JPS597379Y2 - 高さが可変の防音壁 - Google Patents

高さが可変の防音壁

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Publication number
JPS597379Y2
JPS597379Y2 JP4459781U JP4459781U JPS597379Y2 JP S597379 Y2 JPS597379 Y2 JP S597379Y2 JP 4459781 U JP4459781 U JP 4459781U JP 4459781 U JP4459781 U JP 4459781U JP S597379 Y2 JPS597379 Y2 JP S597379Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
soundproof
board
sound insulation
insulation board
stretchable
Prior art date
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Expired
Application number
JP4459781U
Other languages
English (en)
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JPS57160316U (ja
Inventor
信義 黒田
寛 五十嵐
敬司 古賀
Original Assignee
日本道路公団
日本碍子株式会社
大東金属株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 日本道路公団, 日本碍子株式会社, 大東金属株式会社 filed Critical 日本道路公団
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Publication of JPS57160316U publication Critical patent/JPS57160316U/ja
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Publication of JPS597379Y2 publication Critical patent/JPS597379Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は積雪地帯に設ける防音壁に関する。
従来多雪地帯では積雪による交通障害を除くため、降雪
があった場合ロータリー除雪車による道路外への投雪や
ブラウ除雪車、ブルドーザによる路肩への積雪排除、堆
積などの作業により円滑な交通の確保に努めている。
ところが、交通騒音対策として、道路側端に防音壁が設
けられることが多く、防音壁の高さが高いと、積雪地帯
でロータリー除雪車による投雪は極めて困難で、この場
合には道路上の積雪をダンプトラックにそれぞれ積載し
、投棄できる所まで運搬するという作業が行なわれてい
る。
本考案の防音壁は、これらの欠点をなくすためになされ
たもので、道路に沿って所定間隔でかつ1列以上に非伸
縮性の防音板の昇降用案内支柱を立設し、該防音板の両
側端部を隣り合う案内支柱の互いに対向する案内溝に各
別に摺動自在に嵌合し、該防音板には吊り具を設け、該
防音板の昇降通路下部の前面又は後面に固定防音板を設
け、当該非伸縮性の防音板をこの固定防音板と実質上同
水準位置まで下降自在としたことを特徴とする高さが可
変の防音壁である。
これにより除雪の場合は非伸縮性の防音板を降下させて
固定防音板の高さまで防音壁を低くし、その上方空間を
投雪用に供することができ、除雪の必要のないときは、
非伸縮性の防音板を上昇位置に保って防音壁の機能を全
うさせることができる。
以下に本案実施の態様を図面につき詳述する。
防音板1は非伸縮性で、外殻が金属製で内部に無機質繊
維を合戊樹脂製シートで包んだものを詰めた構造のもの
が軽くてよい。
2は案内支柱で道路の側方に道路に沿って所定間隔で立
設され、防音板1の側縁部を摺動自在に嵌合する案内溝
3が対向している。
4は吊り具で防音板1の上端面に設けられ、ワイヤー等
をかけて防音板1を昇降する際に使用される。
また、防音板1の複数枚を吊り具4を備えた金属枠7内
に収納するか、吊り具4を兼ねるロツドで上下の防音板
を連結すれば単体として供用でき、便利である。
固定防音板5は、防音板1が上下する空間の下部前面に
設けられ、投雪による衝撃を耐えるような、例えば、コ
ンクリート製の防音板を設置するのが好ましく、防音壁
の高さの÷程度の高さとする。
そこで、上下動する防音板1の高さもこれと同程度の高
さとすれば、冬期に防音板を降下させた場合、防音板1
は固定防音板5と同じ高さとなり、固定防音板5が前面
にある場合、その裏面にかくされることとなる。
案内溝3内には、ボルトナット、爪8等で案内支柱2に
固定できる構造のストッパー6を設け、防音板1を上昇
させた位置に支持固定できるようにする。
ストッパー6の上面は、ストッパー6を固定装着した状
態のとき、前面方向に下り勾配をなす傾斜形状とし、防
音板1または防音板1の収容金属枠7の底面でストッパ
ー6の上面に接する部分はストッパー6の上面の傾斜形
状に合致する傾斜形状とするのが好ましく、また同時に
、案内支柱2の上端部には、防音板1または防音板1の
収容金属枠7の案内溝3に入る部分が案内溝3の前面内
側に押しつけられるようにボルトナットまたは係止バネ
