JPH03127415A - リードスイッチ - Google Patents

リードスイッチ

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Publication number
JPH03127415A
JPH03127415A JP26427389A JP26427389A JPH03127415A JP H03127415 A JPH03127415 A JP H03127415A JP 26427389 A JP26427389 A JP 26427389A JP 26427389 A JP26427389 A JP 26427389A JP H03127415 A JPH03127415 A JP H03127415A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
reed
reed switch
alloy
contact
glass tube
Prior art date
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Pending
Application number
JP26427389A
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English (en)
Inventor
Haruyuki Ogiwara
荻原 春幸
Masanori Baba
馬場 正典
Koichi Kondo
幸一 近藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP26427389A priority Critical patent/JPH03127415A/ja
Publication of JPH03127415A publication Critical patent/JPH03127415A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (概 要〕 リード片封入型リードスイッチの新規構成に関し、 低レベル信号領域におけるスイッチング寿命の向上を図
ることを目的とし、 長手方向端部に接点が形成されている2個の磁性材料か
らなるリード片を、該接点が所定の微小間隔を保って対
向するように直状ガラス管の両端面で封入固定したリー
ドスイッチであって、上記リード片がコバルト・鉄(C
o −Fe)合金からなり、また上記接点を銅・ニッケ
ル(Cu−Ni)拡散層で形成して構成する。
〔産業上の利用分野〕
本発明はリード片封入型リードスイッチの新規構成に係
り、特に低レベル信号領域におけるスイッチング寿命の
向上を図ったリードスイッチに関する。
一般にリードスイッチは、先端に接点が被着形成された
一対の磁性材料からなるリード片を、上記接点が所定の
微小間隔を保って対向するように不活性ガスと共に直状
のガラス管の両端部に封入固定して形成したもので、該
ガラス管の周囲から適当な外部磁界を付与することで上
記リード片を動作させて近接配置した接点間でスイッチ
ング動作を行わしめるものである。
かかるリードスイッチは、大気中の塵埃や有害ガス、湿
度等に影響されないため信頼性が高く、該リードスイッ
チに永久磁石等の駆動手段を組み合わせたリードリレー
は電磁リレーよりも小型軽量であり、且つ高速に動作す
るため各分野に広く利用されている。
この場合、リード片の材料や接点を形成する材料2手段
等によってリードスイッチとしての特性が大きく変化す
ることから種々の構成になるリードスイッチが実用化さ
れている。
(従来の技術) 第3図および第4図は従来のリードスイッチの模式断面
図であり、いずれも接点部を拡大して表わしている。
第3図でリードスイッチ1は、先端にロジウム(Rh)
からなる接点2をメツキ手段で被着形成した一対の磁性
材料すなわち5270イ合金にッケルNi52%、鉄F
e 48%)からなるリード片3を、上記接点2が微小
間隔を保って対面するように不活性ガス(例えば窒素N
2)4と共に直状のガラス管50両端部で封入して形成
したものである。
なお該リード片3のガラス管5の両端部に露出する部分
には、図示されない外部回路との接続の容易化を図るた
め半田メツキ層3aを施している。
かかるリードスイッチ1では、接点2にかかる負荷レベ
ルが例えば電圧DC5〜100V、電流0゜1〜0.5
A程度と比較的大きいときには安定したスイッチング特
性を示すメリットがある。
しかし、白金族に属する貴金属ロジウム(Rh)接点を
使用するため価格的に高く、また接点にかかる負荷レベ
ルが電圧DC5〜12V、電流1〜30mA程度の低レ
ベル信号領域である場合には該接点部の発熱によって該
接点部に凹凸消耗を起こし易く例えば1億回程度のスイ
ッチング動作で接点間に融着現象が発生することがある
第4図に示すリードスイッチ11は、第3図で説明した
リードスイッチ1を価格的に安くすると共に上記低レベ
ル信号領域でのスイッチング特性の長寿命化を図ったも
ので、対をなすリード片12には第3図の場合と同様の
52アロイ合金を使用し、また該リード片12の先端に
被着形成する接点13はニッケル(Ni)13aと銅(
Cu)13bの複合メツキ層を熱拡散処理して形成した
ものである。
なお5がガラス管を示し、また上記リード片12の露出
する端部には半田メツキ層12aが形成されていること
は第3図と同様である。
かかる構成になるリー ドスイッチ11では、低価格化
が実現できると共に低レベル信号領域では第3図の場合
に比較して3倍程度のスイッチング動作の長寿命化を達
成することができる。
しかし、最近の顧客要求は更なる長寿命化(例えば低レ
ベル領域で10億回程度)が要求されるようになって来
ており、かかる要求には対応することができない。
〔発明が解決しようとする課題〕
従来のリードスイッチの構成では、低レベル信号領域に
おけるスイッチング特性向上に対する顧客要求に対応す
ることができないと言う問題があった。
〔課題を解決するための手段] 上記問題点は、長手方向端部に接点が形成されている2
個の磁性材料からなるリード片を、該接点が所定の微小
間隔を保って対向するように直状ガラス管の両端面で封
入固定したリードスイッチであって、 上記リード片がコバルト・鉄(Co−Fe)合金からな
り、また上記接点が銅・ニッケル(Cu−Ni>拡散層
で形成されているリードスイッチによって解決される。
[作 用〕 一般にリード片に導体抵抗が小さくまた熱伝導係数が大
きい磁性材料を使用すると、ジュール熱による発熱量が
小さくなると共に接点部で発生する熱の放熱が容易とな
る。
また磁気変態点が従来の5270イ合金より高い材料で
は、接点部の温度上昇に対する磁気的損失を従来の52
70イ合金より少なくすることができて、効果的なスイ
ッチングを実現することができる。
本発明では、リード片の材料に上記の各条件を満足する
コバルト・鉄合金を使用するようにしている。
従って、従来のリードスイッチに比べて低レベル信号領
域での特性向上が実現できるリードスイッチを得ること
ができる。
〔実施例] 第1図は本発明になるリードスイッチの模式断面図、第
2図は実験結果を示す図である。
第1図でリードスイッチ21は、先端に接点23を形成
したコバル) (Co)が88%、鉄(Fe)が12%
の組成を持つコバルト−鉄共晶合金からなるリード片2
2を、第3図同様の直状ガラス管5の両端部から該接点
23が所定の微小間隔で対向するように封入固定したも
ので、該ガラス管5の内部に不活性ガス(窒素ガスNZ
)が封入されていることは第3図と同様である。
特に上記接点23は、リード片22の端部所定領域Aに
、先ず厚さ1.3μmのニッケル(Ni)メツキ層23
aをまたその上に厚さ1.8μmの銅(Cu)メツキ層
23bを通常の手段で形成したのち、900°Cの水素
雰囲気中で該メツキ層23a、23bを拡散させて形成
したものである。
なお、上記リード片22の露出する端部には半田メツキ
層22aが形成されていることは第3図と同様である。
かかる構成になるリードスイッチ21の場合、リード片
22の導体抵抗は約12.5μΩ/cmであって従来の
リード片材料すなわち5270イ合金の導体抵抗(約3
5μΩ/cm)に比して約1/3である。
また熱伝導係数は、5270イ合金の0.0143 c
aQ /cm/sec/degに対して0.04 ca
 12 /cm/sec/degと約3倍、磁気変態点
は5270イ合金の540’Cに対して800〜850
 ”Cと高い。
更に磁束密度が、5270イ合金は13.5 KG  
であるがコバルト−鉄合金は16 KG  と大きい。
従って接点部における発熱が少ないと共に、例えば10
0t(z程度で高速動作させたときに該接点部に発生す
るジュール熱もリード片から効率的に放散されるため該
接点部が特に高熱になることがなく、結果的に例えば低
レベル領域で10億回程度と言われる顧客要求を満足さ
せることができる。
更に、上述したように磁気変態点が高くなっているため
スイッチングを効率的に行わせることができて生産性の
よいリードスイッチを得ることができる。
実験結果を示す第2図は、第3図のリードスイッチlと
第4図のリードスイッチ11および上記第1図のリード
スイッチ21を同一の低レベル信号領域条件で動作させ
た時の寿命試験結果を比較して示したもので、横軸Xに
は動作回数を、また縦軸Yには累積故障率をそれぞれと
った図で表わしている。
なお試験条件はいずれも接点部にかかる負荷を、電圧D
C12V、電流10mA  の抵抗負荷としている。
図で、■はり一ドスイッチ1.■はり一ドスイッチ11
.また■は本発明になるリードスイッチ21の実験結果
をそれぞれ示している。
この場合図から明らかな如く、■は■に比較してほぼ1
桁、また■に比較してもほぼ3倍程度寿命が向上してい
る。
このことは低レベル信号領域での寿命が伸びていること
を示しており、結果的に上述した顧客要求例えば「低レ
ベル信号領域での寿命10億回Jをほぼ満足させられる
リードスイ・ンチを得ることができる。
なお上記リードスイッチ21は、接点23の形成条件を
ニッケルメッキ厚1.3μm、銅メ・ツキ厚1.8μm
、拡散処理温度を900°Cとしているが、ニッケルメ
ッキ厚を0.5〜2.5 μm、銅メツキ厚を0.5〜
2.5μmの範囲で形成し、更に拡散温度を600〜1
000°Cの間で行っても同様の結果が得られることを
実験的に確認している。
〔発明の効果〕
上述の如く本発明により、低レベル信号領域におけるス
イッチング寿命を従来のものより長くして顧客要求を満
たすことができるリードスイッチを提供することができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明になるリードスイッチの模式断面図、 第2図は実験結果を示す図、 第3図は従来のリードスイッチの模式断面図、第4図は
従来好子−ドスイ・・チの模式断面図、である。図にお
いて、 4は不活性ガス、   5はガラス管、21はリードス
イッチ、 22はリード片、    22aは半田メツキ層、23
は接点、    23aはニッケルメッキ層、23bは
銅メツキ層、 をそれぞれ表わす。 オー是明に7611−トスイー、4y>榎式尉1ガ9冨
 1 図 実媛轄果乞ネイ記 冨2回

