JPS5970656A - イミノジニトリル誘導体 - Google Patents
イミノジニトリル誘導体Info
- Publication number
- JPS5970656A JPS5970656A JP17957282A JP17957282A JPS5970656A JP S5970656 A JPS5970656 A JP S5970656A JP 17957282 A JP17957282 A JP 17957282A JP 17957282 A JP17957282 A JP 17957282A JP S5970656 A JPS5970656 A JP S5970656A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- alkylene oxide
- iminodinitrile
- derivative
- resin
- resins
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
- Polyethers (AREA)
- Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、金−属吸着用樹脂(以下キレート樹脂という
。)の合成に有用な新規イミノジニトリル誘導体に関す
るものである。
。)の合成に有用な新規イミノジニトリル誘導体に関す
るものである。
従来、キレート樹脂の合成に際駿、その原料Aしてイミ
ノジ酢酸が用いられており、イミノジ酢酸基を有するキ
レート樹脂9例えばDowex A−I Cダウケミカ
ル社製)、ダイヤイオンCR−10,20(三菱化成社
製)及びユニセレックUR−10、20、!10(ユニ
チカ社製)などが商品化されている。しかし、これらの
樹脂は゛、吸着される金属イオンの選択性が乏しく、特
、にCa”+、 Ca叶などの選択吸着性に問題がある
。また、これらのキレート樹脂に用いるマトリックスの
樹脂は、スチレン系樹脂やフェノール系樹脂にみられる
ように極めて疎水性をもったものが多い。そのため、水
系の含金属被処理液に対して使用した場合、キレート、
樹脂と被処理液の親和性か乏しく、配位子と金属イオン
の充分な接触が保てない。
ノジ酢酸が用いられており、イミノジ酢酸基を有するキ
レート樹脂9例えばDowex A−I Cダウケミカ
ル社製)、ダイヤイオンCR−10,20(三菱化成社
製)及びユニセレックUR−10、20、!10(ユニ
チカ社製)などが商品化されている。しかし、これらの
樹脂は゛、吸着される金属イオンの選択性が乏しく、特
、にCa”+、 Ca叶などの選択吸着性に問題がある
。また、これらのキレート樹脂に用いるマトリックスの
樹脂は、スチレン系樹脂やフェノール系樹脂にみられる
ように極めて疎水性をもったものが多い。そのため、水
系の含金属被処理液に対して使用した場合、キレート、
樹脂と被処理液の親和性か乏しく、配位子と金属イオン
の充分な接触が保てない。
したがって、従来のキレ−)wllMは、金属イオンの
配位能を有する配位子が有効に生かされないため、金属
イオンの吸着量が低く、吸着速度も遅いなどの欠点をも
っており、金属イオンを効率よく除去できないことが多
かった。
配位能を有する配位子が有効に生かされないため、金属
イオンの吸着量が低く、吸着速度も遅いなどの欠点をも
っており、金属イオンを効率よく除去できないことが多
かった。
本発明者らは、これらの実状に鑑み、イミノジ酢酸に代
るリガンド形成用化合物について鋭意研究した結果9分
子内にイミノジ酢酸前駆体構造とアルキレンオキシド構
造とを有する化合物がキレ−ト閏脂に優れた性能を与え
、上記の問題点を解決できることを見出し、木−発明に
到達した。
るリガンド形成用化合物について鋭意研究した結果9分
子内にイミノジ酢酸前駆体構造とアルキレンオキシド構
造とを有する化合物がキレ−ト閏脂に優れた性能を与え
、上記の問題点を解決できることを見出し、木−発明に
到達した。
すなわち本発明は、一般式(I)
(ただし、Rは炭素数2〜4のアルキレン基、nは1〜
60の整数を表わす。) で示されるイミノジニトリル誘導体である。
60の整数を表わす。) で示されるイミノジニトリル誘導体である。
本発明のイミノジニトリル誘導体は1分子内にイミノジ
