JPH10236930A - ヘアリンス剤組成物 - Google Patents

ヘアリンス剤組成物

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JPH10236930A
JPH10236930A JP4615597A JP4615597A JPH10236930A JP H10236930 A JPH10236930 A JP H10236930A JP 4615597 A JP4615597 A JP 4615597A JP 4615597 A JP4615597 A JP 4615597A JP H10236930 A JPH10236930 A JP H10236930A
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JP
Japan
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carbon atoms
group
hair
ammonium
alkyl
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JP4615597A
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Yasuo Suzuki
康生 鈴木
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Kao Corp
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Abstract

(57)【要約】 【解決手段】 (A)式(1)で表わされるN−アルキルアミ
ドアルカノール硫酸エステル塩、及び(B)カチオン性界
面活性剤を含有するヘアリンス剤組成物。 【化1】 (R1はC6〜C22のアルキル基又はアルケニル基、R2
はC1〜C22のアルキル基、アルケニル基又は水素原
子、R3はC1〜C5のアルキレン基、R4OはC2〜C3
オキシアルキレン基、Mは水素原子、アルカリ金属、ア
ルカリ土類金属、アンモニウム塩等、nは0〜20の任意
の数を示す。) 【効果】 平滑性及び柔軟性に優れ、しかも長期間安定
である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はヘアリンス剤組成物
に関し、更に詳細には、平滑性及び柔軟性に優れ、しか
も長期間安定なヘアリンス剤組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】洗髪後の種々の弊害を除去する目的で、
すすぎ時にジステアリルジメチルアンモニウムクロライ
ド等の第4級アンモニウム塩を有効成分とするヘアリン
ス剤組成物が使用されている。ヘアリンス剤組成物は毛
髪に柔軟性、平滑性、帯電防止性等を付与することを目
的とするものであるが、第4級アンモニウム塩のみでは
柔軟性、平滑性に関し十分な効果が得られないため、更
に高級アルコール、グリセライド、流動パラフィン等の
油分が配合されている。
【0003】しかしながら、油分と第4級アンモニウム
塩との乳化分散系を得ようとした場合、第4級アンモニ
ウム塩は十分な効果を発揮する量の油分を安定に乳化、
分散する能力を有さないため、より親水性の高い非イオ
ン性界面活性剤を配合して乳化、分散系を安定に保つこ
とが試みられていた。しかしながら、親水性の高い非イ
オン性界面活性剤はリンス効果を著しく低下させる作用
を有するため、これを配合すると、第4級アンモニウム
塩と油分による本来のリンス効果が十分に得られないと
いう問題があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の目的
は、十分な量の油分が安定に乳化、分散され、しかも優
れたリンス効果を有するヘアリンス剤組成物を提供する
ことにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】かかる実情において、本
発明者らは鋭意研究を行った結果、特定のN−アルキル
アミドアルカノール硫酸エステル塩とカチオン性界面活
