JPS596879Y2 - 縦形ゲ−ム機 - Google Patents

縦形ゲ−ム機

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JPS596879Y2
JPS596879Y2 JP5719879U JP5719879U JPS596879Y2 JP S596879 Y2 JPS596879 Y2 JP S596879Y2 JP 5719879 U JP5719879 U JP 5719879U JP 5719879 U JP5719879 U JP 5719879U JP S596879 Y2 JPS596879 Y2 JP S596879Y2
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JP
Japan
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door
glass door
metal frame
glass
closed
Prior art date
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Expired
Application number
JP5719879U
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JPS55156774U (ja
Inventor
茂 市原
昌夫 前野
完司 内山
Original Assignee
株式会社 大一商会
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Publication date
Application filed by 株式会社 大一商会 filed Critical 株式会社 大一商会
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は扉粋に形或した窓の周縁に金枠を取付け、そ
の金枠の一側縁にガラス扉と前面扉とを上下に並べて蝶
着し、前記窓をガラス扉及び前面扉にて開閉可能に覆う
ようにしたパチンコ機、コインゲーム機等の縦形ゲーム
機に関するものである。
従来のパチンコ機又はコインゲーム機等のこの種の縦形
ゲーム機においては、例えば実公昭4826633号公
報に示されているように、金棒の内周縁に断面ほぼU字
状の保合溝を形威し、ガラス扉及び前面扉を閉じた状態
で、ガラス扉の開放側端縁の後部に形或された係合突条
が前記金枠の保合溝に係合するようになっていた。
ところが、この従来構戒では、例えばパチンコ機の扉粋
に装着された遊戯盤上の障害釘にパチンコ球が引っ掛か
って落下しなかった場合等において、ガラス扉を開放し
てトラブルを解消した後、そのガラス扉を閉じるとき、
ガラス扉の開放側端縁が金枠に衝突し、扉粋に装着され
た遊戯盤、賞球排出装置ある・いは前面扉に設けられた
球供給装置等に衝撃が加わるとともに、衝突音が発生す
る欠陥があった。
又、前記従来構或のパチンコ機等においては、ガラス扉
の閉或状態において前記係合溝と係合突条との間に隙間
が形威されるため、遊戯中にパチンコ球の発射動作等に
ともなってガラス扉が振動するおそれがあった。
さらに、この従来構戊では、ガラス扉がそれを閉或状態
に錠止するための錠止機構の錠止、解除に関係なく閉或
状態に配置されるようになっているため、ガラス扉が錠
止機構により錠止された状態にあるかどうかを確認する
ことができないとともに、錠止機構を解除操作してガラ
ス扉を開放させる場合、その開放側端縁と金枠との間に
爪等を挿入掛止して開放操作しなければならず、その操
作が非常に面倒であった。
この考案は前記のような従来構或における欠陥を解消す
るためになされたものであって、ガラス扉を閉じた状態
で金枠に圧接係合するように、ガラス扉の蝶着側端縁を
除く開放側端縁に沿って弾性体を取着することにより、
ガラス扉の閉戊時における衝撃を緩和することができる
とともに、衝突音の発生を防止することができ、しかも
遊戯中におけるガラス扉の振動を防止することができ、
さらにガラス扉が錠止機構にて錠止されていない場合に
は、弾性体の作用でガラス扉の開放側端縁が扉粋の窓か
ら前方に突出し、ガラス扉が閉或状態に錠止されている
かどうかを容易に確認することができるとともに、ガラ
