JPS5965662A - 車両用自動変速機におけるトルクコンバ−タの直結制御装置 - Google Patents

車両用自動変速機におけるトルクコンバ−タの直結制御装置

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JPS5965662A
JPS5965662A JP17663082A JP17663082A JPS5965662A JP S5965662 A JPS5965662 A JP S5965662A JP 17663082 A JP17663082 A JP 17663082A JP 17663082 A JP17663082 A JP 17663082A JP S5965662 A JPS5965662 A JP S5965662A
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正雄 西川
Shinzou Saumi
佐海 慎三
Yoichi Sato
洋一 佐藤
Yukihiro Fukuda
福田 幸弘
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H61/00Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing
    • F16H61/14Control of torque converter lock-up clutches
    • F16H61/143Control of torque converter lock-up clutches using electric control means

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Control Of Fluid Gearings (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、ポンプ翼車を含む入力部材及びタービン翼車
を含む出力部材を有するトルクコンバータと、前記入、
出力部材間に設けられ、これら両部材を機械的に結合し
得る、滑り特性をもった油圧式直結クラッチと、複数段
の歯車列を有し、これらを介して前記出力部材のトルク
を駆動車輪に伝達する補助変速機とよりなり、前記各歯
車列にはこれを作動し得る油圧クラッチ等の油圧式摩擦
要素を設けた車両用自動変速機において、前記直結クラ
ッチを作動して前記入、出力部材間を機械的に結合して
、トルクコンバータの滑り損失を必要最小限に抑えるよ
うにした、トルクコンバータの直結制御装置に関する。
直結クラッチを作動すればトルクコンバータの滑りがな
くなるので、巡航時の燃料経済性と静粛性の向上に太い
に貢献する。したがって、出来る 5− 限り低速域から直結クラッチの作動を行うことが望まし
いが、それを行うためには次のような問題を解決する必
要がある。
第Jの問題は最高速段の歯車列と、それよりも1段下位
の歯車列(例えば前進3段の歯車列を有する補助変速機
にあってはTop歯車列と2nd歯車列)というように
2段以上の歯車列の作動に跨がって直結クラッチを作動
させる場合に、直結クラッチの接続状態のままで変速が
行われろと、変速ショックが太き(なり、乗員に不快な
感覚を与えることである。このような不都合を回避する
ために、変速時にのみ一時期、直結クラッチを解除する
ことが種々提案されており、そのいくつかは既に実用化
されている。しかも、実用化されたものは全て変速のタ
イミングを電気的に検出して直結クラッチの接続、解除
を行う所謂電子制御形式のものであり、この形式のもの
は油圧技術と電 6− 子技術の2つの技術が混在するために概して高価であり
、且つ構造もやや複雑である。
これに対して、電子制御を含まない所謂全油圧式直結ク
ラッチの制御装置も多数提案されてはいるが、実用化さ
れたものは未だない。これは変速のタイミングをあらゆ
る条件下で正確に検出して応答住良(直結クラッチの解
除及び再接続を行うことが従来の全油圧式による公知例
では不可能であったからに他ならない。
本発明は上記に鑑み提案されたもので、2段以」二の歯
車列の作動に跨がって直結クラッチを作動させる場合に
、変速に際して直結クラッチの接続を一時解除すること
ができる、構成簡単で製造コストの安い油圧式の、前記
トルクコンバータの直結制御装置を提供することを主た
る目的とする。
更に、低速域から直結クラッチを作動させる場合の第2
の問題は、低速域における出力感の減少にある。即敷直
結クラッチの作動によりトルクコンバータを直結状態に
すると、それ本来のトルク増幅機能が失われてしまうた
めに、低速域では加速性が悪い、パワーが足りないとい
った問題が起こり、このために補助変速機の変速比を比
較的低速比側へ設定する必要があった。しかし、このよ
うにしては低燃費、静粛運転といった当初の命題に反す
ることになり、結局これを解決するには補助変速機の更
なる多段化が必要となり、構造の複雑化及び重量増化は
免れない。
そこで、本発明は低速域では直結クラッチの結合力を弱
く制御することにより、加速時は直結クラッチに適当な
滑りを生起させてトルクコンバータのトルク増幅機能を
成る程度回復させるようにして、上記のような問題を解
消し得る、前記トルクコンバータの直結制御装置を提供
することを次の目的とする。
以下、図面により本発明の実施例について説明する。
先ず、第1図は本発明を適用する前進3段、後進1段の
自動車用自動変速機の概要図である。図において、エン
ジンEの出力は、そのクランク軸1からトルクコンバー
タT1補助変速機A4、差動装置1)fを順次経て駆動
車輪F 、 W/に伝達され、これらを駆動する。
