JPS5968116A - リ−ドスイツチ - Google Patents

リ−ドスイツチ

Info

Publication number
JPS5968116A
JPS5968116A JP17889982A JP17889982A JPS5968116A JP S5968116 A JPS5968116 A JP S5968116A JP 17889982 A JP17889982 A JP 17889982A JP 17889982 A JP17889982 A JP 17889982A JP S5968116 A JPS5968116 A JP S5968116A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
contact
alloy
gold
piece
lead piece
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP17889982A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6355732B2 (ja
Inventor
章 田中
近藤 恭英
茂 斉藤
馬場 正典
小熊 俊郎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP17889982A priority Critical patent/JPS5968116A/ja
Publication of JPS5968116A publication Critical patent/JPS5968116A/ja
Publication of JPS6355732B2 publication Critical patent/JPS6355732B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Contacts (AREA)
  • Switches That Are Operated By Magnetic Or Electric Fields (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (81発明の技術分野 本発明はガラス管の中に両端から磁性材料のリード片を
封入し、リード片の互いにオーバラップする部分で接点
の開閉を行なわせるリードスイッチに関する。
(bl技術の背景 通電のリードスイッチは第1図(イ)に示すように、ガ
ラス管lの両端から1対のリード片2°、3゛が挿入さ
れ、不活性ガスの雰囲気中で封止されている。そしてガ
ラス管1の外部に配置された励磁コイル4に通電すると
、両リード片2゛、3゛を通る磁束で、リード片のオー
ハラツブした接点部分のギヤツブ5が閉じてスイッチオ
ンする。次に励磁コイル4を非通電状態にすると、接点
ギヤ・ノブ5の磁気吸引力が消失して接点ギャップ5が
開き、スイッチオフとなる。
リード片の内端の接点部は、(ロ)のようにリート′片
3’ (2’)の先端に貴金属材料からなる接点6゛を
設げて、接触抵抗が小さくなるようにしている。リード
片の磁性材料としては、通常パーマロイ特に52アロイ
と呼ばれる52%ニッケルと48%鉄の合金相が広く用
いられる。接点材料とし一ζは金、銀、ロジウム、銅ま
たは金糸合金(Au−Go、Au−N1)などの材料が
用いられる。
fc)従来技術とその問題点 ところが金や銀などのような軟い材料を接点材料として
用いた場合、接点材料同士の粘着現象によって、励磁コ
イル4を非通電状態にして励磁磁界を取り去っても、接
点ギャップ5が閉じたままとなり易い。これを防止する
ために、リード片に接点材料をメッキした後、水素雰囲
気の電気炉中で20分程度の熱処理を行ない、下地金属
と接点材料を拡散して、下地金属が接点の表面に一部析
出するようにしている。
ところがこの方法は、粘着は多少軽減される反面次のよ
うな欠点が生しる。
+1.)パーマロイ中のFeのために接点の表面が酸化
し易く、接触抵抗が不安定になり易い。即ぢFe−Ni
の酸化皮膜が形成され鉄と酸素が共存するため境界抵抗
(皮膜抵抗)が高くなり、ロジウム(Rh)接点に比べ
て接触抵抗のレベルが高くなる。
(2)ソー1−スイソヂのガラス管内の微量の残留酸素
によって、無負荷動作の場合に接点閉止時の衝突エネル
ギーで酸化皮膜が形成され、かつ動作回数と共に増大す
る。つまり動作回数の増大と共に、ブリッジ消耗即ちP
ill &cra1.erを生成し、接触抵抗増大、粘
着(sticking>などの接触障害を引き起す。そ
の理由は、閉した接点間に電流が流れると、そのときの
ジュール熱で温度が」2胛し、接点表面が軟化して粘性
が低下する。しかも正側が負側より高温になるため、正
側の軟化した接点+、1利が低温の負側の接点に粘着し
、正側がブリッジ消耗して窪みができる。また通電時の
ショードパ−りによって負側に発生したイオンが正側の
接点表面に衝突し、そのとき発生した粉末が負側の接点
表面に堆積し、窪みと隆起を更に促進する。そしてこの
窪みに隆起が嵌入するとロックされると共に粘着し、励
磁磁界を取り去ったときの接点の開離が困ゲVになる。
これらの現象は特に50V、1 0 0 rnΔ程度の
領域で発生し易い。
このような拡elk処理を行なう方法のほかに、金のメ
ッキ液に3%程度のCoを混入して合金メッキを行なう
ことにより、接点材料の金表面に3%のCoが混在した
いわゆる硬質金が得られ、耐粘着性が向上する。しかも
接点表面に酸化しゃずいF eが現れないので、パーマ
ロイと金メツキ間を拡散処理したものより、接触11ふ
抗も改善される。
しかしながら拡+l&処理したものと違って、合金メッ
キされた接点と下地の527し1イとの結合が弱く、温
度変化を繰り返し受けることによって、接点の剥離が起
きやすい。特に5270イの電気抵抗率は、35μΩc
mと高いため、接点を通る電流による発熱が大きく、高
温の温度サイクルを受けるこになり、接点とり一F片と
の密着性に悪影響を与える。
(d1発明の目的 本発明は、従来のリードスイッチにおりるこのような問
題を解消し、リード片と接点との密着性が良(、且つ粘
着が発生しにく(、接触抵抗も低いり一1′スイノヂを
実現することを目的とする。
fe1発明の構成 本発明はこの目的を達成するために、Fe(10〜18
%)−Co(残)合金の強磁性材料からなるリーI・片
と該リード片に設けた接点材料を拡散させて、接点材料
の表面にCoを3〜10%原子量析出させたリード片を
、不活性ガス中で封入容器に封入した構成を採っている
ff1発明の実施例 次に本発明によるリードスイッチが実際上どのように具
体化されるかを、実施例で説明する。第2図は本発明に