ス扉の突出部に指等を掛けて、そのガラス扉を安全かつ
容易に開放させることができしかもガラス扉を開けて保
守作業をするときガラス扉の縁でケガをすることがなく
さらに薄い金属板で形威されるガラス扉粋の機械的強度
を補強することができる新規な縦形ゲーム機を提供する
ことを目的とする。
以下、この考案の一実施例を図面に従って説明すると、
図面中1はパチンコ機の外形を構成する機枠、2は機枠
1の前面に螺番3を介して開閉可能に取付けられた扉枠
、4は扉枠2に形威された窓、5は窓4の周縁に取付け
られた金枠、6は窓4の上方部を開閉可能に覆うように
金枠5の一側縁に蝶着されたガラス扉、7は窓4の下方
部を開閉可能に覆うように金枠5の一側縁に蝶着された
前面扉である。
そして、図示されていないが、前記扉枠2の背面には遊
戯盤を収納した機械取付枠が装着されており、前記前面
扉7には打球機構にパチンコ球を供給するための球供給
装置が設けられている。
次に、前記各部材の構戊を詳細に説明すると、10は前
記金枠5の内周縁に沿って形或された取付用段差部であ
って、第2図〜第4図に示すように窓4の周縁に沿って
扉枠2の前面に形威された切欠凹部11内に嵌挿され、
複数個の固定ネジ12により扉枠2に固定されている。
13は扉枠2の前面にて窓4の周縁に沿って延びるよう
に、金枠5の外周縁全周にわたって形威された中空状の
突条部であって、後述するように前記ガラス扉6及び前
面扉7を蝶着するための蝶着ピンの嵌挿部等として利用
し得るようになっている。
14は前記ガラス扉6の右側縁に形威された上下一対の
筒状部、15は第5図に示すように上方筒状部14の上
端に嵌合固定された係止ピンであって、金枠5の上方突
条部13の内周面に形威された係止孔16に着脱可能に
係合している。
17は下方筒状部14の下端と対応するように金枠5の
取付用段差部10前面に溶接固定されたほぼ横U字状の
掛止金具であって、第2図及び第5図に示すようにその
上下面には嵌合孔18がそれぞれ形或されている。
19は下方筒状部14内に上下動可能に挿通されたほほ
士字状の摺動ピンであって、前記掛止金具17の上部嵌
合孔18に係脱し得るようになっている。
20は摺動ピン19とガラス扉6との間に掛装された引
張バネであって、摺動ピン19を掛止金具17上の嵌合
孔18との係合位置に向かって下方に移動付勢している
21は前記ガラス扉6の内周面に適宜間隔をおいて形威
された前後一対のガラス板収納溝であって、第4図に示
すようにそれらの上端部が開放されている。
22は各収納溝21内に上端開放部からそれぞれ挿入さ
れた前後一対のガラス板であって、前後方向に適宜の間
隔をおいて配置され、前方のガラス板22の前面から磁
石により不正操作が行われるのを防止するようになって
いる。
23は前記収容溝21間においてガラス扉6の上端開放
部に左右方向に架設された補強ロツドである。
24は前記前面扉7の右側後面に固着された蝶着板であ
って、第2図及び第5図に示すようにその右側縁には上
下一対の筒状部25が形戊されている。
26は前記掛止金具17の内側から下部嵌合{L18に
嵌挿された係止ピンであって、前記蝶着板24の上方筒
状部25の上端に着脱可能に係合するようになっている
27は蝶着板24の下方筒状部25内に上下動可能に挿
通されたほぼL字状の摺動ピンであって、前記金枠5の
下方突条部13の内周面に形威された嵌合孔28に係脱
し得るようになっている。
29は摺動ピン27と蝶着板24との間に掛設された引
張バネであって、摺動ピン27を下方突条部13上の嵌
合孔28との係合位置に向かって下方に移動付勢してい
る。
従って、前記ガラス扉6はその右側上端の係止ピン15
を金枠5上部の係止孔16に係脱するとともに、右側下
端の摺動ピン19を掛止金具17の上部嵌合孔18に係
脱することにより、金枠5の右側上部に容易に着脱する
ことができる。
又、前記前面扉7はその右側上端の筒状部25に掛止金
具17下部の係止ピン26を係脱するとともに、右側下
端の摺動ピン27を金枠5下部の嵌合孔28に係脱する
ことにより、金枠5の右側下部に容易に着脱することが
できる。
次に、前記金枠5に対するガラス扉6及び前面扉7の重
合部、並びにガラス扉6及び前面扉7の相互間の重合部
に施された緩衝構戒について詳述すると、30は前記金
枠5の取付用段差部10上において、その右側部ほぼ全
