JPS597214B2 - ハンドウタイソウチ - Google Patents

ハンドウタイソウチ

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JPS597214B2
JPS597214B2 JP15337975A JP15337975A JPS597214B2 JP S597214 B2 JPS597214 B2 JP S597214B2 JP 15337975 A JP15337975 A JP 15337975A JP 15337975 A JP15337975 A JP 15337975A JP S597214 B2 JPS597214 B2 JP S597214B2
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JP
Japan
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film
semiconductor device
psg
impurities
sic
Prior art date
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Expired
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JP15337975A
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JPS5277588A (en
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隆 安島
雅人 内田
敏夫 米沢
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Toshiba Corp
Original Assignee
Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Tokyo Shibaura Electric Co Ltd filed Critical Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
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Priority to DE2658304A priority patent/DE2658304C2/de
Priority to NLAANVRAGE7614307,A priority patent/NL171944C/xx
Priority to FR7639087A priority patent/FR2336795A1/fr
Priority to GB54126/76A priority patent/GB1572819A/en
Priority to GB23196/79A priority patent/GB1572820A/en
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は半導体装置に適用する保護被膜又は半絶縁性被
膜に関するもので、本発明では珪酸塩ガラス(Sili
cateGlass)をSGと略記する。
従来半導体基体即ち単結晶は不所望な不純物からの汚染
をを防ぐ目的も兼ねて珪素酸化物等の絶縁被膜を半導体
基体に形成する手法や、絶縁被膜を兼ねたいわゆるパッ
シベーション(PaSSlVat10n)膜即ちPSG
)アルミナ等が保護被膜とし、て適用されている。この
種の半導体装置は第1図に示すように、半導体基体3に
トランジスタ(以後Trと略称する)1や抵抗層2が形
成され、これらの回路部材はその一面が半導体基体表面
に露出しており、この露出部分以外の半導体基体表面に
は絶縁被膜4PSG5被膜を積層形式する。
一方Trl及び抵抗層2の電極は前記露出部にAlから
成る導出部66’・・・を設けて形成するが、この導出
体に連接し前記積層体上に延在した配線部(図示省略)
も絶縁被膜4′PSG5′を被覆保護している。
このような積層体即ち保護被膜はTrlに形成されるベ
ース領域やコレクタ領域のチャンネル発生を防ぎ、又導
出体、配線部も被覆されているので外部からの汚染防止
更には導出体の剥離防止をも兼ねている。
しかしPSGは吸湿して燐酸を形成するためこれが配線
体を食刻し甚だしい時は切断する。又PSG層等のガラ
ス被膜は分極効果があり、これはVcEo(コレクター
エミッタ間電圧)VcBo(コレクターベース間電圧)
の劣化やノイズ変動が大きくなる欠点がある。本発明は
上記の背景に鑑みてなされたもので、特に新規な現象を
基に完成された。
即ち本発明者はP、Al、B、Ti、Ga、Zn、O、
Zに、Bに、Cに、Mo、Ni、W、Fe、Co、Ta
からなる不純物の少くとも一種を含んだSiCを半導体
