JPS5962115A - 誘電体フイルム - Google Patents

誘電体フイルム

Info

Publication number
JPS5962115A
JPS5962115A JP57173634A JP17363482A JPS5962115A JP S5962115 A JPS5962115 A JP S5962115A JP 57173634 A JP57173634 A JP 57173634A JP 17363482 A JP17363482 A JP 17363482A JP S5962115 A JPS5962115 A JP S5962115A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
film
dielectric
orientation
oriented
type
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP57173634A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0212170B2 (ja
Inventor
Naohiro Murayama
村山 直広
Haruko Sumiya
角谷 治子
Toshiya Mizuno
斌也 水野
Kenichi Nakamura
謙一 中村
Shuji Terasaki
寺崎 収二
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kureha Corp
Original Assignee
Kureha Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kureha Corp filed Critical Kureha Corp
Priority to JP57173634A priority Critical patent/JPS5962115A/ja
Priority to EP83305952A priority patent/EP0105750B1/en
Priority to DE8383305952T priority patent/DE3371139D1/de
Priority to CA000438120A priority patent/CA1220912A/en
Publication of JPS5962115A publication Critical patent/JPS5962115A/ja
Priority to US06/668,654 priority patent/US4656234A/en
Publication of JPH0212170B2 publication Critical patent/JPH0212170B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08JWORKING-UP; GENERAL PROCESSES OF COMPOUNDING; AFTER-TREATMENT NOT COVERED BY SUBCLASSES C08B, C08C, C08F, C08G or C08H
    • C08J5/00Manufacture of articles or shaped materials containing macromolecular substances
    • C08J5/18Manufacture of films or sheets
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01BCABLES; CONDUCTORS; INSULATORS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR CONDUCTIVE, INSULATING OR DIELECTRIC PROPERTIES
    • H01B3/00Insulators or insulating bodies characterised by the insulating materials; Selection of materials for their insulating or dielectric properties
    • H01B3/18Insulators or insulating bodies characterised by the insulating materials; Selection of materials for their insulating or dielectric properties mainly consisting of organic substances
    • H01B3/30Insulators or insulating bodies characterised by the insulating materials; Selection of materials for their insulating or dielectric properties mainly consisting of organic substances plastics; resins; waxes
    • H01B3/44Insulators or insulating bodies characterised by the insulating materials; Selection of materials for their insulating or dielectric properties mainly consisting of organic substances plastics; resins; waxes vinyl resins; acrylic resins
    • H01B3/443Insulators or insulating bodies characterised by the insulating materials; Selection of materials for their insulating or dielectric properties mainly consisting of organic substances plastics; resins; waxes vinyl resins; acrylic resins from vinylhalogenides or other halogenoethylenic compounds
    • H01B3/445Insulators or insulating bodies characterised by the insulating materials; Selection of materials for their insulating or dielectric properties mainly consisting of organic substances plastics; resins; waxes vinyl resins; acrylic resins from vinylhalogenides or other halogenoethylenic compounds from vinylfluorides or other fluoroethylenic compounds
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08JWORKING-UP; GENERAL PROCESSES OF COMPOUNDING; AFTER-TREATMENT NOT COVERED BY SUBCLASSES C08B, C08C, C08F, C08G or C08H
    • C08J2327/00Characterised by the use of homopolymers or copolymers of compounds having one or more unsaturated aliphatic radicals, each having only one carbon-to-carbon double bond, and at least one being terminated by a halogen; Derivatives of such polymers
    • C08J2327/02Characterised by the use of homopolymers or copolymers of compounds having one or more unsaturated aliphatic radicals, each having only one carbon-to-carbon double bond, and at least one being terminated by a halogen; Derivatives of such polymers not modified by chemical after-treatment
    • C08J2327/12Characterised by the use of homopolymers or copolymers of compounds having one or more unsaturated aliphatic radicals, each having only one carbon-to-carbon double bond, and at least one being terminated by a halogen; Derivatives of such polymers not modified by chemical after-treatment containing fluorine atoms
    • C08J2327/16Homopolymers or copolymers of vinylidene fluoride

