JPS5971416A - ポリエステル複合糸 - Google Patents
ポリエステル複合糸Info
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- JPS5971416A JPS5971416A JP17868282A JP17868282A JPS5971416A JP S5971416 A JPS5971416 A JP S5971416A JP 17868282 A JP17868282 A JP 17868282A JP 17868282 A JP17868282 A JP 17868282A JP S5971416 A JPS5971416 A JP S5971416A
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- Japan
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- polyester
- yarn
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- composite yarn
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は低融点ポリエステルと高融点でかつアルカリ難
溶解性ポリエステルとで形成され一部いるポリエステル
複合糸に関し、特に強撚織編用として好適な融着交互仮
撚糸用に適したポリエステル複合糸に関する。
溶解性ポリエステルとで形成され一部いるポリエステル
複合糸に関し、特に強撚織編用として好適な融着交互仮
撚糸用に適したポリエステル複合糸に関する。
従来より強撚織編物はジョーゼット、デンソ・クレープ
などドレープ性、/ヤリ性、外観などの優れたものが得
られる点より種々の商品用途に使用されている。
などドレープ性、/ヤリ性、外観などの優れたものが得
られる点より種々の商品用途に使用されている。
一般にこのような強撚織編物は撚糸機により強度の撚を
施した強撚糸を用いて製織編して製造されるが、撚糸機
による糸加工は生産性が低くコストが極めて高いという
欠点がある。
施した強撚糸を用いて製織編して製造されるが、撚糸機
による糸加工は生産性が低くコストが極めて高いという
欠点がある。
このため撚糸機を使用しないで低コストで強撚糸調の糸
、織編物を製造する方法が数多く提案されている。この
一つとして特開昭57−11221号公報にて融点の異
なる2種のポリマから成る複合糸を仮撚加工して融着加
熱部と解撚方向に撚糸された非融着部を長さ方向に交互
に有する糸としこの糸を製織編、シボ立し、強撚糸調の
織編物とする技術が開示されている。
、織編物を製造する方法が数多く提案されている。この
一つとして特開昭57−11221号公報にて融点の異
なる2種のポリマから成る複合糸を仮撚加工して融着加
熱部と解撚方向に撚糸された非融着部を長さ方向に交互
に有する糸としこの糸を製織編、シボ立し、強撚糸調の
織編物とする技術が開示されている。
しかしながらこの技術で得られる仮撚糸は解撚方向の撚
密度が低くシボ立性不足の欠点がある。
密度が低くシボ立性不足の欠点がある。
又強撚織編物としてもつとも広く使用されているポリエ
ステル素材についてはポリエステルとポリスチレンの組
合せについて記述されているか、複合糸が硬く仮撚加工
性が極めて不良である欠点がある。
ステル素材についてはポリエステルとポリスチレンの組
合せについて記述されているか、複合糸が硬く仮撚加工
性が極めて不良である欠点がある。
特公昭45−1933号公報には芯がポリエステル、鞘
がアルカリ抵抗性の小さいポリエステルである芯鞘複合
糸を紡出直後に融着せしめ、加熱、撚糸などの高次工程
通過性の良好な多芯型複合糸とする技術が開示されてい
るが、単にこの多芯型複合糸を前記した特開昭57−1
’1221号公報にて開示された技術に適用してもシボ
立性の良好な強撚織編物は得られない。
がアルカリ抵抗性の小さいポリエステルである芯鞘複合
糸を紡出直後に融着せしめ、加熱、撚糸などの高次工程
通過性の良好な多芯型複合糸とする技術が開示されてい
るが、単にこの多芯型複合糸を前記した特開昭57−1
’1221号公報にて開示された技術に適用してもシボ
立性の良好な強撚織編物は得られない。
本発明者らはポリエステル強撚調織編物、とりわけシボ
立性の良い強撚調織編物に好適な融着交互撚加工糸用と