を設けるのが好ましい。
このようにすれば、防音板1を上昇させた状態で固定し
たとき、防音板1は、ストッパー6の上面に接する部分
が自重によって前面方向に滑動し、案内溝3の前面内側
に密着し、かつ、前記案内支柱2の上端部に設けたボル
トナットまたは係止バネにより防音板1の上部も案内溝
3内にてその前面内側に密着するので、道路の交通騒音
が防音壁の外側に漏音することを防止する。
前記案内支柱2は、その断面がH形形状をなすものが防
音板を連設するのに効率的で好ましい。
防音板1は通常は上昇させた位置に固定しておき、積雪
除雪時にはストッパー6を解除してクレーン車ほか適当
する機械により下降させておく。
防音板1を上昇させた位置に固定したとき、固定防音板
5の上縁と防音板1の下縁との間に生ずる隙間は、必要
に応じて、固定防音板5の上縁に例えばゴム製のような
可撓性のある帯状パッキンを設けて封止すれば漏音防止
に効果的である。
防音壁の所要の高さが高く要求される地点においては、
第2図及び第4図に示すように、道路に沿って案内支柱
2の列を2列以上設け、防音板1の道路に沿う列を2列
以上とし、防音板1の高さ及び固定防音板5の高さをそ
れぞれ防音壁高さの+,+等の高さとする。
本考案の防音壁は以上のように構威したから、積雪時に
は民家等では窓を閉じることが多く騒音感も減ずるので
、積雪時には、その高さを固定防音板の高さまで低くす
ることができ、この低くした状態でロータリー除雪車等
により道路上の積雪を道路外に能率よく投雪することが
でき、防音板が非伸縮性なのでその昇降を防音板自体の
吊上げや吊降ろしにより簡単に行うことができる。
また、防音壁外側に投雪を遠方まで飛散するのを防止す
るため、臨時に防雪網ないしは防雪幕を張るか、植樹を
しておけば、ロータリー車で投雪された雪は防音壁外側
近くに堆積させることができ、この堆積した雪がまた防
音効果を有する等の効果をもたせることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図、及び第2図は本考案防音壁の実施例における非
伸縮性の防音板を降下させていない時の断面図、第3図
、及び第4図は本考案における該防音板を降下させた時
の断面図、第5図は該防音板の一部を降下させた時の立
面図、第6図aはストッパーの斜面図、第6図bはスト
ッパーの装着状態図、第7図は非伸縮性の防音板の見取
図、第8図は従来防音壁における除雪作業状態図、第9
図は本考案防音壁における除雪作業状態図。 1・・・・・・非伸縮性の防音板、2・・・・・・案内
支柱、3・・・・・・案内溝、4・・・・・・吊り具、
5・・・・・・固定防音板、6・・・・・・ストッパー
、7・・・・・・収容金属枠、・8・・・・・・爪。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 道路に沿って所定間隔でかつ1列以上に非伸縮性の防音
    板の昇降用案内支柱を立設し、該防音板の両側縁部を隣
    り合う案内支柱の互いに対向する案内溝に各別に摺動自
    在に嵌合し、該防音板には吊り具を設け、該防音板の昇
    降通路下部の前面又は後面に固定防音板を設け、当該非
    伸縮性の防音板をこの固定防音板と実質上同水準位置ま
    で下降自在としたことを特徴とする高さが可変の防音壁
JP4459781U 1981-03-31 1981-03-31 高さが可変の防音壁 Expired JPS597379Y2 (ja)

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JP4459781U JPS597379Y2 (ja) 1981-03-31 1981-03-31 高さが可変の防音壁

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JP4459781U JPS597379Y2 (ja) 1981-03-31 1981-03-31 高さが可変の防音壁

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Publication Number Publication Date
JPS57160316U JPS57160316U (ja) 1982-10-08
JPS597379Y2 true JPS597379Y2 (ja) 1984-03-07

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ID=29841519

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JP4459781U Expired JPS597379Y2 (ja) 1981-03-31 1981-03-31 高さが可変の防音壁

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4634278B2 (ja) * 2005-10-29 2011-02-16 株式会社ガイアートT・K 吸音壁
JP2010229782A (ja) * 2009-03-30 2010-10-14 Kumagai Gumi Co Ltd 防音壁装置

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JPS57160316U (ja) 1982-10-08

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