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 長手方向端部に接点(23)が形成されている2個の磁
    性材料からなるリード片(22)を、該接点(23)が
    所定の微小間隔を保って対向するように直状ガラス管(
    5)の両端面で封入固定したリードスイッチであって、 上記リード片(22)がコバルト・鉄(Co−Fe)合
    金からなり、また上記接点(23)が銅・ニッケル(C
    u−Ni)拡散層で形成されていることを特徴としたリ
    ードスイッチ。
JP26427389A 1989-10-11 1989-10-11 リードスイッチ Pending JPH03127415A (ja)

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JP26427389A JPH03127415A (ja) 1989-10-11 1989-10-11 リードスイッチ

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JP26427389A JPH03127415A (ja) 1989-10-11 1989-10-11 リードスイッチ

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Publication Number Publication Date
JPH03127415A true JPH03127415A (ja) 1991-05-30

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ID=17400878

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JP26427389A Pending JPH03127415A (ja) 1989-10-11 1989-10-11 リードスイッチ

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7939983B2 (en) 2006-09-14 2011-05-10 Norimasa Okamoto Generator having first and second windings with same-direction electromotive forces

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US7939983B2 (en) 2006-09-14 2011-05-10 Norimasa Okamoto Generator having first and second windings with same-direction electromotive forces

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