トルクコンバータTは、クランク軸1に連結したポンプ
翼車2と、補助変速機Mの入力軸5に連結したタービン
翼車3と、入力軸5上に相対回転自在に支承されたステ
ータ軸4αに一方向クラッチ7を介して連結したステー
タ翼車4とより構成される。クランク軸1がらポンプ翼
車2に伝達されるトルクは流体力学的にタービン翼車3
に伝達され、この間にトルクの増幅作用が行われると、
公知のように、ステータ翼車4がその反力を負担 9− する。
ポンプ翼車2の右端には、第2図の油圧ポンプPを駆動
するポンプ駆動歯車8が設けられ、またステータ軸4a
の右端には第2図のレギュレータ弁Vrを制御するステ
ータアーム4bが固設されろ。
ポンプ翼車2とタービン翼車3との間には、これらを機
械的に結合し得ろローラ形式の直結クラッチCdが設け
られる。これを第2図及び第2A図により詳細に説明す
ると、ポンプ翼車2の内周壁2aには、内周に駆動円錐
面9をもった環状の駆動部材10が固着される。またタ
ービン翼車3の内周壁3αには、外周に前記駆動円錐面
9と平行に対面する被動円錐面11をもった被動部材1
2が軸方向摺動自在にスプライン嵌合される。この被動
部材12の一端にはピストン13が一体に形成されてお
り、このピストン13はタービン翼車10− 3の内周壁3aに設けた油田シリンダ14に摺合され、
該シリンダ14の内圧とトルクコンバーりTの内圧を左
右両端面に同時に受けるようになっている。
駆動及び被動円錐面9,11間には円柱状のクラッチロ
ーラ15が介装され、このクラッチローラ15は、第2
A図に示すように、その中心軸線Oが、両日錐面9,1
1間の中央を通る仮想円錐面Jcの母線Iに対し一定角
度θ傾斜するように、環状のリテーナ16により保持さ
れる。
したがって、トルクコンバータTのトルク増幅機能が不
必要となった段階で、トルクコンバータTの内圧より高
い油圧を油圧シリンダ14内に導入すると、ピストン1
3即ち被動部材12が駆動部材10に向って押動される
。これによりクラッチローラ15は両日錐面9,11に
圧接されるが、このときエンジンEの出力トルクにより
駆動部材10が波動部材12に対して第2A図でY方向
に回転されると、この回転に伴いクラッチロー ラ15
は被動円錐面11上を)′方向へ転動すると同時に、該
クラッチローラ15の中心軸線θの前記傾きのために駆
動及び被動円錐面9,11の小径側へも移行し、その結
果クラッチローラ15は両日錐面9.11間に喰込み、
駆動及び被動部材10.12間、即ちポンプ翼車2及び
タービン翼車3間を機械的て結合する。直結クラッチC
dのこのような作動時でも、その結合力を超えてエンジ
ンEの出力トルクが両翼車2,3間に加わった場合には
、クラッチローラ15は各円錐面9.11に対して滑り
を生じ、上記トルクは2分割されて一部は直結クラッチ
Cdを介して機械的に、残りは両翼車2.3を介して流
体力学的にそれぞれ入力軸5に伝達することになり、一
種の動力分割系を形成する。
また、直結クラッチCclの作動状態において、車両の
減速運転に能いトルクコンバータTに逆負荷が加われば
、被動部材120回転速度が1@動部材100回転速度
よりも大きくなるので、相対的には駆動部材10が被動
部材12に対してX方向に回転し、これによりクラッチ
ローラ15は被動円錐面11上をX方向へ転動すると同
時に駆動及び被動円錐面9,11の大径側へも移行し、
その結果、クラッチローラ15は両日錐面9,11間へ
の喰込みから解除され、空転状態となる。したがって、
タービン翼車3からポンプ翼車2への逆負荷の伝達は流
体力学的にのみ行われる。
油圧シリンダ14の油圧を解除すれば、ピストン13は
トルクコンバークTの内圧を受けて当初の位置に後退す
るので、直結クラッチCdは不作動状態となる。
再び第1図において、補助変速機Mの互いに平13− 行する人、出力軸5,6間には低速段歯車列G1、中速
段歯車列G2、高速段歯車列G3及び後進歯車列Gγが
並列に設けられる。低速段歯車列G1は、入力軸5に低
速段クラッチC1を介して連結される駆動歯車11と、
出力軸6に一方向りラッチC’ oを介して連結され」
=記歯車17と噛合する被動1溝車1Bとより構成され
、また中速段歯車列G2は、入力軸5に中速段クラッチ
C2を介して連結される駆動歯車19と、出力軸6に切
換クラッチC、?を介して連結され上記歯車19と噛合
する被動歯車20とより構成され、また高速段歯車列G
3は、入力軸5に固設した駆動歯車21と、出力軸6に
高速段クラッチC゛3を介して連結される被動歯車22
とより構成され、また後進歯車列Grは、中速段歯車列
G2の駆動歯車19と一体に形成した駆動歯車23と、
出力軸6に前記切換クラッチC,9を介して連結される
被動歯車24と、14− 上記両歯車23.24に噛合するアイドル歯車25とよ
り構成されろ。前記切換クラッチC9は前記被動歯車2
0.24の中間に設けられ、該クラッチC,9のセレク
タスリーブ26を図で左方の前進位置または右方の後進
位置にシフトすることにより被動歯車20.24を出力
軸6に選択的に連結することができる。
而して、セレクタスリーブ26が図示のように前進位置
に保持されているとき、低速段クラッチC゛、のみを接
続すれば、駆動歯車17が入力軸5に連結されて低速段
歯車列G1が確立し、この歯車列G、を介して入力軸5
から出力軸6にトルクが伝達される。次に、低速段クラ
ッチC2の接続状態のままで、中速段クラッチC2を接
続すれば、駆動歯車19が入力軸5に連結されて中速段
歯車列G2が確立し、この歯車列G2を介して入力軸5
から出力軸6にトルクが伝達される。この間、低、中速
段歯車列GI 、G2の変速比の差により、低速段歯車
列G、の被動歯車18に比べ出力軸6の方が大きい速度
