆流し、一部は排気側の各通風孔２５ｂから外部に排出
され、残りは冷却ファン１６がら新たに送られる冷却風
と当たるので、収納室９内の冷却風を円滑に流すことが
できない問題があったうえ、収納室９内を逆流する高温
の温風が再び冷却ファン１６の吸入側に流れるおそれが
あったので、収納室９の内部を温風が循環し、冷却効率
が一層悪くなる問題もあった。また、外箱１０側板２４
にも通風孔２５・・・が形成されていたので、据付は時
には装置本体の横に広い空間が必要になり、大き々据付
はスぜ−スを要する欠点もあった。

〔発明の目的〕

この発明は冷却ファンの、駆動時に各電気部品の冷却効
率を高めることができるとともに、据付はスペースを比
較的小さくすることができる高周波加熱装置を提供する
ことを目的とするものである。

〔発明の概要〕

外箱の内部に形成される加熱室の背板と外箱の後板との
間に電気部品の収納室を設け、この収納室を仕切板によ
って第１．第２の収納部に仕切り、第１の収納部側に高
周波発振器、第２の収納部側に高周波発振器を駆動する
高圧トランスをそれぞれ配設するとともに、仕切板に第
１、第２の両収納部間を連通ずる通風口を設け、さらに
この仕切板とともに高圧トランスを囲む隔室を形成する
風向板を設け、この風向板と外箱の底板との間に冷却風
の導入口を形成し、冷却ファンの駆動によシ外箱の底板
における収納室の外側に設けられた吸入口から吸入され
た冷却風を導入口通風口を介して導き、高周波発振器に
吹き付けるようにしたものである。

〔発明の実施例〕

第４図乃至第９図はこの発明の一実施例を示すものであ
る。第４図は高周波加熱装置、例えばオープンレンジの
外観を示すもので、３１は外箱である。この外箱３１の
前面には扉３２が設けられているとともに、この扉３２
の下方には表示板や各種の操作釦等が配設された操作部
３３が設けられている。また、外箱３１の内部には扉３
２によって開閉される加熱室３４が設けられている。こ
の加熱室３４の内部には上部ヒータ３５および下部ヒー
タ３６の各発熱部３５ｍ、３６ａがそれぞれ配設されて
いる。これらの上部ヒータ３５．３６は前記発熱部３５
ａ３６ａと接続端部３５ｂ　、３６ｂとから形成されて
いる。そして、上部ヒータ３５の接続端部３５ｂは加熱
室３４の背板３７に設けられた取付孔を介して加熱室３
４の後方に導出され、リード線等に接続された状態でヒ
ータ取付具３５ｃに固定されている。さらに、下部ビー
タ３６の接続端部３６ｂは加熱室３４の背板３７に設け
られた取伺孔を介して加熱室３４の後方に導出され、背
板３７の外面に取伺けられたヒータ取伺具３８に着脱自
在に接続されている。このヒータ取付具３８の周囲には
フェライト等の電波吸収体３９が取付けられている。ま
た、外箱３１の内部には加熱室３４の背板３７と外箱３
１の後板４０との間に電気部品の収納室４１が形成され
ている。この収納室４１の内部にはマグネトロン（高周
波発振器）４２が配設されている。

このマグネトロン４２は導波管４３の基端部に取付けら
れており、マグネトロン４２から出力された高周波は導
波管４３を介して導かれ、加熱室３４の天井板４４に設
けられた励振口４４ｇから加熱室３４の内部に導入され
るようになっている。さらに、収納室４ノの内部にはマ
グネトロン４２とともに高圧トランス４５、コンデンサ
４６、整流器４７等の高周波発振用で発熱量の大きい高
圧電気部品（第１の電気部品）４８およびこれの高圧電
気部品４８を冷却する冷却ファン４９が配設されている
。また、加熱室３４の背板３７の外側にはこの背板３７
より大きい遮熱板（風向板）ＳＯが配設されている。と
の遮熱板５０は加熱室３４の背板３７と略平行に配設さ
れている。まだ、この遮熱板５０には第。

