JPS5964820A - 閃光装置を組み込んだ可変焦点カメラ - Google Patents

閃光装置を組み込んだ可変焦点カメラ

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JPS5964820A
JPS5964820A JP17397682A JP17397682A JPS5964820A JP S5964820 A JPS5964820 A JP S5964820A JP 17397682 A JP17397682 A JP 17397682A JP 17397682 A JP17397682 A JP 17397682A JP S5964820 A JPS5964820 A JP S5964820A
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JP
Japan
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flash
focal length
flash device
photography
lens
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Application number
JP17397682A
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English (en)
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Michiro Hirohata
廣畑 道郎
Yukio Ogawa
幸雄 小川
Takaki Kodaira
隆紀 小平
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03B15/00Special procedures for taking photographs; Apparatus therefor
    • G03B15/02Illuminating scene
    • G03B15/03Combinations of cameras with lighting apparatus; Flash units
    • G03B15/05Combinations of cameras with electronic flash apparatus; Electronic flash units
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03B2215/00Special procedures for taking photographs; Apparatus therefor
    • G03B2215/05Combinations of cameras with electronic flash units
    • G03B2215/0503Built-in units
    • G03B2215/0507Pop-up mechanisms

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Exposure Control For Cameras (AREA)
  • Stroboscope Apparatuses (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、主レンズのみを用いる短焦点距離撮影と主レ
ンズを撮影光軸方向に前方に移動しその後方に副レンズ
を挿入する長焦点距離とに切り換え可能な可変焦点カメ
ラであって、閃光撮影モード切り換え時に上昇される専
用の閃光装置を組み込んだカメラに関する。
従来、主レンズのみで撮影を行なう短焦点距離撮影と主
レンズを前方に移動しその後方に副レンズを挿入して長
焦点距離撮影とに切り換え可能なカメラは米国特許第3
388650号、特開用52−76919号、特開昭5
4−33027号が知られているが、これらのものはい
ずれもカメラに閃光装置が組み込まれる以前のもので、
移動鏡筒と該鏡筒に連動あるいは一体に移動するシャッ
タ絞りを閃光撮影に切り換えるのに合わせてフラッシュ