で回転するので、一方向クラッチ6゛0は空転して低速
段歯車列G、を実質上体止させる。また、低速段クラッ
チC1の接続状態において、中速段クラッチC2を遮断
すると共に高速段クラッチC3を接続すれば、被動歯車
22が出力軸6に連結されて高速段歯車列G3が確立し
、この歯車列G3を介して入力軸5から出力軸6にトル
クが伝達されろ。この場合も、中速段歯車列G2の確立
時と同様に一方向りラッチCθは空転して低速段歯車列
G1を休止させる。次に、セレクタスリーブ26を右方
の後進位置に切換え、中速段クラッチC2のみを接続す
れば、駆動歯車23が入力軸5に、被動歯車24が出力
軸6にそれぞれ連結されて後進歯車列Grが確立し、こ
の歯車列Orを介して入力軸5から出力軸6にトルクが
伝達される。
出力軸6に伝達されたトルクは、該軸6の端部に設げた
出力歯車27から差動装置f)fの大径歯車28に伝達
される。
第2図は、第1図の低、中、高速段クラッチC1゜C2
、C3の作動を制御するための油圧回路の一例と、本発
明に基づく直結クラッチcdの制御装置J)cの一例と
を組合せたものを示す。図において油圧ポンプPは、油
タンクRから油を吸い上げて作動油路29に圧送する。
この圧油はレギュレータ弁Vγにより所定圧力に調圧さ
れた後、マニュアル弁Vmへ送られる。この油圧をライ
ン圧PLという。
レギュレータ弁Vrは、調圧ばね3Dと、その外端を支
承するばね受筒31とを有し、このばね受筒31は調圧
ばね30のセット荷重を加減すべく左右に移動すること
ができる。このばね受筒3117− の外側面には、これに前記ステータ翼車4に作用する反
力、即ちステータ反力を加えるように前記ステータアー
ム4bが当接し、さらにばね受筒31にはステータ反力
を支承するステータばね32が接続される。したがって
、ステータ反力が増大すればステータばね32が圧縮さ
れるので、これに伴いばね受筒31は左動して調圧ばね
30のセット荷重を増大させ、その結果作動油路29の
油圧は増圧される。
レギュレータ弁Vrにより調圧された圧油の一部は絞り
33を有する入口油路34を経てトルクコンバータT内
に導かれて、キャビテーションを防止するようにその内
部を加圧するが、この内圧は、上記絞り330大きさや
、トルクコンバータTの出口油路35に設けたチェック
弁36のばね37の強さ等で決められる。
チェック弁36を通過した油は図示しないオイ18− ルクーラを経て油タンクHに戻る。
油圧ポンプPより吐出される圧油の余剰分はレギュレー
タ弁Vγより潤滑油路38へ導かれ、各部側滑部へ送ら
れるが、この際の必要最小限の油圧を確保するために調
圧弁39が潤滑油路38に接続される。
マニュアル弁Vmへ送られた圧油は、抜弁Vmが図示の
中立位置Nにあるときは前記クラッチC1゜C,、、C
3その他各種油圧作動部のいずれにも送られることがな
い。抜弁Vmが図示の位置から1段左へ移動してドライ
ブ位置りにシフトされると、油圧ポンプPからの作動油
路29が、前記低速段クラッチC1の油圧シリンダ40
.に通じる作動油路41.と前記セレクタスリーブ26
をシフトするための油圧サーボモータSmのばね室42
に通じる作動油路43とに連通されるので、低速段クラ
ッチC1が作動(接続)されて、前述のように低速段歯
車列G、が確立すると共に、サーボモータSmのピスト
ン44は図示の左動位置に留まり、シフトフォーク45
を介して前記セレクタスリーブ26を第1図の状態の前
進位置に保持するので、後進歯車列Grは不作動状態に
おかれる。
サーボモータS mのばね室42に通じる作動油路43
からは、ガバナ弁Vgの入力ボートに連なる入口油路4
6が分岐し、抜弁Vlの出力ポートからは第1信号油路
47.が延出する。
ガバナ弁Vgは公知のもので、差動装置Dfの太径歯車
28と噛合する歯車48により自身の回転軸49回りに
回転される。したがって、その回転速度は車速に比例す
るので、ガバナ弁V9は、そのスプール弁体500ウエ
イト51に働く遠心力の作用により車速に比例した油圧
、即ちガバナ圧pgを第1信号油路47.に出力するこ
とができる。
また、前記作動油路43からは、スロットル弁Vtの入
力ボートに連なる入口油路53が分岐し、抜弁Vtの出
力ポートからは第2信号油路472が延出する。入口油
路53の途中には、スロットル弁Vtの入口圧力の上限
値を規定するモジュレータ弁54が介装される。
スロットル弁Vtは公知のもので、スプール弁体55、
該弁体55を左方へ押圧する制御ばね58、該弁体55
を右方へ押圧する戻しばね57、制御ばね58の外端を
支承する制御ピストン59、前記エンジンEの絞弁の開
度増加に連動して回転し制御ピストン59を左動させる
制御カム60、戻しばね57のセット荷重を調節し得る
調節ボルト61等を有する。制御ピストン59が左動す
ると、その変位が制御ばね58を介してスプール弁体5
5を左へ押すが、この左動に伴い第2信号油路47□に
出力される油田がスプール弁体55を右へ押し−2】 
− 戻すようにスプール弁体55の左肩部55αに働くので
、結局、スロットル弁VtはエンジンEの絞弁開度に比
例した油圧、即ちスロットル圧ptを第2信号油路47
□に出力することができる。
上記第1及び第2信号油路47+  、472は低−中
速シフト弁V1及び中−高速シフト弁V2の各両端パイ
ロット油圧室62 、62’; 63 、63’にそれ
ぞれ接続される。これにより、これらシフト弁V1 、
V2の各スプール弁体64.65は両端面に前記ガバナ
圧Pg及びスロットル圧ptを受けて次のように作動さ
れる。
即ち、低−中速シフト弁V、のスプール弁体64は、当
初ばね66の力で図示の右動位置に留っているが、車速
か上昇してガバナ圧Pgが増加し、このガバナ圧P、!