して適したポリエステル複合糸につbで鋭意検討し本発
明に至った。
立性の良い強撚調織編物に好適な融着交互撚加工糸用と
して適したポリエステル複合糸につbで鋭意検討し本発
明に至った。
すなわち本発明は表面の少なくとも一部を形成する融点
が150℃以下のポリエステルA成分と該A成分より高
融点でかつアルカリ難溶解性のポリエステルB成分とで
形成されていること全特徴とするポリエステル複合糸で
ある。
が150℃以下のポリエステルA成分と該A成分より高
融点でかつアルカリ難溶解性のポリエステルB成分とで
形成されていること全特徴とするポリエステル複合糸で
ある。
本発明の複合糸は仮撚加工時KA酸成分融着させるため
にA成分が複合糸表面の一部を形成する必要がある。特
に仮撚加工時に充分融着させ易い形状であるA成分を鞘
、B成分を芯とした芯鞘複合糸が好ましい。ポリエステ
ル複合糸の横断面形状は特に制限がないが、丸断面、T
聖断面、Y断面が安定して製造できる点で好ましく、芯
鞘複合糸の場合は芯の外周と鞘の外周を同心状に配置す
ることが鞘を選択的に除去できる^Sそり好ましい。
にA成分が複合糸表面の一部を形成する必要がある。特
に仮撚加工時に充分融着させ易い形状であるA成分を鞘
、B成分を芯とした芯鞘複合糸が好ましい。ポリエステ
ル複合糸の横断面形状は特に制限がないが、丸断面、T
聖断面、Y断面が安定して製造できる点で好ましく、芯
鞘複合糸の場合は芯の外周と鞘の外周を同心状に配置す
ることが鞘を選択的に除去できる^Sそり好ましい。
本発明の複合糸を用いて仮撚加工する際には、できるだ
け低温でA成分を融着させ、交互撚状とすることがB成
分の潜在トルクをシボ立時に発揮し易い。シボ立処理は
通常90〜100℃の熱水中で行なわれるが、このシボ
立処理温度でシボ立させるにはB成分が完全に熱セット
されているとシボが立たない。シボ立性を発揮するには
融着仮撚温度は180℃以下である必要があり、このた
めにA成分の融点は150℃以下である必要があり、良
好なシボ立性を得るには融着仮撚温度は160℃以下で
ある仁とが好ましく、このためA成分の融点は140℃
以下であることが好ましく、B成分の融点はA成分の融
点よ)高融点であることが必要で、A成分の融点より7
0℃以上高いことが好ましく、100℃以上高いことが
より好ましい。なお融点は単成分乾燥チップを昇温速度
10℃/分で融点顕微鏡で求めた融解開始点である。
け低温でA成分を融着させ、交互撚状とすることがB成
分の潜在トルクをシボ立時に発揮し易い。シボ立処理は
通常90〜100℃の熱水中で行なわれるが、このシボ
立処理温度でシボ立させるにはB成分が完全に熱セット
されているとシボが立たない。シボ立性を発揮するには
融着仮撚温度は180℃以下である必要があり、このた
めにA成分の融点は150℃以下である必要があり、良
好なシボ立性を得るには融着仮撚温度は160℃以下で
ある仁とが好ましく、このためA成分の融点は140℃
以下であることが好ましく、B成分の融点はA成分の融
点よ)高融点であることが必要で、A成分の融点より7
0℃以上高いことが好ましく、100℃以上高いことが
より好ましい。なお融点は単成分乾燥チップを昇温速度
10℃/分で融点顕微鏡で求めた融解開始点である。
本発明のポリエステル複合糸を用いて仮撚加工し、織編
物としてシボ立性を発揮する際、及び又はシボ立処理後
にA成分の少なくとも一部を溶解除去し、B成分を主体
又は全てとする織編物としカいと風合が粗硬であるので
、A成分の少なくとも一部を溶解除去する必要がある。
物としてシボ立性を発揮する際、及び又はシボ立処理後
にA成分の少なくとも一部を溶解除去し、B成分を主体
又は全てとする織編物としカいと風合が粗硬であるので
、A成分の少なくとも一部を溶解除去する必要がある。
ポリエステルA成分の溶解除去処理方法としては通常ポ
リエステルの減量加工に使用されているアルカリ水溶液
処理を好ましく適応できるのでA成分はB成分よりも易
アルカリ溶解性である必要が%す、 p、成分を複合糸
から一層選択的に溶解除去できるようKするためにはA
成分のB成分に対するアルカリ溶解速度比を4倍以上に
することが好ましく、6倍以上であることがより好まし
い。
リエステルの減量加工に使用されているアルカリ水溶液
処理を好ましく適応できるのでA成分はB成分よりも易
アルカリ溶解性である必要が%す、 p、成分を複合糸
から一層選択的に溶解除去できるようKするためにはA
成分のB成分に対するアルカリ溶解速度比を4倍以上に
