JPS5964728A - 高靭性焼結サ−メツトの製造方法 - Google Patents
高靭性焼結サ−メツトの製造方法Info
- Publication number
- JPS5964728A JPS5964728A JP57173070A JP17307082A JPS5964728A JP S5964728 A JPS5964728 A JP S5964728A JP 57173070 A JP57173070 A JP 57173070A JP 17307082 A JP17307082 A JP 17307082A JP S5964728 A JPS5964728 A JP S5964728A
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- JP
- Japan
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- cermet
- sintered cermet
- toughness
- sintered
- forming component
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は、すぐれた靭性を有し、特に切削速度を遅く
した状態で、切込みおよび送りを多くした条件の重切削
に切削工具として使用するのに適した高靭性焼結サーメ
ットの製造方法に関するものである。
した状態で、切込みおよび送りを多くした条件の重切削
に切削工具として使用するのに適した高靭性焼結サーメ
ットの製造方法に関するものである。
従来、溶解鋳造法により製造された、周期律表の4a、
5a、および6a族金属の炭化物、窒化物、および
酸化物、並びにこれらの2種以上の固溶体のうちの]一
種または2種以−にを主成分とする硬質分散相形成成分
を20〜60重量%含有し、 □残りがW、または
Wを主成分とするW合金からなる結合相形成成分と不可
避不純物からなる組成を有するサーメットを、上記の重
切削用工具材料として用いる試みがなされている。
5a、および6a族金属の炭化物、窒化物、および
酸化物、並びにこれらの2種以上の固溶体のうちの]一
種または2種以−にを主成分とする硬質分散相形成成分
を20〜60重量%含有し、 □残りがW、または
Wを主成分とするW合金からなる結合相形成成分と不可
避不純物からなる組成を有するサーメットを、上記の重
切削用工具材料として用いる試みがなされている。
しかしながら、上記の溶解鋳造法により製造されたサー
メットにおいては、(1)鋳造温度がきわめて高温であ
るため、鋳造サーメットと鋳型との間77π:)#ft
’y’N’II:::二工エエ=二T □って鋳造組織
が異ったものになるため、拐質が不均−になりやすい、
(4)−9−一メソトの切断および研磨などの加工が著
しく困何1である、などの理由により歩留りが悪く、非
常に高価なものにならざるを得ないのが現状である。
メットにおいては、(1)鋳造温度がきわめて高温であ
るため、鋳造サーメットと鋳型との間77π:)#ft
’y’N’II:::二工エエ=二T □って鋳造組織
が異ったものになるため、拐質が不均−になりやすい、
(4)−9−一メソトの切断および研磨などの加工が著
しく困何1である、などの理由により歩留りが悪く、非
常に高価なものにならざるを得ないのが現状である。
そこで、上記の塙解坊造サーメットのもつ問題点を解決
すべく、・1)4記サーメツトを粉末冶金駄によシ製造
する試みがなされ、確かにこれによって前記溶解鋳造サ
ーメットのもつ問題点は解消されたが、この結果の焼結
サーメットは、靭性に劣るという新たな問題点が発生し
、したがって切削工具材料として用いるには限界があり
、特に重切削用切削工具として用いた場合には、靭性不
足が原因で、上記溶解鋳造サーメットに比して諮し、く
信頼性の劣るものである。
すべく、・1)4記サーメツトを粉末冶金駄によシ製造
する試みがなされ、確かにこれによって前記溶解鋳造サ
ーメットのもつ問題点は解消されたが、この結果の焼結
サーメットは、靭性に劣るという新たな問題点が発生し
、したがって切削工具材料として用いるには限界があり
、特に重切削用切削工具として用いた場合には、靭性不
足が原因で、上記溶解鋳造サーメットに比して諮し、く
信頼性の劣るものである。
本発明者等は、上述のような観点から、上記の焼結サー
メットに靭性な付与すべく研究を行なった結果、上記の
従来焼結サーメットに、非酸化性雰囲気中、1400〜
2000℃の温度範囲内の所定温度に加熱した状態で一
軸方向から圧力を付加して3〜30%の塑性変形加工を
与えると、この結果の焼結サーメットはすぐれた靭性な
もつようになるという知見を得たのである。
メットに靭性な付与すべく研究を行なった結果、上記の
従来焼結サーメットに、非酸化性雰囲気中、1400〜
2000℃の温度範囲内の所定温度に加熱した状態で一