7によるスプール弁体64の左動力がスロットル圧pt
及びばね66による該弁体64の右動力に打勝つと、該
弁体64の右端部に22− 設けたクリックモーション機構67において弁体64と
共に移動するクリックボール68が固定の位置決め突起
69を乗り越えて、該弁体64は左動位置に急速に切換
わり、これまで、油圧ポンプPからの油圧が低速段クラ
ッチC1の油圧シリンダ401にのみ送られていたのが
、作動油路70゜71.412を;ij[して中速段ク
ラッチC2の油圧シリンダ402にも送られ、両クラッ
チC,,C2が接続状態になるので、前述のように中速
段歯車列G2が確立する。
更に車速か上昇してくると、中−高速シフト弁V2でも
同様な作用が生じ、抜弁V2のスプール弁体65は増加
するガバナ圧Pりのために左動して、作動油路412 
.71を油タンクRに開放する一方、作動油路10を、
今度は、高速段クラッチC8の油圧シリンダ403に通
じる作動油路413に連通させるので、中速段クラッチ
C2が遮断状態、低速段クラッチC7及び高速段クラッ
チC゛3が接続状態となって、前述のように高速段歯重
列G3が確立する。
このとき、変速ショックを緩和するために、中速段クラ
ッチC2及び高速段クラッチC1の作動油圧p2 、p
、は、アキュムレータ72.73、一方向弁74及びオ
リフィスコントロール弁75等の作用により、第4図に
示すように油圧P2の減少過程と油圧P、の増加過程と
が一時期重合するような過渡状態を経て入れ替るように
なってい侃 かくして、公知のように、第3図実線で区分げされる変
速マツプを描くことができる。実際には、各シフト弁V
、、V2に設けたクリックモーション機構67のために
シフトアップ時とシフトダウン時とでは異る変速マツプ
となるが、このことは公知であり、且つ本発明上、それ
程大きな意味をもたないので、シフトアップ時のマツプ
のみ表わす。
マニュアル弁Vmをドライブ位置り以外のシフト位置、
例えば中速段保持位勿■または後進位置Reヘシフトす
るときは、中速段歯車列G2または後進歯車列Grがそ
れぞれ確立するが、このことは本発明と特に重要な関わ
りをもたないので、これ以上の説明は省略する。尚、マ
ニュアル弁Vmのシフト位置中、phはパーキング位置
を示す。
以上のような油圧回路は従来公知である。
さて、本発明の直結クラッチCdの制御装置Dcを第2
図により続けて説明する。図示例の制御装置Dcはタイ
ミング弁Vt、減圧弁(Id及び車速応動弁V8より構
成される。
タイミング弁Vtは、右方の第1切換位置と左方の第2
切換位置との間を移動するスプール弁体80と、この弁
体80を第1切換位置に向って押25− 圧するばね81と、弁体80の左端面が臨む第1パイロ
ツト油圧室82と、弁体80の右端面が臨む第2パイロ
ツト油圧室82’と、弁体80にスナップ動作を与える
クリックモーション機構83と、第1及び第2人口ボー
ト84.84’と、出力ポート85とを有し、弁体80
が第1切換位置にあるときは第1人力ポート84を出力
ポート85に連通し、弁体80が第2切換位置に移動し
たときは第2人力ボート84′を出力ポート85に連通
ずるようになっている。第1人力ポート84及び第1パ
イロツト油圧室82には高速段クラッチC3の作動油路
413より分岐した油路413′が接続され、また第2
人力ポート84′及び第2パイロツト油圧室82′には
中速段クラッチC2の作動油路41□より分岐した油路
4121が接続され、第1及び第2パイロツト油圧室8
2 、82’の入口にはオリフィス86 、86’がそ
れぞれ形成される。ク26− リックモーション機構83は、前記低−中速シント弁V
1に設けた機構67と同様に、スプール弁体80と共に
移動するクリックボール87と、位置決め突起88をも
った固定の規制板89とよりなっている。したがって弁
体8oは、通常、ばね81の偏倚力により第1切換位置
に留められるが、第2パイロツト油圧室82′の油圧が
規定値を越えたときに、クリックボール87が位置決め
突起88を乗越して急速に第2切換位置へ移動するもの
である。
減圧弁Vdは、左方の開き位置と右方の閉じ位置との間
を移動するスプール弁体9oど、この弁体90を開き位
置に向って押圧するばね91と、弁体90の左端面が臨
むパイロット油圧室92と、人、出カポ−)93.94
とを有し、入力ボート93には前記タイミング弁V t
の出力ポート85より延出した出力油路95が接続され
、出力ポート94はオリフィス96を介してパイロット
油圧室92と連通され、また出力油路97を介して直結
クラッチOdの油圧シリンダ14とも連通されろ。
車速応動弁V8は、右方の閉じ位置と左方の開き位置と
の間を移動するスプール弁体98と、この弁体98を閉
