JPS595992Y2 - 電子機器に於ける把手装置 - Google Patents

電子機器に於ける把手装置

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JPS595992Y2
JPS595992Y2 JP8361878U JP8361878U JPS595992Y2 JP S595992 Y2 JPS595992 Y2 JP S595992Y2 JP 8361878 U JP8361878 U JP 8361878U JP 8361878 U JP8361878 U JP 8361878U JP S595992 Y2 JPS595992 Y2 JP S595992Y2
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JP
Japan
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handle
flange
housing
outer peripheral
peripheral edge
Prior art date
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Expired
Application number
JP8361878U
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English (en)
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JPS552108U (ja
Inventor
謙太郎 宍戸
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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  • Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)
  • Casings For Electric Apparatus (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は携帯用ラジオ等に使用できる把手装置に係り、
特に、上記ラジオ等の全体に対して、把手を所定の位置
で確実に保持せしめうる如くなし、且つそれ以外の位置
では所定の摩擦力にて軽く保持せしめうる如くなした、
電子機器に於ける把手装置に関する。
従来から、携帯用ラジオやカセットテープレコーダには
、これを手で持ち運びが出来る様に、把手装置が取り付
けられており、この把手装置は上記ラジオ等を運搬した
り、箱に収容したりすることができる様に、上記ラジオ
等の本体に対し、回動自在に取り付けられている。
しかし上記収容等が容易に行われる様に、通常極めて軽
く回動しうる如く上記本体に取り付けられているため、
上記ラジオ等をテーブル等に設置する場合に、把手が固
定されずに、容易に自重で哨由に回動し、上記ラジオ等
の本体パネルに激しく衝突して、そのパネルを損傷する
という欠点があった。
本考案は斯かる従来の欠点に鑑みてなしたものであり、
把手に取り付けられる回動支持部材を、二つのフランジ
と、これらを結ぶ連結部とから形威し、この回動支持部
材を、ラジオ等の本体側に対して比較的大きな摩擦にて
関連せしめ、上記把手を安定保持させる如くなした、新
規な電子機器等の把手装置を提供することを目的とする
以下に、本考案の実施例を図面について具体的に説明す
る。
第1図は本考案に係る把手装置を備えたラジオ受信器1
の斜視図であり、二つの筐体2,3が結合されたものと
、把手4とを図示の如く取り付けたものからなり、上記
筐体2には、スピーカ等の放音部5、螢光表示管や液晶
表示器等のデイジタル表示部6およびラジオの受信周波
数の選定、タイマーセット、時間・周波数切換用などの
操作釦7,8等が設けられている。
また、上記筐体2,3の側板には、互いに対向する如く
半円状の切欠9,10が、第2図に示す如く設けられて
おり、この二つの切欠9,10が作る円状孔に、把手4
に取り付けられる回動部材11が回転自在に嵌合されて
いる。
この回動部材11は第3図乃至第6図に示す如くであり
、ポリアセタール樹脂にて大小の二つのフランジ12,
13と、これらを接続する筒状連結部14と、これらを
連通ずる透孔17とを主体として構或されている。
そして上記切欠9,10が作る円状孔周辺は、上記二つ
のフランジ12.13にて挾まれ、上記連結部14を回
動自在に支承する軸支部となっている。
上記フランジ12は上記筐体2,3の内側に臨み、扇状
の係止突片15、フランジ12の撓みを容易にするため
の環状溝16、他のフランジ13とともに連通される把
手4取付用の略矩形状透孔17、この透孔17の外周部
であって、上記環状溝16に沿う如く切欠された三日月
状の長溝18、上記透孔17の周辺に第5図に示す如く
突出され、その突出が透孔17の中心方向に傾斜する如
くなる二つの係止片19、上記透孔17の内面に設けら
れた細い突条20を有する。
更に、このフランジ12の外周縁部の他方のフランジ1
3と対向する側には、嵌合部例えば図示の如き切欠21
が設けられている。
他のフランジ13および連結部14を連通する上記透孔
17には、上記突条20が連続して設けられている。
一方、上記把手4は第1図に示す如くコの字状をなし、
その両垂下部端には、第6図に示す如き短い屈曲部22
、この屈曲部22に連続し且つこれより断面積が小さい
係止突起23と、先端に鍔部24を有する細い係止片2
5とが次々と連続する如く設けられている。
26は上記筐体2の側板内面に水平方向に突設された突
条であり、この突条26端には被嵌合部である例えばこ
れより細い係止突条27が連続して設けられている。
次に、斯かる構或になる把手4および回動部材11を、
上記筐体2,3に取り付ける順序を説明する。
先ず、上記把手4と回動部材11を用意し、把手4の上
記係止突起23を上記回動部材11の上記透孔17に圧
入する。
この圧入操作に依り、上記長溝18が適当に撓み、係止
突起23の側面には上記透孔17内の突条20に依って
、しっかりと保持されるとともに、上記鍔部24が二つ
の上記係止片19に弾性的に保合保持されて、把手4に
