JPS5971364A - アルコキシシラン系架橋性組成物 - Google Patents
アルコキシシラン系架橋性組成物Info
- Publication number
- JPS5971364A JPS5971364A JP18095882A JP18095882A JPS5971364A JP S5971364 A JPS5971364 A JP S5971364A JP 18095882 A JP18095882 A JP 18095882A JP 18095882 A JP18095882 A JP 18095882A JP S5971364 A JPS5971364 A JP S5971364A
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- Silicon Polymers (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明はビニルアルコキシシランがグラフトされた合成
樹脂などのアルコキシシラン結合を含む化合物に該化合
物の結合触媒が添加されてなるアルコキシシラン系架橋
性組成物に存する。
樹脂などのアルコキシシラン結合を含む化合物に該化合
物の結合触媒が添加されてなるアルコキシシラン系架橋
性組成物に存する。
従来において、ビニルアルフキジシラン類がグラフトさ
れたポリエチレン−シラングラフトポリマーとか、アル
コキシシラン共重合ポリエチレン、ポリプロピレン等の
変性ポリマーを架橋させてよシ高次の例えば耐熱性等の
性能を付与することが行われている。そして、この架橋
を生せしめるためにアルコキシシランの縮合ヲ行わせる
ための縮合触媒としてはアミン類、酸類やアルキルスズ
カルボキシレート、有機チタン系化合物等の有機金属系
触媒が知られている。
れたポリエチレン−シラングラフトポリマーとか、アル
コキシシラン共重合ポリエチレン、ポリプロピレン等の
変性ポリマーを架橋させてよシ高次の例えば耐熱性等の
性能を付与することが行われている。そして、この架橋
を生せしめるためにアルコキシシランの縮合ヲ行わせる
ための縮合触媒としてはアミン類、酸類やアルキルスズ
カルボキシレート、有機チタン系化合物等の有機金属系
触媒が知られている。
しかしながら、これらの縮合触媒を用いた場合は縮合反
応が非常に遅く、実用化するには、熱水等に浸漬して水
処理を行うか又は組成物に含水塩や潮解性塩等を混入し
て＃１成物中への水分の導入量を増加させて縮合反応を
増速させるこ吉が行われて米たが、水処理の採用に水槽
等の装置類や水処理工程が新らたに必要となり、又、含
水塩、潮解性塩等の添加に組成物の諸物性を低下させる
傾向にあるので、これらは余り好ましいことでない。
応が非常に遅く、実用化するには、熱水等に浸漬して水
処理を行うか又は組成物に含水塩や潮解性塩等を混入し
て＃１成物中への水分の導入量を増加させて縮合反応を
増速させるこ吉が行われて米たが、水処理の採用に水槽
等の装置類や水処理工程が新らたに必要となり、又、含
水塩、潮解性塩等の添加に組成物の諸物性を低下させる
傾向にあるので、これらは余り好ましいことでない。
本発明は上記の如き現状にかんがみ、力みやかｆ単に空
気中の水分ないしｔｒｉ樹脂が自然状況下で吸着、吸水
している程度の水分によってすみやかにアルコキシシラ
ンの縮合反応が進行して、該縮合反応が完了し得るアル
コキシシラン系架橋性組成物を提供することを目的とし
てＱ［究せる結果なされたものであり、その要旨は、ア
ルコキシシラン結合を含む化合物に、 Ｒ２ケアルキル基又は他の有機基である）で表わされる
アルキルスズオキシド化合物が添加されてなることを特
徴とするアルコキシシラン系架橋性組成物に存する。
気中の水分ないしｔｒｉ樹脂が自然状況下で吸着、吸水
している程度の水分によってすみやかにアルコキシシラ
ンの縮合反応が進行して、該縮合反応が完了し得るアル
コキシシラン系架橋性組成物を提供することを目的とし
てＱ［究せる結果なされたものであり、その要旨は、ア
ルコキシシラン結合を含む化合物に、 Ｒ２ケアルキル基又は他の有機基である）で表わされる
アルキルスズオキシド化合物が添加されてなることを特
徴とするアルコキシシラン系架橋性組成物に存する。
本発明に用いられる上記アルキルスズオキシド化合物の
一般式におけるＲ１ｆｌアルキル基であるが、とくに炭
素数１〜８のアルギル基が好ましく、又、該アルキル基
は分岐していてもよい。
一般式におけるＲ１ｆｌアルキル基であるが、とくに炭