じ位置に向って押圧するばね99と、弁体98の右端面
が臨むパイロット油圧室100と、弁体98にスナップ
動作を与える、前記タイミング弁771の機構83と同
構造のクリックモーション機構101と、人、出力ボー
ト102.103とを有し、パイロット油圧室100に
は前記第1信号油路47.より分岐した油路47I′が
、また入カポ−1−102には前記出力油路95が、ま
た出カポ−1−103には前記出力油路97がそれぞれ
接続されろ。かくして、減圧弁Vd及び車速応動弁Vs
は、タイミング弁ytと直結クラッチCd間を結ぶ油路
95,97に並列関係に介装される。
次に上記制御装置DCの作用を説明する。
先ず、低速歯車列G1の確立により車両が比較的低速で
走行している場合を考えると、この場合は低速段クラッ
チC5が作動しているから、中。
高速段クラッチC2* C3の作動油路41□、413
は油タンクHに連通しており、またガバナ弁V、!7の
出力油圧、即ちガバナ圧P9は比較的低いので、タイミ
ング弁Vt、減圧弁Vd及び車速応動弁V +fはいず
れも図示の状態にあって、直結クラッチCdの油圧シリ
ンダ14内は大気圧となっている。
一方、トルクコンバータTの内部には絞り33を介して
ライン圧ptの一部が導入されているから、直結クラッ
チCdのピストン13はトルクコンバータTの内圧によ
り左動して該クラッチCdを解除状態にしている。
この状態から車速か上昇し、中速段歯車列G229− を確立すべく中速段クラッチC2が作動油#r41□か
ら作動油圧を供給されて作動すると、その油圧は同時に
油路412′を経てタイミング弁Vtの第2パイロツト
油圧室82′に導入され、その油圧が規定値に達すると
弁体80を左方の第2切換位置へ移行させるので、上記
油圧は第2人力ボート84′から出力ポート85を通り
、更に出力油路95がら開放状態の減圧弁II dO人
、出力ポート93゜94を通り、そして出力油路97を
経て直結クラッチCdの油圧シリンダ14に導入され、
この油圧によりピストン13を右動して該クラッチCd
の作動を開始させる。
ピストン13が右動して直結クラッチCdの作動即ち接
続が開始されると、その油圧シリンダ14内の油圧が上
昇するので、それに伴い減圧弁Vdのパイロット油圧室
92の油圧も上昇し、その油圧が規定値を超えると弁体
90は右動して入、出30− カボート93.94間を遮断し、これによって直結クラ
ッチCdのそれ以上の結合力の増大を防止ずろ。かくし
て、第3図に砂地印で示すような直結クラッチCdの弱
接続領域が得られろ。
この状態から車速か上昇1−1高速段歯車列G3を確立
すべく、中速段クラッチC2から作動油圧を解放し、代
わって高速段クラッチC8が作動油路41.から作動油
圧を受けて作動する、所謂シフトアップ時を考えろ。
このとき、中速段クラッチC2及び高速段クラッチC3
の作動油圧P2  、7’ sは、前述のように、第4
図に示すように油圧の減少及び増加過程が一時期重合す
る。
このため、先ず中速段クラッチC2の作動油圧P2の減
少と共に直結クラッチcdの作動油圧pdは開放状態の
減圧弁II d及びタイミング弁77 lを通して作動
油路412側へ排出されて、速やかに減少し、直結クラ
ッチCdの作動は解除される。
続いて、高速段クラッチC3の作動油圧が増加してくる
が、その油圧の一部はオリフィス86を介してタイミン
グ弁Vtの第1パイロツト油圧室82に作用し、弁体8
0を右方の第1切換位置へ移行させようとするが、クリ
ックモーション機構83の作動抵抗のために、第1パイ
ロツト油圧室82の油圧が規定値まで上昇しなげれば弁
体80の切換動作は生じない。
第1パイロツト油圧室82の油圧が上記規定値まで上昇
すると、弁体80は第1切換位置への切換動作を起こし
始めるが、その切換速度は2つのオリフィス86 、8
6’の絞り抵抗により緩徐に制御され、その結果、高速
段クラッチC1の作動油圧の上昇より一定時間Δtだげ
遅れて弁体80′は切換わり、高速段クラッチC3の作
動油圧が直結クラッチCdの油圧シリンダ14に供給さ
れる。
したがって、オリフィス86 、86’の大きさを選ぶ
ことにより、上記遅れ時間Δtを適切に設定して高速段
歯車列G3が確立するシフトアップ終了後に直結クラッ
チcd、を再接続させることができる。
史に車速か上昇して、規定値υ。を超えると、車速応動
弁If 、5’のパイロット油圧室100に油路47、
′を通して導入されるガバナ圧Pqが規定の作動圧力に
達して弁体98を左動させるので、入力ボート102と
出力ポート103間が連通され、減圧弁11dが短絡状
態となる。したがって、タイミング弁Vtの出力油圧は
何等減圧されることなく直結クラッチ(’dの油圧シリ
