JPS62215251A - 閃光器内蔵カメラ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 Ａ、産業上の利用分野 本発明は焦点距離に相応した倍率に変換可能なファイン
ダ光学系と照射角を変換ｎ（能な閃光器とを有する閃光
器内蔵カメラに関する。

Ｂ、従来の技術 撮影光学系とファインダ光学系とが個別に設（」られ、
しかも撮影光学系における焦点距離か少なくとも２つに
変換り能なカメラにおいては、撮影誤差が生しるのを回
避するため、撮影光学系における焦点距離の切換えに応
じてファインダ光学系の光軸に倍率変換用の光学レンズ
を挿入したり光軸から退避させ、これによりファインダ
光学系の倍率が変換ネれる。また、この種のカメラにお
いて閃光器（以下、ストロボと呼ぶ）を内蔵する場合、
上記のような撮影光学系における焦点距離の切換えに応
じてスｉ・ロポ光の照射角を変換してより適切な配光を
得るのが望ましい。この場合、ストロボの前面に照射角
変換部材が出没される。

Ｃ０発明が解決しようとする問題点 しかし、ファインダ光学系の倍率機構、すなわち、上記
倍率変換用光学部材の駆動機構と、ストロボの照射角変
換機構、すなわち、−１−記照射角変換部材の駆動機構
とをそれぞれ独立に構成すると、各機構の占有するスペ
ースが大きくなり、カメラの大型化を招来し、また機構
が複雑になり部品点数も増加するという問題点がある。

本発明の目的は、ファインダ光学系の倍率変換用の光学
部材駆動機構と照射角変換部材駆動機構とを共通化する
ことにより上述の問題点を解消した閃光器内蔵カメラを
提供することにある。

Ｄ３問題点を解決するための手段 このようなｌ」的を達成するため本発明閃光器内蔵カメ
ラは、倍率変換用の光学部材３３．４３をファインダ光
軸に挿入しまたはファインダ光軸から退避５せて撮影光
学系に設定された焦点距離に相応した倍率にＩ）Ｊ換え
ｉ７能なファインダ光学系１００と、閃光器２００の前
面に出没して照射角を変更する照射角変換部材３４と、
焦点１？！２　Ｍが短いときにはファインダ光学系１０
０の倍率が低くなり閃光器２００の照射角が広くなるよ
うに、焦点距離が長いときにはファインダ光学系１００
の倍率が高くなり閃光器２００の照射角が狭くなるよう
に、光学部材３３．４３および照射角変換部材３４を連
動して駆動する駆動手段２０，３０゜３５．４５と、を
具備する。

Ｅ１作用 撮影光学系の焦点距離に応じて駆動手段２０゜３０．３
５．４５が駆動されると、焦点距離が短いときには倍率
が低く照射角が広くなるように、焦点距離が長いときに
は倍率が高く照射角が狭くなるように倍率変換用の光学
部材３３．４３および照射角変換部材３４がファインダ
光学系１００および閃光器２００の光軸に挿入または光
軸から退避される。

Ｆ、実施例 第１図〜第６図は本発明の一実施例を示す。

第１［圀において、撮影モード切換部材１０は、カバー
２の撮影モード表示部２ａの外側で摺動可能に設けられ
、撮影モード表示部２ａの指標１１と、一端に突設ξれ
た係合ピン１２とを有する。

撮影モード表示部２ａには、撮影禁１にを示すｒＯＦＦ
Ｊ　　、広角撮影モードを示す「Ｗ」および望遠撮影モ
ードを示す「Ｔ」が表示されている。

第１図では指標１１がｒＷＪを表示しており、カメラの
各部は広角撮影モードに応じた状態とされる。

２０は撮影モード切換部材１０に連動する連動レバーで
、カメラボディｌに立設された回動軸３に揺動自在に増
刊けられ、第１図においては、カメラボディ１とのｆｆ
ＪＴに設けられたトグルバネ４により反時計方向に付勢
きれている。その連動レバー２０の両端には係合切欠き
２１．２２がそれぞれ形成され、係合切欠き２１は撮影
モード切換部材ｌＯの係合ピン１２と係合１１丁能とｙ
れ、係合切欠き２２には一体レバー３０の下端に立設さ
れた係合ピン３１が常時係合している。広角撮影モード
では、撮影モード切換部材１０の係合ピン１２は連動し
八−２０の切欠き突起２１１と接しているだけであり、
連動レバー２０を回動しない。従って、一体レバー３０
は図示の位置にある。