軸方向から圧力を付加して3〜30%の塑性変形加工を
与えると、この結果の焼結サーメットはすぐれた靭性な
もつようになるという知見を得たのである。
したがって、この発明は、上記知見にもとづいてなされ
たものであって、周期律表の4a、5a。
たものであって、周期律表の4a、5a。
分散相形成成分を20〜60重量係含有し、残りがW
、またはWを主成分とするW合金からなる結合相形成成
分と不可避不純物からなる組成を有する焼結サーメット
に、真空、不活性ガス、窒素ガス、水素ガス、あるいは
浸炭性ガスなどの非酸化性雰囲気中、1400〜200
0℃の需、度範囲内の所定温度に加熱した状態で一軸方
向から圧力を伺加して3〜30%の塑性変形加工を行な
うことによって、前記焼結サーメットに高靭性を伺力ぜ
しめた点に%徴を有するものである。
、またはWを主成分とするW合金からなる結合相形成成
分と不可避不純物からなる組成を有する焼結サーメット
に、真空、不活性ガス、窒素ガス、水素ガス、あるいは
浸炭性ガスなどの非酸化性雰囲気中、1400〜200
0℃の需、度範囲内の所定温度に加熱した状態で一軸方
向から圧力を伺加して3〜30%の塑性変形加工を行な
うことによって、前記焼結サーメットに高靭性を伺力ぜ
しめた点に%徴を有するものである。
つぎに、この発明の方法において、製造条件を上記の通
りに限定した理由を説明する。
りに限定した理由を説明する。
(a) 加熱温度
加熱温度が1400℃未満では、焼結ヅーーメノトの塑
性変形加工が困ガ1で、場合によっては割れが発生ずる
ようになり、−力2000℃を越えて高くすることは加
、;IJ4 ;l;−よび塑性変形加工コストの1−シ
11を招くばかりで望ましくなく、このようなことから
加熱〃11を度を1.400−20oo℃と定めた。
性変形加工が困ガ1で、場合によっては割れが発生ずる
ようになり、−力2000℃を越えて高くすることは加
、;IJ4 ;l;−よび塑性変形加工コストの1−シ
11を招くばかりで望ましくなく、このようなことから
加熱〃11を度を1.400−20oo℃と定めた。
(1)) vJ性変形加工量
塑性変形加工JjLが3%未渦では、所望の高靭性を確
保することができず、一方30%を、IJにえた塑性変
形加工[11にすると、加熱温度を高くしても焼結サー
メットに割れが発生するようになることから、塑性変形
加工1?′4を3〜30%と定めた。
保することができず、一方30%を、IJにえた塑性変
形加工[11にすると、加熱温度を高くしても焼結サー
メットに割れが発生するようになることから、塑性変形
加工1?′4を3〜30%と定めた。
なお、この発明の方法は、通常、バッJ一式あるいは連
続式ポットプレス装置を用い、焼結、す・−ノットの両
面に、炭化けい素、窒化けい素、あるいは周期律表の4
−a、5a、および6a族金属の炭化物、窒化物、また
は炭窒化物を主成分とする焼結材料を配置し、所定温度
に加熱した状態で、100〜300 kg/(1)iの
圧力を上下方向、あるいは左右方向から付与することに
よって実施される。
続式ポットプレス装置を用い、焼結、す・−ノットの両
面に、炭化けい素、窒化けい素、あるいは周期律表の4
−a、5a、および6a族金属の炭化物、窒化物、また
は炭窒化物を主成分とする焼結材料を配置し、所定温度
に加熱した状態で、100〜300 kg/(1)iの
圧力を上下方向、あるいは左右方向から付与することに
よって実施される。
つぎに、この発明の方法を実施例により具体的に説明す
る。
る。
実施例
それぞれ第1表に示される配合即成を有する圧粉体を通
常の条件で1.1’l結して同じく第1表にiJ<され
る抗折力をもつものとした焼結サーメットを用意し、こ
れらの焼結リーーノットに同じく第1表に示される条件
(ただし芥囲気はJ4空、圧カイ、j加方向は一1下方
向)で塑性変形加工をMljずことによって本発明焼結
ザーメッ)1〜15をそれぞれ製造した。
常の条件で1.1’l結して同じく第1表にiJ<され
る抗折力をもつものとした焼結サーメットを用意し、こ
れらの焼結リーーノットに同じく第1表に示される条件
(ただし芥囲気はJ4空、圧カイ、j加方向は一1下方
向)で塑性変形加工をMljずことによって本発明焼結
ザーメッ)1〜15をそれぞれ製造した。
ついで、この結果得られた本発明焼結ヅーーメノト1〜
1.5t/(ついて、靭性な評価する目的で抗折力を測
定すると共に、塑性変形加工前および塑性変形加」二律
のものについて、チップ形状。28mTLrjx14m
m、被削材: SNCM−8(1+1.: 280 )
。
1.5t/(ついて、靭性な評価する目的で抗折力を測
定すると共に、塑性変形加工前および塑性変形加」二律
のものについて、チップ形状。28mTLrjx14m
m、被削材: SNCM−8(1+1.: 280 )
。
切削速1m : 70 m / mm 、 切込みニ