性剤を組合わせて用いれば、平滑性及び柔軟性に優れ、
しかも長期間安定なヘアリンス剤組成物が得られること
を見出し、本発明を完成した。
【0006】すなわち、本発明は、次の成分(A)及び
(B): (A)一般式(1)
【0007】
【化2】
【0008】(式中、R1は炭素数6〜22の直鎖又は分
岐鎖のアルキル基又はアルケニル基を示し、R2は炭素
数1〜22のアルキル基、アルケニル基又は水素原子を示
し、R3は炭素数1〜5の直鎖又は分岐鎖のアルキレン
基を示し、R4Oは炭素数2〜3のオキシアルキレン基
を示し、nは0〜20の任意の数を示し、n個のR4Oは
同一でも異なっていてもよい。Mは水素原子、アルカリ
金属、アルカリ土類金属、アンモニウム、総炭素数2〜
9のアルカノールアンモニウム、総炭素数1〜22のアル
キルアンモニウムもしくはアルケニルアンモニウム、炭
素数1〜18のアルキルもしくはアルケニル置換ピリジニ
ウム、又は塩基性アミノ酸を示す。)で表わされるN−
アルキルアミドアルカノール硫酸エステル塩、(B)カチ
オン性界面活性剤を含有するヘアリンス剤組成物を提供
するものである。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明で用いられる成分(A)のN
−アルキルアミドアルカノール硫酸エステル塩は、前記
一般式(1)で表わされるものである。一般式(1)におい
て、R1で示される炭素数6〜22の直鎖又は分岐鎖のア
ルキル基又はアルケニル基としては、ヘキシル、オクチ
ル、デシル、ドデシル、テトラデシル、ヘキサデシル、
オクタデシル、イソステアリル、エイコシル、ドコシル
等の基が挙げられ、炭素数6〜22の直鎖又は分岐鎖のア
ルキル基が起泡性の点で好ましく、炭素数8〜18の直鎖
アルキル基が特に好ましい。
【0010】また、R2で示される炭素数1〜22のアル
キル基又はアルケニル基としては、メチル、エチル、プ
ロピル、ブチル等の基の他、上記のR1で例示したアル
キル基又はアルケニル基が挙げられる。R2としては水
素原子又はメチル基が起泡性、安全性及び化学的安定性
の面から特に好ましい。
【0011】R3で示される炭素数1〜5の直鎖又は分
岐鎖のアルキレン基としては、メチレン基、ペンチレン
基、2−メチルブチレン基が好ましく、特にはメチレン
基が起泡性及び化学的安定性の上で好ましい。
【0012】R4Oで示される炭素数2〜3のオキシア
ルキレン基としては、オキシエチレン基又はオキシプロ
ピレン基が好ましい。nは0〜20の任意の数を示すが、
n=0〜10の任意の数が好ましく、n=0が特に好まし
い。またn個のR4Oは同一でも異なっていてもよい。
【0013】Mは水素原子、アルカリ金属、アルカリ土
類金属、アンモニウム、総炭素数2〜9のアルカノール
アンモニウム、総炭素数1〜22のアルキルアンモニウム
もしくはアルケニルアンモニウム、炭素数1〜18のアル
キルもしくはアルケニル置換ピリジニウム、又は塩基性
アミノ酸を示すが、アンモニウム、ナトリウム、カリウ
ム、総炭素数2〜9のアルカノールアンモニウムが起泡
性の点から好ましく、アンモニウム、ナトリウム、トリ
エタノールアンモニウムがより好ましい。
【0014】成分(A)のN−アルキルアミドアルカノー
ル硫酸エステル塩としては、一般式(1)において、R1
炭素数6〜22の直鎖又は分岐鎖のアルキル基、R2が水
素原子又はメチル基、R3が炭素数1〜5の直鎖又は分
岐鎖のアルキレン基、R4Oがオキシエチレン基又はオ
キシプロピレン基、nが0〜10の任意の数、Mがアンモ
ニウム、ナトリウム、カリウム又は総炭素数2〜9のア
ルカノールアンモニウムのものが好ましく;特にR1
炭素数8〜18の直鎖アルキル基、R2が水素原子又はメ
チル基、R3が炭素数1〜5の直鎖アルキレン基、nが
0、Mがアンモニウム、ナトリウム又はトリエタノール
アンモニウムのもの;更にR1が炭素数8〜18の直鎖ア
ルキル基、R2が水素原子、R3がメチレン基、ペンチレ
ン基又は2−メチルブチレン基、nが0、Mがアンモニ
ウム、ナトリウム又はトリエタノールアンモニウムのも
の;就中、R1が炭素数8〜18の直鎖アルキル基、R2
水素原子、R3がメチレン基、nが0、Mがアンモニウ
