JPS596515B2 - 集積回路装置 - Google Patents

集積回路装置

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Publication number
JPS596515B2
JPS596515B2 JP52030121A JP3012177A JPS596515B2 JP S596515 B2 JPS596515 B2 JP S596515B2 JP 52030121 A JP52030121 A JP 52030121A JP 3012177 A JP3012177 A JP 3012177A JP S596515 B2 JPS596515 B2 JP S596515B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
transistor
integrated circuit
npn
base
collector
Prior art date
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Expired
Application number
JP52030121A
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English (en)
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JPS53115186A (en
Inventor
義博 藤原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP52030121A priority Critical patent/JPS596515B2/ja
Publication of JPS53115186A publication Critical patent/JPS53115186A/ja
Publication of JPS596515B2 publication Critical patent/JPS596515B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は集積回路装置に関するもので、その目的とする
ところは大容量を作ることの困難な集積回路内部におい
て大容量を等価的に得ることのできるミラー(Mill
er)積分回路を構成するに適した構造を提供すること
にある。
Miller積分回路はエミッタ接地トランジスタのコ
レクタとベース間に接続された容量がMiller効果
により約ゲイン倍に拡大され、非常に大きく入力側に現
われるようにしたものである。
ところで、通常の集積回路においてトランジスタの作り
込まれた島領域と上述のコレクタ・ベース間容量とは別
の島領域に形成される。
すなわちこの別の島領域にPN接合ダイオードを作成し
、この逆バイアス容量を用い、上記トランジスタとは配
線で接続される構造となつている。本発明はこのような
実情に鑑み、1つの島領域内に、トランジスタおよびこ
のトランジスタのコレクタ・ベース間に形成されるコン
デンサを形成することのできる構造を提供するものであ
る。
しかも本発明は単に集積回路においてコンデンサを逆バ
イアスされたダイオードによつて構成するものではなく
、前記ダイオードを増幅用トランジスタとは逆導電形の
トランジスタで構成することにより、集積回路内の1つ
の島領域に増幅用トランジスタとそれとは逆の導電形ト
ランジスタとる形成できるようにしたことに特徴を有す
るものである。以下、本発明を添付図面とともに説明す
る。
第1図Aは本発明の一実施例にかかる集積回路の要部を
示し、ローパスフィルタ(LPF)の構成された回路構
成を示す。1は入力端子、2はエミッタ接地増幅用トラ
ンジスタ、3は増幅用PNP形トランジスタ、4は帰還
コンデンサ用NPN形トランジスタ、5、6、T、8は
抵抗である。
この回路において、抵抗5、トランジスタ4よりなるコ
ンデンサにてMiller積分回路が構成され、PNP
トランジスタ3のベース・コレクタ間に、NPNトラン
ジスタのコレクタ・ベースを共通接して形成されたダイ
オードを接続している。そしてトランジスタのベースに
トランジスタ4のコレクタ・エミツタ共通接続点を接続
し、トランジスタ4のベースにトランジスタ3のコレク
タを接続しており、このダイオードはトランジスタ3の
ベース・コレクタに逆バイアス接続されている。第1図
Bは増幅用トランジスタとダイオード用トランジスタの
導電形を同Aとは逆とした同Aの破線に対応する部分を
示す。すなわちNPNトランジスタ14にて増幅用トラ
ンジスタを形成し、PNPトランジスタ13のエミツタ
ベースを接続して逆バイアスダイオードを構成しコンデ
ンサを接続することにより同Aと同様の回路を構成した
ものである。さて、通常のバイポーラトランジスタの形
成される半導体集積回路は、P形基板土にN形のエピタ
キシヤル層を形成し、この層表面から選択的に分離拡散
を施して複数の島領域を形成し、このそれぞれの島領域
内に個々の素子を形成する方法が用いられるが、本発明
は第1図Aの破線部あるいは同Bの回路構成を同一島領
域内に作り込むものである。
このことを第2図とともに説明する。第2図は半導体集
積回路装置において、第1図の回路Aの破線部もしくは
同Bの部分の作り込まれた状態を示し、同Aは要部概略
平面図、同BはAの−″線の断面構造を示す。第2図に
おいて、破線Xは第1図のNPNトランジスタ4または
14の部分を示し、一点鎖線YはPNPラテラルトラン
ジスタ3または「3の部分を示す。そして第2図におい
て、10はP形シリコン基板、11はp+形分離拡散領
域12にて分離されたN形エピタキシャル層よりなる島
領域で、この島領域11内にPNP,NPN両トランジ
スタが作り込まれている。そして、11はNPNトラン
ジスタのコレクタ、21はNPNトランジスタのP形ベ
ース領域、22は同トランジスタのN+形エミツタ領域
、23はPNPトランジスタのエミツタ領域である。す
なわち、第1図と第2図の対応を説明すると、第2図B
a−dの端子は、a・・・・・・NPNトランジスタの
エミツタ、b・・・・・・NPNトランジスタのベース
(ラテラルPNPトランジスタのコレクタ)、c・・・
・・・ラテラルPNPトランジスタのエミツタ、d・・
・・・・NPNトランジスタのコレクタ(ラテラルPN
Pトランジスタのベース)の各働きを行う。
したがつて、端子aとdを配線接続して構成すれば第2
図Aの回路構成を得ることができる。また端子c(5d
