JPS596805B2 - ヒドラジン鉱酸塩の製造方法 - Google Patents

ヒドラジン鉱酸塩の製造方法

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JPS596805B2
JPS596805B2 JP2362375A JP2362375A JPS596805B2 JP S596805 B2 JPS596805 B2 JP S596805B2 JP 2362375 A JP2362375 A JP 2362375A JP 2362375 A JP2362375 A JP 2362375A JP S596805 B2 JPS596805 B2 JP S596805B2
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JP
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hydrazine
azine
water
alcohol
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JP2362375A
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JPS5197600A (en
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英夫 山口
秀俊 久米
司 前川
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Otsuka Kagaku Yakuhin KK
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Otsuka Kagaku Yakuhin KK
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明はヒドラジン鉱酸塩の製造方法の改良1こ関する
従来ペンゾフエノンアジンのような芳香族ケタジンを水
及び鉱酸の存在下1こ加水分解してヒドラジン鉱酸塩を
得る方法は知られているが、芳香族ケタジンは加水分解
を受け1こくいため、その加水分解反応の収率は低かっ
た。
これを改良する方法として例えば英国特許第84358
7号に記載の方法がある。
この方法によれば水の存在しない系でペンゾフエノンア
ジンとペンゾフエノンを溶融し、これlこ66°Bシの
濃厚硫酸をペンゾフエノンアジンに対して理論量以上加
えて液が澄明となった後に理論量だけの水を添加し、濃
厚ヒドラジン硫酸塩を製造しており、激しい反応条件と
厳しい温度調節が必要とされ、この場合に反応条件をお
だやかにすると即ち水を理論量以上適当に存在せしめ且
つ理論量の硫酸を希薄水溶液として添加するときは、先
成するヒドラジン硫酸塩は著しく低収率であり、後処理
としての水層と油層の分離も完全には行ない難いという
欠点がある。
本発明者等は斯かる欠点を解消するため鋭意研究した結
果、ペンゾフエノンアジンを加水分解するに際して特定
のアルコールを共存させるき、おだやかな反応条件でヒ
ドラジン鉱酸塩が高収率で得られることを見い出し本発
明に到達した。
即チ本発明はペンゾフエノンアジンを水及び鉱酸の存在
下に加水分解してヒドラジン鉱酸塩を得るに際して、一
般式ROH(但しRは炭素数4〜10の直鎖状もしくは
分校伏のアルキル基を示す。
)で表わされるアルコールを存在させることを特徴とす
るヒドラジン鉱酸塩の製造方法1こ係るものである。
本発明において鉱酸としては種々のものを使用すること
ができるが、その代表例として例えば硫酸、塩酸、硝酸
、りん酸を挙げることができる。
鉱酸の濃度は高いものであっても低いものであっても差
支えない。
又鉱酸の使用量はアジンに対して理論量もしくは若干過
剰量であれば十分である。
本発明の加水分解反応に使用される水の量は理論量であ
っても過剰量であっても何ら差支えないが、特に過剰量
の水を使用するときは反応をおだやか1こ進行させるこ
とができ好ましい。
本発明に使用されるアルコールは一般式ROH(但しR
は炭素数4〜10の直鎖伏もしくは分枝伏のアルキル基
を示す。
)で表わされる常温1こおいて水1こ難溶姓若しくは不
溶性のアルコールであリ、例エハフチルアルコール、ペ
ンチルアルコール、オクチルアルコール、デシルアルコ
ール等を代表例として挙げることができる。
これらのアルコールは直鎖アルコールであっても良く、
分枝アルコールであっても良い。
炭素数6i3以下のアルコールであれば水との親和性が
良すぎるため1こ反応により生成したヒドラジン鉱酸塩
と原料アジンとの分離がうまくいかず収率が低くなる。
炭素数が11以上のアルコールになると固体状のものと
なり従って取扱いが不匣となり又反応終了後の2層分離
も困難になる欠点を有する。
アルコールの使用量はペンゾフエノンアジンに対して通
常等重量以上、好ましくは10〜15倍量b5望ましい
本発明においてはアルコールを使用することによりペン
ゾフエノンアジンを熱時1こ完全に溶解させることがで
きるので前記英国特許におけるようにペンゾフエノン等
を同伴させる必要もなく、使用する鉱酸の濃度、使用量
及び水の使用量等又反応温度の調節1こも厳しい要求は
なく、更に好ましくは反応系を環流状態にさえすれば撹
拌も必要でなく簡単な操作及びおだやかな条件で反応を
行なうことができる。
本発明で用いられるアルコールは水に難溶性であるので
、水と2層を形成する。
そしてアルコール層のアジンは加水分解され、該加水分
解により生じたヒドラジン鉱酸塩は水層中に移行する。
加水分解時において水は犬量1こ存在せしめても良いし