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Polymers & Plastics (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Spectroscopy & Molecular Physics (AREA)
  • Manufacture Of Macromolecular Shaped Articles (AREA)
  • Shaping By String And By Release Of Stress In Plastics And The Like (AREA)
  • Extrusion Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Organic Insulating Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は改良された電気物性及び光学特性を持つフッ化
ビニリデン系重合体からなるBT’j、体フィルムに関
するものである。
フッ化ビニリデン系重合体からなるフィルムすなわちポ
リフッ化ビニリデン系フイルムハ、誘電率が高く、コン
デンサー用などの誘電体拐料としてコンテンサーの小型
化を可能にする。またこのフィルムにイオン物質を含有
させたものは、フィルムの高誘電1率効果を利用して低
い外部電界でイオン物質を電界移動させることが可能で
ある。しかし、通常の溶融押出しフィルムや溶剤蒸発法
により作られたキャストフィルムあるいにプレスフィル
ムなどでは、U電率は室温、1に出付近で品高9〜10
程度であり、しかも室温、商用周波級以下の低周波数域
での−δは6〜5チ以上と太きいO このポリフッ化ビニリデン系フィルムの誘電率を高め一
δを低くする改良方法として、一旦出来た未延伸またに
未配向フィルムを室温以上の温度で未配向型から少くと
も一定め方向に延伸、固定する方法が開発され(特公昭
50−17680号公報)、実用化されている。この方
法で作られたフィルムは、低周波数域での一δが6チ以
下に改良され、誘電率も未延伸フィルムに比較して大き
く、室温、I KI(z付近における値に10〜11以
上である。しかし、延伸配向されたフィルムは熱収縮性
があり、熱処理操作により熱処理温度以下における熱収
縮は防ぐことが出来るとしでも、熱処理温度をフィルム
の融解温度付近まで高めると、フィルム中の樹脂の分子
配向が変化し物性も変化する恐れがあり、/I;’II
点刊近迄熱J〆ねしない延伸フィルムに(i+られなか
った。このように、延伸操作によりUj誘電率朗δなど
の誘石、特性が向上されたポリフッ化ビニリチン系フィ
ルムは、熱収縮によって誘TIJ’、特性が不可逆的に
大きく変化する恐れがあつだ。
また、延伸配向されたポリフッ化ビニリデン系〕・fル
ムは、商用周波数ないしI KI−1zにおける測定で
、OC付近から8LIC付近まで昇温に伴ってR”i電
率が大l」に上昇し、例えば20Cから80C迄の内で
も10チ以上、またDCから80C迄の内では実に60
係以上の増加率を示す場合もあった。コンデンサーにお
いては、誘電体の誘電率が変化すると、それに伴って静
電容量が変化し、更にこのコンデン・す“−を用いた回
路の種々の特性が変化する。しかも熱収縮変化などによ
り不可逆的変化が起った場合は、温度による回路の電気
定数の変化を予測−rることも不可能となる。
更に、ポリフッ化ビニリデンフィルム誘電特性の向上を
図るための延伸操作は、ポリフッ化ビニリデンの主たる
2種の結晶構造のうちα型構造から極性の大きいβ型t
ff造への結晶形態の転化を・伴うが、β型のポリフッ
化ビニリデンに高い電界が印加されると高度の圧電性及
び焦゛蹴性が刊与芒れることか知られている。このβ型
のポリフッ化ビニリチンを、例えば電:子回路の雷サー
ジ用コンデンサーとして使用する際、取付前に高電圧の
印加による1fjJ電圧テストを行ったり、あるいに取
付後にu″li、比以下の重1圧でも高電圧印加を行う
き、当然圧m、性および焦電性が付与される。その場合
、周囲の温度変化によりノイズ信号を生ずるなどの問題
を起す恐れがあり、コンデンサー用途などとしては圧′
混性および熱電性の付与は通常好ましくない。
更にまた、未延伸又は未配向のポリフッ化ビニリデン系
フィルムの多くに球晶が出来ており、球晶を延伸し゛C
出来た配向フィルムはともすれば表面が不均一てブC学
的な透明性も劣る。この不拘−性tハ劇↑IL圧71¥
性などの電気月料に必要な特性の向上のためには改良さ
れるのが望ましい。
本発明者等に、これらの延伸操作によるポリフッ化ビニ
リデン糸U; 電体フィルムの欠点を出来る限り伴わな
い誘′1L!1体フィル!−を得るためにω[究努力を
重ねた結果、溶fAill状態において高度に涼、動配
向されプこフッ化ビニリチン系連合体を固化させること
により得られるフィルムは前記欠点が改良され、更に室
温付近におけるーδの減少効果も得られるという極めて
満足するものであることを見出した。
−[なわち、このようにして得られたフィルムは溶融状
態より固化させたものであるために主としてα型結晶構
造を有している。また、高度に流動配向させた樹脂溶融