オートのモードに切り換えたり調光ストロボによる所定
絞りに絞り込んだりするフラッシュマチック機構を具え
たものでなかった。したがって、光学系の焦点距離切り
換えに伴う絞り変化に合わせて閃光装置のガイドナンバ
ーを自動的に補正する必要はなかった。
また、可変焦点撮影1/ンズと閃光装置とを具えたカメ
ラは米国特許第4122466号、特開昭53−877
22号、実開昭56−58635号等があるが、これら
はいずれも撮影レンズの焦点距離切り換えに応じてシャ
ッタ絞りは移動せず、また閃光装置は固定され閃光撮影
時に上昇動作を行なうものではない。
さらに、閃光装置を2段階に上昇させたカメラ 3− は、特公昭55−6206号、特開昭54−13952
4号が知られているが、特公昭55−6206号は被写
体距離に応じて通常の発光と強力発光とになる二段階に
閃光装置が上昇し、いずれの位置でも閃光撮影時の赤目
現象を防l卜するようにものであって、フラッシュオー
ト機構との連動関係については示されていないものであ
り、また、特開昭54−139524号は閃光装置を二
段階に上昇させることにより照射角を可変しているが、
これは撮影レンズのFナンバーが変化するためではなく
、測距用のアクティブ方式のオートフォーカス用の発光
器に流用するだめのもので、本発明のような可変焦点カ
メラとは無関係である。
ところで、ズームレンズの焦点距離に応じて閃光装置の
照射角を変化させたカメラに本出願人の出願に係る特開
昭54−50.324号がある。これはレンズの焦点距
離に応じて発光器の笠を操作して配光を変えているが、
実施例ではその機構が複雑であり、製作に当り部品に高
い精度が要求されるものとなっている。
 4一 本発明は前記先願の発明を改良して、閃光装置を上昇さ
せることにより閃光撮影モードに切り換えるようにし、
かつリアコンバータ方式の焦点距離切り換えに応じた上
昇量により閃光装置の発光器と集光器との距離を変えて
発光器の照射角とガイドナンバーを補正させるための機
構を簡素化し、しかも性能の安定したフラッシュオート
機構との連動を可能ならしめた可変焦点カメラを提供す
ることを目的とする。
以下、本発明の実施例を図面にもとづいて説明する。
第1図は本発明に係る可変焦点カメラの一実施例の要部
分解斜視図、第2図はその構成を理解するだめの概略断
面図で、(a)は短焦点距離状態、(b)は長焦点距離
状態、をそれぞれ示し、第3図は閃光装置と鏡筒側との
連動系の要部正面図、第4図ないし第6図は閃光装置の
各使用状態を説明する側面図である。
第1図において、支持筒11には押え環13により撮影
光学系の主レンズ12が保持されかつ撮影光軸に平行に
固着したバー14がシャッタ地板51の穴51aを貫通
して支持されるとともに光軸に関し該バー14とほぼ対
向位置に支持筒ガイド用のU形溝11aが形成され、シ
ャッタ地板51の前面に突設しているダボ51bと嵌合
している。また、該支持筒11には撮影光学系の無限ピ
ント調整をするだめの無限調整ビス15が螺合し、その
先端は、支持筒11と前地板6との間でバー14に巻装
した圧縮コイルばね17により回転リング16に設けら
れた繰り出しカム16bに当接している。該回転リング
16はその内周面がシャッタ地板51の前面側に取付け
られたマグネットホルダー52の中央開口と同心的に設
けた筒状突起52aの外周に嵌合しており、また、その
外周面にはシャッタ地板51の上端縁上を摺動するセッ
ト板58のラック部58aに噛み合うギヤ部16aとス
トップレバー26の先端のストップ爪26aが係合する
ための複数個の爪歯16Cとを有している。該ストップ
レバー26は前記マグネットホルダー52のストップレ
バー軸52bに回動可能に嵌合し、かつアーマチュア2
5が取付けられている。一方、該アーマチュア25に相
対して、マグネットホルダー52にコイル24を巻いた
ヨーク23が固着されており、カメラのレリーズに連動
してコイル24に通電されてヨーク23はアーマチュア
25を吸着しているが、コイル24への通電が断たれた
時にはその吸着が離れてストップ1/バー26はばね2
7の付勢力により時計方向に回動し、そのストップ爪2
6aが回転リング16の爪歯16cの所要の一つに飛び