することが好ましく、6倍以上であることがより好まし
い。
ポリエステルA成分、B成分を形成するポリエステルは
テレフタル酸、イソフタル酸、フタル酸、ナフタリン−
2,6−ジカルボン酸などの芳香族ジカルボン酸もしく
はアジピン酸、セパシン酸などの脂肪族ジカルボン酸ま
たはこれらのエステル類、!: 1.エチレンクリコー
ル、ジエチレングリコール、1.4〜ブタンジオール、
ネオペンチルグリコール、シクロヘキサン−1,4−ジ
メタツールなどのジオール化合物とから合成されるポリ
エステルであって、融点とアルカリ溶解性の点を前述の
如く満足した組合せとすれば良い。
テレフタル酸、イソフタル酸、フタル酸、ナフタリン−
2,6−ジカルボン酸などの芳香族ジカルボン酸もしく
はアジピン酸、セパシン酸などの脂肪族ジカルボン酸ま
たはこれらのエステル類、!: 1.エチレンクリコー
ル、ジエチレングリコール、1.4〜ブタンジオール、
ネオペンチルグリコール、シクロヘキサン−1,4−ジ
メタツールなどのジオール化合物とから合成されるポリ
エステルであって、融点とアルカリ溶解性の点を前述の
如く満足した組合せとすれば良い。
また、上記ポリエステル成分にポリアルキレングリコー
ル、ペンタエリスリトール、メトキシホリアルキレング
リコール、ビスフェノールA、スルホイソフタル酸など
を添加あるいは井重合しても良い。
ル、ペンタエリスリトール、メトキシホリアルキレング
リコール、ビスフェノールA、スルホイソフタル酸など
を添加あるいは井重合しても良い。
B成分ポリマは通常衣料用ポリエステルとして使用され
ている構成単位の80モルチ以上がエチレンテレフタレ
ート単位であるポリエステルが好ましい。A成分ポリマ
はアルカリ溶解性を大きくするために金属スルホネート
含有エステル単位を2〜10モルチ共重合したポリエス
テルが好ましく、金属スルホネート含有エステル単位と
してはエチレン5−ソジュームスルホイソフクレートを
好ましく使用できる。A成分ポリマは溶融紡糸時の熱安
定性、融点、アルカリ溶解性を満足することが可能な酸
成分がテレフタル酸(50〜70モル%)/イソフタル
1ll(25〜60モルチ)15−ソジュームスルホイ
ソフタル酸(2,4〜8モルチ)とすることが好ましく
、グリコール成分が実質的にエチレングリコールである
ポリエステルを特に好ましく使用できる。
ている構成単位の80モルチ以上がエチレンテレフタレ
ート単位であるポリエステルが好ましい。A成分ポリマ
はアルカリ溶解性を大きくするために金属スルホネート
含有エステル単位を2〜10モルチ共重合したポリエス
テルが好ましく、金属スルホネート含有エステル単位と
してはエチレン5−ソジュームスルホイソフクレートを
好ましく使用できる。A成分ポリマは溶融紡糸時の熱安
定性、融点、アルカリ溶解性を満足することが可能な酸
成分がテレフタル酸(50〜70モル%)/イソフタル
1ll(25〜60モルチ)15−ソジュームスルホイ
ソフタル酸(2,4〜8モルチ)とすることが好ましく
、グリコール成分が実質的にエチレングリコールである
ポリエステルを特に好ましく使用できる。
複合糸の強度があまりに低いと工程通過性が不良で、織
編物としての実用性が乏しくなる。
編物としての実用性が乏しくなる。
ポリエステルとしての実用強度を保持するためにポリエ
ステル複合糸としての強度は3g/d以上であることが
好ましく、3.sg/d以上であることがより好ましい
。このためにB成分ポリエステルの固有粘度は0,50
以上であることが好ましく0.55以上であることがよ
り好ましい。
ステル複合糸としての強度は3g/d以上であることが
好ましく、3.sg/d以上であることがより好ましい
。このためにB成分ポリエステルの固有粘度は0,50
以上であることが好ましく0.55以上であることがよ
り好ましい。
A成分ポリエステルが金属スルホネート含有エステル単
位を共重合したポリエステルの場合にはポリエステル複
合糸の強度を3g、/a以上、好ましくは3.5g/d
以上とするために固有粘度を(B成分ポリエステル固有
粘度+0.1以下)とすることが好ましく、(B成分ポ
リエステルの固有粘度+0.05以下)とすることがよ
り好ましい。
位を共重合したポリエステルの場合にはポリエステル複
合糸の強度を3g、/a以上、好ましくは3.5g/d
以上とするために固有粘度を(B成分ポリエステル固有
粘度+0.1以下)とすることが好ましく、(B成分ポ