レバー３０はガイド溝３２を有し、カメラボディｌに立
設された案内ピン５がそのガイド溝３２に挿通されてい
る。一体レバー３０の」二輪には倍率変換用対物レンズ
３３と、照射角変換部材３４とが左右に並設されている
。そして、対物レンズ３３の側端部および照射角変換部
材３４の側端部に沿ったカメラボディ１の位置にガイド
部材６が配設Ｓれている。従って、一体レバー３０は案
内ピン５とガイド部材６に沿って図示上下に移動可能で
ある。なお、この実施例では、第２図に示すとおり、ス
プール室５１を画成するカメラボディ１とカメラボディ
ｌを囲繞するカバー２との間の空間７０にこれら対物レ
ンズ３３および照射角変換部材３４が配設されている。

ここで、広角ＩＪ！影モードでは図示の如く倍率変換用
対物レンズ３３および照射角変換部材３４は−Ｌ　Ｊｆ
位置に保持され、対物ｌ／ンズ３３はファインダ光学系
１００の光←１１に挿入され、照射角変換部材３４はス
トロボの前面をＹａう。

第１図のＩＴ−ＩＩ線断面である第２図に示すとおり、
広角撮影モードにおいては、対物レンズ３３の背後には
中間レンズ４１と接眼レンズ４２が配置されてファイン
ダ光学系１００が構成される。

すなわち、広角撮影モードでは対物レンズ３３がファイ
ンダ光学系１００の光軸に挿入され、ファインダ光学系
１００は短焦点に相応した低倍率とされる。−力、照射
角変換部材３４の背後には、ストロボ２００を構成する
キセノン管７と反射笠８とか配置されており、広角撮影
モードでは、照射角変換部材３４がストロボ２００の前
面に挿入され、短焦点に相応した照射角とされる。従っ
て、この実施例では反射笠８による照射角は長焦点に相
応したものとされている。

更に第２図において、ファインダ光学系ｌＯＯの側力に
は倍率変換用の他の対物レンズ４３が退避している。こ
の対物レンズ４３は回動軸４４に回動１丁能に増刊けら
れ、ファインダ光学系１００の側方でその先軸に沿って
移動する連動レバー４５によって回動が制御される。す
なわち、第５図に示すとおり、連動レバー４５の長孔４
５１にはカメラボディｌに立設された案内ピン４６が挿
通され、その連動し八−４５はばね４７で常時カメラ前
方に（−１勢されている。そのイ・１勢力は、第３図に
示すとおり対物レンズ３３の側端部のカム３５で抑１１
−される。そして、連動レバー４５には切欠き４５２が
形成され、その切欠き４５２に対物レンズ４３から突設
されたピン４３１が挿入され、連動レバー４５のカメラ
前後方向の移動により回動軸４４を中心として対物レン
ズ４３が旋回［１（能とされる。

すなわち、広角撮影モーＩ・時に対物レンズ３３がファ
インダ光学系１００の光軸に挿入されている場合には、
第２図の左側面図である第３図に示すとおり、連動レバ
ー４５がカム３５の頂部３５１に乗り上げ、これにより
、律動レバー４５をばね４７に抗してカメラ後方に偏倚
させ、以って対物レンズ４３を退避位置に位置づけてい
る。

ここで、対物レンズ３３および４３がファインダ光学系
１００の倍率変換用の光学部材を構成し、連動し八−２
０，一体レバー３０．カム３５．連動レバー４５および
ばね４７が駆動手段を構成する。

従って、ファインダ光学系１００は、接眼レンズ４２．
中間レンズ４１および対物レンズ３３による低い倍率１
こ設定される。なお、撮影モード切換部材１０をｒＷＪ
に切換えることにより、図示していない撮影光学系の焦
点距離は広角用の短い焦点距離とされる。

次に、撮影モード切換部材１０の指標１１を撮影モート
表示部２ａの「Ｔ」位置に移動すると、撮影モートリフ
換部材１０の一端に植設されたピン１２は連動レバー２
０の切欠き突起２１１に係合しているため連動レバー２
０を時旧方向に回動させる。連動レバー２０が時計方向
に回転すると、その他端の切欠き２２に係合した係合ピ
ン３１がド方へ押し下げられ、一体レバー３０は下方へ
移動する。また、このとき連動レバー２０はトグルハネ
４によって時ル１方向に伺勢されており、一体レバー３
０はＦ方に伺勢保持Ｓれる。この状’７ｆｊ″、を第４
図に示す。従ってレバー３０の一端に一体に形成された
対物レンズ３３および照射角変換部材３４がそれぞれフ
ァインダ光学系１００の光軸およびストロボ２００の光
軸より退避した位置にド降する。ストロボ２００の照射
角は照射角変換部材３４の退避により望遠用に狭くなる
。そして、対物レンズ３３がこのように下降退避すると
、カム３５のカム面の形状に沿って連動レバー４５はば
ね４７により前カへ移動する。この連動レバー４５の移
動により、係合ピン４３１は反時計方向に回転し、望遠
用の対物レンズ４３がファインダ光学系１００の光軸中
に挿入され、これにより、接眼レンズ４２．中間レンズ
４１および対物レンズ４３により長焦点に相応した高い
倍率が得られる。