込み、回転リング16の回動を停止するように々ってい
る。また回転リング16にはさらにその外周面に距離カ
ム16dが第3図に示すように設けられている。
次に、エクステンダ18には押え環20により撮影光学
系の副レンズ19が保持され、かつこれに固着されたエ
クステンダ軸21がシャッタ地板51の後方、の後地板
7に設けた図示しない穴とシャッタ地板51に設けた穴
51cとに嵌合支持されて回動可能になっており、また
、ばね22により後地板7側へ押し付けると同時に反時
計方向すなわち撮影光軸側へも付勢されている。該エク
ステンダ18には、またその軸21側の基部にカメラの
前方から後方に向って除徐に低くなったカム面18aが
設けられている。前記後地板7はシャッタ地板51に取
付けられ、かつその−側部に撮影光軸と平行に固着され
た支持バー8が前保持枠板1の穴1aと後保持枠板2の
図示しない穴とに嵌合保持されており、またその他側部
に設けた案内穴7aには前保持枠板1の穴1bと後保持
枠板2の穴2aとによってその両端が固定された案内バ
ー9が嵌合し、後地板7は案内バー9をガイドとして支
持バー8とともに前保持枠板1と後保持枠板2との間で
摺動可能となっている。また、該後地板7にはストッパ
ー28が突設され、エクステンダ18が撮影光軸側に回
動した場合における位置決めとなっている。
前記後保持枠板2は前保持枠板1に位置決めされてビス
34で固定され、また、前保持枠板1はカメラ本体42
のパトローネ室43とスプール室44の各前面にビス3
3で取付けられ、その前部は四角形の筒状部1Cをなし
てカメラ外形の一部を形成している。そして、カバー3
は前保持枠板1の筒状部1Cの外周に嵌装され、前記マ
グネットホルダー52とビス30で固定されている前地
板6を、ビス31により固定している。該カバー3は一
端を固着された補助バー10が撮影光軸に平行に後方に
延び、前地板6、シャッタ地板51、および後地板7を
貫通してその他端は後保持枠板2に設けた穴2bに嵌合
支持されており、さらにカバー3の前面には測光用受光
レンズ32が設けられ、これに入射する被写体からの光
はシャッタ地板51の穴部51dに支持されるライトガ
イド62により図示されない測光用受光素子に導かれる
ようになっている。
さらに、カメラ本体42のパトローネ室43とスプール
室44との間に固着された遮光枠板4と後地板7とにそ
の端面が取付けられた蛇腹5が後保持枠板2の内側に配
設されて暗箱部の一部を形成している。そして、該遮光
枠板4には蛇腹5の内面に沿って下面4bを有するL型
突起4aが折曲した形状に形成され、該下面4bが前記
エクステンダ18のカム面18aに当接してフォロワー
となっている。
また、シャッタ地板51は、一定量隔離してマグネット
ホルダー52を取付けるとともにその前面−側に後ヨー
ク54を固定し、かつ図示されないプリントコイルを有
するロータ、セクターレバーおよびその他のシャッタ作
動に必要なレバー類やばね類をそれぞれ所定の位置に装
着しておシ、その後面側にシャッタ羽根55.56を枢
支しかつ羽根押え57が取付けられている。該シャッタ
地板51の上端縁には、長穴を有するセット板58が押
えビス59.60で取付けられ、カメラ本体側のチャー
ジ機構と連動して左右方向すなわち撮影光軸と直交する
方向に摺動可能であって、チャージばね61によシ右方
向に付勢されておシ、かつそのラック部58aは前記回
転リング16のギヤ部16aと噛合し、セット板58の
摺動運動が回転リング16の回動運動に変換される。該
セット板58は、そのほかにシャッタ作動に必要なレバ
ー類をもチャージするようになっている。一方、マグネ
ットホルダー52には前記後ヨーク54に相対する側に
設けた穴に図示されないマグネットを嵌合するとともに
その前面に固定した前ヨーク53で該マグネットを支持
している。そして前ヨーク53、後ヨーク54およびマ
グネットで磁気回路を形成し、図示しない前記ロータに
通電することによりロータは反時計方向に回動するよう
駆動力を受ける電磁駆動シャッタの電磁駆動部になって
いる。以上のようにシャッタ地板51とマグネットホル
ダー52およびその間の部分でシャッタ装置50が形成
されている。
したがって第2図において、主レンズ構成部、副レンズ
