JPS5970607A - ヘア−リンス剤組成物 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、ヘアーリンス剤組成物に関し、特に洗髪後の
使用に際して、その毛髪への適用時のなめらかな感触性
に優れ、処理後の毛髪の柔軟性、しっとり感並びにくし
通り性の優ノした一＼アーリンス剤組成物に関するもの
である。

通常、毛髪は洗髪によりその表面に付着した汚れととも
に皮脂分も除かれるので、柔軟性を失なって風合及びく
し通りが悪くなり、帯電防止性も低下するなど好ましく
ない状態になる。この上うな好寸しくない状態を回促す
るために、洗髪後にヘアー１１ンス処理して毛髪を望ま
しい状態に同機きせることか一般に行われている。

従来、このようなヘアーリンス剤（・ユいくっｆＪ４ｔ
％案されているが、これらはＩ又は２個の高級アルギル
基を有する第四級アンモニウム塩と皮脂分）補給を兼ね
て毛髪の柔軟性及びくし通りをさらによくするための油
性物質とを組み合わせ、さらにその油性物質を乳化させ
るために非イオン性界面活性剤が配合される３、シかし
、界面活性剤の使用は毛髪への柔軟性個有効果を低下さ
せるなどの悪影響ヲ生じ、ヘアーリンス剤としてなお改
善の余地を有し、従って十分満足しうる性能を有するも
のではなかった。

本発明者らは、このような改善課題を有するヘアーリン
ス斉１ｒに関し、特にリンス処理後の毛髪の柔軟性、し
つとり感及びくし通シのよさに加え、使用時いシス処理
時）になめらがな感触を与えるより優れたヘアーリンス
剤を開発すべく研究を重ねた結果、改善されたリンス効
果を有する満足１〜つるヘアーリンス組成物を見出した
。

すなわち、本発明は、（Ａ）シアルギル型第四級アンモ
ニウム塩０．１〜２０重吐係及び（Ｂ）活性水素２〜６
個を有する化合物のポリオキシアルキレン何加重合体で
あって、オキシエチレン含量が０〜５０重量係重量別重
合体のリン酸エステル（）、１〜３０重量係を含有する
ことを特徴とするヘアーリンス剤組成物を提供する。

本発明のリンス剤組成物に用いられるジアルキル型第四
級アンモニウム塩は、通常ヘアリンス剤に使用されるジ
アルキル型アンモニウム塩類を包含するが、特に一般式 （式中、Ｒ１及びＲ２は、それぞれ炭素数８〜２２のア
ルキル基又はヒドロキシアルキル基、Ｒ３及ヒＲ４は、
それぞれ炭素数１〜３のアルキル基もしくはヒドロキシ
アルキル基又は付加モル数５以下のポリオキシエチレン
基であり、Ｘはハロゲン又は炭素数１〜２のアルキル硫
酸基を示す）で表わされるジ高級アルキル型第四級アン
モニウノ、塩が好適に用いられる。式中のＲ１とＲ２は
同一でも異なっていてもよく、またＲ３とＲ４も同一・
でも異なっていてもよい。好ましいＲ１及びＲ２は炭素
数１２〜２２のアルキル基であり、好ましいＲ３及びＲ
４は炭素数１〜２のアルキル基又はヒドロキシエチル基
である。またＸは好ましくは塩素である。

このような第四級アンモニウム塩としては。例えばジス
テアリルジメチルアンモニウムクロリド、シバルミチル
ジメチルアンモニウムクロリド、ジセチルヒドロキシエ
チルメチルアンモニウムクロリド、シ硬化牛脂アルキル
ジメチルアンモニウムクロリドなどを挙げることができ
る。

このジアルキル型第四級アンモニウム塩は、リンス剤組
成物中に０．１〜２０重量係重量式含有ことが重要で、
含有量が０．１重量％未満では満足すべき毛髪の柔軟性
やしつとシ感が得られず、また２０重重量％超えると毛
髪がべたついて重い感じになるので好ましくない。好ま
しい量は０．３〜５重量係である。

