JPS5973382A - 油圧緩衝器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は二輪車用フロントフォーク等に１史用、さ′ｉ
′１−る油圧緩衝器に関する。

との刊」従来のフロントフォークとしては、１夕１］え
はアウターチューブ内にインナーチ立−フ庖摺動自在に
嵌合させるとともに、アウターチューブの底部からは中
墾ロットをインカーチューブ内へ向って延設し、その先
端部分りこけ、インナーチューブとの隙間を密閉する頬
ｆ助ピストンが固設されたものが知られている。このフ
ロントフォークはインナーチューブ、とアラタルチュー
ブを摺動させて双方を強度部材として作用させていルカ
ら、フロントフォークの最伸ｆ＋時において、一定の嵌
合長、月］」ちオーバラップ長δを必要とじアウターチ
ューブにどうしても良いものとなってしまう。

この為、例えば心、開昭５２−４１３３１号公報に開示
されているように、インナーチューブと中空ロットを強
度部材として作ノ１（芒ぜることによってアウターチュ
ーブの長さを嵌合長さに相当する分たけ短かぐするか、
又は少々くともその長さ分だけ伸縮ストロークを大きく
とれるように々したフロントフォーク刀）１汁１ｙ＋、
されている。

このフロントフォークはアウターチューブ内にインナー
チューブが一定の間隙をもって摺動自在に挿入さ１、こ
のインナーチューブ内にけアウターチューブに固定され
た中空ロットが挿入ざハ、この中甲ロットの上端に固設
さηた補助ピストンをインナーチューブの内面に摺接す
ると共にインナーチューブ下端に設げた主ピストンを中
空ロフトの外周面に摺接させることによ詰インナーチー
ーブと中空ロットを強度部栃として１史用さぜ、更に中
空ロットにけ少々くとも最伸長時における必要最小限度
の嵌合長官をイ准保するための制限ストッパを設けたも
のである。

しかしｆｚ　７ｙｉら、このフロントフォークは、（１
）圧縮作動に伴なってインナーチューブと中空ロットと
の液合長が増加する。このため、例えば最圧紬近辺で突
き上句１を受けて作動する場合の作動性か悪い、。

即ち、軸受たる補助ピストンと主ピストン間の距離か太
きくｈリインナーチューブが悦むと、軸受に作・用才る
力が犬キ〈すりでの万作動性は悪くなる。

（２）　　インナーチューブ内を補助ピストンかＵｗＷ
し、外周をダストシールか揺゛接するＺＪＡらその内外
周表面に仕上加工が必要である。４−！１にインナーチ
ューブ内面での加工精度を偏保するためには、仕上加工
はもとより、検査もｉｒｌ’ｉ倒である。

（３）　　更にストロークを大きく設定するには中イと
ロットの長さも長くなり、この時中空ロフト先端の補助
ピストンがアンダーブラケット結合部を通過する。アン
ダーブラケットは通＋；ｉｌ、′割締めで結合されてい
るためにインナーチューブに歪みが生じており、この翰
・分を中空ロフト先端の補助ピストンが焔°動する１１
！１、Ｊｌ・、動抵抗が大きくｋつたり、カシリ等が生
じ、作動性を著しく害する という欠点を有するものである。

従って本発明の目的はフォークたるインナーチューブの
撓み作用に対して作動性を向上させ、インナーチューブ
の内面仕上加工を比較的ラフに出来、父中空ロッド先端
部がフォーク取付用のアンダーブラケット結合部を通過
しても作動性に何ら影響を与えないようにした＝輪車フ
ロントフォーク等の使用に好適な油圧緩衝器を提供する
ことである。

本発明は、この目的達成の為、インナーチューブと中空
ロッド間の軸受部材を全てインナーチューブの内側に設
け、又中空ロット先端部は伸長制限ストッパとしての機
能と減衰力発生用の圧力室を形成するための封止機能を
持たせるだけで軸受機能を持たないようにしたことを特
徴とするものである。

以下本発明の実施の態様を図面につ２て説明する。

薄肉で長さの短いアウターチューブ（１）の上部内側に
：Ｈｊ）９受（２１とシール（Ｘ（）を設け、これらの
・噛受（２）とシール（３１？介してアウターチューブ
１１）内に、インナーチューブ１４）り摺動自在に挿入
し、アウターチューブ（１）はアクスル部（５）ヲ介し
て二山車の車軸受に連結され、インナーチューブ（４）
はアッパーブラケット及びアンターブラケットを介して
車体側に保持さね、るよらになっている。