構成部およびシャッタ装置50を含め鏡筒40を構成し
、前保持枠板1と後保持枠板2とで保持枠部41を構成
している。なお、45はスプロケット、46はカメラ外
装ケースである。
次に、閃光装置およびフラッシュオート(以下、本実施
例ではIFAJという)機構について説明する。
カメラ本体42には、前方からみてその右側面に閃光装
置を構成する放電管73を備えた反射笠72を取付けた
発光器71と集光器75を取付けたホルダー74とが、
それぞれ発光器71のガイド用の直線状長穴71aとホ
ルダー74のガイド用の1<」字状長穴74aにカメラ
本体42に設けたピン42aが嵌合して上下にスライド
可能に支持されている。そしてカメラ本体42と発光器
71との間て掛けられた上昇用ばね76は常時発光器7
1が上昇移動しようとする方向に付勢しており、該上昇
用ばね76の付勢力に抗して発光器71をカメラ本体4
2に押し下げた位置では、カメラ本体42に枢支されか
つばね78により時計方向に回動するよう付勢された係
止用レバー77のフック77aが発光器71の切欠部7
1bに係合して保持されている。また、発光器71の下
部には突起71cが植設されてホルダー74の下端に当
接し、発光器71とホルダー74とが同じ量だけ移動す
るように構成している。
79は閃光モード切り換えのための第1ギヤで、ギヤ7
9aおよび79bを有し、ギヤ79aは発光器71の前
側縁に設けたラック71dと噛合し、ギヤ79bは第2
ギヤ80と噛合して減速伝達している。該第2ギヤ80
はFA連動レバー81の一端側に設けたラック81aに
噛合し、発光器71の上下運動がFA連動レバー81の
カメラ本体42における左右方向の運動になり逆にFA
連動レバー81を動かすと発光器71が動くようになっ
ている。
一方、鏡筒40における後地板7の支持バー8固定部の
外方にあるスペースに、前保持枠板1と後保持枠板2と
に回動自在に軸支されかつ撮影光軸に平行な回転レバー
82が設けられ、該回転レバー82は、その後端側の一
部に形成した折曲部82dの外側に前記FA連動レバー
81の他端が当接して発光器71、ギヤ79および80
を介してばね76の力を受けて回動しうるようになって
いる。また、該回転レバー82は、その内側に斜カム8
2aが折曲して形成され、前記後地板7の支持バー8固
定部の外面7bに当接しうるようになっており、後地板
7が押し込まれた状態では斜カム82aの高い側となる
根元82bで、後地板7が引き出された状態では斜カム
82aの低い側となる先端82eで、それぞれ受けるよ
うになし、回転レバー82の回転ストロークは前者の状
態が小さく、後者の状態が大きくなっている。したがっ
て回転レバー82によってFA連動レバー81の移動ス
トロークが制御されるため、後地板7が押し込まれた状
態では発光器71の上昇量が小さく、逆に後地板7が引
き出された状態ではその上昇量が大きく々るようになっ
ている。
すなわち、後地板7が引き出された状態で、係止用レバ
ー77を操作して発光器71の保持を外して上昇させれ
ばその上昇量は大きく、逆に後地板7が押し込まれた状
態であれば上昇量は小さくなる。
これは発光器71の上昇後に後地板7を動かしても同様
で、その動作は可逆的に行なわれるものである。
また、ホルダー74のガイド用長穴74aは、前述のよ
うに「<」の字形、すなわち下半部がカメラ後方に向っ
て曲がっているので、撮影レンズ系が短焦点距離に設定
されている後地板7の押し込まれた状態、すなわち、第
4図に示す状態から第5図に示すように発光器71を上
昇させた時はホルダー74も一体的に上昇し、第6図に
示すようにカバー3とともに後地板7を引き出すと、発
光器71は大きく上昇し、ホルダー74はその長穴74
aの曲がった部分にガイドされてカメラ前方に押し出さ
れるようになっている。したがって、撮影レンズ系が長
焦点距離となる後地板7を引き出した時は放電管73と
集光器75との距離が離され、集光効果をもつプロテク
タ75の特性により配光角を変え、短焦点距離、長焦点
距離のそれぞれの撮影レンズ系の特性に合った配光が得
られるようになし、配光の変化によって発光器のガイド
ナンバーを変え、リアコンバータ方式の副レンズを使用
し長焦点距離にすることによるFナンバーの変化を補正