なお、撮影モード切換部材１０を「Ｔ」に切換えること
により、図示していない撮影光学系の焦点距離は望遠用
の長い焦点距離とされる。

また、撮影モード切換部材１０の指標１１をｒＯＦＦＪ
位置まで移動すると、ピン１２が連動レバー２０の切欠
き２１との係合から解放され、連動レバー３０が上肩し
て広角撮影モードの状態に保持される。この状態を第６
図に示す。なお、このとき撮影が禁１卜される。

以上の実施例では、連動レバー３０．対物レンズ３３、
照射角変換部材３４およびカム３５をプラスチックで一
体成型しており１部品点数が低減でき、対物レンズ３３
．４３と照射角変換部材３４との連動機構が極めて簡素
化される。また、対物レンズ３３と照射角変換部材３４
を、スプール室５１を画成するカメラボディｌとそれを
囲繞するカバー２との間の空間７０に収容したのでカメ
ラ全体を薄くできる。

なお、以上では、連動し八−３０，対物レンズ３３、照
射角変換部材３４．カム３５をプラスチックで一体に成
型したが、それぞれ別部品として、ηいに連動するよう
に接続してもよい。また、撮影光学系が広角と望遠に相
応した２つの焦点距離に切換えられるようにしたが、短
焦点と長焦点であればすべての組み合せを含み、その場
合、ファインダ光学系ｌＯＯの倍率も撮影光学系の焦点
距離に相応させ、ストロボ２００の照射角も同様に撮影
光学系の焦点距離に適した値とする。

また、以−ヒの実施例においては、広角撮影モード時に
対物レンズ３３および照射角変換部材３４を各光軸上に
挿入し、望遠撮影モード時にそれらを退避させるように
構成しているが、望遠時にそれらを挿入し、広角時に退
避するように構成することも可能である。更に、ファイ
ンダ光学系ｌＯＯのレンズ構成は実施例に限定されず種
々のものが含まれる。

Ｇ０発明の効果 本発明によれば、撮影光学系の焦点距離切換えに応じた
ファインダ光学系の倍率変換およびストロボ照射角の変
換を共通の駆動手段により行うようにしたので、（１）
スペースの有効利用、■部品点数の削減、■機構の簡素
化が図られる。

また、本実施例においては、倍率変換用の光学部材と照
射角変換部材とをカメラボディのスプール室の前面とカ
バーとの間に形成された空間に収容したので、カメラ全
体の厚さを大きくすることなく、その光学部材や照射角
変換部材が収容可能となる。

【図面の簡単な説明】

第１図〜第６図は本発明の一実施例を示し、第１図は広
角撮影モード時のカメラの各部の状態を一部破断して示
す正面図、第２図はそのＩＩ　−ＩＩ線断面図、第３図
は第２図の左側面図、第４図は望遠撮影モード時の第１
図に相当する正面図、第５図は第４図のＶ−Ｖ線断面図
、第６図はオフモード時の第１図に相当する正面図であ
る。 １：カメラボディ　　　　　２二カバー７：キセノン管
　　　　　　８：反射笠１０：撮影モード切換部材　　
２０：連動レバー３０ニー・体レバー　　　　３３．４
３　：対物レンズ３４：照射角変換部材　　　　３５：
カム４１：中間レンズ　　　　　　４２：接眼レンズ４
５：連動レバー　　　　　　４７：ばね１００：ファイ
ンダ光学系　　２００：閃光器用　願　人　　日本光学
工業株式会社 代理人弁理士　　　永　井　冬　紀 法 「−一 ＼へ ＼、 Ｘ颯 〜別 回 禦

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １）少なくとも２つの焦点距離をとり得る閃光器内蔵カ
   メラにおいて、 倍率変換用の光学部材をファインダ光軸に挿入しまたは
   ファインダ光軸から退避させて撮影光学系に設定された
   焦点距離に相応した倍率に切換え可能なファインダ光学
   系と、 前記閃光器の前面に出没して照射角を変更する照射角変
   換部材と、 焦点距離が短いときにはファインダ光学系の倍率が低く
   なり閃光器の照射角が広くなるように、焦点距離が長い
   ときにはファインダ光学系の倍率が高くなり閃光器の照
   射角が狭くなるように、前記光学部材および照射角変換
   部材を連動して駆動する駆動手段と、を具備したことを
   特徴とする閃光器内蔵カメラ。 ２）前記光学部材および照射角変換部材を、スプール収
   容室を画成するカメラボディと、カメラボディ前部を覆
   うカバーとの間の空間に上下動可能に収容したことを特
   徴とする特許請求の範囲第１項に記載の閃光器内蔵カメ
   ラ。 ３）前記光学部材と照射角変換部材とがプラスチックで
   一体成型されたことを特徴とする特許請求の範囲第１項
   または第２項に記載の閃光器内蔵カメラ。