素数１〜８のアルギル基が好ましく、又、該アルキル基
は分岐していてもよい。
又、上記一般式中のＲ２ｆｌＲ１と同様アルキル基であ
ってもよく、若しくけアルキル基以外の有機基でありで
もよい。
ってもよく、若しくけアルキル基以外の有機基でありで
もよい。
この有機基としては、その中に酸素や９素、イオタ等の
伏素及び水素以外の元素を含んでいても差支えないもの
であり、該有機基としては例えば Ｒ’ Ｃｏｏ −基（Ｒ’ ｆｉ ７ ／ｌ／ キ７
Ｌ／基）、Ｒ’０−Ｃｏ−ＣＨ２−８−基、Ｒ’ ０−
ＣＯ−ＨＣ＝ＣＨ−Ｃｏｏ−基等が挙げられる。
伏素及び水素以外の元素を含んでいても差支えないもの
であり、該有機基としては例えば Ｒ’ Ｃｏｏ −基（Ｒ’ ｆｉ ７ ／ｌ／ キ７
Ｌ／基）、Ｒ’０−Ｃｏ−ＣＨ２−８−基、Ｒ’ ０−
ＣＯ−ＨＣ＝ＣＨ−Ｃｏｏ−基等が挙げられる。
又、上記化合物の本発明に用いられて好適な例きしては
ジメチルスズオキサイド、ジブチルスズオキサイド、ジ
オクチルスズオキサイド、モノメチルモノステアリール
スズオキサイド、モノメチルモノチオグリコール酸ステ
アリールエステルメルカプトスズオキサイド、モノオク
チルモノチオグリコール酸オクチルエステルメルカプト
スズオキサイド、モノメチルモノステアリールエステル
マレイエートスズオキシド等が挙げられる。
ジメチルスズオキサイド、ジブチルスズオキサイド、ジ
オクチルスズオキサイド、モノメチルモノステアリール
スズオキサイド、モノメチルモノチオグリコール酸ステ
アリールエステルメルカプトスズオキサイド、モノオク
チルモノチオグリコール酸オクチルエステルメルカプト
スズオキサイド、モノメチルモノステアリールエステル
マレイエートスズオキシド等が挙げられる。
次に本発明におけるアルコキシシラン結合を含む化合物
とけ、分子中にアルコキシ基がケイ紫に結合した分子構
造を有するものを指し、例えばビニルアルコキシシラン
がポリエチレン等のホリマーにグラフト結合したビニル
アル’：Ｊ ｋ ジシラングラフトポリマー、ビニルア
ルコキシシランと他の単量体との共重合体などの高分子
物質やシランカップリング剤などのアルコキシシラン結
合を有する低分子物質等が挙げられる。
とけ、分子中にアルコキシ基がケイ紫に結合した分子構
造を有するものを指し、例えばビニルアルコキシシラン
がポリエチレン等のホリマーにグラフト結合したビニル
アル’：Ｊ ｋ ジシラングラフトポリマー、ビニルア
ルコキシシランと他の単量体との共重合体などの高分子
物質やシランカップリング剤などのアルコキシシラン結
合を有する低分子物質等が挙げられる。
本発明の架橋性組成物を用意するには前記アルコキシシ
ラン結合を含む化合物と前記アルキルスズオキシド化合
物を加え合せて混合すればよいが、使用量としては前者
１００重量部に対し通常後者を０．００１〜１重量部用
いるのがよい。
ラン結合を含む化合物と前記アルキルスズオキシド化合
物を加え合せて混合すればよいが、使用量としては前者
１００重量部に対し通常後者を０．００１〜１重量部用
いるのがよい。
そして該架橋性組成物がビニルアルコキシシラングラフ
トポリマーなどの高分子物質である場合は、押出機、射
出成ｆ！８！機等の適宜な成形手段を用いて成形したの
ち大気中に放置しておくと、その中に含まれるアルキル
スズオキシド化合物の触媒作用により高分子物質中や大
気中の水分とアルコキシシランとが反応してシラノール
縮合が生じポリマー同志が架橋して耐熱性などが向上す
る等より高い品質のものとなるのである。
トポリマーなどの高分子物質である場合は、押出機、射
出成ｆ！８！機等の適宜な成形手段を用いて成形したの
ち大気中に放置しておくと、その中に含まれるアルキル
スズオキシド化合物の触媒作用により高分子物質中や大
気中の水分とアルコキシシランとが反応してシラノール
縮合が生じポリマー同志が架橋して耐熱性などが向上す
る等より高い品質のものとなるのである。
勿論架橋速度をより高めるために、熱水に浸漬したり、
水蒸気に接触させる等の処理を行うことも可能であるが
、大気中に放置する場合及び上記の熱水等による処理の
場合のいずれにおいても、従来の縮合触媒を用いた場合
に比して、本発明組成物は架橋速度が著るしく早く、短
時間で架橋を完了することが出来るものであり、作業性
にすぐれたものであると共に、組成物ないしは成形物の
物性を低下せしめる架橋速度向上のための含水塩や潮解
性塩などの添加側を必要としないので約性的にも良好な
ものが得られるのである。