ム、ナトリウム又はトリエタノールアンモニウムのもの
が好ましい。
【0015】成分(A)のN−アルキルアミドアルカノー
ル硫酸エステル塩(1)は、例えば特開平7-267917号公報
に記載の方法に従って製造することができる。
【0016】成分(A)のN−アルキルアミドアルカノー
ル硫酸エステル塩の好ましい例を具体的に示せば、次の
通りである。
【0017】CH3(CH2)11NHCOCH2OSO3NH4, CH3(CH2)11NH
CO(CH2)5OSO3NH4, CH3(CH2)9NHCOCH 2OSO3NH4, CH3(CH2)
11N(CH3)COCH2OSO3Na, CH3(CH2)11NHCOCH2OSO3Na, CH
3(CH2) 11NHCO(CH2)2OSO3Na, CH3(CH2)11NHCO(CH2)3OSO3
Na, CH3(CH2)11NHCO(CH2)4OSO3Na, CH3(CH2)11NHCO(C
H2)5OSO3Na, CH3(CH2)11NHCOCH2CH(CH3)CH2CH2OSO3Na,
CH 3(CH2)11NHCOCH2CH(CH3)CH2CH2OSO3K, CH3(CH2)13NHC
O(CH2)3OSO3Na, CH3(CH2)1 3NHCO(CH2)3OSO3NH4, CH3(CH
2)13NHCO(CH2)4OSO3NH4, CH3(CH2)9NHCO(CH2)3OSO3Na,
CH3(CH2)9NHCO(CH2)3OSO3HN(CH2CH2OH)3, CH3(CH2)9NHC
O(CH2)3OSO3H2N(CH2CH2OH)2, CH3(CH2)9NHCO(CH2)3OSO3
H3NCH2CH2OH, CH3(CH2)9NHCO(CH2)5OSO3Na,CH3(CH2)7NH
CO(CH2)4OSO3Na, CH3(CH2)11N(CH3)CO(CH2)3OSO3Na, CH
3(CH2)13N(CH3)CO(CH2)4OSO3Na, CH3(CH2)11NHCO(CH2)3
OCH2CH2OSO3Na, CH3(CH2)11NHCO(CH2)4OCH2CH(CH3)OSO3
Na, CH3(CH2)9NHCO(CH2)4O(CH2CH2O)5SO3Na, CH3(CH2)
11N(CH 3)CO(CH2)3OSO3NH4, CH3(CH2)11N(CH3)CO(CH2)4O
SO3Na, CH3(CH2)11NHCO(CH2)3OSO3NH4, CH3(CH2)11N(CH
3)COCH2OSO3NH4, CH3(CH2)11NHCOCH2OSO3Na
【0018】成分(A)のN−アルキルアミドアルカノー
ル硫酸エステル塩は、単独で又は2種以上を組合せて使
用することができる。また本発明のヘアリンス剤組成物
中への成分(A)の配合量は特に限定されるものではない
が、全組成中に0.1〜20重量%配合するのが好ましく、
特に0.5〜5重量%、更に1〜4重量%配合すると、平
滑性及び柔軟性に優れるとともに、安定性もより良好で
あるので好ましい。
【0019】本発明で用いられる成分(B)のカチオン性
界面活性剤としては、例えば次の一般式(2)、(3)で表わ
される第4級アンモニウム塩等が挙げられる。
【0020】
【化3】
【0021】(式中、R5、R6、R7及びR8のうち、少
なくとも1個は総炭素数8〜28のアルコキシ基、アルケ
ニルオキシ基、アルカノイルアミノ基又はアルケノイル
アミノ基で置換されていてもよいアルキル基若しくはア
ルケニル基を示し、残余はベンジル基、炭素数1〜5の
アルキル基若しくはヒドロキシアルキル基又は合計付加
モル数10以下のポリオキシエチレン基を示し、X-はハ
ロゲンイオン又は有機アニオンを示す)
【0022】
【化4】
【0023】(式中、R5及びR6のうち、少なくとも1
個は総炭素数8〜28のアルコキシ基、アルケニルオキシ
基、アルカノイルアミノ基又はアルケノイルアミノ基で
置換されていてもよいアルキル基若しくはアルケニル基
を示し、残余はベンジル基、炭素数1〜5のアルキル基
又はヒドロキシアルキル基を示し、R9及びR10は炭素
数2〜3のアルキレン基を示し、X- はハロゲンイオン
又は有機アニオンを示し、rは1〜20の整数を示す)
【0024】これらのカチオン性界面活性剤のうち、特