リエステルの固有粘度+0.05以下)とすることがよ
り好ましい。
なお固有粘度は25℃オルトクロロフェノール中で求め
た値である。
た値である。
ポリエステルB成分の繊度は通常強撚織編物用として使
用されている0、5〜10デニールの範囲が好ましく適
用できる。ポリエステルA成分のポリエステル複合糸に
占る重量割合はA成分を複合糸より溶解量が40%を越
すと織編物は目づれ、引裂強力低下などの欠点が目立つ
ようになり、少なすぎると仮撚工程での融着が不充分で
撚密度の大きい交互撚糸状としにくいので3〜40%の
範囲が好ましく、5〜30チの範囲がより好ましい。
用されている0、5〜10デニールの範囲が好ましく適
用できる。ポリエステルA成分のポリエステル複合糸に
占る重量割合はA成分を複合糸より溶解量が40%を越
すと織編物は目づれ、引裂強力低下などの欠点が目立つ
ようになり、少なすぎると仮撚工程での融着が不充分で
撚密度の大きい交互撚糸状としにくいので3〜40%の
範囲が好ましく、5〜30チの範囲がより好ましい。
仮撚工程で融着交互仮撚を行なう際に解撚方向に撚糸さ
れた部分も融着し収束しコンノ(クトになっているので
この部分の解撚トルクが増加し、シボ立性が向上するの
で、ポリエステル複合糸を構成するフィラメント間の少
なくとも一部が融着していることが好ましく、全てのフ
ィラメントの長さ方向の少なくとも一部が融着している
ことがより好ましく、全フィラメントが実質的にモノフ
ィラメント状に融着していることが一層好ましい。
れた部分も融着し収束しコンノ(クトになっているので
この部分の解撚トルクが増加し、シボ立性が向上するの
で、ポリエステル複合糸を構成するフィラメント間の少
なくとも一部が融着していることが好ましく、全てのフ
ィラメントの長さ方向の少なくとも一部が融着している
ことがより好ましく、全フィラメントが実質的にモノフ
ィラメント状に融着していることが一層好ましい。
また、仮撚工程で融着交互仮撚を行なう際にB成分ポリ
エステルが充分熱可塑化されると解撚トルクが減少しシ
ボ立性が低下し易すいのでポリエステル複合糸は熱セッ
トされていることが好ましく、ポリエステル複合糸の製
水収縮率は10%以下が好ましく、8%以下がより好ま
しい。
エステルが充分熱可塑化されると解撚トルクが減少しシ
ボ立性が低下し易すいのでポリエステル複合糸は熱セッ
トされていることが好ましく、ポリエステル複合糸の製
水収縮率は10%以下が好ましく、8%以下がより好ま
しい。
以上説明したように本発明のポリエステル複合糸は仮撚
加工において良好なシボ立特性を有する強撚調の織編物
に好適な交互撚状融着仮撚加工糸とすることが可能で、
融着成分を容易に除去することができる特徴を有する。
加工において良好なシボ立特性を有する強撚調の織編物
に好適な交互撚状融着仮撚加工糸とすることが可能で、
融着成分を容易に除去することができる特徴を有する。
以下実施例を挙げて本発明の詳細な説明する。
実施例1
A成分ポリエステルとして固有粘度が0.65のエチレ
ンテレフタレート(64モル%)/エチレンイソフタレ
ート(33モル%)/エチレン5−ソジュームスルホイ
ソフタレート(6モル%)共重合ポリエステル(融点1
52℃)、エチレンテレフタレー)(65モル%)/エ
チレンイソフタレート(34モル%)/エチレン5−ソ
ジュームスルホイソフタレート(3モル%)共重合ポリ
ニスデル(融点148℃)、エチレンテレフタレ−)(
61モル%)/エチレンイソフタレート(36モルチ)
/エチレン5−ソジュームスルホイソフタレート(3モ
ル%)共重合ポリエステル、6 融点140℃)、エチ
レンテレフタレート(59モル%)/エチレンイソフタ
レート(38モル%)/エチレン5−ソジュームスルホ
イノフタレート(6モルチ)共重合ポリエステル(融点
160℃)の4水準を使用した。それぞれのポリエステ
ルを使用して得られたポリエステル複合糸を/I61,
2,3.4とする。ただし/161は本発明の効果を明
瞭にするための比較例である。
ンテレフタレート(64モル%)/エチレンイソフタレ
ート(33モル%)/エチレン5−ソジュームスルホイ
ソフタレート(6モル%)共重合ポリエステル(融点1
52℃)、エチレンテレフタレー)(65モル%)/エ
チレンイソフタレート(34モル%)/エチレン5−ソ
ジュームスルホイソフタレート(3モル%)共重合ポリ
ニスデル(融点148℃)、エチレンテレフタレ−)(
61モル%)/エチレンイソフタレート(36モルチ)