水蒸気に接触させる等の処理を行うことも可能であるが
、大気中に放置する場合及び上記の熱水等による処理の
場合のいずれにおいても、従来の縮合触媒を用いた場合
に比して、本発明組成物は架橋速度が著るしく早く、短
時間で架橋を完了することが出来るものであり、作業性
にすぐれたものであると共に、組成物ないしは成形物の
物性を低下せしめる架橋速度向上のための含水塩や潮解
性塩などの添加側を必要としないので約性的にも良好な
ものが得られるのである。
以下余白。
又、本発明組成物に高分子系以外のものであっても該組
成物がすみやかに架橋し得るという特徴を生かして有効
に用いられることが出来、例えばアルコキシシラン結合
を含むシランカップリング則に前記アルギルスズオキシ
ド化合物を加えて本発明の組成物となし、これをガラス
繊維やその他の補強材ないしけ充堪削の表面処理に、樹
脂等との接合性向上を目的として使用することが可能で
あり、又、本発明組成物が液状の物１合はこれを塗布し
たのち架橋することにより硬化し被膜ｆｔ与えるのでコ
ーティング則としての用途に用いることも出来る。
成物がすみやかに架橋し得るという特徴を生かして有効
に用いられることが出来、例えばアルコキシシラン結合
を含むシランカップリング則に前記アルギルスズオキシ
ド化合物を加えて本発明の組成物となし、これをガラス
繊維やその他の補強材ないしけ充堪削の表面処理に、樹
脂等との接合性向上を目的として使用することが可能で
あり、又、本発明組成物が液状の物１合はこれを塗布し
たのち架橋することにより硬化し被膜ｆｔ与えるのでコ
ーティング則としての用途に用いることも出来る。
本発明のアルコキシシラン系架橋性組成物は上述の通り
の構成のものであるので、この中に含１れるアルキルス
ズオキシド化合物の作用によって従来のものに比して架
橋速度が極めて早く短時間で架橋が完了するので作業性
にすぐれたものであり、又、物性の低下を来たす恐れの
ある含水塩や潮解性物質等を架橋促進のために添加する
必要がなく、従ってこのだめの物性低下を来たすことの
ないものである。
の構成のものであるので、この中に含１れるアルキルス
ズオキシド化合物の作用によって従来のものに比して架
橋速度が極めて早く短時間で架橋が完了するので作業性
にすぐれたものであり、又、物性の低下を来たす恐れの
ある含水塩や潮解性物質等を架橋促進のために添加する
必要がなく、従ってこのだめの物性低下を来たすことの
ないものである。
以下実施例にもとづいて説明する。
実施例１
ポリエチレン（Ｍ Ｉ ＝ ４．０ ） １００重曲部
に、ビニルトリメトキシシラン１重量部、ベンゾイルパ
ーオキサイド１重バ１都を加えて均一に混合した混合物
を１８０〜２２０ ’Ｃで混紡押出を行い、ビニルトリ
メトキシシランがグラフトされたポリエチレンを用意し
た。
に、ビニルトリメトキシシラン１重量部、ベンゾイルパ
ーオキサイド１重バ１都を加えて均一に混合した混合物
を１８０〜２２０ ’Ｃで混紡押出を行い、ビニルトリ
メトキシシランがグラフトされたポリエチレンを用意し
た。
きらに該グラフトされたポリエチレンをアセトンに浸漬
することにより、過酸化物、未反応ビニルトリメトキシ
シランの除去を行って精製した。
することにより、過酸化物、未反応ビニルトリメトキシ
シランの除去を行って精製した。
カくシて用意したグラフト化ポリエチレン１００重且部
に、ジブチルスズオキシド（実施例）又はジグチルスズ
ジラウレート（比較例）をそれぞれ第１表に示されるｙ
加えて１６０℃でのロール混線を５分１〆ｉ＋行ってシ
ートとなして試験片を用意した。この試１片を８５℃の
熱水に＠１ｆｙＫ示される時間浸漬して引上げ、１２０
℃の熱キシレンに対する不溶分の割合（ゲル分率）を測
定した所、同表の通りであった。
に、ジブチルスズオキシド（実施例）又はジグチルスズ
ジラウレート（比較例）をそれぞれ第１表に示されるｙ
加えて１６０℃でのロール混線を５分１〆ｉ＋行ってシ
ートとなして試験片を用意した。この試１片を８５℃の
熱水に＠１ｆｙＫ示される時間浸漬して引上げ、１２０
℃の熱キシレンに対する不溶分の割合（ゲル分率）を測
定した所、同表の通りであった。
第 １ 表
実施例２
ビニルトリメトキシシランＩＯｙに、第２表に示される
化合物を加えたものを８５℃で５分間加熱した後の状Ｍ
を歓、察した所、同表の通りであった。
化合物を加えたものを８５℃で５分間加熱した後の状Ｍ
を歓、察した所、同表の通りであった。
（以下余白）
第 ２ 表
特許出願人
拍水化学工業株式会社
代表者 藤 沼 基 利