長、下側部全長及び左側下部に接着固定された弾性体で
あって、耐熱性の高いふっ素ゴム、吸湿性の高いスポン
ジゴム等のゴム材料、若しくは弾性の高いポリウレタン
、その他のナイロン、ふっ素樹脂、フェノール樹脂、各
種発泡樹脂等の樹脂材料により形威されている。
そして、前記弾性体30は第3図〜第5図から明らかな
ように、その右側前面においてガイラ扉6及び前面扉7
の右側縁に設けられた蝶着用の筒状部14.25に常時
圧接係合し、又下側前面及び左側前面において閉戒状態
にある前面扉7の開放側端縁後部に圧接係合するように
なっている。
31はガラス扉6の蝶着側端縁を除く開放側端縁に沿っ
て、その上下両側縁及び左側縁の後部に嵌着固定された
弾性体であって、前記金枠5上の弾性体30と同様に適
宜のゴム材料若しくは樹脂材料により形或されている。
そして、このガラス扉6上の弾性体31は第3図及び第
4図から明らかなように、ガラス扉6を閉じた状態でそ
の上側及び左側後面にて金枠5の取付用段差部10前面
に圧接係合するとともに、下側後面にて閉或状態にある
前面扉7上端縁の段差部32に圧接係合するようになっ
ている。
33は第2図及び第5図に示すように前記掛止金具17
内に嵌合固着された正面ほぼ横丁字形の閉鎖体であって
、前記弾性体30,31と同様に適宜のゴム材料若しく
は樹脂材料により形或され、掛止金具17の取付部分に
おける金枠5とガラス扉6及び前面扉7との間の隙間を
塞ぐようになっている。
前記のように構威されたパチンコ機について、次に作用
を説明する。
さて、第3図〜第5図はパチンコ機をその下部が上部よ
りも前方へ張り出すように若干傾斜させて装設配置し、
ガラス扉6及び前面扉7を周知の錠止機構により閉戒位
置に錠止した状態を示すものである。
この状態においては、金枠5に対するガラス扉6及び前
面扉7の重合部、並びにガラス扉6及び前面扉7の相互
間の重合部が、両弾性体30.31及び閉鎖体33によ
り隙間なく密閉されている。
従って、遊戯中にパチンコ球の発射動作等にともなって
ガラス扉6及び前面扉7が振動するおそれはなく、安定
した状態で使用することができる。
前記の遊戯中に、扉枠2に装着された遊戯盤上の障害釘
にパチンコ球が引っ掛かって落下しなかったり、前面扉
7に設けられた球供給装置に球づまりが生じて打球機構
にパチンコ球が供給されなくなったりした場合、錠止機
構を解除操作すると、前記ガラス扉6及び前面扉7が弾
性体30.31の作用により前方に押し出され、それら
の扉6,7の開放側端縁が金枠5内から前方に若干突出
する。
従って、その突出部に指等を掛けてガラス扉6及び前面
扉7を容易に開放させることができる。
しかも、ガラス扉6の蝶着側端縁を除く開放側端縁が弾
性体31にてカバーされているので、ガラス扉を開放さ
せるとき、及び開放させて保守作業をするとき、同開放
側端縁でケガをするといった心配はない。
この開放時には、前記ガラス扉6及び前面扉7の右側縁
に設けられた蝶着用の筒状部14.25が金枠5上の弾
性体30の右側前面に常時圧接係合しているため、両扉
6,7は自重により閉戊回動されることなく所定の開放
状態に確実に保持される。
従って、前記トラブルの解消作業を容易かつ円滑に行う
ことができる。
その後、前面扉7及びガラス扉6を閉じると、前面扉7
の左側後面及び下側後面が金枠5上の弾性体30の前面
に係合するとともに、ガラス扉6上の弾性体31が金枠
5の取付用段差部10の前面及び前面扉7の段差部32
の前面にそれぞれ係合する。
従って、この閉或操作時に、ガラス扉6及び前面扉7と
金枠5との間の重合部、並びにガラス扉6及び前面扉7
の相互間の重合部に発生する衝撃が前記弾性体30.3
1にて緩和され、扉枠2に装着された遊戯盤、賞球排出
装置あるいは前面扉7に設けられた球供給装置等に衝撃
が加わったり、衝突音が発生したりすることなく、両扉
6,7を閉じることができる。
そして、前記の状態からガラス扉6及び前面扉7の開放
側端縁をさらに後方に押圧して、前記錠止機構を作動操
作すると、第3図及び第4図に示すように両扉6,7が
弾性体30.31を介して金枠5の前面若しくは相互に
圧接係合し、それらの弾性体30.31を若干圧縮させ
た状態で両扉6,7が錠止機構にて閉戊位置に錠止保持
される。
従って、錠止機構の作動操作前においては、ガラス扉6
及び前面扉7の開放側端縁が金枠5の前方に突出してお