装置のPassivatiOn被膜即ち保護被膜と絶縁
被膜の単独又は双方に適用可能なことを見出した。
更にPSGlPAsSGlBPSG,.AsSbSG,
PSbSG..Si3N4、SiONと前記不純物の酸
化物の少くとも一種からなる薄層を前記SiC被膜と併
用し得る知見をも得た。
前記不純物及び前記博層を選定した基準としては(イ)
半導体装置を沸騰水申に人れる時間を変えた場合の夫々
の逆耐圧良品率(口)コレクタ電流が小さい領域におけ
る電流増巾率HFE値(ハ)1/FNOjseについて
従来の製品と比較した土で決定した。
(イ)に開しては第2図に示したように縦軸に逆耐圧良
品率横軸は沸騰水中に半導体装置を浸漬する時間を採つ
て本発明品を○印、従来の半導体装置を×印で表示した
が、本発明品は極めて良好な値を示した。逆耐圧良品率
とはCBOを100Vとした時の表面リーク電流が0.
1μA以下を示す箇数と試験全数の割合を示すものであ
る。(ロ)は電流増巾率HFEの測定により判断した。
第3図にはこの結果を示したが、縦軸に電流増巾率HF
E横軸にコレクタ電流(MA)を採つており、この図か
ら判るようにコレクタ電流が小さい領域10−3mAオ
ーダーにあつても本発明に係る半導体装置は約200程
度の値を示した。更に1チツプ内に形成された2つのト
ランジスタ(以後Trと略称する)の電流増巾率の相対
的差即ちペア(Pair)特性は10/)前後を示した
。(ハ)はいわゆる1/f′NOiseの判定について
第4図に示したが、縦軸にDB値、横軸に周波数を採つ
てIC=100!TA,.VCE=3V1Rg=1KΩ
の条件での測定結果である。尚第3図第4図とも第1図
と同様に○印は本発明に係る半導体装置、×印は従来の
半導体装置である。従来の半導体装置とは前記不純物を
含むSlC被膜が形成されていないことは当然である。
前記図からも判るように本発明に係る半導体装置が有利
な値を示している。
第2図に示した沸騰水テストでは4分間の浸漬後でも逆
耐圧良品率はほゾ100%程度であり従来の装置にくら
べると約10%以上の差がみられた。(口)については
第3図により先に述べたので割愛するが、(ハ)は10
Hzで2dB程度の値が得られ従来の?以下を示した。
このように(イ)〜(ハ)について極めて秀れた特性を
示しており、しかもこれらの特性値は前記不純物を含有
するSlC被膜と更に前記薄層との併用によつても得ら
れた。従つて本発明では前記不純物を含有したSiC被
膜と前記薄層の単数及び複数を絶縁被膜と保護被膜との
少くとも一方に適用することにした。
前記不純物をSlC中に含有させる手段としてはイオン
注人法、SIC被膜を半導体基体の所望位置にChem
icalVapOurDepOsitiOn即ちC.V
.D法によつて被着させる手法即ちアルシン、フオスフ
イン等の気体を還元させる方法更に不純物及びSiCを
陰極スパツタ法電子ビーム蒸着法、ブラズマ法等で堆積
する手法が適用可能である。又SiCに含有させる不純
物量は1020〜1021at0m/〜程度が適当であ
る。次に第5図a−dにより本発明を詳述する。
第5図a−dは製造工程毎に断面図で示したものである
。これらの図で半導体基体3にはTrll抵抗12が形
成されており、下記に詳述する絶縁被膜、保護被膜、電
極ならびに配線が形成される。図において、4はいわゆ
るフイールド絶縁膜であり、こ\では2酸化珪素を適用
した例を示した。15はPSG薄層、16は前記不純物
の少くとも一種類を含んだSIC被膜、17はC.V.
D法により形成した酸化珪素層が積層される。
このSlC被膜にはTiが1020〜1021at0m
/C7il程度含有されており、この厚さは50人〜5
μ位に保持する。勿論他の不純物を含有させても差支え
なく更にその複数種を含有しても差支えない。前記CV
D法による酸化珪素層17はSlC被膜のエツチングマ
スクとして使用され、PSG薄層15は前記SlO2膜
4に存在するアルカリイオンに対するPassivat
iOn用として機能させる。
b図はCVD法によつて形成した酸化珪素層17に写真
食刻を施し、更にこれはSlC被膜16の食刻用マスク
を形成した状態である。酸化珪素層1rを食刻してTr
llのコレクタ、ベース、エミツタの各電極用の開口1
8a,18b,18cを設け、抵抗層12用電極の開口
として19a,19bを形成する。前記食刻工程で露出
したSiC被膜を180℃での燐酸処理又は、CF4の
プラズマエツチング処理により除去して、18a′,1
8b′,18c/,19a′,19b′を形成するがこ
れをc図に示した。この結果PSG薄層15更にフイー
ルド絶縁膜4を開口して前記18a・・・19a・・・
に連接した開口を設け、この部分の半導体基体3に形成
された拡散層に電気的接続をするためこの開口にA2電
極を設置する。
更に配線18a//,18b″,18c″,19a″,
19b″を所望のパターンに従つて常法で形成する。S