Claims (1)
- Ｌ アルコキシシラン結合を含む化合物に、基、Ｒ２ケ
アルキル基又は他の有機基である）で表わされるアルキ
ルスズオキシド化合物が添加されてなることを特徴とす
るアルコキシシラン系架橋性組成物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18095882A JPS5971364A (ja) | 1982-10-14 | 1982-10-14 | アルコキシシラン系架橋性組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18095882A JPS5971364A (ja) | 1982-10-14 | 1982-10-14 | アルコキシシラン系架橋性組成物 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5971364A true JPS5971364A (ja) | 1984-04-23 |
| JPS6356890B2 JPS6356890B2 (ja) | 1988-11-09 |
Family
ID=16092248
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18095882A Granted JPS5971364A (ja) | 1982-10-14 | 1982-10-14 | アルコキシシラン系架橋性組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5971364A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0321667A (ja) * | 1989-05-12 | 1991-01-30 | Union Carbide Chem & Plast Co Inc | 加水分解性共重合体の架橋法 |
| JPH0426864A (ja) * | 1990-05-22 | 1992-01-30 | Canon Inc | 画像形成装置 |
| WO2019189664A1 (ja) * | 2018-03-28 | 2019-10-03 | 株式会社カネカ | 加熱硬化型の硬化物の製造方法、および加熱硬化型の硬化性組成物 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH04235499A (ja) * | 1991-01-09 | 1992-08-24 | Sharp Corp | リモ−トコントロ−ル送信機 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS57105446A (en) * | 1980-12-19 | 1982-06-30 | Kanegafuchi Chem Ind Co Ltd | Curable composition |
-
1982
- 1982-10-14 JP JP18095882A patent/JPS5971364A/ja active Granted
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS57105446A (en) * | 1980-12-19 | 1982-06-30 | Kanegafuchi Chem Ind Co Ltd | Curable composition |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0321667A (ja) * | 1989-05-12 | 1991-01-30 | Union Carbide Chem & Plast Co Inc | 加水分解性共重合体の架橋法 |
| JPH0426864A (ja) * | 1990-05-22 | 1992-01-30 | Canon Inc | 画像形成装置 |
| WO2019189664A1 (ja) * | 2018-03-28 | 2019-10-03 | 株式会社カネカ | 加熱硬化型の硬化物の製造方法、および加熱硬化型の硬化性組成物 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6356890B2 (ja) | 1988-11-09 |
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