酢酸ml駆体溝造とアルキレンオキシド構造とを存する
化合物である。かかる化合物は、アルキレンオキシド末
端の水酸基もしくは水酸基を他のへ′能括9例えばグリ
シジ/L/基、ハロゲノアルキル基、アミノアルキ/L
’基などに変性したものを利用して特定の仁71指から
なるマトリックスに共有結合を介して連結することVこ
より、瞳めて親水性の強いアルキレンオキシド鎖を枝(
以下スペーサーと称す。)にもち、その先に金属とのキ
レート形成能な有す゛るリガンドとしてのイミノジ酢酸
構造をもった新しいキレ−) m 脂の合°成を可能に
するものである。
酢酸ml駆体溝造とアルキレンオキシド構造とを存する
化合物である。かかる化合物は、アルキレンオキシド末
端の水酸基もしくは水酸基を他のへ′能括9例えばグリ
シジ/L/基、ハロゲノアルキル基、アミノアルキ/L
’基などに変性したものを利用して特定の仁71指から
なるマトリックスに共有結合を介して連結することVこ
より、瞳めて親水性の強いアルキレンオキシド鎖を枝(
以下スペーサーと称す。)にもち、その先に金属とのキ
レート形成能な有す゛るリガンドとしてのイミノジ酢酸
構造をもった新しいキレ−) m 脂の合°成を可能に
するものである。
本発明のイミノジニトリル誘導体は、疎水性のマトリッ
クス樹脂であるスチレン系樹脂やフェノール系向脂から
スペーサーを経て、リガンドをも・つたキレート樹脂4
脂を合成することを可能にし、スペーサーの構造−は、
親水性でかつ分子鎖が動き易いアルキレンオキシド構造
から成っているため。
クス樹脂であるスチレン系樹脂やフェノール系向脂から
スペーサーを経て、リガンドをも・つたキレート樹脂4
脂を合成することを可能にし、スペーサーの構造−は、
親水性でかつ分子鎖が動き易いアルキレンオキシド構造
から成っているため。
従来の同種のりガントを有するキレート樹脂にみられな
い特性9例えば高い吸着容量や吸着速度の向上を付与す
ることができる。
い特性9例えば高い吸着容量や吸着速度の向上を付与す
ることができる。
すなわら、キレート樹脂を産業上利用しうるためには、
a脂自体はある程度の機械的強度を必要とするため、ス
チレン系樹脂やフェノール系樹脂が用いられているが、
これらのマトリックス樹脂を親水性の11り造にかえる
と、一般に前記の機械的強度が損なわれてくるが1本発
明イミどジニトリ/L’誘導体を用いると、樹脂の機械
的強度を損なうことなくキレート樹脂としての性能をあ
げることができる。
a脂自体はある程度の機械的強度を必要とするため、ス
チレン系樹脂やフェノール系樹脂が用いられているが、
これらのマトリックス樹脂を親水性の11り造にかえる
と、一般に前記の機械的強度が損なわれてくるが1本発
明イミどジニトリ/L’誘導体を用いると、樹脂の機械
的強度を損なうことなくキレート樹脂としての性能をあ
げることができる。
前記の一般式(I)においてnの値は1〜3oであるが
、実用上1〜10.特に2〜5の範囲が好ましい。また
、Rはエチレン基が好ましい。このような好ましい具体
例としては1例えばN−ヒドロキンエチル−N、N−ジ
ンアノメチルアミン、N+ジオキシエチレン+N、N−
ジシアノメチルアミン。
、実用上1〜10.特に2〜5の範囲が好ましい。また
、Rはエチレン基が好ましい。このような好ましい具体
例としては1例えばN−ヒドロキンエチル−N、N−ジ
ンアノメチルアミン、N+ジオキシエチレン+N、N−
ジシアノメチルアミン。
N−(−)リオキシエチレン→・N、N−ジシアノメチ
ルアミン、N+テトツオキシエチレン+N、N−ジシア
ノメチルアミン、N+ペンタオキシエチレン4N、N−
ジシアノメチルアミンなどが挙げられる。
ルアミン、N+テトツオキシエチレン+N、N−ジシア
ノメチルアミン、N+ペンタオキシエチレン4N、N−
ジシアノメチルアミンなどが挙げられる。
本発明のイミノジニ)!J/L’誘導体を合成するには
1例えばイミノジアセトニトリルにアルキレンオキシド
を付加させればよい。その際に、#+1圧容器にイミノ
ジアセトニトリルを仕込み1次いでアルキレンオキシド
を加え、100〜180℃の反応温度で10時間ないし
30時間の反応時間セ10気圧ないし100気圧の加圧
密閉下に反応をゼなえばよい。このとき、イミノジアセ
トニトリルに対するアルキレンオキシドの仕込割合をモ
