JPS597064Y2 - ガラス繊維強化プラスチック成形用型 - Google Patents
ガラス繊維強化プラスチック成形用型Info
- Publication number
- JPS597064Y2 JPS597064Y2 JP12574879U JP12574879U JPS597064Y2 JP S597064 Y2 JPS597064 Y2 JP S597064Y2 JP 12574879 U JP12574879 U JP 12574879U JP 12574879 U JP12574879 U JP 12574879U JP S597064 Y2 JPS597064 Y2 JP S597064Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- glass fiber
- mold
- reinforced plastic
- base material
- fiber base
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
- Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
- Moulding By Coating Moulds (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は改良されたガラス繊維強化プラスチック戒形用
型に係わり、更に詳しくはガラス繊維強化プラスチック
の戒形時にチャージされたガラス繊維のチャージパター
ンのずれをなくするように改良されたガラス繊維強化プ
ラスチック或形用型に関する。
型に係わり、更に詳しくはガラス繊維強化プラスチック
の戒形時にチャージされたガラス繊維のチャージパター
ンのずれをなくするように改良されたガラス繊維強化プ
ラスチック或形用型に関する。
従来ガラス繊維強化プラスチックの戒形においては、下
型、通常はメス型の上にチョップドストランドマット、
ロービングクロス、ガラスクロス、プレプレグ等の形態
のガラス繊維基材を数層重ね合せて載置し、しかる後に
上型、通常はオス型をそのメス型にセットし、ヴアキュ
ムレジンインジエクション法、コールドプレス法等によ
って戒形されていた。
型、通常はメス型の上にチョップドストランドマット、
ロービングクロス、ガラスクロス、プレプレグ等の形態
のガラス繊維基材を数層重ね合せて載置し、しかる後に
上型、通常はオス型をそのメス型にセットし、ヴアキュ
ムレジンインジエクション法、コールドプレス法等によ
って戒形されていた。
この方法ではガラス繊維基材はメス型上の所定の位置に
単に積層載置されているだけであり、何等固定されてお
らず、また相当の嵩高さ（厚味）をもって載置されてい
るために、戒形時オス型をメス型に接近せしめると、メ
ス型に載置されたガラス繊維基材とオス型の表面が接触
し、オス型の移動と共にメス型上に積層載置してあった
ガラス繊維基材がずり落ちる現象が生じ、ガラス繊維基
材のチャージパターンがずれて、、・モの分布が不均一
となり戒形品の強度、その他の品質に悪影響を生じる。
単に積層載置されているだけであり、何等固定されてお
らず、また相当の嵩高さ（厚味）をもって載置されてい
るために、戒形時オス型をメス型に接近せしめると、メ
ス型に載置されたガラス繊維基材とオス型の表面が接触
し、オス型の移動と共にメス型上に積層載置してあった
ガラス繊維基材がずり落ちる現象が生じ、ガラス繊維基
材のチャージパターンがずれて、、・モの分布が不均一
となり戒形品の強度、その他の品質に悪影響を生じる。
そしてこの現象は、使用するガラス繊維基材の積層数が
多くなればなる程、或いは浴槽や箱体のような深い立ち
上り部を持った戊形品を或形するときに特に著しい。
多くなればなる程、或いは浴槽や箱体のような深い立ち
上り部を持った戊形品を或形するときに特に著しい。
本考案はチュージされたガラス繊維基材の端部と接する
型の周縁部に溝を形戒し、該溝に軟質材を埋めることに
よって、前記ガラス繊維基材の端部をピンで仮止めする
ための仮止め部を設けることによって、ガラス繊維強化
プラスチックの或形時におけるガラス繊維基材のチャー
ジパターンのずれを完全に解決したものである。
型の周縁部に溝を形戒し、該溝に軟質材を埋めることに
よって、前記ガラス繊維基材の端部をピンで仮止めする
ための仮止め部を設けることによって、ガラス繊維強化
プラスチックの或形時におけるガラス繊維基材のチャー
ジパターンのずれを完全に解決したものである。
以下本考案の好適実施例を図面を参照して説明すると、
本考案のガラス繊維強化プラスチック或形用型はチャー
ジされたガラス繊維基材１の端部２と接する下型である
メス型３の周縁部４に溝５を形或し、この溝５に軟質材
７を埋め込むことによって仮止め部を設けたものであっ
て、チャージされたガラス繊維基材１はその端部２がこ
の仮止め部の軟質材７にタツ力一等の細いピン６で仮止
めされた後、上型であるオス型がセットされる。
本考案のガラス繊維強化プラスチック或形用型はチャー
ジされたガラス繊維基材１の端部２と接する下型である
メス型３の周縁部４に溝５を形或し、この溝５に軟質材