また、本発明組成物に用いられる活性水素２−６個を有
するポリアルギレンーオキシドのリン酸エステル（Ｂ）
成分は、活性水素２〜６個を有する化合物に１種丑たは
２種以上のアルキレンオキシドを付加重合させた重合体
のリン酸エステルであって、付加重合体中のオキシエチ
レン含ｆｉｉＪ：５ｏｉｆｉ％以下であることが重要で
あり、オキシエチレン含量を全く含まなくてもよい。刊
加重合体中のオキシエチレン含量が５０Ｊｉ量係を超え
ると親水性が強くなシすぎ、リンス効果が低下するので
好ましくなく、好ましい含量はａｏ：１ｆｆｉ％以下で
ある。

丑たリン酸エステルを形成するポリオキシアルキレン何
加重合体は、活性水素２〜６個を有する化合物にアルキ
レンオキシドを酸又はアルカリの存在下に付加重合させ
たもの）、そのような化合物は水又は活性水素２〜６個
を有する炭素数２〜６のアルコールアミン及びチオール
類であって、好ましいものは炭素数２〜６の２〜６価の
多価アルコール又は炭素数２〜６のアルキルアミンモジ
くはポリアルキレンポリアミンである１、このような化
合物としては例えばエチレングリコール、プロピレング
リコール、フチレンゲリコール、ヘキシレングリコール
の」、うなグリコール類、グリセリン、トリノチロール
プロパン、ペンタエリスリトールのような多価アルコー
ル類、エチレンジアミン、トリエチレンジアミン、テト
ラエチレンジアミンのような多価アミン類などを挙げる
ことができる。これらのうち炭素数２〜６を有する２〜
６価のアルコール及びポリアルキレンポリアミンが好ま
しく、特に２〜４価のアルコール類が好丑しい。また、
アルキレンオキシドは、好ましくは炭素数３〜４のもの
であり、これらはエチレンオキシドとともに付加体を形
成させる場合には５０重重量％上使用することが重要で
ある。さらに付加重合体中におけるオキシエチレン単位
を除くポリオキシアルキレン部分の分子量は約５００〜
１０．００゜程度が好ましく、小さすぎるとそのリン酸
エステル化物は毛髪に適用した際のなめらかさを低下さ
せ、また大きすぎると適用後の毛髪がべたつくので好ま
しくない。より好ましい分子量は約８００〜５．０００
である。

このようなポリオキシアルキレンイ」加重合体は、公知
の方法により容易にリン酸エステル化され、本発明に用
いられる（Ｂ）成分とすることができる。

そのようなリン酸化剤は同ら制限されないが、例えば五
酸比リン、三塩化リンやオキシ塩化リンなどが好適に使
用される。

本発明組成物に（Ｂ）成分として用いられるリン酸エス
テルは、上記のような末端に遊離水酸基２〜６個を有す
るポリオキシアルキレンアル重合体ヲリン酸エステル化
して得られるものであり、そのリン酸エステル化は遊離
水酸基をすべてエステル化１〜でもよいが、必ずしもそ
の必要はなく、例えば平均１５係以上リン酸エステル化
したものも本発明に使用することができる。しかし、こ
のリン酸エステル化度は、４０％以上が好１しく特に６
０係以上が好ましい。また、このようにリン酸エステル
化されたものは必ずしも中和することなく本発明の（Ｂ
）成分として使用しつるが、適当に中和して用いること
もできる。中和して塩を形成させる場合には、例えばア
ルカリ金属塩、アンモニウムｔｋ　、ｋ　素１７１２〜
３のアルカノールアミン塩やアルキル基の炭素数１〜３
のアミン塩などが好適である。