９図に示すように複数の切起こし片５１・・・が形成さ
れておシ、加熱室３４の背板３７に対し所定間隔離間さ
せた状態ヤねじ５２・・・によってこれらの切起こし片
５ノ・・・を介して遮熱板５０が加熱室３４に固着され
ている。さらに、この遮熱板５０の下端部は第８図に示
すように外箱３１の底板５３に切起こしによって形成さ
れた複数の突設部５４・・・にねじ５５・・・によって
固着され−ている。したがって、この遮熱板５０によっ
て加熱室３４の背部が支持されるとともに、加熱室３４
佃の熱が収納室４ノ側に輻射されることが防止されるよ
うになっている。壕だ、この収納室４ノの略中火には収
納室４ノの内部を第１゜第２の収納部５６．５７に仕切
る仕切板（補強部刊）５８が配設されている。この仕切
板５８は遮熱板５０に対し略垂直に配属されておシ、こ
の仕切板５８の一側部は遮熱板５０に取着されている。

さらに、この仕切板５８の他側部は外箱３ノの後板４０
にねじ止めされるとともに、下端部は外箱３１の底板５
３にねじ止めされている。まだ、この仕切板５８には上
部に円形の通風口５９が形成されており、この通風口５
９に対応させた状態で冷却ファン４９が取付板６０によ
って取伺けられている。さらに、前記第１の収納部５６
の内部にはマグネトロン４２、コンデンサ４６、整流器
４２がそれぞれ配設されており、第２の収納部５７の内
部には高圧トランス４５が配設されている。また、高圧
トランス４５は加熱室３４の底板６１、一方の側板６２
および背板３７がそれぞれ接合される角部と対向させた
状態で外箱３１の底板５３上に取付けられており、外箱
°３１の底板５３、一方の側板６３および後板４ｏによ
って形成される角部近傍に配置されている。この場合、
高圧トランス４５の一部は第６図および第７図に示すよ
うに・加熱室３４の底板６ノの下方に突出させた状態に
配置されている。そのため、遮熱板５ｏには高圧トラン
ス４５の上面と加熱室３４の角部との間に配置された逆
り字状の漏水防止部６４が形成されている。この漏水防
止部６４の下方には開口部（導入口）６５が形成されて
おり、通風可能になっている。

一方、前記操作部３３の内側の外箱３ノの底板５３上に
は高圧電気部品４８、ファン４９、ヒータ３５．３６等
の動作を制御するリレー等の制御用電気部品６６やプリ
ント基板６７等の発熱量の小さい第２の電気部品６８が
配設されている。これらの第２の電気部品６８の各リー
ド線は遮熱板５０の下部に設けられた透孔６９を介して
収納室４ノ側に導出され、収納室４１内の各高圧電気部
品４８と接続されている。さらに、外箱３１の底板５３
には収納室４１の外側（前方）に多数の吸入ロア０・・
・が形成されており、冷却ファン４９の駆動により、こ
れらの吸入ロア０・・・から吸入された冷却風は収納室
４ノの外側から開口部６５を介して収納室４ノの第２の
収納部５７内に導入され、高圧トランス４５を冷却した
のち通風口５９から第１の収納室５６側に導かれ、マグ
ネトロン４２に吹き付けられるようになっている。そし
て、マグネトロン４２に吹き付けられた冷却風の一部は
ダクト７１を介して加熱室３４の内部に導かれ、残シは
外箱３１の後板４０に形成された多数の排気ロア２・・
・から外部に排出されるようになっている。

また、外箱３１の後板４０は底板５３および天井板７３
の折曲縁部５３ｍ、７３ｍにそれぞれねじ７４・・・に
よって着脱可能に取付けられている。さらに、この後板
４０には収納室４１内の電気部品の一部を収容する凹陥
部７５が形成されておシ、外箱３１から後板４０を取外
すことによシ、収納室４ノ内の電気部品の一部が外方に
露出されるようになっている。

そこで、上記構成のものにあってはマグネトロン４２か
ら出力される高周波によって加熱調理が行なわれる場合
には冷却ファン４９が回転駆動されるようになっている
。この冷却ファン４９が駆動されると、外箱３１の底板
５３−に形成されている各吸入ロア０・・・から外箱３
１の内部に外気が吸入され、操作部３３の内側に設けら
れている制御用電気部品６６やプリント基板６７等の発
熱量の小さい第２の電気部品６８が冷却されるようにな
っている。そして、これらの第２の電気部品６８を冷却
した冷却風は開口部６５を通って収納室４１の第２の収
納部５７内に導入され、高圧トランス４５を冷却したの
ち通風口５９からマグネトロン４２に吹き付けられてマ
グネトロン４２が冷却され、さらにマグネトロン４２を
冷却した冷却風の一部はダクト７１を介して加熱室３４
の内部に導かれ、残りが後板４０の排気ロア２・・・か
ら外部に排出されるようになっている。この場合、収納
室４１の内部は仕切鈑５８によって第１．第２の両収納
部５６．５７に社切られ、第１の収納部５６側から第２
の収納部５７側に冷却風が逆流することが確実に防止さ
れるようになっているので、冷却風を第２の収納部５２
内に円滑に通風させることができるとともに、加熱室３
４側から輻射される熱が遮熱板５０によって遮熱される
ようになっているので、高圧トランス４５の冷却幼芽を
著しく高めることができる。さらに、通風、口５９から
送り出された冷却風の大部分がマグネトロン４２に吹き
伺けられるようになっているので、マグネトロン４２を
効果的に冷却することもできる。まだ、外箱３１の側板
６３には従来のような通風孔が設けられていないので、
据付は時には装置本体の横を壁等に付けた状態で据付け
ることができ、従来に比べて据付はスペースを小さくす
ることができる。