/エチレン5−ソジュームスルホイソフタレート(3モ
ル%)共重合ポリエステル、6 融点140℃)、エチ
レンテレフタレート(59モル%)/エチレンイソフタ
レート(38モル%)/エチレン5−ソジュームスルホ
イノフタレート(6モルチ)共重合ポリエステル(融点
160℃)の4水準を使用した。それぞれのポリエステ
ルを使用して得られたポリエステル複合糸を/I61,
2,3.4とする。ただし/161は本発明の効果を明
瞭にするための比較例である。
B成分ポリエステルとして固有粘度が0.66のポリエ
チレンテレフタレート融点258℃を使用し、B成分ポ
リエステルの重量割合全15係とし、紡糸温度290℃
、紡糸速度 1s o o m/w++ で同心芯鞘型(丸断面)に
複合紡糸した。次いで延伸倍率3.4倍、熱ビン温度1
00℃、熱板(20c1n長)180℃、延伸速度40
0m/組0で延伸し、75デニール−66フイラメント
の延伸糸とした。/I61〜4の延伸糸の導水収縮也は
5〜6%の範囲であj)、伸度が30〜63%の範囲で
、強度は3.8〜4.og/aの範囲であり、いずれも
モノフィラメント状であった。
チレンテレフタレート融点258℃を使用し、B成分ポ
リエステルの重量割合全15係とし、紡糸温度290℃
、紡糸速度 1s o o m/w++ で同心芯鞘型(丸断面)に
複合紡糸した。次いで延伸倍率3.4倍、熱ビン温度1
00℃、熱板(20c1n長)180℃、延伸速度40
0m/組0で延伸し、75デニール−66フイラメント
の延伸糸とした。/I61〜4の延伸糸の導水収縮也は
5〜6%の範囲であj)、伸度が30〜63%の範囲で
、強度は3.8〜4.og/aの範囲であり、いずれも
モノフィラメント状であった。
なおA成分ポリエステルのB成分ポリエステルに対する
アルカリ溶解速度比は12〜15倍である。
アルカリ溶解速度比は12〜15倍である。
次いで特開昭57−11221号公報の実施例1に準じ
た方法で仮撚加工を行なった。ただし熱板温度を165
℃、仮撚数3500 T’/MでS加熱しヒーター長5
0 cm 、揺動数6回/sec、糸速120m/=と
して融着交互仮撚し、S加熱融着部と2加熱融着部が長
手方向に交互に存在する加工糸とした。S加熱融着部と
2加熱融着部の平均撚数は/161は820 T/M、
/162は1600T/M。
た方法で仮撚加工を行なった。ただし熱板温度を165
℃、仮撚数3500 T’/MでS加熱しヒーター長5
0 cm 、揺動数6回/sec、糸速120m/=と
して融着交互仮撚し、S加熱融着部と2加熱融着部が長
手方向に交互に存在する加工糸とした。S加熱融着部と
2加熱融着部の平均撚数は/161は820 T/M、
/162は1600T/M。
765は2050T/M、 A64は2280T/Mで
あった。
あった。
タテ糸は前記した延伸糸、ヨコ糸は仮撚加工糸としてタ
テ密度110本/インチ、ヨコ密度92本/インチとし
て平織物を製織し、NaOH濃度30g / t 1
9 a℃のアルカリ水溶液中で7ボ立すると共に18%
減量しA成分の全てを溶解除去した。
テ密度110本/インチ、ヨコ密度92本/インチとし
て平織物を製織し、NaOH濃度30g / t 1
9 a℃のアルカリ水溶液中で7ボ立すると共に18%
減量しA成分の全てを溶解除去した。
ヨコ方向のシボ寄収縮率は/161が10%、/I’1
1i2が18係、扉6が22係、腐4が26チであって
通常のポリエステル実撚強撚糸を使用した対応する織物
と比較とすると/161は実撚数1200T/M、A2
は1800T/M、A3は2100T/M、A4は25
00T/Mのヨコ糸を使用したものには埋対応した。/
I61は強撚織編物としては/ボ質が劣悪で貧弱であっ
たのに対し、162〜/164は良好なシボ質であり、
特に/166と/f64が優れていた。
1i2が18係、扉6が22係、腐4が26チであって
通常のポリエステル実撚強撚糸を使用した対応する織物
と比較とすると/161は実撚数1200T/M、A2
は1800T/M、A3は2100T/M、A4は25
00T/Mのヨコ糸を使用したものには埋対応した。/
I61は強撚織編物としては/ボ質が劣悪で貧弱であっ
たのに対し、162〜/164は良好なシボ質であり、
特に/166と/f64が優れていた。
実施例2
実施例1の腐4の複合未延伸倍率3.4倍、熱ピン温度
100℃、延伸速度400 m/mfで延伸し、延伸糸
(/I65 )としたものと更に延伸熱板 □(20口