リン酸エステルの具体例としては、ポリプロピレングリ
コール（ＭＷ＝２１００）のリン酸エステル。

ポリ（オキシエチレンオキシプロピレン）グリコール（
ＰＡＯ＝３８００．　ＥＯ＝　１０係）のリン酸エステ
ル、ポリ（オキシエチレンオキシブチレン）グリコール
（ＰＡＯ＝２２００．　ＫＯ＝　２０　ｑｂのリン酸エ
ステル、グリセリンに付加重合させたポリ（オキシエチ
レンオキシプロピレン）トリオール（ＰＡＯ＝　３００
０．　ＥＯ＝　１０係）のリン酸エステル、ペンタエリ
スリトールに付加重合させたポリ（オキシエチレンオキ
シプロピレン）テトラオール（ＰＡＯ＝３０００．　Ｅ
Ｏ＝１０％）ゝのリン酸エステル及びこれらのトリエタ
ノールアミン塩などが挙げられる。

ここに、ＰＡＯは付加重合体中のオキシエチレン部分ヲ
除くポリオキシアルキレン部分を意味し、その数字はそ
れらの重合体としての分子量であり、またＥＯは付加重
合に使用されたエチレンオキシドの略号であり、その係
はポリオキシアルキレン中のＦｉＯの含有割合（重量）
を表示している。

また、（Ｂ）成分としてのリン酸エステルの含有鼠は、
本発明の組成物全重量に基いて０．１〜３０重量係の範
囲である。この配合量が０．１重量％未満では満足すべ
き整髪効果が得られず、逆に配合量が３０重量％′ｆｆ
：超えるとリンス効果が劣化する。

好ましくは０．３〜ｌＯ重量係の範囲である。

本発明の組成物は、上記（Ａ）成分と（Ｂ）成分をそれ
ぞれ特定範囲量組み合わせて含有させるものであるが、
本発明の目的を阻害しない範囲で、例えば油分、非イオ
ン性界面活性剤及びアルコール類などを適宜添加するこ
とができる。

油分としては、例えば高級アルコール、クリセリト、脂
肪酸エステル、流動パラフィン、オレフィン低重合体、
ラノリン誘導体、コラーゲン誘導体、シリコーン類など
があり、また非イオン性界面活性剤としては、例えばポ
リオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレ
ンアルケニルエーテル、ノルビタン脂肪酸エステル、ポ
リオキシエチレンソルビタン脂肪哨エステル、ポリオキ
シエチレンヒマシ油ｎ４　体、シヨ糖脂肪ｅエステルな
どを挙げることができ、さらにアルコール類としては、
例えばエチレングリコール、プロピレングリコール、ク
リセリン、ポリエチレングリコ−ル、エタノール、セロ
ソルブなどを挙ケルことができる。

本発明の組成物には、その他リンス剤に通常添加使用さ
れる粘度調整剤、ノ・イドロトロープ、乳濁剤、殺菌剤
、着色剤、香料、キレート削、酸化防止剤、防はい削在
どを添加することもできる。

本発明のリンス剤組成物は、柔軟性、しっとり感、しな
−やかさなどリンス効果の良さに加釆て使用時になめら
かな感触を与える極めて望−ましいリンス剤である。

次に実施例により本発明をさらに詳細に説明する。

なお、例中の組成物含有係は重量による。

また、リンス剤組成物の使用時のなめらか感、適用後の
毛髪のしっとり感及びくし通り性の評価（−ｊ：次の方
法及び基準によるものである。

（１）なめらか感（使用時）； あらかじめ市販シャンプーで洗浄した毛束（長さ２（Ｊ
ｃＴｎ、重Ｈ２ｏ　ｙ　）に試料のヘアリンス剤２２を
塗布して十分になじませたのち、４０℃の温湯５００ｍ
１で２回すすぎ洗いする。

ヘアリンス剤塗布時及びすすぎ時のなめらか感（すべす
べした感触）をパネル１０名により評価した。評価基準
は良好５点、普通３点、劣る１点とし、結果はパネル１
０名の平均値で表わした。