対する回動部材11の固着が確実且つ堅固に行われ、こ
れら両者間の軸方向の移動および回動が規制される。
続いて、斯かる回動部材11を有する把手4は、上記筐
体2,3に取り付けられる。
この場合には、上記筐体2,3を分離し、一方の筐体2
の上記切欠9に、回動部材11の環状溝16を嵌合し、
更に他方の筐体3の切欠10を上記環状溝16に嵌合せ
しめる。
斯かる状態にて、上記両筐体2,3をビスなどに依り一
体結合し、上記回動部材11を上記二つの切欠が形或す
る透孔の回りに回転自在に支承せしめる。
従って、この状態に於いては、上記両フランジ12,1
3は筐体2,3のそれぞれ内外部に臨んでいる。
この場合に於いて、上記把手4を垂直に起立せしめたと
き、上記回動部材11の切欠21が上記筐体2の係止突
条27にクリック的に係合される如くなり、筐体2に対
する把手4の自由な回動が確実に規制される。
また、上記把手4を回動操作したときは、上記係止突条
27は上記切欠21から回動部材の平淡な側面に乗り上
げる如くなるので、上記フランジ12は環状溝16部で
撓み、筐体2,3の外側に臨むフランジ13が、その筐
体2,3の外側に強く押し当てられて、その回動操作が
大きな抵抗を受けて重くなる。
従って、上記切欠21との係合部以外では、上記把手4
を筐体2,3に対して任意の角度位置にて保持せしめう
る。
一方、上記回動操作は上記係止突片15が上記係止突条
27に衝き当たることで規制され、不必要な回動が規制
される。
斯くして、上記切欠21に対する係止突条27の係合時
には、上記把手4は筐体2,3に対して垂直に起立保持
せしめられ、この保合時以外に於いては、把手4を所定
の位置に設置せしめることができ、従って、把手の自重
に依る回動に依って、筐体2,3の前後の表面を衝激し
て、これを損傷したり、電気回路の動作の狂いなどを生
せしめることを未然に防止することができる。
以上詳細に説明した如く、本考案に依れば、把手の端部
に回動的に一体に取り付けられた回動支持部材を介して
、この把手を筐体に対じ回動自在に取り付けてなる電子
機器の把手装置に於いて、上記回動支持部材は合或樹脂
の一体或形により二つのフランジとこれらを連結する連
結部とを設け、上記二つのフランジで挾まれた上記筐体
の軸支部に軸支されてなり、上記二つのフランジの一方
のフランジの他方のフランジと対向する側の外周縁部に
嵌合部を設けるとともにこの一方のフランジの中心部に
対して上記外周縁部側が軸方向に弾性変位できるように
このフランジの上記嵌合部を有する外周縁側と中心部と
の間に溝を設け、上記一方のフランジの外周縁側が上記
筐体に弾性的に当接して摩擦接触せしめるようにすると
ともに上記筐体に対して上記回動支持部材を所定角回動
した際、上記筐体近傍に上記嵌合部と嵌合してクリック
感を付与せしめる被嵌合部を設けるようにしたことによ
り、把手の筐体に対する位置のセットが任意に行え、従
って把手の自由回転を防止して、筐体に対する打撃を未
然に防止することができる。
また、斯かる効果を得るための構或は簡単且つ安価に得
られ、実用に供して頗る有益である。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示し、第1図は本考案に係る
把手装置を備えたラジオ受信器の斜視図、第2図は同じ
く要部の側面断面図、第3図は同じく把手装置を構或す
る回動部材の正面図、第4図は同じく側面図、第5図は
同じく平面図、第6図は同じく第3図のA−A線に於け
る断面図、第7図は同じく把手の要部の斜視図である。 1・・・・・・ラジオ受信器、2,3・・・・・・筐体
、4・・・・・・把手、9,10・・・・・・切欠、1
1・・・・・・回動部材、12.13・・・・・・フラ
ンジ、14・・・・・・連結部、16・・・・・・弾性
変形用環状溝。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 把手の端部に回動的に一体に取り付けられた回動支持部
    材を介して、この把手を筐体に対じ回動自在に取り付け
    てなる電子機器の把手装置に於いて、上記回動支持部材
    は合戊樹脂の一体戊形により二つのフランジとこれらを
    連結する連結部とを設け、上記二つのフランジで挾まれ
    た上記筐体の軸支部に軸支されてなり、上記二つのフラ
    ンジの一方のフランジの他方のフランジと対向する側の
    外周縁部に嵌合部を設けるとともにこの一方のフランジ
    の中心部に対して上記外周縁部側が軸方向に弾性変位で
    きるようにこのフランジの上記嵌合部を有する外周縁側
    と中心部との間に溝を設け、上記一方のフランジの外周
    縁側が上記筐体に弾性的に当接して摩擦接触させるよう
    にするとともに上記筐体に対して上記回動支持部材を所
    定角回動した際、上記筐体近傍に上記嵌合部と嵌合して
    クリック感を付与せしめる被嵌合部を設けてなる電子機
    器における把手装置。
JP8361878U 1978-06-20 1978-06-20 電子機器に於ける把手装置 Expired JPS595992Y2 (ja)

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JP8361878U JPS595992Y2 (ja) 1978-06-20 1978-06-20 電子機器に於ける把手装置

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JP8361878U JPS595992Y2 (ja) 1978-06-20 1978-06-20 電子機器に於ける把手装置

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Publication Number Publication Date
JPS552108U JPS552108U (ja) 1980-01-09
JPS595992Y2 true JPS595992Y2 (ja) 1984-02-23

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ID=29005572

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