７を埋め込むことによって仮止め部を設けたものであっ
て、チャージされたガラス繊維基材１はその端部２がこ
の仮止め部の軟質材７にタツ力一等の細いピン６で仮止
めされた後、上型であるオス型がセットされる。
即ち本考案においてメス型をこのように構或したからが
ラス繊維基材１はメス型に仮止めされ、オス型をメス型
にセットする際にガラス繊維基材１とオス型が接触した
としてもチャージパターンのずれが起らず、従ってガラ
ス繊維強化プラスチツク中へのガラス繊維基材の均一な
分布が保持され、強度その他の使質の良好な製品が得ら
れる。
ラス繊維基材１はメス型に仮止めされ、オス型をメス型
にセットする際にガラス繊維基材１とオス型が接触した
としてもチャージパターンのずれが起らず、従ってガラ
ス繊維強化プラスチツク中へのガラス繊維基材の均一な
分布が保持され、強度その他の使質の良好な製品が得ら
れる。
然してガラス繊維基材１の端部２は戒形品の不用耳部と
なるものであり、これのメス型３への仮止めはタツ力一
等の細いピン６などで軽く仮止めするだけなので、戒形
完了後ピン６を端部２及び軟質材７から簡単に抜くこと
ができ、戊形品をメス型から容易に脱型することができ
る。
なるものであり、これのメス型３への仮止めはタツ力一
等の細いピン６などで軽く仮止めするだけなので、戒形
完了後ピン６を端部２及び軟質材７から簡単に抜くこと
ができ、戊形品をメス型から容易に脱型することができ
る。
なお軟質材７はゴム、木材その他タツ力一等の細いピン
が容易に挿し込まれる材質の部材であって、これをメス
型３の周縁部４に形或されている溝５に埋め込むことに
よってメス型３と一体に形或することができ、この場合
軟質材７は繰返し使用が可能である。
が容易に挿し込まれる材質の部材であって、これをメス
型３の周縁部４に形或されている溝５に埋め込むことに
よってメス型３と一体に形或することができ、この場合
軟質材７は繰返し使用が可能である。
以上の実施例において下型がメス型であり上型がオス型
である場合について説明したが、通常はそのような場合
がほとんどであると言え、その場合だけに限らず、下型
がオス型で上型がメス型である場合にも本考案は適用で
きかつ同様の作用効果を得られるものである。
である場合について説明したが、通常はそのような場合
がほとんどであると言え、その場合だけに限らず、下型
がオス型で上型がメス型である場合にも本考案は適用で
きかつ同様の作用効果を得られるものである。
図面は本考案の一実施例のガラス繊維強化プラスチック
或形用メス型の一部縦断面図を示す。 図中、符号 １・・・・・・ガラス繊維基材、２・・・
・・・ガラス繊維基材の端部、３・・・・・・メス型、
４・・・・・・メス型の周縁部、５・・・・・・溝、６
・・・・・・ピン、７・・・・・・軟質材。
或形用メス型の一部縦断面図を示す。 図中、符号 １・・・・・・ガラス繊維基材、２・・・
・・・ガラス繊維基材の端部、３・・・・・・メス型、
４・・・・・・メス型の周縁部、５・・・・・・溝、６
・・・・・・ピン、７・・・・・・軟質材。
Claims (1)
- チャージされたガラス繊維基材の端部と接する型の周縁
部に溝を形或し、該溝に軟質材を埋め込むことによって
、前記ガラス繊維基材の端部をピンで仮止めするための
仮止め部を設けたことを特徴とするガラス繊維強化プラ
スチック戒形用型。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12574879U JPS597064Y2 (ja) | 1979-09-13 | 1979-09-13 | ガラス繊維強化プラスチック成形用型 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12574879U JPS597064Y2 (ja) | 1979-09-13 | 1979-09-13 | ガラス繊維強化プラスチック成形用型 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5644118U JPS5644118U (ja) | 1981-04-21 |
| JPS597064Y2 true JPS597064Y2 (ja) | 1984-03-05 |
Family
ID=29357635
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12574879U Expired JPS597064Y2 (ja) | 1979-09-13 | 1979-09-13 | ガラス繊維強化プラスチック成形用型 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS597064Y2 (ja) |
-
1979
- 1979-09-13 JP JP12574879U patent/JPS597064Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5644118U (ja) | 1981-04-21 |
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