JPS596398A - 光輝焼鈍フエライト系ステンレス鋼の表面処理方法 - Google Patents
光輝焼鈍フエライト系ステンレス鋼の表面処理方法Info
- Publication number
- JPS596398A JPS596398A JP11417582A JP11417582A JPS596398A JP S596398 A JPS596398 A JP S596398A JP 11417582 A JP11417582 A JP 11417582A JP 11417582 A JP11417582 A JP 11417582A JP S596398 A JPS596398 A JP S596398A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- treatment
- stainless steel
- carried out
- nitric acid
- bright annealed
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Electrochemical Coating By Surface Reaction (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は表面光沢乞損うことな(耐食性を向上させるこ
とがでさる光輝焼鈍ステンレス鋼の表面処理方法に関す
る。
とがでさる光輝焼鈍ステンレス鋼の表面処理方法に関す
る。
一般にステンレス鋼表面に不働態化処理を施工場合、そ
の処理前に表面の酸化皮膜を除去して活性化してj&か
ないと充分な不働態化処理効果を得ることができないも
のである。0のため従来ステンレス鋼の不働態化処理の
場合脱脂後活性化前処理が一般に行われている。しかし
この活性化前処理液と不働態化処理液は別種のものであ
るため、槽を分けて個々に行わなければならないもので
あった。
の処理前に表面の酸化皮膜を除去して活性化してj&か
ないと充分な不働態化処理効果を得ることができないも
のである。0のため従来ステンレス鋼の不働態化処理の
場合脱脂後活性化前処理が一般に行われている。しかし
この活性化前処理液と不働態化処理液は別種のものであ
るため、槽を分けて個々に行わなければならないもので
あった。
また活性化処理液としては従来硝酸と塩酸、または硝酸
と弗酸の混合水溶液などが使用されて(・たが、これら
の溶液で光輝焼鈍銅帯のような高光沢材ン浸漬処理する
と表面光沢が損われ、光輝焼鈍製品としての商品価値が
なくなるものであった。
と弗酸の混合水溶液などが使用されて(・たが、これら
の溶液で光輝焼鈍銅帯のような高光沢材ン浸漬処理する
と表面光沢が損われ、光輝焼鈍製品としての商品価値が
なくなるものであった。
本発明者らはこれらの問題を解決子べ(種々検討を行っ
た結果、゛フェライト系ステンレス鋼について同一処理
液で表面活性化処理と不働態化処理と乞同時に行うこと
がでさ、しかも光輝仕上外観ン損わない表面処理方法の
開発に成功した。この表面処理方法は硝酸水溶液中で低
電流密度で短時間鋼ン陽極電解する方法で、光輝焼鈍し
たフェライト系ステンレス鋼を2〜4wt%の硝酸水溶
液中で0.05〜0.5 A/d−の電流密度で15〜
30秒間陽極電解することを特徴とするものである。
た結果、゛フェライト系ステンレス鋼について同一処理
液で表面活性化処理と不働態化処理と乞同時に行うこと
がでさ、しかも光輝仕上外観ン損わない表面処理方法の
開発に成功した。この表面処理方法は硝酸水溶液中で低
電流密度で短時間鋼ン陽極電解する方法で、光輝焼鈍し
たフェライト系ステンレス鋼を2〜4wt%の硝酸水溶
液中で0.05〜0.5 A/d−の電流密度で15〜
30秒間陽極電解することを特徴とするものである。
この本発明法に16いて硝酸は不働態化処理剤であるが
、その濃度が2wt%未満であると不働態化処理効果が
弱(、逆に4wt%を超えると表面光沢を損う。同様の
傾向は電解条件にも認められ、電流密度が0.05 A
/drl?未満、電解時間が15秒未満であると不働態
化処理効果が弱(,0,5A/d−および30秒乞超え
ると表向光沢が損われる。
、その濃度が2wt%未満であると不働態化処理効果が
弱(、逆に4wt%を超えると表面光沢を損う。同様の
傾向は電解条件にも認められ、電流密度が0.05 A
/drl?未満、電解時間が15秒未満であると不働態
化処理効果が弱(,0,5A/d−および30秒乞超え
ると表向光沢が損われる。
第1表?よび第2衆はそれぞれN2−82ガス雰囲気中
で光輝焼鈍した808430鋼および18Cr−IMo
−0,6Nb鋼の各鋼板を硝酸水溶液中で間接通電によ
り陽極電解したS@の孔食電位−J6よび光沢度χ示し
たもので、本発明法により処理したものは孔食電位が高
くなって8つ、かつ光沢も未処理の場合とけとんと同じ
である。なおこれらの冬着に2ける孔食電位は10P1
0PP水溶液(50C)に工丁いて、孔食電流が10μ
Aに達したときの電位!カロメル電極基準極電位差計で
測定した電位(m V )であって、通常約1100m
V以上の場合良好な耐食性を示す。また光沢度は約70
%以上であると光輝焼鈍製品どしての商品価値を失わな
いものである。
で光輝焼鈍した808430鋼および18Cr−IMo
−0,6Nb鋼の各鋼板を硝酸水溶液中で間接通電によ
り陽極電解したS@の孔食電位−J6よび光沢度χ示し
たもので、本発明法により処理したものは孔食電位が高
くなって8つ、かつ光沢も未処理の場合とけとんと同じ
である。なおこれらの冬着に2ける孔食電位は10P1
0PP水溶液(50C)に工丁いて、孔食電流が10μ
Aに達したときの電位!カロメル電極基準極電位差計で
測定した電位(m V )であって、通常約1100m
V以上の場合良好な耐食性を示す。また光沢度は約70
%以上であると光輝焼鈍製品どしての商品価値を失わな
いものである。
以上の如(本発明法によれば活性化前処理馨施丁ことな