アウター千ユーブ１１）の上Ｊ、ｊｊＡ部にはワイパー
シール（６）とダストシールｆ７１　’＆　ｌｆｆ１定
し、こｈらのシール（６１（７＋がインナーチューブ（
４）外周に摺接してダスト等の侵入を防止している。

アウターチューブ（１）の底部（中央ンこは中空ロッド
（８）と油孔桿（９）がねじ部材１１Ｏ）とスリーブ（
印とによって保持され、中空ロッド（８）は上方にり１
１設されてその先端部は外周の弾性シールリングＩＩ；
１１を介してインナーチューブ（４）の内周ＶＣ摺ｍし
ている。

インナーチューブ゛（４）のモ→内１則には口′ンクピ
ース！１３）とスペーサ１１４）とバルフシート０６）
とバルブストッパ顛１とが圧入又はかしめ等で活１定さ
れ、スペーサ（１４）の内周には任意の間隔を置いてル
なくとも上下二つの軸受部材ｆＡ）　（Ｂ）が保持され
、この前受部材（Ａ）　（Ｂ）を介してインナーチュー
ブ（４）が中″看ロッド（８）？摺接し、こ灼７により
インナーチューブ（４）と中空ロッド（８）は強度部材
として使用さねている。

ロックピース（１３）、スペーサ（１４）、バルブシー
トｆ（６）及びバルブストッパ慣浄を別の部材を順次組
み込んででもよく、インナーチューブ（４）自体を太く
して一体に成形してもよい。又１ｍ１Ｉ受部材（Ａ）（
Ｂｌはインナーチューブ（４）の内側に常に一定の間隔
′ｌＸ−置いてあればよく、従ってインナーデユープ（
４）と別の部材で成形してもよいし、又はインナーチュ
ーブ１４）と一体に成形してもよい。

アウターチューブｉｌｌと中空ロッド（８）間にはイン
ナーチューブ１４）下方の下部油室（１印が区画され、
中空ロッド（８）内にはインナーチューブ（４）上方に
開口する押室（１Ｇ）が形成され、インナーチューブ１
４）上方には油室（１６）と直列に形成された気体室（
［７）が区画されている。スペーサ（１４）と中空ロッ
ド（８）間Ｋ　ハｎｉｌ　受部材（Ａ）　（Ｂ）　Ｋ　
区ｉ面すｔｔ　タ油Ｓ　／１８１　カ区＋面され、中空
ロッド：８）上部外周には＋１Ｉｌｌｌ受部材（Ｂｉと
シールリング（１２）とで区画さハた上ヅ、ＩＳ油室（
（保が形成されている。ロックピース（Ｉ３）の内周に
は最用縮時油孔桿（９）が嵌合してクッションを効かぜ
ろ隙間１２０）が形成さｈている。

スペーサｆ１．４１には縦方向の通孔（２Ｉ）と半径方
向の下部切欠き（２２）、通孔（２３）、上部切欠き（
２４１とを穿ち、これらの油孔（２１）、切欠き１２２
１１２４１、通孔ｆ２３１シ介し−（上下の油室（１５
１ｉ１ｇｌ及び油室ｒ１８１とが相互に連通している。

中空ロッド（８）の下部にはオリフィス１２５）と・１
０孔。

１２６）とが穿たれ、オリフィス（２５）は油藁！１５
１１１１ｉ）を連通させ、又通孔（２６）はスリーブ旧
）とねじ部材（１０）とに穿った通孔（２７＋　＋２８
１と通じ、通孔（２８）はねじ部材１１０１の内側に上
下スライド自在に設けたバルブｆ２！１１を介して油室
１１６）と開閉され、圧縮時オリフィス（２５）とバル
ブ１２９）とでｌ威衰力を発生させど）ように７ｔ゛つ
−こいろ。

バルブ１２９）はＪ川音栓部材＋：（〔ｌ＋との間に介
在さ４またスプリング１３１＋で閉じ方向に附勢されて
いて〕。

中空ロッド（８）の上部には上部油室（［９に開口する
通孔＋３２＋が穿設され、父中空ロッド（８）の上部内
周には中空な筒体からなるロータリバルブ（３３）が回
転自在に挿入され、このロータリバルブ（３３）には通
孔（３２１と対向する複数の径の異なるオリフィス（ａ
）　（ｈｌ　（ｃ）　−−−−−（Ｗｌが形成さね１、
ロータリバルブ（３３）を外部から回産１してオリフィ
スの一つが通孔（３２）と対向した時運択されたオリフ
ィスの径に応じた伸び側被衰力が発布するようになって
いる。