し、FA機構に補正を加えることなく、FA撮影で適正
露光が得られるようにしである。
83は閃光撮影モード切シ換えレバーで、図示しない手
段により後地板7にスライド可能に支持され、ばね84
により第3図右方向に付勢されて、その一端を前記回転
レバー82に当接し、回転レバー82の時計方向への回
動により左方向に運動するようになっている。ただし、
ばね84の力はばね76の力よりも十分に弱くなってい
る。そして該閃光撮影モード切り換えレバー83は、第
2図(a)に示すように鏡筒40が後方に引き込んだ短
焦点距離状態において後地板7も引き込まれているため
回転レバー82とFA連動レバー81に近い位置で接し
、第2図(b)に示すように鏡筒40が前方に引き出さ
れた長焦点距離状態において回転レバー82とFA連動
レバー81から遠い位置で接することになる。また、該
閃光撮影モード切り換えレバー83の他端の突設部には
前地板6に適宜の手段で回動自在に取付けたFA解除レ
バー85がばね86の反時計方向の付勢力によって当接
しており、そのため閃光撮影モード切り換えレバー83
が左方向に移動すると、FA解除レバー85は反時計方
向に回動する。ただし、ばね86の力は前記ばね84の
力より更に弱くなっている。
87はFA羽根ストッパで、2つのレバー87a。
87bから成り、シャッタ地板51上の軸87Cに回動
自在に枢支されかっばね88により反時計方向に付勢さ
れており、またその一方のレバー87aは時計方向に回
動されているとその一端がシャッタ羽根56の絞りカム
56aに係合してシャッタ羽根56の回動量を規制して
所定の絞りに制御するようになっており、その他方のレ
バー87bの一端には、演算レバー89がその中央部を
ピン87dで枢支され、前記FA解除レバー85が前述
のように反時計方向に回動したときに該ピン87dと当
接しうるようになっている。
該演算レバー89は、その一端89aが回転リング16
の距離カム16dに、他端のピン89bがASAカム9
0に、それぞれ当接するようになっており、ASAカム
90と距離に応じて回動する回転リング16の距離カム
16dに応じてピン87dがFA解除レバー85の当接
面に沿って移動して位置決めされることによりFA羽根
ストッパー87のレバー87aが回動した位置によって
フィルムスピード(ASA)と距離に応じたシャッタ羽
根の絞りが得られるようにしている。
前記ASAカム90は後地板7等を有する鏡筒40の繰
り出しを操作するカバー3の前面に取付けたASAつま
み91により移動できるように構成している。
以上のように構成された本実施例の動作について説明す
る。
まず、撮影光学系の焦点距離切り換え動作について、短
焦点距離状態から長焦点距離状態に切り換える場合は、
第2図(a)に示すエクステンダ18の副レンズ19が
撮影光路から退避して主レンズ12のみの短焦点距離状
態において、撮影者がカバー3をカメラの前側に移動さ
せることにより鏡筒40は前保持枠板1と後保持枠板2
とに嵌合保持された支持バー8とともに案内バー9をガ
イドとしてカメラの前側に移動する。この鏡筒40の前
側移動に連動して移動するエクステンダ18はばね22
によりカメラの前方からみて反時計方向の回転をするよ
うに付勢されているためにそのカム面18aが遮光枠板
4のL型突起4aの下面4bに接触した状態で追従しな
がら反時計方向に回動し、後地板7に設けたストッパー
28に接触してその回動を停止すると、副レンズ19は
撮影光軸上に設定される。該鏡筒40はその後若干前側
に移動してエクステンダ18のカム面18aが下面4b
に接触しなくなって第2図(b)に示す長焦点距離状態
に切り換えられる。
また、長焦点距離状態から短焦点距離状態に切り換える
場合は、鏡筒40を後方に引き込めれば前述と逆の動作
によりエクステンダ18の副レンズ19は撮影光軸上か
ら退避されて第2図(a)に示す状態となる。
次に、オートフォーカス機構による撮影動作について、
撮影光学系がいずれの焦点距離に設定されていても、ま
ず、図示しないチャージ機構によりセット板58が左方
向に走行し、これとギヤ結合した回転リング16が反時
計方向に回動し、セット板58が所定のチャージ位置に
係止されると、シャッタ装置50のチャージとともに回