よるリードスイッチを示した断面図である。リード片2
、3ば、52アロイに代えてFe(10 〜18%) 
−Co (残)合金で構成した。このFe(10 〜1
8%) −Co  (残)合金のリード片3 (2)の
先端に、金接点祠料を設けた。そしてこのリート片2、
3を、炉に入れて800±100℃の温度で、15〜6
0分間、水素(I12)中で熱処理し、接点表面にCO
を3〜IO%原子量拡散させた.、6はこのようにして
表面にCOを析出させた金接点である。またガラス竹l
内には、窒素またはアルゴンの不活性ガスが圭1人され
ている。
このようにしてり−I・片中のCoを金接点の表面まで
拡tikさせたときの、Co析出量と粘着特性および接
触抵抗との関係を第4図に示す。横軸は全接点表面への
Co析出量(%)、縦軸は粘着特性(磁歪試験開放値変
化率)と接触抵抗値である。
COの拡散量が3%以上になると磁歪試験開放値変化率
が20%以下になり、粘着性が非富に向上する。一方接
触抵抗は、Coの拡散量が少なくて全部金の方が好まし
いが、析出量が6%以下であれば金のみの場合の30Ω
と殆ど変わらない。10%程度までは60Ω以下となり
、実用上さほど支障はない。
第5図ばFe (10〜18%)−Co(残)合金の拡
nb処理温度、時間とCoの析出量との関係を示す図で
、横軸はアニール温度、縦軸はCO析出量である。前記
のように粘着性も接触抵抗も許容値を示ずCO析出量は
3〜10%程度であるが、この程度のCO析出量を得る
には、アニール時間が15分の場合は、700〜900
“C程度の温度が適当で、60分の場合は、760′C
以下が適当である。
第6図ばFe−Co合金の熱膨張率を示す図で、横軸は
コハルI・(CO)中の鉄(Fe)の含有率、縦軸は熱
膨張率である。Fe−Co合金のリード片3 (2)を
直接ガラス管1に封着するため該リート片3 (2)が
従来の52アロイなど同様に、ガラス管1に封着した場
合にガラス管にタラツクが発生したりしないように、ソ
ー1=’片3 (2)とガラス管1との熱膨張率が等し
いことが要求される。Fe−Co合金の場合は、Feの
含有率によって、ガラス管とほぼ等しい熱膨張率が得ら
れる。
即ちガラス管の熱膨張率は117.5土2.5x l 
o−′!/’C程度であるが、本発明で用いられるFe
−Co合金は、Feの含有率が8.5〜20%の領域で
は、ガラスと同程度の熱膨張率となっている。
第7図はFe−Co合金の電気抵抗率を示す図で、横軸
はコバル) (Co)中の鉄(Fe)の含有率、縦軸は
電気抵抗率である。ガラスとの熱膨張率が等しい8.5
〜20%Feの領域では、電気抵抗率は12〜14μΩ
cm程度で、従来最も多く使用されているり−l−片ヰ
A料である52アロイの電気抵抗率の35μΩcmより
はるかに優れている。このようにFe−Co合金は電気
抵抗率も低いため、通電した際の温度上昇が小さく、5
2アUイより優れていることが確認された。
第8図は12%Fe−88%Co合金と52アロイとの
、電流値に対する抵抗変化率を示す図で、12%Fe−
88%Co合金の方が52アロイより優れている。第9
図は12%Fe−88%Co合金の磁気特性を示すヒス
テリシスカーブである。
以上の各特性をまとめると表・1の通りである。
表弓 第2図はFe−Co合金のり一1片に直接接点材料を備
えているが、第3図のようにFe−C0合金ノリード片
と金やロジウムなどの接点材料6との間に、リーl゛片
に銅(Cu)メッキを行なうなどの方法で、銅層7を介
在させると、接点材料が節減される。銅層・ツキは接点
部分だけ、ある(、sは図のようにり−13片の全面に
行なってもよし1゜(g)発明の効果 以上の各特性図からも明らかなよ−)に、Fe(10〜
18%)−Co(残)合金はガラス管との封着性、電気
的特性および磁気特性などのいずれも極めて優れており
、リード片としての特性は、5270イよりも有望であ
る。本発明はこのようなFe(10〜18%)−Co(
残)合金に金などの接点材料をメッキなどの手段で設!
、l、両者を拡l’lさ−Uて接点材料の表面にCoを
3〜10%原子量析出させた構成になっている。そのた
め、5270イなどと違って、接触抵抗を悪化させるF
eの析出量が少なく酸化に対し安定なCOが析出してい
るので、接触抵抗は極めて低く且つ長寿命となる。また
接点表面までコバル1−が析出しているので接点の粘着
性も改善され、リード片と接点材料とが拡散されるので
、接点材料とリード片との密着性も極めて優れている。
【図面の簡単な説明】
第1図ば通常のリート′スイッチの全体構成と接点部を
示す断面図、第2図は本発明によるリードスイッチの第
1実施例を示す断面図、第3図は第2実施例を示す断面
図、第4図以下は本発明によるリードスイッチの緒特性
を示すもので、第4図は粘着特性と接触抵抗特性を示す
図、第5図はアニール温度・時間とCO析出量の関係を
示ず図−1第6図はF e含有量と熱膨張率との関係を
示す図、第7図はF e含有率と電気抵抗率との関係を
示す図、第8図は12Fe、Co合金の抵抗変化率を示
す図、第9図は12 F e −、Co合金のヒステリ
シスカーブを示す図である。 図において、1はガラス管、2.3はリード片、4ば励
磁二1イル、5は接点ギャップ、6は全接点、7は銅屑
をそれぞれ示す。 特許出願人      冨士通株式会社代理人 弁理士
    青 柳   稔第1図 第2図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. Fe(10〜18%)−Co(残)合金の強磁性材料か
    らなるリード片と該リード片に設けた接点材料を拡散さ
    せて、接点材料の表面にCoを3〜10%原子量析出さ
    せたリード片を、不活性ガス中で封入容器に封入してな
    るリードスイッチ。
JP17889982A 1982-10-12 1982-10-12 リ−ドスイツチ Granted JPS5968116A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17889982A JPS5968116A (ja) 1982-10-12 1982-10-12 リ−ドスイツチ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17889982A JPS5968116A (ja) 1982-10-12 1982-10-12 リ−ドスイツチ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5968116A true JPS5968116A (ja) 1984-04-18
JPS6355732B2 JPS6355732B2 (ja) 1988-11-04