iC被膜は半導体であるので、Trllのベース、エミ
ツタ、コレクタとの短絡を防ぐため第25図cの工程後
CVD法によつて酸化珪素層を被着する。
前記SiC被膜は第2図aに述べた工程中酸化性雰囲気
中での熱処理工程で絶縁体に変化する。尚この工程完成
後の断面図をd図に示した。前記実施例はSlC被膜と
PSG薄層との併用について示したものである。PSG
薄層に代えて他の薄層の一種又は複数を適用しても良い
ことは前述の通りである。更にこのPSG等からなる保
護薄層を採用せず、SlC薄層のみを適用しても差支え
ないし、この場合は前述の工程からPSG薄層のみを除
去して得られる。
更に又SlC被膜はAlの配線完了後CVD法等による
絶縁物層を堆積し更に電子ビーム蒸着法によつて前記不
純物を含有するSlC被膜を所望の厚さに堆積する。
次いでCVD法等で絶縁物層を堆積しこれをSiC被膜
のマスクとし、前述の方法即ち180℃の燐酸食刻なら
びにCF4ガスによるプラズマ食刻でSiC被脆の不要
部分を除去しても良い。以上のように本発明に係る半導
体装置は耐湿性及び耐熱性も極めて秀れており、信頼性
向上を促進するので実用上の効果は大きい。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の半導体装置断面図第2図は縦軸に逆耐圧
良品率横軸には沸騰水中に半導体装置が浸漬される時間
を採り両者の関係を示した曲線図、第3図は縦軸にHF
E横軸にコレクタ電流を採つて両者の関係を示した曲線
図第4図は縦軸にノイズDB横軸に周波数を採つて両者
の関係を示した曲線図第5図a−dは本発明に係る半導
体装置の工程毎の断面図である。 3:半導体基体、]5:保護薄層、16:SlC被膜。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 半導体基体に設けた絶縁被膜に積層するか又は間挿
    したP、Al、Pb、B、Ti、Ga、Zn、O、Zr
    、Sr、Cr、Mo、W、Ni、Fe、Co、Taより
    なる不純物の単数又は複数を10^2^0atom/c
    m^3乃至10^2^1atom/cm^3を含有する
    SiC被膜を具備することを特徴とする半導体装置。 2 PSG、PAsSG、PBSG、PSbSG、Si
    ON、Si_3N_4及び前記不純物の酸化物よりなる
    群の単数又は複数の保護薄層を前記SiC被膜と併用す
    ることを特徴とする前記特許請求の範囲第1項記載の半
    導体装置。
JP15337975A 1975-12-24 1975-12-24 ハンドウタイソウチ Expired JPS597214B2 (ja)

Priority Applications (7)

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JP15337975A JPS597214B2 (ja) 1975-12-24 1975-12-24 ハンドウタイソウチ
DE2658304A DE2658304C2 (de) 1975-12-24 1976-12-22 Halbleitervorrichtung
NLAANVRAGE7614307,A NL171944C (nl) 1975-12-24 1976-12-23 Halfgeleiderinrichting met een op het halfgeleiderlichaam aangebrachte isolerende laag van siliciumdioxyde en een beschermende laag van siliciumcarbide.
FR7639087A FR2336795A1 (fr) 1975-12-24 1976-12-24 Pellicules protectrices pour dispositif semiconducteur
GB54126/76A GB1572819A (en) 1975-12-24 1976-12-24 Semiconductor device
GB23196/79A GB1572820A (en) 1975-12-24 1976-12-24 Semiconductor device
US05/915,542 US4224636A (en) 1975-12-24 1978-06-14 Semiconductor device with thermally compensating SiO2 -silicate glass-SiC passivation layer

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JPS5277588A JPS5277588A (en) 1977-06-30
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