に前記一般式(2)で表わされる第4級アンモニウム塩が
好ましく、更に一般式(2)の好ましいものとしては、例
えばジステアリルジメチルアンモニウムクロライド、ス
テアリルトリメチルアンモニウムクロライド、ラウリル
トリメチルアンモニウムクロライド、N−ステアリル−
N,N,N−トリ(ポリオキシエチレン)アンモニウム
クロライド(合計3モル付加)、セチルベンジルジメチ
ルアンモニウムクロライド、セチルトリエチルアンモニ
ウムブロマイド、ジステアリルジメチルアンモニウムク
ロライド等のほか、次の一般式(4)〜(6)で表わされる分
岐第4級アンモニウム塩が挙げられる。
【0025】
【化5】
【0026】
【化6】
【0027】これらのうち、一般式(4)で表わされる分
岐第4級アンモニウム塩は、例えば通常、炭素数8〜16
のオキソアルコールを原料として合成されるものであ
り、その例としては、オキソアルコールから導かれるア
ルキル基を有するジアルキルジメチルアンモニウム塩、
ジアルキルメチルヒドロキシエチルアンモニウム塩、ジ
アルキルメチルベンジルアンモニウム塩等が挙げられ
る。本発明においては、式(4)のR7の分岐率が、通常10
〜100%のものが用いられるが、特に10〜50%のものが
好ましい。また、R7の合計炭素数が8〜16のものが用
いられるが、一定の分布を持ったものが好ましく、特に
以下に示す分布を有するものが好ましい。
【0028】
【表1】 C8〜C11:5%以下 C12 :10〜35% C13 :15〜40% C14 :20〜45% C15 :5〜30% C16 :5%以下
【0029】斯かる分岐第4級アンモニウム塩の具体例
としては、炭素数8〜16で分岐率10〜50%のアルキル基
を有する、ジアルキルジメチルアンモニウムクロリドが
挙げられる。
【0030】また、一般式(5)で表わされる分岐第4級
アンモニウム塩は通常、炭素数8〜28のゲルベアルコー
【0031】
【化7】
【0032】この分岐第4級アンモニウム塩のうち、好
ましいものとしては、例えばゲルベアルコールから導か
れるアルキル基を有するアルキルトリメチルアンモニウ
ム塩、アルキルジメチルベンジルアンモニウム塩、ジア
ルキルジメチルアンモニウム塩、ジアルキルメチルヒド
ロキシエチルアンモニウム塩、ジアルキルメチルベンジ
ルアンモニウム塩等が挙げられる。更に、これらのうち
で特に好ましいものとしては、例えば2−デシルテトラ
デシルトリメチルアンモニウムクロリド、2−ドデシル
ヘキサデシルトリメチルアンモニウムクロリド、ジ−2
−ヘキシルデシルジメチルアンモニウムクロリド、ジ−
2−オクチルドデシルジメチルアンモニウムクロリド等
を挙げることができる。
【0033】また、一般式(6)で表わされるメチル分岐
第4級アンモニウム塩としては、sとtの和が15となる
ものが好ましい。
【0034】更に、一般式(2)、(3)、(4)、(5)及び(6)
で表わされる第4級アンモニウム塩の対イオンであるX
-の具体例としては、塩素、ヨウ素、臭素等のハロゲン
イオン;メトサルフェート、エトサルフェート、メトフ
ォスフェート、エトフォスフェート等の有機アニオンが
挙げられる。
【0035】成分(B)のカチオン性界面活性剤は、単独
で又は2種以上を組合わせて使用することができる。ま
た本発明のヘアリンス剤組成物中への成分(B)の配合量
は特に限定されるものではないが、全組成中に0.1〜20
重量%配合するのが好ましく、特に0.5〜5重量%、更
に1〜4重量%配合すると、より平滑性に優れるので好
ましい。
【0036】本発明のヘアリンス剤組成物には、前記成
分のほか、通常のヘアリンス剤組成物に用いられる成
分、例えば炭化水素、高級アルコール、エステル類、シ
リコーン油等の油分;グリセリン、プロピレングリコー
ル、1,3−ブチレングリコール、ポリエチレングリコ
ール等の保湿剤;アニオン界面活性剤、ノニオン界面活
性剤、両性界面活性剤等の界面活性剤;抗フケ剤、ビタ
ミン類等の薬効剤;パラベン類等の防腐剤;水溶性高分
子等の増粘剤;染料、顔料等の着色剤;グリコールエス
テル等のパール化剤;その他キレート剤、各種調合香料
等を、本発明の効果を損なわない範囲で適宜配合するこ
とができる。