転リング16もチャージ位置に保持される。この過程で
回転リング16の繰り出しカム16bにより主レンズ1
2の支持筒11がその無限調整ビス15を介して前側に
繰り出された状態(至近距離側)にて停止し、これによ
り支持筒11のチャージ完了状態となる。
この状態において、レリーズ操作が行なわれると、図示
しない電気回路によりシャッタ装置50の電磁駆動部が
作動し、セット板58の係止が解かれ、セット板58が
右方向に走行する。これにより回転リング16は時計方
向に回動し、支持筒11の無限調整ビス15が回転リン
グ16の繰り出しカム16bに追従して支持筒11の繰
り込み動作を開始する。一方、セット板58の走行に連
動するオートフォーカス機構の図示しない測距部によっ
て被写体までの距離が測距され、測距完了信段作動と同
時にコイル24に通電されるととによりストップレバー
26のアーマチェア25はヨーク23に吸着されたまま
の状態を保っているが、前記測距完了信号が出されると
、コイル24への通電が断たれ、アーマチェア25とヨ
ーク23の吸着力がなくなってストップレバー26はば
ね27の付勢力によって時計方向に回動し、その先端の
ストップ爪26aが回転リング16の複数個の爪歯16
Cの所定の一つに飛び込んで回転リング16の回動が停
止する。その結果、支持筒11が所定の繰り込み位置、
すなわち合焦位置に保持される。
支持筒11の該保持後、引き続くシャッタ装置の電磁駆
動部の第2段作動によシャッタ羽根55゜56が開閉し
、フィルム面への露光が完了する。
次に、閃光撮影時の動作について説明する。
被写体の明るさが暗く、閃光装置を用いた撮影を行なう
場合は、まず係止用レバー77をばね78の力に抗して
押し、そのフック77aと発光器71の切欠部71bと
の係合を外すことにより発光器71はばね76の力で上
昇し、集光器75のホルダー74も発光器71の突起7
10に押されて上昇し、ともにカメラ本体42から突出
する。
発光器71の上昇運動はラック71d2第1ギヤ79お
よび第2ギヤ80を介してFA連動レバー81を第3図
の左方向に移動させ、回転レバー82を時計方向に回動
させる。該回転レバー82の回動け、短焦点距離撮影状
態である後地板7が押し込まれた位置では小さなストロ
ークの回動をし、第5図に示すように発光器71は小さ
々第1のストロークだけ上昇し、短焦点距離撮影に合わ
せた照射角での発光準備がなされ、長焦点距離撮影状態
である後地板7が引き出された位置では大きな第2のス
トロークの回動をし、第6図に示すように発光器71は
大きなストロークで上昇し、ホルダー74はそのガイド
用長穴74aの「〈」の字形とカメラ本体42のピン4
2aとの係合作用で上昇とともに集光器75が前方に繰
り出され長焦点距離撮影に合わせた狭い照射角での発光
準備が行なわれる。
また、短焦点距離状態で発光器71を前述のように上昇
した後に、長焦点距離状態に切り換えた場合は、鏡筒4
0を引き出す切り換え動作に連動して後地板7の支持バ
ー8固定部の外面7bが回転レバー82の斜カム82a
を案内して該回転レバー82の回動ストロークが増加し
、そのだめ発光器71は更に第2のストロークの上昇を
行ない、ホルダー74が前方に繰り出されて長焦点距離
の閃光撮影用の配置となる。
長焦点距離状態で発光器71を上昇した後に短焦点距離
状態に切り換えた場合は、前記と逆に発光器71の上昇
量が第2のストロークから第1のストロークまで減少し
、短焦点距離の閃光撮影用の配置となる。
一方、回転レバー82の時計方向への回動により閃光撮
影モード切り換えレバー83がばね84の付勢力に抗し
て左方向に移動し、その移動に従いFA解除レバー85
がばね86の付勢力により反時計方向に回動する。そし
てFA解除レバー85はその一端がFA機構を構成する
FA羽根ストッパー87のレバー87b上のピア 87
d K当接して、23− FA羽根ストッパー87に閃光撮影モードへの切り換え
信号を与え、フラッシュオートあるいは調光撮影の所定
絞へのセット動作が行々えるようになる。
まだ、閃光撮影状態から自然光(非閃光)撮影状態に戻
す場合は、撮影レンズが短焦点距離であっても長焦点距
離であっても、ホルダー74とともに発光器71を上昇