Family

ID=16056629

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17889982A Granted JPS5968116A (ja) 1982-10-12 1982-10-12 リ−ドスイツチ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5968116A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62200214U (ja) * 1986-06-10 1987-12-19

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62200214U (ja) * 1986-06-10 1987-12-19

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6355732B2 (ja) 1988-11-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US3251121A (en) Method of making reed-type switch contacts
JPS5968116A (ja) リ−ドスイツチ
US2547536A (en) Formation of a surface easily
JPS5968133A (ja) リ−ドスイツチ
US3668355A (en) Reed material for sealed contact application
JPH0113177B2 (ja)
Pinnel Magnetic materials for dry reed contacts
JPS61174344A (ja) リ−ドフレ−ム用銅合金
JPH0249319A (ja) 電気接点とその製造方法
JPS5810338A (ja) リ−ドスイツチ用リ−ド片の製造方法
JPS60136118A (ja) 真空バルプの製造方法
JPS6070611A (ja) リ−ドスイツチ
JPH05159656A (ja) リードスイッチ
JPS58161216A (ja) リ−ドスイツチ
JPH0425650B2 (ja)
JPS59215611A (ja) リ−ドスイツチ
JPS61276950A (ja) メツキ性ならびにハンダ付性の良好なFe−Ni系合金
JP2574056Y2 (ja) リードスイッチ
JPS5871513A (ja) リ−ドスイツチ
JPS59181420A (ja) リ−ドスイツチ
JPH03127415A (ja) リードスイッチ
JPS5967338A (ja) 直流電気接点材料
JPS63301510A (ja) 非磁性酸化鉄薄膜の形成方法
JPH0480486B2 (ja)
JPS63113805A (ja) 磁気ヘツドおよびその製造方法