ロータリバルブ（３３１外周と中空ロッド（８）内周間
にはスプリングとポールとからなる位置決め部材（３４
Ｉが設けられ、選択されたオリフィスの位置がずれない
ようにしている。

バルブシートｆ１５ｉの上部で且つバルブストッパ曲Ｊ
の内部にはバルブ（Ｂ５１が、上下朽動自在に遊嵌され
、バルブ（３５）とバルブストッパーとの間の隙間はバ
ルブストッパ時に設けた切欠き（３（引を介して上部油
室１１！’ｌｌ　′Ｌ開口している。

更に中空ロッド）８）の斃一端部外周に油゛孔桿（４４
Ｊが設けられ、最坤長時バルブ（３５）と協イ動してク
ッションを効かせろように、なっている。バルブストッ
パ茜と中空ロッド（８）のヘッド間にはクッション用の
スプリング＋３７１が介装されている。

中空ロッドｆ８）の上端部にはスプリング（３８）が介
在し、クインナーチューフ（４）のヘッド（４α）下Ｍ
には他のスプリング（３９）が設けられ、各スプリング
＋３８］　＋３ｑ）はスプリングシートｆａｌｌ　１１
２ｉで支持さね、スプリングシート（４１）ｉ４２ｉは
パイプ体＋４：３１で保持されている。

次に作冑１につ込て述べる。

伸長作１す１時インナーチューブ（４）が・ｉ’ｌｌｌ
受部材（Ａ）（Ｂ）に案内されて上方に移動する。この
時」二部油室（ｔ９）が圧縮し、下部油室（１５）が拡
大するか、上部油室（１９）の作動油は一部切欠き（？
１ｆｉ）−バルブ１３５１の内周隙間−切欠き（加−油
孔（２１）−切欠き＋２２１−　ｔｒｉ７＋間幌（１）
を介して下部油室に流出すると共に残部が通孔（３２１
とオリフィスのいずれかを介して中空ロツ１（＋８１内
の油至（＋６＋に流出し、あらかじめＪ″：択さ牙１．
ているオリフィスの径に応、じた伸びイ則１＆　：ＰＴ
力か・Ｉ’生ずる。

父図面Ｗ示す最伸長附近ではバルブ（３５）の内側が油
孔桿＋４１ｆｉの外周Ｖ、（−１３−合し、徐りに油室
（１９）からの外ｋ）Ｉ油の締出を絞るからり゛戸１ジ
ョンか効き、又スプリング＋３７１の弾性て゛バルブス
トッパ１ｌａＪが中空ロッド（８）の先端部に衝突する
のを防止する。

この場合、（軸受（Ａ）　（Ｂ）間の距離は常に一定で
あり、インナーチューブ（４）の沖長作動をスムースに
ガイドしている。

又インナーチューブ（４）の内周面はシールリング（１
２）と摺接するが、シールリング（１２）自体は通常蜜
月部材で軸受機能をほとんど持たないからインナーチュ
ーブ（４）の内周面の仕上加工を比較的ラフに成形する
ことが０Ｔ能である。

他方下部油室（１５）の拡大に伴ない油室Ｃ１６）の作
Ｑｉｌ＋油がオリフィス（２５）より下部油室１５１に
加用してインナーチューブ（４）の浸入量分の油層な補
償する圧酪作り１時にはインナー手ユーフ（４）が軸受
部材（Ａ、）　（Ｂ［案内されて下降し、この時上部油
室（１９）が９八大し、下部油室（１５）が圧宿される
。

従ってインナーチューブ（４）・力侵入号体積分の作動
油は一部隙間＋２（１＋−切欠き（２２１−油孔１２１
１−　（：ＪＩ欠き（圓−バルブ（３５）の外周隙間−
七１欠き＋３Ｊｉｊを介して上部油至（１９１に加出オ
ろと共にオリフィス１２５）と・す↓孔ｆ２６１　；シ
介して中空ロット；８）（ｌＪＩＩの油室：ｌ［ｉｌに
ｉイ１゛出する。この為オリフィス１２５）の／１１ｆ
舌１．　、’、Ｊ（−杭とバルブｌ／！ｌｌの開度にむ
じたγ市電り折抗により圧側城哀力が発生する。