ンダ14に供給され、これにより第3図に斜線で示した
直結クラッチCdの強接続領域が得られる。
以上の説明は、低速段から中速段、中速段から高速段へ
の各シフトアップについて行われたが、33− 逆のシフトダウン時にも、タイミング弁V tが上記と
は逆に第2切換位置から第J切換位置へ切換わるのみで
、同様の作用が起こり、その変速中も直結クラッチCd
、が解除されることは明らかであろう。
但し、タイミング弁Vtにおいては、ばね81の作用に
より弁体80の第1切換位置から第2切換位置への切換
開始圧力よりその逆の切換開始圧力の方が高くなってお
り、これによれば変速時にショックの発生を可及的に防
止すると共にエンジン回転数の吹き上がり現象を抑制す
ることができる。
即ち、高速段歯車列G、を作動しての走行中、車両を急
加速させるためにエンジンEの絞弁を急開すると、歯車
列の作動が高速段から中速段へと切換わる、所謂キック
ダウンが行われる。このとき、エンジンEの回転数は変
速を境に両歯車列G2゜34− G3の変速比の差の分だけ高められるので、そのように
高められたとき、直結クラッチCdを再接続させた方が
変速ショックが少ない。ところが、エンジンEのクラン
ク軸1は固有の111性モーメントを持っているため、
その回転数が上記のように 高められるまでには多少の
時間遅れがある。そこで、タイミング弁Viでは弁体8
0の第1切換位置から第2切換位置への切換開始圧力が
比較的高く設定しであるので、上記の時間遅れに対応し
た時間を経過して直結クラッチCdを再接続させること
ができ、変速ショックの発生を防止することができる。
これとは反対に、歯車列の作動が中速段から高速段に切
換わる、所謂シフトアップは、エンジンEの回転数が両
歯車列G2 、G3の変速比の差の分だけ低(なる変速
であるから、早目に直結クラッチcdを再接続させた方
がエンジン回転数の吹き上りは生起しない。そこで、タ
イミング弁(l tでは弁体80の第2切換位置から第
1切換位置への切換開始圧力が比較的低く設定しである
ので、直結クラッチCdを早目に再接続させることがで
き、エンジン回転数の吹き上がりを生じさせることなく
スムーズな変速を行うことができる。
尚、タイミング弁(l lにおいては、オリフィス86
 、86’の絞り度を適切に設定すれば、クリックモー
ション機構83を用いずとも所期の切換タイミングを得
ることができる。
以上において、中速段クラッチC2及び高速段クラッチ
C3は本発明の油圧式摩擦要素を構成し、またクリック
モーション機構83及びオリフィス86 、86’は遅
延手段を構成する。
以上のように本発明によれば、直結クラッチの油圧シリ
ンダと、作動順序が隣接する少なくとも2つの摩擦要素
の油圧シリンダとの間を、一方の摩擦要素の作動油圧を
直結クラッチの油圧シリンダに供給し得る第1切換位置
と他方の摩擦要素の作動油圧を直結クラッチの油圧シリ
ンダに供給し得る第2切換位置とを有するタイミング弁
を介して接続し、このタイミング弁には、これに前記第
1切換位置側への移動油圧を与える第1]くイロット油
圧室と前記第2切換位置側への移動油圧を与える第2パ
イロツト油圧室とを設け、これらノくイロット油圧室を
、前記直結クラッチの油圧シリンダに連通すべき前記摩
擦要素の油圧シリンダにそれぞれ接続したので、タイミ
ング弁の切換動作により変速時には一時直結クラッチの
作動を解除して滑らかな変速を行うことができ、その結
果少なくとも2段の歯車列の作動に跨がって極力広範囲
に直結クラッチを作動させることが可能となり、実用燃
費の大幅な低減を図ることができる。
尚、前記タイミング弁には、前記摩擦要素に作37− 動油圧が供給されてから一定時間後にその切換動作を開
始させる遅延手段を備えれば、次段の摩擦要素の作動油
圧が充分に高まることを待って直結クラッチを再接続す
ることができ、滑らかな変速を一層確実にすることがで
きる。
また、第2発明によれば、上記第1発明の構成に加えて
、前記タイミング弁と前記直結クラッチ間を結ぶ油路に
、前記直結クラッチの作動油圧が規定値以上に増加する
と閉路する減圧弁と、車速か規定値以上に上昇すると開
路する車速応動弁とを並列に介装したので、低速域から
直結クラッチを作動させても、その領域では前記減圧弁
の作用によりその結合力を弱く制御することができ、し
たがって加速時には直結クラッチに適当な滑りが発生し
て該クラッチによる機械的伝動とトルクコンバータによ
る流体伝動とに動力分割が行われ、即ちトルクコンバー
タのトルク増幅機能をも活用−38= できるから良好な動力性能を得ることができ、そして高
速域では前記車速応動弁の作用により直結クラッチの結
合力を増強させて滑りのない高効率の伝動を達成するこ
とができる。また、寒冷時には直結クラッチの解除の応