体が固化したものであるので、その結晶域の分子軸はフ
ィルム面に平行に配向しており、しかもその結晶の配向
が延伸操作により得られたものでは無いので、フィルム
は常温から結晶F・11点に及ぶ昇温過程におけるどの
温度領域においでも熱収縮を生じない。
従って本発明による誘電体フィルムは上述のような構成
であって、そのα型結晶構造のフッ化ビニリデン系重合
体を主体とするもので、少量のβへI!措造や更に他の
結晶構造のものをきむ場合もあるが、結晶構造の組成は
赤外吸収スペクトルにおいて、α型結晶構造の特性吸収
帯53Qcm  とβ型結晶イjt造の11¥性吸収帯
510cm  の各赤外吸収との吸光度比I)5.15
0/T)510  が6以上であることが望ましい。
結晶域の分子軸の配向についてにフィルムエツジからの
X線回折法により測冗出来る。すなわち、フィルムを約
1間の厚みに重ね、接着剤で固め、フィルムをlX1(
in)角柱状に切出し、エツジ面に垂直にX線照射して
得た回折パターンから分子鎖軸のおおよその配向方向を
決定し、さらに分子ai til+に直角な回折面に着
目してその回折面についてミクロテンシトメーターで求
めた半価rl】Δ2θから として求めたπをフィルム面に平行な分子軸の配向度と
した府会、本発明による誘電体フィルムでにこのπが0
.8以上であることが必要である。
また本発明による誘電体フィルムではフィルム面内での
分子軸も異方性を持つ”C配向していることが望ましく
、その異方性はX”Pb”A回折図や複屈折率、あるい
は赤外吸収スペクトルの偏光二色性によって検出”J’
 hi”、である。X線による場合はフィル求められる
が、通常に赤外の特性吸収帯の偏光二色比から検出する
方法が容易である。すなわちα型結晶17’7造の特性
吸収帯の−っである5 60au−’においては、フィ
ルム面及び分子軸の配向方向に直角な偏光赤外の吸収強
度が大きく、分子軸の配向方向に平行な偏光赤外の吸収
強度は小さい。ここでフィルム面に垂直でかつフィルム
の巻取方向に平行な偏光赤外の吸光度をDIフィルムの
巻取方向に直角な偏光赤外の吸光度をD上とした場合、
偏光二色比1)1/D#が1より大きければ、分子#l
は巻取方向に平行配向しており、1と等しければ直角と
平行の異方性が無く、1歩満てあれば巻取方向に直角に
配向していることになる。本発明のフィルムに偏光二色
比(D工/Dr)が1以外の値であることが望ましく、
またD土/Dtrが1.6以上であることが更に望まし
い。
本発明によるフィルムUまた、フィルムカ融解する温度
より低い温度では加熱による収縮が起らないことを特徴
とする。1−なわち通常は延伸、配向された高分子フィ
ルムに延伸温度あるいは熱処理温度付近に再加熱される
さ収縮が起る場合が多いが、本発明のフィルムは後延伸
にょる配向フィルムでに無い為に、分子に配向している
にもがかわらず、結晶融乃了の温度に至るまで加熱によ
って収縮が起らない。本発す11の改良された電気物性
を持つフィルムに、融点近くまで加熱による熱収縮が起
らない争件を不可欠とする。
゛また本発明のフッ化ビニリデン系重合体フィルムにα
型+R? 11?+型を主体とするフィルムであるが、
その誘電率ε′は極性の高いβ型結晶型のものに匹敵す
る太き芒である。−fなわち20 ’C、I KHzで
ε′は11以上であり、しかもこの誘電率は室温の上下
のta 1尾における変化が少く、例えばI KH2に
おけるε′を207.’ないし80Cの間の各温度で測
定した場合その変動は±5チ以内である。
゛また本うら明によるフィルムは一旦出来た球晶を延伸
したものでtゴ無いため表面の均一性にも秀れ透明性も
良い。
本発明におけるフッ化ビニリデン系重合体とにポリフッ
化ビニリデンを含むだけでなく、フッ化を含み、またポ
リ1フツ化ビニリデンの特性を損なわない範囲でこれに
混合可能な池の高分、子物質、たきえはポリメタクリル
酸メチル、ポリハロゲン化エチレンなどあるいは加工助
剤などと混合したものをざむ。
また本発明によるフィルムの高い誘電率を損なわない範
囲で熱処理などの処理は可能であるが、高い誘電率を得
るためには架橋処理は通常好ましくない。
本発明によるフィルムはその化学的構造を変化させるこ
と無く絶縁抵抗をかなりIJ広く作ることが可能であっ
て、1012Ωa以下のものから1015Ωαまでも必
要に応じて作成できる。
本発明によるフィルムの製造法の一例はインフレーショ
ン法であり、具体的には円形状ダイがらフッ化ビニリデ
ン系重合体を溶融状態でチューブ状に押出し、ダイ孔を
通して外部からチューブ内部に空気又は押出された重合
体lζ幻して不溶性の気体又は液体を導入してチューブ
状の溶融フッ化ビニリチン系重合体が冷却され結晶化し
固化するまでの間を中空に保ち、固化したチューブをガ
イドロールを通して引取るきいう方法である。この場合
において高度の配向を持たせるためには、ダイから押出
された重合体は同化過程を経て引取りロールに引取られ
る時点で引取り方向がその直角方向である横方向の5倍
以上の倍率に伸びていることが望ましい。また広い面積
を効率良く引取るためには横方向の長さもダイ径の0.
8倍以上、更に好ましくは1.0倍以上であることが望
ましい。
このような方法によって本発明のフィルムの製造は可能