、ル比1:n〜1 : (n+0.2)にすることが好
ましい。(ただしnは一般式(I)で示すnを表わす。
1例えばイミノジアセトニトリルにアルキレンオキシド
を付加させればよい。その際に、#+1圧容器にイミノ
ジアセトニトリルを仕込み1次いでアルキレンオキシド
を加え、100〜180℃の反応温度で10時間ないし
30時間の反応時間セ10気圧ないし100気圧の加圧
密閉下に反応をゼなえばよい。このとき、イミノジアセ
トニトリルに対するアルキレンオキシドの仕込割合をモ
、ル比1:n〜1 : (n+0.2)にすることが好
ましい。(ただしnは一般式(I)で示すnを表わす。
)このようにして得られた本発明のイミノジニトリル誘
導体は、キレ−)<H脂合成の原料化合物としての用途
に有用である。また9本発明のイミノジニトリル誘導化
合物体を変性し、処理液に加え金属イオン補集剤として
用いることも可能である。
導体は、キレ−)<H脂合成の原料化合物としての用途
に有用である。また9本発明のイミノジニトリル誘導化
合物体を変性し、処理液に加え金属イオン補集剤として
用いることも可能である。
次に1本発明のイミノジニトリル誘導体を用いてキレー
ト樹脂を製造するには1例えば次のような方法を採用す
ることができる。すなわち、まず一般式(I)で示され
るイミノジニトリル誘導体とハロゲノアルキル基を有す
る樹脂(例えばスチレン−ジビニルベンゼン共重合体の
クロロメチル化体)とをアルカリの存在下で反応させて
ハロゲノアルキル基のハロゲン原子の一部又は全部に一
般式(I)で示されるイミノジニトリル誘導体を導入し
た反応生成物を得る。そのためには1例えばハロゲノア
ルキル基を有する樹脂のハロゲノアルキル基1モルに対
し、一般式(1)で示されるイミノジニトリル銹導体1
.0〜20モルを無溶媒又はトルエン、ジオキ今ン、ア
セトン、エーテル、ジメチルスルホキシド、テトフヒド
ロフヲン、アμコ−ルなどの溶媒中5(〕〜180℃の
温度で、一般式(I)で示されるイミノジニトリl’
L’!導体に対し、1.0〜6.0倍俄のアルカリ触媒
の存在下で数時間から170時間反応させればよい。こ
のアルカリ触媒としては9例えば金属ナトリウム、
kTaH、NaOH、KOHが用いられる。
ト樹脂を製造するには1例えば次のような方法を採用す
ることができる。すなわち、まず一般式(I)で示され
るイミノジニトリル誘導体とハロゲノアルキル基を有す
る樹脂(例えばスチレン−ジビニルベンゼン共重合体の
クロロメチル化体)とをアルカリの存在下で反応させて
ハロゲノアルキル基のハロゲン原子の一部又は全部に一
般式(I)で示されるイミノジニトリル誘導体を導入し
た反応生成物を得る。そのためには1例えばハロゲノア
ルキル基を有する樹脂のハロゲノアルキル基1モルに対
し、一般式(1)で示されるイミノジニトリル銹導体1
.0〜20モルを無溶媒又はトルエン、ジオキ今ン、ア
セトン、エーテル、ジメチルスルホキシド、テトフヒド
ロフヲン、アμコ−ルなどの溶媒中5(〕〜180℃の
温度で、一般式(I)で示されるイミノジニトリl’
L’!導体に対し、1.0〜6.0倍俄のアルカリ触媒
の存在下で数時間から170時間反応させればよい。こ
のアルカリ触媒としては9例えば金属ナトリウム、
kTaH、NaOH、KOHが用いられる。
次に、上記で14られた反応生成物を加水分解させる。
そのためには1例えば反応生成物を0.1〜8モ/I/
/(lの塩酸、硫酸などの鉱酸の存在下、50〜100
℃のtm度で1〜8時間反応させて加水分解すればよい
。このとぎ9反応生成物を@離することなく1反応生成
物に水を加えてそのまま加水分解させてもよい。
/(lの塩酸、硫酸などの鉱酸の存在下、50〜100
℃のtm度で1〜8時間反応させて加水分解すればよい
。このとぎ9反応生成物を@離することなく1反応生成
物に水を加えてそのまま加水分解させてもよい。
このようにして得られたキレート樹脂は、高い選択吸着
性と種々の金属イオンに対する速い吸着速度及び高い交
換容竜を示す優れたキv−)樹脂である。
性と種々の金属イオンに対する速い吸着速度及び高い交
換容竜を示す優れたキv−)樹脂である。
次に9本発明を実施例により具体的に説明する。
実施例1
耐圧の反応容器にイミノジアセトニトリル192を仕込