用ばね76の附勢力に抗して押し下げて発光器71の切
欠部71bに係止用レバー77を係合させればよい。
本発明は、以上説明したように主レンズのみによる短焦
点距離撮影と主レンズを前方に移動しその後方に副レン
ズを入れる長焦点距離撮影とに切り換え可能な可変焦点
カメラに組み込んだ閃光装置を、簡単な構造で閃光撮影
切り換え動作および焦点距離切り換え動作に連動する閃
光装置の上昇を利用してそのガイドナンバーを変えるこ
とにより、焦点距離の切り換えに応じたレンズの絞のF
ナンバーの変化を補正することが確実にでき、しかもフ
ラッシュオート連動機構も特別な加工を必24− 要とせず、単純になり、フラッシュオート切り換え可能
な可変焦点カメラをコンパクトかつ安価に製作すること
ができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
図は本発明に係る可変焦点カメラの一実施例を示すもの
で、第1図はその一実施例の要部分解斜視図、第2図は
その構成を理解するだめの概略断面図で、(a)は短焦
点距離状態、(b)は長焦点距離状態であり、第3図は
閃光装置と鏡筒側との連動系の要部正面図、第4図ない
し第6図は閃光装置の使用状態を説明する側面図で、第
4図は自然光撮影時、第5図は短焦点距離の閃光撮影時
、第6図は長焦点距離の閃光撮影時である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 主レンズのみによる短焦点距離の撮影と主レンズお
    よびシャッタを前方に移動しその後方に副レンズを撮影
    光軸上に挿入した長焦点距離の撮影とに切り換え可能な
    閃光装置を組み込んだ可変焦点カメラにおいて、焦点距
    離の切り換えに応じて閃光装置の発光器と該発光器の前
    方に配した集光器の距離を切り換えるようにしたことを
    特徴とする閃光装置を組み込んだ可変焦点カメラ。 2 閃光装置は常時カメラ本体から上昇する方向にばね
    付勢されており、該閃光装置は閃光撮影モード切り換え
    動作に連動して許容される第1の上昇ストロークと焦点
    距離の切り換え動作に連動して許容される第2の上昇ス
    トロークとを有し、それぞれの切り換え動作に応じて自
    動的に上昇量が決定されるように成し、該閃光装置の第
    2の上昇ストロークでの上昇量の増減に伴って発光器と
    集光器との距離を切シ換えることを特徴とする特許請求
    の範囲第1項記載の閃光装置を組み込んだ可変焦点カメ
    ラ。 3 閃光装置の第2の上昇ストロークは、焦点距離を延
    ばす操作に連動して大きく、焦点距離を縮める操作に連
    動して小さくするとともに、いずれの焦点距離に設定さ
    れた任意の上昇位置から閃光装置をカメラ本体に押し込
    む操作により非閃光撮影状態にリセット可能に構成した
    ことを特徴とする特許請求の範囲第2項記載の閃光装置
    を組み込んだ可変焦点カメラ。 4 焦点距離切り換え時に主レンズおよび副レンズとと
    もに移動されるシャッタ装置を含む鏡筒と、ばねで常時
    付勢され閃光撮影時はカメラ本体から上昇させて使用す
    る閃光装置と、該閃光装置の上昇運動に連動するフラッ
    シュオート連動レバーとを有し、該連動レバーの運動ス
    トロークが鏡筒の移動位置に応じて切り換えられるよう
    に構成したことを特徴とする特許請求の範間第2項記載
    の閃光装置を組み込んだ可変焦点カメラ。 5 フラッシュオート連動レバーは閃光装置から鏡筒に
    閃光撮影モードへの切り換え信号を送り、鏡筒をフラッ
    シュオート撮影状態に切り換え、鏡筒から閃光装置に焦
    点距離切シ換え信号を送り、閃光装置の発光器と集光器
    との距離を切り換えプその照射角を切り換えるように成
    した特許請求の範囲第4項記載の閃光装置を組み込んだ
    可変焦点カメラ。
JP17397682A 1982-10-05 1982-10-05 閃光装置を組み込んだ可変焦点カメラ Pending JPS5964820A (ja)

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