【0037】本発明の毛髪化粧料は、通常の方法に従っ
て製造することができ、ヘアリンス剤、ヘアコンディシ
ョナー、ヘアトリートメント、ヘアパックなどとするこ
とができる。
【0038】
【実施例】次に、実施例を挙げて本発明を更に説明する
が、本発明はこれら実施例に限定されるものではない。
【0039】実施例1 表2に示す組成のヘアリンス剤組成物を常法により製造
し、これを使用したときの感触、櫛通り力及びヘアーフ
ライを評価した。結果を表3及び表4に示す。
【0040】
【表2】
【0041】(評価方法)リンス剤組成物10gを500ml
の水に溶かし、これに市販のシャンプーで処理した毛髪
の束(長さ20cm、重さ20g:以下トレスと称する)2本
を30秒間浸漬した後、30秒間流水で濯いだ。これをタオ
ルで水切りし、湿時並びにこれを室温に半日放置して乾
燥した時のトレスについて次の評価を行った。
【0042】(1) 感触:女性パネル10名に本発明品及び
比較品で処理したトレスにさわらせて、どちらがしっと
りして、しなやかな感触に優れているかを判断させた。
【0043】(2) 櫛通り力:トレスをストレインゲージ
に吊し、市販の櫛(間隔〜1mm)で1回1秒の速度で櫛
どき、その際トレスにかかる力を測定した。
【0044】(3) ヘアーフライ:櫛通り力を測定したト
レスを25℃、25%RHの部屋に1日放置した後、ナイロン
ブラシでトレスをブラッシングした際のヘアーフライの
程度を調べ、起るものを×、起らないものを○で表示し
た。
【0045】
【表3】
【0046】
【表4】
【0047】表3及び表4から明らかなように、本発明
のヘアリンス剤組成物は、リンス効果が高く、優れた感
触が得られるものであった。また安定性も良好であっ
た。
【0048】実施例2 以下に示す組成のヘアリンス剤組成物を常法により製造
した。得られたヘアリンス剤組成物は、平滑性及び柔軟
性に優れるとともに、長期間安定性も良好であった。
【0049】
【表5】 (成分) (重量%) セチルベンジルジメチルアンモニウムクロライド 1.0 n-C12H25N(CH3)COCH2OSO3NH4 1.0 セタノール 1.0 水 バランス (pH(5%)5.0)
【0050】実施例3 以下に示す組成のヘアリンス剤組成物を常法により製造
した。得られたヘアリンス剤組成物は、平滑性及び柔軟
性に優れるとともに、長期間安定性も良好であった。
【0051】
【表6】 (成分) (重量%) ラウリルトリメチルアンモニウムクロライド 2.0 n-C12H25NHCOCH2OSO3Na 2.0 流動パラフィン 5.0 水 91.0 (pH(5%)6.0)
【0052】
【発明の効果】本発明のヘアリンス剤組成物は、平滑性
及び柔軟性に優れ、しかも長期間にわたり安定性も良好
である。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 次の成分(A)及び(B): (A)一般式(1) 【化1】 (式中、R1は炭素数6〜22の直鎖又は分岐鎖のアルキ
    ル基又はアルケニル基を示し、R2は炭素数1〜22のア
    ルキル基、アルケニル基又は水素原子を示し、R3は炭
    素数1〜5の直鎖又は分岐鎖のアルキレン基を示し、R
    4Oは炭素数2〜3のオキシアルキレン基を示し、nは
    0〜20の任意の数を示し、n個のR4Oは同一でも異な
    っていてもよい。Mは水素原子、アルカリ金属、アルカ
    リ土類金属、アンモニウム、総炭素数2〜9のアルカノ
    ールアンモニウム、総炭素数1〜22のアルキルアンモニ
    ウムもしくはアルケニルアンモニウム、炭素数1〜18の
    アルキルもしくはアルケニル置換ピリジニウム、又は塩
    基性アミノ酸を示す。)で表わされるN−アルキルアミ
    ドアルカノール硫酸エステル塩、 (B)カチオン性界面活性剤を含有するヘアリンス剤組成
    物。
  2. 【請求項2】 成分(A)を0.1〜20重量%、成分(B)を0.1
    〜20重量%含有する請求項1記載のヘアリンス剤組成
    物。
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