であるが、池の方法も適用できることに勿論である。
本発明のフィルムの厚さは50μm以上でもさしつかえ
ないが、好まいi′5.気−II料きしては50μm以
下であることが便利である。
次2こ対J1((例及び実施例によっで本発明の効果及
び内υを史に仔細に説明する。
実施例1 ポリフッ化ビニリデン(KFポリマー1000゜呉羽化
学工粟(株)製)を直径150mφ、クリアランスが2
間の円形状ダイから溶融状態でチューブ状に押出し、ダ
イ孔を通して外部からデユープ内部に空気を導入してチ
ューブ状の溶融ポリフッ化ビニ9デンが冷却され結晶化
し固化するまでの間を中空に保った。次いで、固化した
チューブをガイドロールを通して引取った。この時の押
出量300、p/分、引取速度66粛/分、ダイ出口の
温度250Cであり、フィルム折中は25国であった。
こうして出来たフィルムは厚さ約9μ肩であり、従うで
ダイ孔より押出された樹脂は引取り時にタテ方向209
倍、横方向1.1倍に引伸ばされており、また清明でα
型結晶構造を有し、赤外吸光度比1)530/D510
 u7、分子軸(7J 配向K yr B O,91゜
複屈折率22xlO,α型結晶の特性吸収バンド560
□−1の赤外偏光二色比a1.58であった。その誘電
率ε′に第1表に示すように20U、IK七において約
13,8.80cでは約13.4であり、温度変化は少
い。亥た20cから170ctこ至る昇温過イ♀で熱膨
張係数は常に正であった。
実施例 実施例1と同様の装ト′6で溶融状態で流動配向下に結
晶化させたフィルム折r1135cm、厚さ約8μmO
) 7 イルA f−x D530/ D51D =1
2.9 テアF)、分子Mのフィルム面内配向度πは0
.92、複屈折率tユ20x10−3.530m−’の
赤外偏光二色比は1.6であった。
誘電左動(こつぃCは第1図I及び第1表に示すようl
こε′に12付近であってOCから90cに至るも温度
によって殆んど変化しでいない。
このフィルムの昇温過程における慈#張係数に170c
以上まで常に正であった。
実施例6 実M!Ii(’!I 1と同1矛な方法で直径80闘φ
の円形状夕゛イから溶融状態で流動配向下に結晶化させ
たフィルA[r中12傭、厚さ4μmのフィルムはαm
であり、結晶配向度は0.96.550cm−’の赤外
偏光二色比は4.75であった。そのε′は第1表に示
すようJ(: I K)LtJChイT室温(2El 
[1” ) T: 12’、3.8υCでも11.8と
殆んど変化せず、輸δは第2表に示すように20cで1
%以下と小さかった。tたこのフィルムの熱膨張係数は
温度に対して170t:’以上まで常に正であった。
yこ用例4 実施例3のフィルムを枠にはさみ、室温で緊張状態にし
たものを150cで3o分間空気浴中に入れ熱処理した
。フィルムは150cでは無緊張  □であった。枠l
こはさんだまま室温付近まで冷却して取出したフィルム
はii表に示すように結晶型にα型で分子軸の配向度π
aO,94となった。このフィルムの誘電率8′は第1
表に示すようlこ2 Or。
I KHzで13.8と大きく、I KHzで80tl
’まで昇温過程でのε′の増加の傾向は見られなかった
。又、このフィルムは熱処理温度の150cより高温の
165Cまで無緊張状態にして巧昇温しでも熱収縮は起
らなかった。
対11iit fll ポリフッ化ビニリデンをTダイから溶gd(押出しして
作ったシートを110cで一軸に延伸して作つた厚さ7
μmのフィルムは主として結晶構造はβ型で赤外吸光度
比D530/D510#−IO,1であった。
分子軸の配向度πは0.97で良く配向していた。又5
10a++−’の赤外偏光二色比ニ6.6であった。こ
のフィルムの誘電率ε′は、第1図のUl及び第1表に
示Yように、20 U、 I KHzにおいて14と大
きいが、tanδはN52表に示すように1.9%であ
り、その温度依存性は第2図のUに示すように11品に
伴なってDCから801.’以上まで太きく J: n
、 l、でいる。このフィルムを自由な状態で11昇温
したLころ1 [JOt、’付近から徐々に熱収縮が起
り、1ろOCまで千1−温しで室7品にもどしたところ
月i FIT、 tt−s約20μmで不均一であり、
誘電率に2 D C、I KH2においてrり9となっ
た。
対照例2 ポリフッ化ビニリデンをTダイから溶融押出しして作っ
た無配向シートを二軸延伸して作ったHさ12μmのフ
ィルムに、わずかにβ型を含むが主としてα型の結晶構
造をしており、赤外吸光層比J、) 530/ I) 
511J = 2.3で、分子allの配向度πは1.
6であった。このフィルム(x160cで約10係の熱
収縮を起した。このフィルムの誘電的性質を第1.2衆
に示す。20C,II(Hzにおけるε′は10.8と
小さめであゆ、ε′の温度依存性は第1図Bに示すよう
にDCから8DCに至るまで上昇し続け、実施「す2の
■と比較すると、温度変化は顕著である。
対照例6 対照例2で用いたTダイから溶融押出しして作った無配
向シートは厚さ80μmで結晶型は殆んどα型であり1
70C以上でも熱収縮に起らなかった。しかし分子軸の
配向度πは殆んど0であり、560ロー1の赤外二色比