張圧・愉近くではロックピース（１３１が油孔罠（９）
に嵌合してクッションを効かせろと共に１一方のスプリ
ングＬ：３８１　＋３９）の弓ｊ′ｉ性でインナー手ユ
ーフ′（４）・σ）ヘッド（４ａ）が中空ロッド（８）
とロータリバルブｔ３：（ト））上端に衝突するσ）を
防止する。

圧縮作動時においても慟受（Ａ）（Ｂ）間の距１：・（
１は７ｊ’＋′に一定であり、従ってインナーチューブ
（・１）と中空ロッド１８）の嵌合長はストロークＫｉ
７．ｌ係なく一定であるからフォークの１尭み作用に対
して１°′［動が良好て゛ある。

更にインナーチューブ（４）の下降時、シールリング（
１２）の部分がインナーチューブ（４）の夕（周に設け
たアンターフ゛ラケットの１）４１ト用をイｒｌ　、＋
４す７、ような；易合にも、シールリング（１２）の外
力によってインナーチューブ（４）の歪みを完全に吸収
でき圧縮作動に何ら影ｉ」〉を与えない。

呻縮ｒ「一時において作動油の一部が常に通孔ｆ２３１
　＆介して油’ｙＸ　ｆｌ、８１に導かわでおり、この
油室ｔ１８）の油が潤滑油として使用できるから軸受部
材ＦＡ）（Ｂｌの作ヴ１が良好である。

尚インナーデユープ＋４＋と中空ロッド（８）は軸受部
材（Ａ）　（Ｂ）で嵌合して双方を強度ハ１；材として
使用しでいるからアウターチューブ′（１１自体の長さ
は短かくて良く、又その材料も云４肉位、を脂等で強度
の弱いものも使用できろ。

以上のように本発明は■軸受部材がインナーチューブ側
に固定され、−その１…隔は常に一定であるから、イン
ナーチューブと中学ロッドとの１ｉ’ｊ：合長は伸縮作
動に関係なく一定となるから例えばフロントフォークと
して使用した時フォークの・１．−Ｉみ作用に対して作
・曲性が向上する。＠インナーチューブの内面はシール
他相としてのシールリングと摺岬させているから、軸受
部材としての４ｇ動部とはならないから、インナーチュ
ーブの内面の仕上げは相くてよく、υ目下が容易で、保
守′普埋が７−ｉＮ曜である。０同杵ｌＣ中学ロッド先
端部が圧帰時インナー手ユーブ側に１捗り付けたアンタ
ーブラケット結合部を通過ずろト、ｖ合にもシールリン
グが製１曲するだけであるから、このシールリングの弾
力によってインナーチューブの歪みを完全に吸収でき作
動杵１て悪影４．す５を及タシさ）３「いものである。

【図面の簡単な説明】

添附図面は本発明の一実ＭｆＪ　、１ｊｌｊ：、、　杯
に係るフ１−１ントフォークの、縦断正面図である。 ＣＩ＋・・・アウターチューブ、（４）・・・インナー
チューブ、（８）・・・中空ロッド、＋１７）・・・シ
ールリン。 グ、（（４）・・・スペーサ、（２Ｉ）・・・油孔、（
Ａ）　（Ｂ）・・・、軸受部材。 代理人弁理士 天　　野　　　　　泉

Claims (4)

【特許請求の範囲】
1. （１）　　アウターチュ−ブ内にインナーチューブが指
   動自在に挿入され、アウターチューブ下部から起立され
   た中空ロッドがインナーチューブ内に延設され、インナ
   ーチューブ内側に設けた少なくとも二つの軸受部材が中
   空ロフトの外周を拙・接し、又中空ロット先端部に設け
   たシール部材がインナーチューブの内周に指接さ力５る
   ようにした油圧緩衝器。
2. （２）　　インナーチューブ内側にスペーサを設け、こ
   のスペーサ内側に軸受部材を固定した特許請求の範囲第
   １項記載の油圧緩衝器。
3. （３）　　シール部材が弾性にシール・リンクからなる
   特許請求の範囲第１項記載の油圧帳衝器。
4. （４）　　スペーサに油孔か形成されている特許請求の
   範囲第２項記載の油圧緩衝器。