少量であっても良いので水の量を調節することにより生
成するヒドラジン鉱酸塩水溶液の濃度を任意1こ調節す
ることが可能である。
本発明を具体的に実施する1こは、ペンゾフエノンアジ
ンをアルコールと混合して加熱溶解し、次いで鉱酸の希
薄水溶液を滴下しながら通常60〜120℃、好ましく
は90〜110℃、更に好ましくは環流状態を保持しな
がら反応させるのが望ましい。
反応時間は通常1〜10時間、好ましくは2〜3時間で
ある。
又反応を加圧系で行えば反応速度を増加させることがで
き有利に行なうこともできる。
反応終了後、溶液は直ち1こ2層1こ分離するので、上
層のアルコール層と下層の水層(こ分液すれば、下層の
方は目的とするヒドラジン鉱酸塩の水溶液である。
上層のアルコール層は未反応アジン、生成したケトン、
アルコール及び若干の水の混合液であるので、まずアル
コールと水を共沸蒸留で除去すれば、残渣はアジンとケ
トンとなる。
次1こアジンとケトンはエタノール1こ対する溶解度の
差を利用して分離する。
この様にしてアルコール、アジン及びケトンを回収して
再使用するこ吉ができる。
以上の如く本発明は反応系に水に特定のアルコールを存
在させること1こよって、反応系にペンゾフエノンのよ
うなケトンが存在していてもいなくても、鉱酸が濃厚で
あっても希薄であっても、水の使用量が理論量であって
も過剰であっても更に厳しい温度調節がなくても、これ
ら1こ左右されることなく簡単な操作で加水分解をよく
促進せしめて高収率でヒドラジン鉱酸塩を製造する方法
を提供するものである。
以下実施例及び比較例を挙げて本発明を説明する。
実施例 1 n−ブタノール3.OOccにペンゾフエノンアジン1
8gを加え、撹拌しながら加熱溶解する。
次1こ95%硫酸2.58g(即ち、(N2H4)2・
H2SQ4が生成するための理論量)を含む硫酸水溶液
300ccを徐々1こ滴下しなbSら93〜95℃で2
時間環流したのち、水層を分液すれば、ヒドラジンの硫
酸塩水溶液が得られる。
収量はヒドラジンとしてtoe(収率65.0%)であ
る。
比較例 1 溶媒としてn−ブタノールの代りにベンゼンを使用した
以外は実施例1と同様1こしてヒドラジンの硫酸塩水液
溶を得る。
収量はヒドラジンとして0. 1 s & (収率11
.2%)である。
比較例 2 ペンゾフエノンアジン18gとベンゾフエノン18gの
混合物を加熱溶融し、水1.8gを加えた後1こ、環流
状態(105〜110℃)を保持しながら撹拌下95%
硫酸2.58gを含む25%硫酸水溶液を30分間で滴
下する。
次1こ水300ccを徐々1こ滴下していき、硫酸水溶
液滴下開始時より、2時間経過したのち水層を分液すれ
ばヒドラジンの硫酸塩水溶液が得られる。
収量はヒドラジンとして0.064g(収率4.0%)
である。
実施例 2 n−オクタノール300ccにペンゾフエノンアジン1
8gを加え加熱溶解する。
次に95%硫酸5. 1 6 g(即ち、N2H4・H
2SO4が生成するための理論量)を含む硫酸水溶液1
09ccを撹拌のない状態で99〜1000Cで2時間
環流したのち、水層を分液すればヒドラジンの硫酸塩水
溶液が得られる。
収量はヒドラジンとして1.50,!ii’(収率94
%)である。
比較例 3 ペンゾフエノンアジン18gとベンゾフエノン18!!
との混合物を加熱溶融し、水1,8gを加えた後1こ環
流伏情(105〜110℃)を保持しながら、撹拌下9
5%硫酸5. 1 6 g(即ち、N2H4・H2SO
4が生成するための理論量)を含む10%硫酸水溶液を
30分間で滴下する。
次に、水300ccを滴下していき硫酸水溶液滴下開始
時より2時間経過したのち、水層を分液すればヒドラジ
ンの硫酸塩水溶液が得られる。
収量はヒドラジンとして0.08,p(収率5.9%)
である。
実施例 3 n−デシルアルコール300CCにペンゾフエノンアジ
ン18L!:ベンゾフエノン18gの混合物を加え、撹
拌しながら加熱溶解する。
次に36%塩酸2.533g(即ち、N2H4・HCl
が生成するための理論量の50%)を含む塩酸水溶液3
00CCを徐々に滴下し、99〜100℃で2時間環流
したのち水層を分液すればヒドラジンの塩酸塩水溶液が
得られる。
収量はヒドラジンとして0.740g(収率はアジン基
準として理論量の46.3%)である。
実施例 4 イソブクノール300ccにペンゾフエノンアジン18
.9を加え撹拌しながら加熱溶解する。
次に85%りん酸5.77g(即ち、N2H4・H3P
O4が生成するための理論量)を含む水溶液300cc
を徐々に滴下し、90〜92゜Cで5時間環流したのち
、水層を分液すればヒドラジンのりん酸塩水溶液が得ら
れる。
収量はヒドラジンとしてo.s2si収率52%)であ
る。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 ベンゾフエノンアジンを水及び鉱酸の存在下1こ加
    水分解してヒドラジン鉱酸塩を得るに際して、一般式R
    OH(但しRは炭素数4〜10の直鎖状もしくは分技状
    のアルキル基を示す。 )で表わされるアルコールを存在させることを特徴とす
    るヒ,ドラジン鉱酸塩の製造方法。
JP2362375A 1975-02-25 1975-02-25 ヒドラジン鉱酸塩の製造方法 Expired JPS596805B2 (ja)

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JPS5197600A JPS5197600A (en) 1976-08-27
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