JPS596021Y2 - リモ−トコントロ−ルシステム用受光器 - Google Patents

リモ−トコントロ−ルシステム用受光器

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Publication number
JPS596021Y2
JPS596021Y2 JP1979053872U JP5387279U JPS596021Y2 JP S596021 Y2 JPS596021 Y2 JP S596021Y2 JP 1979053872 U JP1979053872 U JP 1979053872U JP 5387279 U JP5387279 U JP 5387279U JP S596021 Y2 JPS596021 Y2 JP S596021Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light
light guide
receiver
remote control
conversion element
Prior art date
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Expired
Application number
JP1979053872U
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English (en)
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JPS55155133U (ja
Inventor
鞆明 宮坂
Original Assignee
ソニー株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by ソニー株式会社 filed Critical ソニー株式会社
Priority to JP1979053872U priority Critical patent/JPS596021Y2/ja
Publication of JPS55155133U publication Critical patent/JPS55155133U/ja
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Publication of JPS596021Y2 publication Critical patent/JPS596021Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は例えばテレビジョン受像機に用いられるリモー
トコントロールシステム用受光器に関するものであって
、特に光電変換素子の前面に導光体を配し、発光器から
の光を導光体を介して光電変換素子に導いて、例えば電
源スイッチのオン・オフ、チャンネル切換え、音量調整
等の操作を行うようにしたものに関する。
ところでこの種リモートコントロールシステムには一般
に指向性の強い赤外線が使用されるが、現在殆んどの家
庭の室内澄に使用されている螢光澄の発光スペクトル中
にも赤外線が含まれている。
そして螢光澄の光が導光体に入射されることがあると、
この種リモートコントロールシステムにとってノイズと
なり、またこのノイズは電源電圧の変動,経時変化等で
変化し、誤動作の原因になる。
しかして室内澄として使用される螢光澄は一般に天井等
の高い場所に取り付けられているから、受光器における
上向きの指向性を或る程度取り除けば、上記不都合を回
避出来ることになる。
なおその最も簡単な構造として第1図に示されるように
、光電変換素子1及び導光体2が取り付けられたテレビ
ジョン受像機等の前面パネル3にひさし4を設け、螢光
澄5から照射される上からの光6をこのひさし4で遮断
して、この光6が導光体2に入射されることを防ぐ構造
が考えられる。
しかしながらこの構造ではデザイン的に好ましくない上
に、前面パネル3の前方に突出しているひさし4に他物
が衝突して簡単に破損されてしまい易く、信頼性に欠け
る等の欠陥があり、好ましくない。
本考案は上述の如き実情に鑑み考案されたものであって
、導光体自体で上向きの指向性を取り除くことが出来る
ように構或したものを提供しようとするものである。
以下本考案をテレビジョン受像機の赤外線式リモートコ
ントロールシステムの受光器に適用した実施例を図面に
基き説明する。
先ず第2図〜第5図は第1実施例を示したものであって
、第2図において11はテレビジョン受像機の前面パネ
ルであり、12はその前面パネル11に取り付けられた
受光器である。
この受光器12はフォトダイオードやフオ}}ランジス
タの如き光電変換素子13と、その前面に配されたアク
リル樹脂やガラス等の如き赤外線を透過する導光体14
とで構威されている。
そして発光器15から赤外線16を導光体14に照射す
ると、その赤外線16がこの導光体14によって光電変
換素子13に導かれて受光され、この光電変換素子13
からの出力信号によってテレビジョン受像機の例えば電
源オン・オフ、チャンネル切換え、音量調整等が行われ
る。
ところで第3図に示されるように導光体14は直方体に
構威されていて、その下面14aが粗面に形威され、下
面14aを除く他の面全てが鏡面に形威されている。
なお下面14aの粗面仕上げとしては戒型時の型面によ
る梨地加工や或型後の鋪掛け等の方法を用い得る。
また導光体14の前面(受光面)14bは所定の角度上
向きに傾斜された斜面に形或されている。
このように構戊された受光器12によれば、第4図に示
されるように導光体14の前面14bに入射される赤外
線16のうち、水平に入射される光16aは下向きに若
干屈曲されて後面14 Cに到達し、充電変換素子13
に完全に受光される。
また下から入射される光16bは上面14dの鏡面で全
反射されて後面14 Cに殆んど到達し、充電変換素子
13にほぼ完全に受光される。
一方上から入射される光16Cは下向きに急角度に屈曲
されて下面14aに到達し、この下面14aの粗面で散
乱される結果、後面14 Cでは殆んど減衰されてしま
う。
なお第5図は前面14 bを所定の角度上向きに傾斜し
た時の入射光の角度変化に対する充電変換素子13の出
力変化を測定した実験テ゛一夕であり、水平に入射され