（２）シつとり感 あらかじめ市販シャンプーで洗浄した毛束（長さ２０ｔ
ｙｎ、重量２ｏｙ）に試料のヘアリンス剤２７を塗布し
て十分になじ凍ぜたのち、４０℃の温湯５００ｍ１で２
回すすぎ、毛束を軽くシタま゛つたのち温度２５℃、相
対湿度６５％の条件下で１昼夜放置する。

このリンス処理した毛束についてパイ・ルｌＯ名により
しっとり感を評価する。評価基準は良好５点、普通３点
、劣る１点とし、結果はノζネル１０名の平均直で表わ
した。

Ｃ３）＜Ｌ通り性 ゛しっとり感の場合と同じリンス処理した毛束から一定
量の毛髪を採り、静摩擦係数を測定してくし通り性の尺
度とした。静摩擦係数の小さい程、くし通り性の良さを
表わす。

実施例１ Ｆ　四級アンモニウム塩１．０％、リン酸エステル２．
０％、セタノール２．０％、ポリオキシエチレン（１０
）ソルビタンモノステプレート０．７％、ポリオキシエ
チレン（５０）　ＩＮ化ヒマシ油ニーデル０．７係、プ
ロピレングリコール３．０％、少量の香料並びに色素及
゛び水残部からなるヘアリンス剤を調製し、ヘアリンス
剤としての各種の性能を評価ｌ−だ。

用いた第四級アンモニウム塩及びリン酸エステルの種類
を第１表に、また各種調製剤の評価結果を第２表に示し
た。

第１表 ただし、表中のＣ−１及びＣ−２は（Ｂ）成分に対応す
る本発明外のものである。

上表よシ、本発明の−・アーリンス剤組成物（盃１〜６
）は、本発明外の組成物（ｊ８７〜８）に比べて、なめ
らか感、しっとり感及びくし通９件すべてにおいて顕著
に優れており、実用上極めて満足しつる改善された組成
物であることがわかる。

特許出願人　ライオ／株式会社 代理人　内　形　　明 手続補正書 昭和５７年１１月５　日 昭和５７年特許願第１７９３２８号 ２発明の名称 ヘアーリンス斉旧財ノ戊物 ３　抽１１゛を−４る台 小１′１との関り〃′持許出願人 １１　　所東東部墨田区本所−丁目３番７号代表者　小
　　林　　　　　敦 ４代　理　人 〒１０４東市部中央区銀座６０１４番５号−１−屋ビル
５階８補正の内容 （１）明細書第６ページ最下行の１アルコールアミン」
ヲ「アルコール、アミン」に１ＴｉＥＬｆ：ｔ。

（２）同第１０ページ第８行目の「・・・に基いて」を
［・・・に基づいて］に訂正します。

（３）同第１０ページ第１０行１」の１整髪効果」を１
なめらか感」に訂正しまず。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １（Ａ）ジアルキル型第四級アンモニウム塩０．１〜２
   ０重ｉ％及び（Ｂｌ活性水素２〜６個を有する化合物の
   ポリオキシアルキレン何加重合体であって、オキシエチ
   レン含量が０〜５０ｉｉ％の付加重合体のリン酸エステ
   ル０．１〜３０重量係を含有することを特徴とするヘア
   ーリンス剤組成物。 ２　ジアルキル型第四級アンモニウム塩が、一般式 Ｃ式中Ｒ１及びＲ２はそれぞれ炭素数８〜２２のアルキ
   ル基又はヒドロキシアルキル基であり、Ｒ３及びＲ４は
   そ証ぞれ炭素数１〜３のアルキル基もしくはヒドロキシ
   アルキル基、ベンジル基又は付加モル数５以下のポリオ
   キシエチレン基であり、又はハロゲン又は炭素数１〜２
   のアルキル硫酸基である） で表わされる化合物である特許請求の範囲第１項記載の
   組成物。 ３　活性水素２〜６個を有する化合物が、２〜６個の炭
   素原子を有する２〜６価のアルコール又はポリアルキレ
   ンポリアミンである特許請求の範囲第１項記載の組成物
   。