は1.2であった。このフィルムの誘電率はI KHz
 、 20υで90と小さかった0 第1表、第2表及び第1図、第2図における実施例と対
照1flJの比較から本発明フィルムが高い誘電率を室
温から80C付近まで安定に保持し、OCから2[Jt
l’付近で−δの減少効果も得られることは明らかでを
)る。
実施例5 実施例3における本発明のフィルムと対照例2における
二軸延伸フィルムについて表面光沢度測定による表面性
の評価を行った。日本電色工朶株式会社Δμのテジタル
変角光沢引VG−II)7頃を用い、投光角および受光
角を60”Cとし、光沢上゛/準板にてティジットメー
ターに表示される値を標準値に合わせた。次に1tll
i準板と測定サンプルを置@僕えて測定サンプルの光沢
度(38(60°)を求めた。
得られた値に出6表の如くであり、実施例6における本
発明のフ・fルムの方が対照例2のフィルムに較べて光
沢度が高く表面性の良いことが判る。
(以下余白、次頁につづく。) 第  2  P 紀6表 に直角に’4′5E5’C;および受光したトコ)合。
第1図及び第2図は本発明の詳細な説明するためのグラ
フであって防電率及び−δのそれぞれ1に、l−1zで
の測足における温度変化を示したものである。図中にお
いて、Uはβ型の一軸廷伸フイルム(対照例1)、Bは
α型二1ttb延伸フィルム(対照例2)、IF1本発
明によるα型配向フ・fルム(実施例2)を用いた場合
を示している。
代理人 上屋 勝 〃      常  包  芳  男 〃  杉浦俊貫 (自発)手続補正書 1.事件の表示 昭和57年特許願第175634 号 711件との関係  特Ml出願人 東京都中央区日本橋堀留町壱丁目九番拾壱号(110)
呉羽化学工業株式会社 6 補正により増加する発明の数 一以上一 1、 フッ化ビニリデンを主体とするフッ化ビニリデン
系重合体からなり、その結晶構造が主としてα型であり
、その結晶域での分子軸がフィルム■1に平行に配向し
、その配向度πが0.8以上であり、室温から融点付近
まで加熱による熱収縮が起らないフィルムであることを
特徴とする誘電体フィルム。
2.7フッビニリデン系重合体の結晶域での分子軸がフ
ィルム面内で異方性を持って配向し、主たる結晶l〜り
の赤外特性吸収帯530crr+−’の赤外偏光二色比
が1.6以上であることを特徴とする特許請求のRi(
j囲a番1項記載の誘電体フィルム。
ムのu tlj、率が20 C,I K11zにおいて
11以上であることを特徴とする特許iN求の範囲第1
項あるいは第2項記載の誘′s1g、体フィルム。
4、7)化ヒニリデン糸亜合体がインフレーション法に
よって製造されたものであることを6 GXとするl峙
W「石1求の範囲第1狽あるいは第2項あるいは第6項
記載の訪1九体フィルム。
(自発)手続補正書 1、事イL1の表示 昭和57年特Vl願第175634号・。
2・発明の名称  uN休体イルム、。
3、補正をする者 小1′1との関係  ′I!♂1出願人東京都中央区日
本橋堀留町壱丁目九番拾壱号(110)  呉羽化学工
業株式会社 6、補正により増加する発明の数 (1)、II〒許桔求の範囲を別紙の:+ilり補正す
る。
(2)、明細書第6′rX第9行目の「分子軸は」を「
分子軸の少なくとも大部分は」と補正する。
(3)、同第7α第15行目の「0.8以上」を「0.
8〜1.0」と補正する。
(4)、同第8百m 5行〜第7行の「フィルム面・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・小さい。」を
「フィルム面に垂直に赤外線を入射させたとき、分子軸
の配向方向に直角なイ14光赤外の吸収強度は、分子軸
の配向方向に平行なイj4光赤外の吸収強度より大きい
。」と補正する。
(5)、同第8頁第9行の「DIフィルムの」をrDy
フィルム面に垂直でかつ」と補正する。
(6)、同第15員第7 ?rj〜第8行の[1,9チ
であり、・・・・・・・・・・・・・・・第2図のU」
を「1.9 eI、である。また、このフィルムの誘電
率ε′は第1NのU」と補正する。
(7)、同第17頁第7行の「60℃」を「60°」と
補正する。
−以上一 2、特許請求の範囲〆 1.7ツ化ビニリデンを主体とするフン化ビニリデン系
重合体からなり、その結晶構造が主としてα型であり、
その結晶域での分子軸がフィルム面に主として平行に配
向し、その配向度πが0.8〜1.0であり、室温から
融点付近まで加熱による熱収縮が起らないフィルムであ
ることを特徴とする誘電体フィルム。
2、 フン化ビニリデン系Nfa体フィルノ・の結晶域
での分子軸がフィルム面内で異方性を持って配向し、主
たる結晶壓の赤外特性吸収帯530cx−1の赤外(1
i11光二色比が1.6以上であることを特徴とする特
tt’+’請求の範囲第1項記載の誘電体フィルム。
6.7ツ化ビニリデン系重合体フィルムの誘電率が20
℃、I KIIzにおいて11以上であることを特徴と
する管8【請求の範囲第1項あるいは第2項記載の誘電
体フィルム。
4、 フッ化ビニリデン系重合体フィルムがインフレー
ション法によって製造されたものであることを/l?徴
とする特許請求の範囲第1項あるいは第2項あるいは第
6項記載の誘電体フィルム。
−以上一