長)120℃を付加して延伸した延伸糸(A6)を得た
。
100℃、延伸速度400 m/mfで延伸し、延伸糸
(/I65 )としたものと更に延伸熱板 □(20口
長)120℃を付加して延伸した延伸糸(A6)を得た
。
製水収縮率はA5が15%、166が9%であり、/+
65の延伸糸は実質的に融着部分がなく、166は全て
のフ、イラメントに部分融着があった。また伸度は30
〜33チの範囲で、強度は3.8〜4.0g/dの範囲
であった。
65の延伸糸は実質的に融着部分がなく、166は全て
のフ、イラメントに部分融着があった。また伸度は30
〜33チの範囲で、強度は3.8〜4.0g/dの範囲
であった。
次いで実施例1に準じて仮撚加工、製織、/ボ立、アル
カリ処理を行なった。/I64に比較し/I65の仮撚
糸の2加熱部の撚密度が小さく平均撚数は1830T/
M、A6の2加熱部の撚密度は若干小さく平均撚数は2
0 s OT/M であり、織物のヨコ方向のシボ寄収
縮率はそれぞれ19%、26%であった。いずれも良好
なシボ質であるが扁6の方が優れていた。
カリ処理を行なった。/I64に比較し/I65の仮撚
糸の2加熱部の撚密度が小さく平均撚数は1830T/
M、A6の2加熱部の撚密度は若干小さく平均撚数は2
0 s OT/M であり、織物のヨコ方向のシボ寄収
縮率はそれぞれ19%、26%であった。いずれも良好
なシボ質であるが扁6の方が優れていた。
特許出願人 東し株式会社
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 +11 表面の少なくとも一部を形成する融点がステ
ルB成分とで形成されていることを特徴とするポリエス
テル複合糸。 (2) ポリエステルA成分が鞘、ポリエステルB成
分が芯である特許請求の範囲第(1)項記載のポリエス
テル複合糸。 (3) 複合糸を構成するフィラメント間の少なくと
も一部が融着している特許請求の範囲第(11項または
第(2)項記載のポリエステル複合糸。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17868282A JPS5971416A (ja) | 1982-10-12 | 1982-10-12 | ポリエステル複合糸 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17868282A JPS5971416A (ja) | 1982-10-12 | 1982-10-12 | ポリエステル複合糸 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5971416A true JPS5971416A (ja) | 1984-04-23 |
Family
ID=16052706
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17868282A Pending JPS5971416A (ja) | 1982-10-12 | 1982-10-12 | ポリエステル複合糸 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5971416A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61239039A (ja) * | 1985-04-12 | 1986-10-24 | 東レ株式会社 | 分割極細毛羽加工糸の製造方法 |
JPH01321916A (ja) * | 1988-05-06 | 1989-12-27 | Minnesota Mining & Mfg Co <3M> | 2成分繊維 |
-
1982
- 1982-10-12 JP JP17868282A patent/JPS5971416A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61239039A (ja) * | 1985-04-12 | 1986-10-24 | 東レ株式会社 | 分割極細毛羽加工糸の製造方法 |
JPH01321916A (ja) * | 1988-05-06 | 1989-12-27 | Minnesota Mining & Mfg Co <3M> | 2成分繊維 |
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