を配線接続して構成すれば第2図Bの回路構成を得るこ
とができる。このように本発明の場合、増幅用トランジ
スタとダイオードとして働く逆の形のトランジスタとを
同一の島領域に形成したので、従来の別の島領域に各回
路素子が設けられていた場合のような相互配線の必要が
なく、集積回路における占有面積を大きく減少すること
ができ、集積回路の高密度化に有益である。しかも、M
lller積分回路を構成する上記各素子は、相補型構
成により同一島領域内に作成された結果、各素子が近接
しているため熱バランスの点でも有利である。また、こ
のMiller積分回路の前後に接続される回路の形式
や直流電位、Miller積分回路に必要な増幅度や周
波数特性、回路を構成する素子の耐圧などにより、相補
形トランジスタのいずれのトランジスタを増幅器として
用い、いずれをダイオードとするかは集積回路内の1個
所の配線変更によつて容易に選択でき、素子構造を変え
る必要もなく、回路設計上の自由度が高い点は非常に有
利である。
以上の構造は同一島領域にNPN又はPNP増幅用トラ
ンジスタとこれとは逆導電形トランジスタよりなる逆バ
イアスダイオードを形成することにより、上記のような
優れた効果を得られたものである。
さらに、第1図AではラテラルPNPトランジスタ3の
周波数特性の悪いのを利用して増幅用に用い、PNPト
ランジスタのベース・エミツタ間の大容量を利用して特
性の良いLPFを実現している。
また同BはラテラルPNPトランジスタをダイオードと
して用いているため、この耐圧はNPNトランジスタの
コレクタ・ベース間耐圧と等しくなり、この点では回路
設計上極めて有利となる場合がある。
以上のように本発明によれば大容量を得ることが非常に
困難な集積回路内で、小容量を用いて等価的に大容量を
形成することができるとともに、トランジスタと容量を
1つの島領域内に形成するので、MilIer積分回路
を有する集積回路の作成に大きく寄与するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図Aは本発明の一実施例にかかるMiller積分
回路の構成されたローパスフイルタの回路構成図、同B
は同Aの破線部の他の構成回路図、第2図Aは第1図A
の破線部又は第1図Bの部分の集積回路における平面構
成図、同BはAの−『線断面図である。 1・・・・・・P形シリコン基板、11・・・・・・N
形エピタキシャル島領域、3・・・・・・PNPトラン
ジスタ、4・・・・・・NPNトランジスタよりなる逆
バイアスダイオード、13・・・・・・PNPトランジ
スタよりなる逆バイアスダイオード、14・・・・・・
NPNトランジスタ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 P形基板上のエピタキシャル層よりなる1つの島領
    域内にNPN形トランジスタとラテラルPNP形トラン
    ジスタを形成し、これらのトランジスタのうち一方のト
    ランジスタのコレクタ・ベース間に他方のトランジスタ
    を逆バイアスダイオード接続してミラー積分回路を構成
    したことを特徴とする集積回路装置。 2 一方のトランジスタがラテラルPNP形、他方のト
    ランジスタがNPN形であり、上記NPNトランジスタ
    のコレクタ・エミッタが共通に上記PNPトランジスタ
    のベースに接続され、上記NPNトランジスタのベース
    が上記PNPトランジスタのコレクタに接続されている
    ことを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の集積回
    路装置。 3 一方のトランジスタがNPN形、他方のトランジス
    タがラテラルPNP形であり、PNPトランジスタのエ
    ミッタ・ベースが共通に上記NPNトランジスタのコレ
    クタに接続され、上記PNPトランジスタのコレクタが
    上記NPNトランジスタのベースに接続されていること
    を特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の集積回路装
    置。
JP52030121A 1977-03-17 1977-03-17 集積回路装置 Expired JPS596515B2 (ja)

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JP52030121A JPS596515B2 (ja) 1977-03-17 1977-03-17 集積回路装置

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JP52030121A JPS596515B2 (ja) 1977-03-17 1977-03-17 集積回路装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS53115186A JPS53115186A (en) 1978-10-07
JPS596515B2 true JPS596515B2 (ja) 1984-02-13

Family

ID=12294938

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JP52030121A Expired JPS596515B2 (ja) 1977-03-17 1977-03-17 集積回路装置

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JP (1) JPS596515B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61257319A (ja) * 1985-03-25 1986-11-14 コンパニ− アンドストウリエ−ル デウ メカニズム 自動車用サンバイザ−

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61257319A (ja) * 1985-03-25 1986-11-14 コンパニ− アンドストウリエ−ル デウ メカニズム 自動車用サンバイザ−

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Publication number Publication date
JPS53115186A (en) 1978-10-07

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