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、7ツ化ビニリデンを主体とするフッ化ビニリチン系
    重合体からなり、その結晶宿造が主としてα型であり、
    その結晶域での分子軸がフィルム面に平行に配向し、そ
    の配向度πが0.8以上であり、室温から融点付近まで
    加熱による熱収縮力3起らないフィルムであることを特
    徴とする誘電体フィルム。 2、 フッ化ビニリデン系重合体の結晶域での分子軸が
    フィルム面内で兵力性を持って配向し、主たる結晶型の
    赤外特性吸収帯53 Q cm−’の赤外イ棉)゛〇二
    色比が1.6以上であることを特徴とする特i’r N
    i’J求の範囲第1項記載の誘vj、体フィルム。 3、 フッ化ビニリチン系重合体の誘電率力5201:
    ’、I K)lzにおいて11以上であることをIFW
    徴とする11°テ許請求の範囲第1項あるいは第2項記
    号戊のn秀i4゜体フィルム。 4、 フッ化ビニリデン系重合体がインフレーション法
    によって製造されたものであることを特徴とする特許請
    求の範囲第1項あるいは第2項あるいは第6項記載の誘
    電体フィルム。
JP57173634A 1982-10-01 1982-10-01 誘電体フイルム Granted JPS5962115A (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP57173634A JPS5962115A (ja) 1982-10-01 1982-10-01 誘電体フイルム
EP83305952A EP0105750B1 (en) 1982-10-01 1983-09-30 Dielectric film and process for producing same
DE8383305952T DE3371139D1 (en) 1982-10-01 1983-09-30 Dielectric film and process for producing same
CA000438120A CA1220912A (en) 1982-10-01 1983-09-30 Dielectric film and process for producing same
US06/668,654 US4656234A (en) 1982-10-01 1984-11-06 Dielectric film for capacitor and process for producing same