、エチレンオキシド28gを0℃下で封入し、密閉後1
20℃で10時間加熱攪拌した。反応後9反応糸を減圧
下で加熱して未反応ニトリル化合物を除去した後に淡黄
色の生成物44gを得た。
、エチレンオキシド28gを0℃下で封入し、密閉後1
20℃で10時間加熱攪拌した。反応後9反応糸を減圧
下で加熱して未反応ニトリル化合物を除去した後に淡黄
色の生成物44gを得た。
この生成物を核磁気共鳴スペクトル、赤外吸収スペクト
ル、元素分析などVこより分析したところ下式に示すN
÷トリオキシエチレン+N、N−ジシアノメチルアミン
であった。
ル、元素分析などVこより分析したところ下式に示すN
÷トリオキシエチレン+N、N−ジシアノメチルアミン
であった。
核磁気共鳴スペクト/L/Iδ2.3−’3.1 pp
m (N−CHt 、2H) + δ5.2 pp
m (N−CHgCN 、 41() 、δ6.6pp
m (QCCNC−,10H)。
m (N−CHt 、2H) + δ5.2 pp
m (N−CHgCN 、 41() 、δ6.6pp
m (QCCNC−,10H)。
元素分析C/lJ比;(計算値;ろ、33実測値、 5
.39蔦実施例2〜4 イミノジアセトニトリルの仕込量を0.1モアtzとし
、これに対してエチレンオキシドの仕込量を0.21モ
ル、 0.53モル、 0.84モルと仕込比率を
変えた他は実施例1と同じ反応温度1反応時間で反応を
行い、生成物を単離した。いずれの生成物も。
.39蔦実施例2〜4 イミノジアセトニトリルの仕込量を0.1モアtzとし
、これに対してエチレンオキシドの仕込量を0.21モ
ル、 0.53モル、 0.84モルと仕込比率を
変えた他は実施例1と同じ反応温度1反応時間で反応を
行い、生成物を単離した。いずれの生成物も。
実施例1の化合物と同じ位置に核磁気共鳴スペクトルの
ピークが認められ、水素原子の積分比からエチレンオキ
シドの付加隈が求まった。
ピークが認められ、水素原子の積分比からエチレンオキ
シドの付加隈が求まった。
核磁気共鳴スペクトルの水素原子の積分比は表1に示す
とおりであった。また9次のような化合物が得られた。
とおりであった。また9次のような化合物が得られた。
表1
2a; n = 2
N+ジオキシエチレン+N、N−ジンアノメチルアミン
3a’、n=5
N+ペンタオキシエチレン+N、N−ジシアノメチ ル
ア ミ ン 。
ア ミ ン 。
4ai n = 8
N+オクタオキシエチレン→−N、【(−ジシアノメチ
ルアミン。
ルアミン。
応用例1.比較例1
実施例1で得られたエチレンオキサイド5モルが付加し
たN(−)リオキシエチレン+N、N−ジシアノメチル
アミン39’ Q (0,172mole )を40−
のトルエンに溶解させ、攪拌しながら反応系を窒素置換
した。この反応系に窒素下です) IJウムノ\イドラ
イド5.2 g4(0,133モiL/)を入れ;室温
で水素ガスが発生しなくなるまで攪拌を続けた。続いて
クロロメチル化ポリスチレン(クロロメチル化度95%
I 3%ジビニルベンゼン架橋)′5gを加えて窒素下
80℃で48時間反応させて反応生成物を得た。この反
応生成物を口割し、 THF’/HtO(4/1)溶
媒500ccとTHF’100 cc で洗浄した後、
真空乾燥した。次にこの反応生成物を50%H2804
50cc中、70〜80℃で5時間加水分解し、その後
蒸留水で十分に洗浄してビーズ状のキレート樹脂を得た
。
たN(−)リオキシエチレン+N、N−ジシアノメチル
アミン39’ Q (0,172mole )を40−
のトルエンに溶解させ、攪拌しながら反応系を窒素置換
した。この反応系に窒素下です) IJウムノ\イドラ
イド5.2 g4(0,133モiL/)を入れ;室温
で水素ガスが発生しなくなるまで攪拌を続けた。続いて
クロロメチル化ポリスチレン(クロロメチル化度95%
I 3%ジビニルベンゼン架橋)′5gを加えて窒素下
80℃で48時間反応させて反応生成物を得た。この反
応生成物を口割し、 THF’/HtO(4/1)溶
媒500ccとTHF’100 cc で洗浄した後、
真空乾燥した。次にこの反応生成物を50%H2804
50cc中、70〜80℃で5時間加水分解し、その後
蒸留水で十分に洗浄してビーズ状のキレート樹脂を得た
。
得られた樹脂のCa2+に苅する選択眼u f!I;を