ア羽、送り。
ア羽、送り。
1、5 mm1rev−、IJ削時間: 10 mIn
の条イ11で重切削試験を行ない、試験後のチップの逃
げ面摩耗幅を測定した。これらの結果を第1表eこ合ぜ
て示した。
の条イ11で重切削試験を行ない、試験後のチップの逃
げ面摩耗幅を測定した。これらの結果を第1表eこ合ぜ
て示した。
第1表に示される結果から、本発明焼結ヅー−メツ)1
−15は、いずれも塑性変形加工の何局によってすぐれ
た靭性をもつものになっており、したがって塑性変形加
工を施さないものに比して、著しくすぐれた重切削性能
を示すことが明らかである。
−15は、いずれも塑性変形加工の何局によってすぐれ
た靭性をもつものになっており、したがって塑性変形加
工を施さないものに比して、著しくすぐれた重切削性能
を示すことが明らかである。
上述のように、この発明の方法によれば、従来靭性不足
が原因で信頼性の著しく低いものであった焼結サーメッ
トに高靭性を付力することができ、したがって、この結
果の高靭性サーメットを、特にこれらの特性が要求され
る重切削用工具拐イ′[として使用した場合にはすぐれ
た切削性能を長期に亘って安定的に発揮するようになる
など工業上有用な効果がもたらされるのである。
が原因で信頼性の著しく低いものであった焼結サーメッ
トに高靭性を付力することができ、したがって、この結
果の高靭性サーメットを、特にこれらの特性が要求され
る重切削用工具拐イ′[として使用した場合にはすぐれ
た切削性能を長期に亘って安定的に発揮するようになる
など工業上有用な効果がもたらされるのである。
出願人 三菱金属株式会社
Claims (1)
- 周期律表の4a、5a、および6a族金属の炭化物、窒
化物、および酸化物、並びにこれらの2種以上の固溶体
のうちの1種または2種以上を主成分とする硬質分散相
形成成分を20〜60重量%含有し、残りがW、あるい
はWを主成分とするW合金からなる結合相形成成分と不
可避不純物からなる組成を有する焼結サーメットに、非
酸化性雰囲気中、1460〜2000℃の温度範囲内の
所定温度に加熱した状態で一軸方向から圧力を付加して
3〜30qbの塑性変形加工を行なうことを特徴とする
高靭性焼結サーメットの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57173070A JPS5964728A (ja) | 1982-10-01 | 1982-10-01 | 高靭性焼結サ−メツトの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57173070A JPS5964728A (ja) | 1982-10-01 | 1982-10-01 | 高靭性焼結サ−メツトの製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5964728A true JPS5964728A (ja) | 1984-04-12 |
JPS634616B2 JPS634616B2 (ja) | 1988-01-29 |
Family
ID=15953644
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP57173070A Granted JPS5964728A (ja) | 1982-10-01 | 1982-10-01 | 高靭性焼結サ−メツトの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5964728A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6134130A (ja) * | 1984-07-26 | 1986-02-18 | Mitsubishi Metal Corp | 耐欠損性の優れた高強度炭窒化チタン基サーメットの製造方法 |
-
1982
- 1982-10-01 JP JP57173070A patent/JPS5964728A/ja active Granted
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6134130A (ja) * | 1984-07-26 | 1986-02-18 | Mitsubishi Metal Corp | 耐欠損性の優れた高強度炭窒化チタン基サーメットの製造方法 |
JPH0121214B2 (ja) * | 1984-07-26 | 1989-04-20 | Mitsubishi Metal Corp |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS634616B2 (ja) | 1988-01-29 |
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