く直接不働態化処理を行っても耐食性を向上させること
がでさ、しかも光沢欠損うことがない。また本発明法は
低酸濃度水溶液中にて低電流密度で短時間電解ン行う方
法であるのでH業性、生産性に優れ、コスト的にも安価
である。なH本発明の方法は光輝焼鈍仕上げし1こフェ
ライト系ステンレス鋼以外に耐食性改善の目的で他の表
面仕上げのフェライト系ステンレス鋼やオーステナイト
系ある(・はマルテンザイト系のステンレス鋼に適用で
きることが確認されて(・る。
く直接不働態化処理を行っても耐食性を向上させること
がでさ、しかも光沢欠損うことがない。また本発明法は
低酸濃度水溶液中にて低電流密度で短時間電解ン行う方
法であるのでH業性、生産性に優れ、コスト的にも安価
である。なH本発明の方法は光輝焼鈍仕上げし1こフェ
ライト系ステンレス鋼以外に耐食性改善の目的で他の表
面仕上げのフェライト系ステンレス鋼やオーステナイト
系ある(・はマルテンザイト系のステンレス鋼に適用で
きることが確認されて(・る。
特許出願人
日新製鋼株式会社
代理人
進藤 満
Claims (1)
- 光輝焼鈍したフェライト系ステンレス鋼t2〜4wt%
の硝酸水溶液中にて0.05〜0.5A/dt−の電流
密度で15〜30秒間陽極電解することを特徴とする光
輝焼鈍フェライト系ステンレス鋼の表面処理方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11417582A JPS596398A (ja) | 1982-06-30 | 1982-06-30 | 光輝焼鈍フエライト系ステンレス鋼の表面処理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11417582A JPS596398A (ja) | 1982-06-30 | 1982-06-30 | 光輝焼鈍フエライト系ステンレス鋼の表面処理方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS596398A true JPS596398A (ja) | 1984-01-13 |
Family
ID=14631049
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11417582A Pending JPS596398A (ja) | 1982-06-30 | 1982-06-30 | 光輝焼鈍フエライト系ステンレス鋼の表面処理方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS596398A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01123098A (ja) * | 1987-11-06 | 1989-05-16 | Nippon Stainless Steel Co Ltd | フェライト系ステンレス鋼板の製造方法 |
JPH01176965A (ja) * | 1988-01-02 | 1989-07-13 | Manabu Koda | 水泳の安全管理のための電波又は空中超音波システム |
JPH01225794A (ja) * | 1988-03-04 | 1989-09-08 | Nippon Kinzoku Co Ltd | ステンレス鋼箔の表面処理方法 |
JPH01234595A (ja) * | 1988-03-16 | 1989-09-19 | Kawasaki Steel Corp | 耐銹性に優れた光輝焼鈍フェライト系ステンレス鋼帯の製造方法 |
JPH0211775A (ja) * | 1988-06-28 | 1990-01-16 | Aisin Seiki Co Ltd | 無電解メッキ液と接触するステンレススチールへのメッキ金属付着防止処理方法 |
JPH0682587U (ja) * | 1993-04-28 | 1994-11-25 | 日本マリナ株式会社 | Gpsセンサーを備えたラジオブイ |
CN1083317C (zh) * | 1995-03-17 | 2002-04-24 | 三菱电机株式会社 | 带材对中装置 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS54142142A (en) * | 1978-04-28 | 1979-11-06 | Takasago Iron Works | Continuous production of ferritic stainless steel having antiisulfurous gas layer |
-
1982
- 1982-06-30 JP JP11417582A patent/JPS596398A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS54142142A (en) * | 1978-04-28 | 1979-11-06 | Takasago Iron Works | Continuous production of ferritic stainless steel having antiisulfurous gas layer |
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPH046800B2 (ja) * | 1987-11-06 | 1992-02-06 | Nippon Stainless Steel Co | |
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JPH0820500B2 (ja) * | 1988-01-02 | 1996-03-04 | 竹内 康人 | 水泳の安全管理のための電波又は空中超音波システム |
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