る光16 aを横軸の0位置にとり、この時の充電変換
素子13の出力を縦軸の1とし、この水平な光軸に対す
る上からの光16 C及び下からの光16 bの入射角
度十〇及び−θをそれぞれ横軸の十側及び一側に表わし
たものである。
そしてこの実験データにより、上からの光16 Cの入
射角十〇がほぼ20゜付近からそれ以上になるに従って
光電変換素子13の出力が大巾に減衰され、上向きの指
向性が大巾に取り除かれていることが判明した。
次に第6図は第2実施例を示したものであって、この場
合は導光体14の前面14bを垂直面に形威したもので
ある。
この場合も上から入射される光16 Cが下向きに急角
度に屈曲されて下面14aに到達し、この下面14 a
の粗面で散乱される結果、後面14 Cでは殆んど減衰
されてしまう。
なお第7図は前面14bを垂直面に形或した時の第5図
同様の実験データであり、この実験データにより、上か
らめ光16Cの入射角+θがほぼ35゜付近からそれ以
上になるに従って充電変換素子13の出力が可或り減衰
され、上向きの指向性が可或り取り除かれていることが
判明した。
次に第8図は第2実施例の変形例を示したものであって
、この場合は前面14bを垂直面に形威した導光体14
を水平な光軸に対して所定角度に傾斜させて、その前面
14bを第4図と同様に上向きに傾斜させたものである
そしてこの場合も上向きの指向性が効果的に取り除かれ
ている。
以上の如く導光体14の下面14 aを粗面に形或して
おくことにより、上向きの指向性を或る程度効果的に取
り除いて、その指向性を下方に持たせることが出来る。
従って天井等の高い場所に取り付けられた螢光澄からの
光を実質的にカット出来て、その螢光澄からの光の受光
によるノイズや誤動作等の悪影響を未然に防止出来る。
なお導光体14の前面14゛bは第4図の如き上向きの
斜面であっても、第6図の如き垂直面であっても良いが
、上向きの斜面にした方が下方への指向性が強くなる。
但しその際の前面14bの傾斜角度は、導光体14の長
さ,高さ並び材質による光屈折率の変化に基いて選定さ
れることになる。
以上本考案の実施例に付き述べたが、本考案はテレビジ
ョン受像機のリモートコントロールシステム用受光器に
限れることなく、例えばレコードプレーヤ等の各種電子
機器に適用可能である。
また導光体は直方体に限らず、例えば円柱状のもの等各
種の形状を選ぶことが出来る。
本考案は上述の如く導光体の下面を粗面に形或したこと
によって、上向きの指向性を或る程度取り除いて、その
指向性を下方に持たせることが出来るようにしたもので
あるから、天井等の高い場所に取り付けられた螢光澄か
らの光を実質的にカット出来て、その螢光澄からの光の
受光によるノイズや誤動作等の悪影響を未然に防止する
ことが出来て、非常に都合の良いものが得られる。
しかも導光体の下面を粗面に加工するだけで上記目的を
達戒出来るものであるから、構造が非常に簡単で、低コ
ストである上に、デザイン的にも好ましい等の利点があ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は参考例を示した断面図である。 第2図〜第8図は本考案をテレビジョン受像機のリモー
トコントロールシステム用受光器に適用した実施例を示
したものであって、第2図は第1実施例の断面図、第3
図は同上の斜視図、第4図は同上の受光状況を説明する
側面図、第5図は同上の充電変換素子の出力特性図、第
6図は第2実施例の側面図、第7図は同上の充電変換素
子の出力特性図、第8図は第2実施例の変形例を示した
側面図である。 また図面に用いられた符号において、12・・・・・・
受光器、13・・・・・・光電変換素子、14・・・・
・・導光体、14 a・・・・・・導光体の下面である

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 充電変換素子の前面に導光体を配し、発光器からの光を
    導光体を介して光電変換素子に導くように構或したリモ
    ートコントロールシステム用受光器において、前記導光
    体の下面を粗面に形威したことを特徴とするリモートコ
    ントロールシステム用受光器。
JP1979053872U 1979-04-20 1979-04-20 リモ−トコントロ−ルシステム用受光器 Expired JPS596021Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1979053872U JPS596021Y2 (ja) 1979-04-20 1979-04-20 リモ−トコントロ−ルシステム用受光器

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JP1979053872U JPS596021Y2 (ja) 1979-04-20 1979-04-20 リモ−トコントロ−ルシステム用受光器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS55155133U JPS55155133U (ja) 1980-11-08
JPS596021Y2 true JPS596021Y2 (ja) 1984-02-24

Family

ID=29288776

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1979053872U Expired JPS596021Y2 (ja) 1979-04-20 1979-04-20 リモ−トコントロ−ルシステム用受光器

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60121347U (ja) * 1984-01-24 1985-08-16 ソニー株式会社 光送受信装置
JP5018428B2 (ja) * 2007-11-27 2012-09-05 ソニー株式会社 導光管及び表示装置

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JPS55155133U (ja) 1980-11-08

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