なお、この発明は上記実施列に限定されるものではない
。例えば収納室４１の第２の収納部５７側だけに追熱板
５０を設けてもよい。さらに、その他この発明の要旨を
逸脱しない範囲で種々変形実施できることは勿論である
。

〔発明の効果〕

この発明によれば、電気部品の収納室内を仕切板によっ
て第１．第２の収納部に仕切シ、第１の収納部側に高周
波発振器、第２の収納側に高圧トランスをそれぞれ配設
するとともに、仕切板に第１．第２の両収納部間の通風
口を設け、さらに仕切板とともに高圧トランスを囲む隔
室を形成する風向板と外箱の底板との間に冷却風の導入
口を形成し、冷却ファンの駆動によ如外箱の底板におけ
る収納室の外側に設けられた吸入口から吸入された冷却
風を導入口、通風口を介して導き、高周波発振器に吹き
付けるようにしたので、冷却ファンの駆動時に各電気部
品の冷却効率を高め、各電気部品の信頼性を高めること
ができるととも゛に、据付はスペースを比較的小さくす
ることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図乃至第３図は従来例を示すもので、第１図は全体
の横断面図、第２図は第１図の■−■線断面図、第３図
は第１図の■−■線断面図、第４図乃至第９図はこの発
明の一実施例を示すもので、第４図−は全体の外観を示
す斜視図、第５図は全体の横断面図、第６図は第５図の
■−■線断面図、第７図は第５図の■−■線断面図、第
８図は敬部の斜視図、第９図は遮熱板の取付状態を示す
斜視図である。 ３１・・・外箱、３２・・・扉、３４・・・加熱室、３
７・・・背板、４０・・・後板、４１・・・収納室、４
２・・・マグネトロン（高周波発振器）、４５・・・高
圧トランス、４９・・・冷却ファン、５０・・・遮熱板
（風向板）、５３・・・底板、５６・・・第１の収納部
、５７・・・第２の収納ｍ、ｓｓ・・・仕切板、５９・
・・通風口、６５・・・開口部（導入口）、７０・・・
吸入口。 出願人代理人　　弁理士　鈴　江　武　彦第　６　図 第７図 第８図 １ 第９０ 手続補正書 □ゎ５１・１１．．１ｓ；８ 特許庁長官　若杉和夫　　殿 ■、事件の表示 ４！Ｊ°願昭５７−１．８２５４０−Ｉｊ！−２、発明
の名称 高周波力り熱装置 ３、　　’ｆ＋旧「をする−１ ７ｊ＋件との関係　特許出願人 （ガｌ）東京芝浦電気株式会社 ４、代理人 住所　東京都港区虎ノ門１丁目２６番５リ　第１７森ビ
ル〒１０５　　　電話０３　（５０２）　３１８１　（
大代表）６、補ｉｌＥのり１ｊ象 明細書全文

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 前面に扉が設けられた外箱と、この外箱の内部に設けら
   れ前記層によって開閉される加熱室と、この加熱室内に
   導入される高周波を出力する高周波発振器と、前記加熱
   室の背板と前記外箱の後板との間に設けられた電気部品
   の収納室と、この収納室内を前記高周波発振器が配設さ
   れる第１の収納部側と前記高周波発振器を駆動する高圧
   トランスが配設される第２の収納部側とに仕切るととも
   に第１．第２の両収納部間を連通ずる通風口を備えた仕
   切板と、この仕切板とともに前記高圧トランスを囲む隔
   室を形成しかつ前記外箱の底板との間に冷却風の導入口
   を形成する風向板と、前記外箱の底板における前記収納
   室の外側に設けられた吸入口から吸入された冷却風を前
   記導入口１通風口を介して前記高周波発振器に秋負付け
   る冷却ファンとを具備したことを特徴とする高周波加熱
   装置。