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP57173634A JPS5962115A (ja) 1982-10-01 1982-10-01 誘電体フイルム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5962115A true JPS5962115A (ja) 1984-04-09
JPH0212170B2 JPH0212170B2 (ja) 1990-03-19

Family

ID=15964242

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP57173634A Granted JPS5962115A (ja) 1982-10-01 1982-10-01 誘電体フイルム

Country Status (5)

Country Link
US (1) US4656234A (ja)
EP (1) EP0105750B1 (ja)
JP (1) JPS5962115A (ja)
CA (1) CA1220912A (ja)
DE (1) DE3371139D1 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011168750A (ja) * 2010-02-22 2011-09-01 Asahi Kasei Home Products Kk ポリ塩化ビニリデン系樹脂ラップフィルム及びラップフィルム巻回体
WO2018062253A1 (ja) * 2016-09-28 2018-04-05 ダイキン工業株式会社 フィルム

Families Citing this family (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0136345A4 (en) * 1983-02-24 1987-01-10 Eastman Kodak Co POLY (VINYLIDENE FLUORIDE) FILM, USES THEREOF AND PROCESS FOR PRODUCING THE SAME.
US5082616A (en) * 1990-10-25 1992-01-21 Edison Polymer Innovation Corp. Film blowing process
JP2681032B2 (ja) * 1994-07-26 1997-11-19 山形大学長 強誘電性高分子単結晶、その製造方法、およびそれを用いた圧電素子、焦電素子並びに非線形光学素子
US5635812A (en) * 1994-09-29 1997-06-03 Motorola, Inc. Thermal sensing polymeric capacitor
US6162885A (en) * 1997-05-23 2000-12-19 Ruefer; Bruce G. Multi-axially orientated amorphous PTFE material
US6342294B1 (en) * 1999-08-12 2002-01-29 Bruce G. Ruefer Composite PTFE article and method of manufacture
US20120004555A1 (en) * 2009-03-18 2012-01-05 Konica Minolta Medical & Graphic, Inc. Method of stretching organic piezoelectric material, method of manufacturing organic piezoelectric material, ultrasonic transducer, ultrasonic wave probe and ultrasonic wave medical image diagnosis device
US20120008251A1 (en) * 2010-07-12 2012-01-12 Wei-Ching Yu Film capacitors comprising melt-stretched films as dielectrics
JP7071664B2 (ja) * 2020-04-22 2022-05-19 ダイキン工業株式会社 含フッ素重合体フィルム