調べるため、おのおの[1,用モル/lのCa””、+
Mg叫を含むpH7の水溶t1150 mlに樹脂0
.59を加え、25℃で24時間振温した後、樹脂を分
離し、溶液中に残存する金属イAン量を原子吸光法で求
めた。
調べるため、おのおの[1,用モル/lのCa””、+
Mg叫を含むpH7の水溶t1150 mlに樹脂0
.59を加え、25℃で24時間振温した後、樹脂を分
離し、溶液中に残存する金属イAン量を原子吸光法で求
めた。
その結果を表2に示す。
なお、比較のため、ポリスチレン−イミノジ酢酸型の市
販キレート樹脂(比較例1)を用いて同様の処理を行っ
た。
販キレート樹脂(比較例1)を用いて同様の処理を行っ
た。
表2
次に、得られた樹脂の吸着速度を比較するため樹脂0.
1gを100 ppmのFe3+を含有する水溶液に加
え、30℃で50分間振とうし、あらかじめ求めたFe
3+イオンの平衡吸着量に対する50分後の吸着量を吸
着速度とした。
1gを100 ppmのFe3+を含有する水溶液に加
え、30℃で50分間振とうし、あらかじめ求めたFe
3+イオンの平衡吸着量に対する50分後の吸着量を吸
着速度とした。
その結果を表5に示す。
表に
のように本発明イミノジニトリ/Ii暦導体を用いて合
成したキレート樹脂は、市販の従来のキレート樹脂に比
し、吸着量、吸着選択性、吸着速度の機能において優れ
た性能を示した。
成したキレート樹脂は、市販の従来のキレート樹脂に比
し、吸着量、吸着選択性、吸着速度の機能において優れ
た性能を示した。
特許出願人 ユニチカ株式会社
Claims (2)
- (1)一般式(I) (ただし+ R1は炭素数2〜4のアルキレン基。 nは1〜60の整数を表にす。) で示されるイミノジニトリル誘導体。
- (2)nが、1〜10である特許請求の範囲第1項記載
のイミノジニトリ/L’誘導体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17957282A JPS5970656A (ja) | 1982-10-12 | 1982-10-12 | イミノジニトリル誘導体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17957282A JPS5970656A (ja) | 1982-10-12 | 1982-10-12 | イミノジニトリル誘導体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5970656A true JPS5970656A (ja) | 1984-04-21 |
Family
ID=16068080
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17957282A Pending JPS5970656A (ja) | 1982-10-12 | 1982-10-12 | イミノジニトリル誘導体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5970656A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US10577480B2 (en) * | 2015-06-22 | 2020-03-03 | Mitsubishi Chemical Corporation | Iminodiacetate chelating resin and manufacturing method therefor |
-
1982
- 1982-10-12 JP JP17957282A patent/JPS5970656A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US10577480B2 (en) * | 2015-06-22 | 2020-03-03 | Mitsubishi Chemical Corporation | Iminodiacetate chelating resin and manufacturing method therefor |
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