り、両扉6,7が閉戒状態に確実に錠止されているかど
うかを容易に確認することができる。
なお、この考案は前記実施例の構成に限定されるもので
はなく、この考案の趣旨から逸脱しない範囲で各部の構
或を任意に変更して具体化することも可能であり、又こ
の考案をコインゲーム機等の他の縦形ゲーム機に実施す
ることもできる。
以上詳述したようにこの考案は、扉粋に形或した窓の周
縁に金枠を取付け、その金枠の一側縁にガラス扉と前面
扉とを上下に並べて蝶着し、前記窓をガラス扉及び前面
扉にて開閉可能に覆うようにした縦形ゲーム機において
、前記ガラス扉を閉じた状態で金枠に圧接係合するよう
に、ガラス扉の蝶着側端縁を除く開放側端縁に沿って弾
性体を取着したことにより、ガラス扉の閉戊時における
衝撃を緩和することができるとともに、衝突音の発生を
防止することができ、しかも遊戯中におけるガラス扉の
振動を防止することができ、さらにガラス扉が錠止機構
にて錠止されていない場合には、弾性体の作用でガラス
扉の開放側端縁が扉粋の窓から前方に突出し、ガラス扉
が閉或状態に錠止されているかどうかを容易に確認する
ことができるとともに、ガラス扉の突出部に指等を掛け
て、そのガラス扉を安全かつ容易に開放させることがで
きしかもガラス扉を開けて保守作業をするときガラス扉
の縁でケガをすることがないという優れた効果を奏する
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案を具体化したパチンコ機全体の斜視図
、第2図はその部分拡大斜視図、第3図は部分拡大横断
面図、第4図は部分拡大縦断面図、第5図はガラス扉及
び前面扉の蝶着部分における部分拡大縦断面図である。 扉枠・・・・・・2、窓・・・・・・4、金枠・・・・
・・5、ガラス扉・・・・・・6、前面扉・・・・・・
7、取付用段差部・・・・・・10、弾性体・・・・・
・31.段差部・・・・・・32。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 1.扉枠2に形成した窓4の周縁に金枠5を取付け、そ
    の金枠5の一側縁にガラス扉6と前面扉7とを上下に並
    べて蝶着し、前記窓4をガラス扉6及び前面扉7にて開
    閉可能に覆うようにした縦形ゲーム機において、前記ガ
    ラス扉6を閉じた状態で金枠5に圧接係合するように、
    ガラス扉6の蝶着側端縁を除く開放側端縁に沿ってガラ
    ス扉6自体に弾性体31を取着したことを特徴とする縦
    形ゲーム機。
  2. 2.前記弾性体31の下側部が前面扉7の上端前面と圧
    接係合するようになっている実用新案登録請求の範囲第
    1項に記載の縦形ゲーム機。
JP5719879U 1979-04-27 1979-04-27 縦形ゲ−ム機 Expired JPS596879Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5719879U JPS596879Y2 (ja) 1979-04-27 1979-04-27 縦形ゲ−ム機

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JP5719879U JPS596879Y2 (ja) 1979-04-27 1979-04-27 縦形ゲ−ム機

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Publication Number Publication Date
JPS55156774U JPS55156774U (ja) 1980-11-11
JPS596879Y2 true JPS596879Y2 (ja) 1984-03-02

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ID=29291285

Family Applications (1)

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JP5719879U Expired JPS596879Y2 (ja) 1979-04-27 1979-04-27 縦形ゲ−ム機

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