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB1050197A (ja) * 1963-11-27
NL127087C (ja) * 1964-10-21 1900-01-01
CA921220A (en) * 1966-07-14 1973-02-20 Ishii Hajime Polyvinylidene fluoride films and process for producing the same
US3850900A (en) * 1968-06-10 1974-11-26 Kureha Chemical Ind Co Ltd Process for micro-crystallization of polyvinylidene fluoride articles
DE1949855B2 (de) * 1968-10-04 1980-06-26 Kureha Kagaku Kogyo K.K. Verfahren zur Herstellung von elektrischen Wickelkondensatoren
GB1367738A (en) * 1971-07-20 1974-09-25 Kureha Chemical Ind Co Ltd Process for the production of polyvinylidene fluoride resin film
US3990824A (en) * 1975-04-25 1976-11-09 The Dow Chemical Company Film size control apparatus for the blown film process
GB1533050A (en) * 1976-07-02 1978-11-22 Whitestone B Rotary fluid-machine
EP0036757A1 (en) * 1980-03-21 1981-09-30 Herbert W. Keuchel Process and apparatus for producing biaxially attenuated thermoplastic film

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011168750A (ja) * 2010-02-22 2011-09-01 Asahi Kasei Home Products Kk ポリ塩化ビニリデン系樹脂ラップフィルム及びラップフィルム巻回体
WO2018062253A1 (ja) * 2016-09-28 2018-04-05 ダイキン工業株式会社 フィルム
JPWO2018062253A1 (ja) * 2016-09-28 2019-06-24 ダイキン工業株式会社 フィルム

Also Published As

Publication number Publication date
US4656234A (en) 1987-04-07
DE3371139D1 (en) 1987-05-27
JPH0212170B2 (ja) 1990-03-19
EP0105750A1 (en) 1984-04-18
CA1220912A (en) 1987-04-28
EP0105750B1 (en) 1987-04-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4298719A (en) Doubly oriented film of polyvinylidene fluoride
JPS5962115A (ja) 誘電体フイルム
JP7014328B2 (ja) 二軸配向ポリプロピレンフィルム
TWI833867B (zh) 雙軸配向聚丙烯膜
TW202037651A (zh) 雙軸配向聚丙烯膜
JPH0244706B2 (ja)
WO2022004536A1 (ja) ポリビニルアルコールフィルム、及びそれを用いた光学フィルムの製造方法
TW202031752A (zh) 雙軸配向聚丙烯膜
JP2001048998A (ja) 二軸配向ポリプロピレンフィルム
WO2021261505A1 (ja) 二軸配向ポリプロピレンフィルム
TW201922872A (zh) 薄膜
JPS62174129A (ja) ポリパラフエニレンテレフタルアミド系フイルム
WO2021193510A1 (ja) 二軸配向ポリプロピレンフィルム
JP7164053B2 (ja) 二軸配向ポリプロピレンフィルム
JP7255733B2 (ja) 二軸配向ポリプロピレンフィルム
JP7405099B2 (ja) 二軸配向ポリプロピレンフィルムの製造方法
TWI835964B (zh) 雙軸配向聚丙烯膜
WO2022004535A1 (ja) ポリビニルアルコールフィルム、及びそれを用いた光学フィルムの製造方法
JP2710390B2 (ja) 熱融着性ポリアミドフィルム
WO2021261313A1 (ja) 二軸配向ポリプロピレンフィルムの製造方法
JPWO2020137788A1 (ja) 二軸配向ポリプロピレンフィルム
WO2021193509A1 (ja) 二軸配向ポリプロピレンフィルム
TW202037653A (zh) 雙軸配向聚丙烯膜
TW202419543A (zh) 雙軸配向聚丙烯膜
JPH03417B2 (ja)