答性が一般に悪いが、このようなときでも前記減圧弁及
び車速応動弁の協働により通常の使用範囲では直結クラ
ッチの結合力を比較的弱く制御して直結クラッチの適当
な滑りを可能にするから、応答遅れによる不具合が解消
される。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を適用する車両用自動変速機の概要図、
第2図は本発明制御装置を含む、上記自動変速機の油圧
制御回路図、第2A図は第2図の直結クラッチの要部展
開図、第3図は上記自動変速機の変速特性図、第4図は
変速時における直結クラッチ作動油圧の過度特性図であ
る。 1・・クランク軸、2・・・ポンプ翼車、3・・・ター
ビン翼車、5・・入力軸、6・・・出力軸、83・・・
クリックモーション機構(遅延手段)、86 、86’
・・・オリフィス(遅延手段)、C2・・・低速段クラ
ッチ(摩擦要素)、C2・・・中速段クラッチ(摩擦要
素)、C3・・・高速段クラッチ(摩擦要素)、cd・
・・直結クラッチ、f)C・・・制御装置、1)f・・
・差動装置、E・・・エンジン、G、・・・低速歯車列
、G2・・・中速歯車列、G3・・・高速歯車列、M・
・・補助変速機、T・・・トルクコンバータ、Vd・・
・減圧弁、Vs・・・車速応動弁、Vt・・・タイミン
グ弁、W 、 W/・・・駆動車輪特許出願人 本田技
研工業株式会社 第3図 第4図 □府闇 手続補正書(自発) 特許庁長官殿 ■、事件の表示 昭和57年 特  願第176630号3、補正をする
者 事9件との関係 特許出願人 名 称 (532)本田技研工業株式会社4、代   
理   人  〒105 住 所  東京都港区新橋四丁目4番5号 第に/ノ・
ラビル別  紙  の  通  り 補正の内容 1 明細書第1〜4頁、「特許請求の範囲」の記載を下
記の通り訂正する。 記 (1)ポンプ翼車を含む入力部材及びタービン翼車な含
む出力部材を有するトルクコンバータと、前記入、出力
部材間に設けられ、これら両部材を機械的に結合し得る
直結クラッチと、複数段の歯車列を有し、これらを介し
て前記出力部材のトルクを駆動車輪に伝達する補助変速
機とよりなり、前記各歯車列にはこれを作動し得る油圧
クラッチ等の油圧式摩擦要素を設けた車両用自動変速機
において、前記直結クラッチの油圧シリンダと、作動順
序が隣接する少なくとも2つの前記摩擦要素の油圧シリ
ンダとの間を、一方の摩擦要素の作動油圧を直結クラッ
チの油圧シリンダに供給し得る第1切換位置と他方の摩
擦要素の作動油圧を直結り 1− ラッチの油圧シリンダに供給し得る第2切換位置とを有
するタイミング弁を介して接続し、このタイミング弁に
は、これに前記第1切換位置側への移動油圧を与える第
1パイロツト油圧室と前記第2切換位置側への移動油圧
を与える第2パイロツト油圧室とを設け、これらパイロ
ット油圧室を、前記直結クラッチの油圧シリンダに連通
すべき前記摩擦要素の油圧シリンダにそれぞれ接続して
なる、車両用自動変速機におけるトルクコンバータの直
結制御装置。 (2、特許請求の範囲第(1)項記載のものにおいて、
前記タイミング弁は、前記摩擦要素に作動油圧が供給さ
れてから一定時間後に切換動作を開始する遅延手段を備
えている、車両用自動変速機におけるトルクコンバータ
の直結制御装置。 (3)ポンプ翼車を含む入力部材及びタービン翼車な含
む出力部材を有するトルクコンバータと、前 2− 記入、出力部材間に設けられ、これら両部棚な機械的に
結合し得る直結クラッチと、複数段の歯車列を有し、こ
れらを介して前記出力部利のトルクを1駆動車輪に伝達
する補助変速機とよりなり、前記各歯車列にはこれを作
動し得る油圧クラッチ等の油圧式摩擦要素を設けた車両
用自動変速機において、前記直結クラッチの油圧シリン
ダと、作動順序が隣接する少なくとも2つの前記摩擦要
素の油圧シリンダとの間を、一方の摩擦要素の作動油圧
を直結クラッチの油圧シリンダに供給し得る第1切換位
置と他方の摩擦要素の作動油圧を直結クラッチの油圧シ
リンダに供給し得る第2切換位置とを有するタイミング
弁を介して接続し、このタイミング弁には、これに前記
第1切換位置側への移動油圧を与える第1パイロツト油
圧室と前記第2切換位置側への移動油圧を与える第2パ
イロツト油圧室とを設け、これらパイロット油圧室を、
前記直結クラッチの油圧シリンダに連通すべき前記摩擦
要素の油圧シリンダにそれぞれ接続し、前記タイミング
弁と前記直結クラッチ間を結ぶ油路に、前記直結クラッ
チの作動油圧が規定値以上に増加すると閉路する減圧弁
と、車速か規定値以上に−1−昇すると開路する車速応
動弁とを並列に介装してなる、車両用自動変速機におけ
るトルクコンバータの直結制御装置。 2、 明細書第11頁第16行〜第12頁第6行、・・
・・・・ 「圧接・・・・・・・・・移行し、」・・・
・・・とちるなF記の通り訂正する。 記 ・・・・・「圧接される。このときエンジノEの出力ト
ルクにより駆動部材10が被動部材12に対して第2A
図でX方向に回転されると、これに伴いり−yツ男クロ
ーラ15自転するが、このクラッチローラ15は、その
中心軸線Oが前述のように傾斜しているので、その自転
により両部材10.12にこれらを互いに接近させるよ
うな相対的軸方向変位を与える。」・・・・・・ 3 明細書第13頁第4〜8行、 ・・・・・・「相対的・・・・・・・・移行し、」・・
・・・・とあるを下記の通り訂正する。 記 ・・・・・「相対的には駆動部材10が被動部材12に
 5一 対してY方向に回転し、これに伴いクラッチローラ15
は先刻とは反対方向に自転して、両部材1o。 12にこれらを互いに離間させるような相対的な軸方向
変位を与える。」・・・・・・ 以上  6−

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)  ポンプ翼車を含む入力部材及びタービン翼車
    を含む出力部材を有するトルクコンバータと、前記入、
    出力部材間に設けられ、これら両部材を機械的に結合し
    得る、滑り特性をもった直結クラッチと、複数段の歯車
    列を有し、これらを介して前記出力部材のトルクを駆動
    車輪に伝達する補助変速機とよりなり、前記各歯車列に
    はこれを作動し得る油圧クラッチ等の油圧式摩擦要素を
    設けた車両用自動変速機において、前記直結クラッチの
    油圧シリンダと、作動順序が隣接する少なくとも2つの
    前記摩擦要素の油圧シリンダとの間を、一方の摩擦要素
    の作動油圧を直結クラッチの油圧シリンダに供給し得る
    第1切換位置と他方の摩擦要素の作動油圧を直結クラッ
    チの油圧シリンダに供給し得る第2切換位置とを有する
    タイミング弁を介して接続し、このタイミング弁には、
    これに前記第1切換位置側への移動油圧を与える第2パ
    イロツト油圧室と前記第2切換位置側への移動油圧を与
    える第2パイロツト油圧室とを設け、これらパイロット
    油圧室を、前記直結クラッチの油圧シリンダに連通すべ
    き前記摩擦要素の油圧シリンダにそれぞれ接続してなる
    、車両用自動変速機におけるトルクコンバータの直結制
    御装置。 (2、特許請求の範囲第(1)項記載のものにおいて、
    前記タイミング弁は、前記摩擦要素に作動油圧が供給さ
    れてから一定時間後に切換動作を開始する遅延手段を備
    えている、車両用自動変速機におけるトルクコンバータ
    の直結制御装置。 (3)ポンプ翼車を含む入力部材及びタービン翼車を含
    む出力部材を有するトルクコンバータと、前記入、出力
    部材間に設けられ、これら両部材を機械的に結合し得ろ
    、滑り特性をもった直結クラッチと、複数段の歯車列を
    有し、これらを介して前記出力部材のトルクを駆動車輪
    に伝達する補助変速機とよりなり、前記各歯車列にはこ
    れを作動し得る油圧クラッチ等の油圧式摩擦要素を設け
    た車両用自動変速機において、前記直結クラッチの油圧
    シリンダと、作動順序が隣接する少な(とも2つの前記
    摩擦要素の油圧シリンダとの間を、一方の摩擦要素の作
    動油圧を直結クラッチの油圧シリンダに供給し得る第1
    切換位置と他方の摩擦要素の作動油圧を直結クラッチの
    油圧シリンダに供給し得る第2切換位置とを有するタイ
    ミング弁を介して接続し、このタイミング弁には、これ
    に前記第1切換位置側への移動油圧を与える第1パイロ
    ツト油圧室と前記第2切換位置側への移動油圧を与えろ
    第2パイロツト油圧室とを設け、これらパイロット油圧
    室を、前記直結クラッチの油圧シリンダに連通すべき前
    記摩擦要素の油圧シリンダにそれぞれ接続し、前記タイ
    ミング弁と前記直結クラッチ間を結ぶ油路に、前記直結
    クラッチの作動油圧が規定値以上に増加すると閉路する
    減圧弁と、車速か規定値以上に上昇すると開路する車速
    応動弁とを並列に介装してなる、車両用自動変速機にお
    けるトルクコンバータの直結制御装置。
JP17663082A 1982-10-07 1982-10-07 車両用自動変速機におけるトルクコンバ−タの直結制御装置 Granted JPS5965662A (ja)

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